JP2007016883A - 配管内用の閉塞継手 - Google Patents
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Abstract
【解決手段】抜止めリング7は円周方向に二分割以上に分割され、かつ外周に食込み歯18と周溝19とが形成され、スナップリング20で拡縮変形可能なリング状に保持されている。押さえカラー8には抜止めリング7内周の後端開口部に嵌入可能な前方窄まり状のテーパ面22を設けている。配管内に頭部3を先頭にして閉塞継手1を挿入し、押しナット11を締付けると、押さえカラー8のテーパ面22が抜止めリング7の内周の後端開口部に嵌入することにより該抜止めリング7が圧縮用リング6側に押し動かされながら拡径変形し食込み歯18が配管の内面に接触係合し、圧縮用リング6は二次シールリング5に押付けられ、頭部3との間で二次シールリング5を挟持して該二次シールリングを拡径変形させ配管の内面に密着させて該管内を閉塞する。
【選択図】図1
Description
この配管内用の閉塞継手は配管(P)内に頭部(3)を先頭にして挿入される頭部付きボルト(4)を備える。
ボルト(4)には、この頭部(3)から軸部(2)の後端に向かって順に、配管の内径より径小の外径を有する弾性変形可能な二次シールリング(5)、配管の内径より径小の外径を有する圧縮用リング(6)、配管の内径より径小の外径を有する抜止めリング(7)、配管の内径より径小の外径を有する押さえカラー(8)、配管の内径より僅かに径大の外径を有する一次シールリング(9)、および配管の内径より径小の外径を有する環状リテーナ(10)が並べて挿通されている。環状リテーナ(10)から突出したボルト(4)の軸部(3)の後端部には押しナット(11)を螺合させている。
前記抜止めリング(7)は円周方向に二分割以上に分割され、かつ外周に食込み歯(18)と該食込み歯より径小の周溝(19)とが軸方向に並べて形成されるとともに、周溝(19)にはめ込まれた拡縮変形可能な細いスナップリング(20)で拡縮変形可能なリング状に保持されている。
前記押さえカラー(8)は前端に抜止めリング(7)の内周の後端開口部に嵌入可能な前方窄まり状のテーパ面(22)を設けており、押しナット(11)の締付けに伴い前記テーパ面(22)が抜止めリング(7)の内周の後端開口部に嵌入することにより抜止めリング(7)を拡径変形させて該抜止めリングの食込み歯が配管(P)の内面に接触係合するるようにしてある。
前記圧縮用リング(6)は押しナット(11)の締付けに伴い二次シールリング(5)に押付けられ、ボルト(4)の頭部(3)との間で二次シールリング(5)を挟持して該二次シールリングを拡径変形させて該二次シールリングの外径部が配管(P)の内面に密着するるようにしてある。
とくに、配管に閉塞継手を挿入する時に配管内面に対する一次シールリングの外周部の摩擦のみで押しナットの締込みを開始することができて初期の押しナットの締込みに必要なトルクを軽減化するために、抜止めリングを円周方向に二分割以上に分割し、組立て、挿入時のリング形状保持の目的にだけに拡縮変形自在な細いスナップリングで保持してある。したがって、閉塞施工時には一次シールリングの摩擦のみによる軽微な回り止めで抜止めリングを拡径させて配管内面に接触係合させることができ、二次シールリングを圧縮、拡径させる時の押しナットの締込み時にもその抜止めリングの配管内面への接触係合作用により共回りさせることなく施工できるという効果がある。
このように配管P内が閉塞継手1で閉塞シールされた状態は抜止めリング7による抜止め作用によって恒久的に持続することができる。
1 閉塞継手
2 軸部
3 頭部
3a 頭部のテーパ面
4 ボルト
5 二次シールリング
6 圧縮用リング
6a 圧縮用リングの前方窄まり状のテーパ面
6b 圧縮用リングの後方窄まり状のテーパ面
7 抜止めリング
8 押さえカラー
9 一次シールリング
10 環状リテーナ
11 押しナット
13,14 断面皿形の凹部
18 食込み歯
19 周溝
20 スナップリング
21a 抜止めリング内周の前方開口端のテーパ
21b 抜止めリング内周の後方開口端のテーパ
22 押さえカラーのテーパ面
Claims (3)
- 配管の管端開口部から該管内の所定位置にまで挿入され配管内を閉塞する配管内用の閉塞継手において、
前記配管内に頭部を先頭にして挿入される頭部付きボルトを備え、
前記ボルトには、この頭部から軸部の後端に向かって順に、配管の内径より径小の外径を有する弾性変形可能な二次シールリング、配管の内径より径小の外径を有する圧縮用リング、配管の内径より径小の外径を有する抜止めリング、配管の内径より径小の外径を有する押さえカラー、配管の内径より僅かに径大の外径を有する一次シールリング、および配管の内径より径小の外径を有する環状リテーナが並べて挿通されており、
前記環状リテーナから突出した前記軸部の後端部に押しナットを螺合させており、
前記抜止めリングは、円周方向に二分割以上に分割され、かつ、外周に食込み歯と該食込み歯より径小の周溝とが軸方向に並べて形成されるとともに、前記周溝にはめ込まれた拡縮変形可能な細いスナップリングで拡縮変形可能なリング状に保持されており、
前記押さえカラーは前端に前記抜止めリングの内周の後端開口部に嵌入可能な前方窄まり状のテーパ面を設けており、前記押しナットの締付けに伴い前記テーパ面が前記抜止めリング内周の後端開口部に嵌入することにより前記抜止めリングを拡径変形させて該抜止めリングの食込み歯が前記配管の内面に接触係合するようにしてあり、
前記圧縮用リングは前記押しナットの締付けに伴い前記ボルトの頭部との間で前記二次シールリングを挟持して該二次シールリングを拡径変形させて該二次シールリングの外径部が前記配管の内面に密着するようにしてあることを特徴とする、配管内用の閉塞継手。 - 前記二次シールリングは前後両端面にそれぞれ外方に向かって漸次拡開する断面皿形の凹部を有するとともに、外周に少なくとも一つ以上の隆起部を有する形に形成され、前記前端面の断面皿形の凹部は前記ボルトの頭部の後端面に形成された後方窄まり状のテーパ面に面接触し、前記後端面の断面皿形の凹部は前記圧縮用リングの前端面に形成された前方窄まり状のテーパ面に面接触し、前記隆起部の外径部は前記配管の内面に密着させている、請求項1記載の配管内用の閉塞継手。
- 前記抜止めリングの内周の前方開口端には前記圧縮用リングに形成された後方窄まり状のテーパ面に面接触するテーパを、後方開口端には前記押さえカラーの前方窄まり状のテーパ面と面接触するテーパ面をそれぞれ形成している、請求項1又は2記載の、配管内用の閉塞継手。
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