JP2005151905A - コンバイン - Google Patents

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宗之 河瀬
Takahiro Uchi
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Abstract

【課題】 油圧ポンプから昇降シリンダへの配管構成を簡素化できるとともに、配管と他の機器との接触による損傷等が回避できるものを提供する。
【解決手段】 走行機体に一対の刈取ステー18,18を立設するとともに、一対の刈取ステー18,18に、刈取部を搭載した主フレーム9を昇降シリンダによって昇降揺動自在に支持し、ミッションケース30の一側面に昇降シリンダに圧油を供給する油圧ポンプ43を取り付け、油圧ポンプ43が一対の刈取ステー18,18の間に配置されるようにミッションケース30を設置してある。
【選択図】 図4

Description

本発明は、刈取部を搭載した主フレームを昇降用シリンダによって昇降揺動自在に支持するとともに、昇降用シリンダへ圧油を供給する油圧ポンプを備えているコンバインに関する。
主フレームを昇降駆動する油圧シリンダに圧油を供給する油圧ポンプは、エンジンによって駆動されていた(特許文献1参照)。また、刈取部昇降用の油圧ポンプはエンジンに取付られていた(特許文献2参照)。
特開2001−275433号公報(段落番号〔0022〕及び、図2) 特開2001−275446号公報(段落番号〔0031〕及び、図2)
油圧ポンプをエンジンで駆動すべくそのエンジンに装着した場合には、その油圧ポンプから油圧制御弁を介して油圧シリンダに至る油圧回路を設けるに、油圧ポンプが運転座席の下方のエンジンボンネット内に設けてあるエンジンに取り付けられることになるので、配管経路を設ける為の配管スペースを確保するのと、他の機器との接触を回避する為の一工夫を必要としていた。
本発明の目的は、油圧ポンプの取付対象を合理的に選定することによって、昇降シリンダへの配管の簡素化を達成できるものを提供する点にある。
〔構成〕
請求項1に係る発明の特徴構成は、走行機体に一対の刈取ステーを立設するとともに、前記一対の刈取ステーに刈取部を搭載した主フレームを昇降用シリンダによって昇降揺動自在に支持し、ミッションケースの一側面に前記昇降用シリンダに圧油を供給する油圧ポンプを取り付け、前記油圧ポンプが前記一対の刈取ステーの間に配置されるように前記ミッションケースを設置してある点にあり、その作用効果は次の通りである。
〔作用〕
油圧ポンプの取付対象としてミッションケースを選定したので、昇降シリンダに油圧ポンプを近接配置することができ、配管経路の短縮化が図れるとともに、油圧ポンプの設置位置を一対の刈取ステーの間に配置することができるので、刈取ステーやその一対の刈取ステーに渡したフレーム部材を介して配管を配置することができ、配管スペースの確保が容易であるとともに、配管と他の機器とが接触することを抑えることができる。
〔効果〕
したがって、昇降シリンダが位置する部位がクローラベルトや他の機器が近隣に配置される状態であっても、刈取ステー間に油圧ポンプを位置させることによって、配管の簡素化と他の機器との接触を回避して、有効な配管構成を達成できた。
請求項2に係る発明の特徴構成は、前記ミッションケースにおける前記油圧ポンプの取付面とは反対側にエンジンからの動力伝達を受ける入力軸が設けてあり、前記入力軸に入力回転体を取付るとともに前記入力回転体に冷却ファンが設けてある点にあり、その作用効果は次の通りである。
〔作用効果〕
冷却ファンを入力回転体に取り付けたので、冷却ファンを駆動する為の回転軸等を兼用できるとともに、その冷却ファンによってミッションケースに対する冷却効果を高めることができるのである。
請求項3に係る発明の特徴構成は、前記一対の刈取ステーに亘って前記昇降シリンダで横軸芯周りに揺動駆動される揺動フレームを支持するとともに、前記揺動フレームの機体前方側に向けて延出した受止枠を前記一対の刈取ステーの一方に近接する片寄せ状態に配置しその受止枠で前記主フレームを受止めて昇降自在に構成し、前記受止枠の枠外でその受止枠に近接する前記一方の刈取ステーとは異なる他方の刈取ステーとの間に前記油圧ポンプを位置するように構成してある点にあり、その作用効果は次の通りである。
〔作用効果〕
主フレームを昇降駆動する受止枠を形成している揺動フレームを刈取ステーに渡って掛け渡してあり、その受止枠を一方の刈取ステーに近接する側に片寄せることによって、他方の刈取ステーと受止枠との間にスペースが生まれ、そのスペースを有効に利用してミッションケースを配置したので、油圧ポンプの位置を一対の刈取ステー間に配置する点を維持しながら、揺動フレームを利用して配管の配置構成が行える。
図1は2条刈りの自脱型コンバインの側面を示しており、左右一対のクローラ走行装置1を備えた走行機体2の前部に、横軸支点Pを中心にして昇降シリンダ3で上下に駆動揺動可能に、刈取前処理装置である刈取部4が連結されるとともに、走行機体2には脱穀装置5、操縦部6、穀粒ホッパ−7、エンジン8等が搭載されている。
刈取部4には、横軸支点Pを中心に上下揺動可能に支持された刈取部主フレーム9、並列配備された左右一対の引起し装置10a,10b、引起こされた穀稈の株元を刈取るバリカン型の刈取装置11、刈取り穀稈を刈り幅中間に掻込み合流する左右一対のパッカー12a,12b、各パッカー上部から斜め前方に片持ち状に延出された左右一対の補助搬送装置13,13、刈取り穀稈を後方上方に搬送して横倒し姿勢で脱穀装置5のフィードチェーン14に受け渡す縦搬送装置15等が備えられている。
縦搬送装置15は、穀稈株元側に作用する株元挟持搬送機構15aと穀稈穂先側に作用する穂先係止搬送機構15bから成り、この縦搬送装置15が横軸支点Pを中心にして上下に揺動されることで扱き深さ調節を行うことができるよう構成されている。
図3,図6に示すように、機体2の前部に立設した刈取ステー18には、刈取部の揺動支点となる横軸支点Pと同芯状に原動軸19がブラケット20を介して横架されている。そして、刈取部主フレーム9の基端ボス部9aが原動軸19に沿って横スライド可能に支持されるとともに、この基端ボス部9aには、原動軸19にトルク伝達可能かつ横スライド自在に外嵌したベベルギヤ24、及びこのベベルギヤ24に咬合するベベルギヤ25が基端ボス部9aと共に横移動可能に装着されている。又、基端ボス部9aからは前後向き伝動軸26を挿通支持したパイプフレーム27が前方に向けて延出されるとともに、前後向き伝動軸26の後端にベベルギヤ25が連結されている。
図3,図6に示すように、縦搬送装置15における株元挟持搬送機構15aと穂先係止搬送機構15bとの共通する駆動軸50が、原動軸19の左端部に横軸心Pを中心に回動可能に装着した回動ケース51に備えられており、穀稈長さ検出センサに検出結果に基づいて縦搬送装置15を図示しない電動式の駆動機構で上下揺動することで、稈長に関わらず扱深さ量を一定に維持する扱深さ制御が実行されるようになっている。
次に、刈取部4の支持構造について説明する。
図3〜図5、及び図7,図8に示すように、左右向きの軸心Q周りで上下揺動自在に機体に枢支される揺動フレーム70と、この揺動フレーム70を駆動揺動させる昇降シリンダ(アクチュエータの一例)3とで、刈取部4を駆動昇降する昇降機構Aが構成されている。
揺動フレーム70は、主フレーム9に下方から接当する左右に長い押圧作用部70aと、左右のアーム部70b,70bとが一体となった門型(U型)にパイプを屈曲させた受止枠70Aと、刈取部支持台である左右の刈取ステー18,18に支軸55を介して両持ち支承される支点パイプ70Bとを、左右のアーム部70b,70bの後端部で溶着一体化して構成されている。主フレーム9における押圧作用部70aが接当する範囲の下面には、摺接補強部材71が取付けられている。
そして、主フレーム9の横移動位置の如何に拘らずに主フレーム9の揺動フレーム70に対する若干の上昇移動を許容し、かつ、それ以上の上昇を阻止する上昇規制機構Dを設けてある。上昇規制機構Dは、主フレーム9の上側を通る左右に長尺のピン79を、左右のステー80,81を介して揺動フレーム70に取付けて構成されている。ピン79は、各ステー80,81の貫通突出側に装着したベータピン82によって抜け止めされており、ベータピン82を取ればピン79を揺動フレーム70から抜き去ることが可能である。
図5に示すように、主フレーム9上面とピン79との間には僅かな間隙αが存在するように各部を寸法設定してあり、これによって刈取部4が機体に対して若干の上昇移動が可能になっている。間隙αの寸法は僅かであるが、レバー比の関係により、刈取部4の先端部分では明確に上方へ逃げ変位できるものとなっている。従って、自走による圃場への移動走行時や、トラックに搭載されての運搬移動時に機体が大きく上下に揺れるような場合には、主フレーム9の上方への逃げ移動によって多少のショックは吸収することができ、ピン79に作用する荷重による変形おそれが極力ないようにしてある。
油圧シリンダ3のピストンロッド3a先端部は、押圧作用部70aに固着されたコ字形状の取付ブラケット72に枢支されるとともに、この取付ブラケット72の下面に螺着されるストッパーディスク73、及びこのストッパーディスク73に接当可能な接当部材74を油圧シリンダ3の本体3bに固定してある。つまり、接当部材74とストッパーディスク73との接当によって油圧シリンダ3の短縮限界、すなわち刈取部4の下降限界が決まるものであり、ストッパーディスク73の形状は、これのネジを緩めての回動操作によって接当部材74との接当位置を可変調節できるように、その径を略渦巻き状に変化させてある。従って、ストッパーディスク73の位置調節により、刈取部4の下限位置を上下に調節できる下限調節機構Bが構成されている。
そして、主フレーム9に係合されてこれと一体で左右移動する横送り部材75と、これに螺合する状態で左右のアーム部70b,70bに架設配備されるネジ軸76と、このネジ軸76を駆動回動するギヤードモータ77を備えることにより、主フレーム9を、すなわち刈取部4を強制横スライドさせる横送り機構Cを構成してある。
ネジ軸76の左側を軸支するアーム部70bのブラケット70dに、ギヤードモータ77を取付けてあるとともに、横送り部材75の回り止めを行うバー部材78を左右のアーム部70b,70bに固着してあり、そのバー部材78が、揺動フレーム70の強度・剛性向上に寄与する補強部材にもなっている。
図5に示すように、主フレーム9の荷重は必ず押圧作用部70aに作用させて、ネジ軸76には荷重が作用しないようにする都合上、正面視で略U字形状の横送り部材75の底部75aと、主フレーム9下面とには、これら両者が最も接近する状態においても上下に隙間ができる状態に設定してある。バー部材78によって横送り部材75を回り止めしてあるので、ネジ軸76を正回転と逆回転との反転駆動時に、横送り部材75前後の底端部75f,75rと主フレーム9下面とが接当することがなく、従ってその衝突音も発生しないようになっている。
主フレーム9は、揺動フレーム70に受止め載置されるので、揺動フレーム70の上下揺動に追従して上下動するとともに、地上の隆起物に乗り上がる場合には揺動フレーム70に対して刈取部4のみが離反して上昇できるようになっている。又、刈取部4は作業の形態によって以下のようにスライド調節される。
(回り刈り作業)
機体1の左側を未刈り地として刈取り作業する通常の回り刈り時には、横送り機構Cを駆動して、図2(ロ)に示すように刈取部4を最大限左方にスライド変位させ、刈取り幅の左端が左側のクローラ走行装置1よりも未刈り地に突出する状態にする。このようにすることで、最も機体2に近い未刈り穀稈を左側のクローラ走行装置1から離すことができ、湿田作業において左側のクローラ走行装置1の沈下によって盛り上がった土が未刈り穀稈の株元を押したり、機体側に倒れ込んだ未刈り穀稈が左側のクローラ走行装置1に接触したり踏み倒されたりするのを未然に回避することができる。
(中割り作業)
圃場の中間を突っきって刈取り走行する中割り作業時には、横送り機構Cを駆動して、図2(イ)に示すように刈取部4を最大限右方にスライド変位させ、刈取り幅が左右クローラ走行装置1の踏み幅内に収まる状態にする。このようにすることで、一対の引起し装置10a,10bで2条の穀稈を刈取り、左右(特に右側)クローラ走行装置1による踏み倒しなく全面刈りを行うことが可能となる。
クローラ式走行装置1を有するコンバインの走行伝動系について説明する。図8に示すように、エンジン8からの動力を受けるミッションケース30に入力軸31を設け、エンジン8の出力軸8Aと入力軸31とを第1ベルト伝動機構32を介して連動連結してある。入力軸31に取り付けた入力プーリ35に冷却用ファン36が一体回転する状態で取り付けられており、ミッションケース30に対する冷却作用をなしている。冷却用ファン36の回転径を入力プーリ径より大きくして風量を稼いでいる。
ミッションケース30の入力軸31に静油圧式無段変速装置用走行ポンプ28を取り付けるとともに静油圧式無段変速装置用走行モータ29の出力軸33にギヤ式伝動機構34を設けてあり、ギヤ式伝動機構34を介して走行装置1へ出力するように構成してある。ミッションケース3の横側面に油圧用ポートブロック37を取り付けてあり、配管構造の簡素化を図っている。
図8及び9に示すように、ミッションケース30の左側面(一側面に相当)30Aより右側面(他側面に相当)30Bに亘って刈取出力軸38が貫通支承してあり、刈取出力軸38をミッションケース30の右側面30Bより突設するとともに、刈取出力軸38の突設端に第2出力回転体としての第2出力プーリ41を装着してある。刈取出力軸38に対しては、入力軸31に取り付けた出力ギヤ56と中間伝動軸54に設けた入力ギヤ53とを咬合するとともに、中間伝動軸54に一体形成したギヤ部54Aと刈取出力軸38に取り付けた入力ギヤ52とを咬合させて、動力伝達可能に構成してある。2条刈り用のコンバインの場合には、前記右側面30Bより突設された刈取出力軸38に第2出力プーリ41を取付け、左側面30Aからは刈取出力軸38を突設させない。
図8及び9に示すように、刈取出力軸38に平行に昇降用油圧ポンプ43に動力供給するポンプ軸44が架設され、刈取出力軸38に取付られている中継伝達用ギヤ52に入力ギヤ45を咬合させて、ポンプ軸44にエンジン動力が伝達されている。
図10に示すように、ミッションケース30の上面には、昇降制御用の制御バルブ46とオイルフィルタ48を設けてあり、配管長を短くできるようになっている。
図4に示すように、揺動フレーム70に一体形成された受止枠70Aは、左右一対の刈取ステー18,18のうちの左側に位置する刈取ステー18に近接する片寄った状態に配置されている。この受止枠70Aと右側に位置する右刈取ステー18との間に位置する状態でミッションケース30が配置され、そのミッションケース30に取り付けられた油圧ポンプ43もその受止枠70Aと右刈取ステー18との間に位置することになる。
〔別実施形態〕
冷却ファン36の構成としては、次のものでもよい。図13に示すように、第1ベルト伝動機構32のベルトテンションプーリ32Aと冷却ファン36とが干渉しないように、冷却ファン36の先端部に一部切り欠き部36aを形成して、ファン径を大径に維持している。尚、テンションプーリ32Aを支持するテンションアーム32Bは入力軸31を支持する入力ボス30aに支持されている。
主フレーム9に対する横移動機構、つまり、刈取部4の横移動機構は特に装備する必要はない。
油圧ポンプ43のミッションケース30に対する取付位置は、左右いずれの側面であってもよい。
3条刈りの場合の刈取部への伝動構造について説明する。 図11に示すように、ミッションケース30の左側面(一側面に相当)30Aより右側面(他側面に相当)30Bに亘って刈取出力軸38が貫通支承してあり、その刈取出力軸38に対して高低二段の変速ギヤ39A,39Bを遊転支承してあり、前記変速ギヤ39A,39Bの間には、変速用のクラッチ片39Cを設け、クラッチ片39Cを変速ギヤ39A,39Bの一方に係合させることによって、刈取出力軸38を介して変速動力を刈取部4に供給するようにしてある。ミッションケース30の左側面30Aより突設された刈取出力軸38には、3条刈り用のコンバインの場合に使用される出力回転体として第1出力プーリ40を取付け、この第1出力プーリ40より第2ベルト伝動機構57を介して刈取部4の入力プーリ(図示せず)と伝動連結している。刈取出力軸38は、ミッションケース30の右側面30Bよりは突設されてはいない。2条刈り用のコンバインの場合には、前記右側面30Bより突設された刈取出力軸38に第2出力プーリ41を取付け、左側面30Aからは刈取出力軸38を突設させない。左側面30Aと第1出力プーリ40との間における刈取出力軸38には冷却用のファン42が取り付けてある。
刈取出力軸38への伝動系は次のようになっている。図11に示すように、ミッションケース30の入力軸31に刈取用の出力ギヤ59を取り付けるとともに、入力軸31と刈取出力軸38との中間位置に中間伝動軸60を架設し、この中間伝動軸60に入力ギヤ61と出力ギヤ62とを取付固定している。中間伝動軸60に取り付けられた入力軸61には小径ギヤ部61Aが設けてあり、この小径ギヤ部61Aと刈取出力軸38に遊転支承してある大径の低速伝達用ギヤ39Bとが咬合してある。一方、中間伝動軸60に取り付けられた出力ギヤ62には刈取出力軸38に遊転支承された小径の高速伝達用ギヤ39Aと咬合させて、刈取動力を刈取出力軸38に伝達構成するようにしてある。
図11に示すように、刈取出力軸38に平行に昇降用油圧ポンプ43に動力供給するポンプ軸44が架設され、刈取出力軸38に取付られている低速伝達用ギヤ39Bに入力ギヤ45を咬合させて、ポンプ軸44にエンジン動力が伝達されている。
図11及び12に示すように、ミッションケース30の左側面30A(一側面に相当)側には、走行用の静油圧式無段変速装置47が内装されるとともに、その静油圧式無段変速装置47の後方側に右側面側に凹入する凹入空間Eが形成されており、その凹入空間Eに向けて刈取出力軸38とその刈取出力軸38の先端に第1出力プーリ40が取り付けてある。刈取出力軸38より上方でその凹入空間Eに臨む状態で昇降用油圧ポンプ43が左側面に取付固定してある。
コンバインの全体側面図 刈取部の横スライド状況を示す平面図 刈取部の基部を示す側面図 刈取部の横スライド部構造を示す正面図 刈取部の横スライド部構造を示す側面図 刈取部の付け根部分を示す断面図 刈取部の横スライド部構造の要部を示す底面図 2条用のミッション構造を示す構成図 2条用のミッションの縦断面図 2条用のミッションの左側面を示す側面図 3条用のミッションの縦断面図 3条用のミッションの左側面を示す側面図 冷却ファンの別実施構造を示す正面図
符号の説明
2 走行機体
3 昇降シリンダ
4 刈取部
8 エンジン
9 主フレーム
18 刈取ステー
30 ミッションケース
31 入力軸
35 入力回転体
36 冷却用ファン
38 刈取出力軸
43 油圧ポンプ
70 揺動フレーム
70A 受止枠

Claims (3)

  1. 走行機体に一対の刈取ステーを立設するとともに、前記一対の刈取ステーに刈取部を搭載した主フレームを昇降シリンダによって昇降揺動自在に支持し、ミッションケースの一側面に前記昇降シリンダに圧油を供給する油圧ポンプを取り付け、前記油圧ポンプが前記一対の刈取ステーの間に配置されるように前記ミッションケースを設置してあるコンバイン。
  2. 前記ミッションケースにおける前記油圧ポンプの取付面とは反対側にエンジンからの動力伝達を受ける入力軸が設けてあり、前記入力軸に入力回転体を取付るとともに前記入力回転体に冷却ファンが設けてある請求項1記載のコンバイン。
  3. 前記一対の刈取ステーに亘って前記昇降シリンダで横軸芯周りに揺動駆動される揺動フレームを支持するとともに、前記揺動フレームの機体前方側に向けて延出した受止枠を前記一対の刈取ステーの一方に近接する片寄せ状態に配置しその受止枠で前記主フレームを受止めて昇降自在に構成し、前記受止枠の枠外でその受止枠に近接する前記一方の刈取ステーとは異なる他方の刈取ステーとの間に前記油圧ポンプを位置するように構成してある請求項1又は2記載のコンバイン。

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