JP3570805B2 - ケーブル接続用ケースにおける端面シール部材 - Google Patents

ケーブル接続用ケースにおける端面シール部材 Download PDF

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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、光ケーブルやメタルケーブルの通信ケーブルの接続分岐配線するための接続部を保護収容するケーブル接続用ケースにおける端面シール部材に関するものである。
【0002】
【従来の技術】
一般に、ケーブル接続装置は、コネクタを含むケーブル接続部を被包して保護する収容凾体が用いられるが、この収容凾体は縦割りの筒状ケースと、該ケースの両端面を閉塞しケーブルを挿通する端面部とからなり、ケースの分割面を突き合わせて取付ネジまたはバンドなどの固定手段で連結して密着一体化し、ケーブル接続部を気密状態に維持する構造のものが知られている。
【0003】
そして、支持線若しくは架空配線や基線のケーブルの出入孔に使用される端面部に於ては、従来はあらかじめ準備された嵌挿孔(適用ケーブルの最大径)に細径ケーブルを取り付ける場合、端面部嵌挿孔とケーブル間の隙間をスペーサ、又は一定厚さのゴムテープを巻回すると共に、気密性、水密性を確保するためにシーリングテープを合せて使用しているタイプがあり、その他にテーパ状の筒を持つ端面部を用い、ケーブル径に対応し現地にてテーパ部の所定位置を切断して使用されるタイプがある。このタイプもケーブルとの接合部はシール性を考慮してシーリングテープやPVCテープによって固定する方法がとられていた。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】
ところが、各種ケーブルの出入孔を水密性確保にシールするための従来方法であると、部品的にケーブル対応でスペーサを要したり、ゴムテープ、シーリングテープを巻回するなどで作業が煩雑であり、ケーブルの増設、保守時には特にシーリングテープの除去交換等がやっかいであり、しかもテーパ状端面部やスペーサ、ゴムテープ等の交換が必要となって作業時間や補修費のロスが生じ問題であった。
本発明は、これら従来の欠点を排除しようとするもので、異径の各種ケーブルに対応して端面板にある分離スリットの切除によりケーブル嵌挿孔を形成してケーブルの収容凾体の出入にシーリングテープなしで安全に適用でき、組立、解体作業時間も大幅に短縮化し、しかもケーブルの増設、保守時にも部品等の交換もなく低コストで対応できるケーブル接続用ケースにおける端面シール部材を構成簡単で安価な形態で提供することを目的とするものである。
【0005】
【課題を解決するための手段】
本発明は、ケーブル接続部の周囲を覆い、かつ径方向に分割または分離自在の筒状ケースと、該筒状ケースの両端面部にケーブルを導出入する端面シール部材と底板とを備えたケーブル接続用ケースにおいて、端面シール部材が一対の弾性端面板を重合したものからなり、この対向する両弾性端面板にそれぞれ大小径差をつけて複数のケーブル嵌挿孔と、架空配線若しくは基線などの支持線嵌挿孔と、各嵌挿孔の周囲に端面板肉厚部位の一部を連続させた状態でリング状の分離スリットとをそれぞれ設けると共に、該端面板肉厚部位の連続部分で各分離スリットの内周囲に間隔をあけてそれぞれ分離スリットより小径のリング状の切離用V溝が形成され、引き裂れた孔周囲に薄肉の押え片が孔中心に向って突設されるものである。
【0006】
【発明の実施の形態】
本発明の実施例では、ケーブルの接続にはケースを底板より取り外して底板上のケーブル接続部を露出させてから、ケーブル把持金具にケーブルを接続し、さらに、ケーブル外皮を円周方向に研磨して、スペーサを嵌装したのちテンションメンバ把持金具を添わせて取付ボルトで均等に締め付ける。
次いで、端面シール部材にある異径の分離スリットの一つをケーブル径に対応して選んで切除して押え片のあるケーブル嵌挿孔を形成してから、両弾性端面板を重合一体化してケーブルをケーブル挿入用スリットから前記ケーブル嵌挿孔に装入して、該端面シール部材をケーブル上に配備し、この端面シール部材に前記ケースをヒンジ部を中心として両端部を拡開させながらケース側壁部の凹溝を嵌入して連結し、さらに底板にケースの両端縁部を嵌着すると共に、端面シール部材をも密着固定化し、取付け姿勢を安定強固にし、かつ、ケースに備えられたロック機構を締結して密封性も大幅に高めて、安全に用いられるものである。
【0007】
前記ケーブル嵌挿孔にケーブルを装入する際に、ケーブル径が大きい場合にはケーブル嵌挿孔の周囲にある同等寸法径のスリットの残存肉部位を現場にて分離スリットから切離用V溝にわたり切除して孔周囲に押え片のあるケーブル嵌挿孔を開口対応させ、ケーブル装入組立後に水密性を確保できる。特にケーブルの外周に押え片が密着包被し、大小径差のあるケーブル嵌挿孔によりシーリングテープなしでケーブルの水密性確保を容易にし、各異径のケーブルの出入対応も簡単にでき、シーリングテープは不要であるため大幅な組立、解体作業時間が短縮化が図れ、増設、保守時に於ても部品等の交換不要でコストの大幅な低減も図れることになる。
【0008】
【実施例】
本発明を図1乃至図7の例で説明すると、光ケーブル接続部1の周囲を被包する筒状ケース2が、軸方向に沿設されたヒンジ部3と、該ヒンジ部3に対向配備された分割端縁部4,4とを備えて、縦割りに拡開自在に構成され、該筒状ケース2の両端面に側壁部5を一体に形成し、該側壁部5の中央部にケーブルを嵌挿する端面シール部材6を係脱自在に嵌合配備すると共に、前記筒状ケース2の両端縁部4,4を底板7に嵌合配備して、即ち、両端縁部4の凹溝に底板7を嵌合し、かつ両端縁部4の鉤状凸部を底板7の係止用突部に掛止して密着一体化でき、前記端面シール部材6を筒状ケース2に嵌着保持したケーブル接続用ケースとし、前記端面シール部材6が、一対の弾性端面板6,6をヒンジ部6で折曲重合自在に連設したものからなり、該弾性端面板6,6にケーブル嵌挿孔12,13と支持線嵌挿孔14とを互に大小径差をつけて備え、このケーブル嵌挿孔12,13及び支持線嵌挿孔14の周囲に端面板肉厚部位の一部をそれぞれ残して連続した状態で異径の分離スリット12,12,12,13,13,13,14,14を複数同心円状または偏心円状に設けると共に、対向する前記弾性端面板6,6に前記嵌挿孔12,13,14及び分離スリット12,131 , 14にそれぞれ大小径差をつけて配備し、さらに端面板肉厚部位の連続部分で各分離スリットの内周囲、即ち各分離スリットより小径のリング状の切離用V溝12a,13a,14aをそれぞれ形成して分離スリット12,13,14を切除すると、切離用V溝12a,13a,14aにわたって引き裂かれて孔周囲に薄肉の押え片16が孔中心に向って突設されるようにした端面シール部材としてある。
前記筒状ケース2は、円筒体または角筒体であって、その側壁部5としては上下方向に嵌合溝8を形成した分割間隙部9を備え、端面板6と前記底板7の両端に突設した側板11とを嵌装するようになっていて、前記端面シール部材6の外周縁を高密度に当接一体化できるようにしてある。
【0009】
また、前記端面シール部材6は、互に重合対向する弾性端面板6,6の接合面に係止用突起10と嵌合凹部10を備えると共に、下端部に底板7に嵌合する段付部10を形成し、光ケーブル嵌挿孔12,13と、架空配線若しくは基線などの支持線嵌挿孔14とを形成した弾性端面板6であって、該支持線嵌挿孔14とケーブル嵌挿孔13との間に連通するスリット15を設け、さらに各ケーブル嵌挿孔12,13から弾性端面板6の外側端に連通するケーブル挿入用スリット15をそれぞれ備えていてケーブル等配線の挿入を簡易に行ない、挿入後はスリットが密接してシール性を適確に保つようにしてある。
【0010】
さらに、前記端面シール部材6が、不使用のケーブル嵌挿孔12は分離スリット12を切除しないで用い、使用時には切除して貫通孔のケーブル嵌挿孔として用い、その内周面に凸条からなるリング状の押え片16を形成して光ケーブル嵌挿時にシール性を確実にしてある。
【0011】
前記底板7としては、前記端面シール部材6の下端を嵌合する凹溝11を形成した側板11を両端に立設したものであって、脚片26を有し、該側板11を前記筒状ケース2の側板5の嵌合溝8に嵌入し、かつケースの分割端縁部4,4に底板両側端を嵌着するものを用いるのがよい。(図3)
【0012】
なお、前記端面シール部材6のケーブル嵌挿孔12に幹線光ケーブルが、挿通されてケーブル把持金具21で固定されていて、該ケーブルのテンションメンバは支持クランプのテンションメンバ把持金具20に接続連結されている(図4乃至図6)。
前記分割ケース2は円筒状のハウジングで、軸方向に沿って片側が分離接合面で二つに分割できるようにしたもので、合成樹脂、例えばPP樹脂或いは難燃性のFRPPなどから構成され、軸方向に縦割りに二分割する突き合わせ接合面と、該ケース2の両端に、前記ケーブル接続部の両側のケーブルを貫通する端面シール部材6とを備え、該端面シール部材6を側壁部5に締め付けロックバー22で連結できるようにしてあり(図7)、この対面する接合面を含み、前記ケース2の分割接合面にガスケットを嵌合挟持しうる凹溝の嵌合溝8を備えると共に、底板7の内面に、ケーブル外周に沿う押え挟持片からなるケーブル把持金具21のテンションメンバ把持金具20および屋外線把持金具23とを設けた連結金具19を固定装備し、さらに必要に応じ前記ケース2の外周にネジからなる締結具のあるバンド(図示せず)を着脱自在に巻回配備してもよいが、ケース両端縁と底板とを突起または凹溝を対応する部材で嵌装する方法でワンタッチで締結するか、ケース外周にネジからなる締結具で一体化して、分離面での密封性を高められて連結できるようにしてある。
【0013】
なお、前記ケーブル嵌挿孔12、13などで形成される貫通孔には、その周囲に分離スリット12,13がそれぞれあるので、スペーサ或いはエアタイトテープを巻き付けることなくケーブル径対応で選んだスリットを切取り、重合された端面板の内外側で異径孔とした嵌挿孔によりケーブルの外周面を密着できる。
前記支持線嵌挿孔14とケーブル嵌挿孔13とはスリット15で連通していて、支持線とケーブルの接続部が被覆体で連続しているケーブルタイプと、連結片で間隔をおいて接続しているケーブルタイプとのいずれのケーブルについても使用できるようにしてある。即ち、一対の弾性端面板6,6はヒンジ部6より折曲げて重合して用いられ、厚さの半分となる一方の弾性端面板6には支持線嵌挿孔14と基線ケーブル嵌挿孔13との間に隙間のないスリットが入っていて、他の半分の弾性端面板6は若干隙間をあけたスリットが設けてあるが、両方とも隙間のないスリットを設けることもできる。この場合、支持線とケーブルとの接続部が被覆体で連続しているケーブルタイプは必要に応じ分離して組み立てて用いる。さらに、前者の弾性端面板6は他方に対して小径の嵌挿孔を設け、全体若しくは一部の硬度が著しく低い(硬度0)ゴムで、後者の弾性端面板6は、他方に対して大径の嵌挿孔を設け、かつ外圧等に耐え得る硬度(硬度30)のゴムとなっていて、前記構造と硬度の差とにより、前者のケーブルの場合、支持線とケーブルとの間に接続部があっても一方の半分が硬度が低いためにケーブル接続部の厚み分だけ押し拡げることとなって、他方の半分はケーブル接続部に適応する形状としてあることにより組立後の水密性が確保される。また後者の支持線付きケーブルの場合、硬い方の弾性端面板6が外側となるように組立てることで内側の硬度の低い弾性端面板6の方で水密性を確保することとなるし、大小径の嵌挿孔の組合せでケーブルの変位にも十分水密性を保持して用いられる。
【0014】
この場合、前記端面シール部材6の一方の弾性端面板6を硬度0のゴムで、また他方の弾性端面板6を硬度30のゴムで作成するか、一方の弾性端面板6の外側を硬度30で、かつ内側特に嵌挿孔の周囲を硬度0のゴムを積層させるか或いは、一方の弾性端面板6の支持線嵌挿孔14とケーブル嵌挿孔13との間周辺を硬度0のゴムを部分的に要求特性上最小限に用いて一体成形しても、またゴムに代えて合成樹脂で単独または併用して弾性端面板6を作成することができるが、前記弾性端面板6を適度な硬度例えばショア硬度5〜20度とすることで、両者共に近似した硬度で端面板をつくることもできる。
ケーブル径や支持線径は種々あるので、各ケーブルに対応する数本のスリットを端面板6の厚さ方向の途中まで入れてあり、現場にて切り落すことで選ばれた嵌合孔径にしてケーブル径に対応して合わせられるようになっている。
【0015】
なお、前記端面シール部材6は、一対の弾性端面板6,6をヒンジ部6で全長または部分的に連設してあるが、分離した弾性端面板6,6を一対重合し一体化して用いられるようにすることもできる。
【0016】
図8乃至図12の実施例では、一対の弾性端面板6,6をヒンジ部6で折曲げ重ねた端面シール部材6にケーブル嵌挿孔13及び支持線嵌挿孔14を備えて、分離スリット13を複数形成し、かつ周側面からケーブル嵌挿孔13に連通するスリット15を設けると共に、下端部にケースの底板7に嵌合する段付部10を形成したもので、該底板7に突設した側板11に端面シール部材6が嵌着されてケースへの密封性を高めた形態としたものである。
この実施例では、前例と同様な構成となっていて、カマボコ形ケースを高密度収容ケースとし内部構造は、屋外線把持金具23を備え、さらにファイバ芯線を入れる収納シートを収容する余長収納ケースを多数装入できる棚収容方式のコード収納部及びコネクタホルダーを備えた構成からなっている。
ケース2は、その底面に底板7を着脱自在に嵌着するもので、ケース2の内周面に補強用リブ2を間隔をあけて複数突設すると共に、底板7はケース2の端縁に形成したガイド溝に嵌合し、ケース2と底板7とに突設した一直線状に接続される継合レール7にスナップ70を係脱自在に設けて一体締結できるようにし、分離面での密封性が高められロックできるように考慮されている。
なお、前記底板7上にはケーブル把持金具21が取付片21で固着され連結杆21で他端例のケーブル把持金具と接続されている。
【0017】
この場合も、前記対向する弾性端面板6,6のケーブル嵌挿孔13及び支持線嵌挿孔14はそれぞれ大小径差をつけて配備され、かつ分離スリット13も大小径差がつけられて設けられている。また薄肉の押え片が嵌挿孔周りに突設されるように、リング状の切離用V溝(図示せず)を形成してある。
【0018】
【発明の効果】
本発明は、ケーブル接続部の周囲を覆い、かつ径方向に分割または分離自在の筒状ケースと、該筒状ケースの両端面部にケーブルを導出入する端面シール部材と底板とを備えたケーブル接続用ケースにおいて、端面シール部材が一対の弾性端面板を重合したものからなり、この対向する両弾性端面板にそれぞれ大小径差をつけて複数のケーブル嵌挿孔と、架空配線若しくは基線などの支持線嵌挿孔と、各嵌挿孔の周囲に端面板肉厚部位の一部を連続させた状態でリング状の分離スリットとをそれぞれ設けると共に、該端面板肉厚部位の連続部分で各分離スリットの内周囲に間隔をあけてそれぞれ分離スリットより小径のリング状の切離用V溝が形成され、引き裂れた孔周囲に薄肉の押え片が孔中心に向って突設されることにより、ケーブルの装入組立に弾性端面板の分離スリットを切除するとケーブル嵌挿孔周囲に薄肉の押え片が孔中心に向って突設されてケーブル外周に密着しやすく、ケーブル配線の水密性を確実にし、取扱い操作も安全で信頼性を高められるので異径の各種ケーブルを分離スリットの切除によりケーブル外周に容易に対応させて用いられ、ケーブルの収容凾体への出入にシーリングテープなしで安全に適用でき、組立、解体作業も容易で作業時間も大幅に短縮化し、しかもケーブルの増設、保守時にも部品等の交換もなく低コストで対応できると共に、端面シール部材のケースでの姿勢も安定し、さらにケーブルの変位にも端面シール部材が追随して水密維持を容易にして取扱い良好で、弾性端面板でのケース組立作業の容易性に役立ち、しかもケーブル接続部の収容体の変形防止を図り、安全性と気密性をも高めて信頼性を大幅に向上できるほか、作業性と生産性をも高めることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施例の展開状態を示すもので、(a)は正面図、(b)は平面図、(c)(d)はそれぞれの縦断面図である。
【図2】図1の組立状態を示し、(a)は正面図、(b)はその中央縦断面図、(c)は一部の拡大縦断面図である。
【図3】図1の例の組立前の使用分離状態を示す一部切断正面図である。
【図4】図1の使用状態を示す一部切断側面図である。
【図5】図4のA−A線における平面図である。
【図6】図4のB−B線における内面図である。
【図7】図4の例のケースを示し、(a)は外側からの正面図、(b)は図4のC−C線における縦断面図、(c)は図4のD−D線における縦断面図を示す。
【図8】本発明の他の実施例の端面シール部材を示し、(a)は展開正面図、(b)は展開平面図、(c)はE−E線における縦断面図、(d)はF−F線における拡大縦断面図である。
【図9】図8の例の使用状態の一部切断側面図である。
【図10】図9のG−G線における切断平面図である。
【図11】図9のH−H線における切断内面図である。
【図12】図9の例のケースを示し、(a)は正面図、(b)は図9のI−I線における切断背面図、(c)は図9のJ−J線における切断正面図である。
【符号の説明】
1 ケーブル接続部
2 筒状ケース
3 ヒンジ部
4 分割端縁部
5 側壁部
6 端面シール部材
弾性端面板
ヒンジ部
7 底板
8 嵌合溝
9 分割間隙部
10 係止用突部
10 係止用凹部
11 側板
12,13,14 嵌挿孔
12,12,12,13,13,13,14,14 分離スリット
12a,13a,14a 切離用V溝
15 スリット
16 押え片
19 連結金具
20 テンションメンバー把持金具
21 ケーブル把持金具
22 ロックバー
23 屋外線把持金具

Claims (4)

  1. ケーブル接続部の周囲を覆い、かつ径方向に分割または分離自在の筒状ケースと、該筒状ケースの両端面部にケーブルを導出入する端面シール部材と底板とを備えたケーブル接続用ケースにおいて、端面シール部材が一対の弾性端面板を重合したものからなり、この対向する両弾性端面板にそれぞれ大小径差をつけて複数のケーブル嵌挿孔と、架空配線若しくは基線などの支持線嵌挿孔と、各嵌挿孔の周囲に端面板肉厚部位の一部を連続させた状態でリング状の分離スリットとをそれぞれ設けると共に、該端面板肉厚部位の連続部分で各分離スリットの内周囲に間隔をあけてそれぞれ分離スリットより小径のリング状の切離用V溝が形成され、引き裂れた孔周囲に薄肉の押え片が孔中心に向って突設されることを特徴とするケーブル接続用ケースにおける端面シール部材。
  2. 前記端面シール部材が、支持線嵌挿孔とケーブル嵌挿孔との間に連通するスリットを設け、さらに各ケーブル嵌挿孔から弾性端面板の外側端に連通するケーブル挿入用のスリットをそれぞれ備えられている請求項1記載の端面シール部材。
  3. 前記端面シール部材が、弾性端面板の重合対向面に係止用突起と嵌合凹部とを対設され下端部にケースの底板に嵌合する段付部を備えている請求項1または2記載の端面シール部材。
  4. 前記筒状ケースが、その両端面に側壁部を一体に成形し、該側壁部の中央部に形成した分割間隙部の嵌合溝に前記弾性端面板を係脱自在に嵌合配備しケース底板の両端に突設した側板に嵌合させた請求項1,2または3記載の端面シール部材。
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