JPH09231065A - プログラム変更可能な電子制御装置 - Google Patents

プログラム変更可能な電子制御装置

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JPH09231065A
JPH09231065A JP8033378A JP3337896A JPH09231065A JP H09231065 A JPH09231065 A JP H09231065A JP 8033378 A JP8033378 A JP 8033378A JP 3337896 A JP3337896 A JP 3337896A JP H09231065 A JPH09231065 A JP H09231065A
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JP
Japan
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volatile memory
program
microcomputer
area
communication
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JP8033378A
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Inventor
Naoki Hayashi
直樹 林
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Panasonic Holdings Corp
Original Assignee
Matsushita Electric Industrial Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 プログラム変更可能な電子制御装置におい
て、不揮発性メモリーを取り外さずにプログラムを変更
可能にする。 【解決手段】 1個のフラッシュメモリー13の下位領
域18及び上位領域19にプログラム変更手段24及び
25をそれぞれ設け、プログラムを変更するときにはプ
ログラム変更手段24をRAM12の一時記憶領域26
に転送し、マイクロコンピュータ11は一時記憶領域2
6からプログラムコードを読み取って、フラッシュメモ
リー13の消去及び書き込みを行うことで、シリアル通
信回路15を通じてプログラムを変更でき、不揮発性メ
モリーを取り外す手間が省ける。また、プログラム変更
手段を2箇所に設けることで、停電時の復旧も容易に行
える。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、マイクロコンピュ
ータを内蔵した電子制御装置での、プログラム変更可能
な電子制御装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】以下、従来のプログラム変更可能な電子
制御装置について説明する。
【0003】従来のプログラム変更可能な電子制御装置
は、ICソケットを用いて不揮発性メモリーの取り付け
を行っており、プログラムの変更を行う場合は、ICソ
ケットから不揮発性メモリーを取り外してプログラムを
書き換える必要があった。しかし、この不揮発性メモリ
ーの取り外しは大変な作業であった。
【0004】また、不揮発性メモリーを外さずにプログ
ラムを変更する方法として、シリアル通信機能を備え、
電気的に消去及び書き込み可能な不揮発性メモリーを使
用する方法もあった。このようなシリアル通信可能な不
揮発性メモリーを利用した技術としては、例えば特開平
3−186927号公報がある。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】しかしながらこのよう
な従来の構成では、プログラムを変更する時に、装置を
分解して不揮発性メモリーを取り外すといった手間を省
くため、シリアル通信可能な不揮発性メモリーを利用し
ているが、プログラム変更専用に、通信端子を設ける必
要があり、装置が大型化してしまうという問題があっ
た。
【0006】本発明は、このような問題点を解決するも
ので、本体を分解せずにプログラムの交換ができるとと
もに、通常のデータをやりとりする通信手段と、プログ
ラムの変更を行うための通信手段とを共通化すること
で、電気回路の構成を簡略化し、小型のプログラム変更
可能な電子制御装置を提供することを目的としたもので
ある。
【0007】
【課題を解決するための手段】この目的を達成するため
に、本発明のプログラム変更可能な電子制御装置は、不
揮発性メモリーが、当該不揮発性メモリーに記憶された
プログラムコードを揮発性メモリーに転送する転送手段
と、当該不揮発性メモリー自体の消去及び書き込みを行
うための不揮発性メモリー制御手段と、外部との通信を
制御する通信制御手段とからなる、プログラム変更手段
を備えた構成としたものである。
【0008】これにより、プログラム変更を行うときマ
イクロコンピュータは、プログラム変更手段を一旦揮発
性メモリーに転送して、この揮発性メモリーからプログ
ラムコードを読み取って動作できるため、通信手段から
プログラムコードを読み取って、不揮発性メモリーに書
き込むことができる。
【0009】
【発明の実施の形態】本発明の請求項1に記載の発明
は、マイクロコンピュータと、このマイクロコンピュー
タに内蔵もしくは接続され、プログラムコード及びデー
タを一時的に記憶するための揮発性メモリーと、前記マ
イクロコンピュータに接続され、プログラムコード及び
データを記憶するための1個の不揮発性メモリーと、前
記マイクロコンピュータに接続され、外部とのデータの
やりとりを行うための通信手段とを備え、前記不揮発性
メモリーには、当該不揮発性メモリーに記憶されたプロ
グラムコードを揮発性メモリーに転送する転送手段と、
当該不揮発性メモリー自体の消去及び書き込みを行うた
めの不揮発性メモリー制御手段と、外部との通信を制御
する通信制御手段とからなるプログラム変更手段を備え
た構成としたもので、これにより、プログラム変更を行
うときマイクロコンピュータは、プログラム変更手段を
一旦揮発性メモリーに転送して、揮発性メモリーからプ
ログラムコードを読み取って動作できるため、装置を分
解することなく、通信手段からプログラムコードを読み
取って、不揮発性メモリーに書き込むことができ、プロ
グラム変更専用の通信手段を設ける必要がない。
【0010】請求項2に記載の発明は、不揮発性メモリ
ーを、領域毎に消去及び書き換えが可能な少なくとも2
つの領域に分割し、プログラム変更手段を少なくとも2
つの異なる領域にそれぞれ備えるとともに、マイクロコ
ンピュータ起動時に前記プログラム変更手段を備えた領
域の何れかを選択して実行できる領域選択手段とを備え
たものであり、プログラム変更手段を揮発性メモリーに
転送した後、不揮発性メモリーの何れか1つの領域の消
去及び書き込みを行った後に、別の領域の消去及び書き
込みを行うことで、停電など不慮の事態によって、1つ
の領域のプログラム変更手段及び揮発性メモリーに転送
されたプログラム変更手段が消失した場合でも、領域選
択手段によって、マイクロコンピュータは別の領域から
プログラムを読み取ることができ、その領域にもプログ
ラム変更手段を備えているため、不慮の事態で消失した
領域を復旧できる。
【0011】請求項3に記載の発明は、不揮発性メモリ
ーの領域を選択するための領域選択手段は、アドレスの
上位ビットの一部を強制的に0または1に固定するため
のスイッチとしたもので、請求項2に記載の領域選択手
段を簡単な回路で実現でき、装置を小型化できる。
【0012】請求項4に記載の発明は、不揮発性メモリ
ーが、当該不揮発性メモリーに記憶されたプログラムコ
ードを揮発性メモリーに転送する転送手段と、外部との
通信を制御する通信制御手段とを備え、通信手段から不
揮発性メモリーの消去及び書き込みを行うための不揮発
性メモリー制御手段を取り込んで前記揮発性メモリーに
転送できるもので、不揮発性メモリー制御手段を外部か
ら変更できるため、プログラム変更の自由度が向上す
る。
【0013】請求項5に記載の発明は、不揮発性メモリ
ーを、領域毎に消去及び書き換えが可能な少なくとも2
つの領域に分割し、転送手段及び通信手段を少なくとも
2つの異なる領域にそれぞれ備えるとともに、マイクロ
コンピュータ起動時に前記転送手段及び通信手段を備え
た領域の何れかを選択して実行できる領域選択手段とを
備え、転送手段及び通信手段を揮発性メモリーに転送し
た後、通信手段から不揮発性メモリーの消去及び書き込
みを行うための不揮発性メモリー制御手段を取り込んで
前記揮発性メモリーに転送できるもので、不揮発性メモ
リーの何れか1つの領域の消去及び書き込みを行った後
に、別の領域への書き込みを行うことで、停電など不慮
の事態によって、不慮の事態で消失した領域を復旧でき
る。
【0014】請求項6に記載の発明は、不揮発性メモリ
ーの領域を選択するための領域選択手段は、アドレスの
上位ビットの一部を強制的に0または1に固定するため
のスイッチとしたもので、請求項5に記載の領域選択手
段を簡単な回路で実現でき、装置を小型化できる。
【0015】以下、本発明の実施の形態について図1及
び図2を用いて説明する。 (実施の形態1)図1は本発明の実施の形態1における
プログラム変更可能な電子制御装置(以下電子制御装置
という)の構成図を示している。図1において、本実施
の形態の電子制御装置は、装置全体の制御をつかさどる
マイクロコンピュータ11と、このマイクロコンピュー
タ11に内蔵もしくは接続された揮発性メモリーとして
のランダムアクセスメモリー(以下RAMという)12
と、マイクロコンピュータ11に接続された不揮発性メ
モリーとしてのフラッシュメモリー13と、マイクロコ
ンピュータ11の上位アドレス線16とフラッシュメモ
リー13の上位アドレス線17との間に接続された領域
選択手段としてのスイッチ回路14と、マイクロコンピ
ュータ11に接続され外部とのデータのやりとりを行う
ための通信手段としてRS−232Cなどのシリアル通
信回路15とから構成されている。また、フラッシュメ
モリー13は内部で下位領域18と上位領域19に分か
れており、この領域毎に一括消去及び追加書き込みが可
能になっており、それぞれの領域には、電源投入時にマ
イクロコンピュータ11の動作を開始するための起動手
段20、フラッシュメモリー13に記憶されているデー
タをRAM12に転送するための転送手段21、フラッ
シュメモリー13の消去及び書き込みを行うための不揮
発性メモリー制御手段22、及び外部との通信の制御を
行う通信制御手段23とからなるプログラム変更手段2
4及び25がプログラムの形式で記憶されている。ま
た、RAM12には前記プログラム変更手段24もしく
は25を記憶するための一時記憶領域26を備えてい
る。
【0016】以上のように構成された電子制御装置につ
いて、以下にその動作を説明する。電子制御装置は組立
段階において、専用の書き込み機を用いてフラッシュメ
モリー13に、下位領域18にプログラム変更手段24
を、上位領域19にプログラム変更手段25をあらかじ
め書き込んだ状態で取り付けられる。電子制御装置は通
常、マイクロコンピュータ11がフラッシュメモリー1
3からプログラムコードを逐次読み取って実行すること
で動作するので、電源投入時、マイクロコンピュータ1
1はフラッシュメモリー13から起動手段20を読み取
って動作し、外部との通信を行う場合、マイクロコンピ
ュータ11はフラッシュメモリー13から通信制御手段
23を逐次読み取って、外部とのデータのやりとりを行
う。
【0017】電子制御装置のプログラムを変更する場合
は、フラッシュメモリー13に記録されている内容を更
新する必要があるが、フラッシュメモリー13はその特
性上、消去及び書き込みを行うためには外部からの信号
制御が必要であり、消去及び書き込みを行っている最中
はフラッシュメモリー13はマイクロコンピュータ11
にプログラムコードを転送できないためマイクロコンピ
ュータ11は動作を停止してしまう。そこで、本実施の
形態でプログラムを変更する場合、まずマイクロコンピ
ュータ11はプログラム変更を行う指令をシリアル通信
回路15から受信し、フラッシュメモリー13に記録さ
れている転送手段21を用いて、不揮発性メモリー制御
手段22及び、通信制御手段23からなるプログラム変
更手段24をRAM12の一時記憶領域26に転送す
る。この階段までマイクロコンピュータ11はフラッシ
ュメモリー13からプログラムコードを読み取って動作
する。次にマイクロコンピュータ11はプログラムコー
ドの読み取り先をRAM12に変更し、一時記憶領域2
6に記憶された不揮発性メモリー制御手段22を逐次読
み取って、フラッシュメモリー13の下位領域18を消
去する。次にマイクロコンピュータ11は一時記憶領域
26に記憶された通信制御手段23を用いて、シリアル
通信回路15を経由して外部から変更後のプログラムを
読み取り、フラッシュメモリー13の下位領域18に変
更後のプログラムを書き込むとともに、一時記憶領域2
6に記憶されているプログラム変更手段24を再度フラ
ッシュメモリー13の下位領域18に書き込む。下位領
域18への書き込みが完全に完了した後、マイクロコン
ピュータ11はフラッシュメモリー13の下位領域18
の消去及び書き込みと同様の手順で上位領域19の消去
及び書き込みを行うことで、フラッシュメモリー13全
てのプログラム変更を完了する。プログラム変更完了後
及び、プログラム変更を行わない場合、マイクロコンピ
ュータ11はRAM12の一時記憶領域26を他の用途
に使用できる。
【0018】以上のように、本実施の形態によれば、R
S−232Cなど、汎用のシリアル通信回路を用いてプ
ログラムの変更ができるので、プログラム変更時に本体
を分解する手間が省けるとともに、フラッシュメモリー
が1個でも変更が可能なため、プログラム変更専用の不
揮発性メモリーや、通信回路を設ける必要がなくなり、
装置を小型化できる。
【0019】次に、本実施の形態による電子制御装置
が、プログラム変更時に停電など不慮の事態で電源が切
れてしまった場合の動作について説明する。
【0020】本実施の形態による電子制御装置のプログ
ラム変更中に電源が切られた場合、フラッシュメモリー
13の下位領域18のデータが消去されてしまう可能性
があり、この状態で再度電源を入れてもマイクロコンピ
ュータ11はフラッシュメモリー13から正規のプログ
ラムコードを読み取ることができない。このような場
合、通常は、フラッシュメモリー13を取り外し、専用
書き込み機で再度書き込みを行う必要があるが、フラッ
シュメモリー13はプリント基板に半田付けされている
場合が多く、非常に手間のかかるものである。したがっ
て、本実施の形態ではフラッシュメモリーの下位領域1
8の変更が完了した後、上位領域19の変更を行うた
め、たとえ一方のデータが完全に消失しても、他方のデ
ータは残っている。
【0021】仮に、フラッシュメモリー13の上位領域
19のデータが消失した場合、マイクロコンピュータ1
1はフラッシュメモリー13の下位領域18のプログラ
ム変更手段24を用いて、上位領域19のみを変更すれ
ばよい。
【0022】次に、フラッシュメモリー13の下位領域
18のデータが消失した場合、スイッチ回路14のスイ
ッチを切り換える。スイッチ回路14は通常フラッシュ
メモリーの最上位アドレス線17とそれに対応するマイ
クロコンピュータのアドレス線16とが接続する形にな
っており、通常、電源を入れるとこの線には「0」の信
号が流れるが、スイッチを切り換えることによって、ア
ドレス線16と17とを切り離し、アドレス線17のみ
が強制的に「1」になるように構成されている。アドレ
ス線16が強制的に「1」になった場合、マイクロコン
ピュータ11は電源オンと同時にフラッシュメモリー1
3の上位領域19からプログラムコードを読み取って動
作できるので、上位領域19に記載されているプログラ
ム変更手段25をRAM12の一時記憶領域26に転送
した後、スイッチを元に戻して、アドレス線16と17
を接続することで、フラッシュメモリー13の下位領域
18にデータを書き込むことができる。
【0023】以上のように、本実施の形態によれば、プ
ログラム変更時に万が一電源が切断されても、フラッシ
ュメモリー13を取り外さずにプログラムの変更が可能
になる。
【0024】なお、本実施の形態での領域選択手段は、
上位のアドレス線をスイッチで切り離すだけのものであ
るが、外来ノイズなどの影響を除去するため、ゲート回
路を用いてゲート信号をスイッチや外部からの信号でオ
ン/オフするほうが望ましい。また、プログラム変更中
に、どの領域の変更を完了したかを表示する機能や、領
域選択のためのスイッチを切り換えてもよいかどうかを
表示する機能、1つの領域が完全に変更できたかどうか
を確認するためのチェックコードを追加した方が使い勝
手が向上する。
【0025】(実施の形態2)図2は本発明の実施の形
態2におけるプログラム変更可能な電子制御装置の構成
図を示している。図2においては、プログラム変更手段
34及び35の中に不揮発性メモリー制御手段22が含
まれず、外部から受信する以外は、図1で説明した実施
の形態1と同一の構成であるため説明を割愛する。
【0026】以上のように構成された電子制御装置につ
いて、プログラム変更を行う場合の動作を以下に説明す
る。
【0027】本実施の形態でプログラムを変更する場
合、まずマイクロコンピュータ11はプログラム変更を
行う指令をシリアル通信回路15から受信し、フラッシ
ュメモリー33に記録されている転送手段21を用い
て、通信制御手段23をRAM12の一時記憶領域26
に転送する。この段階までマイクロコンピュータ11は
フラッシュメモリー33からプログラムコードを読み取
って動作する。次にマイクロコンピュータ11はプログ
ラムコードの読み取り先をRAM12に変更し、通信制
御手段23を用いて、シリアル通信回路15を経由して
外部から不揮発性メモリー制御手段22を受信して、一
時記憶領域26に記憶する。次に、この不揮発性メモリ
ー制御手段22を用いて、フラッシュメモリー33の下
位領域28を消去する。次にマイクロコンピュータ11
は一時記憶領域26に記憶された通信制御手段23を用
いて、シリアル通信回路15を経由して外部から変更後
のプログラムを読み取り、フラッシュメモリー33の下
位領域28に変更後のプログラムを書き込むとともに、
一時記憶領域26に記憶されている通信制御手段23を
再度フラッシュメモリー33の下位領域28に書き込
む。下位領域28への書き込みが完全に完了した後、マ
イクロコンピュータ11はフラッシュメモリー33の下
位領域28の消去及び書き込みと同様の手順で上位領域
29の消去及び書き込みを行うことで、フラッシュメモ
リー33全てのプログラム変更を完了する。
【0028】以上のように、本実施の形態によれば、R
S−232Cなど、汎用のシリアル通信回路を用いてプ
ログラムの変更を行うときに、フラッシュメモリーの消
去及び書き込みプログラムもシリアル通信回路から受信
するため、フラッシュメモリーへの消去及び書き込みプ
ログラムも容易に変更でき、プログラム変更の自由度が
向上する。
【0029】
【発明の効果】以上のように、本発明によれば、不揮発
性メモリーが、当該不揮発性メモリーに記憶されたプロ
グラムコードを揮発性メモリーに転送する転送手段と、
当該不揮発性メモリー自体の消去及び書き込みを行うた
めの不揮発性メモリー制御手段と、外部との通信を制御
する通信制御手段とからなるプログラム変更手段を備え
た構成とし、プログラム変更を行うときマイクロコンピ
ュータは、プログラム変更手段を一旦揮発性メモリーに
転送して、この揮発性メモリーからプログラムコードを
読み取って動作し、通信手段から変更後のデータを読み
取って、不揮発性メモリーに書き込むことができるの
で、プログラム変更時に本体を分解する手間が省けると
ともに、フラッシュメモリーが1個でも変更が可能なた
め、プログラム変更専用の不揮発性メモリーや、通信回
路を設ける必要がなくなり、装置を小型化できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施の形態によるプログラム変更可
能な電子制御装置の構成図
【図2】本発明の他の実施の形態によるプログラム変更
可能な電子制御装置の構成図
【符号の説明】
11 マイクロコンピュータ 12 RAM 13 フラッシュメモリー 14 スイッチ回路 15 シリアル通信回路 16 マイクロコンピュータの上位アドレス線 17 フラッシュメモリーの上位アドレス線 18 下位領域 19 上位領域 20 起動手段 21 転送手段 22 不揮発性メモリー制御手段 23 通信制御手段 24 プログラム変更手段 25 プログラム変更手段 26 一時記憶領域

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 マイクロコンピュータと、このマイクロ
    コンピュータに内蔵もしくは接続され、プログラムコー
    ド及びデータを一時的に記憶するための揮発性メモリー
    と、前記マイクロコンピュータに接続され、プログラム
    コード及びデータを記憶するための1個の不揮発性メモ
    リーと、前記マイクロコンピュータに接続され、外部と
    のデータのやりとりを行うための通信手段とを備え、前
    記不揮発性メモリーには、当該不揮発性メモリーに記憶
    されたプログラムコードを揮発性メモリーに転送する転
    送手段と、当該不揮発性メモリー自体の消去及び書き込
    みを行うための不揮発性メモリー制御手段と、外部との
    通信を制御する通信制御手段とからなるプログラム変更
    手段を備えたプログラム変更可能な電子制御装置。
  2. 【請求項2】 不揮発性メモリーを、領域毎に消去及び
    書き換えが可能な少なくとも2つの領域に分割し、プロ
    グラム変更手段を少なくとも2つの異なる領域にそれぞ
    れ備えるとともに、マイクロコンピュータ起動時に前記
    プログラム変更手段を備えた領域の何れかを選択して実
    行できる領域選択手段とを備えた請求項1に記載のプロ
    グラム変更可能な電子制御装置。
  3. 【請求項3】 不揮発性メモリーの領域を選択するため
    の領域選択手段は、アドレスの上位ビットの一部を強制
    的に0または1に固定するためのスイッチ回路で構成さ
    れた請求項2に記載のプログラム変更可能な電子制御装
    置。
  4. 【請求項4】 マイクロコンピュータと、このマイクロ
    コンピュータに内蔵もしくは接続され、プログラムコー
    ド及びデータを一時的に記憶するための揮発性メモリー
    と、前記マイクロコンピュータに接続され、プログラム
    コード及びデータを記憶するための1個の不揮発性メモ
    リーと、前記マイクロコンピュータに接続され、外部と
    のデータのやりとりを行うための通信手段とを備え、前
    記不揮発性メモリーには、当該不揮発性メモリーに記憶
    されたプログラムコードを揮発性メモリーに転送する転
    送手段と、外部との通信を制御する通信制御手段とを備
    え、通信手段から不揮発性メモリーの消去及び書き込み
    を行うための不揮発性メモリー制御手段を取り込んで前
    記揮発性メモリーに転送できるプログラム変更可能な電
    子制御装置。
  5. 【請求項5】 不揮発性メモリーを、領域毎に消去及び
    書き換えが可能な少なくとも2つの領域に分割し、通信
    手段と転送手段とを少なくとも2つの異なる領域にそれ
    ぞれ備えるとともに、マイクロコンピュータ起動時に前
    記通信手段及び転送手段を備えた領域の何れかを選択し
    て実行できる領域選択手段とを備えた請求項4に記載の
    プログラム変更可能な電子制御装置。
  6. 【請求項6】 不揮発性メモリーの領域を選択するため
    の領域選択手段は、アドレスの上位ビットの一部を強制
    的に0または1に固定するためのスイッチ回路で構成さ
    れた請求項5に記載のプログラム変更可能な電子制御装
    置。
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Cited By (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
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