JPH1020167A - 光ファイバケーブル接続用ボックス - Google Patents

光ファイバケーブル接続用ボックス

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Publication number
JPH1020167A
JPH1020167A JP8172074A JP17207496A JPH1020167A JP H1020167 A JPH1020167 A JP H1020167A JP 8172074 A JP8172074 A JP 8172074A JP 17207496 A JP17207496 A JP 17207496A JP H1020167 A JPH1020167 A JP H1020167A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
optical fiber
cable
box
fiber cable
clips
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP8172074A
Other languages
English (en)
Inventor
Tetsuya Abe
哲也 阿部
Hiroshi Tsuruya
広士 鶴谷
Yoshihiro Kano
義博 加納
Yasuo Saito
康夫 斉藤
Haruyoshi Yamazaki
治義 山崎
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Nippon Telegraph and Telephone Corp
Original Assignee
Nippon Telegraph and Telephone Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Nippon Telegraph and Telephone Corp filed Critical Nippon Telegraph and Telephone Corp
Priority to JP8172074A priority Critical patent/JPH1020167A/ja
Publication of JPH1020167A publication Critical patent/JPH1020167A/ja
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 防水性の保持を架空ケーブルの環境に耐え得
る程度に止め、組立て解体作業を簡便に行うことがで
き、応急復旧期間を短縮し、組立て後でも接続部を容易
に出し入れできる構造を持った架空光ファイバケーブル
のための応急接続用ボックスを提供する。 【解決手段】 光ファイバケーブル接続部を収容できる
スペースを有し、両側にケーブルの挿入口を有し、上部
には開閉自在な蓋を有する光ファイバケーブル接続用ボ
ックスである。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、通信用光ファイバ
ケーブルが事故によって切断されたとき、切断箇所にて
応急的にケーブルを介挿して復旧させる際に使用するも
ので、既設側ケーブルと応急的に介挿するケーブルとを
接続する接続用ボックスに関するものである。
【0002】通信用光ファイバケーブルが切断され、応
急的に他のケーブルを介挿して接続する時には、従来は
図7乃至9に示すような接続函(応急光ケーブル用クロ
ージャ)を用いて接続を行っていた。即ち、先ず切断さ
れたケーブル1と介挿されるケーブル2とを接続して接
続部30を形成し、この接続部30の両側のケーブル1及び
2の外被にゴムテープ31を規定の厚さに巻き付け、その
上にケーブル把持金物32を装着し、これに沿わせて、半
円形の端面板33及び34を、間にシール材35を挟んで両側
から締め付ける。この作業を接続部30の両側で行う(図
7)。次に、端面板33及び34の外周に端面板ガスケット
を巻き、半円筒状のスリーブ36及び37を両側から被せ
(図8)、外側からバンド38で締め付ける(図9)。
【0003】このような従来の接続函は、地下のマンホ
ール内でも使用できるように完全な防水性(気密性)を
重視しているため、組立てまでの工程が複雑で熟練者で
ないと上手く組立てられず、また、ネジ締め作業が多
く、気密性をさほど必要としない架空ケーブルが切断さ
れた場合等は、組立てにかなりの時間を要し、復旧が迅
速に行われないことがあった。
【0004】架空光ケーブルが切断される場合は、ケー
ブル内の光ファイバ心線が伸び切っている場合が多く、
一度ファイバ心線同士を接続し回線試験の結果が良好と
なっても、その後の接続函の組立て中又は組立て後にお
いて回線故障になることがあり、このような場合は再度
接続函を解体してファイバ心線同士を接続し直すことも
あり、従来の接続函では前述したように複雑且つネジ締
めの工程が多いため、解体、再組立てに多くの時間を必
要としていた。
【0005】また、図10は、従来の架空ケーブル用接
続端子函40を示す図であり、51はケーブル、53は電柱で
ある。接続端子函40のノズル41の先端部は、シール材料
42及びテープ43でケーブルとの間隙が密封される。この
接続端子函40は長期的に用いられるものであり、前面部
分の下部を図面の手前方向にまくり上げて開閉する構造
になっていること等、応急の場合における地上でのケー
ブル接続には使用し難い構造になっている。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】本発明は、防水性の保
持を架空ケーブルの環境(雨及び雪の侵入防止)に耐え
得る程度に止め、組立て解体作業を簡便に行うことがで
き、応急復旧期間を短縮し、組立て後でも接続部を容易
に出し入れできる構造を持った架空光ファイバケーブル
のための応急接続用ボックスを提供することを目的とす
るものである。
【0007】
【課題を解決するための手段】本発明の光ファイバケー
ブル接続用ボックスは、上記の目的を達成するため、光
ファイバケーブル接続部を収容できるスペースを有し、
両側にケーブルの挿入口を具え、上部には開閉自在な蓋
を具える構造を有する。
【0008】
【発明の実施の形態】次に、本発明の実施例を図面を用
いて説明する。図1は、蓋11を開いた状態の本発明のボ
ックスの実施例を示す斜視図、図2は本発明のボックス
の実施例の側面の拡大斜視図、図3はノズル部分を拡大
した説明図である。本発明のボックスは、切断された光
ファイバケーブル1と応急的に介挿する光ファイバケー
ブル2との接続部15を収容するスペースを有する収容部
10及び蓋11からなり、収容部10の両側面には光ファイバ
ケーブル1及び2を簡単に挿入することができる切り込
み口13、切り抜き12及びノズル14が具えられている。
【0009】この場合、切り込み口13は光ファイバケー
ブルが楽に挿入できるだけの充分な幅を有し、切り抜き
12はケーブル把持部16が通り抜けられるようにその外径
より大きい内径を有する。また、この切り抜き12からの
浸水を防止するために、ノズル14を切り抜き12に沿って
接合する(図2参照)。この収容部10の側面とノズル14
との接合部分18は、浸水を防止するために接着剤又はビ
ス等により固着させる。ノズル14の上部は、収容部10の
両側側面上部に光ファイバケーブルを挿入するために設
けられた切り込み口13と同程度開口しており、ケーブル
挿入後はこれをノズル栓17で閉栓する。
【0010】本発明の光ファイバケーブル接続用ボック
スは以下のように使用する。先ず蓋11を開き、両側面に
設けたノズル14のノズル栓17を外し、ケーブル接続部15
に接続されたケーブル1及び2を上部の切り込み口13か
ら挿入して、ケーブル接続部15を収容部10に収容する。
ケーブル接続部15を収容した後は、挿入したケーブルと
ノズル部分の隙間からの浸水を防止するため、上部をノ
ズル栓17で閉栓し、端部の隙間にシール材19を巻きその
上からテープ20を数回巻き付け(図3参照)、蓋11を閉
じる。
【0011】このような構造の光ファイバケーブル接続
用ボックスは、例えば、光ファイバ心線の接続作業を終
了してケーブル接続部15をボックスに収容する間に回線
に故障が生じた場合、このボックスは蓋11が開閉自在で
あるため、簡単且つ迅速に復旧作業を行うことができ
る。
【0012】図4は、本発明のボックスの実施例の透視
正面図である。ケーブル接続部15をボックスに収容する
際、ケーブル把持部16の位置とノズル14の取付け位置に
段差がある場合は、図4に示すように、ボックスの底部
に高さ調整器具21を固定し、この上にケーブル接続部15
を載せて、ケーブル把持部16の位置とノズル14の取付け
位置が真っ直ぐになるようにする。
【0013】図5は、本発明のボックスの実施例の側面
部分の拡大斜視図である。光ファイバケーブルには連絡
用のメタル回線22が一緒に収容されており、ケーブル切
断復旧作業現場で携帯電話等をこの連絡回線22に接続
し、心線を接続した時の回線試験を行う場合等に、最寄
りの交換所との作業連絡用等として使用することができ
る。従来の応急光ケーブル用クロージャでは、スリーブ
36と37とを閉じてしまうとこのように使用することはで
きなかったが、本発明のボックスでは、図5に示すよう
に、連絡回線用の端子23をボックスの外部側面に取り付
けてあるので、ボックスの蓋11を閉じた後でも、この端
子23をもちいて交換所との作業連絡等を行うことができ
る。
【0014】図6は、本発明のボックスの実施例の側面
部分の拡大透視斜視図である。本発明の応急接続用ボッ
クス内には、ケーブル把持部16の固定金具のボルトの締
結等に使用するドライバー24及びトルクレンチ25を格納
する箇所を設けてここにこれらの工具を備えておくの
で、必要な工具の不携帯による作業の遅れ等を防止する
ことができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明のボックスの実施例の蓋を開いた状態を
示す斜視図である。
【図2】本発明のボックスの実施例の側面の拡大斜視図
である。
【図3】ノズル部分を拡大した説明図である。
【図4】本発明のボックスの実施例の透視正面図であ
る。
【図5】本発明のボックスの実施例の側面部分の拡大斜
視図である。
【図6】本発明のボックスの実施例の側面部分の拡大透
視斜視図である。
【図7】従来の接続函の組立て手順を説明する図であ
る。
【図8】従来の接続函の組立て手順を説明する図であ
る。
【図9】従来の接続函の組立て手順を説明する図であ
る。
【図10】従来の架空ケーブル用接続端子函を示す図で
ある。
【符号の説明】
1 光ファイバケーブル 2 応急用光ファイバケーブル 10 接続部収容部 11 蓋 12 切り抜き 13 切り込み口 14 ノズル 15 接続部 16 ケーブル把持部 17 ノズル栓 18 接合部分 19 シール材 20 テープ 21 高さ調整器具 22 連絡用のメタル回線 23 連絡回線用の端子 24 ドライバー 25 トルクレンチ 30 接続部 31 ゴムテープ 32 ケーブル把持金物 33、34 端面板 35 シール材 36、37 スリーブ 38 バンド 40 架空ケーブル用接続端子函 41 ノズル 42 シール材料 43 テープ 51 ケーブル 53 電柱
フロントページの続き (72)発明者 斉藤 康夫 東京都新宿区西新宿3丁目19番2号 日本 電信電話株式会社内 (72)発明者 山崎 治義 東京都新宿区西新宿3丁目19番2号 日本 電信電話株式会社内

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 光ファイバケーブル接続部を収容できる
    スペースを有し、両側にケーブルの挿入口を有し、上部
    には開閉自在な蓋を有する光ファイバケーブル接続用ボ
    ックス。
JP8172074A 1996-07-02 1996-07-02 光ファイバケーブル接続用ボックス Pending JPH1020167A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP8172074A JPH1020167A (ja) 1996-07-02 1996-07-02 光ファイバケーブル接続用ボックス

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP8172074A JPH1020167A (ja) 1996-07-02 1996-07-02 光ファイバケーブル接続用ボックス

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH1020167A true JPH1020167A (ja) 1998-01-23

Family

ID=15935066

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP8172074A Pending JPH1020167A (ja) 1996-07-02 1996-07-02 光ファイバケーブル接続用ボックス

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPH1020167A (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2008176122A (ja) * 2007-01-19 2008-07-31 Chugoku Electric Power Co Inc:The 緊急復旧用クロージャ

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2008176122A (ja) * 2007-01-19 2008-07-31 Chugoku Electric Power Co Inc:The 緊急復旧用クロージャ

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