JPH09232039A - シールド機構付き中継コネクタ - Google Patents
シールド機構付き中継コネクタInfo
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- JPH09232039A JPH09232039A JP8033975A JP3397596A JPH09232039A JP H09232039 A JPH09232039 A JP H09232039A JP 8033975 A JP8033975 A JP 8033975A JP 3397596 A JP3397596 A JP 3397596A JP H09232039 A JPH09232039 A JP H09232039A
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- H01—ELECTRIC ELEMENTS
- H01R—ELECTRICALLY-CONDUCTIVE CONNECTIONS; STRUCTURAL ASSOCIATIONS OF A PLURALITY OF MUTUALLY-INSULATED ELECTRICAL CONNECTING ELEMENTS; COUPLING DEVICES; CURRENT COLLECTORS
- H01R12/00—Structural associations of a plurality of mutually-insulated electrical connecting elements, specially adapted for printed circuits, e.g. printed circuit boards [PCB], flat or ribbon cables, or like generally planar structures, e.g. terminal strips, terminal blocks; Coupling devices specially adapted for printed circuits, flat or ribbon cables, or like generally planar structures; Terminals specially adapted for contact with, or insertion into, printed circuits, flat or ribbon cables, or like generally planar structures
- H01R12/70—Coupling devices
- H01R12/77—Coupling devices for flexible printed circuits, flat or ribbon cables or like structures
- H01R12/771—Details
- H01R12/775—Ground or shield arrangements
-
- H—ELECTRICITY
- H01—ELECTRIC ELEMENTS
- H01R—ELECTRICALLY-CONDUCTIVE CONNECTIONS; STRUCTURAL ASSOCIATIONS OF A PLURALITY OF MUTUALLY-INSULATED ELECTRICAL CONNECTING ELEMENTS; COUPLING DEVICES; CURRENT COLLECTORS
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- H01R12/70—Coupling devices
- H01R12/77—Coupling devices for flexible printed circuits, flat or ribbon cables or like structures
- H01R12/778—Coupling parts carrying sockets, clips or analogous counter-contacts
Abstract
(57)【要約】
【課題】 簡単な構成で、ノイズ対策を行なうことがで
きるシールド機構付き中継コネクタを提供すること。 【解決手段】 ケーブル側コネクタ３と基板側コネクタ
５との組合わせから成る中継コネクタ１において、ケー
ブル側コネクタ３のケーブル側インシュレータ３０及び
押圧部材３２にそれぞれ第１及び第２のシェル３３，３
４を装着し、基板側コネクタ５の基板側インシュレータ
５０に第３のシェル５２を装着し、これら第１乃至第３
のシェル３３，３４，５２をフレキシブルケーブル７の
シールド７２に導通させたことを特徴とする。
きるシールド機構付き中継コネクタを提供すること。 【解決手段】 ケーブル側コネクタ３と基板側コネクタ
５との組合わせから成る中継コネクタ１において、ケー
ブル側コネクタ３のケーブル側インシュレータ３０及び
押圧部材３２にそれぞれ第１及び第２のシェル３３，３
４を装着し、基板側コネクタ５の基板側インシュレータ
５０に第３のシェル５２を装着し、これら第１乃至第３
のシェル３３，３４，５２をフレキシブルケーブル７の
シールド７２に導通させたことを特徴とする。
Description
【０００１】
【発明の属する技術分野】本発明は、ＦＰＣ（Flexible
Printed Circuit）、ＦＦＣ（Flexible Flat Cable ）
等のフレキシブルケーブルに接続されたケーブル側コネ
クタと、プリント基板上に実装された基板側コネクタと
の組合わせから成り、フレキシブルケーブルとプリント
基板との間を中継する中継コネクタに属する。
Printed Circuit）、ＦＦＣ（Flexible Flat Cable ）
等のフレキシブルケーブルに接続されたケーブル側コネ
クタと、プリント基板上に実装された基板側コネクタと
の組合わせから成り、フレキシブルケーブルとプリント
基板との間を中継する中継コネクタに属する。
【０００２】
【従来の技術】ケーブル側コネクタと基板側コネクタと
の組合わせから成る従来の中継コネクタにおいては、ケ
ーブル側コネクタは、フレキシブルケーブルを受け入れ
るための開口部を有するケーブル側インシュレータと、
このケーブル側インシュレータ内に配置され、フレキシ
ブルケーブルの信号パターンに接触するケーブル側コン
タクトと、ケーブル側インシュレータに対して回動自在
に設けられ、フレキシブルケーブルをケーブル側コンタ
クトに押圧する押圧部材とを含んでおり、また、基板側
コネクタは、プリント基板上に配置される基板側インシ
ュレータと、この基板側インシュレータ内に配置され、
ケーブル側コンタクトに接触する基板側コンタクトとを
含んでいる。
の組合わせから成る従来の中継コネクタにおいては、ケ
ーブル側コネクタは、フレキシブルケーブルを受け入れ
るための開口部を有するケーブル側インシュレータと、
このケーブル側インシュレータ内に配置され、フレキシ
ブルケーブルの信号パターンに接触するケーブル側コン
タクトと、ケーブル側インシュレータに対して回動自在
に設けられ、フレキシブルケーブルをケーブル側コンタ
クトに押圧する押圧部材とを含んでおり、また、基板側
コネクタは、プリント基板上に配置される基板側インシ
ュレータと、この基板側インシュレータ内に配置され、
ケーブル側コンタクトに接触する基板側コンタクトとを
含んでいる。
【０００３】この種の中継コネクタは、パソコン等に使
用されている。
用されている。
【０００４】
【発明が解決しようとする課題】パソコン等で使用され
ている周波数は、現在高周波数になったが、この高周波
数成分は、電波になって飛び出し易く、他の機器に悪影
響を及ぼす。この悪影響を防ぐために、ノイズ対策が必
要と成るが、従来では、機器全体をシールドするように
成っている。しかしこのようなシールド対策では、機器
の構造が複雑になり、製造コストの高騰等の問題が生じ
る。
ている周波数は、現在高周波数になったが、この高周波
数成分は、電波になって飛び出し易く、他の機器に悪影
響を及ぼす。この悪影響を防ぐために、ノイズ対策が必
要と成るが、従来では、機器全体をシールドするように
成っている。しかしこのようなシールド対策では、機器
の構造が複雑になり、製造コストの高騰等の問題が生じ
る。
【０００５】簡単な構成で、シールド対策を行なうに
は、フレキシブルケーブルにシールドを備えたものを用
いれば良いが、従来、この種の中継コネクタでは、シー
ルドを備えたフレキシブルケーブルに対応するものは存
在しなかった。
は、フレキシブルケーブルにシールドを備えたものを用
いれば良いが、従来、この種の中継コネクタでは、シー
ルドを備えたフレキシブルケーブルに対応するものは存
在しなかった。
【０００６】従来、シールド付きフレキシブルケーブル
を使用した場合、フレキシブルケーブル内でシールドか
ら信号側へスルーホールにて接続し、信号用コンタクト
を利用して基板へ接続していた。従って、フレキシブル
ケーブルの加工が複雑になったり、或いは、コネクタや
フレキシブルケーブルにシールド用の端子を設ける必要
があり、この為、それらの芯数が多くなりコスト高の原
因となっていた。
を使用した場合、フレキシブルケーブル内でシールドか
ら信号側へスルーホールにて接続し、信号用コンタクト
を利用して基板へ接続していた。従って、フレキシブル
ケーブルの加工が複雑になったり、或いは、コネクタや
フレキシブルケーブルにシールド用の端子を設ける必要
があり、この為、それらの芯数が多くなりコスト高の原
因となっていた。
【０００７】それ故に、本発明の課題は、簡単な構成
で、ノイズ対策を行なうことができるシールド機構付き
中継コネクタを提供することにある。
で、ノイズ対策を行なうことができるシールド機構付き
中継コネクタを提供することにある。
【０００８】
【課題を解決するための手段】請求項１記載の発明によ
れば、フレキシブルケーブルに接続されたケーブル側コ
ネクタと、プリント基板上に実装された基板側コネクタ
との組合わせから成る中継コネクタであって、前記ケー
ブル側コネクタは、前記フレキシブルケーブルを受け入
れるための開口部を有するケーブル側インシュレータ
と、該ケーブル側インシュレータ内に配置され、前記フ
レキシブルケーブルの信号パターンに接触するケーブル
側コンタクトと、前記ケーブル側インシュレータに対し
て回動自在に設けられ、前記フレキシブルケーブルを前
記ケーブル側コンタクトに押圧する押圧部材とを含み、
前記基板側コネクタは、前記プリント基板上に配置され
る基板側インシュレータと、該基板側インシュレータ内
に配置され、前記ケーブル側コンタクトに接触する基板
側コンタクトとを含んでいる中継コネクタにおいて、前
記フレキシブルケーブルとして前記信号パターンの反対
側面にシールドが設けられたものが用いられ、前記ケー
ブル側インシュレータにこれを覆う第１のシェルが設け
られ、前記押圧部材にこれを覆うと共に前記シールドと
接触し、更に前記第１のシェルと導通する第２のシェル
が設けられ、前記基板側インシュレータにこれを覆うと
共に前記第１のシェルと導通する第３のシェルが設けら
れていることを特徴とするシールド機構付き中継コネク
タが得られる。
れば、フレキシブルケーブルに接続されたケーブル側コ
ネクタと、プリント基板上に実装された基板側コネクタ
との組合わせから成る中継コネクタであって、前記ケー
ブル側コネクタは、前記フレキシブルケーブルを受け入
れるための開口部を有するケーブル側インシュレータ
と、該ケーブル側インシュレータ内に配置され、前記フ
レキシブルケーブルの信号パターンに接触するケーブル
側コンタクトと、前記ケーブル側インシュレータに対し
て回動自在に設けられ、前記フレキシブルケーブルを前
記ケーブル側コンタクトに押圧する押圧部材とを含み、
前記基板側コネクタは、前記プリント基板上に配置され
る基板側インシュレータと、該基板側インシュレータ内
に配置され、前記ケーブル側コンタクトに接触する基板
側コンタクトとを含んでいる中継コネクタにおいて、前
記フレキシブルケーブルとして前記信号パターンの反対
側面にシールドが設けられたものが用いられ、前記ケー
ブル側インシュレータにこれを覆う第１のシェルが設け
られ、前記押圧部材にこれを覆うと共に前記シールドと
接触し、更に前記第１のシェルと導通する第２のシェル
が設けられ、前記基板側インシュレータにこれを覆うと
共に前記第１のシェルと導通する第３のシェルが設けら
れていることを特徴とするシールド機構付き中継コネク
タが得られる。
【０００９】請求項２記載の発明によれば、前記フレキ
シブルケーブルに第１の係合部が設けられ、前記押圧部
材に第２の係合部が設けられ、前記第１及び第２の係合
部は、前記押圧部材が前記フレキシブルケーブルを押圧
している時に互いに係合し、前記フレキシブルケーブル
の前記ケーブル側インシュレータからの抜けを防止する
ものであることを特徴とする請求項１記載のシールド機
構付き中継コネクタが得られる。
シブルケーブルに第１の係合部が設けられ、前記押圧部
材に第２の係合部が設けられ、前記第１及び第２の係合
部は、前記押圧部材が前記フレキシブルケーブルを押圧
している時に互いに係合し、前記フレキシブルケーブル
の前記ケーブル側インシュレータからの抜けを防止する
ものであることを特徴とする請求項１記載のシールド機
構付き中継コネクタが得られる。
【００１０】請求項３記載の発明によれば、前記第１の
係合部が切欠きであり、前記第２の係合部が凸部である
ことを特徴とする請求項２記載のシールド機構付き中継
コネクタが得られる。
係合部が切欠きであり、前記第２の係合部が凸部である
ことを特徴とする請求項２記載のシールド機構付き中継
コネクタが得られる。
【００１１】請求項４記載の発明によれば、前記第１の
係合部が穴であり、前記第２の係合部が凸部であること
を特徴とする請求項２記載のシールド機構付き中継コネ
クタが得られる。
係合部が穴であり、前記第２の係合部が凸部であること
を特徴とする請求項２記載のシールド機構付き中継コネ
クタが得られる。
【００１２】
【発明の実施の形態】図１は本発明の第１の実施形態に
よるシールド機構付き中継コネクタの断面図、図２は図
１に示す中継コネクタにおいて、ケーブル側コネクタを
フレキシブルケーブルに接続する直前の状態を示す断面
図、図３は図１に示す中継コネクタにおいて、ケーブル
側コネクタと基板側コネクタとを接続する前の状態を示
す断面図、図４は図１に示すケーブル側コネクタにおい
て、シェルを取り付ける前の状態の断面図、図５は図１
に示すケーブル側コネクタの斜視図、図６は図１に示す
ケーブル側コネクタに接続するフレキシブルケーブルの
要部の斜視図である。
よるシールド機構付き中継コネクタの断面図、図２は図
１に示す中継コネクタにおいて、ケーブル側コネクタを
フレキシブルケーブルに接続する直前の状態を示す断面
図、図３は図１に示す中継コネクタにおいて、ケーブル
側コネクタと基板側コネクタとを接続する前の状態を示
す断面図、図４は図１に示すケーブル側コネクタにおい
て、シェルを取り付ける前の状態の断面図、図５は図１
に示すケーブル側コネクタの斜視図、図６は図１に示す
ケーブル側コネクタに接続するフレキシブルケーブルの
要部の斜視図である。
【００１３】図１乃至図６を参照して、中継コネクタ１
は、ケーブル側コネクタ３と、基板側コネクタ５との組
合わせから成る。
は、ケーブル側コネクタ３と、基板側コネクタ５との組
合わせから成る。
【００１４】ケーブル側コネクタ３は、フレキシブルケ
ーブル７に接続されている。また、ケーブル側コネクタ
３は、ケーブル側インシュレータ３０と、ケーブル側コ
ンタクト３１と、押圧部材３２と、第１のシェル３３
と、第２のシェル３４とを有している。
ーブル７に接続されている。また、ケーブル側コネクタ
３は、ケーブル側インシュレータ３０と、ケーブル側コ
ンタクト３１と、押圧部材３２と、第１のシェル３３
と、第２のシェル３４とを有している。
【００１５】ケーブル側インシュレータ３０は、その嵌
合側と反対側に開口部３０ａを有している。この開口部
３０ａを通じて、フレキシブルケーブル７の一端部がケ
ーブル側インシュレータ３０内に挿入されるように成っ
ている。
合側と反対側に開口部３０ａを有している。この開口部
３０ａを通じて、フレキシブルケーブル７の一端部がケ
ーブル側インシュレータ３０内に挿入されるように成っ
ている。
【００１６】ケーブル側コンタクト３１は、ケーブル側
インシュレータ３０内に一列に複数圧入されている。こ
のケーブル側コンタクト３１は、ソケット型であり、接
触部３１ａ、端子部３１ｂ、及び枢支部３１ｃを有して
いる。接触部３１ａは後述する基板側コンタクト５１と
接触する部分である。端子部３１ｂは、フレキシブルケ
ーブル７の一端部で露出した信号パターン７０に接触し
導通する部分である。枢支部３１ｃは、押圧部材３２と
係合して、この押圧部材３２を回動自在に支持する部分
である。
インシュレータ３０内に一列に複数圧入されている。こ
のケーブル側コンタクト３１は、ソケット型であり、接
触部３１ａ、端子部３１ｂ、及び枢支部３１ｃを有して
いる。接触部３１ａは後述する基板側コンタクト５１と
接触する部分である。端子部３１ｂは、フレキシブルケ
ーブル７の一端部で露出した信号パターン７０に接触し
導通する部分である。枢支部３１ｃは、押圧部材３２と
係合して、この押圧部材３２を回動自在に支持する部分
である。
【００１７】押圧部材３２は、絶縁体から成り、この前
端部には、凹部３２ａが形成され、この凹部３２ａがケ
ーブル側コンタクト３１の枢支部３１ｃと噛み合うよう
に成っている。この噛合いにより、押圧部材３２は、上
述のように、枢支部３１ｃに枢支され、ケーブル側イン
シュレータ３０に対して回動自在に成っている。また、
この押圧部材３２の回動により、押圧部材３２は、ケー
ブル側インシュレータ３０の開口部３０ａの上部を開閉
するように成っており、更に、押圧部材３２は、開口部
３０ａの上部を閉じている状態の時に、フレキシブルケ
ーブル７の一端部をケーブル側コンタクト３１に押圧す
るように成っている。この押圧部材３２の両側には、側
壁３２ｂが形成されており、この側壁３２ｂの内側に
は、凸部３２ｃが形成されている。この凸部３２ｃは、
押圧部材３２が開口部３０ａを閉じると、フレキシブル
ケーブル７の先端部近傍の両側に形成された切欠き７１
に嵌入し、一旦この状態になると、フレキシブルケーブ
ル７を引っ張っても押圧部材３２が開かず、従って、フ
レキシブルケーブル７が抜けないように成っている。
尚、フレキシブルケーブル７に形成した切欠き７１の変
わりに凸部３２ｃを受け入れる穴を形成しても良い。
端部には、凹部３２ａが形成され、この凹部３２ａがケ
ーブル側コンタクト３１の枢支部３１ｃと噛み合うよう
に成っている。この噛合いにより、押圧部材３２は、上
述のように、枢支部３１ｃに枢支され、ケーブル側イン
シュレータ３０に対して回動自在に成っている。また、
この押圧部材３２の回動により、押圧部材３２は、ケー
ブル側インシュレータ３０の開口部３０ａの上部を開閉
するように成っており、更に、押圧部材３２は、開口部
３０ａの上部を閉じている状態の時に、フレキシブルケ
ーブル７の一端部をケーブル側コンタクト３１に押圧す
るように成っている。この押圧部材３２の両側には、側
壁３２ｂが形成されており、この側壁３２ｂの内側に
は、凸部３２ｃが形成されている。この凸部３２ｃは、
押圧部材３２が開口部３０ａを閉じると、フレキシブル
ケーブル７の先端部近傍の両側に形成された切欠き７１
に嵌入し、一旦この状態になると、フレキシブルケーブ
ル７を引っ張っても押圧部材３２が開かず、従って、フ
レキシブルケーブル７が抜けないように成っている。
尚、フレキシブルケーブル７に形成した切欠き７１の変
わりに凸部３２ｃを受け入れる穴を形成しても良い。
【００１８】第１のシェル３３は、導電性を有し、ケー
ブル側インシュレータ３０を覆う。この第１のシェル３
３の側壁の略中央部には、ケーブル側インシュレータ３
０と係合する係合部３３ａが形成されている。また、第
１のシェル３３の側壁の後端部の上部には、第２のシェ
ル３４と接触する接触部３３ｂが形成されている。
ブル側インシュレータ３０を覆う。この第１のシェル３
３の側壁の略中央部には、ケーブル側インシュレータ３
０と係合する係合部３３ａが形成されている。また、第
１のシェル３３の側壁の後端部の上部には、第２のシェ
ル３４と接触する接触部３３ｂが形成されている。
【００１９】第２のシェル３４は、導電性を有し、押圧
部材３２を覆っている。第２のシェル３４の両側には、
第１のシェル３３の接触部３３ｂと接触する接触部３４
ａが形成されている。押圧部材３２が開口部３０ａを閉
じた状態にある時に、第２のシェル３４の接触部３４ａ
は、上述のように、第１のシェル３３の接触部３３ｂと
接触し導通し、更に、第２のシェル３４の底面は、フレ
キシブルケーブル７の信号パターン７０と反対側面に形
成されたシールド７２と接触し導通するように成ってい
る。
部材３２を覆っている。第２のシェル３４の両側には、
第１のシェル３３の接触部３３ｂと接触する接触部３４
ａが形成されている。押圧部材３２が開口部３０ａを閉
じた状態にある時に、第２のシェル３４の接触部３４ａ
は、上述のように、第１のシェル３３の接触部３３ｂと
接触し導通し、更に、第２のシェル３４の底面は、フレ
キシブルケーブル７の信号パターン７０と反対側面に形
成されたシールド７２と接触し導通するように成ってい
る。
【００２０】因みに、上述のケーブル側コネクタ３の組
立手順を説明すると、先ず、ケーブル側コンタクト３１
をケーブル側インシュレータ３０に圧入し、次に、押圧
部材３２に第２のシェル３４を被せ、この押圧部材３２
の凹部３２ａが下端に位置する状態にして凹部３２ａを
ケーブル側コンタクト３１の枢支部３１ｃに噛み合わせ
る。次に、ケーブル側インシュレータ３０に第１のシェ
ル３３を被せる。最後に、フレキシブルケーブル７の先
端部を開口部３０ａを通じてケーブル側インシュレータ
３０内に挿入し、その後、押圧部材３２をフレキシブル
ケーブル７の方へ回動させながら、押圧部材３２の凸部
３２ｃをフレキシブルケーブル７の切欠き７１内に挿入
させ、最終的に、押圧部材３２でフレキシブルケーブル
７の先端部で露出した信号パターン７０をケーブル側コ
ンタクト３１の端子部３１ｂに圧接させると共に、フレ
キシブルケーブル７のシールド７２に第２のシェル３４
を圧接させる。以上の手順により、本実施形態のケーブ
ル側コネクタ３は組み立てられる。
立手順を説明すると、先ず、ケーブル側コンタクト３１
をケーブル側インシュレータ３０に圧入し、次に、押圧
部材３２に第２のシェル３４を被せ、この押圧部材３２
の凹部３２ａが下端に位置する状態にして凹部３２ａを
ケーブル側コンタクト３１の枢支部３１ｃに噛み合わせ
る。次に、ケーブル側インシュレータ３０に第１のシェ
ル３３を被せる。最後に、フレキシブルケーブル７の先
端部を開口部３０ａを通じてケーブル側インシュレータ
３０内に挿入し、その後、押圧部材３２をフレキシブル
ケーブル７の方へ回動させながら、押圧部材３２の凸部
３２ｃをフレキシブルケーブル７の切欠き７１内に挿入
させ、最終的に、押圧部材３２でフレキシブルケーブル
７の先端部で露出した信号パターン７０をケーブル側コ
ンタクト３１の端子部３１ｂに圧接させると共に、フレ
キシブルケーブル７のシールド７２に第２のシェル３４
を圧接させる。以上の手順により、本実施形態のケーブ
ル側コネクタ３は組み立てられる。
【００２１】次に、本実施形態の基板側コネクタ５につ
いて説明する。この基板側コネクタ５は、基板側インシ
ュレータ５０と、基板側コンタクト５１と、第３のシェ
ル５２とを有している。
いて説明する。この基板側コネクタ５は、基板側インシ
ュレータ５０と、基板側コンタクト５１と、第３のシェ
ル５２とを有している。
【００２２】基板側インシュレータ５０は、プリント基
板（図示せず）上に配置される。この基板側インシュレ
ータ５０は、略直方体状である。
板（図示せず）上に配置される。この基板側インシュレ
ータ５０は、略直方体状である。
【００２３】基板側コンタクト５１は、ケーブル側コネ
クタ３のケーブル側コンタクト３１と接触させるため
に、これらケーブル側コンタクト３１に対応させて基板
側インシュレータ５０内に複数圧入されている。この基
板側コンタクト５１は、ピン型であり、接触部５１ａ、
及び端子部５１ｂを有している。接触部５１ａは、ケー
ブル側コンタクト３１の接触部３１ａと接触する部分で
ある。端子部５１ｂは、プリント基板の信号パターンに
半田付けされる部分である。
クタ３のケーブル側コンタクト３１と接触させるため
に、これらケーブル側コンタクト３１に対応させて基板
側インシュレータ５０内に複数圧入されている。この基
板側コンタクト５１は、ピン型であり、接触部５１ａ、
及び端子部５１ｂを有している。接触部５１ａは、ケー
ブル側コンタクト３１の接触部３１ａと接触する部分で
ある。端子部５１ｂは、プリント基板の信号パターンに
半田付けされる部分である。
【００２４】第３のシェル５２は、基板側インシュレー
タ５０覆うと共に、この基板側インシュレータ５０から
突出した接触部５１ａを取り囲み、更に、ケーブル側コ
ネクタ３の嵌合側端部を受け入れるように成っている。
この第３のシェル５２は、プリント基板に形成されたグ
ランドパターンに半田付けされる接続部５２ａを有して
いる。また、この第３のシェル５２は、これがケーブル
側コネクタ３の嵌合側端部を受け入れた状態の時に、第
１のシェル３３と接触し導通するように成っている。従
って、本実施形態の中継コネクタ１は、ケーブル側コネ
クタ３と基板側コネクタ５とが接続された状態の時に、
第１乃至第３のシェル３３，３４，５２がアースされる
ので、シールド効果が生じるように成っている。
タ５０覆うと共に、この基板側インシュレータ５０から
突出した接触部５１ａを取り囲み、更に、ケーブル側コ
ネクタ３の嵌合側端部を受け入れるように成っている。
この第３のシェル５２は、プリント基板に形成されたグ
ランドパターンに半田付けされる接続部５２ａを有して
いる。また、この第３のシェル５２は、これがケーブル
側コネクタ３の嵌合側端部を受け入れた状態の時に、第
１のシェル３３と接触し導通するように成っている。従
って、本実施形態の中継コネクタ１は、ケーブル側コネ
クタ３と基板側コネクタ５とが接続された状態の時に、
第１乃至第３のシェル３３，３４，５２がアースされる
ので、シールド効果が生じるように成っている。
【００２５】図７は本発明の第２の実施形態によるシー
ルド機構付き中継コネクタの断面図、図８は図７に示す
中継コネクタにおいて、ケーブル側コネクタをフレキシ
ブルケーブルに接続する直前の状態を示す断面図、図９
は図７に示す中継コネクタにおいて、ケーブル側コネク
タと基板側コネクタとを接続する前の状態を示す断面
図、図１０は図７に示すケーブル側コネクタにおいて、
シェルを取り付ける前の状態の断面図である。
ルド機構付き中継コネクタの断面図、図８は図７に示す
中継コネクタにおいて、ケーブル側コネクタをフレキシ
ブルケーブルに接続する直前の状態を示す断面図、図９
は図７に示す中継コネクタにおいて、ケーブル側コネク
タと基板側コネクタとを接続する前の状態を示す断面
図、図１０は図７に示すケーブル側コネクタにおいて、
シェルを取り付ける前の状態の断面図である。
【００２６】本実施形態は、第１の実施形態と形状は異
なるが、構造は第１の実施形態と略同じであるので、第
１の実施形態と同じ部分については、第１の実施形態と
同じ参照番号を付してその説明を省略し、第１の実施形
態と構成の違う部分についてのみ説明をする。
なるが、構造は第１の実施形態と略同じであるので、第
１の実施形態と同じ部分については、第１の実施形態と
同じ参照番号を付してその説明を省略し、第１の実施形
態と構成の違う部分についてのみ説明をする。
【００２７】本実施形態の中継コネクタは、第１乃至第
３のシェルの構造が異なっている。本実施形態の場合、
第１のシェル３３は、ケーブル側インシュレータ３０の
後端部、及び底面を覆うように成っており、ケーブル側
インシュレータ３０の上面を覆っていない。その代わり
に、第３のシェル５２の上面が延びており、この上面
が、ケーブル側コネクタ３と基板側コネクタ５とを接続
した状態において、ケーブル側インシュレータ３０の上
面を覆うように成っている。また、この第３のシェル５
２の上面先端部、及び底面先端部にそれぞれ接触部５２
ｂ，５２ｃが形成されており、第１のシェル３３の底面
に、ケーブル側コネクタ３と基板側コネクタ５の接続時
に、第３のシェル５２の接触部５２ｃと接触し導通する
接触部３３ｃが形成され、同様に、第２のシェル３４
に、ケーブル側コネクタ３と基板側コネクタ５の接続時
に、第３のシェル５２の接触部５２ｂと接触し導通する
接触部３４ｂが形成されている。また、この第２のシェ
ル３４は、その側面で第１のシェル３３に接触し導通す
るように成っている。
３のシェルの構造が異なっている。本実施形態の場合、
第１のシェル３３は、ケーブル側インシュレータ３０の
後端部、及び底面を覆うように成っており、ケーブル側
インシュレータ３０の上面を覆っていない。その代わり
に、第３のシェル５２の上面が延びており、この上面
が、ケーブル側コネクタ３と基板側コネクタ５とを接続
した状態において、ケーブル側インシュレータ３０の上
面を覆うように成っている。また、この第３のシェル５
２の上面先端部、及び底面先端部にそれぞれ接触部５２
ｂ，５２ｃが形成されており、第１のシェル３３の底面
に、ケーブル側コネクタ３と基板側コネクタ５の接続時
に、第３のシェル５２の接触部５２ｃと接触し導通する
接触部３３ｃが形成され、同様に、第２のシェル３４
に、ケーブル側コネクタ３と基板側コネクタ５の接続時
に、第３のシェル５２の接触部５２ｂと接触し導通する
接触部３４ｂが形成されている。また、この第２のシェ
ル３４は、その側面で第１のシェル３３に接触し導通す
るように成っている。
【００２８】
【発明の効果】本発明は、第１乃至第３のシェルをグラ
ンドに接続するようにしたので、ノイズを防止すること
ができる。
ンドに接続するようにしたので、ノイズを防止すること
ができる。
【００２９】しかも、本発明は、簡単な構成でノイズ対
策を行うことができる。
策を行うことができる。
【図１】本発明の第１の実施形態によるシールド機構付
き中継コネクタの断面図である。
き中継コネクタの断面図である。
【図２】図１に示す中継コネクタにおいて、ケーブル側
コネクタをフレキシブルケーブルに接続する直前の状態
を示す断面図である。
コネクタをフレキシブルケーブルに接続する直前の状態
を示す断面図である。
【図３】図１に示す中継コネクタにおいて、ケーブル側
コネクタと基板側コネクタとを接続する前の状態を示す
断面図である。
コネクタと基板側コネクタとを接続する前の状態を示す
断面図である。
【図４】図１に示すケーブル側コネクタにおいて、シェ
ルを取り付ける前の状態の断面図である。
ルを取り付ける前の状態の断面図である。
【図５】図１に示すケーブル側コネクタの斜視図であ
る。
る。
【図６】図１に示すケーブル側コネクタに接続するフレ
キシブルケーブルの要部の斜視図である。
キシブルケーブルの要部の斜視図である。
【図７】本発明の第２の実施形態によるシールド機構付
き中継コネクタの断面図である。
き中継コネクタの断面図である。
【図８】図７に示す中継コネクタにおいて、ケーブル側
コネクタをフレキシブルケーブルに接続する直前の状態
を示す断面図である。
コネクタをフレキシブルケーブルに接続する直前の状態
を示す断面図である。
【図９】図７に示す中継コネクタにおいて、ケーブル側
コネクタと基板側コネクタとを接続する前の状態を示す
断面図である。
コネクタと基板側コネクタとを接続する前の状態を示す
断面図である。
【図１０】図７に示すケーブル側コネクタにおいて、シ
ェルを取り付ける前の状態の断面図である。
ェルを取り付ける前の状態の断面図である。
１ 中継コネクタ ３ ケーブル側コネクタ ５ 基板側コネクタ ７ フレキシブルケーブル ３０ ケーブル側インシュレータ ３０ａ 開口部 ３１ ケーブル側コンタクト ３２ 押圧部材 ３２ｃ 凸部 ３３ 第１のシェル ３４ 第２のシェル ５０ 基板側インシュレータ ５１ 基板側コンタクト ５２ 第３のシェル ７０ 信号パターン ７１ 切欠き ７２ シールド
Claims (4)
- 【請求項１】 フレキシブルケーブルに接続されたケー
ブル側コネクタと、プリント基板上に実装された基板側
コネクタとの組合わせから成る中継コネクタであって、 前記ケーブル側コネクタは、前記フレキシブルケーブル
を受け入れるための開口部を有するケーブル側インシュ
レータと、該ケーブル側インシュレータ内に配置され、
前記フレキシブルケーブルの信号パターンに接触するケ
ーブル側コンタクトと、前記ケーブル側インシュレータ
に対して回動自在に設けられ、前記フレキシブルケーブ
ルを前記ケーブル側コンタクトに押圧する押圧部材とを
含み、 前記基板側コネクタは、前記プリント基板上に配置され
る基板側インシュレータと、該基板側インシュレータ内
に配置され、前記ケーブル側コンタクトに接触する基板
側コンタクトとを含んでいる中継コネクタにおいて、 前記フレキシブルケーブルとして前記信号パターンの反
対側面にシールドが設けられたものが用いられ、 前記ケーブル側インシュレータにこれを覆う第１のシェ
ルが設けられ、 前記押圧部材にこれを覆うと共に前記シールドと接触
し、更に前記第１のシェルと導通する第２のシェルが設
けられ、 前記基板側インシュレータにこれを覆うと共に前記第１
のシェルと導通する第３のシェルが設けられていること
を特徴とするシールド機構付き中継コネクタ。 - 【請求項２】 前記フレキシブルケーブルに第１の係合
部が設けられ、前記押圧部材に第２の係合部が設けら
れ、前記第１及び第２の係合部は、前記押圧部材が前記
フレキシブルケーブルを押圧している時に互いに係合
し、前記フレキシブルケーブルの前記ケーブル側インシ
ュレータからの抜けを防止するものであることを特徴と
する請求項１記載のシールド機構付き中継コネクタ。 - 【請求項３】 前記第１の係合部が切欠きであり、前記
第２の係合部が凸部であることを特徴とする請求項２記
載のシールド機構付き中継コネクタ。 - 【請求項４】 前記第１の係合部が穴であり、前記第２
の係合部が凸部であることを特徴とする請求項２記載の
シールド機構付き中継コネクタ。
Priority Applications (2)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP8033975A JP2913156B2 (ja) | 1996-02-21 | 1996-02-21 | シールド機構付き中継コネクタ |
| US08/795,600 US5738545A (en) | 1996-02-21 | 1997-02-05 | Connection device which is electromagnetically shielded with simple structure |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP8033975A JP2913156B2 (ja) | 1996-02-21 | 1996-02-21 | シールド機構付き中継コネクタ |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH09232039A true JPH09232039A (ja) | 1997-09-05 |
| JP2913156B2 JP2913156B2 (ja) | 1999-06-28 |
Family
ID=12401499
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP8033975A Expired - Lifetime JP2913156B2 (ja) | 1996-02-21 | 1996-02-21 | シールド機構付き中継コネクタ |
Country Status (2)
| Country | Link |
|---|---|
| US (1) | US5738545A (ja) |
| JP (1) | JP2913156B2 (ja) |
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| US6821158B2 (en) | 2001-05-25 | 2004-11-23 | Matsushita Electric Works, Ltd. | Connector |
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| JP2006210051A (ja) * | 2005-01-26 | 2006-08-10 | Omron Corp | コネクタ |
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