JP2008059342A - 入力画面制御方法及び制御装置並びに制御プログラム - Google Patents

入力画面制御方法及び制御装置並びに制御プログラム Download PDF

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Abstract

【課題】データ入力画面を構成する画面部品数の増加に容易に対応できるようにする。
【解決手段】コンピュータシステムのデータ入力画面を構成する複数の画面部品をグループ化する。そして、データ入力画面を構成する複数の画面部品とその画面部品が属するグループとの関連性を示す情報を記憶する。画面部品に対するコマンドが入力されると、そのコマンドが画面部品のグループに対するコマンドであるか画面部品単体に対するコマンドであるかを判定する。コマンドが画面部品のグループに対するコマンドであるときには、記憶された情報に基づいてそのコマンドで指定されるグループに属する画面部品を選択し、その選択された複数の画面部品に対してコマンド機能を実行する。コマンドが画面部品単体に対するコマンドであるときには、そのコマンドで指定される1つの画面部品に対してコマンド機能を実行する。
【選択図】 図7

Description

本発明は、エディットボックス,ボタン,チェックボックス等の複数の画面部品で構成されるコンピュータシステムのデータ入力画面を制御する方法及び装置並びに制御プログラムに関する。
コンピュータシステムのデータ入力方法として、一般には、ディスプレイにデータ入力画面を表示し、キーボード等の入力装置によって画面上に入力されたデータを受付ける方法が知られている。ここで、データ入力画面は、エディットボックス,ボタン,チェックボックス等の複数の画面部品で構成されている。このデータ入力画面は、データ入力を受付ける各種業務にそれぞれ対応したアプリケーションプログラムによって処理される。上記プログラムは、画面上の画面部品を個々に処理するようにプログラミングされている。例えば、エディットボックスの場合には、そのボックスに入力されるデータを保存するためのメモリを初期化する等の処理を行うようにプログラミングされている。ボタンの場合には、入力許可状態と入力禁止状態とを切替える等の処理を行うようにプログラミングされている。
これに関連して、従来、データ入力が必須であるデータ入力フィールドと、データ入力が省略可能であるデータ入力フィールドとを有するデータ入力画面を介してデータ入力を行なうコンピュータシステムにおいて、データ入力画面に表示されるべきデータ入力フィールドそれぞれに関して、データ入力が必須であるかまたは省略可能であるのを定義する情報を設定し、その設定内容にしたがって、データ入力画面においてデータ入力が省略可能なデータ入力フィールドへのデータ入力を禁止する状態または許可する状態のいずれかを選択的に表示するようにした技術が既に開示されている(例えば、特許文献1参照)。
特開平10−254596号公報
しかしながら、いずれにしても従来は、データ入力画面を処理するアプリケーションプログラムにおいて、そのデータ入力画面を構成する各種画面部品を1つ1つ処理せざるを得なかった。このため、画面部品数が増えるとそれに比例してプログラムを構成するソースコードのステップ数が増加するので、プログラムのパフォーマンスが低下する上、プログラム開発や保守の効率が低下するといった問題が生じていた。
本発明はこのような事情に基づいてなされたもので、その目的とするところは、データ入力画面を構成する画面部品数の増加に容易に対応できる入力画面制御方法及び制御装置並びに制御プログラムを提供しようとするものである。
本発明は、コンピュータシステムのデータ入力画面を構成する複数の画面部品をグループ化する。そして、このデータ入力画面を制御する入力画面制御装置は、グループ単位で画面部品を一括制御することを可能とする。
すなわち本発明の入力画面制御方法は、データ入力画面を構成する複数の画面部品がグループ化されている。入力画面制御装置は、データ入力画面を構成する複数の画面部品とその画面部品が属するグループとの関連性を示す情報を記憶する。画面部品に対するコマンドが入力されると、そのコマンドが画面部品のグループに対するコマンドであるか画面部品単体に対するコマンドであるかを判定する。コマンドが画面部品のグループに対するコマンドであるときには、記憶された情報に基づいてそのコマンドで指定されるグループに属する画面部品を選択し、その選択された複数の画面部品に対してコマンド機能を実行する。コマンドが画面部品単体に対するコマンドであるときには、そのコマンドで指定される1つの画面部品に対してコマンド機能を実行する、というものである。
また、本発明の入力画面制御装置は、データ入力画面を構成する複数の画面部品がグループ化された際の各グループとそのグループに属する画面部品との関連性を示す情報を記憶する情報記憶手段と、画面部品に対するコマンドが入力されると、そのコマンドが画面部品のグループに対するコマンドであるか画面部品単体に対するコマンドであるかを判定するコマンド判定手段と、コマンドが画面部品のグループに対するコマンドであるとき、情報記憶手段により記憶された情報に基づいてそのコマンドで指定されるグループに属する画面部品を選択するグループ部品選択手段と、このグループ部品選択手段により選択された複数の画面部品に対してコマンド機能を実行するグループコマンド実行手段と、コマンドが画面部品単体に対するコマンドであるとき、そのコマンドで指定される1つの画面部品に対してコマンド機能を実行する単体コマンド実行手段とを備えたものである。
また、本発明の入力画面制御プログラムは、入力画面制御装置に、データ入力画面を構成する複数の画面部品がグループ化された際の各グループとそのグループに属する画面部品との関連性を示す情報を記憶する情報記憶機能と、画面部品に対するコマンドが入力されると、そのコマンドが画面部品のグループに対するコマンドであるか画面部品単体に対するコマンドであるかを判定するコマンド判定機能と、コマンドが画面部品のグループに対するコマンドであるとき、データ入力画面を構成する複数の画面部品がグループ化された際の各グループとそのグループに属する画面部品との関連性を示す情報が記憶された記憶部を検索して、そのコマンドで指定されるグループに属する画面部品を選択し、その選択された複数の画面部品に対してコマンド機能を実行する機能と、コマンドが画面部品単体に対するコマンドであるとき、そのコマンドで指定される1つの画面部品に対してコマンド機能を実行する機能とを実現させるためのものである。
かかる手段を講じた本発明によれば、データ入力画面を構成する画面部品数の増加に容易に対応できる入力画面制御方法及び制御装置並びに制御プログラムを提供できる。
以下、本発明を実施するための最良の形態について図面を用いて説明する。
図1は、複数の画面部品で構成されるコンピュータシステムのデータ入力画面を制御する入力画面制御装置1の要部構成を示すブロック図である。本実施の形態では、データ入力画面を構成する複数の画面部品がグループ化されている。入力画面制御装置1は、データ入力画面を構成する複数の画面部品とその画面部品が属するグループとの関連性を示す情報を記憶する。そして、画面部品に対するコマンドが入力されると、そのコマンドが画面部品のグループに対するコマンドであるか画面部品単体に対するコマンドであるかを判定する。そして、コマンドが画面部品のグループに対するコマンドであるときには、記憶された情報に基づいてそのコマンドで指定されるグループに属する画面部品を選択し、その選択された複数の画面部品に対してコマンド機能を実行する。一方、コマンドが画面部品単体に対するコマンドであるときには、そのコマンドで指定される1つの画面部品に対してコマンド機能を実行するものとなっている。
図1に示すように、入力画面制御装置1は、主記憶部11、補助記憶部12、プログラム実行部13、入力部インターフェイス14、表示部インターフェイス15及びこれらを制御する制御部10で構成されている。
制御部10は、CPU(Central Processing Unit)を主体に構成されている。
主記憶部11は、ROM(Read Only Memory)及びRAM(Random Access Memory)で構成されている。RAM領域には、画面部品情報バッファ16としてのエリアが確保されている。なお、画面部品情報バッファ16については後述する。
補助記憶部12は、ハードディスク,光ディスク,光磁気ディスク等の大容量記憶媒体とそのドライブ装置とによって構成されている。補助記憶部12には、プログラムファイル17、入力画面情報ファイル18及びデータファイル19が記憶されている。プログラムファイル17には、データ入力画面を処理するアプリケーションプログラムが保存されている。入力画面情報ファイル18には、データ入力画面を構成する複数の画面部品がグループ化された際の各グループとそのグループに属する画面部品との関連性を示す情報が保存されている。データファイル19には、入力データが保存される。
プログラム実行部13は、プログラムファイル17に保存されたプログラムを実行する。入力部インターフェイス14は、キーボード,マウス等のコンピュータシステムの入力部を介して入力されるデータを取り込む。表示部インターフェイス15は、ディスプレイ等のコンピュータシステムの表示部に表示させるデータを出力する。
補助記憶部12に記憶されたプログラムファイル17、入力画面情報ファイル18及びデータファイル19は、アプリケーションソフトウェアとしてパッケージングされている。制御部10、主記憶部11、補助記憶部12、プログラム実行部13、入力部インターフェイス14及び表示部インターフェイス15としての各機能は、予め搭載されたミドルウェアによって実現されている。
今、本実施の形態の入力画面制御装置1で制御されるデータ入力画面の一例を図2に示す画面20とする。また、このデータ入力画面20を構成する各種画面部品の配置及び名称とグループ化を図3に示すように設定する。
すなわちデータ入力画面20は、「年月日」及び「得意先名」の入力欄からなるヘッダ部21と、5行分の「商品名」,「数量」,「単価」及び「金額」の各入力欄からなる明細部22と、「締め」及び「終了」の各ボタンが配置されたボタン部23とから構成されている。ヘッダ部21は、年月日を示すテキストデータを編集するためのエディットボックスEdit1と、得意先名を示すテキストデータを編集するためのエディットボックスEdit2とから構成されている。明細部22は、それぞれ商品名を示すテキストデータを編集するための5行分のエディットボックスEdit11〜Edit15と、それぞれ数量を示すテキストデータを編集するための5行分のエディットボックスEdit21〜Edit25と、それぞれ単価を示すテキストデータを編集するための5行分のエディットボックスEdit31〜Edit35と、それぞれ金額を示すテキストデータを編集するための5行分のエディットボックスEdit41〜Edit45とから構成されている。ボタン部23は、明細入力の終了を宣言する「締め」のコマンドボタンButton1と、プログラムの終了を宣言する「終了」のコマンドボタンButton2とから構成されている。
因みに、各エディットボックスは、コンピュータシステムの入力部であるキーボードのテキストキー入力等を受付けるものである。各コマンドボタンは、同じくコンピュータシステムの入力部であるマウスのクリック入力等を受付けるものである。
そして本実施の形態では、データ入力画面20を構成する各画面部品のうち、ヘッダ部21と明細部22の全てのエディットボックスがグループ番号1で識別されるグループG1に属し、ヘッダ部21の各エディットボックスがグループ番号2で識別されるグループG2に属し、明細部22の各エディットボックスがグループ番号3で識別されるグループG3に属するように、各画面部品が3つにグループ化されている。
このようなデータ入力画面20に対応した入力画面情報ファイル18のデータ例を図4に示す。図示するように、入力画面情報ファイル18には、データ入力画面20を構成する画面部品数(データ入力画面20の場合は24)までの1からの連続番号にそれぞれ対応して、各画面部品の名称,種別,X座標,Y座標,幅,高さ,グループ番号等の画面部品情報が記憶されている。
ここで、画面部品の名称は、各画面部品にそれぞれ付されたユニークな名称(Edit1,Edit2等)である。種別は、対応する画面部品の種類(エディットボックス,コマンドボタン等)である。X座標及びY座標は、対応する画面部品のデータ入力画面20上の位置座標である。幅及び高さは、対応する画面部品の表示サイズである。グループ番号は、対応する画面部品が属するグループの識別番号である。対応する画面部品が複数のグループに属する場合には、各グループのグループ番号が全て記憶される。ここに、入力画面情報ファイル18は、情報記憶手段を構成する。
前記データ入力画面20がコンピュータシステムの表示部に表示されているときの画面部品情報バッファ16の一例を図5に示す。図示するように、画面部品情報バッファ16には、前記入力画面情報ファイル18と同様に、データ入力画面20を構成する画面部品数までの1からの連続番号にそれぞれ対応して各画面部品のユニークな名称が設定されるとともに、各画面部品の入力状態と、入力データとをそれぞれ記憶するエリアが形成されている。入力状態には、キーボード入力やマウス入力等を受付け可能な「可能」状態と、受付け不可能な「禁止」状態とがある。入力データは、対応する画面部品がエディットボックスのとき、そのボックス内に入力されたテキストデータである。
次に、本実施の形態における入力画面制御装置1の主要な処理手順について、図2に示したデータ入力画面20を制御する場合を例に図6の流れ図を用いて説明する。この処理手順は、ステップS1乃至ステップS18からなる。
入力画面制御装置1は、電源オン等により立ち上がると、先ず、ステップS1の処理を開始する。ステップS1では、装置全体の初期化処理を行う。すなわち、制御部10が主記憶部11,プログラム実行部13,入力部インターフェイス14及び表示部インターフェイス15を初期化する。初期化を終了すると、ステップS2の処理に進む。
ステップS2では、データ入力画面の表示処理を行う。すなわち、制御部10が入力画面情報ファイル18に記憶された情報に基づいてデータ入力画面20を編集する。そして、表示部インターフェイス15を介して接続された表示部にデータ入力画面20を表示させる。また、同じく入力画面情報ファイル18に記憶された情報に基づいて主記憶部11の所定領域に画面部品情報バッファ16を作成する。しかる後、ステップS3の処理に進む。
ステップS3では、プログラムロード処理を実行する。すなわち、制御部10が補助記憶部12からプログラムファイル17を読込み、主記憶部11にロードする。そして、ロード完了後、制御部10からプログラム実行部13に起動要求を出力する。
ここで、プログラム実行部13の動作について説明する。プログラム実行部13は、起動要求を受けると、図7の流れ図に示す手順で動作するように構成されている。なお、このプログラム実行部13の機能は、主記憶部11または補助記憶部12に予め格納されたミドルウェアの入力画面制御プログラムによって実現される。
先ず、プログラム実行部13は、ステップS20として制御部10から終了要求があったか否かを判断する。終了要求がない場合にはステップS21に進み、主記憶部11にロードされたプログラムファイル17のコマンドを順に解析する。
このとき、プログラム実行部13は、ステップS22として解析したコマンドが画面部品のグループに対するコマンドであるか画面部品単体に対するコマンドであるかを判定する(コマンド判定手段)。ここで、グループに対するコマンドであった場合には、ステップS23として入力画面情報ファイル18を検索して、当該コマンドで指定されたグループ番号のグループに属する画面部品を全て選択する(グループ部品選択手段)。そして、ステップS24としてこの選択した全ての画面部品に対して当該コマンドで指定された機能を一括して実行する(グループコマンド実行手段)。その後、ステップS20の判断処理に戻る。
これに対し、画面部品単体に対するコマンドであった場合には、プログラム実行部13は、ステップS25として当該コマンドで指定された単体の画面部品に対して当該コマンドで指定された機能を実行する(単体コマンド実行手段)。その後、ステップS20の判断処理に戻る。
こうして、制御部10から終了要求があるまで、プログラムファイル17のコマンドを順次解析し、グループ対応コマンドの場合はステップS23,S24の処理を実行し、単体対応コマンドの場合にはステップS25の処理を実行する。そして、ステップS20において、制御部10から終了要求があったことを検知した場合には、プログラム実行部13は、この処理を終了する。
図6に説明を戻す。
上述したように、制御部10からプログラム実行部13に起動要求を出力すると、プログラム実行部13においてプログラムファイル17のコマンドが順次解析される。先ず、ステップS4としてグループ1に対するメモリ初期化コマンドが解析される。グループ1に属するのは、No1〜No22までの全てのエディットボックスである。したがって、ステップS4では、プログラム実行部13が画面部品情報バッファ16のNo1〜No22までの画面部品(ヘッダ部21及び明細部22の各エディットボックス)に対応した入力データを初期化(クリア)する。
続いて、ステップS5としてグループ2に対する入力許可コマンドと、グループ3に対する入力禁止コマンドと、コマンドボタン「締め」に対する入力禁止コマンドと、コマンドボタン「終了」に対する入力許可コマンドとが解析される。グループ2に属するのは、No1〜No2までのヘッダ部21の各エディットボックスである。グループ3に属するのは、No3〜No22までの明細部22の各エディットボックスである。したがって、ステップS5では、プログラム実行部13が画面部品情報バッファ16のNo1〜No2までの画面部品(ヘッダ部21の各エディットボックス)とNo24の画面部品(「終了」のコマンドボタン)に対応した入力状態を「可能」と設定し、No3〜No22までの画面部品(明細部22の各エディットボックス)とNo23の画面部品(「締め」のコマンドボタン)に対応した入力状態を「禁止」と設定する。
続いて、ステップS6として年月日の入力受付コマンドが解析される。したがって、ステップS6では、プログラム実行部13がデータ入力画面20におけるヘッダ部21の「年月日」に対応したエディットボックス(画面部品名「Edit1」)にテキストデータが入力されるのを待機する。そして、入力部インターフェイス14を介して接続されたキーボード等の入力部を介してテキストデータが入力されると、このテキストデータを画面部品情報バッファ16の画面部品名「Edit1」に対応する入力データエリアに格納する。
続いて、ステップS7としてプログラム終了宣言確認コマンドが解析される。したがって、ステップS7では、プログラム実行部13がデータ入力画面20の「終了」ボタンが押下されたかどうかを確認し、押下されていない場合には、ステップS8に進む。
ステップS8では、得意先名の入力受付コマンドが解析される。したがって、プログラム実行部13がデータ入力画面20におけるヘッダ部21の「得意先名」に対応したエディットボックス(画面部品名「Edit2」)にテキストデータが入力されるのを待機する。そして、入力部を介してテキストデータが入力されると、このテキストデータを画面部品情報バッファ16の画面部品名「Edit2」に対応する入力データエリアに格納する。
続いて、ステップS9としてグループ3に対する入力許可コマンドと、コマンドボタン「締め」に対する入力許可コマンドと、コマンドボタン「終了」に対する入力禁止コマンドとが解析される。グループ3に属するのは、No3〜No22までの明細部22の各エディットボックスである。したがって、ステップS9では、プログラム実行部13が画面部品情報バッファ16のNo3〜No22までの画面部品(明細部22の各エディットボックス)とNo23の画面部品(「締め」のコマンドボタン)に対応した入力状態を「可能」と設定し、No24の画面部品(「終了」のコマンドボタン)に対応した入力状態を「禁止」と設定する。
続いて、ステップS10として商品名の入力受付コマンドが解析される。したがって、ステップS10では、プログラム実行部13がデータ入力画面20における明細部22の「商品名」に対応した各エディットボックス(画面部品名「Edit11」〜「Edit15」)のうち指定されたエディットボックス「Edit1n(1≦n≦5)」にテキストデータが入力されるのを待機する。そして、入力部を介してテキストデータが入力されると、このテキストデータを画面部品情報バッファ16の指定されたエディットボックスの画面部品名「Edit1n(1≦n≦5)」に対応する入力データエリアに格納する。
続いて、ステップS11として明細入力終了宣言確認コマンドが解析される。したがって、ステップS11では、プログラム実行部13がデータ入力画面20の「締め」ボタンが押下されたかどうかを確認し、押下されていない場合には、ステップS12に進む。
続いて、ステップS12として数量の入力受付コマンドが解析される。したがって、ステップS12では、プログラム実行部13がデータ入力画面20における明細部22の「数量」に対応した各エディットボックス(画面部品名「Edit21」〜「Edit25」)のうち指定されたエディットボックス「Edit2n(1≦n≦5)」にテキストデータが入力されるのを待機する。そして、入力部を介してテキストデータが入力されると、このテキストデータを画面部品情報バッファ16の指定されたエディットボックスの画面部品名「Edit2n(1≦n≦5)」に対応する入力データエリアに格納する。
続いて、ステップS13として単価の入力受付コマンドが解析される。したがって、ステップS13では、プログラム実行部13がデータ入力画面20における明細部22の「単価」に対応した各エディットボックス(画面部品名「Edit31」〜「Edit35」)のうち指定されたエディットボックス「Edit3n(1≦n≦5)」にテキストデータが入力されるのを待機し、入力部を介してテキストデータが入力されると、このテキストデータを画面部品情報バッファ16の指定されたエディットボックスの画面部品名「Edit3n(1≦n≦5)」に対応する入力データエリアに格納する。
続いて、ステップS14として金額の入力受付コマンドが解析される。したがって、ステップS14では、プログラム実行部13がデータ入力画面20における明細部22の「金額」に対応した各エディットボックス(画面部品名「Edit41」〜「Edit45」)のうち指定されたエディットボックス「Edit4n(1≦n≦5)」にテキストデータが入力されるのを待機し、入力部を介してテキストデータが入力されると、このテキストデータを画面部品情報バッファ16の指定されたエディットボックスの画面部品名「Edit4n(1≦n≦5)」に対応する入力データエリアに格納する。
続いて、ステップS15として明細入力完了判定コマンドが解析される。したがって、ステップS15では、プログラム実行部13が明細部22の全ての行にデータが入力されたか否かを判断する。そして、全ての行にデータが入力された場合にはステップS17の処理に進む。入力されていない場合にはステップS10の処理に進む。
一方、ステップS11において、データ入力画面20の「締め」ボタンが押下された場合には、ステップS16に進む。
ステップS16では、明細1行入力判定コマンドが解析される。したがって、ステップS16では、プログラム実行部13が明細部22の少なくとも1行にデータ(商品名,数量,単価及び金額)が入力されているか否かを判断する。ここで、明細部22の少なくとも1行にデータが入力されている場合にはステップS17の処理に進む。入力されていない場合にはステップS10の処理に進む。
ステップS17では、データ保存コマンドが解析される。したがって、ステップS17では、プログラム実行部13が画面部品情報バッファ16の内容をデータファイル19に保存する。しかる後、ステップS4の処理に進む。
一方、ステップS7において、データ入力画面20の「終了」ボタンが押下された場合には、ステップS18に進む。
ステップS18では、データ入力画面の消去処理を行う。すなわち、制御部10が表示部に表示されたデータ入力画面20を消去する。そして、制御部10からプログラム実行部13に終了要求を出力する。
続いて、ステップS19として、終了処理を実行する。すなわち、制御部10が主記憶部11,プログラム実行部13,入力部インターフェイス14及び表示部インターフェイス15の終了処理を行う。以上で、入力画面制御装置1のデータ入力画面20に対する制御処理を終了する。
このように本実施の形態においては、データ入力画面20を構成する各画面部品のうち全てのエディットボックスがグループ番号1で識別されるグループG1に属し、ヘッダ部21の各エディットボックスがグループ番号2で識別されるグループG2に属し、明細部22の各エディットボックスがグループ番号3で識別されるグループG3に属するように、各画面部品が3つにグループ化されている。
そして、入力画面情報ファイル18には、データ入力画面20を構成する複数の画面部品がグループ化された際の各グループとそのグループに属する画面部品との関連性を示す情報が保存されている。具体的には、各画面部品を識別する画面部品名に対応して、その画面部品が属するグループを特定するためのグループ番号が設定記憶されている。
また、プログラム実行部13は、データ入力画面20に対応したアプリケーションプログラムのコマンドを解析する。そして、画面部品に対するコマンドが入力されると、そのコマンドが画面部品のグループに対するコマンドであるか画面部品単体に対するコマンドであるかを判定する。そして、画面部品のグループに対するコマンドであるときには、入力画面情報ファイル18に記憶された情報に基づいてそのコマンドで指定されるグループに属する画面部品を選択し、その選択された複数の画面部品に対してコマンド機能を実行する。一方、コマンドが画面部品単体に対するコマンドであるときには、そのコマンドで指定される1つの画面部品に対してコマンド機能を実行するものとなっている。
したがって、例えば図6中ステップS4は、データ入力画面20の全てのエディットボックスを初期化する処理なので、この処理に対するコマンドは、グループ1を指定したメモリ初期化コマンドとすればよい。この場合におけるアプリケーションプログラムのソースコマンドは、図8のAに示すコマンド[INTG(1)]が相当する。ここで、「INT」はメモリ初期化コマンドのコードであり、「G(n)」はグループ番号nを指定するコードである。
一方、従来は、画面上の画面部品を個々に処理せざるを得なかったので、図8のBに示すように、全てのエディットボックスの1つ1つについてメモリ初期化コマンドのコードを組み込む必要があった。このため、プログラムを構成するソースコードのステップ数が多く、プログラムのパフォーマンスが低下する。また、プログラム開発や保守の効率が低下するといった問題が生じていた。
これに対して、本実施の形態によれば、プログラムを構成するソースコードのステップ数を大幅に削減できるので、プログラムのパフォーマンスが向上する効果を奏する。また、プログラム開発や保守の効率が向上する効果も奏し得る。
なお、この発明は前記実施形態そのままに限定されるものではなく、実施段階ではその要旨を逸脱しない範囲で構成要素を変形して具体化できる。
例えば、前記実施の形態では、入力画面情報ファイル18において、各画面部品毎にその部品が属するグループのグループ番号を記憶することによって、データ入力画面を構成する複数の画面部品とその画面部品が属するグループとの関連性を示す情報を記憶するようにしたが、画面部品が属するグループを識別するグループ番号等の識別情報別に、そのグループに属する画面部品の情報を記憶するようにしてもよい。
また、本実施の形態の入力画面制御装置1において制御対象となるデータ入力画面20は、図2に示すものに限定されないのは言うまでもないことである。
また、本実施の形態では、プログラム実行部13の機能を実現するための入力画面制御プログラムが装置内部の記憶部に予め記憶されているものとして説明をしたが、これに限らず同様のプログラムをネットワークから装置にダウンロードしても良いし、同様のプログラムを記録媒体に記憶させたものを装置にインストールしてもよい。記録媒体としては、CD−ROM等プログラムを記憶でき、かつ装置が読み取り可能な記録媒体であれば、その形態は何れの形態であっても良い。またこのように予めインストールやダウンロードにより得る機能は装置内部のOS(オペレーティング・システム)等と協働してその機能を実現させるものであってもよい。
この他、前記実施形態に開示されている複数の構成要素の適宜な組合せにより種々の発明を形成できる。例えば、実施形態に示される全構成要素から幾つかの構成要素を削除してもよい。さらに、異なる実施形態に亘る構成要素を組合わせてもよい。
本発明の一実施の形態である入力画面制御装置の要部構成を示すブロック図。 同実施の形態におけるデータ入力画面の一例を示す模式図。 図2のデータ入力画面を構成する各種画面部品の配置及び名称とグループ化を示す模式図。 図2のデータ入力画面に対応した入力画面情報ファイル18のデータ例を示す模式図。 図2のデータ入力画面に対応した画面部品情報バッファのデータ例を示す模式図。 図2のデータ入力画面に対する入力画面制御装置の主要な処理手順を示す流れ図。 同実施の形態におけるプログラム実行部の動作手順を示す流れ図。 図2のデータ入力画面の全エディットボックスをクリアするためのソースコマンドについて、本実施の形態と従来とを対比して示す図。
符号の説明
1…入力画面制御装置、10…制御部、11…主記憶部、12…補助記憶部、13…プログラム実行部、14…入力部インターフェイス、15…表示部インターフェイス、16…画面部品情報バッファ、17…プログラムファイル、18…入力画面情報ファイル、19…データファイル、20…データ入力画面。

Claims (3)

  1. 複数の画面部品で構成されるコンピュータシステムのデータ入力画面を制御する入力画面制御装置の入力画面制御方法であって、
    前記データ入力画面を構成する複数の画面部品がグループ化されており、
    前記入力画面制御装置は、前記データ入力画面を構成する複数の画面部品とその画面部品が属するグループとの関連性を示す情報を記憶し、前記画面部品に対するコマンドが入力されると、そのコマンドが前記画面部品のグループに対するコマンドであるか画面部品単体に対するコマンドであるかを判定し、前記コマンドが前記画面部品のグループに対するコマンドであるとき、前記記憶された情報に基づいてそのコマンドで指定されるグループに属する画面部品を選択し、その選択された複数の画面部品に対してコマンド機能を実行し、前記コマンドが前記画面部品単体に対するコマンドであるとき、そのコマンドで指定される1つの画面部品に対してコマンド機能を実行することを特徴とする入力画面制御方法。
  2. 複数の画面部品で構成されるコンピュータシステムのデータ入力画面を制御する入力画面制御装置において、
    前記データ入力画面を構成する複数の画面部品がグループ化された際の各グループとそのグループに属する画面部品との関連性を示す情報を記憶する情報記憶手段と、
    前記画面部品に対するコマンドが入力されると、そのコマンドが前記画面部品のグループに対するコマンドであるか画面部品単体に対するコマンドであるかを判定するコマンド判定手段と、
    前記コマンドが前記画面部品のグループに対するコマンドであるとき、前記情報記憶手段により記憶された情報に基づいてそのコマンドで指定されるグループに属する画面部品を選択するグループ部品選択手段と、
    このグループ部品選択手段により選択された複数の画面部品に対してコマンド機能を実行するグループコマンド実行手段と、
    前記コマンドが前記画面部品単体に対するコマンドであるとき、そのコマンドで指定される1つの画面部品に対してコマンド機能を実行する単体コマンド実行手段と、
    を具備したことを特徴とする入力画面制御装置。
  3. 複数の画面部品で構成されるコンピュータシステムのデータ入力画面を制御する入力画面制御装置に、
    前記データ入力画面を構成する複数の画面部品がグループ化された際の各グループとそのグループに属する画面部品との関連性を示す情報を記憶する情報記憶機能と、
    前記画面部品に対するコマンドが入力されると、そのコマンドが前記画面部品のグループに対するコマンドであるか画面部品単体に対するコマンドであるかを判定するコマンド判定機能と、
    前記コマンドが前記画面部品のグループに対するコマンドであるとき、前記情報記憶機能により記憶された情報を参照して、そのコマンドで指定されるグループに属する画面部品を選択し、その選択された複数の画面部品に対してコマンド機能を実行する機能と、
    前記コマンドが前記画面部品単体に対するコマンドであるとき、そのコマンドで指定される1つの画面部品に対してコマンド機能を実行する機能と、
    を実現させるための入力画面制御プログラム。
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