JPH09234892A - 熱転写プリンタ - Google Patents
熱転写プリンタInfo
- Publication number
- JPH09234892A JPH09234892A JP4260796A JP4260796A JPH09234892A JP H09234892 A JPH09234892 A JP H09234892A JP 4260796 A JP4260796 A JP 4260796A JP 4260796 A JP4260796 A JP 4260796A JP H09234892 A JPH09234892 A JP H09234892A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- thermal transfer
- ink sheet
- transfer ink
- print head
- recording
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
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- Electronic Switches (AREA)
- Impression-Transfer Materials And Handling Thereof (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【課題】記録データを記録紙に転写する際に、熱転写イ
ンクシートにしわが発生しない熱転写プリンタを提供す
る。 【解決手段】この熱転写プリンタは、プリントヘッドユ
ニット8内の中央部にアジャストシム24を設けること
により、プリントヘッド転写部21中央部を両端部に比
べて盛り上げることで、熱転写インクシート9をフィー
ドしながら記録データの転写を行う際に、熱転写インク
シート9中央部を両端部より強いテンションで保持する
ことができ、転写中の熱転写インクシート9のしわ発生
を防ぐ。
ンクシートにしわが発生しない熱転写プリンタを提供す
る。 【解決手段】この熱転写プリンタは、プリントヘッドユ
ニット8内の中央部にアジャストシム24を設けること
により、プリントヘッド転写部21中央部を両端部に比
べて盛り上げることで、熱転写インクシート9をフィー
ドしながら記録データの転写を行う際に、熱転写インク
シート9中央部を両端部より強いテンションで保持する
ことができ、転写中の熱転写インクシート9のしわ発生
を防ぐ。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は熱転写プリンタに関
し、特に熱転写インクシートを記録ヘッドで加熱溶融し
て記録紙に転写を行う熱転写プリンタに関する。
し、特に熱転写インクシートを記録ヘッドで加熱溶融し
て記録紙に転写を行う熱転写プリンタに関する。
【0002】
【従来の技術】図4は、たとえば特開平4−14897
1号公報に示される従来の熱転写プリンタの一例を示す
概略図である。図4を参照すると、図示しない供給ロー
ルから供給される熱転写インクシート41は、プラテン
42,リボン剥離ローラ43およびリボンガイドローラ
44を経て巻取ローラ45に巻き取られる。プラテン4
2に供給される記録紙46は、熱転写インクシート41
を介してプリントヘッド47により上位装置からの情報
を圧接転写される。リボンガイドローラ44は、熱転写
インクシート41が部分的にたるんだり、しわになった
りしないように、熱転写インクシート41に均等に張力
が加わるように中央部で支持されている。
1号公報に示される従来の熱転写プリンタの一例を示す
概略図である。図4を参照すると、図示しない供給ロー
ルから供給される熱転写インクシート41は、プラテン
42,リボン剥離ローラ43およびリボンガイドローラ
44を経て巻取ローラ45に巻き取られる。プラテン4
2に供給される記録紙46は、熱転写インクシート41
を介してプリントヘッド47により上位装置からの情報
を圧接転写される。リボンガイドローラ44は、熱転写
インクシート41が部分的にたるんだり、しわになった
りしないように、熱転写インクシート41に均等に張力
が加わるように中央部で支持されている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】この従来の熱転写プリ
ンタは、プラテン42やプリントヘッド47の一方また
は両方が両端支持となっており、この部分では熱転写イ
ンクシート41に対し均等な張力が加わっていないた
め、記録中に熱転写インクシート41にしわが発生しや
すい。特に、プラテン42やプリントヘッド47に剛性
が無いと顕著である。
ンタは、プラテン42やプリントヘッド47の一方また
は両方が両端支持となっており、この部分では熱転写イ
ンクシート41に対し均等な張力が加わっていないた
め、記録中に熱転写インクシート41にしわが発生しや
すい。特に、プラテン42やプリントヘッド47に剛性
が無いと顕著である。
【0004】本発明の目的は、記録中のしわ発生が無
く、記録品質の良好な熱転写プインタを提供することに
ある。
く、記録品質の良好な熱転写プインタを提供することに
ある。
【0005】
【課題を解決するための手段】本発明の熱転写プリンタ
は、熱転写インクシートをプリントヘッドで加熱溶融し
て記録紙に転写を行う熱転写プリンタにおいて、熱転写
中の前記熱転写インクシートのしわ発生を防止するため
に前記プリントヘッドの中央部にアジャストシムまたは
アジャストスプリングを設けたことを特徴とする。
は、熱転写インクシートをプリントヘッドで加熱溶融し
て記録紙に転写を行う熱転写プリンタにおいて、熱転写
中の前記熱転写インクシートのしわ発生を防止するため
に前記プリントヘッドの中央部にアジャストシムまたは
アジャストスプリングを設けたことを特徴とする。
【0006】
【発明の実施の形態】次に、本発明の実施の形態につい
て図面を参照して詳細に説明する。
て図面を参照して詳細に説明する。
【0007】本発明の一実施の形態を概略断面図で示す
図1を参照すると、この実施の形態の熱転写プリンタに
おいて、ホッパ1に複数枚セットされた記録紙2は、ピ
ックローラ3の駆動によりペーパーガイド4に沿って給
紙され、ペーパートップセンサ5,駆動されているフロ
ントローラ6とアイドルローラ7との間を通過後プリン
トヘッドユニット8へ供給される。熱転写インクシート
9は、プリント初期位置がリボンエンドセンサ10で検
出されるまで、巻取ローラ11にて巻き取られる。その
とき、プリントヘッドユニット8は、矢印A方向へ記録
紙2を熱転写インクシート9を介してプラテン12に定
圧印圧し、図示しない上位装置からの印字情報に基づい
て通電が開始され記録紙2への記録が実行される。この
記録中、熱転写インクシート9は巻取ローラ11とプラ
テン12との駆動により搬送されている。記録が終了す
ると記録紙2は駆動側のプレッシャローラ13と従動側
のリヤアイドルローラ14との間を通過し、スタッカ1
5にスタッキングされ、一連の記録動作が完了する。
図1を参照すると、この実施の形態の熱転写プリンタに
おいて、ホッパ1に複数枚セットされた記録紙2は、ピ
ックローラ3の駆動によりペーパーガイド4に沿って給
紙され、ペーパートップセンサ5,駆動されているフロ
ントローラ6とアイドルローラ7との間を通過後プリン
トヘッドユニット8へ供給される。熱転写インクシート
9は、プリント初期位置がリボンエンドセンサ10で検
出されるまで、巻取ローラ11にて巻き取られる。その
とき、プリントヘッドユニット8は、矢印A方向へ記録
紙2を熱転写インクシート9を介してプラテン12に定
圧印圧し、図示しない上位装置からの印字情報に基づい
て通電が開始され記録紙2への記録が実行される。この
記録中、熱転写インクシート9は巻取ローラ11とプラ
テン12との駆動により搬送されている。記録が終了す
ると記録紙2は駆動側のプレッシャローラ13と従動側
のリヤアイドルローラ14との間を通過し、スタッカ1
5にスタッキングされ、一連の記録動作が完了する。
【0008】この実施の形態のプリントヘッドユニット
の詳細図である図2を参照すると、プリントヘッドユニ
ット8は、プリントヘッド転写部21をプリントヘッド
ベース22に組み込まれたものが、平面度の良いプリン
トヘッドテーブルプレート23に図示されないねじで固
定されている。このプリントヘッドテーブルプレート2
3とプリントヘッドベース22との間の中央部にはさみ
込む様な形でアジャストシム24が組み込まれている。
これによりプリントヘッド転写部21は中央部が両端部
より盛り上がる形状となっている。プリントヘッドテー
ブルプレート23側面には、リボン剥離プレート25
が、プリントヘッドテーブルプレート23の平面に対し
てリボン剥離プレート25先端部分の平行度が精度良く
出された状態で組み込まれている。なお、アジャストシ
ム24はアジャストスプリングに換えることができる。
の詳細図である図2を参照すると、プリントヘッドユニ
ット8は、プリントヘッド転写部21をプリントヘッド
ベース22に組み込まれたものが、平面度の良いプリン
トヘッドテーブルプレート23に図示されないねじで固
定されている。このプリントヘッドテーブルプレート2
3とプリントヘッドベース22との間の中央部にはさみ
込む様な形でアジャストシム24が組み込まれている。
これによりプリントヘッド転写部21は中央部が両端部
より盛り上がる形状となっている。プリントヘッドテー
ブルプレート23側面には、リボン剥離プレート25
が、プリントヘッドテーブルプレート23の平面に対し
てリボン剥離プレート25先端部分の平行度が精度良く
出された状態で組み込まれている。なお、アジャストシ
ム24はアジャストスプリングに換えることができる。
【0009】この実施の形態の熱転写インクシート送行
系の詳細図である図3を参照すると、プリントヘッドユ
ニット8は、供給された記録紙2を熱転写インクシート
9を介しプラテン12へ定圧印圧を行いながら、図示し
ない上位装置からの印字情報を記録紙2に転写する。熱
転写インクシート9は巻取ローラ11が矢印B方向へ回
転・駆動することによりフィードされる。このフィード
力は熱転写インクシート9がたるんだりしない様な張力
で制御されている。更にこの熱転写インクシート9は、
プラテン12およびプリントヘッドユニット8間で定圧
印圧されている際、アジャストシム24の効果によりプ
リントヘッドユニット8中央部が両端に比べ盛り上がっ
ているため、中央部が両端部に比べ強いテンションを受
けており、プリントヘッドユニット8およびプラテン1
2の付近では熱転写インクシート9はしわが発生しない
効果を得る。転写完了後、熱転写インクシート9はリボ
ン剥離プレート25で記録紙2と分離され、リボンパス
シャフト16を経由し巻き取りローラ11に巻き取られ
る。
系の詳細図である図3を参照すると、プリントヘッドユ
ニット8は、供給された記録紙2を熱転写インクシート
9を介しプラテン12へ定圧印圧を行いながら、図示し
ない上位装置からの印字情報を記録紙2に転写する。熱
転写インクシート9は巻取ローラ11が矢印B方向へ回
転・駆動することによりフィードされる。このフィード
力は熱転写インクシート9がたるんだりしない様な張力
で制御されている。更にこの熱転写インクシート9は、
プラテン12およびプリントヘッドユニット8間で定圧
印圧されている際、アジャストシム24の効果によりプ
リントヘッドユニット8中央部が両端に比べ盛り上がっ
ているため、中央部が両端部に比べ強いテンションを受
けており、プリントヘッドユニット8およびプラテン1
2の付近では熱転写インクシート9はしわが発生しない
効果を得る。転写完了後、熱転写インクシート9はリボ
ン剥離プレート25で記録紙2と分離され、リボンパス
シャフト16を経由し巻き取りローラ11に巻き取られ
る。
【0010】
【発明の効果】以上説明したように本発明の熱転写プリ
ンタは、熱転写中の熱転写インクリボンのしわ発生を防
止するためにプリントヘッドの中央部にアジャストシム
またはアジャストスプリングを設けることにより、プリ
ントヘッド転写部の中央部を両端より盛り上げることが
できる。これにより熱転写インクリボンをフィードさせ
ながら記録データの転写を記録紙に行う際、熱転写イン
クシート中央部に両端より強いテンションを加えること
で、熱転写インクシートのしわ発生防止の効果を有す
る。
ンタは、熱転写中の熱転写インクリボンのしわ発生を防
止するためにプリントヘッドの中央部にアジャストシム
またはアジャストスプリングを設けることにより、プリ
ントヘッド転写部の中央部を両端より盛り上げることが
できる。これにより熱転写インクリボンをフィードさせ
ながら記録データの転写を記録紙に行う際、熱転写イン
クシート中央部に両端より強いテンションを加えること
で、熱転写インクシートのしわ発生防止の効果を有す
る。
【図1】本発明の実施の形態の構成を示す概略断面図で
ある。
ある。
【図2】この実施の形態のプリントヘッドユニットの構
成を示す詳細図である。
成を示す詳細図である。
【図3】この実施の形態の熱転写インクシート送行系を
示す詳細図である。
示す詳細図である。
【図4】従来の熱転写プリンタの構成を示す説明図であ
る。
る。
1 ホッパ 2 記録紙 3 ピックローラ 4 ペーパーガイド 5 ペーパートップセンサ 6 フロントローラ 7 アイドルローラ 8 プリントヘッドユニット 9 熱転写インクシート 10 リボンエンドセンサ 11 巻取ローラ 12 プラテン 13 プレッシャーローラ 14 リアアイドルローラ 15 スタッカ 16 リボンパスシャフト 21 プリントヘッド転写部 22 プリントヘッドベース 23 プリントヘッドテーブルプレート 24 アジャストシム 25 リボン剥離プレート
Claims (1)
- 【請求項1】 熱転写インクシートをプリントヘッドで
加熱溶融して記録紙に転写を行う熱転写プリンタにおい
て、熱転写中の前記熱転写インクシートのしわ発生を防
止するために前記プリントヘッドの中央部にアジャスト
シムまたはアジャストスプリングを設けたことを特徴と
する熱転写プリンタ。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP4260796A JPH09234892A (ja) | 1996-02-29 | 1996-02-29 | 熱転写プリンタ |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP4260796A JPH09234892A (ja) | 1996-02-29 | 1996-02-29 | 熱転写プリンタ |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH09234892A true JPH09234892A (ja) | 1997-09-09 |
Family
ID=12640731
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP4260796A Pending JPH09234892A (ja) | 1996-02-29 | 1996-02-29 | 熱転写プリンタ |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH09234892A (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US6155729A (en) * | 1997-01-08 | 2000-12-05 | Brother Kogyo Kabushiki Kaisha | Ink ribbon feed that equalizes ribbon tension over the entire ink ribbon width |
-
1996
- 1996-02-29 JP JP4260796A patent/JPH09234892A/ja active Pending
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US6155729A (en) * | 1997-01-08 | 2000-12-05 | Brother Kogyo Kabushiki Kaisha | Ink ribbon feed that equalizes ribbon tension over the entire ink ribbon width |
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Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A02 | Decision of refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02 Effective date: 19980825 |