JP4833095B2 - 緊急復旧用クロージャ - Google Patents
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また、下記の特許文献2には、光ケーブルの障害区間を応急用光ケーブルの布設により復旧させる際に光ファイバ接続などに必要な作業工程を極力減らすことにより作業能率を向上させて復旧に要する時間を短縮するために、応急用光ケーブル装置が応急用光ケーブルを備えており、応急用光ケーブルの両端部には簡易接続具が取り付けてあり、簡易接続具が二箇所に光ファイバ導入部を有し、光ファイバ導入部にはガイド溝を有しており、光ファイバ導入部の間には装着部が設けてあり、装着部には光ファイバの接続ができるファイバロックスプライスが周方向に装着してあり、応急用光ケーブルの光ファイバが、簡易接続具の一方の光ファイバ導入部のガイド溝に導入され、光ファイバの先端部が接続のための前処理が施されて、ファイバロックスプライスの挿通孔の一方側にあらかじめ挿入してあり、簡易接続具が取外し可能な防護カバーで覆ってある、応急用光ケーブル装置が開示されている。
たとえば、火事などの災害時において図8に示すようにクロージャ900の一部が焼損した場合には、従来では、焼損したクロージャ900をビニールシートで覆って、本復旧までの間の風雨対策をしていた。しかし、ビニールシートでの仮覆いであるため、ビニールシートを十分に固定していないと、ビニールシートが風で飛ばされたりビニールシートの隙間から雨がクロージャ900の内部に入ったりするため、直ぐに本復旧を行う必要があるが、第1および第2の光ファイバケーブル11,12が回線停止まで至っていない場合には、利用者からの申出により直ぐに本復旧作業を開始することができずに、長時間ビニールシートでの仮覆いのまま放置せざるを得ないという問題があった。
ことを特徴とする。
ここで、前記第1および第2のメッセン支持金具(41 1 ,41 2 )の代わりに、前記下部カバーを前記メッセンジャワイヤに固定するための他の第1および第2のメッセン支持金具(42 1 ,42 2 )を具備し、前記他の第1および第2のメッセン支持金具が、上半分が前記メッセンジャワイヤを通すことができるように左右に開閉自在となった第1および第2のメッセン支持部と、一端が該第1および第2のメッセン支持部の底部にそれぞれ固定されるとともに他端が前記下部カバーの両端面の外側にそれぞれ固定されたL字状の第1および第2の支持材とを備え、前記上部および下部カバーを開けて前記クロージャを前記緊急復旧用クロージャに収容したのち該上部および下部カバーを閉じると、前記上部および下部カバーの一方の端面において、前記光ファイバケーブルが前記複数本の第1のケーブル用スリットのうちの1本の第1のケーブル用スリットおよび前記複数本の第3のケーブル用スリットのうちの該1本の第1のケーブル用スリットと互いに対向する1本の第3のケーブル用スリットから前記本体内に導入されたのち該1本の第1のケーブル用スリットおよび該1本の第3のケーブル用スリットによって把持されるとともに、前記メッセンジャワイヤが前記第1のメッセン用スリットから前記本体内に導入されたのち前記他の第1のメッセン支持金具(42 1 )の前記第1のメッセン支持部の前記上半分を開いて通されたのちに該第1のメッセン支持部の該上半分を閉じて固定され、前記上部および下部カバーの他方の端面において、前記光ファイバケーブルが前記複数本の第2のケーブル用スリットのうちの1本の第2のケーブル用スリットおよび前記複数本の第4のケーブル用スリットのうちの該1本の第2のケーブル用スリットと互いに対向する1本の第4のケーブル用スリットから前記本体内に導入されたのち該1本の第2のケーブル用スリットおよび該1本の第4のケーブル用スリットによって把持されるとともに、前記メッセンジャワイヤが前記第2のメッセン用スリットから前記本体内に導入されたのち前記他の第2のメッセン支持金具(42 2 )の前記第2のメッセン支持部の前記上半分を開いて通されたのちに該第2のメッセン支持部の該上半分を閉じて固定されてもよい。
前記下部カバーの両端面の上側部分に、第1および第2の下部開口部(22a1,22a2)がそれぞれ形成されており、前記第1のケーブル・ワイヤ導入部材が、前記第1の上部開口部および前記第1の切欠きに蓋をするように前記上部カバーの前記一方の端面の内側に取り付けられており、前記第2のケーブル・ワイヤ導入部材が、前記第2の上部開口部および前記第2の切欠きに蓋をするように前記上部カバーの前記他方の端面の内側に取り付けられており、前記第3のケーブル・ワイヤ導入部材が、前記第1の下部開口部に蓋をするように前記下部カバーの前記一方の端面の内側に取り付けられており、前記第4のケーブル・ワイヤ導入部材が、前記第2の下部開口部に蓋をするように前記下部カバーの前記他方の端面の内側に取り付けられていてもよい。
また、本発明の緊急復旧用クロージャは、メッセンジャワイヤ(2)に取り付けられたクロージャ(900)が損傷したときに該クロージャを収容して保護するための緊急復旧用クロージャ(100)であって、互いの厚さ方向に沿った辺同士が開閉自在に連結された第1の上部カバー(121 1 )および第1の下部カバー(122 1 )からなる第1の端面部(110 1 )と、互いの厚さ方向に沿った辺同士が開閉自在に連結された第2の上部カバー(121 2 )および第2の下部カバー(122 2 )からなる第2の端面部(110 2 )と、前記第1の上部および下部カバーにそれぞれ取り付けられた第1および第3のケーブル・ワイヤ導入部材(130 1 ,130 3 )と、前記第2の上部および下部カバーにそれぞれ取り付けられた第2および第4のケーブル・ワイヤ導入部材(130 2 ,130 4 )と、前記メッセンジャワイヤを挿入して前記緊急復旧用クロージャを該メッセンジャワイヤに固定するための第1および第2のメッセン支持金具(1411,1412)と、前記第1および第2の端面部が互いに対向するように該第1および第2の端面部を支持するための複数本のロッドと、前記第1および第2の端面部間の空間を密封するための被覆部材(170)とを具備し、前記第1および第2の上部カバーの下側部分に、第1および第2の上部開口部(121a 1 ,121a 2 )がそれぞれ形成されており、前記第1および第2の上部カバーの前記第1および第2の上部開口部の上方中央に、前記メッセンジャワイヤを貫通させるための半円状の第1および第2の切欠き(123 1 ,123 2 )がそれぞれ形成されており、前記第1および第2の上部カバーの前記第1および第2の上部開口部の上方中央に、前記第1および第2のメッセン支持金具がそれぞれ取り付けられており、前記第1のケーブル・ワイヤ導入部材の底面に、前記クロージャ内に導入されている光ファイバケーブル(1 1 ,1 2 )を前記第1および第2の端面部間の空間内に導入するための複数本の第1のケーブル用スリット(131 1 )が縦方向に形成されているとともに、前記メッセンジャワイヤを前記第1の切欠きまで通して前記第1および第2の端面部間の空間内に導入するための第1のメッセン用スリット(132 1 )が縦方向に形成されており、前記第2のケーブル・ワイヤ導入部材の底面に、前記光ファイバケーブルを前記第1および第2の端面部間の空間内に導入するための複数本の第2のケーブル用スリット(131 2 )が前記第1のケーブル用スリットと同じ本数だけ縦方向に形成されているとともに、前記メッセンジャワイヤを前記第2の切欠きまで通して前記第1および第2の端面部間の空間内に導入するための第2のメッセン用スリット(132 2 )が縦方向に形成されており、前記第3のケーブル・ワイヤ導入部材の上面に、前記光ファイバケーブルを前記第1および第2の端面部間の空間内に導入するための複数本の第3のケーブル用スリット(131 3 )が前記上部および下部カバーを閉じたときに前記複数本の第1のケーブル用スリットとそれぞれ互いに対向するように縦方向に形成されており、前記第4のケーブル・ワイヤ導入部材の上面に、前記光ファイバケーブルを前記第1および第2の端面部間の空間内に導入するための複数本の第4のケーブル用スリット(131 4 )が前記上部および下部カバーを閉じたときに前記複数本の第2のケーブル用スリットとそれぞれ互いに対向するように縦方向に形成されており、前記第1の上部および下部カバーを開けるとともに前記第2の上部および下部カバーを開けて前記クロージャを前記緊急復旧用クロージャに収容したのち該第1の上部および下部カバーを閉じるとともに前記第2の上部および下部カバーを閉じると、前記第1の端面部において、前記光ファイバケーブルが前記複数本の第1のケーブル用スリットのうちの1本の第1のケーブル用スリットおよび前記複数本の第3のケーブル用スリットのうちの該1本の第1のケーブル用スリットと互いに対向する1本の第3のケーブル用スリットから前記第1および第2の端面部間の空間内に導入されたのち該1本の第1のケーブル用スリットおよび該1本の第3のケーブル用スリットによって把持されるとともに、前記メッセンジャワイヤが前記第1のメッセン用スリットから前記第1および第2の端面部間の空間内に導入されたのち前記第1のメッセン支持金具に挿入されて固定され、前記第2の端面部において、前記光ファイバケーブルが前記複数本の第2のケーブル用スリットのうちの1本の第2のケーブル用スリットおよび前記複数本の第4のケーブル用スリットのうちの該1本の第2のケーブル用スリットと互いに対向する1本の第4のケーブル用スリットから前記第1および第2の端面部間の空間内に導入されたのち該1本の第2のケーブル用スリットおよび該1本の第4のケーブル用スリットによって把持されるとともに、前記メッセンジャワイヤが前記第2のメッセン用スリットから前記第1および第2の端面部間の空間内に導入されたのち前記第2のメッセン支持金具に挿入されて固定されることを特徴とする。
ここで、前記第1および第2のメッセン支持金具(141 1 ,141 2 )の代わりに、前記第1および第2の下部カバーを前記メッセンジャワイヤにそれぞれ固定するための他の第1および第2のメッセン支持金具(42 1 ,42 2 )を具備し、前記他の第1および第2のメッセン支持金具が、上半分が前記メッセンジャワイヤを通すことができるように左右に開閉自在となった第1および第2のメッセン支持部と、一端が該第1および第2のメッセン支持部の底部にそれぞれ固定されるとともに他端が前記第1および第2の下部カバーの端面の外側にそれぞれ固定されたL字状の第1および第2の支持材とを備え、前記第1の上部および下部カバーを開けるとともに前記第2の上部および下部カバーを開けて前記クロージャを前記緊急復旧用クロージャに収容したのち該第1の上部および下部カバーを閉じるとともに該第2の上部および下部カバーを閉じると、前記第1の端面部において、前記光ファイバケーブルが前記複数本の第1のケーブル用スリットのうちの1本の第1のケーブル用スリットおよび前記複数本の第3のケーブル用スリットのうちの該1本の第1のケーブル用スリットと互いに対向する1本の第3のケーブル用スリットから前記第1および第2の端面部間の空間内に導入されたのち該1本の第1のケーブル用スリットおよび該1本の第3のケーブル用スリットによって把持されるとともに、前記メッセンジャワイヤが前記第1のメッセン用スリットから前記第1および第2の端面部間の空間内に導入されたのち前記他の第1のメッセン支持金具(42 1 )の前記第1のメッセン支持部の前記上半分を開いて通されたのちに該第1のメッセン支持部の該上半分を閉じて固定され、前記第2の端面部において、前記光ファイバケーブルが前記複数本の第2のケーブル用スリットのうちの1本の第2のケーブル用スリットおよび前記複数本の第4のケーブル用スリットのうちの該1本の第2のケーブル用スリットと互いに対向する1本の第4のケーブル用スリットから前記第1および第2の端面部間の空間内に導入されたのち該1本の第2のケーブル用スリットおよび該1本の第4のケーブル用スリットによって把持されるとともに、前記第2のメッセン用スリットから前記第1および第2の端面部間の空間内に導入されたのち前記他の第2のメッセン支持金具(42 2 )の前記第2のメッセン支持部の前記上半分を開いて通されたのちに該第2のメッセン支持部の該上半分を閉じて固定されてもよい。
前記第1および第2の下部カバーの両端面の上側部分に、第1および第2の下部開口部(122a1,122a2)がそれぞれ形成されており、前記第1のケーブル・ワイヤ導入部材が、前記第1の上部開口部および前記第1の切欠きを塞ぐように前記第1の上部カバーに取り付けられており、前記第2のケーブル・ワイヤ導入部材が、前記第2の上部開口部および前記第2の切欠きを塞ぐように前記第2の上部カバーに取り付けられており、前記第3のケーブル・ワイヤ導入部材が、前記第1の下部開口部を塞ぐように前記第1の下部カバーに取り付けられており、前記第4のケーブル・ワイヤ導入部材が、前記第2の下部開口部を塞ぐように前記第2の下部カバーに取り付けられていてもよい。
前記被覆部材の一方の端を前記第1の端面部に巻き付けて固定するとともに前記被覆部材の他方の端を前記第2の端面部に巻き付けて固定するための面ファスナーが、該被覆部材の両端および該第1および第2の端面部に取り付けられていてもよい。
前記ロッドが、伸縮可能な伸縮ロッド(1601〜1606)であり、前記被覆部材が、該伸縮ロッドの伸縮方向に沿って蛇腹状にされていてもよい。
(1)損傷したクロージャを緊急復旧用クロージャ内に収容することにより、本復旧までに長時間放置されても風で飛ばされたり雨がクロージャ内部に入ったりすることを完全に防止することができるので、クロージャを本復旧まで重大な障害を生じさせることなく保護することができる。
(2)損傷したクロージャをメッセンジャワイヤに取り付けたまま緊急復旧用クロージャで覆うことにより応急復旧ができるので、一時的な応急復旧を短時間に確実に行うことができる。
(3)本復旧を行う際に緊急復旧用クロージャを容易に取り外すことができるので、本復旧の作業性を向上することができる。
本発明の第1の実施例による緊急復旧用クロージャ10は、図1に示すように、図8に示したような損傷したクロージャ900をメッセンジャワイヤ2と共に収容するための筒状容器を形成する本体20と、第1乃至第4のスポンジ部材301〜304(第2のスポンジ部材302は不図示)と、第1および第2のメッセン支持金具411,412(第2のメッセン支持金具412は不図示)とを具備する。
上部カバー21の第1および第2の上部開口部21a1,21a2の上方中央には、メッセンジャワイヤ2を貫通させるための半円状の第1および第2の切欠き231,232(第2の切欠き232は不図示)がそれぞれ形成されている。ここで、第1および第2の切欠き231,232の半径は、メッセンジャワイヤ2の半径以上とされている。
また、図2(b)に上部カバー21の一方の端面について示すように、上部カバー21の第1および第2の上部開口部21a1,21a2の上方中央には、メッセンジャワイヤ2を左右から挟持して支持するための第1および第2のメッセン支持金具411,412が取り付けられている。ここで、第1および第2のメッセン支持金具411,412の上半分のみが上部カバー21に固定されており、第1および第2のメッセン支持金具411,412の下半分は、メッセンジャワイヤ2を通すことができるように、左右に開閉自在となっている。
第3のケーブル用スリット313は、図5に示すように、上部カバー21と下部カバー22とを閉じたときに第1のケーブル用スリット311と互いに対向するように、10本ほど第3のスポンジ部材303の上面に沿って(すなわち、下部カバー22の幅方向に)等間隔に形成されている。また、第3のケーブル用スリット313の長さは、上述した第1のケーブル用スリット311と同様に、第1および第2の光ファイバケーブル11,12の半径よりも長くされている。
これにより、上部カバー21と下部カバー22とを閉じると、図5に示すように、第1および第2の光ファイバケーブル11,12を第1のケーブル用スリット311と第3のケーブル用スリット313とで把持して固定することができる。
作業員は、緊急復旧用クロージャ10の上部カバー21と下部カバー22とが開いた状態で、第1および第2のスポンジ部材301,302にそれぞれ形成された第1および第2のメッセン用スリット321,322にメッセンジャワイヤ2を挿入する。その後、作業員は、第1および第2のメッセン支持金具411,412の下部を開いてメッセンジャワイヤ2を通して第1および第2の切欠き231,232に入れたのち、第1および第2のボルト501,502と第1および第2のナット511,512とで第1および第2のメッセン支持金具411,412の下部をそれぞれ固定することにより、緊急復旧用クロージャ10をメッセンジャワイヤ2に固定する。
このとき、第1および第2の光ファイバケーブル11,12の上半分は、第1および第2のスポンジ部材301,312に10本ずつ形成された第1および第2のケーブル用スリット311,312のうちの1本にそれぞれ挿入して把持される。
本実施例による急復旧用クロージャ100は、図7に示すように、以下の(1)〜(4)に示す点で上述した第1の実施例による緊急復旧用クロージャ10と異なる。
ここで、第1の端面部1101は、第1の上部カバー1211と第1の下部カバー1221とからなり、第1の上部カバー1211と第1の下部カバー1221とは互いの厚さ方向に沿った辺同士がヒンジ(不図示)によって開閉自在に連結されている。同様に、第2の端面部1102は、第2の上部カバー1212と第2の下部カバー1222とからなり、第2の上部カバー1212と第2の下部カバー1222とは互いの厚さ方向に沿った辺同士がヒンジ(不図示)によって開閉自在に連結されている。
第1および第2の上部カバー1211,1212の上面および側面には、第1および第2の面ファスナー・ループ面1811,1812が取り付けられており、第1および第2の下部カバー1221,1222の下面および側面には、第3および第4の面ファスナー・ループ面1813,1814が取り付けられている。
第2のスポンジ部材1302は、第2の上部カバー1212の下側部分に形成された第2の上部開口部121a2(不図示)および第2の上部カバー1212の上方中央に形成された半円状の第2の切欠き1232(不図示)を塞ぐように第2の上部カバー1212に取り付けられている。
第3のスポンジ部材1303は、第1の下部カバー1221の上側部分に形成された第1の下部開口部122a1(不図示)を塞ぐように第1の下部カバー1221に取り付けられている。
第4のスポンジ部材1304は、第2の下部カバー1222の上側部分に形成された第2の下部開口部122a2(不図示)を塞ぐように第2の下部カバー1222に取り付けられている。
ここで、第1乃至第3の伸縮ロッド1601〜1603の両端は、第1および第2の上部カバー1211,1212の内側の面の上側、左下側および右下側にそれぞれ固定されており、また、第4乃至第6の伸縮ロッド1604〜1606の両端は、第1および第2の下部カバー1221,1222の内側の面の下側、左上側および右上側にそれぞれ固定されている。
第1乃至第6の伸縮ロッド1601〜1606はそれぞれ、外筒と、外筒の内部にスライド自在に挿入された内筒とを備え、外筒に対して内筒を引き出したり押し込んだりすることにより伸縮可能とされている。また、第1乃至第6の伸縮ロッド1601〜1606にはそれぞれ、外筒に対して内筒を任意の位置で固定するためのロック機構が設けられている。このロック機構は、たとえば、先端部で内筒を保持するように外筒の周壁を貫通して外筒に螺合するネジ部材で構成することができる。
ここで、ビニールカバー170の両端(第1乃至第6の伸縮ロッド1601〜1606の長手方向の両端)には、第1および第2の面ファスナー・フック面1821,1822が取り付けられている。これにより、第1の上部カバー1211と第1の下部カバー1221とを閉じるとともに第2の上部カバー1212と第2の下部カバー1222とを閉じた状態で、第1の面ファスナー・フック面1821を第1および第3の面ファスナー・ループ面1811,1813に押し付けながらビニールカバー170を第1の上部カバー1211および第1の下部カバー1221に巻き付けるとともに、第2の面ファスナー・フック面1822を第2および第4の面ファスナー・ループ面1812,1814に押し付けながらビニールカバー170を第2の上部カバー1212および第2の下部カバー1222に巻き付けることにより、第1および第2の端面部1101,1102間の空間を密封することができる。
ビニールカバー170の長さ(第1乃至第6の伸縮ロッド1601〜1606の長手方向の長さ)は、第1乃至第6の伸縮ロッド1601〜1606を最大限伸ばしたときの第1の端面部1101の外側の面と第2の端面部1102の外側の面との間隔とされている。また、ビニールカバー170は、第1乃至第6の伸縮ロッド1601〜1606の伸縮方向に伸縮し易いように、第1乃至第6の伸縮ロッド1601〜1606の伸縮方向に沿って蛇腹状にされている。
なお、第1および第2のメッセン支持金具421,422は、上半分がメッセンジャワイヤ2を通すことができるように左右に開閉自在となった第1および第2のメッセン支持部と、一端が第1および第2のメッセン支持部の底部にそれぞれ固定されるとともに他端が下部カバー22の第1および第2の下部開口部22a1,22a2の下方中央にそれぞれ固定されたL字状の支持材(たとえば、アルミ棒やステンレス板)とから構成されている。
2 メッセンジャワイヤ
10,100 緊急復旧用クロージャ
20 本体
21 上部カバー
21a1,21a2, 121a1,121a2 第1および第2の上部開口部
22 下部カバー
22a1,22a2,122a1,122a2 第1および第2の下部開口部
231,232,1231,1232 第1および第2の切欠き
301〜304,1301〜1304 第1乃至第4のスポンジ部材
311〜314,1311〜1314 第1乃至第4のケーブル用スリット
321,322,1321,1322 第1および第2のメッセン用スリット
411,412,421,422,1411,1412 第1および第2のメッセン支持金具
501,502 第1および第2のボルト
511,512 第1および第2のナット
1101,1102 第1および第2の端面部
1211,1212 第1および第2の上部カバー
1221,1222 第1および第2の下部カバー
1601〜1606 第1乃至第6の伸縮ロッド
170 ビニールカバー
1811〜1814 第1乃至第4の面ファスナー・ループ面
1821,1822 第1および第2の面ファスナー・フック面
900 クロージャ
Claims (8)
- メッセンジャワイヤ(2)に取り付けられたクロージャ(900)が損傷したときに該クロージャを収容して保護するための緊急復旧用クロージャ(10)であって、
前記クロージャを前記メッセンジャワイヤと共に収容するためのかつ上部と下部とが開閉可能に連結された筒状容器を形成する、かつ、該筒状容器の該上部を形成する上部カバー(21)および該筒状容器の該下部を形成する下部カバー(22)を備えた本体(20)と、
前記上部カバーの両端面の内側にそれぞれ設けられた第1および第2のケーブル・ワイヤ導入部材(30 1 ,30 2 )と、
前記下部カバーの両端面の内側にそれぞれ設けられた第3および第4のケーブル・ワイヤ導入部材(30 3 ,30 4 )と、
前記メッセンジャワイヤを挿入して前記緊急復旧用クロージャを該メッセンジャワイヤに固定するための第1および第2のメッセン支持金具(411,412)とを具備し、
前記上部カバーの両端面の下側部分に、第1および第2の上部開口部(21a 1 ,21a 2 )がそれぞれ形成されており、
前記上部カバーの前記第1および第2の上部開口部の上方中央に、前記メッセンジャワイヤを貫通させるための半円状の第1および第2の切欠き(23 1 ,23 2 )がそれぞれ形成されており、
前記第1および第2のメッセン支持金具が、前記上部カバーの前記第1および第2の上部開口部の上方中央にそれぞれ取り付けられており、
前記第1のケーブル・ワイヤ導入部材の底面に、前記クロージャ内に導入されている光ファイバケーブル(1 1 ,1 2 )を前記本体内に導入するための複数本の第1のケーブル用スリット(31 1 )が縦方向に形成されているとともに、前記メッセンジャワイヤを前記第1の切欠きまで通して前記本体内に導入するための第1のメッセン用スリット(32 1 )が縦方向に形成されており、
前記第2のケーブル・ワイヤ導入部材の底面に、前記光ファイバケーブルを前記本体内に導入するための複数本の第2のケーブル用スリット(31 2 )が前記第1のケーブル用スリットと同じ本数だけ縦方向に形成されているとともに、前記メッセンジャワイヤを前記第2の切欠きまで通して前記本体内に導入するための第2のメッセン用スリット(32 2 )が縦方向に形成されており、
前記第3のケーブル・ワイヤ導入部材の上面に、前記光ファイバケーブルを前記本体内に導入するための複数本の第3のケーブル用スリット(31 3 )が前記上部および下部カバーを閉じたときに前記複数本の第1のケーブル用スリットとそれぞれ互いに対向するように縦方向に形成されており、
前記第4のケーブル・ワイヤ導入部材の上面に、前記光ファイバケーブルを前記本体内に導入するための複数本の第4のケーブル用スリット(31 4 )が前記上部および下部カバーを閉じたときに前記複数本の第2のケーブル用スリットとそれぞれ互いに対向するように縦方向に形成されており、
前記上部および下部カバーを開けて前記クロージャを前記緊急復旧用クロージャに収容したのち該上部および下部カバーを閉じると、
前記上部および下部カバーの一方の端面において、前記光ファイバケーブルが前記複数本の第1のケーブル用スリットのうちの1本の第1のケーブル用スリットおよび前記複数本の第3のケーブル用スリットのうちの該1本の第1のケーブル用スリットと互いに対向する1本の第3のケーブル用スリットから前記本体内に導入されたのち該1本の第1のケーブル用スリットおよび該1本の第3のケーブル用スリットによって把持されるとともに、前記メッセンジャワイヤが前記第1のメッセン用スリットから前記本体内に導入されたのち前記第1のメッセン支持金具に挿入されて固定され、
前記上部および下部カバーの他方の端面において、前記光ファイバケーブルが前記複数本の第2のケーブル用スリットのうちの1本の第2のケーブル用スリットおよび前記複数本の第4のケーブル用スリットのうちの該1本の第2のケーブル用スリットと互いに対向する1本の第4のケーブル用スリットから前記本体内に導入されたのち該1本の第2のケーブル用スリットおよび該1本の第4のケーブル用スリットによって把持されるとともに、前記メッセンジャワイヤが前記第2のメッセン用スリットから前記本体内に導入されたのち前記第2のメッセン支持金具に挿入されて固定される、
ことを特徴とする、緊急復旧用クロージャ。 - 前記第1および第2のメッセン支持金具(41 1 ,41 2 )の代わりに、前記下部カバーを前記メッセンジャワイヤに固定するための他の第1および第2のメッセン支持金具(42 1 ,42 2 )を具備し、
前記他の第1および第2のメッセン支持金具が、上半分が前記メッセンジャワイヤを通すことができるように左右に開閉自在となった第1および第2のメッセン支持部と、一端が該第1および第2のメッセン支持部の底部にそれぞれ固定されるとともに他端が前記下部カバーの両端面の外側にそれぞれ固定されたL字状の第1および第2の支持材とを備え、
前記上部および下部カバーを開けて前記クロージャを前記緊急復旧用クロージャに収容したのち該上部および下部カバーを閉じると、
前記上部および下部カバーの一方の端面において、前記光ファイバケーブルが前記複数本の第1のケーブル用スリットのうちの1本の第1のケーブル用スリットおよび前記複数本の第3のケーブル用スリットのうちの該1本の第1のケーブル用スリットと互いに対向する1本の第3のケーブル用スリットから前記本体内に導入されたのち該1本の第1のケーブル用スリットおよび該1本の第3のケーブル用スリットによって把持されるとともに、前記メッセンジャワイヤが前記第1のメッセン用スリットから前記本体内に導入されたのち前記他の第1のメッセン支持金具(42 1 )の前記第1のメッセン支持部の前記上半分を開いて通されたのちに該第1のメッセン支持部の該上半分を閉じて固定され、
前記上部および下部カバーの他方の端面において、前記光ファイバケーブルが前記複数本の第2のケーブル用スリットのうちの1本の第2のケーブル用スリットおよび前記複数本の第4のケーブル用スリットのうちの該1本の第2のケーブル用スリットと互いに対向する1本の第4のケーブル用スリットから前記本体内に導入されたのち該1本の第2のケーブル用スリットおよび該1本の第4のケーブル用スリットによって把持されるとともに、前記メッセンジャワイヤが前記第2のメッセン用スリットから前記本体内に導入されたのち前記他の第2のメッセン支持金具(42 2 )の前記第2のメッセン支持部の前記上半分を開いて通されたのちに該第2のメッセン支持部の該上半分を閉じて固定される、
ことを特徴とする、請求項1記載の緊急復旧用クロージャ。 - 前記下部カバーの両端面の上側部分に、第1および第2の下部開口部(22a1,22a2)がそれぞれ形成されており、
前記第1のケーブル・ワイヤ導入部材が、前記第1の上部開口部および前記第1の切欠きに蓋をするように前記上部カバーの前記一方の端面の内側に取り付けられており、
前記第2のケーブル・ワイヤ導入部材が、前記第2の上部開口部および前記第2の切欠きに蓋をするように前記上部カバーの前記他方の端面の内側に取り付けられており、
前記第3のケーブル・ワイヤ導入部材が、前記第1の下部開口部に蓋をするように前記下部カバーの前記一方の端面の内側に取り付けられており、
前記第4のケーブル・ワイヤ導入部材が、前記第2の下部開口部に蓋をするように前記下部カバーの前記他方の端面の内側に取り付けられている、
ことを特徴とする、請求項1または2記載の緊急復旧用クロージャ。 - メッセンジャワイヤ(2)に取り付けられたクロージャ(900)が損傷したときに該クロージャを収容して保護するための緊急復旧用クロージャ(100)であって、
互いの厚さ方向に沿った辺同士が開閉自在に連結された第1の上部カバー(121 1 )および第1の下部カバー(122 1 )からなる第1の端面部(110 1 )と、
互いの厚さ方向に沿った辺同士が開閉自在に連結された第2の上部カバー(121 2 )および第2の下部カバー(122 2 )からなる第2の端面部(110 2 )と、
前記第1の上部および下部カバーにそれぞれ取り付けられた第1および第3のケーブル・ワイヤ導入部材(130 1 ,130 3 )と、
前記第2の上部および下部カバーにそれぞれ取り付けられた第2および第4のケーブル・ワイヤ導入部材(130 2 ,130 4 )と、
前記メッセンジャワイヤを挿入して前記緊急復旧用クロージャを該メッセンジャワイヤに固定するための第1および第2のメッセン支持金具(1411,1412)と、
前記第1および第2の端面部が互いに対向するように該第1および第2の端面部を支持するための複数本のロッドと、
前記第1および第2の端面部間の空間を密封するための被覆部材(170)とを具備し、
前記第1および第2の上部カバーの下側部分に、第1および第2の上部開口部(121a 1 ,121a 2 )がそれぞれ形成されており、
前記第1および第2の上部カバーの前記第1および第2の上部開口部の上方中央に、前記メッセンジャワイヤを貫通させるための半円状の第1および第2の切欠き(123 1 ,123 2 )がそれぞれ形成されており、
前記第1および第2の上部カバーの前記第1および第2の上部開口部の上方中央に、前記第1および第2のメッセン支持金具がそれぞれ取り付けられており、
前記第1のケーブル・ワイヤ導入部材の底面に、前記クロージャ内に導入されている光ファイバケーブル(1 1 ,1 2 )を前記第1および第2の端面部間の空間内に導入するための複数本の第1のケーブル用スリット(131 1 )が縦方向に形成されているとともに、前記メッセンジャワイヤを前記第1の切欠きまで通して前記第1および第2の端面部間の空間内に導入するための第1のメッセン用スリット(132 1 )が縦方向に形成されており、
前記第2のケーブル・ワイヤ導入部材の底面に、前記光ファイバケーブルを前記第1および第2の端面部間の空間内に導入するための複数本の第2のケーブル用スリット(131 2 )が前記第1のケーブル用スリットと同じ本数だけ縦方向に形成されているとともに、前記メッセンジャワイヤを前記第2の切欠きまで通して前記第1および第2の端面部間の空間内に導入するための第2のメッセン用スリット(132 2 )が縦方向に形成されており、
前記第3のケーブル・ワイヤ導入部材の上面に、前記光ファイバケーブルを前記第1および第2の端面部間の空間内に導入するための複数本の第3のケーブル用スリット(131 3 )が前記上部および下部カバーを閉じたときに前記複数本の第1のケーブル用スリットとそれぞれ互いに対向するように縦方向に形成されており、
前記第4のケーブル・ワイヤ導入部材の上面に、前記光ファイバケーブルを前記第1および第2の端面部間の空間内に導入するための複数本の第4のケーブル用スリット(131 4 )が前記上部および下部カバーを閉じたときに前記複数本の第2のケーブル用スリットとそれぞれ互いに対向するように縦方向に形成されており、
前記第1の上部および下部カバーを開けるとともに前記第2の上部および下部カバーを開けて前記クロージャを前記緊急復旧用クロージャに収容したのち該第1の上部および下部カバーを閉じるとともに前記第2の上部および下部カバーを閉じると、
前記第1の端面部において、前記光ファイバケーブルが前記複数本の第1のケーブル用スリットのうちの1本の第1のケーブル用スリットおよび前記複数本の第3のケーブル用スリットのうちの該1本の第1のケーブル用スリットと互いに対向する1本の第3のケーブル用スリットから前記第1および第2の端面部間の空間内に導入されたのち該1本の第1のケーブル用スリットおよび該1本の第3のケーブル用スリットによって把持されるとともに、前記メッセンジャワイヤが前記第1のメッセン用スリットから前記第1および第2の端面部間の空間内に導入されたのち前記第1のメッセン支持金具に挿入されて固定され、
前記第2の端面部において、前記光ファイバケーブルが前記複数本の第2のケーブル用スリットのうちの1本の第2のケーブル用スリットおよび前記複数本の第4のケーブル用スリットのうちの該1本の第2のケーブル用スリットと互いに対向する1本の第4のケーブル用スリットから前記第1および第2の端面部間の空間内に導入されたのち該1本の第2のケーブル用スリットおよび該1本の第4のケーブル用スリットによって把持されるとともに、前記メッセンジャワイヤが前記第2のメッセン用スリットから前記第1および第2の端面部間の空間内に導入されたのち前記第2のメッセン支持金具に挿入されて固定される、
ことを特徴とする、緊急復旧用クロージャ。 - 前記第1および第2のメッセン支持金具(141 1 ,141 2 )の代わりに、前記第1および第2の下部カバーを前記メッセンジャワイヤにそれぞれ固定するための他の第1および第2のメッセン支持金具(42 1 ,42 2 )を具備し、
前記他の第1および第2のメッセン支持金具が、上半分が前記メッセンジャワイヤを通すことができるように左右に開閉自在となった第1および第2のメッセン支持部と、一端が該第1および第2のメッセン支持部の底部にそれぞれ固定されるとともに他端が前記第1および第2の下部カバーの端面の外側にそれぞれ固定されたL字状の第1および第2の支持材とを備え、
前記第1の上部および下部カバーを開けるとともに前記第2の上部および下部カバーを開けて前記クロージャを前記緊急復旧用クロージャに収容したのち該第1の上部および下部カバーを閉じるとともに該第2の上部および下部カバーを閉じると、
前記第1の端面部において、前記光ファイバケーブルが前記複数本の第1のケーブル用スリットのうちの1本の第1のケーブル用スリットおよび前記複数本の第3のケーブル用スリットのうちの該1本の第1のケーブル用スリットと互いに対向する1本の第3のケーブル用スリットから前記第1および第2の端面部間の空間内に導入されたのち該1本の第1のケーブル用スリットおよび該1本の第3のケーブル用スリットによって把持されるとともに、前記メッセンジャワイヤが前記第1のメッセン用スリットから前記第1および第2の端面部間の空間内に導入されたのち前記他の第1のメッセン支持金具(42 1 )の前記第1のメッセン支持部の前記上半分を開いて通されたのちに該第1のメッセン支持部の該上半分を閉じて固定され、
前記第2の端面部において、前記光ファイバケーブルが前記複数本の第2のケーブル用スリットのうちの1本の第2のケーブル用スリットおよび前記複数本の第4のケーブル用スリットのうちの該1本の第2のケーブル用スリットと互いに対向する1本の第4のケーブル用スリットから前記第1および第2の端面部間の空間内に導入されたのち該1本の第2のケーブル用スリットおよび該1本の第4のケーブル用スリットによって把持されるとともに、前記第2のメッセン用スリットから前記第1および第2の端面部間の空間内に導入されたのち前記他の第2のメッセン支持金具(42 2 )の前記第2のメッセン支持部の前記上半分を開いて通されたのちに該第2のメッセン支持部の該上半分を閉じて固定される、
ことを特徴とする、請求項4記載の緊急復旧用クロージャ。 - 前記第1および第2の下部カバーの両端面の上側部分に、第1および第2の下部開口部(122a1,122a2)がそれぞれ形成されており、
前記第1のケーブル・ワイヤ導入部材が、前記第1の上部開口部および前記第1の切欠きを塞ぐように前記第1の上部カバーに取り付けられており、
前記第2のケーブル・ワイヤ導入部材が、前記第2の上部開口部および前記第2の切欠きを塞ぐように前記第2の上部カバーに取り付けられており、
前記第3のケーブル・ワイヤ導入部材が、前記第1の下部開口部を塞ぐように前記第1の下部カバーに取り付けられており、
前記第4のケーブル・ワイヤ導入部材が、前記第2の下部開口部を塞ぐように前記第2の下部カバーに取り付けられている、
ことを特徴とする、請求項4または5記載の緊急復旧用クロージャ。 - 前記被覆部材の一方の端を前記第1の端面部に巻き付けて固定するとともに前記被覆部材の他方の端を前記第2の端面部に巻き付けて固定するための面ファスナーが、該被覆部材の両端および該第1および第2の端面部に取り付けられていることを特徴とする、請求項4乃至6いずれかに記載の緊急復旧用クロージャ。
- 前記ロッドが、伸縮可能な伸縮ロッド(1601〜1606)であり、
前記被覆部材が、該伸縮ロッドの伸縮方向に沿って蛇腹状にされている、
ことを特徴とする、請求項4乃至7いずれかに記載の緊急復旧用クロージャ。
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