JPH0923560A - ケーブル導入部封止部材 - Google Patents

ケーブル導入部封止部材

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JPH0923560A
JPH0923560A JP7172029A JP17202995A JPH0923560A JP H0923560 A JPH0923560 A JP H0923560A JP 7172029 A JP7172029 A JP 7172029A JP 17202995 A JP17202995 A JP 17202995A JP H0923560 A JPH0923560 A JP H0923560A
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JP
Japan
Prior art keywords
peripheral surface
cable
inner peripheral
slit
annular block
Prior art date
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Application number
JP7172029A
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English (en)
Inventor
Takashi Kawamura
隆 河村
Fumio Hayashi
文雄 林
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
SHIYOUDENSHIYA KK
Original Assignee
SHIYOUDENSHIYA KK
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Publication date
Application filed by SHIYOUDENSHIYA KK filed Critical SHIYOUDENSHIYA KK
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Abstract

(57)【要約】 【構成】 周方向の一部に割りが入った硬質エラストマ
ー製の環状ブロック25と、環状ブロックの内周面、外周
面および割りの対向面27a、27bに一体に形成された軟
質エラストマー製のシール層29とからなる。シール層29
は環状ブロック25の割りの中を通って外周面から内周面
に達するスリット31を有する。シール層29の内周面によ
り形成されるケーブル導入穴33が楕円形になっている。 【効果】 ケーブル外周に簡単に装着することができ、
確実な封止構造が得られる。また使用可能なケーブル外
径の範囲が広いので、用意するサイズの種類が少なくて
済み、コストが安く、管理も容易である。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、ケーブル接続箱な
どのケーブル導入部に使用される封止部材に関するもの
である。
【0002】
【従来の技術】従来のケーブル接続箱におけるケーブル
導入部の封止構造を図31および図32に示す。図にお
いて、11はケーブル(通信ケーブル等)、13はケー
ブル11の心線の接続部、15はケーブル11の外周に
取り付けられたゴムパッキン、17はゴムパッキン15
の周方向の一部に径方向に形成されたスリット、19は
2つのゴムパッキン15に跨がるように被せられた二つ
割り型のケーブル接続箱、21はシール用の自己融着性
テープである。自己融着性テープ21は、ケーブル11
の外周面とゴムパッキン15の内周面の間、ゴムパッキ
ン15の外周面とケーブル接続箱19の内周面の間、お
よびゴムパッキン15のスリット17の対向面の間に介
在させてある。
【0003】このような封止構造を構成するには、ケー
ブル心線の接続部13を形成した後、ケーブル11の外
周に自己融着テープ21を巻きつけ、その上にゴムパッ
キン15をスリット17をいったん開いて取り付け、ス
リット17の対向面間に自己融着性テープ21を挟み、
さらにゴムパッキン15の外周に自己融着性テープ21
を巻きつけ、最後にケーブル接続箱19を被せて締めつ
ける、という作業が必要である。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】このように従来は、ケ
ーブル接続箱にケーブルを導入する部分を封止するの
に、ゴムパッキンと自己融着性テープを使用しているた
め、組立て作業が面倒で、時間がかかるという問題があ
った。またゴムパッキンはケーブル外径の変化に対応で
きる範囲が狭いため、ケーブル外径毎にゴムパッキンを
用意しなければならず、コストが高くなるとか、管理が
面倒である等の欠点があった。
【0005】本発明の目的は、上記のような従来技術の
問題点に鑑み、ケーブル導入部の封止作業を簡略化でき
ると共に、ケーブル外径の変化に広範囲に対応できるケ
ーブル導入部封止部材を提供することにある。
【0006】
【課題を解決するための手段】請求項1〜3の発明のケ
ーブル導入部封止部材は、一部に外周面から内周面に達
するスリットが入った軟質エラストマー製の環状ブロッ
クからなっている。
【0007】そして請求項1の発明の場合は、環状ブロ
ックの内周面により形成されるケーブル導入穴が楕円形
または長円形となっているものである。また請求項2の
発明の場合は、外周面側および内周面側から見たスリッ
トの形がクランク形になっているものである。また請求
項3の発明の場合は、スリットの外周面から内周面に至
る経路が外周面および内周面に滑らかに連なる弧状にな
っているものである。
【0008】また請求項4〜6の発明のケーブル導入部
封止部材は、一部に外周面から内周面に達する割りが入
った硬質エラストマー製の環状ブロックと、この環状ブ
ロックの少なくとも内周面および割りの対向面に一体に
形成された軟質エラストマー製のシール層とからなり、
シール層は環状ブロックの割りの中を通って外周面から
内周面に達するスリットを有している。
【0009】そして請求項4の発明の場合は、シール層
の内周面により形成されるケーブル導入穴が楕円形また
は長円形となっているものである。また請求項5の発明
の場合は、外周面側および内周面側から見たスリットの
形がクランク形になっているものである。また請求項6
の発明の場合は、スリットの外周面から内周面に至る経
路が外周面および内周面に滑らかに連なる弧状になって
いるものである。
【0010】軟質エラストマーは外力が加えられると容
易に変形するが、弾性変形であるため、元の形に復元し
ようとする力が発生する。本発明の封止部材は、このよ
うな軟質エラストマーで環状ブロックを構成する(請求
項1〜3)か、あるいは軟質エラストマーのシール層を
硬質エラストマーの環状ブロックと一体化した(請求項
4〜6)ので、ケーブルの外周への取り付けが容易にな
ると共に、その外周を締めつけるだけで、軟質エラスト
マーの弾性変形で隙間が埋まり、気密性、水密性のある
ケーブル導入部封止構造が得られる。
【0011】特に軟質エラストマー製のシール層を硬質
エラストマー製の環状ブロックと一体化した請求項4〜
6の封止部材は、外周面に加えられる締付け力が硬質層
を介してより確実に内周面まで伝達され、ケーブルを十
分に締め付けることができる。また請求項4〜6の封止
部材は、硬質エラストマー製の環状ブロックを有するた
め、外端面に加わる水圧などに対する形状保持性能も優
れている。
【0012】また請求項1、4のように環状ブロックま
たはシール層の内周面により形成されるケーブル導入穴
を楕円形または長円形にすると、外周を締め付けたとき
の環状ブロックまたはシール層の弾性変形可能範囲が広
くなるので、ケーブル外径の変化に広範囲に対応でき
る。また請求項2、5のようにスリットの形をクランク
形にしておくと、クランク形のスリットの対向面のうち
環状ブロックの軸線に垂直な対向面を接触させたままシ
ール層の内径を調整することができるので、ケーブル外
径の変化に広範囲に対応できる。また請求項3、6のよ
うにスリットを弧状に形成しておくと、スリットを閉じ
たままシール層の内径を調整することができるので、ケ
ーブル外径の変化に広範囲に対応できる。
【0013】
【発明の実施の形態】図1は請求項1の発明の一実施例
を示す。このケーブル導入部封止部材23は、軟質エラ
ストマー製の環状ブロック24からなる。環状ブロック
24は一部に外周面から内周面に達するスリット31を
有している。スリット31は対向面が互いに接触するよ
うに形成されている。環状ブロック24の内周面により
形成されるケーブル導入穴33は、長径がスリット31
と直交する方向に、短径がスリット31と同方向に向い
た楕円形(又は長円形)となっている。
【0014】環状ブロック24の材質は、例えばEPT
(エチレン−プロピレンゴム)、EPDM(エチレン−
プロピレン−ジエン三元共重合体)または熱可塑性エラ
ストマーの、比較的軟質(硬度0〜10度程度)のもの
で、人間の指先で押しても容易に弾性変形する程度の軟
らかさである。
【0015】図2および図3は本実施例のケーブル導入
部封止部材23の使用例を示す。図2はケーブル11の
外径が比較的小径(穴33の短径より若干大きい程度)
の場合であり、図3はケーブル11の外径が比較的大径
(穴33の長径より若干小さい程度)の場合である。図
2の場合は封止部材23をケーブル11外周に装着した
ときに同図(イ)のように長径側に僅かな隙間Sができ
るが、封止部材23を外周から締め付ければ、軟質エラ
ストマー製の環状ブロック24が弾性変形して同図
(ロ)のように隙間をなくすことができる。
【0016】また図3の場合は封止部材23をケーブル
11外周に装着すると、同図(イ)のように環状ブロッ
ク24の内周面がケーブル11の外周面に密着するが、
スリット31の外端側に若干の隙間Sができる。しかし
この隙間Sは、封止部材23を外周から締め付ければ、
同図(ロ)のように環状ブロック24が弾性変形するの
で、容易になくすことができる。このように本実施例の
封止部材23は、ほぼケーブル導入穴33の短径から長
径までの外径を有するケーブルに対応することができ
る。
【0017】図16は請求項4の発明の他の実施例を示
す。このケーブル導入部封止部材23は、環状ブロック
25の内周面および割りの対向面27a、27bに軟質
エラストマー製のシール層29を一体に設け、環状ブロ
ック25の外周面にはシール層を設けない構造としたも
のである。それ以外の構成は図12の実施例と同様であ
る。
【0018】このような構造の封止部材23を使用する
ときは、環状ブロック25の外周に適当なシール材(自
己融着性テープなど)を巻き付けて、環状ブロック25
の外周面とケーブル接続箱の内周面との間をシールする
必要がある。したがってこの場合はシール材を巻き付け
る手数がかかるが、シール材の巻き付けは環状ブロック
25の外周のみであるので従来より簡単である。
【0019】図4は請求項1の発明のさらに他の実施例
を示す。このケーブル導入部封止部材23は、環状ブロ
ック24のスリット31の対向面を、内端部で接触し、
外端側へいくほど隙間が大きくなるように形成したもの
である。それ以外の構成は図1の実施例と同様である。
このようにするとスリット31付近の環状ブロック24
が変形しやすくなるため、封止部材23を外周から締め
付けるときに、比較的小さい力で締め付けることができ
る。
【0020】図5は請求項1の発明のさらに他の実施例
を示す。このケーブル導入部封止部材23は、環状ブロ
ック24のスリット31の対向面を、内端部と外端部で
接触し、中間部に隙間ができるように形成したものであ
る。それ以外の構成は図1の実施例と同様である。この
ようにするとスリット31付近の環状ブロック24が変
形しやすくなるため、封止部材23を外周から締め付け
るときに、比較的小さい力で締め付けることができる。
【0021】図6は請求項1の発明のさらに他の実施例
を示す。このケーブル導入部封止部材23は、ケーブル
導入穴を軸線方向に段差を有する大径楕円穴33aと小
径楕円穴33bで構成したものである。それ以外の構成
は図1の実施例と同様である。このようにすると大径楕
円穴33aと小径楕円穴33bの一方または双方でケー
ブルを締め付けることができるため、さらに広範囲のケ
ーブル外径の変化に対応できる。
【0022】大径楕円穴33aと小径楕円穴33bの境
には溝35を形成しておくことが望ましい。溝35を形
成しておくと、シール層29が圧縮変形したときに、大
径楕円穴33aと小径楕円穴33bが互いに干渉し合う
ことがなくなる。また大径楕円穴33aの短径と小径楕
円穴33bの長径は同じにしておくことが好ましい。こ
のようにすれば大径楕円穴33aの長径から小径楕円穴
33bの小径まで連続してケーブル外径の変化に対応で
きる。
【0023】図7は請求項2の発明の一実施例を示す。
このケーブル導入部封止部材23は、環状ブロック24
のスリット31が外周面側及び内周面側から見てクラン
ク形に形成されているものである。このクランク形のス
リット31は、環状ブロック24の軸線に平行な両端部
31a、31cで対向面間に隙間ができるように、軸線
に垂直な中間部31bで対向面が互いに接触するように
形成されている。環状ブロック24の内周面により形成
されるケーブル導入穴33は断面円形である。
【0024】この封止部材23は、スリット31の中間
部31aの対向面を接触させたまま、外周からの締付け
により内径を変化させることができるので、ケーブル外
径の変化に広範囲に対応できる。
【0025】図8(イ)は請求項2の発明の他の実施例
を示す。このケーブル導入部封止部材23も、図7の実
施例と同様、環状ブロック25のスリット31が、外周
面側から見てクランク形に形成されているものである
が、図7の実施例と異なる点は、環状ブロック24の両
端面がテーパー状に形成されていることである。この封
止部材23をケーブル11に装着し、同図(ロ)のよう
に内周面にテーパー状の凹部37を有する二つ割り型ケ
ーブル接続箱39で締め付けると、スリット31の中間
部の、互いに接触する対向面が加圧されるので、良好な
気密性、水密性が得られる。
【0026】図9は請求項3の発明の一実施例を示す。
このケーブル導入部封止部材23は、一部に外周面から
内周面に達するスリット31の入った軟質エラストマー
製の環状ブロック24からなるものであるが、前記実施
例と異なる点は、スリット31の外周面から内周面に至
る経路が、外周面および内周面に滑らかに連なる弧状に
なっていることである。スリット31は、その外端と内
端が封止部材23の周方向に約180°程度ずれるよう
に形成することが望ましい。ケーブル導入穴33の形は
断面円形である。
【0027】この封止部材23は以上のような構成であ
るので、ケーブル外径が小さいときは外周から締め付け
ることにより図10(イ)のようにケーブル導入穴33
の内径を小さくすることができ、ケーブル外径が大きい
ときはケーブルに押し広げられて同図(ロ)のようにケ
ーブル導入穴33の内径が大きくなる。スリット31は
弧状に形成されているので、対向面がずれても気密性、
水密性が損なわれることがない。したがってケーブル外
径の変化に広範囲に対応できる。
【0028】図11は請求項3の発明の他の実施例を示
す。図9のような構造の封止部材13では、スリット3
1の外端部および内端部で気密性、水密性を確保するた
めには、スリット31の両端部のヒレの部分の肉厚を限
り無く薄くする必要がある。しかし両端部のヒレの部分
の肉厚を薄くすると成形不良等の問題が生じる。そこで
この実施例では、シール層29の外周面からスリット3
1内に入り込む面に周方向の突条41aを形成すると共
に、シール層29の内周面からスリット31内に入り込
む面に周方向の突条41bを形成したものである。
【0029】このようにすると、封止部材13を外周か
ら締め付けた場合、突条41aがスリット31の外端側
のヒレ43aに食い込み、かつ突条41bがスリット3
1の内端側のヒレ43bに食い込む状態となるので、ヒ
レ43a、43bの末端の肉厚が多少厚くても、段差に
よるパスが生じ難くなる。
【0030】図12は請求項4の発明の一実施例を示
す。このケーブル導入部封止部材23は、硬質エラスト
マー製の環状ブロック25を備えている。環状ブロック
25は周方向の一部に割り27を有している。割り27
の対向面27a、27bの間は間隔をあけてある。
【0031】この環状ブロック25の外周面、内周面お
よび割りの対向面27a、27bには軟質エラストマー
製のシール層29が一体に形成されている。シール層2
9は環状ブロック25の割り27の中を通って外周面か
ら内周面に達するスリット31を有している。スリット
31は対向面が互いに接触するように形成されている。
シール層29の内周面により形成されるケーブル導入穴
33は、長径がスリット31と直交する方向に、短径が
スリット31と同方向に向いた楕円形(又は長円形)と
なっている。
【0032】環状ブロック25の材質は、例えばEPT
(エチレン−プロピレンゴム)、EPDM(エチレン−
プロピレン−ジエン三元共重合体)または熱可塑性エラ
ストマーの、比較的硬質(硬度約55度程度)のもの
で、ケーブル接続箱による外周からの締めつけに対して
は環状形態を維持でき、かつケーブルへ装着する際に割
り27が開閉できる程度の硬さである。一方、シール層
29の材質は、同じくEPT、EPDMまたは熱可塑性
エラストマーであるが、かなり軟質(硬度0〜10度程
度)のもので、人間の指先で押しても容易に弾性変形す
る程度の軟らかさである。
【0033】このようなケーブル導入部封止部材23を
製作するには、図13(イ)のようなほぼ真円の環状ブ
ロック25を製作した後、その環状ブロック25を同図
(ロ)のようにスリット27を開いた状態でシール層成
形用の金型内にセットし、シール層29を成形すればよ
い。シール層29を成形する際に、シール層29と環状
ブロック25を密着、一体化させるために、両者は同系
の材質であることが望ましい。
【0034】図14および図15は本実施例のケーブル
導入部封止部材23の使用例を示す。図14はケーブル
11の外径が比較的小径(穴33の短径より若干大きい
程度)の場合であり、図15はケーブル11の外径が比
較的大径(穴33の長径より若干小さい程度)の場合で
ある。図14の場合は封止部材23をケーブル11外周
に装着したときに同図(イ)のように長径側に僅かな隙
間Sができるが、封止部材23を外周から締め付けれ
ば、軟質エラストマー製のシール層29が弾性変形して
同図(ロ)のように隙間をなくすことができる。
【0035】また図15の場合は封止部材23をケーブ
ル11外周に装着すると、同図(イ)のようにシール層
29の内周面がケーブル11の外周面に密着するが、ス
リット31の外端側に若干の隙間Sができる。しかしこ
の隙間Sは、封止部材23を外周から締め付ければ、同
図(ロ)のようにシール層29が弾性変形するので、容
易になくすことができる。このように本実施例の封止部
材23は、ほぼケーブル導入穴33の短径から長径まで
の外径を有するケーブルに対応することができる。
【0036】図16は請求項4の発明の他の実施例を示
す。このケーブル導入部封止部材23は、環状ブロック
25の内周面および割りの対向面27a、27bに軟質
エラストマー製のシール層29を一体に設け、環状ブロ
ック25の外周面にはシール層を設けない構造としたも
のである。それ以外の構成は図12の実施例と同様であ
る。
【0037】このような構造の封止部材23を使用する
ときは、環状ブロック25の外周に適当なシール材(自
己融着性テープなど)を巻き付けて、環状ブロック25
の外周面とケーブル接続箱の内周面との間をシールする
必要がある。したがってこの場合はシール材を巻き付け
る手数がかかるが、シール材の巻き付けは環状ブロック
25の外周のみであるので従来より簡単である。
【0038】図17は請求項4の発明のさらに他の実施
例を示す。このケーブル導入部封止部材23は、シール
層29のスリット31の対向面を、内端部で接触し、外
端側へいくほど隙間が大きくなるように形成したもので
ある。それ以外の構成は図12の実施例と同様である。
このようにするとスリット31付近のシール層29が変
形しやすくなるため、封止部材23を外周から締め付け
るときに、比較的小さい力で締め付けることができる。
【0039】図18は請求項4の発明のさらに他の実施
例を示す。このケーブル導入部封止部材23は、シール
層29のスリット31の対向面を、内端部と外端部で接
触し、中間部に隙間ができるように形成したものであ
る。それ以外の構成は図12の実施例と同様である。こ
のようにするとスリット31付近のシール層29が変形
しやすくなるため、封止部材23を外周から締め付ける
ときに、比較的小さい力で締め付けることができる。
【0040】図19は請求項4の発明のさらに他の実施
例を示す。このケーブル導入部封止部材23は、ケーブ
ル導入穴を軸線方向に段差を有する大径楕円穴33aと
小径楕円穴33bで構成したものである。それ以外の構
成は図12の実施例と同様である。このようにすると大
径楕円穴33aと小径楕円穴33bの一方または双方で
ケーブルを締め付けることができるため、さらに広範囲
のケーブル外径の変化に対応できる。
【0041】大径楕円穴33aと小径楕円穴33bの境
には溝35を形成しておくことが望ましい。溝35を形
成しておくと、シール層29が圧縮変形したときに、大
径楕円穴33aと小径楕円穴33bが互いに干渉し合う
ことがなくなる。また大径楕円穴33aの短径と小径楕
円穴33bの長径は同じにしておくことが好ましい。こ
のようにすれば大径楕円穴33aの長径から小径楕円穴
33bの小径まで連続してケーブル外径の変化に対応で
きる。
【0042】図20および図21は請求項5の発明の一
実施例を示す。このケーブル導入部封止部材23は、環
状ブロック25の割り27およびシール層29のスリッ
ト31が、外周面側および内周面側から見てクランク形
に形成されているものである。このクランク形のスリッ
ト31は、封止部材23の軸線に平行な両端部31a、
31cで対向面間に隙間ができるように、軸線に垂直な
中間部31bで対向面が互いに接触するように形成され
ている。
【0043】シール層29の内周面により形成されるケ
ーブル導入穴33は断面円形である。軟質エラストマー
製のシール層29が、硬質エラストマー製の環状ブロッ
ク25の外周面、内周面および割りの対向面に一体に形
成されている点は図12の実施例と同様である。
【0044】この封止部材23は、スリット31の中間
部31aの対向面を接触させたまま、外周からの締付け
により内径を変化させることができるので、ケーブル外
径の変化に広範囲に対応できる。なおこの場合も、図1
6のように環状ブロック25の外周面にシール層を設け
ない構造にすることもできる。
【0045】図22(イ)は請求項5の発明の他の実施
例を示す。このケーブル導入部封止部材23も、図20
の実施例と同様、環状ブロック25の割りおよびシール
層29のスリット31が、外周面側から見てクランク形
に形成されているものであるが、図20の実施例と異な
る点は、封止部材23の両端面がテーパー状に形成され
ていることである。この封止部材23をケーブル11に
装着し、同図(ロ)のように内周面にテーパー状の凹部
37を有する二つ割り型ケーブル接続箱39で締め付け
ると、スリット31の中間部の互いに接触する対向面が
加圧されるので、良好な気密性、水密性が得られる。な
おこの場合も、図16のように環状ブロック25の外周
面にシール層を設けない構造にすることもできる。
【0046】図23は請求項5の発明のさらに他の実施
例を示す。このケーブル導入部封止部材23が、図20
の実施例と異なる点は、シール層29が、環状ブロック
25のクランク形の割りのうち中間部の対向面(軸線に
垂直な面)だけに設けられ、両端部の対向面(軸線に平
行な面)に設けられていないことである。それ以外は図
20の実施例と同様である。このような構造でも図20
の実施例と同様の効果が得られる。
【0047】図24は請求項6の発明の一実施例を示
す。このケーブル導入部封止部材23は、周方向の一部
に割りが入った硬質エラストマー製の環状ブロック25
と、この環状ブロック25の外周面、内周面および割り
の対向面27a、27bに一体に形成された軟質エラス
トマー製のシール層29とからなり、シール層29が環
状ブロック25の割りの中を通って外周面から内周面に
達するスリット31を有するという点では前記実施例と
同様である。この封止部材23が前記実施例と異なる点
は、スリット31の外周面から内周面に至る経路が、外
周面および内周面に滑らかに連なる弧状になっているこ
とである。環状ブロック25の割りの対向面27a、2
7bもそれに合わせて弧状に形成されている。スリット
31は、その外端と内端が封止部材23の周方向に約1
80°程度ずれるように形成することが望ましい。ケー
ブル導入穴33の形は断面円形である。
【0048】この封止部材23は以上のような構成であ
るので、ケーブル外径が小さいときは外周から締め付け
ることにより図25(イ)のようにケーブル導入穴33
の内径を小さくすることができ、ケーブル外径が大きい
ときはケーブルに押し広げられて同図(ロ)のようにケ
ーブル導入穴33の内径が大きくなる。スリット31は
弧状に形成されているので、対向面がずれても気密性、
水密性が損なわれることがない。したがってケーブル外
径の変化に広範囲に対応できる。なおこの場合も、図1
6のように環状ブロック25の外周面にシール層を設け
ない構造にすることもできる。
【0049】図26は請求項6の発明の他の実施例を示
す。図24のような構造の封止部材13では、スリット
31の外端部および内端部で気密性、水密性を確保する
ためには、スリット31の両端部のヒレの部分の肉厚を
限り無く薄くする必要がある。しかし両端部のヒレの部
分の肉厚を薄くすると成形不良等の問題が生じる。そこ
でこの実施例では、シール層29の外周面からスリット
31内に入り込む面に周方向の突条41aを形成すると
共に、シール層29の内周面からスリット31内に入り
込む面に周方向の突条41bを形成したものである。
【0050】このようにすると、封止部材13を外周か
ら締め付けた場合、突条41aがスリット31の外端側
のヒレ43aに食い込み、かつ突条41bがスリット3
1の内端側のヒレ43bに食い込む状態となるので、ヒ
レ43a、43bの末端の肉厚が多少厚くても、段差に
よるパスが生じ難くなる。
【0051】図27は請求項6の発明のさらに他の実施
例を示す。図24のような構造の封止部材13では、ケ
ーブルへの装着時の作業性を考えると、スリット31の
部分は環状ブロック25の厚さをなるべく薄くし、シー
ル層29の厚さをなるべく厚くすることが好ましいが、
そうすると浸水時の側圧等に弱くなる。そこでこの実施
例では、スリット31の内端側のヒレ43b内に環状ブ
ロック25の薄い内端部を埋め込んだ構造としたもので
ある。
【0052】図28は請求項6の発明のさらに他の実施
例を示す。図24のような構造の封止部材13では、ケ
ーブルへの装着時の作業性を考えると、スリット31の
部分は環状ブロック25の厚さをなるべく薄くし、シー
ル層29の厚さをなるべく厚くすることが好ましいが、
内層部のシール層29(軟質エラストマー)の厚さが厚
くなると、ケーブルの曲がりを拘束する力が弱くなり、
ケーブルが曲げられたとき等に気密性、水密性が損なわ
れるおそれがある。そこでこの実施例では、環状ブロッ
ク25(硬質エラストマー)の内周面に凸部25aを一
体に形成し、ケーブルを拘束する力を強くしたものであ
る。凸部25aはほぼ等しい間隔で3個以上形成するこ
とが好ましい。
【0053】図29は請求項6の発明のさらに他の実施
例を示す。このケーブル導入部封止部材13は、環状ブ
ロック25の内周面と外周面に凸部25a、25bを一
体に形成したものである。このようにすると図28の場
合よりさらにケーブルを拘束する力が強くなる。
【0054】図30は請求項6の発明のさらに他の実施
例を示す。このケーブル導入部封止部材13は、図26
の構成と図29の構成を組み合わせたものである。すな
わち、シール層29の外周面からスリット31内に入り
込む面に周方向の突条41aを形成すると共に、シール
層29の内周面からスリット31内に入り込む面に周方
向の突条41bを形成し、かつ環状ブロック25の内周
面と外周面に凸部25a、25bを一体に形成したもの
である。このようにすれば両方の構成による効果が得ら
れる。
【0055】本発明のケーブル導入部封止部材は、ケー
ブル接続箱のケーブル導入部だけでなく、各種機器のケ
ーブル導入部にも使用可能である。
【0056】
【発明の効果】以上説明したように本発明のケーブル導
入部封止部材は、ケーブル外周に簡単に装着することが
でき、確実な封止構造が得られる。また使用可能なケー
ブル外径の範囲が広いので、用意するサイズの種類が少
なくて済み、コストが安く、管理も容易であるという利
点がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】 請求項1の発明の一実施例を示す斜視図。
【図2】 (イ)は図1の封止部材を比較的小径のケー
ブルに装着した状態の正面図、(ロ)はそれを締め付け
た状態の正面図。
【図3】 (イ)は図1の封止部材を比較的大径のケー
ブルに装着した状態の正面図、(ロ)はそれを締め付け
た状態の正面図。
【図4】 請求項1の発明の他の実施例を示す斜視図。
【図5】 請求項1の発明のさらに他の実施例を示す斜
視図。
【図6】 (イ)は請求項1の発明のさらに他の実施例
を示す斜視図、(ロ)は(イ)の封止部材の縦断面図。
【図7】 請求項2の発明の一実施例を示す(イ)は斜
視図、(ロ)は平面図。
【図8】 (イ)は請求項2の発明の他の実施例を示す
側面図、(ロ)は(イ)の封止部材の使用状態を示す側
面図。
【図9】 請求項3の発明の一実施例を示す正面図。
【図10】 (イ)は図9の封止部材を比較的小径のケ
ーブルに装着した状態を示す正面図、(ロ)は比較的大
径のケーブルに装着した状態を示す正面図。
【図11】 請求項3の発明の他の実施例を示す(イ)
は斜視図、(ロ)は側面図。
【図12】 請求項4の発明の一実施例を示す斜視図。
【図13】 図12の封止部材に使用した環状ブロック
の、(イ)は割りを開く前の正面図、(ロ)は割りを開
いた状態の正面図。
【図14】 (イ)は図12の封止部材を比較的小径の
ケーブルに装着した状態の正面図、(ロ)はそれを締め
付けた状態の正面図。
【図15】 (イ)は図12の封止部材を比較的大径の
ケーブルに装着した状態の正面図、(ロ)はそれを締め
付けた状態の正面図。
【図16】 請求項4の発明の他の実施例を示す斜視
図。
【図17】 請求項4の発明のさらに他の実施例を示す
斜視図。
【図18】 請求項4の発明のさらに他の実施例を示す
斜視図。
【図19】 (イ)は請求項4の発明のさらに他の実施
例を示す斜視図、(ロ)は(イ)の封止部材の縦断面
図。
【図20】 請求項5の発明の一実施例を示す(イ)は
斜視図、(ロ)は平面図。
【図21】 図20の封止部材の縦断面図。
【図22】 (イ)は請求項5の発明の他の実施例を示
す側面図、(ロ)は(イ)の封止部材の使用状態を示す
側面図。
【図23】 請求項5の発明のさらに他の実施例を示す
斜視図。
【図24】 請求項6の発明の一実施例を示す正面図。
【図25】(イ)は図24の封止部材を比較的小径のケ
ーブルに装着した状態を示す正面図、(ロ)は比較的大
径のケーブルに装着した状態を示す正面図。
【図26】 請求項6の発明の他の実施例を示す(イ)
は斜視図、(ロ)は側面図。
【図27】 請求項6の発明のさらに他の実施例を示す
斜視図。
【図28】 請求項6の発明のさらに他の実施例を示す
斜視図。
【図29】 請求項6の発明のさらに他の実施例を示す
斜視図。
【図30】 請求項6の発明のさらに他の実施例を示す
斜視図。
【図31】 従来のケーブル接続部の縦断面図。
【図32】 図31のG−G線における横断面図。
【符号の説明】
23:ケーブル導入部封止部材 24:軟質エラストマー製の環状ブロック 25:硬質エラストマー製の環状ブロック 27:環状ブロック25の割り 27a、27b:割り27の対向面 29:軟質エラストマー製のシール層 31:スリット 33:ケーブル導入穴 41a、41b:突条 43a、43b:ヒレ

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】一部に外周面から内周面に達するスリット
    が入った軟質エラストマー製の環状ブロックからなり、
    この環状ブロックの内周面により形成されるケーブル導
    入穴が楕円形または長円形になっていることを特徴とす
    るケーブル導入部封止部材。
  2. 【請求項2】一部に外周面から内周面に達するスリット
    が入った軟質エラストマー製の環状ブロックからなり、
    この環状ブロックのスリットは外周面側および内周面側
    から見た形がクランク形になっていることを特徴とする
    ケーブル導入部封止部材。
  3. 【請求項3】一部に外周面から内周面に達するスリット
    がが入った軟質エラストマー製の環状ブロックからな
    り、この環状ブロックの割りの外周面から内周面に至る
    経路が外周面および内周面に滑らかに連なる弧状になっ
    ていることを特徴とするケーブル導入部封止部材。
  4. 【請求項4】一部に外周面から内周面に達する割りが入
    った硬質エラストマー製の環状ブロックと、この環状ブ
    ロックの少なくとも内周面および割りの対向面に一体に
    形成された軟質エラストマー製のシール層とからなり、
    シール層は環状ブロックの割りの中を通って外周面から
    内周面に達するスリットを有し、かつシール層の内周面
    により形成されるケーブル導入穴が楕円形または長円形
    になっていることを特徴とするケーブル導入部封止部
    材。
  5. 【請求項5】一部に外周面から内周面に達する割りが入
    った硬質エラストマー製の環状ブロックと、この環状ブ
    ロックの少なくとも内周面および割りの対向面に一体に
    形成された軟質エラストマー製のシール層とからなり、
    シール層は環状ブロックの割りの中を通って外周面から
    内周面に達するスリットを有し、このスリットは外周面
    側および内周面側から見た形がクランク形になっている
    ことを特徴とするケーブル導入部封止部材。
  6. 【請求項6】一部に外周面から内周面に達する割りが入
    った硬質エラストマー製の環状ブロックと、この環状ブ
    ロックの少なくとも内周面および割りの対向面に一体に
    形成された軟質エラストマー製のシール層とからなり、
    シール層は環状ブロックの割りの中を通って外周面から
    内周面に達するスリットを有し、このスリットの外周面
    から内周面に至る経路が外周面および内周面に滑らかに
    連なる弧状になっていることを特徴とするケーブル導入
    部封止部材。
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