JP2005151906A - 刈取収穫機 - Google Patents
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Abstract
【解決手段】 ミッションケース30の一側面30Aの上部を凹入させて凹入空間Eを形成する。凹入空間Eに位置するように刈取部昇降用の油圧ポンプ43を一側面30Aに取り付けてある。
【選択図】 図11
Description
請求項1に係る発明の特徴構成は、ミッションケースの一側面の上部を凹入させて凹入空間を形成するとともに、前記凹入空間に位置するように刈取部昇降用の油圧ポンプを前記一側面に取り付けてある点にあり、その作用効果は次の通りである。
油圧ポンプの取付対象としてミッションケースを選定したので、昇降シリンダに油圧ポンプを近接配置することができ、配管経路の短縮化が図れる。
また、油圧ポンプの取付方法としてミッションケースに対して凹入部を形成してその凹入空間内に位置するように取り付けているので、油圧ポンプがミッションケース側面より突出することがない。
油圧ポンプをミッションケースに取り付けることによって、昇降用の制御バルブ等をミッションケースに取り付けてこれらの昇降用油圧機器の纏めた配置構成が可能になり、配管を短縮化できて配管スペース等を確保するのが容易になる。
また、油圧ポンプを凹入空間内に配置構成できるので、空き空間の有効利用を図ることができる。
凹入空間に刈取出力軸に出力回転体を取り付けてあるので、出力回転体と油圧ポンプとを近接配置できるので、出力回転体の回転作用で凹入空間内の暖気が滞留するのを攪拌抑制して、ミッションケース並びに油圧ポンプに対する冷却作用を期待できる。
油圧ポンプの一部と出力回転体とが重なり合うように配置されているので、湯圧ポンプを凹入空間に十分に入り込ませた状態でその凹入空間からの突出量を抑えることができるので、空き空間の有効利用を図るとともに、メインテナンス作業時に衣服を引掛ける等の不具合を回避できる。
このように、刈取部への駆動入力位置が条数に応じて異なる場合であっても、ミッションケース自体に変更を必要とせず、出力回転体の取付位置を変更するだけの変更で済むので、異なる条数の機種であっても、ミッションケースの仕様を大幅に変更することなく兼用できる。
つまり、冷却ファンをミッションケースの一側面と出力回転体との空き空間に冷却ファンを設けることができて、空き空間の有効利用を図れるとともに、冷却ファンは油圧ポンプの近接に位置することになるので、油圧ポンプに対しても冷却作用を施すことができる。
油圧ポンプの上面が傾斜面となっているので、刈取屑やワラ屑等が堆積することを回避でき、一時的に堆積する状態となっても機体振動等を利用して振り落とすことができ、ワラ屑等が高温に加熱されることを阻止できる。
図3〜図5、及び図7,図8に示すように、左右向きの軸心Q周りで上下揺動自在に機体に枢支される揺動フレーム70と、この揺動フレーム70を駆動揺動させる昇降シリンダ(アクチュエータの一例)3とで、刈取部4を駆動昇降する昇降機構Aが構成されている。
機体1の左側を未刈り地として刈取り作業する通常の回り刈り時には、横送り機構Cを駆動して、図2(ロ)に示すように刈取部4を最大限左方にスライド変位させ、刈取り幅の左端が左側のクローラ走行装置1よりも未刈り地に突出する状態にする。このようにすることで、最も機体1に近い未刈り穀稈を左側のクローラ走行装置1から離すことができ、湿田作業において左側のクローラ走行装置1の沈下によって盛り上がった土が未刈り穀稈の株元を押したり、機体側に倒れ込んだ未刈り穀稈が左側のクローラ走行装置1に接触したり踏み倒されたりするのを未然に回避することができる。
圃場の中間を突っきって刈取り走行する中割り作業時には、横送り機構Cを駆動して、図2(イ)に示すように刈取部4を最大限右方にスライド変位させ、刈取り幅が左右クローラ走行装置1の踏み幅内に収まる状態にする。このようにすることで、一対の引起し装置10a,10bで3条の穀稈を刈取り、左右(特に右側)クローラ走行装置1による踏み倒しなく全面刈りを行うことが可能となる。
主フレーム9に対する横移動機構、つまり、刈取部4の横移動機構は特に装備する必要はない。
図11及び12に示すように、ミッションケース30の左側面30A(一側面に相当)側には、走行用の静油圧式無段変速装置47が内装されるとともに、その静油圧式無段変速装置47の後方側に右側面側に凹入する凹入空間Eが形成されており、その凹入空間Eに向けて刈取出力軸38とその刈取出力軸38の先端に第1出力プーリ40が取り付けてある。刈取出力軸38より上方でその凹入空間Eに臨む状態で昇降用油圧ポンプ43が左側面に取付固定してある。
また、図14に示すように、第1出力プーリ40の基端部に直接複数の羽根部40Aを一体的に構成してもよい。
30A 一側面
30B 他側面
38 刈取出力軸
40 出力回転体(第1出力回転体)
41 第2出力回転体
42 冷却ファン
43 油圧ポンプ
E 凹入空間
Claims (6)
- ミッションケースの一側面の上部を凹入させて凹入空間を形成するとともに、前記凹入空間に位置するように刈取部昇降用の油圧ポンプを前記一側面に取り付けてある刈取収穫機。
- ミッションケースの一側面の上部を凹入させて凹入空間を形成するとともに、前記凹入空間に位置するように刈取部昇降用の油圧ポンプを前記一側面に取り付けるとともに、刈取部への刈取出力軸を前記ミッションケースから前記凹入空間に向けて突設させ、前記刈取出力軸に出力回転体を取り付けてある刈取収穫機。
- 前記出力回転体を前記一側面より離れる方向で前記油圧ポンプより遠い位置に配置するとともに、前記油圧ポンプを前記出力回転体と前記一側面との間に入り込む状態で、かつ、前記ミッションケースに対する側面視で前記油圧ポンプの一部と前記出力回転体とが重なり合う状態に配置してある請求項2に記載の刈取収穫機。
- 刈取部への刈取出力軸を前記一側面、又は、前記一側面と対向する他側面から突設させるとともに、刈取条数が所定の刈取条数であれば前記一側面から突設させた刈取出力軸に第1出力回転体を装着し、刈取条数が所定の刈取条数より大きな条数であれば前記他側面から突設させた刈取出力軸に第2出力回転体を装着するべく構成してある請求項1記載の刈取収穫機。
- 前記刈取出力軸に冷却ファンを取り付け、その冷却ファンを前記一側面と前記出力回転体との間に位置させてある請求項2または3に記載の刈取収穫機。
- 前記油圧ポンプを、その上面が下り傾斜面となる状態で取り付けてある請求項1〜5のうちのいずれか一つに記載の刈取収穫機。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2003397447A JP2005151906A (ja) | 2003-11-27 | 2003-11-27 | 刈取収穫機 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
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JP2003397447A JP2005151906A (ja) | 2003-11-27 | 2003-11-27 | 刈取収穫機 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
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JP2005151906A true JP2005151906A (ja) | 2005-06-16 |
Family
ID=34722604
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
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JP2003397447A Pending JP2005151906A (ja) | 2003-11-27 | 2003-11-27 | 刈取収穫機 |
Country Status (1)
Country | Link |
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JP (1) | JP2005151906A (ja) |
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2007143437A (ja) * | 2005-11-25 | 2007-06-14 | Mitsubishi Agricult Mach Co Ltd | コンバイン |
JP2008301715A (ja) * | 2007-06-05 | 2008-12-18 | Kubota Corp | コンバイン |
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2003
- 2003-11-27 JP JP2003397447A patent/JP2005151906A/ja active Pending
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Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
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JP2007143437A (ja) * | 2005-11-25 | 2007-06-14 | Mitsubishi Agricult Mach Co Ltd | コンバイン |
JP2008301715A (ja) * | 2007-06-05 | 2008-12-18 | Kubota Corp | コンバイン |
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Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523 Effective date: 20070808 |
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Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02 Effective date: 20070906 |