JPH09236190A - 差し込み式管継手 - Google Patents

差し込み式管継手

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JPH09236190A
JPH09236190A JP8043152A JP4315296A JPH09236190A JP H09236190 A JPH09236190 A JP H09236190A JP 8043152 A JP8043152 A JP 8043152A JP 4315296 A JP4315296 A JP 4315296A JP H09236190 A JPH09236190 A JP H09236190A
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pipe
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retaining ring
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Yoshihiko Sakata
吉彦 坂田
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    • F16LPIPES; JOINTS OR FITTINGS FOR PIPES; SUPPORTS FOR PIPES, CABLES OR PROTECTIVE TUBING; MEANS FOR THERMAL INSULATION IN GENERAL
    • F16L37/00Couplings of the quick-acting type
    • F16L37/08Couplings of the quick-acting type in which the connection between abutting or axially overlapping ends is maintained by locking members
    • F16L37/084Couplings of the quick-acting type in which the connection between abutting or axially overlapping ends is maintained by locking members combined with automatic locking
    • F16L37/091Couplings of the quick-acting type in which the connection between abutting or axially overlapping ends is maintained by locking members combined with automatic locking by means of a ring provided with teeth or fingers
    • FMECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
    • F16ENGINEERING ELEMENTS AND UNITS; GENERAL MEASURES FOR PRODUCING AND MAINTAINING EFFECTIVE FUNCTIONING OF MACHINES OR INSTALLATIONS; THERMAL INSULATION IN GENERAL
    • F16LPIPES; JOINTS OR FITTINGS FOR PIPES; SUPPORTS FOR PIPES, CABLES OR PROTECTIVE TUBING; MEANS FOR THERMAL INSULATION IN GENERAL
    • F16L2201/00Special arrangements for pipe couplings
    • F16L2201/10Indicators for correct coupling

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  • General Engineering & Computer Science (AREA)
  • Mechanical Engineering (AREA)
  • Quick-Acting Or Multi-Walled Pipe Joints (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】袋ナットを必要としない差し込み式管継手の接
続管の完全挿入を容易に確認する。 【解決手段】 貫通孔(14)を有する継手本体(3)
と、継手本体(3)上に装着された抜け止めリング
(5)と、抜け止めリング(5)を介して継手本体
(3)に抜き取り不能に装着されるスリーブ(4)と、
スリーブ(4)の内側に配置されたアダプタ(7)とを
差し込み式管継手(1)に設ける。スリーブ(4)は、
接続管(2)の外径より大きい外筒部(4a)と、内周
側に切欠部(4c)を有しかつアダプタ(7)が嵌合さ
れるフランジ部(4b)とを備えている。継手本体
(3)は中央部(11)と、中央部(11)の一端(1
1a)から軸方向に延び出しかつ雄ねじ部(13)が形
成された連結部(12)と、中央部(11)の他端(1
1b)から軸方向に延び出しかつ係止部(9)及び環状
溝(10)が形成された装着部(8)とを備えている。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、管継手、特に給
水配管、給湯配管等の接続に使用する差し込み式管継手
に関するものである。
【0002】
【従来の技術】給水配管及び給湯配管として用いられる
金属管が腐食し、赤水が発生すると共に、建物に比べて
寿命が短い金属管が最近問題となっている。塩化ビニル
管又はポリエチレン管等の高耐食性のプラスチック管が
給水用金属管に代わり使用されているが、機械的強度の
面で満足できる管材の給湯管が提案されなかった。そこ
で、高い高温強度と高耐食性を持つプラスチック管材と
して最近脚光を浴びてきたポリプテン管や架橋ポリエチ
レン管等は、給水、給湯、冷暖房用配管に最適で、温泉
の引湯管、温室、ビニルハウスの暖房配管、豚舎、鶏舎
等の床暖房配管、降雪地域のロードヒーティング等に幅
広く使用されている。
【0003】図18に従来のナット締め付け式樹脂管用
管継手50は、取付ねじ部52、連結ねじ部53及び貫
通孔54が設けられた継手本体51と、継手本体51の
管状突起部56の外側に装着された接続管2と連結ねじ
部53との間に配置されたスリーブ55と、スリーブ5
5を管状突起55と連結ねじ部53に対して押圧する袋
ナット57とを有する。接続管2を管継手50に挿入
し、袋ナット57を締め付けて、スリーブ55を接続管
2に圧縮させ、貫通孔54を通る流体を密閉することが
できる。
【0004】図19に示す従来のワンタッチ式の樹脂管
用管継手60は、取付ねじ部62、連結ねじ部63及び
貫通孔64が設けられた継手本体61と、継手本体61
の管状突起部65の内側に順次装着された抜け止めリン
グ66、ワッシャ67及びOリング68と、Oリング6
8の外側で連結ねじ部63に装着される袋ナット69と
を有する。ワンタッチで接続管2を管継手60に挿入し
た後、袋ナット69を締め付けて、Oリング68を接続
管2に圧縮させて、貫通孔64を通る流体を密閉するこ
とができる。図19に示す差し込み式管継手60では、
接続管2に挿入完了位置を確認するマーキングを行っ
て、マーキングの位置まで管継手60に接続管2を挿入
する。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】図18の管継手50で
は、締め付ける袋ナット57の締め付けトルクの管理を
を必要とし、また、図19の管継手60では、接続管2
の挿入完了位置を確認するマーキングを付さなければ、
接続管2が完全に奥まで挿入されたか否か目視で確認で
きない。
【0006】この発明は、接続管の完全挿入を容易に確
認できかつ袋ナットを必要としない差し込み式管継手を
提供することを目的とする。
【0007】
【課題を解決するための手段】この発明による差し込み
式管継手は、貫通孔(14)を有する継手本体(3)
と、継手本体(3)上に装着された抜け止めリング
(5)と、抜け止めリング(5)を介して継手本体
(3)に抜き取り不能に装着されるスリーブ(4)と、
スリーブ(4)の内側に配置されたアダプタ(7)とを
備えている。スリーブ(4)は、接続管(2)の外径よ
り大きい外筒部(4a)と、アダプタ(7)が嵌合され
る切欠部(4c)が形成されたフランジ部(4b)とを
備えている。継手本体(3)は中央部(11)と、中央
部(11)の一端(11a)から軸方向に延び出しかつ
雄ねじ部(13)が形成された連結部(12)と、中央
部(11)の他端(11b)から軸方向に延び出しかつ
係止部(9)及び環状溝(10)が形成された装着部
(8)とを備えている。接続管(2)に接触するパッキ
ン(6)が継手本体(3)の環状溝(10)に装着され
る。抜け止めリング(5)は継手本体(3)の係止部
(9)と接続管(2)の管端(2a)との間に係止され
る。径方向内側に突出してスリーブ(4)に形成された
フランジ部(4b)は接続管(2)の管端(2a)と継
手本体(3)の中央部(11)との間に配置される。
【0008】スリーブ(4)の先端(4d)は継手本体
(3)の中央部(11)の他端(11b)に当接する。
継手本体(3)の装着部(8)には係止部(9)より外
側に環状溝(10)が形成される。抜け止めリング
(5)は、内側リム(5a)と、内側リム(5a)に連
結部(5c)で接続された外側リム(5b)とを備え、
連結部(5c)は管継手(1)の装着部(8)の外周面
の外側にかつ接続管(2)の内周面より外側に配置され
る。外側リム(5b)の先端部は引張力が与えられる接
続管(2)の内周面に食い込む。抜け止めリング(5)
には径方向のスリットが形成され、係止部(9)として
装着部(8)に形成された環状溝内に嵌合される。スリ
ーブ(4)のフランジ部(4b)は継手本体(3)の中
央部(11)の他端(11b)に隣接する先端(4d)
付近の外筒部(4a)に形成される。アダプタ(7)
は、先端に先広の傾斜面(7b)が形成された複数の突
起部(7a)を有し、突起部(7a)は、スリーブ
(4)の内周フランジ部(4b)に設けた切欠部(4
c)に嵌合される。
【0009】接続管(2)を挿入しない状態では、抜け
止めリング(5)が広がった状態にあるため、スリーブ
(4)を継手本体(3)の奥に移動できない。アダプタ
(7)をスリーブ(4)の切欠部(4c)に嵌合させ
て、接続管(2)を挿入してアダプタ(7)を押すこと
により、スリーブ(4)の移動が可能となる。接続管
(2)を挿入する際に、接続管(2)の先端によりアダ
プタ(7)を押すと、アダプタ(7)の傾斜面(7b)
が抜け止めリング(5)に当たり、アダプタ(7)の傾
斜面(7b)は抜け止めリング(5)を押圧して縮径さ
せ、抜け止めリング(5)は継手本体(3)の係止部
(9)内に入り込む。スリーブ(4)と継手本体(3)
との隙間が無くなるまで、接続管(2)とスリーブ
(4)とを挿入すると、接続管(2)の完全挿入を目視
で確認することができる。接続管(2)の管端(2a)
によりスリーブ(4)の脱落が阻止され、抜け止めリン
グ(5)は接続管(2)の管端(2a)の内面に係止し
て接続管(2)の継手本体(3)からの抜け出しを防止
する作用がある。
【0010】この発明の他の実施形態では、貫通孔(1
4)を有する継手本体(3)と、継手本体(3)上に装
着された抜け止めリング(5)とを備えている。抜け止
めリング(5)は継手本体(3)の係止部(9)に係止
されかつ装着部(8)と接続管(2)との間に配置さ
れ、装着部(8)に対する接続管(2)の脱落を阻止す
る。
【0011】必要に応じて、接続管(2)の外側にスリ
ーブ(4)を配置すれば、スリーブ(4)のフランジ部
(4b)に傾斜面が形成される。係止部(9)は抜け止
めリング(5)を係止する突起によって形成され、抜け
止めリング(5)は円錐形に形成される。継手本体
(3)の装着部(8)には係止部(9)より外側に環状
溝(10)が形成される。継手本体(3)の装着部
(8)に抜け止めリング(5)を装着して係止部(9)
に係止させた後、パッキン(6)を環状溝(10)に嵌
合させる。そこで、スリーブ(4)と共に又はスリーブ
(4)を使用しないで接続管(2)を装着部(8)に嵌
合すると、抜け止めリング(5)は装着部(8)と接続
管(2)との間に係止され、接続管(2)の引抜を阻止
する。抜け止めリング(5)の先端部は引張力が与えら
れる接続管(2)の内周面に食い込む。
【0012】
【発明の実施の形態】以下この発明による差し込み式管
継手の実施形態を図1〜図17について説明する。
【0013】図1〜図12はスリーブとアダプタとを使
用するこの発明による差し込み式管継手の第1の実施形
態を示す。図1に示すように、この発明による差し込み
式管継手1は、貫通孔14を有し、青銅(BC6、BC
6C)、ステンレス鋼(SUS304、SUS13、S
US14)等の耐食性金属により形成された継手本体3
と、継手本体3上に装着されたスレンレス鋼製の抜け止
めリング5と、抜け止めリング5を介して継手本体3に
抜き取り不能に装着されるスリーブ4と、スリーブ4の
前部に嵌合されるアダプタ7を備えている。継手本体3
は、中央部11と、中央部11の一端11aから軸方向
に延び出しかつ雄ねじ部13が形成された連結部12
と、中央部11の他端11bから軸方向に延び出す装着
部8とを備えている。装着部8には環状溝として形成さ
れた係止部9と、係止部9より外側に環状溝10とが形
成され、係止部9には抜け止めリング5が取り付けら
れ、環状溝10にはエチレンプロピレンゴム(EDP
M)、アクリロニトリルブタジェンゴム(NBR)系の
合成ゴムにより形成されたパッキン6が装着される。
【0014】図5及び図6に示すように、抜け止めリン
グ5は、例えば薄い金属板をく字形断面の環状に成形さ
れ、内側リム5aと、連結部5cで内側リム5aに接続
された外側リム5bとを有する。内側リム5aには円周
方向に沿って一定角度間隔で切欠部5dが形成され、隣
接する切欠部5d間に一定角度間隔で複数の内側舌片5
eが設けられる。同様に、外側リム5bには円周方向に
沿って一定角度間隔で切欠部5fが形成され、隣接する
切欠部5f間に一定角度間隔で複数の外側舌片5gが設
けられる。また、内側リム5aと外側リム5bを通り径
方向にスリット5hが設けられ、抜け止めリング5を係
止部9に装着するときにスリット5hを拡張させて抜け
止めリング5の直径を一時的に広げ、係止部9に装着し
た後、抜け止めリング5は自身の弾力によって初期の形
状に復帰する。図2に示すように、く字状断面の抜け止
めリング5の連結部5cは接続管2側に配置され、抜け
止めリング5の連結部5cは、管継手1の装着部8の外
周面の外側にある。図1に示すように、抜け止めリング
5の内側リム5aの先端部は、ポリブテン(JISK6
778)又は架橋ポリエチレン(JISK6769)等
の樹脂により形成された接続管2の管端2aの内周面に
食い込みかつ係止して接続管2の継手本体3からの抜け
出しを防止する。
【0015】図3及び図4に示すように、スリーブ4
は、接続管2の外径よりやや大きい外筒部4aと、先端
4d付近の外筒部4aに形成されるフランジ部4bとを
備え、フランジ部4bの内周側に一定の角度間隔で内周
方向に切欠部4cが形成される。スリーブ4の先端4d
は継手本体3の中央部11の他端11bに当接する。図
1に示すように、フランジ部4bは接続管2の管端2a
と継手本体3の中央部11との間に配置され、接続管2
の管端2aによりスリーブ4の脱落を阻止する。
【0016】図1に示すように、銅合金又はステンレン
鋼等の金属又はポリアセタール樹脂やポリプロピレン樹
脂等の比較的機械的強度の高い樹脂により形成されたス
リーブ4のフランジ部4bに嵌合されるアダプタ7がス
リーブ4の内側に配置される。アダプタ7はポリアセタ
ール樹脂、ポリプロピレン樹脂等の比較的機械的強度の
高い樹脂により成形される。図7及び図8に示すよう
に、管継手の奥側に向かって先広の傾斜面7bを有する
複数の突起部7aがアダプタ7に形成され、隣接する突
起部7a間に切欠部7cが形成される。突起部7aは、
スリーブ4のフランジ部4bに設けた切欠部4cに嵌合
され、フランジ部4bは切欠部7cに嵌合される。図9
に示すように、フランジ部4bの内径dは、抜け止めリ
ング5の連結部5cを結んだ円の径Dより小さく、D>
dである。図12に示すように、フランジ部4bは抜け
止めリング5の連結部5cに当接し、スリーブ4は単独
では奥側へ移動しない。
【0017】組立の際に、図9に示すように、フランジ
部4bは、パッキン6と抜け止めリング5の中間に位置
する。このとき、アダプタ7が装着されないと、図12
に示すように、スリーブ4のフランジ部4bが、抜け止
めリング5の連結部5cに突き当たり、スリーブ4が不
用意に奥側に移動しない。接続管2をスリーブ4内に挿
入すると、先ずパッキン6が圧縮され、その後アダプタ
7が押され、図10に示すように、アダプタ7へ突起部
7aの傾斜面7bが、抜け止めリング5の傾斜した外側
リム5bに当接し、抜け止めリング5の外側リム5bは
半径方向内側に押圧される。このため、図11に示すよ
うに、アダプタ7の傾斜面7bは抜け止めリング5を縮
径させ、フランジ部4bは抜け止めリング5を偏平に変
形する。更に、接続管2を押圧すると、フランジ部4b
は抜け止めリング5を乗り越えた後、外筒部4aの先端
4dは継手本体3の他端11bに当接し、スリーブ4の
先端4dと継手本体3の他端11bの間の隙間がなくな
り接続作業が完了する。差し込み式管継手1から引き抜
く方向に引張力を接続管2に加えると、抜け止めリング
5の外側リム5bの先端は接続管2の内面に食い込み、
差し込み式管継手1からの接続管2の抜け出しを阻止す
ることができる。
【0018】本実施形態では継手本体3の他端11bに
当接するまで、接続管2に対する差し込み式管継手1を
一定の挿入量で取り付けることができるので、所要の性
能を確保することができる。従って、従来のワンタッチ
式管継手は接続管に対する不完全な挿入が発生する欠点
があるが、本実施形態ではこの欠点を確実に防止するこ
とができる。また、接続管2の管端2aによってアダプ
タ5を押さない限り、抜け止めリング5の連結部5cに
当接し、スリーブ4は単独では奥側へ移動しないので、
不用意な作業による不完全な組立を防止できる。また、
アダプタ7を装着すれば、ワンタッチ式構造により迅速
かつ確実に施工できるので、組立完了後は差し込み式管
継手1のシール性に一定の性能及び品質を確保すること
ができる。軟質樹脂で形成された接続管2内に流体圧力
が加わると接続管2が膨張するが、スリーブ4により接
続管2の膨張を防ぐことができるので、管継手では耐圧
性能が低下しない。
【0019】図13〜図17はアダプタ7を使用しない
この発明の他の実施形態を示す。図13〜図17では、
図1〜図12に示す例と同一の箇所には同一の符号を付
し、説明を省略する。
【0020】継手本体3上に装着される抜け止めリング
5は、図15及び図16に示すように、傾斜したリング
板によって円錐形に形成され、外周部に一定角度間隔で
複数の切欠部5fが形成され、隣接する切欠部5fの間
に一定角度間隔で複数の外側舌片5gが形成される。ま
た、装着部8に形成された段差部15には突起状の係止
部9が形成されている。スリーブ4のフランジ部4bの
端部には傾斜面4dが形成される。抜け止めリング5を
装着部8に装着すると、抜け止めリング5は継手本体3
の係止部9に係止される。その後、接続管2の管端2a
によってスリーブ4のフランジ部4bを押圧すると、図
14に示すように抜け止めリング5はフランジ部4bに
当接したとき自身の弾性により更に傾斜して、フランジ
部4b及び接続管2の管端2aの通過が可能となる。従
って、抜け止めリング5は装着部8と接続管2との間に
配置され、装着部8に対する接続管2の脱落を阻止す
る。
【0021】本実施形態では、スリーブ4が継手本体3
の中央部11の他端11bに当接したか否かを目視する
ことにより、接続管2の完全挿入を容易に確認できかつ
袋ナットを必要としない利点がある。
【0022】この発明の前記の実施形態は更に変更が可
能である。例えば、図13及び図14においてスリーブ
4を使用せずに、接続管2を装着部8にそのまま装着し
て抜け止めリング5により差し込み式管継手を接続管2
に取り付けてもよい。また、この発明による差し込み式
管継手1をエルボ型、T字型、Y字型等の湾曲形状又は
分岐形状に形成することもできる。
【0023】
【発明の効果】前記のように、この発明による差し込み
式管継手で、接続管の完全挿入を容易に確認することが
できかつ袋ナットを必要としない効果がある。また、ワ
ンタッチ式構造により接続管の接続も容易である。
【図面の簡単な説明】
【図1】 この発明による差し込み式管継手の断面図
【図2】 接続前のこの発明による差し込み式管継手の
断面図
【図3】 スリーブの正面図
【図4】 スリーブの側面図
【図5】 抜け止めリングの側面図
【図6】 抜け止めリングの正面図
【図7】 アダプタの側面図
【図8】 アダプタの正面図
【図9】 接続管を挿入する初期の状態を示す部分断面
【図10】 接続管を挿入する中期の状態を示す部分断
面図
【図11】 接続管の挿入が完了した状態を示す部分断
面図
【図12】 アダプタを使用しない状態を示す部分断面
【図13】 接続前のこの発明の他の実施形態を示す断
面図
【図14】 接続後のこの発明の他の実施形態を示す断
面図
【図15】 抜け止めリングの他の例を示す正面図
【図16】 図15の抜け止めリングの側面図
【図17】 抜け止めリングを乗り越える状態を示す部
分断面図
【図18】 ナット締め付け式の従来の管継手の断面図
【図19】 ワンタッチ式の従来の管継手の断面図
【符号の説明】
1・・継手本体、 2・・接続管、 2a・・管端、
2b・・切り欠き部、3・・継手本体、 4・・スリー
ブ、 4a・・外筒部、 4b・・切欠部、4b・・フ
ランジ部、 5・・抜け止めリング、 5a・・内側リ
ム、 5b・・外側リム、 5c・・連結部、 6・・
パッキン、 7・・アダプタ、 8・・装着部、 9・
・係止部、 10・・環状溝、 11・・中央部、 1
1a・・一端、 11b・・他端、 12・・連結部、
13・・雄ねじ部、 14・・貫通孔、

Claims (15)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 貫通孔(14)を有する継手本体(3)
    と、継手本体(3)上に装着された抜け止めリング
    (5)と、抜け止めリング(5)を介して継手本体
    (3)に抜き取り不能に装着されるスリーブ(4)と、
    スリーブ(4)の内側に配置されたアダプタ(7)とを
    備え、 スリーブ(4)は、接続管(2)の外径より大きい外筒
    部(4a)と、アダプタ(7)が嵌合される切欠部(4
    c)が形成されたフランジ部(4b)とを備え、 継手本体(3)は中央部(11)と、中央部(11)の
    一端(11a)から軸方向に延び出しかつ雄ねじ部(1
    3)が形成された連結部(12)と、中央部(11)の
    他端(11b)から軸方向に延び出しかつ係止部(9)
    及び環状溝(10)が形成された装着部(8)とを備
    え、 接続管(2)に接触するパッキン(6)は継手本体
    (3)の環状溝(10)に装着され、 抜け止めリング(5)は継手本体(3)の係止部(9)
    と接続管(2)の管端(2a)との間に係止され、 径方向内側に突出してスリーブ(4)に形成されたフラ
    ンジ部(4b)は接続管(2)の管端(2a)と継手本
    体(3)の中央部(11)との間に配置されることを特
    徴とする差し込み式管継手。
  2. 【請求項2】 スリーブ(4)の先端(4d)は継手本
    体(3)の中央部(11)の他端(11b)に当接する
    請求項1に記載の差し込み式管継手。
  3. 【請求項3】 継手本体(3)の装着部(8)には係止
    部(9)より外側に環状溝(10)が形成される請求項
    1に記載の差し込み式管継手。
  4. 【請求項4】 抜け止めリング(5)は、内側リム(5
    a)と、内側リム(5a)に連結部(5c)で接続され
    た外側リム(5b)とを備え、連結部(5c)は管継手
    (1)の装着部(8)の外周面の外側にかつ接続管
    (2)の内周面より外側に配置される請求項1に記載の
    差し込み式管継手。
  5. 【請求項5】 外側リム(5b)の先端部は引張力が与
    えれる接続管(2)の内周面に食い込む請求項1に記載
    の差し込み式管継手。
  6. 【請求項6】 抜け止めリング(5)には径方向のスリ
    ット(5h)が形成され、係止部(9)として装着部
    (8)に形成された環状溝内に嵌合される請求項1に記
    載の差し込み式管継手。
  7. 【請求項7】 スリーブ(4)のフランジ部(4b)は
    継手本体(3)の中央部(11)の他端(11b)に隣
    接する先端(4d)付近の外筒部(4a)に形成される
    請求項1に記載の差し込み式管継手。
  8. 【請求項8】 アダプタ(7)は先端に先広の傾斜面
    (7b)が形成された複数の突起部(7a)を有し、突
    起部(7a)はスリーブ(4)のフランジ部(4b)に
    設けた切欠部(4c)に嵌合される請求項1に記載の差
    し込み式管継手。
  9. 【請求項9】 貫通孔(14)を有する継手本体(3)
    と、継手本体(3)上に装着された抜け止めリング
    (5)とを備え、 継手本体(3)は中央部(11)と、中央部(11)の
    一端(11a)から軸方向に延び出しかつ雄ねじ部(1
    3)が形成された連結部(12)と、中央部(11)の
    他端(11b)から軸方向に延び出しかつ係止部(9)
    及び環状溝(10)が形成された装着部(8)とを備
    え、 継手本体(3)の環状溝(10)にはパッキン(6)が
    装着され、 抜け止めリング(5)は継手本体(3)の係止部(9)
    に係止されかつ装着部(8)と接続管(2)との間に配
    置され、装着部(8)に対する接続管(2)の脱落を阻
    止することを特徴とする差し込み式管継手。
  10. 【請求項10】 接続管(2)の外側に配置されたスリ
    ーブ(4)は接続管(2)の管端(2a)と継手本体
    (3)の中央部(11)との間に配置されかつ接続管
    (2)の管端(2a)によりスリーブ(4)の脱落を阻
    止する径方向内側に突出するフランジ部(4b)を備
    え、 抜け止めリング(5)は接続管(2)の管端(2a)の
    内面に係止して接続管(2)の継手本体(3)からの抜
    け出しを防止する請求項9に記載の差し込み式管継手
  11. 【請求項11】 スリーブ(4)のフランジ部(4b)
    に傾斜面が形成される請求項1に記載の差し込み式管継
    手。
  12. 【請求項12】 係止部(9)は抜け止めリング(5)
    を係止する突起によって形成され、抜け止めリング
    (5)は円錐形に形成される請求項10に記載の差し込
    み式管継手。
  13. 【請求項13】 スリーブ(4)の先端(4d)は継手
    本体(3)の中央部(11)の他端(11b)に当接す
    る請求項10に記載の差し込み式管継手。
  14. 【請求項14】 継手本体(3)の装着部(8)には係
    止部(9)より外側に環状溝(10)が形成される請求
    項10に記載の差し込み式管継手。
  15. 【請求項15】 抜け止めリング(5)の先端部は引張
    力が与えられる接続管(2)の内周面に食い込む請求項
    10に記載の差し込み式管継手。
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