JPH09233927A - コンバインの刈取部スライド構造 - Google Patents

コンバインの刈取部スライド構造

Info

Publication number
JPH09233927A
JPH09233927A JP8289418A JP28941896A JPH09233927A JP H09233927 A JPH09233927 A JP H09233927A JP 8289418 A JP8289418 A JP 8289418A JP 28941896 A JP28941896 A JP 28941896A JP H09233927 A JPH09233927 A JP H09233927A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
frame
main frame
slide
reaping
laterally
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Granted
Application number
JP8289418A
Other languages
English (en)
Other versions
JP3308172B2 (ja
Inventor
Harumichi Makizono
晴充 牧園
Ichiro Maeda
一郎 前田
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Kubota Corp
Original Assignee
Kubota Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Kubota Corp filed Critical Kubota Corp
Priority to JP28941896A priority Critical patent/JP3308172B2/ja
Priority to KR1019960067672A priority patent/KR100198319B1/ko
Priority to CN96123612A priority patent/CN1066609C/zh
Publication of JPH09233927A publication Critical patent/JPH09233927A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP3308172B2 publication Critical patent/JP3308172B2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Lifetime legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Harvester Elements (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 刈取前処理部における刈取メインフレーム
を、機体に対して横方向に位置変更不能に取付けられた
油圧シリンダにより横軸芯周りに昇降駆動可能に構成す
るとともに、刈取メインフレームの昇降揺動ボス部を機
体フレームに対して横スライド可能に支持してあるコン
バインの刈取部スライド構造において、刈取メインフレ
ームの荷重を受止め支持する部材の撓みを抑制して、刈
取メインフレームの横スライドを円滑に行えなるように
する。 【解決手段】 油圧シリンダ10に連結されて上下に揺
動駆動されるアーチ型の揺動フレーム23を機体に取り
付け、刈取前処理部2の刈取メインフレーム12を横移
動可能に揺動フレーム23で受止め支持し、かつ、この
揺動フレーム23を刈取メインフレーム12の横移動範
囲の両外側に亘って機体に支持する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、刈取前処理部にお
ける刈取メインフレームを、機体に対して横方向に位置
変更不能に取付けられた油圧シリンダにより横軸芯周り
に昇降駆動可能に構成するとともに、前記刈取メインフ
レームの昇降揺動ボス部を機体フレームに対して横方向
にスライド可能に支持してあるコンバインの刈取部スラ
イド構造に関する。
【0002】
【従来の技術】刈取り条数の少ないコンバインにおいて
は、刈取前処理部の刈り幅が走行機体における左右クロ
ーラ走行装置の左右接地幅に比較して小さいために、刈
取前処理部を走行機体の正面に配置すると、クローラ走
行装置が未刈穀稈に接近してしまうことになる。従っ
て、湿田で回り刈り作業を行うと、未刈地側のクローラ
走行装置が圃場へ沈下することによって盛り上げられた
泥土が、未刈り穀稈の株元に堆積したり、この盛り上げ
られた泥土で未刈り穀稈が押し倒されたりするおそれが
あり、このような不具合を解消するために、上記のよう
に刈取前処理部を横移動する手段が提案されたのであ
る。
【0003】つまり、刈取前処理部を走行機体に対して
横移動可能に構成し、回り刈り作業時には、未刈地側の
クローラ走行装置よりりも未刈地側に刈取前処理部を張
出した位置に横移動させておくことで、未刈地側のクロ
ーラ走行装置が圃場へ沈下した際に盛り上げられた泥土
が未刈り穀稈の株元に堆積したり、この盛り上げられた
泥土で未刈り穀稈が押し倒されたりするのを回避するこ
とができ、また、未刈り圃場の中間を突っ切って刈取り
走行する、いわゆる中割り作業時においては、刈取前処
理部を走行機体の正面に位置するよう横移動させておく
ことで、刈取前処理部の刈り幅を左右クローラ走行装置
の接地幅内に位置させて、左右クローラ走行装置で左右
未刈り穀稈を踏み倒すことなく刈取り走行を行うことが
できるのである。
【0004】そして、このようなコンバインの刈取部ス
ライド構造として、例えば、特開平5‐153841号
公報に示されるものが提案されている。この刈取部スラ
イド構造においては、刈取前処理部の刈取メインフレー
ムの昇降揺動ボス部を機体フレームに対して横方向にス
ライド移動自在に支持するとともに、油圧シリンダを機
体フレームに横軸芯周りで上下揺動自在並びに横方向に
位置固定状態で枢支連結し、かつ、油圧シリンダのロッ
ド先端に横方向に長尺の受止め支持部材を取付けるとと
もに、前記刈取メインフレームのシリンダ押圧作用箇所
に横方向に長尺の載置支持部材を取付け、前記受止め支
持部材と前記載置支持部材とを係合金具を介して横方向
に相対スライド自在に係合させ、任意の横スライド位置
においた刈取前処理部を油圧シリンダで駆動昇降できる
よう構成されている。また、この従来構造においては、
油圧シリンダ側に設けた前記受止め支持部材の長手方向
の一端側に、刈取メインフレームの揺動軸芯周りに揺動
自在な支持部材を設け、この支持部材と前記刈取メイン
フレームとに亘って刈取メインフレームを横方向にスラ
イド駆動するスライド駆動機構としての横送り用のネジ
軸を架設している。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】上記刈取部スライド構
造は、高い位置に設けられる刈取メインフレームの揺動
枢支部分に、スライド支持機構を設けることによって、
刈取穀稈の搬送中に発生するワラ屑や株元付近に存在す
る雑草等がスライド支持機構に絡まったりすることがな
い利点を有しているものであるが、刈取メインフレーム
を、油圧シリンダの先端に中央が支持された受止め支持
部材を介して横スライド可能に受止め支持するものであ
るから、刈取メインフレームが受止め支持部材の端部に
至るほど受止め支持部材の端部に大きな曲げモーメント
が作用し、受止め支持部材の端部に撓みが発生して、刈
取メインフレームの横スライドが円滑に行えなくなった
り、また、受止め支持部材と油圧シリンダとの連結部並
びに油圧シリンダと機体との連結部にこじれが発生し
て、油圧シリンダの操作力を円滑に刈取メインフレーム
に伝えられなくなるおそれがあり、改善の余地があっ
た。また、刈取メインフレームを横方向にスライド駆動
するスライド駆動機構としてのネジ軸は、油圧シリンダ
側の受止め支持部材の長手方向の一端側に設けられた支
持部材に対して片持ち状に支持されたものであるから、
前記受止め支持部材の撓みに伴ってネジ軸も撓み易く、
円滑な横送りが期待できなくなるおそれがあり、ここに
も改善の余地があった。
【0006】本発明はこのような点に着目してなされた
ものであって、刈取メインフレームの荷重を受止める支
持部材の撓みを抑制して、刈取メインフレームの横スラ
イドを円滑に行えなるようにすることを主たる目的とす
る。また、刈取メインフレームを横スライド駆動する構
造にする場合、スライド駆動機構の撓みを抑制して刈取
メインフレームの横送りを円滑に行えるようにすること
を他の目的としている。
【0007】
【課題を解決するための手段】
〔請求項1に係る発明の構成、作用および効果〕請求項
1に記載の発明の特徴構成は、刈取前処理部における刈
取メインフレームを、機体に対して横方向に位置変更不
能に取付けられた油圧シリンダにより横軸芯周りに昇降
駆動可能に構成するとともに、前記刈取メインフレーム
の昇降揺動ボス部を機体フレームに対して横スライド可
能に支持してあるコンバインの刈取部スライド構造にお
いて、前記油圧シリンダに連結されて上下に揺動駆動さ
れる揺動フレームを機体に取り付け、前記刈取メインフ
レームを横移動可能に前記揺動フレームで受止め支持
し、かつ、この揺動フレームを前記刈取メインフレーム
の横移動範囲の両外側に亘って機体に支持してある点に
ある。
【0008】上記構成によると、揺動フレームは横方向
に幅広く機体に支持されているので、刈取メインフレー
ムがどの位置に横スライドされても、揺動フレームによ
る刈取メインフレーム受け止め点は、揺動フレームの機
体に対する支持幅以内に位置することになる。
【0009】従って、請求項1に記載の発明によると、
刈取前処理部の荷重を横スライド範囲のどこで受けて
も、揺動フレームにこじれや撓みが発生することが少な
く、刈取前処理部を軽快に横スライドできるとともに、
油圧シリンダの操作力を確実に刈取メインフレームに伝
えて円滑な昇降を行うことができる。
【0010】〔請求項2に係る発明の構成、作用および
効果〕請求項2に記載の発明の特徴構成は、請求項1の
発明において、前記刈取メインフレームを横方向にスラ
イド駆動するスライド駆動機構を前記揺動フレームに装
備してある点にある。
【0011】上記構成によると、横幅広く機体に支持さ
れた強度の高い揺動フレームにスライド駆動機構を設け
るので、揺動フレームが撓んでスライド駆動機構を変形
させるようなことがなく、請求項1に係る発明の上記効
果をもたらすとともに、スライド駆動機構を的確に作動
させて円滑な横送り駆動を行わせることができる。
【0012】〔請求項3に係る発明の構成、作用および
効果〕請求項3に記載の発明の特徴構成は、刈取前処理
部における刈取メインフレームを、機体に対して横方向
に位置変更不能に取付けられた油圧シリンダにより横軸
芯周りに昇降駆動可能に構成するとともに、前記刈取メ
インフレームの昇降揺動ボス部を機体フレームに対して
横方向にスライド可能に支持してあるコンバインの刈取
部スライド構造において、機体に取付けたアーチ型の揺
動フレームに前記油圧シリンダの先端を連結して、前記
刈取メインフレームを前記揺動フレームに横スライド可
能に受止め支持してある点にある。
【0013】上記構成によると、アーチ型の揺動フレー
ムは、その左右両側のフレーム部分が機体に揺動自在に
枢支連結されるものであるから、刈取メインフレームが
揺動フレームの横方向端部近くにまで移動しても、揺動
フレームの左右フレーム部分が刈取前処理部の荷重に十
分対抗し、揺動フレームは撓みの発生少なく刈取前処理
部の刈取メインフレームを受け止め支持する。
【0014】従って、請求項3に記載の発明によると、
強度が高く変形しにくい揺動フレームで刈取前処理部を
受け止め支持して、円滑な揺動昇降と横スライドを行わ
せることができ、しかも、揺動フレームをアーチ型にす
ることで、その軽量化を図ることができる。
【0015】〔請求項4に係る発明の構成、作用および
効果〕請求項4に記載の発明の特徴構成は、請求項3の
発明において、前記アーチ型の揺動フレームの左右両側
のフレーム部分に亘って前記刈取メインフレームを横方
向にスライド駆動するスライド駆動機構を架設してある
点にある。
【0016】上記構成によると、スライド駆動機構は揺
動フレームの左右両側のフレーム部分に亘って両持ち状
態に保持されるので、スライド駆動機構を片持ち支持す
る場合に比較して、スライド駆動機構自体の撓みが発生
しにくいものとなる。
【0017】従って、請求項4に記載の発明によると、
請求項3に係る発明の上記効果をもたらすとともに、ス
ライド駆動機構を円滑に作動させて刈取前処理部を確実
良好に横スライド駆動することができる。
【0018】
【発明の実施の形態】以下、発明の実施の形態を二条刈
りのコンバインに付いて説明する。図1に示すように、
このコンバインは、クローラ走行装置1を装備した走行
機体の前部に、刈取前処理部2を横軸芯X周りで昇降揺
動自在に連結するとともに、走行機体に脱穀装置3を搭
載し、前記刈取前処理部2の横一側に位置するように搭
乗運転部4を走行機体に配設して構成してある。
【0019】前記刈取前処理部2は、倒伏した植立穀稈
を立姿勢に引き起こす左右一対の引起し装置5、引き起
こされた穀稈の株元を切断するバリカン型刈取装置6、
刈取穀稈を刈幅方向中央後方に向けて掻込み搬送する左
右一対の掻込みパッカー7、立姿勢の刈取穀稈を、株元
側を挟持し、かつ、穂先側を係止しながら徐々に横倒れ
姿勢に姿勢変更させながら後方に搬送して脱穀フィード
チェーン8に受け渡す縦搬送装置9等を備えて構成さ
れ、図3に示すように、この刈取前処理部2の刈取メイ
ンフレーム12が、油圧シリンダ10により前記横軸芯
X周りで揺動駆動自在に機体フレーム11の前部に連結
支持されている。
【0020】図5に示すように、前記横軸芯Xと同一軸
芯状態で断面形状が六角形状の横向き伝動軸13を配設
し、この横向き伝動軸13を左右ブラケット14により
回動自在に機体フレーム11に支持してある。そして、
この横向き伝動軸13に対して刈取メインフレーム12
の昇降揺動ボス部12aを、ブッシュ15を介して、相
対回動自在並びに横向き伝動軸13の軸芯方向に沿って
相対スライド自在に外嵌装着してスライド支持機構Aを
構成してある。前記横向き伝動軸13の一方の軸端に取
付けた入力プーリ16を介して原動部側から動力が伝え
られ、この伝動軸13にトルク伝達自在並びに前記昇降
揺動ボス部12aと一体的にスライド自在に外嵌したベ
ベルギア17から前後向き伝動軸18を介して各引起し
装置5、刈取装置6、掻込みパッカー7に夫々動力伝達
され、横向き伝動軸13の他端側に相対回動自在に外嵌
装着したベベルギアケース19内のベベルギア機構20
を介して縦搬送装置9に動力伝達するよう伝動系を構成
してある。
【0021】図2に示すように、刈取前処理部2におけ
る前記引起し装置5と刈取装置6は刈取メインフレーム
12を介して機体に対して横方向に相対移動自在に構成
され、前記縦搬送装置9は、その搬送終端側の縦軸芯Y
周りで始端側が左右に移動に構成されている。図3に示
すように、前記横向き伝動軸13の近くに横軸芯周りに
揺動自在で、且つ、刈取メインフレーム12を横移動可
能に下方から受け止め支持するアーチ型の揺動フレーム
23を設け、そのアーチ型の揺動フレーム23に刈取メ
インフレーム12を横方向にスライド駆動する横スライ
ド駆動機構24を設けてある。
【0022】つまり、機体フレーム11に左右一対のブ
ラケット25,25を設けて横軸26を架設し、この横
軸26にアーチ型揺動フレーム23のパイプ状ボス部2
3aを相対回動自在に外嵌して、アーチ型揺動フレーム
23を横軸芯周りに揺動自在並びに軸芯方向に位置固定
状態で取付け、この揺動フレーム23の左右一対のフレ
ーム部分23b,23bに亘ってネジ軸27を架設し、
このネジ軸27に揺動フレーム23に取付け固定した減
速機構付き電動モータ28を連結して、前記ネジ軸27
と電動モータ28とによって横スライド駆動機構24を
構成してある。そして、ネジ軸27に対して上下両側か
ら挟み込み状態で係合するコマ部材29,29を上方開
放のコの字状ブラケット30に固定して、電動モータ2
8によりネジ軸27を回動することでコの字状ブラケッ
ト30が横方向にスライド移動可能に構成されている。
【0023】そして、前記刈取メインフレーム12は、
前記コの字状ブラケット30に対して左右両側が抱き込
まれる状態で係合されて揺動フレーム23の前端部分に
受け止め支持されており、ネジ軸27の回転によってコ
の字状ブラケット30が横移動することによって、刈取
メインフレーム12全体が横スライドされるようになっ
ている。従って、機体の左側の未刈地側として刈取り走
行する、いわゆる回り刈り形態では、図2(ロ)に示す
ように、刈取前処理部2を未刈地側に張出すように機体
左方に横スライドさせ、また、未刈り圃場の中央を突っ
切る、いわゆる中割り作業形態では、図2(イ)に示す
ように、刈取前処理部2が機体の正面に位置するように
機体右方に横スライドさせる。
【0024】また、刈取メインフレーム12はコの字状
ブラケット30に対して上方には変位可能に係合されて
いるので、地面の凹凸により刈取前処理部2が地面に接
当して下から突き上げ力を受けた場合には、コの字状ブ
ラケット30に対して刈取メインフレーム12が上方に
後退変位可能であり、これによって突き上げによる機械
的な損傷を未然に回避することができるようになってい
るのである。又、図3、図4に示すように、昇降駆動用
油圧シリンダ10は、その基端部を機体フレーム11に
横軸芯周りで揺動自在並びに横方向に位置固定状態で枢
支連結するとともに、他端側を前記揺動フレーム23に
枢支連結してあり、この揺動フレーム23を揺動駆動す
ることで、刈取前処理部2全体を上下に揺動させること
ができるのである。
【0025】また、上記したような刈取部の横スライド
に伴って、前記縦搬送装置9がベベルギア機構20の出
力軸31の軸芯Yを支点にして始端側が左右に追従揺動
できるように、前記縦搬送装置9の前端側が、刈取メイ
ンフレーム12と引起し装置5背面の伝動ケース32と
に亘って架設されたガイド杆33に連結されている。ま
た、前記縦搬送装置9は、その始端側が、前記ガイド杆
33に対して上下スライド可能に連結されており、横向
き伝動軸13の軸芯Xを支点にして縦搬送装置9の前端
側を上下動させると、引起し装置5からの穀稈の受継ぎ
位置が変更され、穀稈の扱深さが調節されるようになっ
ている。
【0026】図3及び図5に示すように、前記縦搬送装
置9は、突起付きチェーン34aと挾持杆34bとから
なる株元挾持搬送装置34とチェーンに所定間隔置きに
装着された係止爪35aとガイド杆35bとからなる穂
先係止搬送装置35とから構成されており、前記挾持杆
34bとガイド杆35bは、株元挾持搬送装置34と穂
先係止搬送装置35とを連結する連結部材に連結された
逆U字状のフレーム37の下端部に取付けられている。
そして、前記挾持杆34bは搬送穀稈の供給量による通
路幅の変位を板バネ38によって吸収するようになって
おり、その板バネ38は、前記逆U字状のフレーム37
から延出のステー39に対して工具なしで取付けられる
ように把手40a付きのボルト40を介して着脱可能に
取付けられている。
【0027】〔別実施の形態〕上記実施の形態において
は、スライド駆動機構Aを電動モータ28によって駆動
されるネジ軸27によって構成したが、油圧シリンダで
あっても良い。
【0028】また、前記揺動アーム23は、刈取メイン
フレーム12の揺動軸芯とは別に構成したが、同芯状に
設けても良い。
【図面の簡単な説明】
【図1】コンバインの全体側面図
【図2】横スライド状態を示す平面図
【図3】スライド支持機構の切欠側面図
【図4】スライド支持機構の正面図
【図5】スライド支持機構の縦断正面図
【図6】ねじ送り機構の一部切欠き正面図
【図7】ねじ送り機構の一部切欠き側面図
【符号の説明】
2 刈取前処理部 10 油圧シリンダ 11 機体フレーム 12 刈取メインフレーム 12a 昇降揺動ボス部 23 アーチ型の揺動フレーム 23a 左右フレーム部分 24 スライド駆動機構 X 横軸芯

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 刈取前処理部における刈取メインフレー
    ムを、機体に対して横方向に位置変更不能に取付けられ
    た油圧シリンダにより横軸芯周りに昇降駆動可能に構成
    するとともに、前記刈取メインフレームの昇降揺動ボス
    部を機体フレームに対して横スライド可能に支持してあ
    るコンバインの刈取部スライド構造において、 前記油圧シリンダに連結されて上下に揺動駆動される揺
    動フレームを機体に取り付け、前記刈取メインフレーム
    を横移動可能に前記揺動フレームで受止め支持し、か
    つ、この揺動フレームを前記刈取メインフレームの横移
    動範囲の両外側に亘って機体に支持してあるコンバイン
    の刈取部スライド構造。
  2. 【請求項2】 前記刈取メインフレームを横方向にスラ
    イド駆動するスライド駆動機構を前記揺動フレームに装
    備してある請求項1に記載のコンバインの刈取部スライ
    ド構造。
  3. 【請求項3】 刈取前処理部における刈取メインフレー
    ムを、機体に対して横方向に位置変更不能に取付けられ
    た油圧シリンダにより横軸芯周りに昇降駆動可能に構成
    するとともに、前記刈取メインフレームの昇降揺動ボス
    部を機体フレームに対して横方向にスライド可能に支持
    してあるコンバインの刈取部スライド構造において、 機体に取付けたアーチ型の揺動フレームに前記油圧シリ
    ンダの先端を連結して、前記刈取メインフレームを前記
    揺動フレームに横スライド可能に受止め支持してあるコ
    ンバインの刈取部スライド構造。
  4. 【請求項4】 前記アーチ型の揺動フレームの左右両側
    のフレーム部分に亘って前記刈取メインフレームを横方
    向にスライド駆動するスライド駆動機構を架設してある
    請求項3に記載のコンバインの刈取部スライド構造。
JP28941896A 1995-12-27 1996-10-31 コンバインの刈取部スライド構造 Expired - Lifetime JP3308172B2 (ja)

Priority Applications (3)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP28941896A JP3308172B2 (ja) 1995-12-27 1996-10-31 コンバインの刈取部スライド構造
KR1019960067672A KR100198319B1 (ko) 1995-12-27 1996-12-19 콤바인
CN96123612A CN1066609C (zh) 1995-12-27 1996-12-27 联合收割机

Applications Claiming Priority (3)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP7-340183 1995-12-27
JP34018395 1995-12-27
JP28941896A JP3308172B2 (ja) 1995-12-27 1996-10-31 コンバインの刈取部スライド構造

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPH09233927A true JPH09233927A (ja) 1997-09-09
JP3308172B2 JP3308172B2 (ja) 2002-07-29

Family

ID=26557591

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP28941896A Expired - Lifetime JP3308172B2 (ja) 1995-12-27 1996-10-31 コンバインの刈取部スライド構造

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP3308172B2 (ja)

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2022011657A (ja) * 2020-06-30 2022-01-17 株式会社クボタ コンバイン
JP2022011656A (ja) * 2020-06-30 2022-01-17 株式会社クボタ コンバイン

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2022011657A (ja) * 2020-06-30 2022-01-17 株式会社クボタ コンバイン
JP2022011656A (ja) * 2020-06-30 2022-01-17 株式会社クボタ コンバイン

Also Published As

Publication number Publication date
JP3308172B2 (ja) 2002-07-29

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP3504571B2 (ja) コンバイン
JPH09233927A (ja) コンバインの刈取部スライド構造
JP3313614B2 (ja) コンバインの刈取前処理装置
JP2672223B2 (ja) コンバインの刈取部スライド構造
JP3213256B2 (ja) コンバインの刈取部支持装置
JP2721062B2 (ja) コンバインの刈取部スライド構造
JP2975544B2 (ja) コンバイン
JP3142233B2 (ja) コンバインの刈取部スライド構造
JPH0548632U (ja) コンバインの刈取部スライド構造
JP3213259B2 (ja) コンバインの刈取前処理部支持構造
JP3258606B2 (ja) コンバインの刈取部支持構造
JP3280251B2 (ja) コンバインの刈取部支持装置
JP3310562B2 (ja) コンバインの刈取前処理装置
JP3359861B2 (ja) コンバインの刈取部支持装置
JPH0548628U (ja) コンバインの刈取部駆動構造
JPH05153840A (ja) コンバインの刈取部スライド構造
JPH0541918A (ja) コンバインの伝動構造
KR100198319B1 (ko) 콤바인
JPH11137053A (ja) コンバインの前処理部構造
JPH1056843A (ja) 普通形コンバインの刈取前処理部
JP3280262B2 (ja) コンバインの刈取部支持構造
JPH05153837A (ja) コンバインの刈取部スライド構造
JP2005151906A (ja) 刈取収穫機
JPH05153839A (ja) コンバインの刈取部スライド構造
JP2968167B2 (ja) コンバインの前処理部構造

Legal Events

Date Code Title Description
FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20090517

Year of fee payment: 7

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20090517

Year of fee payment: 7

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20100517

Year of fee payment: 8

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20110517

Year of fee payment: 9

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20120517

Year of fee payment: 10

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20120517

Year of fee payment: 10

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20130517

Year of fee payment: 11

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20130517

Year of fee payment: 11

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20140517

Year of fee payment: 12

EXPY Cancellation because of completion of term