JPH09235548A - 蛍光体及びその製造方法 - Google Patents
蛍光体及びその製造方法Info
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- JPH09235548A JPH09235548A JP8043032A JP4303296A JPH09235548A JP H09235548 A JPH09235548 A JP H09235548A JP 8043032 A JP8043032 A JP 8043032A JP 4303296 A JP4303296 A JP 4303296A JP H09235548 A JPH09235548 A JP H09235548A
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- C04B35/626—Preparing or treating the powders individually or as batches ; preparing or treating macroscopic reinforcing agents for ceramic products, e.g. fibres; mechanical aspects section B
- C04B35/62605—Treating the starting powders individually or as mixtures
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Abstract
(57)【要約】
【課題】酸素の影響を受けず、電子線励起によって発光
し、原料物質の選択によって各種の発光色を実現でき、
輝度特性及び寿命特性に優れた蛍光体を提供する。 【解決手段】Ga2 S3 を23.5gと、MgCl2 を
0.04g(Mgで0.2mol%)を混合して石英ボ
ードに載せ、石英管の中で流量10ml/min.でア
ンモニアを流しながら1100℃の温度下に10時間保
持すると、GaN:Mg蛍光体が得られる。MgCl2
の量を0.001mol%〜10mol%の範囲で変化
させて複数種類の試料を得た。各蛍光体の試料を用いて
蛍光表示管を作成する。各試料のMgのmol%と、電
子線の射突によって発光する際の輝度の相対強度の関係
を示す。Zn又はMgの最も好ましい範囲は0.001
〜0.3であり、この範囲で発光強度の相対値はピーク
時の約70%以上となる。
し、原料物質の選択によって各種の発光色を実現でき、
輝度特性及び寿命特性に優れた蛍光体を提供する。 【解決手段】Ga2 S3 を23.5gと、MgCl2 を
0.04g(Mgで0.2mol%)を混合して石英ボ
ードに載せ、石英管の中で流量10ml/min.でア
ンモニアを流しながら1100℃の温度下に10時間保
持すると、GaN:Mg蛍光体が得られる。MgCl2
の量を0.001mol%〜10mol%の範囲で変化
させて複数種類の試料を得た。各蛍光体の試料を用いて
蛍光表示管を作成する。各試料のMgのmol%と、電
子線の射突によって発光する際の輝度の相対強度の関係
を示す。Zn又はMgの最も好ましい範囲は0.001
〜0.3であり、この範囲で発光強度の相対値はピーク
時の約70%以上となる。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、窒化ガリウムと窒
化インジウムの固溶体にドープ物質がドープされて電子
線励起によって発光し、原料物質の選択によって各種の
発光色を実現でき、輝度特性及び寿命特性に優れた蛍光
体と、その製造方法に関する。
化インジウムの固溶体にドープ物質がドープされて電子
線励起によって発光し、原料物質の選択によって各種の
発光色を実現でき、輝度特性及び寿命特性に優れた蛍光
体と、その製造方法に関する。
【0002】
【従来の技術】特開昭51−41686号公報には、G
a2 O3 をアンモニア雰囲気下で窒化させて得たGaN
を母体とし、Cdをドーパントとした蛍光体が開示され
ている。この蛍光体は電子線励起による発光には応用さ
れておらず、前記文献にも電子線励起による発光につい
ての記載はない。電子線励起によって発光する蛍光体で
はないが、LEDの分野においてはドーパントとしてZ
nやMgをドープしたGaNが知られている。
a2 O3 をアンモニア雰囲気下で窒化させて得たGaN
を母体とし、Cdをドーパントとした蛍光体が開示され
ている。この蛍光体は電子線励起による発光には応用さ
れておらず、前記文献にも電子線励起による発光につい
ての記載はない。電子線励起によって発光する蛍光体で
はないが、LEDの分野においてはドーパントとしてZ
nやMgをドープしたGaNが知られている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】Ga2 O3 を窒素雰囲
気下で窒化させると、Ga2 O3 は物質の表面から窒化
していくが、高温にするとその表面は再び酸化してしま
う。即ち、窒化ガリウムは窒素が抜けやすい性質と、さ
らに酸素の存在により酸化される可能性を有している。
従って酸化物であるGa2 O3 を原料物質とすると、こ
れを完全に窒化することは困難であり、得られた窒化ガ
リウムも残存した酸素が発光に悪影響を及ぼすなど品質
が良好とはいえない。さらに、窒化ガリウムの電子線励
起素子への応用を考えた場合、蛍光体としての窒化ガリ
ウムの粉体は基板等に塗布された後に大気中で焼成され
る等、素子の製作過程で各種の熱処理を受けるため、そ
の表面が劣化する可能性があった。
気下で窒化させると、Ga2 O3 は物質の表面から窒化
していくが、高温にするとその表面は再び酸化してしま
う。即ち、窒化ガリウムは窒素が抜けやすい性質と、さ
らに酸素の存在により酸化される可能性を有している。
従って酸化物であるGa2 O3 を原料物質とすると、こ
れを完全に窒化することは困難であり、得られた窒化ガ
リウムも残存した酸素が発光に悪影響を及ぼすなど品質
が良好とはいえない。さらに、窒化ガリウムの電子線励
起素子への応用を考えた場合、蛍光体としての窒化ガリ
ウムの粉体は基板等に塗布された後に大気中で焼成され
る等、素子の製作過程で各種の熱処理を受けるため、そ
の表面が劣化する可能性があった。
【0004】本発明は、酸素の影響を受けることがな
く、電子線励起によって発光し、原料物質の選択によっ
て各種の発光色を実現でき、輝度特性及び寿命特性に優
れた蛍光体と、その製造方法を提供することを目的とし
ている。
く、電子線励起によって発光し、原料物質の選択によっ
て各種の発光色を実現でき、輝度特性及び寿命特性に優
れた蛍光体と、その製造方法を提供することを目的とし
ている。
【0005】
【課題を解決するための手段】請求項1に記載された蛍
光体は、化学式Ga1-x Inx N:A(但し0≦x<
0.8、A=Zn又はMg)で表されることを特徴とす
る。
光体は、化学式Ga1-x Inx N:A(但し0≦x<
0.8、A=Zn又はMg)で表されることを特徴とす
る。
【0006】請求項2に記載された蛍光体の製造方法
は、原料物質である酸素を含まないガリウム化合物と、
酸素を含まないインジウム化合物と、酸素を含まないド
ープ物質の中から、少なくとも酸素を含まないガリウム
化合物と酸素を含まないドープ物質を含む原料物質を選
択して混合し、窒素を含む雰囲気内においてこれらを加
熱して化学式Ga1-x Inx N:A(但し0≦x<0.
8、A=Zn又はMg)で表される蛍光体を製造するこ
とを特徴としている。
は、原料物質である酸素を含まないガリウム化合物と、
酸素を含まないインジウム化合物と、酸素を含まないド
ープ物質の中から、少なくとも酸素を含まないガリウム
化合物と酸素を含まないドープ物質を含む原料物質を選
択して混合し、窒素を含む雰囲気内においてこれらを加
熱して化学式Ga1-x Inx N:A(但し0≦x<0.
8、A=Zn又はMg)で表される蛍光体を製造するこ
とを特徴としている。
【0007】請求項3に記載された蛍光体の製造方法
は、請求項2記載の蛍光体の製造方法において、前記ガ
リウム化合物が硫化ガリウムであり、前記インジウム化
合物が硫化インジウムであり、前記ドープ物質が硫化物
又は塩化物等で酸素を含まないことを特徴としている。
は、請求項2記載の蛍光体の製造方法において、前記ガ
リウム化合物が硫化ガリウムであり、前記インジウム化
合物が硫化インジウムであり、前記ドープ物質が硫化物
又は塩化物等で酸素を含まないことを特徴としている。
【0008】
【発明の実施の形態】本発明の蛍光体は、化学式Ga
1-x Inx N:A(但し0≦x<0.8、A=Zn又は
Mg)で表される。即ち、この蛍光体の母体はGaNと
InNの固溶体であり、x=0の場合は母体がGaNで
あり、xが0よりも大きく0.8よりも小さい場合は母
体がGaInNとなる。ドーパントはZn又はMgであ
る。
1-x Inx N:A(但し0≦x<0.8、A=Zn又は
Mg)で表される。即ち、この蛍光体の母体はGaNと
InNの固溶体であり、x=0の場合は母体がGaNで
あり、xが0よりも大きく0.8よりも小さい場合は母
体がGaInNとなる。ドーパントはZn又はMgであ
る。
【0009】この蛍光体を製造するには、少なくとも次
の原料物質を用意する。まず、酸素を含まないガリウム
化合物、例えば硫化ガリウム。次に、必要に応じて酸素
を含まないインジウム化合物、例えば硫化インジウム。
そして、酸素を含まないドープ物質、例えばZn又はM
gの硫化物又は塩化物を用意する。
の原料物質を用意する。まず、酸素を含まないガリウム
化合物、例えば硫化ガリウム。次に、必要に応じて酸素
を含まないインジウム化合物、例えば硫化インジウム。
そして、酸素を含まないドープ物質、例えばZn又はM
gの硫化物又は塩化物を用意する。
【0010】前述した原料物質の中から必要なものを選
択し、これらを窒素を含む雰囲気内において加熱すれ
ば、前記化学式によって表される粒状蛍光体を得ること
ができる。
択し、これらを窒素を含む雰囲気内において加熱すれ
ば、前記化学式によって表される粒状蛍光体を得ること
ができる。
【0011】図1はGaNを母体とする本発明の蛍光体
の発光スペクトルを示す。この蛍光体は電子線の射突に
よて発光する際に450nm付近に強度のピークを有し
ており、青色に発光する。
の発光スペクトルを示す。この蛍光体は電子線の射突に
よて発光する際に450nm付近に強度のピークを有し
ており、青色に発光する。
【0012】図2は、本発明の蛍光体におけるドープ物
質(Zn又はMg)のmol%と、電子線の射突によっ
て発光する際の輝度の相対強度の関係を示すグラフであ
る。ドープ物質(Zn又はMg)のmol%の好ましい
範囲は0.005〜0.7の範囲であり、この時蛍光体
の発光強度の相対値はピーク時の約50%以上となる。
ドープ物質(Zn又はMg)のmol%のさらに好まし
い範囲は0.01〜0.3の範囲であり、この時蛍光体
の発光強度の相対値はピーク時の約70%以上となる。
質(Zn又はMg)のmol%と、電子線の射突によっ
て発光する際の輝度の相対強度の関係を示すグラフであ
る。ドープ物質(Zn又はMg)のmol%の好ましい
範囲は0.005〜0.7の範囲であり、この時蛍光体
の発光強度の相対値はピーク時の約50%以上となる。
ドープ物質(Zn又はMg)のmol%のさらに好まし
い範囲は0.01〜0.3の範囲であり、この時蛍光体
の発光強度の相対値はピーク時の約70%以上となる。
【0013】図3は、本発明の蛍光体におけるGaN及
びInNの混晶比と、蛍光体のエネルギギャップとの関
係を示すグラフである。混晶比が異なれば蛍光体のエネ
ルギギャップも異なり、これによって蛍光体の発光色の
違いが生じる。例えば、GaNの比率が大きい場合に
は、蛍光体の発光色は緑からさらに青に近くなるが、I
nNの比率が大きい場合には、蛍光体の発光色は赤に近
づいていく。
びInNの混晶比と、蛍光体のエネルギギャップとの関
係を示すグラフである。混晶比が異なれば蛍光体のエネ
ルギギャップも異なり、これによって蛍光体の発光色の
違いが生じる。例えば、GaNの比率が大きい場合に
は、蛍光体の発光色は緑からさらに青に近くなるが、I
nNの比率が大きい場合には、蛍光体の発光色は赤に近
づいていく。
【0014】図4は、本発明の蛍光体を蛍光表示管の陽
極に適用し、この蛍光表示管を発光させた場合、該蛍光
表示管の陽極の電圧Vと蛍光体の輝度の相対値との関係
を示すグラフである。本発明の蛍光体であるGaN:M
gとGaInN:Znは、比較のために記載した公知の
蛍光体であるGaN:Cdに比べ、同じ陽極電圧に対す
る輝度の相対値が大きい。
極に適用し、この蛍光表示管を発光させた場合、該蛍光
表示管の陽極の電圧Vと蛍光体の輝度の相対値との関係
を示すグラフである。本発明の蛍光体であるGaN:M
gとGaInN:Znは、比較のために記載した公知の
蛍光体であるGaN:Cdに比べ、同じ陽極電圧に対す
る輝度の相対値が大きい。
【0015】図5は、本発明の蛍光体を発光部に有する
蛍光表示管を連続点灯させた場合、初期の輝度を100
とした時の輝度の相対値と連続点灯時間との関係を示し
たグラフである。本発明の蛍光体によれば、連続点灯時
間が約2000時間程度になっても輝度の低下はほとん
どなく、初期の輝度を維持している。
蛍光表示管を連続点灯させた場合、初期の輝度を100
とした時の輝度の相対値と連続点灯時間との関係を示し
たグラフである。本発明の蛍光体によれば、連続点灯時
間が約2000時間程度になっても輝度の低下はほとん
どなく、初期の輝度を維持している。
【0016】
1)第1の実施例 第1実施例であるGaN:Mg蛍光体の製造方法を説明
する。Ga2 S3 を23.5gと、MgCl2 を0.0
4g(Mgで母体に対して0.2mol%)使用する。
これらの原料を混合して石英ボードに載せ、これを石英
管の中に入れる。石英管の中に流量10ml/min.
でアンモニアを流しながら前記混合した原料を1100
℃の温度下に10時間保持すると、下記の反応によって
GaN:Mg蛍光体粒子が得られる。 Ga2 S3 +2NH3 →2GaN+3H2 S
する。Ga2 S3 を23.5gと、MgCl2 を0.0
4g(Mgで母体に対して0.2mol%)使用する。
これらの原料を混合して石英ボードに載せ、これを石英
管の中に入れる。石英管の中に流量10ml/min.
でアンモニアを流しながら前記混合した原料を1100
℃の温度下に10時間保持すると、下記の反応によって
GaN:Mg蛍光体粒子が得られる。 Ga2 S3 +2NH3 →2GaN+3H2 S
【0017】本実施例のGaN:Mg蛍光体をSEM
(走査型電子顕微鏡)で観察すると、従来の知見に基づ
けば針状になるであろうという本発明者等の予測に反し
て、この蛍光体は平板状の粒子状を呈していた。
(走査型電子顕微鏡)で観察すると、従来の知見に基づ
けば針状になるであろうという本発明者等の予測に反し
て、この蛍光体は平板状の粒子状を呈していた。
【0018】前記蛍光体の試料を用いて蛍光表示管を作
成する。前記蛍光体の試料を蛍光表示管の陽極基板の陽
極導体上に有機バインダーを用いて塗布する。該陽極基
板を大気中にて500℃で焼成し、前記バインダーを除
去する。この陽極基板上に制御電極や陰極等の各種電極
等を設け、さらに陽極基板に容器部を封着して外囲器を
構成し、外囲器内を高真空状態に排気して封止する。こ
のようにして作成した蛍光表示管の陽極に50Vの電圧
を印加し、陰極及び制御電極にも適当な電圧を加え、陰
極から放出された電子を陽極の蛍光体層に射突させて発
光させる。
成する。前記蛍光体の試料を蛍光表示管の陽極基板の陽
極導体上に有機バインダーを用いて塗布する。該陽極基
板を大気中にて500℃で焼成し、前記バインダーを除
去する。この陽極基板上に制御電極や陰極等の各種電極
等を設け、さらに陽極基板に容器部を封着して外囲器を
構成し、外囲器内を高真空状態に排気して封止する。こ
のようにして作成した蛍光表示管の陽極に50Vの電圧
を印加し、陰極及び制御電極にも適当な電圧を加え、陰
極から放出された電子を陽極の蛍光体層に射突させて発
光させる。
【0019】図1はGaNを母体とする本実施例の蛍光
体の発光スペクトルを示す。この蛍光体は電子線の射突
によて発光する際に450nm付近に強度のピークを有
しており、青色に発光する。
体の発光スペクトルを示す。この蛍光体は電子線の射突
によて発光する際に450nm付近に強度のピークを有
しており、青色に発光する。
【0020】MgCl2 の量を0.001mol%〜1
0mol%の範囲で変化させて複数種類の試料を得た。
各試料のMgのmol%と、電子線の射突によって発光
する際の輝度の相対強度の関係は、前述した図2のグラ
フと同様のグラフとなり、ドープ物質であるMgのmo
l%の好ましい範囲も[発明の実施の形態]の項で説明
した通りである。
0mol%の範囲で変化させて複数種類の試料を得た。
各試料のMgのmol%と、電子線の射突によって発光
する際の輝度の相対強度の関係は、前述した図2のグラ
フと同様のグラフとなり、ドープ物質であるMgのmo
l%の好ましい範囲も[発明の実施の形態]の項で説明
した通りである。
【0021】前記蛍光表示管における陽極の電圧Vaと
蛍光体の輝度の相対値との関係は、図4で示したGa
N:Mg蛍光体と同様である。
蛍光体の輝度の相対値との関係は、図4で示したGa
N:Mg蛍光体と同様である。
【0022】前記蛍光表示管を連続点灯させた場合、初
期の輝度を100とした時の輝度の相対値と連続点灯時
間との関係は、図5で示したグラフと同様である。
期の輝度を100とした時の輝度の相対値と連続点灯時
間との関係は、図5で示したグラフと同様である。
【0023】2)第2の実施例 第2実施例であるGaInN:Zn蛍光体の製造方法を
説明する。Ga2 S3 を16.4gと、In2 S3 を
9.8gと、ZnSを0.02g(Znで0.1mol
%)使用する。これらの原料を良く混合して石英ボード
に載せ、これを石英管の中に入れる。石英管の中に流量
10ml/min.でアンモニアを流しながら前記混合
した原料を1150℃の温度下に6時間保持すると、G
aInN:Zn蛍光体が得られる。
説明する。Ga2 S3 を16.4gと、In2 S3 を
9.8gと、ZnSを0.02g(Znで0.1mol
%)使用する。これらの原料を良く混合して石英ボード
に載せ、これを石英管の中に入れる。石英管の中に流量
10ml/min.でアンモニアを流しながら前記混合
した原料を1150℃の温度下に6時間保持すると、G
aInN:Zn蛍光体が得られる。
【0024】前記蛍光体の試料を用いて蛍光表示管を作
成する。蛍光表示管の前面側となる陽極基板の上に、透
光性を有するITO電極からなる陽極導体を形成する。
該陽極導体上に前記蛍光体の試料をPVAを用いてスラ
リー塗布し、該陽極基板を大気中にて480℃で焼成す
る。
成する。蛍光表示管の前面側となる陽極基板の上に、透
光性を有するITO電極からなる陽極導体を形成する。
該陽極導体上に前記蛍光体の試料をPVAを用いてスラ
リー塗布し、該陽極基板を大気中にて480℃で焼成す
る。
【0025】この陽極基板に対面する陰極基板の内面に
は、電子源としての電界放出素子を形成する。まず陰極
基板の表面に陰極導体を形成する。陰極導体及び陰極基
板の上に絶縁層を形成する。絶縁層の上にはゲートを形
成する。ゲートと絶縁層には、陰極導体に達する孔をエ
ッチングによって形成する。孔内の陰極導体上にコーン
形状のエミッタを形成する。陰極導体とゲートに適当な
電圧を印加すれば、エミッタの先端から電子が電界放出
される。
は、電子源としての電界放出素子を形成する。まず陰極
基板の表面に陰極導体を形成する。陰極導体及び陰極基
板の上に絶縁層を形成する。絶縁層の上にはゲートを形
成する。ゲートと絶縁層には、陰極導体に達する孔をエ
ッチングによって形成する。孔内の陰極導体上にコーン
形状のエミッタを形成する。陰極導体とゲートに適当な
電圧を印加すれば、エミッタの先端から電子が電界放出
される。
【0026】前記陽極基板と陰極基板を所定の微小な間
隔をおいて対面させ、両基板の外周縁部を気密性を有す
るスペーサ部材、例えばふうフリットガラス等で封着
し、外囲器を構成する。外囲器内は内部を高真空状態に
排気して封止する。このようにして作成した蛍光表示管
の陽極に約100Vの電圧を印加し、陰極導体及びゲー
トにも適当な電圧を加え、陰極から電界放出された電子
を陽極の蛍光体層に射突させて発光させる。蛍光体層の
発光は、透光性を有する陽極導体及び陽極基板を介して
陽極基板の外側から視認される。
隔をおいて対面させ、両基板の外周縁部を気密性を有す
るスペーサ部材、例えばふうフリットガラス等で封着
し、外囲器を構成する。外囲器内は内部を高真空状態に
排気して封止する。このようにして作成した蛍光表示管
の陽極に約100Vの電圧を印加し、陰極導体及びゲー
トにも適当な電圧を加え、陰極から電界放出された電子
を陽極の蛍光体層に射突させて発光させる。蛍光体層の
発光は、透光性を有する陽極導体及び陽極基板を介して
陽極基板の外側から視認される。
【0027】本実施例の蛍光体を用いた前記蛍光表示管
を前記の条件で駆動すると、蛍光体層は緑色に発光し
た。蛍光体の発光色は、図3に示したように、GaN及
びInNの混晶比によって決まるエネルギギャップの違
いに起因する。
を前記の条件で駆動すると、蛍光体層は緑色に発光し
た。蛍光体の発光色は、図3に示したように、GaN及
びInNの混晶比によって決まるエネルギギャップの違
いに起因する。
【0028】前記蛍光表示管における陽極の電圧Vaと
蛍光体の輝度の相対値との関係は、図4で示したGaI
nN:Zn蛍光体と同様である。
蛍光体の輝度の相対値との関係は、図4で示したGaI
nN:Zn蛍光体と同様である。
【0029】本実施例においては、反応ガスとしてアン
モニアを用いたが、メチルアミンやアミルアミン等のア
ミン系物質を用いることができる。その場合には、反応
温度をアンモニアを用いた場合よりも低くすることがで
きる。
モニアを用いたが、メチルアミンやアミルアミン等のア
ミン系物質を用いることができる。その場合には、反応
温度をアンモニアを用いた場合よりも低くすることがで
きる。
【0030】3)第3の実施例 第3実施例であるGaN:Zn蛍光体の製造方法を説明
する。Ga2 S3 を16.4gと、ZnSを0.02g
(Znで0.1mol%)を良く混合して石英ボードに
載せ、これを石英管の中に入れる。石英管の中に流量1
0ml/min.でアンモニアを流しながら前記混合し
た原料を1150℃の温度下に6時間保持すると、Ga
N:Zn蛍光体が得られる。
する。Ga2 S3 を16.4gと、ZnSを0.02g
(Znで0.1mol%)を良く混合して石英ボードに
載せ、これを石英管の中に入れる。石英管の中に流量1
0ml/min.でアンモニアを流しながら前記混合し
た原料を1150℃の温度下に6時間保持すると、Ga
N:Zn蛍光体が得られる。
【0031】4)第4の実施例 第4の実施例であるGaInN:Mg蛍光体の製造方法
を説明する。Ga2 S 3 を16.4gと、In2 S3 を
9.8gと、MgCl2 を0.04g(Mgで0.2m
ol%)とを良く混合して石英ボードに載せ、これを石
英管の中に入れる。石英管の中に流量10ml/mi
n.でアンモニアを流しながら前記混合した原料を11
50℃の温度下に6時間保持すると、GaInN:Mg
蛍光体が得られる。
を説明する。Ga2 S 3 を16.4gと、In2 S3 を
9.8gと、MgCl2 を0.04g(Mgで0.2m
ol%)とを良く混合して石英ボードに載せ、これを石
英管の中に入れる。石英管の中に流量10ml/mi
n.でアンモニアを流しながら前記混合した原料を11
50℃の温度下に6時間保持すると、GaInN:Mg
蛍光体が得られる。
【0032】第3及び第4の実施例の蛍光体によって
も、図1〜図3を参照して説明したのと同様の効果を得
ることができる。
も、図1〜図3を参照して説明したのと同様の効果を得
ることができる。
【0033】
【発明の効果】本発明によれば、製造時には酸素の影響
を受けることがなく、電子線励起によって発光し、原料
物質の選択によって青等の各種の発光色を実現でき、輝
度特性及び寿命特性に優れた蛍光体を提供することがで
きる。
を受けることがなく、電子線励起によって発光し、原料
物質の選択によって青等の各種の発光色を実現でき、輝
度特性及び寿命特性に優れた蛍光体を提供することがで
きる。
【図1】GaNを母体とする本発明の蛍光体の発光スペ
クトルを示す図である。
クトルを示す図である。
【図2】本発明の蛍光体におけるドープ物質(Zn又は
Mg)のmol%と、電子線の射突によって発光する際
の輝度の相対強度の関係を示す図である。
Mg)のmol%と、電子線の射突によって発光する際
の輝度の相対強度の関係を示す図である。
【図3】本発明の蛍光体におけるGaN及びInNの混
晶比と、蛍光体のエネルギギャップとの関係を示す図で
ある。
晶比と、蛍光体のエネルギギャップとの関係を示す図で
ある。
【図4】本発明の蛍光体を陽極に有する蛍光表示管を発
光させた場合、該蛍光表示管の陽極の電圧Vaと蛍光体
の輝度の相対値との関係を示す図である。
光させた場合、該蛍光表示管の陽極の電圧Vaと蛍光体
の輝度の相対値との関係を示す図である。
【図5】本発明の蛍光体を陽極に有する蛍光表示管を連
続点灯させた場合、初期の輝度を100とした時の輝度
の相対値と連続点灯時間との関係を示した図である。
続点灯させた場合、初期の輝度を100とした時の輝度
の相対値と連続点灯時間との関係を示した図である。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 蟹江 壽 千葉県松戸市新松戸3−1−1パークハウ ス新松戸311の207
Claims (3)
- 【請求項1】 化学式Ga1-x Inx N:A(但し0≦
x<0.8、A=Zn又はMg)で表される蛍光体。 - 【請求項2】 原料物質である酸素を含まないガリウム
化合物と、酸素を含まないインジウム化合物と、酸素を
含まないドープ物質の中から、少なくとも酸素を含まな
いガリウム化合物と酸素を含まないドープ物質を含む原
料物質を選択して混合し、窒素を含む雰囲気内において
これらを加熱して化学式Ga1-x In x N:A(但し0
≦x<0.8、A=Zn又はMg)で表される蛍光体を
製造する蛍光体の製造方法。 - 【請求項3】 前記ガリウム化合物が硫化ガリウムであ
り、前記インジウム化合物が硫化インジウムであり、酸
素を含まない前記ドープ物質が硫化又は塩化したドープ
物質である請求項2記載の蛍光体の製造方法。
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FR9702399A FR2745584B1 (fr) | 1996-02-29 | 1997-02-28 | Luminophore et son procede de fabrication |
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