JP2008176122A - 緊急復旧用クロージャ - Google Patents

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Abstract

【課題】本復旧まで長期間放置しておいても一部損傷したクロージャを保護することができる緊急復旧用クロージャを提供する。
【解決手段】緊急復旧用クロージャ10は、損傷したクロージャをメッセンジャワイヤと共に収容するための筒状容器を形成する本体20と、本体20の両端面の内側に取り付けられた第1乃至第4のスポンジ部材301〜304と、本体20の両端面の外側に取り付けられた第1および第2のメッセン支持金具411,412とを具備する。第1乃至第4のスポンジ部材301〜304には、光ファイバケーブルを本体20内に導入するための複数本の第1乃至第4のケーブル用スリット311〜314が形成されている。第1および第2のスポンジ部材301,302には、メッセンジャワイヤを本体20内に導入するための第1および第2のメッセン用スリット321,322も形成されている。
【選択図】図1

Description

本発明は、緊急復旧用クロージャに関し、特に、電柱などに架設されている光ファイバケーブル接続用のクロージャの一部が損傷した場合の応急処置として使用するのに好適な緊急復旧用クロージャに関する。
近年の高度情報化社会の発展に伴って情報伝達網は拡大の一途を辿っている。その中でも、光ファイバ網は、大容量情報の高速伝送が可能であり、デジタル情報伝達網の中核的存在となっている。このため、光ファイバ網を火災などの事故および回線障害から保護して情報通信サービスなどを維持することが重要となっている。
従来、光ファイバ網を火災などの事故および回線障害から保護する対策は、主として、光ファイバケーブルの断線および回線障害に対して仮設光ファイバケーブルを設置することにより行われてきた。
たとえば、下記の特許文献1には、光ケーブルの障害区間を応急用光ケーブルの布設により復旧させる際の作業能率を向上させて復旧に要する時間を短縮するために、簡易接続用接続箱の接続箱本体には正常側光ケーブルを導入するケーブル導入管と、応急用光ケーブルを接続する六心一括レセプタクルと、両ケーブルの光ファイバをメカニカル接続するファイバロックスプライスと、接続箱本体を施工部の任意の位置に固定する固定具とを備えており、六心一括レセプタクルからは光ファイバが接続箱内に延出され、その先端部は、メカニカル接続のための前処理が施されて、ファイバロックスプライスの挿通部の一方側にあらかじめ挿着してあり、簡易接続装置が、二個の簡易接続用接続箱と、両端側に簡易接続用接続箱の六心一括レセプタクルに着脱可能な六心一括コネクタを備えた応急用光ケーブルとを備えている、簡易接続用接続箱が開示されている。
また、下記の特許文献2には、光ケーブルの障害区間を応急用光ケーブルの布設により復旧させる際に光ファイバ接続などに必要な作業工程を極力減らすことにより作業能率を向上させて復旧に要する時間を短縮するために、応急用光ケーブル装置が応急用光ケーブルを備えており、応急用光ケーブルの両端部には簡易接続具が取り付けてあり、簡易接続具が二箇所に光ファイバ導入部を有し、光ファイバ導入部にはガイド溝を有しており、光ファイバ導入部の間には装着部が設けてあり、装着部には光ファイバの接続ができるファイバロックスプライスが周方向に装着してあり、応急用光ケーブルの光ファイバが、簡易接続具の一方の光ファイバ導入部のガイド溝に導入され、光ファイバの先端部が接続のための前処理が施されて、ファイバロックスプライスの挿通孔の一方側にあらかじめ挿入してあり、簡易接続具が取外し可能な防護カバーで覆ってある、応急用光ケーブル装置が開示されている。
実開平5−50406号公報 実開平6−16905号公報
しかしながら、光ファイバケーブルの故障および断線に対して仮設の光ファイバケーブルを設置する方法だけでは光ファイバ網の維持を十分に図ることはできず、電柱などに架設されている光ファイバケーブル接続用のクロージャの故障に対しても十分な対策を講じる必要がある。
たとえば、火事などの災害時において図8に示すようにクロージャ900の一部が焼損した場合には、従来では、焼損したクロージャ900をビニールシートで覆って、本復旧までの間の風雨対策をしていた。しかし、ビニールシートでの仮覆いであるため、ビニールシートを十分に固定していないと、ビニールシートが風で飛ばされたりビニールシートの隙間から雨がクロージャ900の内部に入ったりするため、直ぐに本復旧を行う必要があるが、第1および第2の光ファイバケーブル11,12が回線停止まで至っていない場合には、利用者からの申出により直ぐに本復旧作業を開始することができずに、長時間ビニールシートでの仮覆いのまま放置せざるを得ないという問題があった。
本発明の目的は、本復旧まで長期間放置しておいても一部損傷したクロージャを保護することができる緊急復旧用クロージャを提供することにある。
本発明の緊急復旧用クロージャは、メッセンジャワイヤ(2)に取り付けられたクロージャ(900)が損傷したときに該クロージャを収容して保護するための緊急復旧用クロージャ(10)であって、前記クロージャを前記メッセンジャワイヤと共に収容するためのかつ上部と下部とが開閉可能に連結された筒状容器を形成する本体(20)と、該本体の両端面の内側にそれぞれ取り付けられたケーブル・ワイヤ導入部材(301〜304)と、前記本体の両端面の外側にそれぞれ取り付けられた、かつ、前記緊急復旧用クロージャを前記メッセンジャワイヤに固定するための第1および第2のメッセン支持金具(411,412)とを具備し、前記ケーブル・ワイヤ導入部材に、前記クロージャ内に導入されている光ファイバケーブル(11,12)を前記本体内に導入するための複数本のケーブル用スリット(311〜314)と、前記メッセンジャワイヤを前記本体内に導入するためのメッセン用スリット(321,322)とが形成されていることを特徴とする。
ここで、前記本体が、前記筒状容器の上部を形成する上部カバー(21)と、該筒状容器の下部を形成する下部カバー(22)とを備え、前記上部カバーと前記下部カバーとが、互いの長手方向に沿った辺同士が開閉自在に連結されていてもよい。
前記上部カバーの両端面の下側部分に、第1および第2の上部開口部(21a1,21a2)がそれぞれ形成されており、前記上部カバーの前記第1および第2の上部開口部の上方中央に、前記メッセンジャワイヤを貫通させるための半円状の第1および第2の切欠き(231,232)がそれぞれ形成されており、前記上部カバーの前記第1および第2の上部開口部の上方中央に、前記第1および第2のメッセン支持金具がそれぞれ取り付けられていてもよい。
前記下部カバーの両端面の上側部分に、第1および第2の下部開口部(22a1,22a2)がそれぞれ形成されており、前記下部カバーの前記第1および第2の下部開口部の下方中央に、前記第1および第2のメッセン支持金具(421,422)がそれぞれ取り付けられていてもよい。
前記下部カバーの両端面の上側部分に、第1および第2の下部開口部(22a1,22a2)がそれぞれ形成されており、前記ケーブル・ワイヤ導入部材が、第1乃至第4のケーブル・ワイヤ導入部材(301〜304)からなり、前記第1のケーブル・ワイヤ導入部材が、前記第1の上部開口部および前記第1の切欠きに蓋をするように前記上部カバーの内側に取り付けられており、前記第2のケーブル・ワイヤ導入部材が、前記第2の上部開口部および前記第2の切欠きに蓋をするように前記上部カバーの内側に取り付けられており、前記第3のケーブル・ワイヤ導入部材が、前記第1の下部開口部に蓋をするように前記下部カバーの内側に取り付けられており、前記第4のケーブル・ワイヤ導入部材が、前記第2の下部開口部に蓋をするように前記下部カバーの内側に取り付けられていてもよい。
また、本発明の緊急復旧用クロージャは、メッセンジャワイヤ(2)に取り付けられたクロージャ(900)が損傷したときに該クロージャを収容して保護するための緊急復旧用クロージャ(100)であって、第1および第2の端面部(1101,1102)と、該第1および第2の端面部にそれぞれ取り付けられたケーブル・ワイヤ導入部材(1301〜1304)と、前記第1および第2の端面部の外側にそれぞれ取り付けられた、かつ、前記緊急復旧用クロージャを前記メッセンジャワイヤに固定するための第1および第2のメッセン支持金具(1411,1412)と、前記第1および第2の端面部が互いに対向するように該第1および第2の端面部を支持するための複数本のロッドと、前記第1および第2の端面部間の空間を密封するための被覆部材(170)とを具備し、前記ケーブル・ワイヤ導入部材に、前記クロージャ内に導入されている光ファイバケーブル(11,12)を前記本体内に導入するための複数本のケーブル用スリット(1311〜1314)と、前記メッセンジャワイヤを前記本体内に導入するためのメッセン用スリット(1321,1322)とが形成されていてもよい。
前記第1の端面部が、互いの厚さ方向に沿った辺同士が開閉自在に連結された第1の上部カバー(1211)および第1の下部カバー(1221)からなり、前記第2の端面部が、互いの厚さ方向に沿った辺同士が開閉自在に連結された第2の上部カバー(1212)および第2の下部カバー(1222)とからなってもよい。
前記第1および第2の上部カバーの下側部分に、第1および第2の上部開口部(121a1,121a2)がそれぞれ形成されており、前記第1および第2の上部カバーの前記第1および第2の上部開口部の上方中央に、前記メッセンジャワイヤを貫通させるための半円状の第1および第2の切欠き(1231,1232)がそれぞれ形成されており、前記第1および第2の上部カバーの前記第1および第2の上部開口部の上方中央に、前記第1および第2のメッセン支持金具がそれぞれ取り付けられていてもよい。
前記下部カバーの両端面の上側部分に、第1および第2の下部開口部(122a1,122a2)がそれぞれ形成されており、前記下部カバーの前記第1および第2の下部開口部の下方中央に、前記第1および第2のメッセン支持金具(421,422)がそれぞれ取り付けられていてもよい。
前記第1および第2の下部カバーの両端面の上側部分に、第1および第2の下部開口部(122a1,122a2)がそれぞれ形成されており、前記ケーブル・ワイヤ導入部材が、第1乃至第4のケーブル・ワイヤ導入部材(1301〜1304)からなり、前記第1のケーブル・ワイヤ導入部材が、前記第1の上部開口部および前記第1の切欠きを塞ぐように前記第1の上部カバーに取り付けられており、前記第2のケーブル・ワイヤ導入部材が、前記第2の上部開口部および前記第2の切欠きを塞ぐように前記第2の上部カバーに取り付けられており、前記第3のケーブル・ワイヤ導入部材が、前記第1の下部開口部を塞ぐように前記第1の下部カバーに取り付けられており、前記第4のケーブル・ワイヤ導入部材が、前記第2の下部開口部を塞ぐように前記第2の下部カバーに取り付けられていてもよい。
前記被覆部材の一方の端を前記第1の端面部に固定するとともに前記被覆部材の他方の端を前記第2の端面部に巻き付けて固定するための面ファスナーが、該被覆部材の両端および該第1および第2の端面部に取り付けられていてもよい。
前記ロッドが、伸縮可能な伸縮ロッド(1601〜1606)であり、前記被覆部材が、該伸縮ロッドの伸縮方向に沿って蛇腹状にされていてもよい。
前記第1のケーブル・ワイヤ導入部材(301;1301)の底面に、前記光ファイバケーブルを通すための複数本の第1のケーブル用スリット(311;1311)と、前記メッセンジャワイヤを前記第1の切欠き(231;1231)まで通すための第1のメッセン用スリット(321;1321)とが形成されており、前記第2のケーブル・ワイヤ導入部材(302;1302)の底面に、前記光ファイバケーブルを通すための複数本の第2のケーブル用スリット(312;1312)と、前記メッセンジャワイヤを前記第2の切欠き(232;1232)まで通すための第2のメッセン用スリット(322;1322)とが形成されており、前記第3のケーブル・ワイヤ導入部材(303;1303)の上面に、前記光ファイバケーブルを通すための複数本の第3のケーブル用スリット(313;1313)が形成されており、前記第4のケーブル・ワイヤ導入部材(304;1304)の上面に、前記光ファイバケーブルを通すための複数本の第4のケーブル用スリット(314;1314)が形成されていてもよい。
本発明の緊急復旧用クロージャは、以下のような効果を奏する。
(1)損傷したクロージャを緊急復旧用クロージャ内に収容することにより、本復旧までに長時間放置されても風で飛ばされたり雨がクロージャ内部に入ったりすることを完全に防止することができるので、クロージャを本復旧まで重大な障害を生じさせることなく保護することができる。
(2)損傷したクロージャをメッセンジャワイヤに取り付けたまま緊急復旧用クロージャで覆うことにより応急復旧ができるので、一時的な応急復旧を短時間に確実に行うことができる。
(3)本復旧を行う際に緊急復旧用クロージャを容易に取り外すことができるので、本復旧の作業性を向上することができる。
上記の目的を、クロージャをメッセンジャワイヤと共に収容するための本体の両端面の内側に、光ファイバケーブルを本体内に導入するための複数本のケーブル用スリットとメッセンジャワイヤを本体内に導入するためのメッセン用スリットとが形成されたケーブル・ワイヤ導入部材をそれぞれ取り付けることにより実現した。
以下、本発明の緊急復旧用クロージャの実施例について、図面を参照して説明する。
本発明の第1の実施例による緊急復旧用クロージャ10は、図1に示すように、図8に示したような損傷したクロージャ900をメッセンジャワイヤ2と共に収容するための筒状容器を形成する本体20と、第1乃至第4のスポンジ部材301〜304(第2のスポンジ部材302は不図示)と、第1および第2のメッセン支持金具411,412(第2のメッセン支持金具412は不図示)とを具備する。
ここで、本体20は、筒状容器の上部を形成する上部カバー21と、筒状容器の下部を形成する下部カバー22とからなる。上部カバー21と下部カバー22とは互いの長手方向に沿った辺同士がヒンジ(不図示)によって開閉自在に連結されており、上部カバー21と下部カバー22とを閉じることによって筒状容器が形成される。
図2(a)に上部カバー21の一方の端面(上部カバー21の長手方向と垂直な方向(幅方向)に沿った面)について示すように、上部カバー21の両端面の下側部分には第1および第2の上部開口部21a1,21a2(第2の上部開口部21a2は不図示)がそれぞれ形成されている。
上部カバー21の第1および第2の上部開口部21a1,21a2の上方中央には、メッセンジャワイヤ2を貫通させるための半円状の第1および第2の切欠き231,232(第2の切欠き232は不図示)がそれぞれ形成されている。ここで、第1および第2の切欠き231,232の半径は、メッセンジャワイヤ2の半径以上とされている。
また、図2(b)に上部カバー21の一方の端面について示すように、上部カバー21の第1および第2の上部開口部21a1,21a2の上方中央には、メッセンジャワイヤ2を左右から挟持して支持するための第1および第2のメッセン支持金具411,412が取り付けられている。ここで、第1および第2のメッセン支持金具411,412の上半分のみが上部カバー21に固定されており、第1および第2のメッセン支持金具411,412の下半分は、メッセンジャワイヤ2を通すことができるように、左右に開閉自在となっている。
第1のスポンジ部材301は、図3(a)に示すように第1の上部開口部21a1および第1の切欠き231に蓋をするように上部カバー21の内側に取り付けられている。同様に、第2のスポンジ部材302は、第2の上部開口部21a2および第2の切欠き232に蓋をするように上部カバー21の内側に取り付けられている。
第1のスポンジ部材301の底面には、第1および第2の光ファイバケーブル11,12を通すための第1のケーブル用スリット311と、メッセンジャワイヤ2を通すための第1のメッセン用スリット321とが、第1のスポンジ部材301の底面に対して垂直に形成されている。
ここで、第1のケーブル用スリット311は、第1および第2の光ファイバケーブル11,12の間隔が異なる場合にも対応できるように、第1のメッセン用スリット321の左右に5本ずつ第1のスポンジ部材301の底面に沿って(すなわち、上部カバー21の幅方向に)等間隔に形成されている。また、第1のケーブル用スリット311の長さは、第1および第2の光ファイバケーブル11,12の半径よりも長くされている。
第1のメッセン用スリット321は、第1の切欠き231の中央を横切るように、上部カバー21の幅方向の中央に形成されている。これにより、第1のメッセン用スリット321を介して第1の切欠き231まで挿入されたメッセンジャワイヤ2を第1のメッセン支持金具411で挟持したのに、図3(b)に示すように第1のボルト501および第1のナット511で第1のメッセン支持金具411の下部を固定することにより、緊急復旧用クロージャ10をメッセンジャワイヤ2に固定することができる。
第2のスポンジ部材302は、上述した第1のスポンジ部材301と同様に構成されている。
図4(a)に下部カバー22の一方の端面(下部カバー22の長手方向と垂直な方向(幅方向)に沿った面)について示すように、下部カバー22の両端面の上側部分には第1および第2の下部開口部22a1,22a2(第2の下部開口部22a2は不図示)がそれぞれ形成されている。
第3のスポンジ部材303は、図4(b)に示すように第1の下部開口部22a1に蓋をするように下部カバー22の内側に取り付けられている。同様に、第4のスポンジ部材304は、第2の下部開口部22a1に蓋をするように下部カバー22の内側に取り付けられている。
また、第3のスポンジ部材303の上面には、第1および第2の光ファイバケーブル11,12を通すための第3のケーブル用スリット313が、第3のスポンジ部材303の上面に対して垂直に形成されている。
第3のケーブル用スリット313は、図5に示すように、上部カバー21と下部カバー22とを閉じたときに第1のケーブル用スリット311と互いに対向するように、10本ほど第3のスポンジ部材303の上面に沿って(すなわち、下部カバー22の幅方向に)等間隔に形成されている。また、第3のケーブル用スリット313の長さは、上述した第1のケーブル用スリット311と同様に、第1および第2の光ファイバケーブル11,12の半径よりも長くされている。
これにより、上部カバー21と下部カバー22とを閉じると、図5に示すように、第1および第2の光ファイバケーブル11,12を第1のケーブル用スリット311と第3のケーブル用スリット313とで把持して固定することができる。
第4のスポンジ部材304は、上述した第3のスポンジ部材303と同様に構成されている。
以上説明したように、第1および第2の光ファイバケーブル11,12とメッセンジャワイヤ2とを第1乃至第4のスポンジ部材301〜304を介して本体20内に導入することにより、第1および第2の光ファイバケーブル11,12を把持していない第1乃至第4のケーブル用スリット311〜314は密着した状態で閉じており、また、第1および第2の光ファイバケーブル11,12を把持している第1乃至第4のケーブル用スリット311〜314は第1および第2の光ファイバケーブル11,12と密着し、メッセンジャワイヤ2を把持している第1および第2のメッセン用スリット321,322はメッセンジャワイヤ2と密着するため、本復旧までの間に雨などが緊急復旧用クロージャ10の両端面から本体20内に入ることを防止することができる。
次に、緊急復旧用クロージャ10の本体20内に図8に示したクロージャ900を収容する手順について説明する。
作業員は、緊急復旧用クロージャ10の上部カバー21と下部カバー22とが開いた状態で、第1および第2のスポンジ部材301,302にそれぞれ形成された第1および第2のメッセン用スリット321,322にメッセンジャワイヤ2を挿入する。その後、作業員は、第1および第2のメッセン支持金具411,412の下部を開いてメッセンジャワイヤ2を通して第1および第2の切欠き231,232に入れたのち、第1および第2のボルト501,502と第1および第2のナット511,512とで第1および第2のメッセン支持金具411,412の下部をそれぞれ固定することにより、緊急復旧用クロージャ10をメッセンジャワイヤ2に固定する。
このとき、第1および第2の光ファイバケーブル11,12の上半分は、第1および第2のスポンジ部材301,312に10本ずつ形成された第1および第2のケーブル用スリット311,312のうちの1本にそれぞれ挿入して把持される。
その後、作業員は、上部カバー21と下部カバー22とを閉じる。このとき、第1および第2の光ファイバケーブル11,12の下半分が、第3および第4のスポンジ部材303,314に10本ずつ形成された第3および第4のケーブル用スリット313,314のうちの1本にそれぞれ挿入して把持される。
これにより、図6に示すように、損傷したクロージャ900をメッセンジャワイヤ2に固定したままでメッセンジャワイヤ2およびクロージャ900を緊急復旧用クロージャ10内に収容して、クロージャ900を保護することができる。
その後、作業員は、固定バンドなどで上部カバー21および下部カバー22を固定することにより、上部カバー21と下部カバー22とが開かないようにする。
なお、上部カバー21および下部カバー22の長さ(長手方向の長さ)をクロージャ900の長さよりも1m程度長くすることにより、クロージャ900の損傷に伴い第1および第2の光ファイバケーブル11,12の外被が損傷した場合に、クロージャ900から50cmの範囲の第1および第2の光ファイバケーブル11,12を保護することもできる。
次に、本発明の第2の実施例による緊急復旧用クロージャ100について、図7を参照して説明する。
本実施例による急復旧用クロージャ100は、図7に示すように、以下の(1)〜(4)に示す点で上述した第1の実施例による緊急復旧用クロージャ10と異なる。
(1)本体20の代わりに第1および第2の端面部1101,1102を具備する。
ここで、第1の端面部1101は、第1の上部カバー1211と第1の下部カバー1221とからなり、第1の上部カバー1211と第1の下部カバー1221とは互いの厚さ方向に沿った辺同士がヒンジ(不図示)によって開閉自在に連結されている。同様に、第2の端面部1102は、第2の上部カバー1212と第2の下部カバー1222とからなり、第2の上部カバー1212と第2の下部カバー1222とは互いの厚さ方向に沿った辺同士がヒンジ(不図示)によって開閉自在に連結されている。
第1および第2の上部カバー1211,1212の上面および側面には、第1および第2の面ファスナー・ループ面1811,1812が取り付けられており、第1および第2の下部カバー1221,1222の下面および側面には、第3および第4の面ファスナー・ループ面1813,1814が取り付けられている。
(2)第1のスポンジ部材1301は、第1の上部カバー1211の下側部分に形成された第1の上部開口部121a1(不図示)および第1の上部カバー1211の上方中央に形成された半円状の第1の切欠き1231(不図示)を塞ぐように第1の上部カバー1211に取り付けられている。
第2のスポンジ部材1302は、第2の上部カバー1212の下側部分に形成された第2の上部開口部121a2(不図示)および第2の上部カバー1212の上方中央に形成された半円状の第2の切欠き1232(不図示)を塞ぐように第2の上部カバー1212に取り付けられている。
第3のスポンジ部材1303は、第1の下部カバー1221の上側部分に形成された第1の下部開口部122a1(不図示)を塞ぐように第1の下部カバー1221に取り付けられている。
第4のスポンジ部材1304は、第2の下部カバー1222の上側部分に形成された第2の下部開口部122a2(不図示)を塞ぐように第2の下部カバー1222に取り付けられている。
(3)第1および第2の端面部1101,1102が互いに対向するように第1および第2の端面部1101,1102を支持するための第1乃至第6の伸縮ロッド1601〜1606を具備する。
ここで、第1乃至第3の伸縮ロッド1601〜1603の両端は、第1および第2の上部カバー1211,1212の内側の面の上側、左下側および右下側にそれぞれ固定されており、また、第4乃至第6の伸縮ロッド1604〜1606の両端は、第1および第2の下部カバー1221,1222の内側の面の下側、左上側および右上側にそれぞれ固定されている。
第1乃至第6の伸縮ロッド1601〜1606はそれぞれ、外筒と、外筒の内部にスライド自在に挿入された内筒とを備え、外筒に対して内筒を引き出したり押し込んだりすることにより伸縮可能とされている。また、第1乃至第6の伸縮ロッド1601〜1606にはそれぞれ、外筒に対して内筒を任意の位置で固定するためのロック機構が設けられている。このロック機構は、たとえば、先端部で内筒を保持するように外筒の周壁を貫通して外筒に螺合するネジ部材で構成することができる。
(4)第1および第2の端面部1101,1102間の空間を密封するためのビニールカバー170(被覆部材)を具備する。
ここで、ビニールカバー170の両端(第1乃至第6の伸縮ロッド1601〜1606の長手方向の両端)には、第1および第2の面ファスナー・フック面1821,1822が取り付けられている。これにより、第1の上部カバー1211と第1の下部カバー1221とを閉じるとともに第2の上部カバー1212と第2の下部カバー1222とを閉じた状態で、第1の面ファスナー・フック面1821を第1および第3の面ファスナー・ループ面1811,1813に押し付けながらビニールカバー170を第1の上部カバー1211および第1の下部カバー1221に巻き付けるとともに、第2の面ファスナー・フック面1822を第2および第4の面ファスナー・ループ面1812,1814に押し付けながらビニールカバー170を第2の上部カバー1212および第2の下部カバー1222に巻き付けることにより、第1および第2の端面部1101,1102間の空間を密封することができる。
ビニールカバー170の長さ(第1乃至第6の伸縮ロッド1601〜1606の長手方向の長さ)は、第1乃至第6の伸縮ロッド1601〜1606を最大限伸ばしたときの第1の端面部1101の外側の面と第2の端面部1102の外側の面との間隔とされている。また、ビニールカバー170は、第1乃至第6の伸縮ロッド1601〜1606の伸縮方向に伸縮し易いように、第1乃至第6の伸縮ロッド1601〜1606の伸縮方向に沿って蛇腹状にされている。
以上のように構成された緊急復旧用クロージャ100を用いても、損傷したクロージャ900をメッセンジャワイヤ2に固定したままでメッセンジャワイヤ2およびクロージャ900を緊急復旧用クロージャ100内に収容して、クロージャ900を保護することができる。
なお、第1乃至第6の伸縮ロッド1601〜1606の伸縮方向に伸縮し易いようにビニールカバー170は蛇腹状にしたが、ビニールカバー170の一方の端側に面ファスナー・フック面を所定の間隔で取り付けておき、第1および第2の端面部1101,1102の間隔を所定の間隔で調整することができるようにしてもよい。
また、第1および第2の端面部1101,1102の間隔を調整することができるように第1乃至第6の伸縮ロッド1601〜1606を用いたが、第1および第2の端面部1101,1102の間隔を調整する必要がない場合には、第1乃至第6の伸縮ロッド1601〜1606の代わりに棒状の第1乃至第6のロッドを用いればよい。
さらに、図6に示したように第1および第2のメッセン支持金具411,412を用いて上部カバー21をメッセンジャワイヤ2に固定したが、図9に示すような第1および第2のメッセン支持金具421,422を用いて下部カバー22をメッセンジャワイヤ2に固定してもよい。この場合には、下部カバー22をメッセンジャワイヤ2に固定したまま上部カバー21を外して作業をすることができる。
なお、第1および第2のメッセン支持金具421,422は、上半分がメッセンジャワイヤ2を通すことができるように左右に開閉自在となった第1および第2のメッセン支持部と、一端が第1および第2のメッセン支持部の底部にそれぞれ固定されるとともに他端が下部カバー22の第1および第2の下部開口部22a1,22a2の下方中央にそれぞれ固定されたL字状の支持材(たとえば、アルミ棒やステンレス板)とから構成されている。
さらにまた、第1および第2の光ファイバケーブル11,12とメッセンジャワイヤ2とを本体20内に導入するためのケーブル・ワイヤ導入部材としてスポンジ部材(第1乃至第4のスポンジ部材301〜304,1301〜1304)を用いたが、他の部材(たとえば、ゴム製のパッキン)を用いてもよい。
本発明の第1の実施例による緊急復旧用クロージャ10の構成を示す図である。 図1に示した上部カバー21の端面の構成を説明するための図である。 図1に示した第1のスポンジ部材301の構成を説明するための図である。 図1に示した下部カバー22の端面の構成を説明するための図である。 図1に示した第3のスポンジ部材303の構成を説明するための図である。 図1に示した緊急復旧用クロージャ10の本体20内に図8に示したクロージャ900を収容した状態を示す図である。 本発明の第2の実施例による緊急復旧用クロージャ100の構成を示す図である。 一部が損傷したクロージャ900の状態を示す図である。 第1および第2のメッセン支持金具421,422を用いて下部カバー22をメッセンジャワイヤ2に固定した状態を示す図である。
符号の説明
1,12 第1および第2の光ファイバケーブル
2 メッセンジャワイヤ
10,100 緊急復旧用クロージャ
20 本体
21 上部カバー
21a1,21a2 121a1,121a2 第1および第2の上部開口部
22 下部カバー
22a1,22a2,122a1,122a2 第1および第2の下部開口部
231,232,1231,1232 第1および第2の切欠き
301〜304,1301〜1304 第1乃至第4のスポンジ部材
311〜314,1311〜1314 第1乃至第4のケーブル用スリット
321,322,1321,1322 第1および第2のメッセン用スリット
411,412,421,422,1411,1412 第1および第2のメッセン支持金具
501,502 第1および第2のボルト
511,512 第1および第2のナット
1101,1102 第1および第2の端面部
1211,1212 第1および第2の上部カバー
1221,1222 第1および第2の下部カバー
1601〜1606 第1乃至第6の伸縮ロッド
170 ビニールカバー
1811〜1814 第1乃至第4の面ファスナー・ループ面
1821,1822 第1および第2の面ファスナー・フック面
900 クロージャ

Claims (13)

  1. メッセンジャワイヤ(2)に取り付けられたクロージャ(900)が損傷したときに該クロージャを収容して保護するための緊急復旧用クロージャ(10)であって、
    前記クロージャを前記メッセンジャワイヤと共に収容するためのかつ上部と下部とが開閉可能に連結された筒状容器を形成する本体(20)と、
    該本体の両端面の内側にそれぞれ取り付けられたケーブル・ワイヤ導入部材(301〜304)と、
    前記本体の両端面の外側にそれぞれ取り付けられた、かつ、前記緊急復旧用クロージャを前記メッセンジャワイヤに固定するための第1および第2のメッセン支持金具(411,412)と、
    を具備し、
    前記ケーブル・ワイヤ導入部材に、前記クロージャ内に導入されている光ファイバケーブル(11,12)を前記本体内に導入するための複数本のケーブル用スリット(311〜314)と、前記メッセンジャワイヤを前記本体内に導入するためのメッセン用スリット(321,322)とが形成されている、
    ことを特徴とする、緊急復旧用クロージャ。
  2. 前記本体が、前記筒状容器の上部を形成する上部カバー(21)と、該筒状容器の下部を形成する下部カバー(22)とを備え、
    前記上部カバーと前記下部カバーとが、互いの長手方向に沿った辺同士が開閉自在に連結されている、
    ことを特徴とする、請求項1記載の緊急復旧用クロージャ。
  3. 前記上部カバーの両端面の下側部分に、第1および第2の上部開口部(21a1,21a2)がそれぞれ形成されており、
    前記上部カバーの前記第1および第2の上部開口部の上方中央に、前記メッセンジャワイヤを貫通させるための半円状の第1および第2の切欠き(231,232)がそれぞれ形成されており、
    前記上部カバーの前記第1および第2の上部開口部の上方中央に、前記第1および第2のメッセン支持金具がそれぞれ取り付けられている、
    ことを特徴とする、請求項2記載の緊急復旧用クロージャ。
  4. 前記下部カバーの両端面の上側部分に、第1および第2の下部開口部(22a1,22a2)がそれぞれ形成されており、
    前記下部カバーの前記第1および第2の下部開口部の下方中央に、前記第1および第2のメッセン支持金具(421,422)がそれぞれ取り付けられている、
    ことを特徴とする、請求項2記載の緊急復旧用クロージャ。
  5. 前記下部カバーの両端面の上側部分に、第1および第2の下部開口部(22a1,22a2)がそれぞれ形成されており、
    前記ケーブル・ワイヤ導入部材が、第1乃至第4のケーブル・ワイヤ導入部材(301〜304)からなり、
    前記第1のケーブル・ワイヤ導入部材が、前記第1の上部開口部および前記第1の切欠きに蓋をするように前記上部カバーの内側に取り付けられており、
    前記第2のケーブル・ワイヤ導入部材が、前記第2の上部開口部および前記第2の切欠きに蓋をするように前記上部カバーの内側に取り付けられており、
    前記第3のケーブル・ワイヤ導入部材が、前記第1の下部開口部に蓋をするように前記下部カバーの内側に取り付けられており、
    前記第4のケーブル・ワイヤ導入部材が、前記第2の下部開口部に蓋をするように前記下部カバーの内側に取り付けられている、
    ことを特徴とする、請求項3または4記載の緊急復旧用クロージャ。
  6. メッセンジャワイヤ(2)に取り付けられたクロージャ(900)が損傷したときに該クロージャを収容して保護するための緊急復旧用クロージャ(100)であって、
    第1および第2の端面部(1101,1102)と、
    該第1および第2の端面部にそれぞれ取り付けられたケーブル・ワイヤ導入部材(1301〜1304)と、
    前記第1および第2の端面部の外側にそれぞれ取り付けられた、かつ、前記緊急復旧用クロージャを前記メッセンジャワイヤに固定するための第1および第2のメッセン支持金具(1411,1412)と、
    前記第1および第2の端面部が互いに対向するように該第1および第2の端面部を支持するための複数本のロッドと、
    前記第1および第2の端面部間の空間を密封するための被覆部材(170)と、
    を具備し、
    前記ケーブル・ワイヤ導入部材に、前記クロージャ内に導入されている光ファイバケーブル(11,12)を前記本体内に導入するための複数本のケーブル用スリット(1311〜1314)と、前記メッセンジャワイヤを前記本体内に導入するためのメッセン用スリット(1321,1322)とが形成されている、
    ことを特徴とする、緊急復旧用クロージャ。
  7. 前記第1の端面部が、互いの厚さ方向に沿った辺同士が開閉自在に連結された第1の上部カバー(1211)および第1の下部カバー(1221)からなり、
    前記第2の端面部が、互いの厚さ方向に沿った辺同士が開閉自在に連結された第2の上部カバー(1212)および第2の下部カバー(1222)とからなる、
    ことを特徴とする、請求項6記載の緊急復旧用クロージャ。
  8. 前記第1および第2の上部カバーの下側部分に、第1および第2の上部開口部(121a1,121a2)がそれぞれ形成されており、
    前記第1および第2の上部カバーの前記第1および第2の上部開口部の上方中央に、前記メッセンジャワイヤを貫通させるための半円状の第1および第2の切欠き(1231,1232)がそれぞれ形成されており、
    前記第1および第2の上部カバーの前記第1および第2の上部開口部の上方中央に、前記第1および第2のメッセン支持金具がそれぞれ取り付けられている、
    ことを特徴とする、請求項7記載の緊急復旧用クロージャ。
  9. 前記下部カバーの両端面の上側部分に、第1および第2の下部開口部(122a1,122a2)がそれぞれ形成されており、
    前記下部カバーの前記第1および第2の下部開口部の下方中央に、前記第1および第2のメッセン支持金具(421,422)がそれぞれ取り付けられている、
    ことを特徴とする、請求項7記載の緊急復旧用クロージャ。
  10. 前記第1および第2の下部カバーの両端面の上側部分に、第1および第2の下部開口部(122a1,122a2)がそれぞれ形成されており、
    前記ケーブル・ワイヤ導入部材が、第1乃至第4のケーブル・ワイヤ導入部材(1301〜1304)からなり、
    前記第1のケーブル・ワイヤ導入部材が、前記第1の上部開口部および前記第1の切欠きを塞ぐように前記第1の上部カバーに取り付けられており、
    前記第2のケーブル・ワイヤ導入部材が、前記第2の上部開口部および前記第2の切欠きを塞ぐように前記第2の上部カバーに取り付けられており、
    前記第3のケーブル・ワイヤ導入部材が、前記第1の下部開口部を塞ぐように前記第1の下部カバーに取り付けられており、
    前記第4のケーブル・ワイヤ導入部材が、前記第2の下部開口部を塞ぐように前記第2の下部カバーに取り付けられている、
    ことを特徴とする、請求項8または9記載の緊急復旧用クロージャ。
  11. 前記被覆部材の一方の端を前記第1の端面部に固定するとともに前記被覆部材の他方の端を前記第2の端面部に巻き付けて固定するための面ファスナーが、該被覆部材の両端および該第1および第2の端面部に取り付けられていることを特徴とする、請求項6乃至10いずれかに記載の緊急復旧用クロージャ。
  12. 前記ロッドが、伸縮可能な伸縮ロッド(1601〜1606)であり、
    前記被覆部材が、該伸縮ロッドの伸縮方向に沿って蛇腹状にされている、
    ことを特徴とする、請求項6乃至11いずれかに記載の緊急復旧用クロージャ。
  13. 前記第1のケーブル・ワイヤ導入部材(301;1301)の底面に、前記光ファイバケーブルを通すための複数本の第1のケーブル用スリット(311;1311)と、前記メッセンジャワイヤを前記第1の切欠き(231;1231)まで通すための第1のメッセン用スリット(321;1321)とが形成されており、
    前記第2のケーブル・ワイヤ導入部材(302;1302)の底面に、前記光ファイバケーブルを通すための複数本の第2のケーブル用スリット(312;1312)と、前記メッセンジャワイヤを前記第2の切欠き(232;1232)まで通すための第2のメッセン用スリット(322;1322)とが形成されており、
    前記第3のケーブル・ワイヤ導入部材(303;1303)の上面に、前記光ファイバケーブルを通すための複数本の第3のケーブル用スリット(313;1313)が形成されており、
    前記第4のケーブル・ワイヤ導入部材(304;1304)の上面に、前記光ファイバケーブルを通すための複数本の第4のケーブル用スリット(314;1314)が形成されている、
    ことを特徴とする、請求項5、10乃至12いずれかに記載の緊急復旧用クロージャ。
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