JP3666823B2 - ケーブル接続用クロージャにおける端面板 - Google Patents
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Description
【産業上の利用分野】
本発明は、光ケーブルなどの通信ケーブルの接続部を保護するためのクロージャの端面部構造、特にクロージャにおける端面板の改良に関するものである。
【0002】
【従来の技術】
一般に、ケーブル接続用クロージャは、ケーブル接続部の両側のケーブルを貫通して取付けられた端面板と、前記接続部をかぶせて収容する縦割りの円筒状のスリーブとからなり、両端面板間にスリーブを装架して、該スリーブの互いに対向した分割突き合わせ部分をボルトまたはバンドなどの固定手段で連結して一体化し、ケーブル接続部を気密に保護する構造のものが多用されている。
【0003】
従来のケーブルの接続部を保護する収容体のスリーブは、スリーブの変形防止の剛性を保ち、湿気の浸入を阻止しなければならないために、スリーブの各構成部分は互いに密に結合され、かつケーブル端との間の結合も密でなければならず、端面板から導出されるケーブルのセット取扱いが煩雑で気密材を設けたケーブル収容体は、製作煩雑で高価となり経費を要するし、耐久性の面でも問題があって、端面板を用いても気密確保のために締め付け力の管理や組立作業性が煩雑となって問題があった。
本発明は、これら従来の欠点を排除しようとするもので、ケーブル接続用クロージャにおいてケーブル接続部の収容体の変形防止を図り、ケーブルの組込セットが簡便で安全性と気密性をも高めると共に、著しく迅速にケーブルの被覆を行うことができ、その組立作業性を大幅に向上できるケーブル接続用クロージャに用いられる端面板を、構成簡単で安価な形態で提供することを目的とするものである。
【0004】
【課題を解決するための手段】
本発明は、ケーブル接続部の周囲を覆う円筒状のスリーブに、スリーブを軸方向に二分割する突き合わせ接合面と、該スリーブの両端内周に形成した側面嵌合部に嵌入さされ、前記ケーブル接続部の両側のケーブルを貫通する端面板とを備え、該スリーブの互いに対向した接合面を固定手段で連結一体化したクロージャにおいて、前記端面板に複数の等径または異径のケーブル挿通孔を形成し、該ケーブル挿通孔にそれぞれ塞がれた薄肉キャップ部を一体に有し、該薄肉キャップ部を選択的に切除しうるようにして嵌通孔として用いると共に、ケーブル挿通孔に連通するスリットを端面板外側面に貫通しうるように該端面板外側面付近のスリット端末を切開して拡開できるように構成し、かつ前記端面板に形成されたスリットを挟んで両側に跨がって凹面部を設け、該凹面部に開き止め接続片を嵌合保持してスリットの開き止めをし、さらに前記端面板の外周面に全周にわたって複数条の山溝を備えて前記スリーブ内面との間にガスケット機能を持たせて気密保持される構成にしたものである。
【0005】
【作用】
ケーブル外被を必要長さ剥ぎ取り、内部のスロットロッドを剥ぎ取り際から所定寸法で切断したのち、テンションメンバを所定寸法になるようスロットロッドをカッタ等を使用して裸にしてケーブルの接続の準備を終了させる。ケーブルの所定位置の外被を円周方向に研磨清掃し、ケーブルスペーサを嵌挿させたのち端面板のケーブル挿入孔になる薄肉キャップ部とスリット部の端末を切除開口し、スリット端末を拡開してケーブルを挿入しケーブル挿入孔に貫通させ、スリット部に山溝付のシール部材を装着し、端面板にスリットに跨って形成した凹面部に開き止め接続片を嵌装してスリットを閉塞保持させ、該端面板外周部のスリット部を覆うようにテープ状ガスケットをなじませるように接着させる。その後、ケーブル把持金具を必要なスペーサを用いてケーブル外被に装着し、締結ボルトにより所定トルクで締結してからテンションメンバをテンションメンバ把持金具にテンションメンバ把持具を用いて締結ねじにて必要トルクにて締め付ける。そして下スリーブに端面板を押しつけつつ、端面板ガスケットになじませてから、上スリーブをかぶせ、スリーブ相互を押えつけて中央部分から外へ相互に締結具を順次締めつけ取り付けて、所定のトルクで数回に分けて締結して組立てられ、バンドの締めつけ力をスリーブが受け、端面板の山溝に伝って気密を保持でき端面板ガスケットを不要として組立作業を簡素化し、ケーブルシール材や端面板の取付け姿勢を安定強固にすると共に、密封性も大幅に高められ、バルブより注入されたガスによってクロージャとして安全に用いられるものである。
【0006】
【実施例】
本発明を図1乃至図15の円筒状のスリーブ1と、スリーブの側面嵌合部2に嵌装された端面板3とを備えたクロージャの例で説明すると、端面板3,3に、幹線光ケーブルが貫通されてケーブル把持金具4で固定され、かつ、該ケーブルのテンションメンバが、テンションメンバ把持金具5に接続連結されている。前記スリーブ1は、円筒状のハウジングで、軸方向に沿って両側が分離接合面で上下に分割できるようにしたもので、合成樹脂、例えばPP樹脂或いはガラス繊維を充填した難燃性のFRPP或いはスチレン系、またはオレフィン系の熱可塑性エラストマーなどから構成され、軸方向に縦割りに二分割する突き合わせ接合面と、該スリーブ1の両端に、嵌装される端面板3、例えば耐候性、耐オゾン性等の諸特性に優れたEPDMなどのゴムスペーサとを備え、該端面板3に複数の等径または異径のケーブル挿通孔20を形成し、該ケーブル挿通孔20を覆い塞がれた薄肉キャップ部21を一体に備えると共に、ケーブル挿通孔20に連通するスリット22を端面板外側面に貫通するように、スリット22の端末を切開拡開できるように構成し、該スリット22に跨って形成された凹面部23に開き止め接続片24を嵌合して保形維持できるようにしてある。
この端面板3のスリット22の対面する接合面の気密性を含み、前記スリーブ1の分割接合面にガスケット7を嵌合挾持しうる凹溝6を備えると共に、端面板3に対向する内面に、ケーブル外周に沿う押え挾持片からなるケーブル把持金具4と、テンションメンバ把持金具5およびテンションメンバ接続具9とを設けた連結金具8を固定装備し、さらに分割スリーブの対向接合面を締結するバックル30を備え、必要に応じ前記スリーブ1の外周にネジからなる締結具11のあるバンド12を着脱自在に巻回配備して分離面での密封性が高められて連結できるようにしてある。
【0007】
このバンド12としては、スリーブ1に巻回できる帯状金属板などで形成され、その両端にフックを設け、該フックに係合された係合片を介してボルト11が螺合されてフック間を接離自在に連結できるようにしてあるが、スリーブ1の外周にリブ(図示せず)を突設して、リブ間の凹部にバンド12を巻回装着して外れ防止に役立たせることも配慮される。
【0008】
前記スリーブ1は、上下に分割可能の形態として端面板3のスリット間にシール部材を介在させて、前記スリーブガスケット7と共に、クロージャ内の気密性を維持できるようにしてあり、互いに対向した接合面を固定手段で連結一体化できるようにしてある。即ち、スリーブ1の長手方向の片側を固定ヒンジまたは脱着ヒンジのヒンジ機構で連結し、他側に締め付け或いは締め付け、増し締めできるバックル30とを備えてある。(図9乃至図15)
そして前記端面板3としては、小判形或いは楕円形、円形などのゴム弾性体からなり、複数のケーブル挿通孔20にそれぞれ塞がれた薄肉キャップ部21を一体に有し、該薄肉キャップ部21を選択的に切除開口して貫通孔として用いるようになっている。このケーブル挿通孔20は、ケーブルを嵌挿しやすく水平面に対して傾斜したスリット22を有するケーブル挿通孔とし、該スリット22を挟んで両側に跨がって凹面部23を備え、この凹面部23に保形用の開き止め接続片24を嵌合保持するが、必要に応じ、スリット22にシール部材25を当てがって、開き止め接続片24によりスリット22の開きやズレ防止の保形締結される構成となっていて、スリット22のある弾性端面板3が型崩れすることなくケーブル挿通孔20をクロージャの内外に貫通するようにしてある。(図5乃至図8)
【0009】
なお、前記ケーブル挿通孔20、20で形成される貫通孔またはケーブル導出孔には、ゴム製などでのスペーサ43、或いはエアタイトテープを巻き付けてケーブルの外周面を密着できるようにすることが配慮されている。
前記スリーブ1から導出されるケーブルの周囲に備えられる中空円筒状のスペーサ43は、一方に拡開できるように該スペーサ43の片側にケーブル差込み挿入用のスリット44を設けると共に、スペーサ43の内周および外周にリング状に山溝45,46をそれぞれ備え、気密性の確保を容易にし、かつ組立、解体性の取扱作業の簡便化をはかるのがよい。(図16)
【0010】
このスペーサ43は、ゴム弾性体を自然環境化で使用するので、環境温度に対応して収縮、膨張できるように、外周とスリーブ間、ケーブル挿入孔の内径とケーブル外周間に圧力変化に対応するスペーサと、圧力変化を極力少なくすることで、圧縮応力の確保、低温収縮防止を図り、さらにスペーサ43はスリット加工してケーブル挿入しやすくし、外周面または/及び内周面にはリング状の山部を複数突出設けてある。前記端面板3のケーブル挿入孔20に於いて、外径の異なるケーブルが挿入される場合、同一径の挿入孔で対応可能とするために、外径は挿入孔と同一とし内径はケーブル外径に対応したケーブルスペーサ43にてその内径、外径に山溝を設けて、ケーブルにセットすることで気密性を確保できる構造とするのがよい。
【0011】
また、前記端面板3の内面側に対向してスリーブ1に固着した連結金具8上の両端にケーブル把持金具4、4を取付ネジで、またテンションメンバを把持金具5に固定ネジで順次取付け、中央部に一対のリング14、14のある収納用取付金具、例えば収納トレイ15を設け、芯線を分配ガイドして接続できるように、テンションメンバ接続具9を配備しうるようにしてある。(図1及び図17並びに図18)
【0012】
前記ケーブル把持金具4としては、図17のようにケーブル挿通凹部161 のある受具
16にケーブル外周に沿う彎曲保持片17をピン18で回動自在に設けて開閉させて、取付ネジ19でケーブルを挾持固定化するようにしてケーブル把持が簡便にできるようにしてある。即ち、ケーブル挿通凹部161 を一体で複数設けた受具16と、該受具16に着
脱可能なピン18によるヒンジ機構で回転自在に枢着された彎曲保持片17と、該彎曲保持片17を前記受具16に脱着する取付ネジ19とから構成されてケーブルを把持できるもので、受具内面、彎曲保持片内面には山形状の凸起が複数設けてあり、ケーブル外被に噛み込んで把持力を得られるようにしてある。なお、前記湾曲保持片17は、受具16に着脱自在に設けた脱着構造とすることもできる。
【0013】
また、テンションメンバ把持金具5に取付けたケーブルテンションメンバは、単穴或いは複数穴タイプを用いるが、取付板にアームを介してケーブル挿入部を1から複数まで設けたもので、スリーブ1内に固着されてケーブルを保持する。例えば、前記スリーブ内に設けられるケーブルテンションメンバ把持具51は、図19の如くケーブルを嵌挿する挿通部47を単数または複数アーム48を介して取付板49に備え、前記挿通部47に固定締付ネジ50を備えたものを用い、前記テンションメンバ把持金具5に取付けて1本または複数本のケーブル中心のテンションを掛けた装備が容易にできる。
なお、前記スリーブ1或いは端面板3にはバルブのあるガス注入口部(図示せず)を設けて、該ガス注入口部から封入ガスを注入してクロージャ接続部の保護を確実にするようにしてある。
【0014】
このような構造の接続部を組み立てる場合、各ケーブルにスペーサ43を装着し、或いはケーブルシール材を巻き付け、ケーブルの端部の外被をケーブル把持金具4により固定したのち、端面板3のスリットの接合面に開き止め接続片によって気密性を施し、さらにガスケット7を介して分割スリーブ1、1の接合面を突き合わせて、該スリーブの外周にあるバックル30を締め付け、さらに締結具11のあるバンド12を巻回して締結具11を締め付けて固定するもので、順次所定間隔ごとにバックル30の取付けと、締め付けを繰り返してスリーブ1の全長にわたって気密維持を強固にし信頼性の高い密封構造にすることができる。
なお、この組立状態において、縦割りの接合面間にはスリーブガスケット7が径方向に圧縮されていることで、比較的小さい挾持力で高い気密性を保持することができ、また端面板3とケーブルとの間にはスペーサが、ケーブル長さ方向に介在されシール材があって、スリーブ1、1の姿勢が安定すると共に組立てを容易にするし、気密性を著しく向上できる。このスリーブガスケット7は、断面形状を長方形として角部に丸味をつけて、上下面に凹溝を形成してリップ効果を持たせるようにし、組立性・気密性の向上を図ることが考慮されている。
【0015】
一方、前記スリーブ1,1の締結状態を解除するときには、締結具11のボルトを緩めてバンド12をスリーブ1、1から外し、バックル30の締結を解除して端面板3からスリット開き止め接続片24を外し、スリーブ1の接合面を離間して分割すれば、ケーブルの交換も容易にすることができる。
【0016】
前記スリーブ1の分割縁部に設けたヒンジ機構は、図2及び図3のようにスレーブ間に対応して、引掛ヒンジ27,挿入穴28のヒンジ機構を設けて脱着できるようにしてあって、該引掛ヒンジ27を挿入穴28に現場にて嵌合後、バックル30を掛止して締めつけるだけで、上下スリーブ1,1が簡単に正合できるようにしてある。即ち、前記ヒンジ機構は、複数本のピンとそれらに対応する挿通孔とからなり、或いは複数の挿入孔に貫通する単一の支杆で固着または着脱自在に設けられている固定ヒンジまたは脱着ヒンジとする。
【0017】
なお、前記端面板3としては、図5乃至図8の如くゴムスペーサで等経または異径の4穴のケーブル挿通孔20があって、穴ごとにスリット22があり、その端末を切り開いて開けることで、ケーブルを挿入嵌合できる形態となっていて、ケーブル挿通孔20の穴径とケーブル径の変化対応は、端面板3を介して行うようにしてある。前記スリット22の中間部にプラスチックで両面に山溝を設けた合わせ目スペーサが、挿入可能となる構造としてあり、斜めのスリット22は、ケーブルが挿入されない時は端面板3の片面と外周面が薄肉で塞がれてあり、ケーブル挿入時に挿入孔のキャップ部21を切除して開くことができ、作業性の向上と気密信頼性の向上をはかっている。
前記スリット22を切除して使用する場合には、ケーブル挿入後、再度閉じる工程時に切除された外周部の開く作用やズレを防止するために開き止め金具としての保形用の接続片24が凹面部23に付設される。
また、端面板3の最外周面は、全周に渡って複数の山溝26を設けてあり、スリーブ内面との圧縮力が得られて気密性を保つと共に、内部へ伝達される圧縮力によりケーブルとの気密性が得られるようにしてある。
即ち、スリーブ1の嵌合部2と、端面板3との気密保持機構は、端面板3の外周に山溝26を設け、バンドの締め付け力をスリーブ1が受け山溝26に伝わって気密を保持できるようにし、端面板ガスケットを不要として組立解体作業性を向上できるようにしてある。
【0018】
前記心線取付具の収納トレイ15は、例えば、図18に示す如く1テープ毎に固定方式として5〜20テープ/1トレイの実装ができるようにし、この収納トレイを多段に重積しヒンジ部で連結して必要トレイの位置が開放でき作業性を向上できるようにしてある。
なお、前記スリーブ1としては、長手方向に沿って縦割りで上下に二分割される半円筒体の対で構成され、スリーブの分割接合面に行くに従って厚肉部に形成し、かつ該接合面に凹溝6を備えていて気密性の維持を確実化できるようにすることもできる。
【0019】
また、スリーブ1は、図20及び図21に示すような端面板3を選んでスリーブとの組立密封構造としてもよく、該端面板3には外周に全周にわたって複数山溝26を設けて、スリーブ内面との圧縮力が得られて気密性を保つと共に、内部へ伝達される圧縮力によりケーブルとの気密性を保つようにしてある。
なお、前記端面板3に中央スペーサ29を必要に応じ設け、端面板の剛性を補強し保形性を高めてスリットのある複数のケーブル挿通孔20による端面板3の弱化現象を防ぐと共に、ケーブル挿通孔20に形成した薄肉キャップ部21を選択的に切除開口して貫通孔として用いるようになっていて、さらにケーブルを嵌挿しやすく水平面に対して傾斜した或いは平行なスリット22を設け、該スリット22を挟んで両側に跨がって保形用の接続片を凹面部23に備えていて、スリット22にシール部材25を当てがって、開き止め接続片(図示せず)により締結される構成となっていて、ケーブル挿通孔20をクロージャの内外に貫通するようにしてある。
【0020】
前記スリーブ1,1の分割接合面の密接固定化には、図22の如く、スリーブの分割縁部の長手方向の片側をピンの引掛ヒンジ27と挿入穴とからなる脱着ヒンジとし、他側を回動自在のバックル30にて締め付け可能にすることで、作業性の向上を図り、また、ヒンジ側のスリーブ凹溝6に設置したスリーブガスケット7が、ヒンジを支点としてスリーブ1を閉じる方向に回転することにより、自動的に上下スリーブ1,1の凹溝6に収まるようにすることもできる。なおヒンジ機構としては、上下スリーブ1に固着したり、一方のスリーブにピンを長手方向に装着され、他方のスリーブに挿入孔を対設して脱着することが選べる。
前記バックル30としては、フックを引掛け、ハンドル操作によるワンタッチで上下スリーブ1,1を所定の寸法まで締結後に、さらにその寸法を接近できる増し締め機構、例えば、ネジ杆とナットを備えて調整できるようにしたものを用いるのがよい。
【0021】
【発明の効果】
本発明は、ケーブル接続部の周囲を覆う円筒状のスリーブに、スリーブを軸方向に二分割する突き合わせ接合面と、該スリーブの両端内周に形成した側面嵌合部に嵌入さされ、前記ケーブル接続部の両側のケーブルを貫通する端面板とを備え、該スリーブの互いに対向した接合面を固定手段で連結一体化したクロージャにおいて、前記端面板に複数の等径または異径のケーブル挿通孔を形成し、該ケーブル挿通孔にそれぞれ塞がれた薄肉キャップ部を一体に有し、該薄肉キャップ部を選択的に切除しうるようにして嵌通孔として用いると共に、ケーブル挿通孔に連通するスリットを端面板外側面に貫通しうるように該端面板外側面付近のスリット端末を切開して拡開できるように構成し、かつ前記端面板に形成されたスリットを挟んで両側に跨がって凹面部を設け、該凹面部に開き止め接続片を嵌合保持してスレリットの開き止めをし、さらに前記端面板の外周面に全周にわたって複数条の山溝を備えて前記スリーブ内面との間にガスケット機能を持たせて気密保持される構成にしたことにより、スリーブに備えられる端面板でスリーブの接合面を突き合わせて締結具で締め付けることが簡便にできると共に、端面板にあるケーブル挿通孔並びにスリットは必要なところだけ切開すればよく端面板弱化防止に役立ち、さらに端面板に形成されるスリットのあるケーブル挿通孔がケーブル挿入後にスリットに跨がって保持される開き止め接続片によって、端面板の開き作用やズレの発生がなく確実に保形されて安全性と気密性が高められ、しかも端面板の取付け姿勢をも安定強固にしてケーブル接続部の収容体の変形防止を図れるほか、ケーブルの組込セットも簡便で著しく迅速にケーブルの被覆を行うことができ、その組立作業性を大幅に向上できるし、スリーブでの少ない締め付け個所で端面板を均一に圧迫して信頼性の高い密封を確保できると共に、スリーブの姿勢も安定して取扱い良好で、組立作業の容易化に役立ち、接続固定も楽に安全に行え構成も簡単で、安価な形態にすることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明の実施例を示し、一部を分離し切欠して内部を表した使用状態の斜視図である。
【図2】 図1のスリーブの一部の分離斜視図である。
【図3】 図2の正面図である。
【図4】 図1の例の組立状態の一部切断側面図である。
【図5】 図1の例の端面板の拡大正面図である。
【図6】 図5のA−A線における切断平面図である。
【図7】 図5のB−B線における切断側面図である。
【図8】 図5の外側からみた側面図である。
【図9】 図1のスリーブの一部切断側面図である。
【図10】 図9の例の底面図である。
【図11】 図9のC−C線における切断正面図である。
【図12】 図9のD−D線における切断正面図である。
【図13】 図9のE−E線における切断正面図である。
【図14】 図10のF−F線における拡大切断正面図である。
【図15】 図10のG−G線における拡大切断正面図である。
【図16】 スペーサの一実施例で、(a)は側面図、(b)は正面図、(c)はY−Y線における
縦断面図である。
【図17】 図1の例のケーブル把持金具の正面図である。
【図18】 図1の例の収納用トレイで、(a)は側面図、(b)はその平面図である。
【図19】 ケーブルテンションメンバ把持具の一実施例で、(a)は正面図、(b)は平面図である。
【図20】 端面板の他の実施例で、(a)は正面図、(b)は一部切断平面図、(c)は縦断面図
である。
【図21】 端面板のさらに他の実施例で、(a)は正面図、(b)は一部切断平面図、(c)は側
面図である。
【図22】 本発明のスリーブの他の実施例の一部切欠状態の斜視図である。
【符号の説明】
1 スリーブ
2 側面嵌合部
3 端面板
4 ケーブル把持金具
5 テンションメンバ把持金具
6 凹溝
7 スリーブガスケット
8 連結金具
9 テンションメンバ接続具
11 締結具
12 バンド
14 リング
15 収納用トレイ
16 受具
161 ケーブル挿通凹部
17 挾持片
18 枢支
19 ネジ
20 ケーブル挿通孔
21 薄肉キャップ部
22 スリット
23 凹面部
24 接続片
25 シール部材
26 山溝
27 ヒンジ
28 挿入穴
29 スペーサ
30 バックル
31 ブラケット
32 ハンドル
33 回動部材
34 ネジ杆
35 ピン
36 ナット
37 フック部
38 ピン
43 スペーサ
45,46 山溝
51 ケーブルテンションメンバ把持具
Claims (1)
- ケーブル接続部の周囲を覆う円筒状のスリーブに、スリーブを軸方向に二分割する突き合わせ接合面と、該スリーブの両端内周に形成した側面嵌合部に嵌入さされ、前記ケーブル接続部の両側のケーブルを貫通する端面板とを備え、該スリーブの互いに対向した接合面を固定手段で連結一体化したクロージャにおいて、前記端面板に複数の等径または異径のケーブル挿通孔を形成し、該ケーブル挿通孔にそれぞれ塞がれた薄肉キャップ部を一体に有し、該薄肉キャップ部を選択的に切除しうるようにして嵌通孔として用いると共に、ケーブル挿通孔に連通するスリットを端面板外側面に貫通しうるように該端面板外側面付近のスリット端末を切開して拡開できるように構成し、かつ前記端面板に形成されたスリットを挟んで両側に跨がって凹面部を設け、該凹面部に開き止め接続片を嵌合保持してスリットの開き止めをし、さらに前記端面板の外周面に全周にわたって複数条の山溝を備えて前記スリーブ内面との間にガスケット機能を持たせて気密保持される構成にしたことを特徴とするケーブル接続用クロージャにおける端面板。
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| JP06348195A JP3666823B2 (ja) | 1995-02-28 | 1995-02-28 | ケーブル接続用クロージャにおける端面板 |
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- 1995-02-28 JP JP06348195A patent/JP3666823B2/ja not_active Expired - Lifetime
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