JP2003330714A - プログラミング支援プログラム - Google Patents

プログラミング支援プログラム

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JP2003330714A JP2002142472A JP2002142472A JP2003330714A JP 2003330714 A JP2003330714 A JP 2003330714A JP 2002142472 A JP2002142472 A JP 2002142472A JP 2002142472 A JP2002142472 A JP 2002142472A JP 2003330714 A JP2003330714 A JP 2003330714A
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祐子 佐藤
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 プログラミング作業を初心者でも簡単にミス
なく行えるようにする。 【解決手段】 ソースファイルの識別名となるメソッド
名と、実行時の動作の違いによって区別されたスレッド
タイプとの設定を促すGUI画面をコンピュータのディ
スプレイに表示させる。コンピュータは、GUI画面を
介してメソッド名とスレッドタイプとが設定されると、
設定されたスレッドタイプのソースコードテンプレート
を読込んで1つのソースファイル3を作成し、このソー
スファイルのソースコードテンプレートに設定されたメ
ソッド名を反映させるとともに、この設定されたメソッ
ド名及びスレッドタイプを当該メソッド名で識別される
ソースファイルのスレッド定義情報として定義ファイル
に反映させる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、マルチスレッド対
応のオブジェクトプログラムをコンピュータ上で効率よ
く開発できるように支援するプログラミング支援プログ
ラムに関する。
【0002】
【従来の技術】スレッドと呼ばれる最小単位の処理を複
数並行して実行することができるマルチスレッド対応の
アプリケーションソフト,ユーティリティソフト等のオ
ブジェクトプログラムをコンピュータ上で開発(プログ
ラミング)するには、スレッドの実行内容を示すソース
コードを記述したソースファイルをスレッド毎に作成す
るとともに、各ソースファイルのスレッド実行条件等を
定義するスレッド定義情報を記述した定義ファイルを作
成する必要がある。ソースファイルと定義ファイルとが
誤りなく作成されると、所定のコンパイラを起動して当
該ソースファイルと定義ファイルとをコンパイルするこ
とによって、マルチスレッド対応のオブジェクトプログ
ラムが生成される。
【0003】そこで従来は、プログラミング作業者がエ
ディタと呼ばれるテキストファイル編集用のソフトウェ
アを利用してソースコードをテキストデータでコンピュ
ータに入力することにより、ソースファイルと定義ファ
イルとをコンピュータ上に作成していた。このため、プ
ログラミング作業者は、ソースコードの意味及び使い方
を一つ一つ理解し、ソースファイル及び定義ファイルの
適切な場所に該当するソースコードを記述して、ソース
ファイルと定義ファイルとを作り上げていた。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】このように、プログラ
ミング作業には、ソースコードの意味及び使い方を一つ
一つ理解しなければならなかったので、プログラミング
初心者がプログラムを作り上げるには、学習する時間も
含めると多くの時間を要していた。また、ソースコード
を入力する作業自体にも時間を要する上、入力ミスによ
ってコンパイルできないこともあった。
【0005】本発明はこのような事情に基づいてなされ
たもので、その目的とするところは、プログラミング作
業を初心者でも簡単にミスなく行うことができるプログ
ラミング支援プログラムを提供しようとするものであ
る。
【0006】
【課題を解決するための手段】本発明のプログラミング
支援プログラムは、コンピュータに、ソースファイルの
識別名となるメソッド名と、実行時の動作の違いによっ
て区別されたスレッドタイプとの設定を促すGUI画面
を表示させる機能と、GUI画面を介してメソッド名と
スレッドタイプとが設定されると、設定されたスレッド
タイプのソースコードテンプレートを読込んで1つのソ
ースファイルを作成し、このソースファイルのソースコ
ードテンプレートに設定されたメソッド名を反映させる
とともに、この設定されたメソッド名及びスレッドタイ
プを当該メソッド名で識別されるソースファイルのスレ
ッド定義情報として定義ファイルに反映させる機能とを
実現させるものである。
【0007】本発明のプログラミング支援プログラムを
コンピュータ上で起動すると、当該コンピュータのディ
スプレイにGUI画面が表示される。そこで、この画面
を介してメソッド名とスレッドタイプとを設定すると、
当該スレッドタイプのソースコードテンプレートを含む
ソースファイルが自動的に作成され、このソースコード
テンプレートの所定場所に設定されたメソッド名が反映
される。また、設定されたメソッド名及びスレッドタイ
プが当該メソッド名で識別されるソースファイルのスレ
ッド定義情報として定義ファイルに反映される。
【0008】
【発明の実施の形態】以下、本発明の一実施の形態を図
面を用いて説明する。なお、この実施の形態は、マルチ
スレッド対応のオブジェクトプログラムをコンピュータ
上でプログラミングするのを支援するプログラミング支
援プログラムに関するものである。因みに、1つのオブ
ジェクトプログラムが並行して複数の処理を行うことを
マルチスレッドと称し、1つ1つの処理単位をスレッド
と称している。
【0009】はじめに、本実施の形態におけるプログラ
ミングの概略について、図1を用いて説明する。同図に
おいて、符号1はプログラミングを行うコンピュータ,
例えばパソコン,ワークステーション等を示している。
プログラミングは、コンピュータ1上にソースプログラ
ム2を作成する。ソースプログラム2は、スレッド毎に
その実行内容を示すソースコードを記述したN(N≧
1)個のソースファイル3と、各ソースファイル3のス
レッド実行条件等を定義するスレッド定義情報を記述し
た定義ファイル4とからなる。ソースプログラム2が作
成されると、このソースプログラム2のソースファイル
3及び定義ファイル4の記述をコンパイラ言語とするコ
ンパイラ5でソースプログラム2をコンパイル(翻訳)
することによって、所期の目的であるオブジェクトプロ
グラム6が生成される。
【0010】本実施の形態は、コンピュータ1上で動作
し、ソースプログラム2の作成作業を簡易化するべく支
援するプログラミング支援プログラム7にある。
【0011】図2は前記コンピュータ1の主要なハード
ウェア構成を示すブロック図である。コンピュータ1
は、主制御部を構成するCPU(Central Processing U
nit)11と、主記憶部を構成するROM(Read Only M
emory)12及びRAM(Random Access Memory)13
と、補助記憶装置を構成するHDD(Hard Disk Driv
e)装置14と、キーボードインタフェース15,マウ
スインタフェース16,ディスプレイインタフェース1
7、記憶媒体インタフェース18等の各種入出力インタ
フェースとから構成されている。CPU11と、ROM
12,RAM13,HDD装置14及び各種入出力イン
タフェース15,16,17,18とは、アドレスバ
ス,データバス等のバスライン19によって接続されて
いる。
【0012】キーボードインタフェース15には、文字
キー,数字キー,スペースキー,エンターキー,カーソ
ルキー,ファンクションキー等が配設されたキーボード
15aが接続される。ディスプレイインタフェース17
には、液晶ディスプレイ,CRTディスプレイ等のディ
スプレイ装置17aが接続される。マウスインタフェー
ス16には、ディスプレイ装置17aの画面上に表示さ
れるポインタを移動させるポインティングデバイスとし
てのマウス17aが接続される。記憶媒体インタフェー
ス18には、フレキシブルディスク,CD−ROM等の
記憶媒体19が接続される。
【0013】プログラミング支援プログラム7は記憶媒
体19に記憶されており、記憶媒体インタフェース18
を介してコンピュータに読取られ、HDD装置14にイ
ンストールされて使用される。なお、図示しないが、有
線または無線の通信インタフェースを有するコンピュー
タ1に対しては、インターネット等の通信媒体を介して
プログラミング支援プログラム7をHDD装置14にイ
ントールすることによって、使用してもよい。
【0014】しかして、上記プログラミング支援プログ
ラム7がインストールされたコンピュータ1において
は、CPU11が図3乃至図11の流れ図に示す処理を
実行するものとなっている。
【0015】すなわち、上記プログラミング支援プログ
ラム7が起動されると、CPU11は図3に示すメイン
処理を開始する。先ず、ST(ステップ)1としてディ
スプレイインタフェース17に接続されているディスプ
レイ装置17aに、GUI(Graphical User Interfac
e)を利用してスレッド作成画面を表示させる。
【0016】スレッド作成画面の一例を図13に示す。
このスレッド作成画面30には、メソッドエリア31,
スレッドタイプエリア32,スレッドプールエリア3
3,キューエリア34,排他テーブルエリア35及びス
レッド同時実行数エリア36が割り当てられているとと
もに、OKボタン37とキャンセルボタン38とが配置
されている。
【0017】メソッドエリア31には、前記ソースファ
イル3の識別名となるメソッド名,クラス名及びソース
ファイル名の表示欄31a,31b,31cが形成され
ている。そして、画面上のポインタでメソッド名表示欄
31aを指定することにより、任意のメソッド名をキー
入力できる。また、クラス名表示欄31bを指定するこ
とにより、任意のクラス名をキー入力できる。
【0018】スレッドタイプエリア32には、実行時の
動作の違いによって区別された3種類のスレッドタイプ
(「ダイナミック」,「レジデンス」,「シングルト
ン」)の選択子32a,32b,32cが形成されてお
り、いずれかの選択子32a,32b,32cを指定す
ることにより、対応するスレッドタイプが設定される。
因みに、スレッドタイプ「ダイナミック」は非常駐のス
レッドであり、処理要求メッセージを受信すると、動的
にスレッドを生成して処理を実行させるものである。ス
レッドタイプ「レジデンス」は常駐のスレッドであり、
プロセス起動時に全てのスレッドをメモリにマッピング
(生成/初期化)しておき、処理要求メッセージに応じ
て業務ロジック部を実行させるものである。スレッドタ
イプ「シングルトン」は常駐のスレッドであり、常駐さ
せる単一のインスタンスのスレッドを継続して実行させ
るものである。
【0019】スレッドプールエリア33には、メソッド
エリア31のソースファイル名表示欄31cに表示され
ているソースファイル名が付されたソースファイルのス
レッドに対してスレッドプール管理を使用するか否かを
選択するための選択子33a,33bが形成されてい
る。スレッドタイプが「ダイナミック」のスレッドに対
してスレッドプール管理を使用するか否かを選択可能で
あり、「レジデンス」のスレッドに対してはスレッドプ
ール管理を必ず使用し、「シングルトン」のスレッドに
対してはスレッドプール管理を使用しない。
【0020】キューエリア34には、同スレッドに対し
て、ビジーになった受信メッセージ(処理要求)をキュ
ーに格納して順次実行させるメッセージキューイングを
使用するか否かを選択するための選択子34a,34b
が形成されている。また、キューの名称がプルダウン表
示される表示欄34cと、キューの作成を指令するキュ
ー作成ボタン34dとが形成されている。スレッドタイ
プが「ダイナミック」または「レジデンス」のスレッド
に対してメッセージキューイングを使用するか否かを選
択可能であり、「シングルトン」のスレッド対してはメ
ッセージキューイングを使用しない。
【0021】排他テーブルエリア35には、同スレッド
に対して、排他制御を行うか否かを選択するための選択
子35a,35bが表示されている。また、排他制御を
行うスレッド名が登録される排他テーブルの名称がプル
ダウン表示される表示欄35cと、排他テーブルの作成
を指令するテーブル作成ボタン35dとが形成されてい
る。スレッドタイプが「ダイナミック」または「レジデ
ンス」のスレッドに対して排他制御を行うか否かを選択
可能であり、「シングルトン」のスレッドに対しては排
他制御を行わない。
【0022】スレッド同時実行数エリア36には、同ス
レッドに対して同時に実行できるスレッドの最大数、い
わゆる同時実行数を制限するか否かを選択するための選
択子36a,36bが表示されている。また、同時実行
数を制限する場合において、その実行数を表示する表示
欄36cが形成されている。この表示欄36cをポイン
タで指定することによって、任意の同時実行数をキー入
力できる。スレッドタイプが「ダイナミック」または
「レジデンス」のスレッドに対して同時実行数を制限す
るか否かを選択可能であり、「シングルトン」のスレッ
ドに対しては同時実行数が固定(1)である。
【0023】CPU11は、上記スレッド作成画面30
をディスプレイ装置17aに表示させることによって、
メソッド名やスレッドタイプの設定を促す。また、スレ
ッドプール管理,メッセージキューイング,排他制御,
同時実行数等のスレッド実行条件の設定を促す。この状
態で、ST2としてメソッドエリア31のメソッド名表
示欄31aまたはクラス名表示欄31bへの入力が行わ
れたか否かを判断する。入力が行われていない場合に
は、ST3の処理に進む。
【0024】これに対し、メソッドエリア31のメソッ
ド名表示欄31aまたはクラス名表示欄31bへの入力
が行われた場合には、図4に具体的に示すメソッド入力
処理を実行する。先ず、ST21としてメソッド名表示
欄31aにメソッド名が表示されているか否かを判断す
る。メソッド名が表示されていない場合には、ST22
としてメソッド名表示欄31aへの入力が行われたか否
かを確認する。メソッド名表示欄31aでなくクラス名
表示欄31bへの入力が行われた場合には、メソッド名
より先にクラス名を入力しようとする誤操作なので、S
T3の処理に進む。
【0025】ST22にてメソッド名表示欄31aへの
入力が行われた場合には、新規スレッドのメソッド名が
入力されたので、ST23としてキー入力されたテキス
ト情報をメソッド名としてRAM13に記憶する。ま
た、ST24としてこのメソッド名に基づいてクラス名
及びソースファイル名を自動的に作成してRAM13に
記憶する。しかる後、ST25としてメソッド名,クラ
ス名及びソースファイル名をメソッドエリア31の各表
示欄31a,31b,31cに表示させたならば、ST
3の処理に進む。
【0026】一方、ST21にてメソッド名が表示され
ている場合には、ST26として入力が行われた表示欄
を確認する。ここで、メソッド名表示欄31aへの入力
が行われた場合には、メソッド名が変更されたので、前
記ST23〜ST25の処理を実行する。つまり、RA
M13に記憶していたメソッド名を破棄し、キー入力さ
れたメソッド名を変更後のメソッド名として記憶する。
また、変更後のメソッド名に基づいてクラス名及びソー
スファイル名を自動的に作成してRAM13に記憶す
る。しかる後、変更後のメソッド名,クラス名及びソー
スファイル名をメソッドエリア31の各表示欄31a,
31b,31cに表示させたならば、ST3の処理に進
む。
【0027】これに対し、クラス名表示欄31bへの入
力が行われた場合には、クラス名が変更されたので、S
T27としてRAM13に記憶していたクラス名を破棄
し、キー入力されたテキスト情報を変更後のクラス名と
して記憶する。しかる後、前記ST25の処理に進み、
メソッド名,変更後のクラス名及びソースファイル名を
メソッドエリア31の各表示欄31a,31b,31c
に表示させたならば、ST3の処理に進む。
【0028】ST3では、スレッドタイプエリア32の
いずれかの選択子32a,32b,32cが選択された
か否かを判断する。選択されていない場合には、ST4
の処理に進む。
【0029】スレッドタイプエリア32のいずれかの選
択子32a,32b,32cが選択されたことを検知し
た場合には、図4の流れ図に示すスレッドタイプ選択処
理を実行する。先ず、ST31として選択された選択子
がどのスレッドタイプに対応するものかを判断する。こ
こで、スレッドタイプ「ダイナミック」に対応する選択
子32aが選択されたことを確認した場合には、RAM
13に記憶しているスレッドタイプ識別データを[DY
NAMIC]に更新し、スレッドタイプ「レジデンス」
に対応する選択子32bが選択されたことを確認した場
合には、スレッドタイプ識別データを[RESIDEN
CE]に更新し、スレッドタイプ「シングルトン」に対
応する選択子32bが選択されたことを確認した場合に
は、スレッドタイプ識別データを[SINGLETO
N]に更新する。しかる後、ST4の処理に進む。
【0030】因みに、この実施の形態では、デフォルト
としてスレッドタイプ「ダイナミック」が選択されてお
り、スレッドタイプ識別データとして[DYNAMI
C]が予めRAM13に格納されている。なお、デフォ
ルトとしてスレッドタイプ「レジデンス」が選択され、
スレッドタイプ識別データとして[RESIDENC
E]が予め格納されていてもよいし、スレッドタイプ
「シングルトン」が選択され、スレッドタイプ識別デー
タとして[SINGLETON]が予め格納されていて
もよい。
【0031】ST4では、スレッドプールエリア33に
おいてどちらの選択子33a,33bが選択されている
か否かを判断する。ここで、「スレッドプール管理を使
用しない」に対応する選択子33aが選択されていた場
合には、RAM13上のスレッドプールフラグSPFを
“0”に設定する。これに対し、「スレッドプール管理
を使用する」に対応する選択子33bが選択されていた
場合には、同スレッドプールフラグSPFを“1”に設
定する。しかる後、ST5の処理に進む。
【0032】なお、スレッドプールフラグSPFは、デ
フォルト値として“1”が設定されている。また、スレ
ッドプールエリア33の選択子33a,33bは、ST
3にて選択されたスレッドタイプが「ダイナミック」ま
たは「レジデンス」のときに選択可能であり、「シング
ルトン」のときには選択することができないようになっ
ている。
【0033】ST5では、キューエリア34に対する入
力の有無を判断する。そして、入力無しの場合には、S
T6の処理に進む。
【0034】これに対し、「メッセージキューイングを
使用しない」に対応する選択子34aが選択された場合
には、RAM13上のキューフラグQUFを“0”に設
定して、ST6の処理に進む。
【0035】また、キュー作成ボタン34dが入力され
た場合には、図6の流れ図に示すキュー作成処理を実行
する。先ず、ST51としてディスプレイ装置17aに
GUIを利用してキュー作成画面を表示させる。
【0036】キュー作成画面の一例を図14に示す。こ
のキュー作成画面40は、キュー名入力欄41,キュー
サイズ入力欄42及び優先度入力欄43と、保存フラグ
を保存するか否かの選択子44a,44bが設けられた
保存フラグエリア44と、OKボタン45及びキャンセ
ルボタン46が配置されている。
【0037】CPU11は、キュー作成画面40を表示
させることによって、キュー名,キューサイズ,優先
度,保存フラグの設定を促す。なお、キュー名は、キュ
ーの識別名である。キューサイズは、キューに格納でき
るメッセージ数[1〜99999]である。優先度は、
キューの優先度であり、10段階で設定する。優先度1
が最優先である。下位のキューは、上位のキュー全てが
処理されるまで実行されない。保存フラグを「保存す
る」とした場合、キューが残ったままプロセスを終了し
たとき、未処理のキューがファイルに保存される。そし
て、保存されたキューは、次にプロセスが起動したとき
読込まれて処理される。
【0038】CPU11は、ST52としてキュー作成
画面40のキュー名入力欄41にキュー名がキー入力さ
れたことを検知すると、そのキュー名データをRAM1
3に記憶する。また、ST53としてキューサイズ入力
欄42に1〜99999の範囲でキューサイズデータが
入力されると、そのキューサイズをRAM13に記憶す
る。また、ST54として優先度入力欄43に1〜10
の優先度が入力されると、その優先度データをRAM1
3に記憶する。また、ST55として保存フラグエリア
44の「保存フラグを保存しない」に対応する選択子4
4aが入力されると、キュー保存フラグQPFを“0”
に設定し、「保存フラグを保存する」に対応する選択子
44bが入力されると、キュー保存フラグQPFを
“1”に設定する。
【0039】また、ST56としてOKボタン45が入
力された場合には、ディスプレイ装置17aの画面を前
記スレッド作成画面30に戻す。そして、この画面30
のキューエリア34における表示欄34cに、RAM1
3に記憶したキュー名を表示させる。その後、キューフ
ラグQUFを“1”に設定したならば、ST6の処理に
進む。
【0040】なお、OKボタン45でなく、ST57と
してキャンセルボタン46が入力された場合には、ディ
スプレイ装置17aの画面を前記スレッド作成画面30
に戻した後、RAM13に記憶したメッセージキューイ
ングに関するデータ(キュー名,キューサイズ,優先
度,保存フラグ)をクリアする。また、キューフラグQ
UFが“1”に設定されていた場合には“0”に設定す
る。しかる後、ST6の処理に進む。
【0041】ST6では、排他テーブルエリア35に対
する入力の有無を判断する。そして、入力無しの場合に
は、ST7の処理に進む。
【0042】これに対し、「排他テーブルを使用しない
(排他制御を行わない)」に対応する選択子35aが選
択された場合には、RAM13上の排他テーブルフラグ
EXFを“0”に設定して、ST7の処理に進む。
【0043】また、排他テーブル作成ボタン35dが入
力された場合には、図7の流れ図に示す排他テーブル作
成処理を実行する。先ず、ST61としてディスプレイ
装置17aにGUIを利用して排他テーブル作成画面を
表示させる。
【0044】排他テーブル作成画面の一例を図15に示
す。この排他テーブル作成画面50は、テーブル名入力
欄51、対象スレッドのメソッド名一覧表示欄52、排
他スレッドのメソッド名一覧表示欄53及び新規メソッ
ド名の入力欄54と、排他スレッド追加ボタン55、排
他スレッド削除ボタン56、全追加ボタン57、全削除
ボタン58、新規メソッド名追加ボタン59、OKボタ
ン60及びキャンセルボタン61とが配置されている。
【0045】CPU11は、排他テーブル作成画面50
を表示させることによって、排他制御する他のスレッド
の選択を促す。さて、CPU11は、排他テーブル作成
画面50を表示させると、次に、ST62としてRAM
13に排他テーブルを記憶しているか否かを判断する。
排他テーブルを記憶していない場合には、ST63とし
て排他テーブル名が入力されるのを待機する。この待機
状態において、ST64としてキャンセルボタン61が
入力された場合には、ディスプレイ装置17aの画面を
前記スレッド作成画面30に戻して、ST7の処理に進
む。
【0046】ST63にてテーブル名入力欄51への入
力が行われた場合には、待機テーブル名が入力されたの
で、ST65としてこのキー入力されたテーブル名の排
他テーブルをRAM13に作成する。そして、ST66
として対象スレッドのメソッド名一覧表示欄52に、R
AM13に記憶している全てのメソッド名を表示させ
る。このとき、排他テーブルには排他制御するスレッド
のメソッド名が格納されていないので、排他スレッドの
メソッド名一覧表示欄53には何も表示しない。
【0047】一方、ST62にてRAM13に排他テー
ブルを記憶している場合には、前記ST66の処理に進
む。そして、この排他テーブルに格納されているスレッ
ド名を排他スレッドのメソッド名一覧表示欄53に表示
する。また、RAM13に記憶している残りのメソッド
名を対象スレッドのメソッド名一覧表示欄52に表示さ
せる。
【0048】しかる後、CPU11は、各ボタン55〜
61が入力されるのを待機する。ここで、ST67とし
て新規メソッド名追加ボタン59が入力された場合に
は、新規メソッド名入力欄54に入力されているメソッ
ド名をRAM13に記憶するとともに、対象スレッドの
メソッド名一覧表示欄52に追加する。
【0049】一方、ST68として排他スレッド追加ボ
タン55が入力された場合には、対象スレッドのメソッ
ド名一覧表示欄52にて選択されているメソッド名をR
AM13の排他テーブルに複写する。また、ST69と
して排他スレッド削除ボタン56が入力された場合に
は、排他スレッドのメソッド名一覧表示欄53にて選択
されているメソッド名を排他テーブルから削除する。ま
た、ST70として全追加ボタン57が入力された場合
には、対象スレッドのメソッド名一覧表示欄52に表示
されているメソッド名をRAM13の排他テーブルに全
て複写する。また、ST71として全削除ボタン58の
入力を検知した場合には、排他スレッドのメソッド名一
覧表示欄53に表示されているメソッド名を排他テーブ
ルから全て削除する。しかる後、ST66の処理に戻っ
て、各メソッド名一覧表示欄52,53の表示内容を更
新する。
【0050】また、ST72としてOKボタン60が入
力された場合には、ディスプレイ装置17aの画面を前
記スレッド作成画面30に戻す。そして、この画面の排
他テーブルエリア35における表示欄35cに、RAM
13に記憶した排他テーブル名を表示させる。その後、
排他テーブルフラグEXFを“1”に設定したならば、
ST7の処理に進む。
【0051】なお、OKボタン45でなく、ST73と
してキャンセルボタン61が入力された場合には、ディ
スプレイ装置17aの画面を前記スレッド作成画面30
に戻した後、RAM13に記憶していた排他テーブルを
削除する。また、排他テーブルフラグEXFが“1”に
設定されていた場合には“0”に設定する。しかる後、
ST7の処理に進む。
【0052】ST7では、同時実行数エリア36に対す
る入力有無を判断する。そして、入力無しの場合には、
ST8の処理に進む。
【0053】これに対し、「同時実行数制限無し」に対
応する選択子36aが選択された場合には、RAM13
上の同時実行数フラグPRFを“0”に設定して、ST
8の処理に進む。
【0054】また、「同時実行数制限有り」に対応する
選択子36bが選択された場合には、図8の流れ図に示
す同時実行数制限処理を実行する。先ず、ST81とし
て同時実行数エリア36の表示欄36cに同時実行数
(≧0)が入力されるのを待機する。そして、同時実行
数がキー入力されたならば、ST82として入力された
同時実行数が“0”より大きいか否かを判断する。そし
て、同時実行数が“0”より大きい場合には、この同時
実行数をRAM13に記憶するとともに、表示欄36c
に表示させる。その後、同時実行数フラグPRFを
“1”に設定したならば、ST8の処理に進む。
【0055】一方、同時実行数として“0”が入力され
た場合には、同時実行数制限無しと認識する。そして、
同時実行数フラグPRFが“1”に設定されていた場合
には“0”に設定して、ST8の処理に進む。
【0056】ST8では、スレッド作成画面30のOK
ボタン37が入力されたか否かを判断する。OKボタン
37が入力されていない場合には、ST9としてキャン
セルボタン38が入力されたか否かを判断する。キャン
セルボタン38も入力されていない場合には、ST2の
処理に戻る。
【0057】スレッド作成画面30のOKボタン37が
入力された場合には、図9の流れ図に示すスレッド定義
記憶処理を実行する。先ず、ST91としてメソッドエ
リア31のメソッド名表示欄31aにメソッド名が入力
されているか否かを判断する。メソッド名が入力されて
いない場合、つまりRAM13にメソッド名が格納され
ていない場合には、ST10の処理に進む。
【0058】メソッド名が入力されている場合、つまり
RAM13にメソッド名が格納されている場合には、図
16(c)に示すフォーマットのスレッド定義レコード
(ON_JOB)の第1パラメータ及び第2パラメータ
に、RAM13に記憶しているメソッド名及びクラス名
をセットする。
【0059】次に、ST92としてスレッドタイプエリ
ア32にて選択されているスレッドタイプを判断する。
ここで、RAM13にスレッドタイプ識別データ[SI
NGLETON]を記憶している場合には、スレッドタ
イプ「シングルトン」が選択されているので、以下の処
理を実行する。先ず、前記スレッド定義レコード(ON
_JOB)の第3パラメータにスレッドタイプ識別デー
タ[SINGLETON]をセットする。次に、第4パ
ラメータに同時実行数[1]をセットする。次に、第5
パラメータに排他テーブル,メッセージキューイング及
びスレッドプール管理を行わないことを示すデータ「n
ull」をセットする。しかる後、ST97としてこの
スレッド定義レコード(ON_JOB)をソースプログ
ラム2の定義ファイル4に反映させたならば、ST10
の処理に進む。
【0060】一方、ST92にてRAM13にスレッド
タイプ識別データ[RASIDENCE]を記憶してい
る場合には、スレッドタイプ「レジデンス」が選択され
ているので、以下の処理を実行する。先ず、前記スレッ
ド定義レコード(ON_JOB)の第3パラメータにス
レッドタイプ識別データ[RASIDENCE]をセッ
トする。次に、第7パラメータにスレッドプール管理を
使用することを示すデータ「UseMsThreadP
ool」をセットする。
【0061】次に、ST94としてRAM13に記憶し
ている同時実行数フラグPRFを調べる。そして、同時
実行数フラグPRFが“0”に設定されていた場合に
は、前記スレッド定義レコード(ON_JOB)の第4
パラメータに同時実行数[0]をセットする。これに対
し、同時実行数フラグPRFが“1”に設定されていた
場合には、RAM13に記憶している同時実行数を前記
第4パラメータにセットする。
【0062】次に、ST95としてRAM13に記憶し
ている排他テーブルフラグEXFを調べる。そして、排
他テーブルフラグEXFが“0”に設定されていた場合
には、前記スレッド定義レコード(ON_JOB)の第
5パラメータに排他制御を行わないことを示すデータ
「null」をセットする。これに対し、排他テーブル
フラグEXFが“1”に設定されていた場合には、RA
M13に記憶している排他テーブル名を前記第5パラメ
ータにセットするとともに、後述する排他テーブル定義
記憶処理を実行する。
【0063】次に、ST96としてRAM13に記憶し
ているキューフラグQUFを調べる。そして、キューフ
ラグQUFが“0”に設定されていた場合には、前記ス
レッド定義レコード(ON_JOB)の第6パラメータ
を省略する。このとき、第7パラメータに挿入されたに
データ「UseMsThreadPool」は、第6パ
ラメータに移される。これに対し、キューフラグQUF
が“1”に設定されていた場合には、RAM13に記憶
しているキュー名を前記第6パラメータにセットすると
ともに、後述するキュー定義記憶処理を実行する。
【0064】しかる後、ST97としてこのスレッド定
義レコード(ON_JOB)をソースプログラム2の定
義ファイル4に反映させたならば、ST10の処理に進
む。
【0065】また、ST92にてRAM13にスレッド
タイプ識別データ[DYNAMIC]を記憶している場
合には、スレッドタイプ「ダイナミック」が選択されて
いるので、以下の処理を実行する。先ず、前記スレッド
定義レコード(ON_JOB)の第3パラメータにスレ
ッドタイプ識別データ[DYNAMIC]をセットす
る。次に、ST93としてRAM13に記憶しているス
レッドプールフラグSPFを調べる。そして、スレッド
プールフラグSPFが“0”に設定されていた場合に
は、前記スレッド定義レコード(ON_JOB)の第7
パラメータを省略する。これに対し、スレッドプールフ
ラグSPFが“1”に設定されていた場合には、第7パ
ラメータにスレッドプール管理を使用することを示すデ
ータ「UseMsThreadPool」をセットす
る。
【0066】その後、前記スレッドタイプ「レジデン
ス」が選択されていた場合と同様に、ST94〜ST9
7の処理を順次実行して、スレッド定義レコード(ON
_JOB)をソースプログラム2の定義ファイル4に反
映させたならば、ST10の処理に進む。
【0067】図10は、前記排他テーブル記憶処理を示
す流れ図である。CPU11は先ず、図16(b)に示
すフォーマットの排他テーブル定義レコード(EXCL
USIVE_JOB)の第1パラメータに、RAM13
に記憶している排他テーブル名をセットする。次に、R
AM13上の排他テーブルに排他制御するスレッドのメ
ソッド名が格納されているか否かを判断する。そして、
格納されている場合には、このスレッド名を前記排他テ
ーブル定義レコード(EXCLUSIVE_JOB)の
第2パラメータ以降に順次セットする。排他テーブルに
排他制御するスレッドのメソッド名が格納されていない
場合には、第2パラメータ以降を省略する。しかる後、
この排他テーブル定義レコード(EXCLUSIVE_
JOB)を前記定義ファイル4に反映させたならば、S
T96の処理に進む。
【0068】図11は、前記キュー定義記憶処理を示す
流れ図である。CPU11は先ず、図16(a)に示す
フォーマットのキュー定義レコード(THREAD_Q
UE)の第1〜第3パラメータに、RAM13に記憶し
ているキュー名,キューサイズ及び優先度をそれぞれセ
ットする。次に、RAM13上のキュー保存フラグQP
Fを調べる。そして、キュー保存フラグQPFが“1”
に設定されていた場合には、キュー定義レコード(TH
READ_QUE)の第4パラメータに、保存フラグを
保存することを示すデータ「QueSaveFile」
をセットする。キュー保存フラグQPFが“0”に設定
されていた場合には、第4パラメータを省略する。しか
る後、このキュー定義レコード(THREAD_QU
E)を前記定義ファイル4に反映させたならば、ST9
7の処理に進む。
【0069】定義ファイル4の一例を図17に示す。同
図中、ソースコード「protected override void QUEMA
P」の次の行に、キュー定義レコード(THREAD_
QUE)が順次反映(挿入)され、ソースコード「prot
ected override void EXCLUSIVEMAP」の次の行に、排他
テーブル定義レコード(EXCLUSIVE_JOB)
が順次反映(挿入)され、ソースコード「protected ov
erride void JOBMAP」の次の行に、スレッド定義レコー
ド(ON_JOB)が順次反映(挿入)される。
【0070】ST10では、図12に示すソースファイ
ル保存処理を実行する。先ず、ST101としてメソッ
ドエリア31のメソッド名表示欄31aにメソッド名が
入力されているか否かを判断する。メソッド名が入力さ
れていない場合、つまりRAM13にメソッド名が格納
されていない場合には、ST11の処理に進む。
【0071】メソッド名が入力されている場合、つまり
RAM13にメソッド名が格納されている場合には、S
T102としてスレッドタイプエリア32にて選択され
ているスレッドタイプを判断する。ここで、RAM13
にスレッドタイプ識別データ[SINGLETON]を
記憶している場合には、スレッドタイプ「シングルト
ン」が選択されているので、テンプレートファイル[S
INGLETON]を読込む。そして、このテンプレー
トファイル[SINGLETON]にメソッド名等を反
映させる。
【0072】これに対し、RAM13にスレッドタイプ
識別データ[RASIDENCE]を記憶している場合
には、スレッドタイプ「レジデンス」が選択されている
ので、テンプレートファイル[RASIDENCE]を
読込む。そして、このテンプレートファイル[RASI
DENCE]にメソッド名等を反映させる。
【0073】また、RAM13にスレッドタイプ識別デ
ータ[DYNAMIC]を記憶している場合には、スレ
ッドタイプ「ダイナミック」が選択されているので、テ
ンプレートファイル[DYNAMIC]を読込む。そし
て、このテンプレートファイル[DYNAMIC]にメ
ソッド名等を反映させる。
【0074】なお、各テンプレートファイルは、対応す
るスレッドタイプの動作に応じたソースコードのテンプ
レートを記述したもので、プログラミング支援プログラ
ム7に予め用意されている。テンプレートファイル[D
YNAMIC]の一例を図18に示す。同図中ソースコ
ード「FUNC_NAME」の個所に、メソッド名が反
映(挿入)される。
【0075】しかる後、CPU11は、ST103とし
て上記テンプレートファイルをソースファイル3として
ソースプログラムに保存したならば、RAM13に記憶
しているデータ(スレッド名,クラス名,ソースファイ
ル名,スレッド識別データ,排他テーブル,キューデー
タ,各種フラグ等)をクリアして、ST11の処理に進
む。
【0076】ST11では、プログラミング支援プログ
ラム7を終了させる。
【0077】このように、本実施の形態のプログラミン
グ支援プログラム7をコンピュータ1にインストールし
て起動させることにより、コンピュータ1のディスプレ
イ装置17aにはGUIを利用したスレッド作成画面3
0が表示される。そこで、プログラミング作業者は、メ
ソッドエリア31のメソッド名表示欄31aに任意のメ
ソッド名を設定入力する。そうすると、このメソッド名
に基づいてクラス名及びソースファイル名が自動的に生
成される。
【0078】次に、プログラミング作業者は、作成すべ
きソースファイル3のスレッドタイプをスレッドタイプ
エリア32の中から選択する。ここで、スレッドタイプ
が「ダイナミック」のときには、当該ソースファイル3
のスレッドに対してスレッドプール管理を使用するか否
かを決める。そして、使用する場合には、スレッドプー
ルエリア33の選択子33bを選択する。
【0079】また、スレッドタイプが「ダイナミック」
または「レジデンス」のときには、当該スレッドに対し
てメッセージキューイングを使用するか否か、排他制御
を行うか否か、同時執行数を制限するか否かを決める。
そして、メッセージキューイングを使用する場合には、
キューエリア34のキュー作成ボタン34dを入力す
る。そうすると、ディスプレイ装置17aにキュー作成
画面40が表示される。そこで、プログラミング作業者
は、所望するキュー名,キューサイズ,優先度,保存フ
ラグの有無を当該キュー作成画面40に入力する。
【0080】また、排他制御を行う場合には、排他テー
ブルエリア35の排他テーブル作成ボタン35dを入力
する。そうすると、ディスプレイ装置17aに排他テー
ブル作成画面50が表示される。そこでプログラミング
作業者は、対象スレッドのメソッド名一覧表示欄52の
中から排他制御するスレッドのメソッド名を選択し、排
他スレッド追加ボタン55を入力する。そうすると、排
他制御するスレッドのメソッド名が排他スレッドのメソ
ッド名一覧表示欄53に移される。
【0081】また、同時実効数を制限する場合には、同
時実行数エリア36の選択子36bを選択した後、表示
欄36cに制限する同時実行数を入力する。
【0082】その後、スレッド作成画面30のOKボタ
ン37を入力する。そうすると、メソッド名,クラス
名,スレッドタイプ識別データ,同時実行数,排他テー
ブル名,キュー名及びスレッドプール管理有無データの
各パラメータからなるスレッド定義レコード(ON_J
OB)が、ソースプログラム2の定義ファイル4に反映
される。また、排他制御を行う場合には、排他テーブル
名及び排他スレッドのメソッド名の各パラメータからな
る排他テーブル定義レコード(EXCLUSIVE_J
OB)が、ソースプログラム2の定義ファイル4に反映
される。また、メッセージキューイングを使用する場合
には、キュー名,キューサイズ,優先度及び保存フラグ
の各パラメータからなるキュー定義レコード(THRE
AD_QUE)がソースプログラム2の定義ファイル4
に反映される。
【0083】しかる後、当該スレッドタイプの動作に応
じたソースコードのテンプレートが記述されたテンプレ
ートファイルが読込まれる。そして、このテンプレート
ファイルに当該スレッド名が反映され、ソースファイル
3としてソースプログラム2に保存される。
【0084】このように、プログラミング作業者は、デ
ィスプレイ装置17aに表示されるGUI画面30,4
0,50に必要最小限の項目の情報を入力するだけで、
所望するソースファイル3や定義ファイル4を保存した
ソースプログラム2を作成することができる。そして、
このソースプログラム2を所定のコンパイラ5でコンパ
イルすることによって、所期の目的であるオブジェクト
プログラム6が作成される。したがって、ソースコード
の意味及び使い方を一つ一つ理解していなくてもプログ
ラミングできる上、ソースコードの入力ミスも発生しな
いので、プログミング作業を初心者でも簡単にミスなく
行うことができる効果を奏する。
【0085】なお、本発明の他の実施形態としては、ソ
ースファイルの識別名となるメソッド名と、実行時の動
作の違いによって区別されたスレッドタイプとの設定を
促すGUI画面を表示させる表示手段と、GUI画面を
介してメソッド名とスレッドタイプとが設定されると、
設定されたスレッドタイプのソースコードテンプレート
を読込んで1つのソースファイルを作成するソースファ
イル作成手段と、このソースファイルのソースコードテ
ンプレートに設定されたメソッド名を反映させるソース
ファイル反映手段と、この設定されたメソッド名及びス
レッドタイプを当該メソッド名で識別されるソースファ
イルのスレッド定義情報として定義ファイルに反映させ
る定義ファイル反映手段とを具備したプログラミング専
用装置が考えられる。
【0086】また、ソースファイルの識別名となるメソ
ッド名と、実行時の動作の違いによって区別されたスレ
ッドタイプとの設定を促すGUI画面を表示させ、この
GUI画面を介してメソッド名とスレッドタイプとが設
定されると、設定されたスレッドタイプのソースコード
テンプレートを読込んで1つのソースファイルを作成
し、このソースファイルのソースコードテンプレートに
設定されたメソッド名を反映させるとともに、この設定
されたメソッド名及びスレッドタイプを当該メソッド名
で識別されるソースファイルのスレッド定義情報として
定義ファイルに反映させるプログラミング支援方法も考
えられる。
【0087】
【発明の効果】以上詳述したように本発明によれば、プ
ログラミング作業を初心者でも簡単にミスなく行うこと
ができるプログラミング支援プログラムを提供できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明の一実施の形態におけるプログラミン
グの概略説明に用いる図。
【図2】 同実施の形態におけるコンピュータの主要な
ハードウェア構成を示すブロック図。
【図3】 同実施の形態のCPUが実行するプログラミ
ング支援プログラムの要部処理を示す流れ図。
【図4】 図3におけるメソッド入力処理を具体的に示
す流れ図。
【図5】 図3におけるスレッドタイプ選択処理を具体
的に示す流れ図。
【図6】 図3におけるキュー作成処理を具体的に示す
流れ図。
【図7】 図3における排他テーブル作成処理を具体的
に示す流れ図。
【図8】 図3における同時実行数制限処理を具体的に
示す流れ図。
【図9】 図3におけるスレッド定義記憶処理を具体的
に示す流れ図。
【図10】図9における排他テーブル定義記憶処理を具
体的に示す流れ図。
【図11】図9におけるキュー定義記憶処理を具体的に
示す流れ図。
【図12】図3におけるソースファイル保存処理を具体
的に示す流れ図。
【図13】スレッド作成画面の一例を示す図。
【図14】キュー作成画面の一例を示す図。
【図15】排他テーブル作成画面の一例を示す図。
【図16】各種定義レコードのフォーマットを示す図。
【図17】定義ファイルの一例を示す図。
【図18】テンプレートファイル[DYNAMIC]の
一例を示す図。
【符号の説明】
1…コンピュータ 2…ソースプログラム 3…ソースファイル 4…定義ファイル 5…コンパイラ 6…オブジェクトプログラム 7…プログラミング支援プログラム 30…スレッド作成画面 40…キュー作成画面 50…排他テーブル作成画面
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 晝間 明男 静岡県田方郡大仁町大仁570番地 東芝テ ック株式会社大仁事業所内 Fターム(参考) 5B076 DB04 DC01 DC09

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 コンピュータ上において、スレッドの実
    行内容を示すソースコードを記述したソースファイルを
    少なくとも1つ作成するとともに、前記ソースファイル
    のスレッド実行条件等を定義するスレッド定義情報を記
    述した定義ファイルを作成し、前記ソースファイルと定
    義ファイルとをコンパイルしてオブジェクトプログラム
    を生成するプログラミングの支援プログラムであって、 前記コンピュータに、 前記ソースファイルの識別名となるメソッド名と、実行
    時の動作の違いによって区別されたスレッドタイプとの
    設定を促すGUI(Graphical User Interface)画面を
    表示させる機能と、 前記GUI画面を介して前記メソッド名と前記スレッド
    タイプとが設定されると、設定されたスレッドタイプの
    ソースコードテンプレートを読込んで1つのソースファ
    イルを作成し、このソースファイルのソースコードテン
    プレートに設定されたメソッド名を反映させるととも
    に、この設定されたメソッド名及びスレッドタイプを当
    該メソッド名で識別されるソースファイルのスレッド定
    義情報として前記定義ファイルに反映させる機能と、を
    実現させることを特徴とするプログラミング支援プログ
    ラム。
  2. 【請求項2】 前記GUI画面から、設定されたメソッ
    ド名で識別されるソースファイルのスレッドに対して、
    同時に実行できるスレッドの最大数である同時実行数を
    設定可能とし、 前記GUI画面を介して前記メソッド名及びスレッドタ
    イプとともに前記同時実行数が設定されると、この同時
    実行数に関する情報を、同じく設定されたメソッド名及
    びスレッドタイプとともに前記定義ファイルに反映させ
    ることを特徴とする請求項1記載のプログラミング支援
    プログラム。
  3. 【請求項3】 前記GUI画面から、設定されたメソッ
    ド名で識別されるソースファイルのスレッドに対して、
    ビジーになった受信メッセージをキューに格納して順次
    実行させるメッセージキューイングを設定可能とし、 前記GUI画面を介して前記メソッド名及びスレッドタ
    イプとともに前記メッセージキューイングが設定される
    と、このメッセージキューイングに関する情報を、同じ
    く設定されたメソッド名及びスレッドタイプとともに前
    記定義ファイルに反映させることを特徴とするプログラ
    ミング支援プログラム。
  4. 【請求項4】 前記GUI画面から、設定されたメソッ
    ド名で識別されるソースファイルのスレッドに対して、
    排他制御される他のスレッドを設定可能とし、 前記GUI画面を介して前記メソッド名及びスレッドタ
    イプとともに排他制御される他のスレッドが設定される
    と、この設定された他のスレッドに関する情報を、同じ
    く設定されたメソッド名及びスレッドタイプとともに前
    記定義ファイルに反映させることを特徴とするプログラ
    ミング支援プログラム。
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