JP3560090B2 - ケーブル接続用クロージャ - Google Patents

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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、光ケーブルなどの通信ケーブルの接続部を保護するためのクロージャ、特に光ケーブル用クロージャの改良に関するものである。
【0002】
【従来の技術】
一般に、ケーブル接続用クロージャは、ケーブル接続部の両側のケーブルを貫通して取付けられた端面板と、前記接続部をかぶせて収容する縦割りで二分割しうる筒状スリーブとからなり、両端面板間に装架したスリーブの互いに対向した分割突き合わせ部分をボルトまたはバンドなどの固定手段で連結して一体化して、ケーブル接続部を気密に保護する構造のものが多用されている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】
従来のケーブルの接続部を保護する収容体のスリーブは、スリーブの変形防止の剛性を保ち、湿気の浸入を阻止しなければならないために、スリーブの各構成部分は互いに密に結合され、かつケーブル端との間の結合も密でなければならず、端面板から導出されるケーブルのセット取扱いが煩雑で、ケーブルの固定化を十分満足させるためには気密材を設けたケーブル収容体は、製作煩雑で高価となり経費を要するし、耐久性の面でも問題があって、しかも端面板を用いても気密確保のために締め付け力の管理や組立作業性が煩雑となって問題があった。
本発明は、これら従来の欠点を排除しようとするもので、ケーブル接続用クロージャにおいてケーブル接続部の収容体の変形防止を図り、ケーブルの組込セットが簡便で安全性と気密性をも高めると共に、ケーブルの固定を簡便で安全にし組立作業性を大幅に向上できるケーブル接続用クロージャを、構成簡単で安価な形態で提供することを目的とするものである。
【0004】
【課題を解決するための手段】
本発明は、ケーブル接続部の周囲を覆うスリーブが、軸方向に沿って二分割しうる突き合わせ接合面を備えて、該接合面を固定手段で連結一体化される筒状スリーブであって、前記スリーブの両端に前記ケーブル接続部に接続されるケーブルを挿通するケーブル挿通孔が複数ある端面板と、該端面板に対設され、かつケーブルを嵌挿するケーブル挿通凹部のあるケーブル把持金具とを備えたクロージャにおいて、前記端面板の内側面に切除可能の薄肉キャップがあるケーブル挿通孔を設け、該ケーブル挿通孔から端面板外側面に連通しうるスリットが切開可能の端末をケーブル挿通孔付近と端面板外周面付近とにあるスリットとして設けると共に、前記ケーブル挿通孔に剛性保持片を、また前記スリットにシール部材をそれぞれ着脱自在に嵌装し、さらに前記ケーブル把持金具のケーブル挿通凹部に対向配備される弯曲保持片を枢支部により着脱かつ回動自在に備えて、該弯曲保持片の自由端を取付部材で締着連結し、このケーブル挿通凹部と弯曲保持片とにそれぞれ分割スペーサを着脱自在に対向配備したものである。
【0005】
【発明の実施の形態】
本発明の実施形態では、ケーブル外被を必要長さ剥ぎ取り、内部のスロットロッドを剥ぎ取り際から所定寸法で切断したのち、テンションメンバを所定寸法になるようにしてケーブルの接続の準備を終了させる。次いでケーブルの所定位置の外被を円周方向に研磨清掃し、かつ剛性保持部材を取り除いたのち、端面板のケーブル挿通孔にある薄肉キャップ部とスリットの端末を切除開口し、スリット端末を拡開してケーブルを挿入しケーブル挿通孔に貫通させ、スリットの端末に山溝付のシール部材を装着し、さらに端面板にスリット開き止め接続片を嵌装してスリットを閉塞保持させ、該端面板外周部を覆うようにテープ状ガスケットをなじませて接着させる。その後、ケーブル把持金具に必要な内径のスペーサを用いて、ケーブル挿通凹部と弯曲保持片とに定着してケーブル外被に装着し、取付部材により所定トルクで締結してからテンションメンバをテンションメンバ把持金具に締結ねじにて必要トルクで締め付ける。そして下スリーブに端面板を押しつけつつ、端面板ガスケットになじませてから、上スリーブをかぶせ、スリーブ相互を押えつけて中央部分から外へ相互に締結具を順次締めつけ取り付けて、所定のトルクで数回に分けて締結して組立てられ、ケーブルシール材や端面板の取付け姿勢を安定強固にすると共に、密封性も大幅に高められ、バルブより注入されたガスによってクロージャとして安全に用いられるものである。
【0006】
【実施例】
本発明の実施例を図1乃至図6に示された上スリーブ2と下スリーブ1とからなる円筒状のスリーブと、スリーブの側面嵌合部3に嵌装された端面板3とを備えたクロージャの例で説明すると、端面板3,3に、幹線光ケーブル10が貫通されてケーブル把持金具4で固定され、かつ、該ケーブルのテンションメンバが、テンションメンバ把持金具5に接続連結されている。
前記上下スリーブ1,2は、円筒状のハウジングで、軸方向に沿って両側が分離接合面で上下に分割できるようにしたもので、合成樹脂、例えばPP樹脂或いはガラス繊維を充填した難燃性のFRPP或いは熱可塑性エラストマーなどから構成され、軸方向に縦割りに二分割する突き合わせ接合面と、該スリーブ1,2の両端に、嵌装される端面板3、例えば耐候性、耐オゾン性等の諸特性に優れたEPDMなどのゴム板材とを備えてあり、この端面板3の対面する接合面を含み、前記スリーブ1の分割接合面にガスケット7を嵌合挾持しうる凹溝6を備えると共に、端面板3に対向する内面に、ケーブル外周に沿う押え挾持片からなるケーブル把持金具4と、テンションメンバ把持金具5およびテンションメンバ接続具9とを設けた連結金具8を固定装備してある。
【0007】
なお、前記スリーブ1の分割接合面に形成されたガスケット嵌合凹溝6は、図4〜図6のように該凹溝6の両端部位を縮孔のガスケット挾圧部6とし、ガスケット7を嵌装する際に、両端を引き延ばし押し込み保持し、ガスケット7の仮り止めで落下防止とガスケット7の倒れ込み防止とが確実にできるようにしてあるが、必要に応じガスケット7の両端にフランジ部7を設け、このフランジ部を外側端に引張って圧接することでも仮止め機態をはたすことができる。
また、前記スリーブ1のガスケット嵌合凹溝6に沿って障壁65を両スリーブ1,1の対称位置に突設して該障壁65を接合する他方のスリーブ内壁面に当接して結合され分割上下スリーブ1,2の水平方向のずれ防止構造となっている。
【0008】
前記端面板3は、ケーブル挿通孔20を少なくとも一つ形成し、該ケーブル挿通孔20に孔を覆い切徐しうる薄肉キャップ部21を端面板3の内側面に一体に備えると共に、ケーブル挿通孔20に連通する切開可能のスリット22、例えば、ケーブル挿通孔20から端面板外周面に連通しうるスリット22が切開可能の端末をケーブル挿通孔付近と端面板外周面付近とにあるスリット22として設けると共に、該スリット端末を切開して、スリット端末を拡開しうるように構成してある。
そして、ケーブルをケーブル挿通孔20に挿入しない状態では、ケーブル挿通孔20に薄肉キャップ部21があり、前記ケーブル挿通孔20に剛性保持片25を、またスリット22にシール部材25をそれぞれ着脱自在に嵌装して、さらに端面板3の凹面部23にスリット開き止め接続片24があって、弾性端面板3のシール性と剛性を保持し、端面板3が寄れ曲がったり引き連れて変形するのを防止している。〔図7および図10〜12参照〕
また、ケーブルをケーブル挿通孔20に挿入するときは、前記端面板3のケーブル挿通孔20にある剛性保持片25と、端面板3の凹面部23にあるスリット開き止め接続片24を取り除き、また前記スリット22の端末にあるシール部材25を一旦取り除いてから前記薄肉キャップ部21とスリット22の端末、例えば肉薄部を切開し、スリット端末を拡開して連通しケーブルを挿入してケーブル挿通孔20に貫通保持させ、スリット端末に山溝付のシール部材25を装着し、さらにスリット開き止め接続片24を端面板3の凹面部23に嵌装すれば、前記スリット22を閉塞保持させて、端面板3のシール性を確実に保持できる。この場合、スリット22は、スリット端末を切開いて端面板外側面からケーブル挿通孔20に連通しうるスリット22となるため、ケーブルを端面板外周側からケーブル挿通孔20に容易に差し込み挿入でき、また、前記スリット開き止め接続片24はスリット22が開き過ぎないように拡開を防ぐために端面板3の保形性維持をしてシール性を確実にする。特に、端面板3が寄れ曲がったり、引きつったりしないための補強を兼ね端面板3の保形性を強化するためのもので、歪みやねじれ防止に役立たせていて、端面板の取付け姿勢を安定強固にすると共に、密封性をも大幅に高められる。〔図7および図11〕
さらに、前記剛性保持片25は、端面板3の外側面に開口してあるケーブル挿通孔20に嵌装されていて、ケーブルを挿入していないときの中空状のケーブル挿通孔20の孔部分の潰れを防止し、端面板3の剛性を保持して保形性維持のための補強部材として用いられ、端面板の取付け姿勢を安定強固にする。〔図7および図10〕
一方、前記 スリーブ1,2内で端面板3に対面する前記ケーブル把持金具4のケーブル挿通凹部16に対向配備される弯曲保持片17を枢支部18により着脱かつ回動自在に備えて、該弯曲保持片17の自由端17を取付部材19で締着連結し、このケーブル挿通凹部16と弯曲保持片17とにそれぞれ分割スペーサ33を着脱自在に対向配備してある。
【0009】
前記スリーブ1,2は、上下に分割可能の形態として端面板3間にシール材を介在させて、前記スリーブガスケット7と共に、クロージャ内の気密性を維持できるようにしてあり、互いに対向した接合面を固定手段で連結一体化できるようにしてある。即ち、前記分割スリーブ1,2を締結するのに、一方のスリーブ1から他方のスリーブ2に着脱自在に掛止されるループ状リング61,71からなるヒンジ部60と締結部70とで連結一体化するものである。
【0010】
前記端面板3としては、小判形或いは楕円形、円形などのゴム弾性体からなり、複数のケーブル挿通孔20には、それぞれ薄肉キャップ部21及び剛性保持片25を有し、ケーブルを挿入して使用する選ばれたケーブル挿通孔20では、その剛性保持片25を取外したのち薄肉キャップ部21を切除開口してケーブル貫通孔として用いるようになっている。
また、前記スリット22としては、ケーブルを差し込み嵌挿しやすく水平面に対して傾斜したスリットとし、端面板3の外側面からケーブル挿通孔20に向かって形成され、ケーブル挿通孔付近と端面板外周面付近とに切開可能の末端をスリット端末としてあるスリット22として設けると共に、前記端面板3には、該スリット22を挟んで両側に跨がるスリット開き止め接続片24を嵌合保持する凹面部23と、ケーブル挿通孔20,20間で中央部位にスリーブ側壁に当接する剛性保持片29を嵌合保持する凹面部28とを備えていて、それぞれの凹面部23,28とにスリット開き止め接続片24と剛性保持片29とを備えて端面板3の剛性保持を図ってある。特に、スリット開き止め接続片24は、各スリットの拡開 或いは変形防止に寄与し、且つ各ケーブル挿通孔20に連なるスリット間の端面板3の剛性補強とに役立つし、また、前記剛性保持片29はケーブル挿通孔20,20間で中央部位にあって、外圧に耐え、ケーブル振れに対するケーブル間の剛性補強に役立っていて総合的に端面板3の剛性保持を図り、取り付け姿勢の安定化のための保形性を強化してある。(図7乃至図12)
なお、前記スリット22の端末を切開した後は、ケーブルを通してから戻したスリット22の端末にシール部材25を当てがって、必要に応じ接着剤で連結し、さらにスリット開き止め接続片24によりスリット22が拡開しないように締結され、シール性を保った端面板3の保形強化構成となっていて、使用するケーブル挿通孔20の薄肉キャップ部21を切除開口してクロージャの内外に貫通するようにしてある。
【0011】
前記端面板3は、前記ケーブル把持金具4に突設された突起部40に嵌合する嵌挿凹部30を形成した係止部31を備えて固定強化と外力に対する端面板3の変形防止に役立ててある。
なお、前記スリット開き止め接続片24及び剛性保持片29が、前記端面板外側面に形成した凹面部23,28に嵌合されるが、対向面に凹凸係合部24,24及び29,29を備えていて嵌着維持を確実にし脱落防止構造とするのがよい。
【0012】
また、前記端面板3としては、ゴムまたは樹脂スペーサで等経または異径の4穴のケーブル挿通孔20があって、穴ごとにスリット22があり、その端末、例えば、薄肉部を切開することで、ケーブルを挿入嵌合できる挿通形態となっていて、ケーブル挿通孔20の穴径とケーブル径の変化対応は、端面板3を介して行うようにしてある。前記スリット22の中間部にプラスチックで両面に山溝を設けた合わせ目スペーサのシール部材25が、挿入可能となる構造としてあり、斜めのスリット22は、ケーブルが挿入されない時は端面板3の片面と外周面が薄肉部で塞がれてあり、ケーブル挿入時にスリット22の端末を切開し、またケーブル挿入孔20のキャップ部21を切除して開くことができ、作業性の向上と気密信頼性の向上をはかっている。
前記スリット22の端末を切開して使用する場合には、ケーブル挿入後、再度閉じる工程時に切開された外周部の開く作用やズレを防止するために、開き止め金具として前記スリット開き止め接続片24が凹面部23に付設され、スリットの拡開防止と、端面板3の剛性保持に役立たせてある。
さらに、端面板3の最外周面は、全周にわたって複数の山溝26を設けてあり、スリーブ内面との圧縮力が得られて気密性を保つと共に、内部へ伝達される圧縮力によりケーブルとの気密性が得られるようにしてある。
即ち、スリーブ1の嵌合部3と、端面板3との気密保持機構は、端面板3の外周に山溝26を設け、バンドの締め付け力をスリーブ1,2が受け山溝26に伝わって気密を保持できるようにし、端面板ガスケットを不要として組立解体作業性を向上できるようにしてある。
なお、前記ケーブル挿通孔20、20で形成される貫通孔またはケーブル導出孔には、ゴム製などでのスペーサ43、或いはエアタイトテープを巻き付けてケーブルの外周面を密着できるようにすることが配慮されている。
前記スリーブ1から導出されるケーブルの周囲に備えられる中空円筒状のスペーサ43は、一方に拡開できるように該スペーサ43の片側にケーブル差込み挿入用の切れ目44を設けると共に、スペーサ43の内周および外周にリング状に山溝45,46をそれぞれ備え、気密性の確保を容易にし、かつ組立、解体性の取扱作業の簡便化をはかるのがよい。(図13)
【0013】
このスペーサ43は、ゴム弾性体を自然環境化で使用するので、環境温度に対応して収縮、膨張できるように、外周とスリーブ間、ケーブル挿入孔の内径とケーブル外周間に圧力変化に対応するスペーサと、圧力変化を極力少なくすることで、圧縮応力の確保、低温収縮防止を図り、さらにスペーサ43はスリット加工してケーブル挿入しやすくし、外周面または/及び内周面にはリング状の山部を複数突出設けてある。前記端面板3のケーブル挿通孔20に於いて、外径の異なるケーブルが挿入される場合、同一径の挿入孔で対応可能とするために、外径は挿入孔と同一とし内径はケーブル外径に対応したケーブルスペーサ43にてその内径、外径に山溝を設けて、ケーブルにセットすることで気密性を確保出来る構造とするのがよい。
【0014】
また、前記端面板3の内面側に対向してスリーブ1に固着した連結金具8上の両端にケーブル把持金具4、4を取付ネジで、またテンションメンバを把持金具5に固定ネジで順次取付け、中央部に収納用取付金具、例えば収納トレイ15を設け、芯線を分配ガイドして接続できるように、テンションメンバ接続具9を配備しうるようにしてある。(図1及び図4)
【0015】
前記ケーブル把持金具4としては、図14乃至図19のようにケーブル挿通凹部16のある本体にケーブル外周に沿う彎曲保持片17をピン18で着脱かつ回動自在に設けて開閉させて、取付部材のネジ19でケーブルを挾持固定化するようにしてケーブル把持が簡便にできるようにしてある。即ち、ケーブル挿通凹部16を複数設けた本体と、該ケーブル挿通凹部16に対応する弯曲保持片17が、その一端に枢支用ピン18を突設し、他端の自由端17にネジ19の嵌挿孔17を形成したアーム状片であって、該枢支用ピン18が面取部を有し、ケーブル把持金具に抜け防止構造、例えば挾溢開口形成された係止凹部18に着脱自在に面取り位置で挿入され回動可能に支持される。そして、弯曲保持片17を締着する取付部材のネジ19はケーブル把持金具4に回動自在に枢支された回動駒19に螺合されるネジ杆であって、該ネジ19の頭部19を弯曲保持片17の自由端17に係止させ、さらにケーブル挿通凹部16の内面、彎曲保持片17の内面には山形状の凸起が複数設けてあり、ケーブル外被に圧接される分割スペーサ33で密接されるようにしてある。なお、この分割スペーサ33は、円弧内周面及び外周面に山溝31,32を形成した円弧状片であって、該外周面に突設した凸部34を前記ケーブル挿通凹部16及び弯曲保持片17の凹部36,37または孔部に着脱自在に嵌合させて備えられる。
【0016】
前記ヒンジ部60と締結部70とは、図20乃至図24に示すように一方のスリーブ1の一方開口端縁近傍のリング受凹部63にループ状リング61からなるヒンジ部材60を間隔をあけて複数揺動自在に設けると共に、他方開口端縁近傍には締結部受凹部73を間隔をあけて複数設け、また他方のスリーブ2の一方開口端縁近傍には前記ヒンジ部材60の係止凹部63を間隔をあけて複数設けると共に、他方開口端縁近傍には前記締結部材受凹部73に嵌合する係止突部74を先端に備えた操作レバー75をループ状リング71でリング受凹部73に揺動自在に枢支し、さらに、スリーブ1,2の分割接合縁外側に形成された凹条部76に嵌入されて、ガスケット外側に沿う押え部材77、例えばリング杆を前記締結部70のループ状リング71に移動自在に備えてある。
なお、前記ヒンジ部60のリング挿入部62,62及び締結部70のリング挿入部72,72とリング受凹部63、ヒンジ部材係止凹部63及びリング受凹部73、締結部材受凹部73は、ループ状リング61,71を共通に使用できるように同じ構成として成形金型の簡素化をはかることが考慮されている。
【0017】
そして、前記ヒンジ部60のループ状リング61をリング挿入部62を支点として所定回動角度で保持されるストッパ64が、前記スリーブ1の分割接合縁外側に突設されていて複数あるループ状リング61・・・を該ストッパ64で回動停止させておいて上スリーブ1を下スリーブにかぶせて、ガスケットを支点としてスリーブ1を引き起してリング係止凹部63のリング挿入部62に引掛けて戻すことで、複数あるループ状リング61が一括してそれぞれ同時に係合され、ワンタッチ操作でスリーブ片側をヒンジ部60として連結されたのち、スリーブ他側を締結部70で締付ければよいようになっている。(図23)
【0018】
前記スリーブ1の一側縁に備えた締結部70は、図24に示すようにリング挿入凹部72に金属丸棒のループ状リング71を嵌装し、回動自在の操作レバー75と、支点突起部74とからなり、また前記ヒンジ部60は、図24に示すように、スリーブ1の他側縁に備えたリング挿入部62のリング受凹部63に、金属丸棒のループ状リング61が回動可能に配備され、該ループ状リング61の他端が、スリーブ1の挿入部62に着脱自在に係止されるものからなっていて、スリーブ連結・開放が自在に行え、殊にループ状リング61とループ状リング71とがスリーブの一側縁及び他側縁のいずれにも使用できるように対応した同じ構成とするのがよい。
【0019】
前記ヒンジ部60に設けたストッパ機構としては、両側縁を合わせた場合、互いに対向する端面を利用し、外側に面を向けた傾斜面として両端面で形成される角度θは30°〜90°に設定されている。即ち、これら端面は、分割スリーブ1,2の回転時に端面が互いに当接し、係止されることによりストッパ機構として働き、分割スリーブ1,2の開放角度θが30°〜90°までに制限される構成となっており、90°以下に設定すれば、反作業側に分割スリーブが倒れ難くなり、作業性を損なうことがない。
また、前記上下スリーブ1,2の一側縁の端部と他側縁の端部には、長さ方向に沿って凹溝6,6が形成され、該凹溝6に棒状のスリーブーシール材のガスケット7が設けられ、該ガスケット7は、ゴム等の弾性体からなり、横断面が楕円形状をなしていて、その長径方向を両分割スリーブ1,2による挟持方向に向けた状態として前記凹溝6に配置され、その挟持力によって圧縮させられることにより両分割スリーブ1,2の間を密封している。
さらに、スリーブ内外面に山溝形状を持っていて、圧縮永久歪みに優れているスチレン系、またはオレフィン系の熱可塑性エラストマーを用いれば、安価で製造容易であり、加硫工程をも必要としないためスクラップの回収・再利用が容易である。
【0020】
また、テンションメンバ把持金具5に取付けたケーブルテンションメンバは、単穴或いは複数穴タイプを用いるが、取付板にアームを介してケーブル挿入部を1から複数まで設けたもので、スリーブ1内に固着されてケーブルを保持する。例えば、前記スリーブ内に設けられるケーブルテンションメンバ把持具51は、図25の如くケーブルを嵌挿する挿通部47を単数または複数アーム48を介して取扱板49に備え、前記挿通部47に固定締付ネジ50を備えたものを用い、前記テンションメンバ把持金具5に取付けて1本または複数本のケーブル中心のテンションを掛けた装備が容易にできる。
なお、前記スリーブ1或いは端面板3にはバルブのあるガス注入口部(図示せず)を設けて、該ガス注入口部から封入ガスを注入してクロージャ接続部の保護を確実にするようにしてある。
【0021】
このような構造の接続部を組み立てる場合、各ケーブル10にスペーサ43を挿入し、或いはケーブルシール材を巻き付け、ケーブルの端部の外被をケーブル把持金具4により固定したのち、端面板3の接合面にシール材及びスリーブ1,2の接合面にガスケット7を介して分割スリーブ1,2の接合面を突き合わせて、該スリーブの外周にあるヒンジ部60で掛け止め、かつ締結部70を締め付け、必要に応じバンドを巻回して締め付けて固定するもので、順次所定間隔ごとに締結部70の締め付けを繰り返してスリーブ1,2の全長にわたって気密維持を強固にし信頼性の高い密封構造にすることができる。
なお、この組立状態において、縦割りの接合面間にはスリーブガスケット7が径方向に圧縮されていることで、比較的小さい挾持力で高い気密性を保持することができ、また端面板3とケーブルとの間にはスペーサが、ケーブル長さ方向に介在されシール材があって、スリーブ1,2の姿勢が安定すると共に、組立てを容易にするし、気密性を著しく向上できる。このスリーブガスケット7は、断面形状を長方形として角部に丸味をつけて、上下面に凹溝を形成してリップ効果を持たせるようにし、組立性・気密性の向上を図ることが考慮されている。
【0022】
一方、前記スリーブ1,2の締結状態を解除するときには、締結部70の操作レバー75を外して他方のスリーブ2の掛止部より外し、締結を解除して端面板3からスリット開き、止め用の接続片24を外し、スリーブ1,2の接合面を離間して分割すれば、ケーブルの交換も容易にすることができる。
【0023】
前記スリーブ1,2の分割接合面の密接固定化には、図23の如く、スリーブの分割縁部の長手方向の片側を脱着ヒンジ60とし、他側を回動自在の締結部70にて締め付け可能にすることで、作業性の向上を図り、また、ヒンジ側のスリーブ凹溝6に設置したスリーブガスケット7が、ヒンジを支点として上スリーブ2を閉じる方向に回転することにより、自動的に上下スリーブ1,2の凹溝6に収まるようにすることもできる。なおヒンジ機構としては、上下スリーブ1,2に固着したり、脱着することが選べる。
【0024】
前記心線取付金具の収納トレイ15としては、1テープ毎に固定方式として5〜20テープ/1トレイの実装ができるようにし、この収納トレイを多段に重積しヒンジ部で連結して必要トレイの位置が開放でき作業性を向上できるようにしてある。
【0025】
この実施例では、分割スリーブの連結、締結は一側縁側のみで操作でき、他側縁側に作業空間が十分確保できない場合、例えばマンホール内のように狭い場所においても、作業者側(一側縁側)に作業空間があれば容易にクロージャの取付作業が行えるようにしたもので、2つの分割スリーブ1,2をヒンジ部60と、締結部70とで連結し、スリーブ1,2を開いた状態とした場合、ヒンジ部60に設けた斜面によって、両分割スリーブの開放角度が一定角度で制限される。即ち、両分割スリーブを開く方向への回転が一定角度で止まるようにしたもので、一方の分割スリーブを接続部に係合させた場合に、他方の分割スリーブが必要以上に開き、反作業側に他方の分割スリーブが回転して、作業側から遠くに位置してしまい作業性を悪化させる不都合を防ぐことができる。
さらに、2つの分割スリーブ1,2の分割スリーブ本体を同一形状としているので、両
分割スリーブ本体を連結するための締結部用連結部材とヒンジ用連結部材をそれぞれ締結部70とヒンジ部60に取り付ける際に、2つの分割スリーブ本体を区別することなく取付作業ができ、また、これら分割スリーブ本体を同一の金型によって製作できるようにしてある。
【0026】
【発明の効果】
本発明は、ケーブル接続部の周囲を覆うスリーブが、軸方向に沿って二分割しうる突き合わせ接合面を備えて、該接合面を固定手段で連結一体化される筒状スリーブであって、前記スリーブの両端に前記ケーブル接続部に接続されるケーブルを挿通するケーブル挿通孔が複数ある端面板と、該端面板に対設され、かつケーブルを嵌挿する挿通部のあるケーブル把持金具とを備えたクロージャにおいて、前記端面板の内側面に切除可能の薄肉キャップがあるケーブル挿通孔を設け、該ケーブル挿通孔から端面板外周面に連通しうるスリットが切開可能の端末をケーブル挿通孔付近と端面板外周面付近とにあるスリットとして設けると共に、前記ケーブル挿通孔に剛性保持片を、また前記スリットにシール部材をそれぞれ着脱自在に嵌装し、さらに前記ケーブル把持金具のケーブル挿通凹部に対向配備される弯曲保持片を枢支部により着脱かつ回動自在に備えて、該弯曲保持片の自由端を取付部材で締着連結し、このケーブル挿通凹部と弯曲保持片とにそれぞれ分割スペーサを着脱自在に対向配備したことにより、スリーブの接合面を突き合わせて締結具で締め付けることが簡便にでき、ケーブル接続部の被覆収容作業を著しく迅速に行うことができ、しかも少ない締め付け個所で端面板を均一に圧迫して信頼性の高い密封を確保できると共に、スリーブの姿勢も安定して取扱い良好で、組立作業の容易化に役立ち、接続固定も楽に安全に行え構成も簡単で、安価な形態にすることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施例を示し、一部を分離し、切欠して内部を表した使用状態の斜視図である。
【図2】図1のスリーブの一部の分離状態の正面図である。
【図3】図1の例の組立状態の一部切断側面図である。
【図4】スリーブの一部平面図である。
【図5】図4のスリーブの切断側面図で、(a)は図4のA−A線における拡大断面図、(b)は図4のB−B線における拡大断面図である。
【図6】本発明のガスケット部で、(a)は側面図、(b)はC−C線における切断側面図である。
【図7】本発明で用いられる端面板の拡大正面図である。
【図8】図7の例の背面図である。
【図9】図7の例の平面図である。
【図10】図7のD−D線における分離状態の切断側面図である。
【図11】図7のE−E線における分離状態の切断側面図である。
【図12】図7のF−F線における分離状態の切断側面図である。
【図13】本発明で用いられるスペーサの一実施例で、(a)は側面図、(b)はその正面図、(c)はG−G線における切断平面図である。
【図14】本発明に用いられるケーブル把持金具の正面図である。
【図15】図14の例の平面図である。
【図16】図14の例の本体部を示し、(a)は弯曲保持片を分離した状態の側面図、(b)は弯曲保持片を組込んだ状態の側面図である。
【図17】図14の例のケーブル用の弯曲保持片で、(a)は分離状態の縦断面図、(b)はその内方側面図、(c)は平面図である。
【図18】図14の例の支持線用の弯曲保持片で、(a)は内方側面図、(b)はその側面図、(c)は外方側面図、(d)は平面図である。
【図19】図17(a)の例の分割スペーサで、(a)は分割面側から見た側面図、(b)はその正面図、(c)はH−H線における切断平面図である。
【図20】図1のスリーブの断面図で、(a)は分割スリーブの閉じた状態を示し、(b)は開いた状態を示す。
【図21】図20の例のヒンジ部の拡大斜視図である。
【図22】図20の例の締結部の拡大正面図である。
【図23】図20の例のヒンジ部及び締結部の作動状態を示す拡大説明側面図である。
【図24】図20の例の締結部の拡大縦断面図で、(a)は閉じた状態を示し、(b)は開きかけ状態を示す。
【図25】ケーブルテンションメンバ把持具の一実施例で、(a)は正面図、(b)はその平面図である。
【符号の説明】
1,2 スリーブ
3 端面板
側面嵌合部
4 ケーブル把持金具
5 テンションメンバ把持金具
6 ガスケット嵌合凹溝
ガスケット挟圧部
7 ガスケット
フランジ部
8 連結金具
9 テンションメンバ接続具
10 ケーブル
15 収納用トレイ
16 ケーブル挿通凹部
17 弯曲保持片
17自由端
18 枢支用ピン
18係止凹部
19 ネジ
20 ケーブル挿通孔
21 薄肉キャップ部
22 スリット
23,28 凹面部
24 スリット開き止め接続片
25,29 剛性保持片
25シール部材
26 山溝
30 嵌挿凹部
31,32 山溝
33 分割スペーサ
34 凸部
36,37 凹部
40 突起部
43 スペーサ
44 切れ目
45,46 山溝
60 ヒンジ部材
61 リング
62 リング挿入部
63 リング受凹部
65 障壁
70 締結部
71 リング
72 リング挿入部
73 リング受凹部
74 係止突部
75 操作レバー

Claims (7)

  1. ケーブル接続部の周囲を覆うスリーブが、軸方向に沿って二分割しうる突き合わせ接合面を備えて、該接合面を固定手段で連結一体化される筒状スリーブであって、前記スリーブの両端に前記ケーブル接続部に接続されるケーブルを挿通するケーブル挿通孔が複数ある端面板と、該端面板に対設され、かつケーブルを嵌挿するケーブル挿通凹部のあるケーブル把持金具とを備えたクロージャにおいて、
    前記端面板の内側面に切除可能の薄肉キャップがあるケーブル挿通孔を設け、該ケーブル挿通孔から端面板外周面に連通しうるスリットが切開可能の端末をケーブル挿通孔付近と端面板外周面付近とにあるスリットとして設けると共に、前記ケーブル挿通孔に剛性保持片を、また前記スリットにシール部材をそれぞれ着脱自在に嵌装し、さらに前記ケーブル把持金具のケーブル挿通凹部に対向配備される弯曲保持片を枢支部により着脱かつ回動自在に備えて、該弯曲保持片の自由端を取付部材で締着連結し、このケーブル挿通凹部と弯曲保持片とにそれぞれ分割スペーサを着脱自在に対向配備したことを特徴とするケーブル接続用クロージャ。
  2. 前記端面板が、前記スリットの両側に跨がったスリット開き止め接続片を嵌脱自在に配備され、かつ前記ケーブル挿通孔間の中央部位にスリーブ側壁に当接する剛性保持片を嵌脱自在に配備されている請求項1記載のクロージャ。
  3. 前記端面板が、前記ケーブル把持金具に突設された突起部に嵌合する嵌挿凹部を形成した係止部を内面に突出して備えた請求項1または2記載のクロージャ。
  4. 前記端面板が、前記スリット開き止め接続片を端面板外面に形成した凹面部に嵌合され、また剛性保持片を前記ケーブル挿通孔に嵌合され、スリット開き止め接続片を及び剛性保持片のそれぞれ端面板対向面に凹凸係合部を備えている請求項1,2または3記載のクロージャ。
  5. 前記ケーブル把持金具の弯曲保持片が、その一端に枢支用ピンを突設され、他端の自由端に取付部材の嵌挿孔を形成されたアーム状片であって、該枢支用ピンがケーブル把持金具に形成された係支凹部に着脱自在に挿入されている請求項1または2記載のクロージャ。
  6. 前記ケーブル把持金具に弯曲保持片を締着する取付部材が、ケーブル把持金具に回動自在に枢支された回動駒に螺合されるネジ杆であって、該ネジ杆の頭部を弯曲保持片の自由端に係止されている請求項1または5記載のクロージャ。
  7. 前記分割スペーサが、円弧内周面及び外周面に山溝を形成した円弧状片であって、該外周面に突設した凸部を前記ケーブル挿通凹部及び弯曲保持片の凹部または孔部に着脱自在に嵌合させた請求項1,5または6記載のクロージャ。
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