JP3133710B2 - マイクロコンピュータの評価装置 - Google Patents

マイクロコンピュータの評価装置

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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、不揮発性メモリー
を内蔵した1チップマイクロコンピュータ(以下、1チ
ップマイコンという)を評価するマイクロコンピュータ
の評価装置に関する。
【0002】
【従来の技術】一般に、1チップマイコンには、該1チ
ップマイコンの動作を制御するためのプログラムデータ
が記憶されたROMが内蔵される。ROMとしては一般
にはマスクROMが使用され、プログラムデータに応じ
た情報でメモリセルを焼き付けられている。量産用1チ
ップマイコンにおいてはマスクROMが内蔵されるが、
マスクROMではプログラムの書き換えが不可能とな
り、誤りのないプログラムデータを書き込むことが必要
になる。そこで、量産用1チップマイコンを製造する前
に、量産用1チップマイコンと略同一機能を有する評価
用1チップマイコンを用いて、プログラムデータに誤り
がないかチェックしていた。誤りがない場合には、前記
プログラムデータを量産用1チップマイコンのマスクR
OMに焼き付けるようにしている。
【0003】図3は、プログラム開発時プログラムデー
タを評価する評価する評価装置であって、マスクROM
に相当するメモリを有していない評価用1チップマイコ
ン1と、1チップマイコンの動作を制御するプログラム
データが書き込まれるRAM2との間で、データのやり
とりが行われることによって、評価動作が実行される。
図3において、RAM2のプログラムデータに基づいて
評価用1チップマイコン1を動作を制御させ、前記動作
に基づいて出力される評価用1チップマイコン1の出力
データを見ることによって、プログラムデータを評価す
る。出力データは評価回路3に入力され、評価用1チッ
プマイコン1の出力データが予定されるデータであれ
ば、プログラムデータは正しいと判断し、出力データが
予定されるデータでなければプログラムデータに誤りが
あると判断する。プログラムデータに誤りがあれば、そ
の誤りがなくなるまで、RAM2のプログラムデータを
書き直して、書き直されたプログラムを実行して、さら
に出力データを評価するという動作を繰り返す。
【0004】ところで、最近の1チップマイコンにおい
て、マスクROMの代わりに不揮発性メモリーが使用さ
れるようになってきている。不揮発性メモリは電気的に
一括消去及び書き換えが可能なメモリーであり、1チッ
プマイコンにおいてプログラムメモリまたはデータメモ
リとして使用される。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】不揮発性メモリを有す
る1チップマイコン用のプログラムを開発するとき、マ
スクROMと同様に、不揮発性メモリを有さない評価用
1チップマイコンに外部メモリ(例えばRAM)を接続
して、評価用1チップマイコンの動作を制御するプログ
ラムを評価する。しかしながら、不揮発性メモリにおい
て、従来から良く知られるようにデータの書き込みはソ
ース−ドレイン間を通過する電子をフローティングゲー
トに引き上げることによって行われるので、書き込みに
時間がかかる。データの書き込みは128バイトのデー
タ毎に行われるため、書き込み時間がさらに長くなる
(約5msec)。書き込みが終了するまではデータを
読み出すことができないので、書き込みを開始してから
読み出しを行うまで、RAMの書き込み時間より長くな
る。このように、RAMと不揮発性メモリとの間にはデ
ータの書き込み時間の相違があるので、図3のようなマ
スクROMを内蔵する1チップマイコンの評価装置を単
に不揮発性メモリを内蔵する1チップマイコンに適用し
ても、不揮発性メモリの実際の動作と異なる動作が行わ
れるため、プログラムを評価することが困難であった。
【0006】
【課題を解決するための手段】本発明は、不揮発性メモ
リーが内蔵される予定の評価用マイクロコンピュータ
と、前記マイクロコンピュータの出力データを一時格納
するバッファ回路と、前記不揮発性メモリーに記憶され
る予定の動作プログラムが記憶されたRAMと、前記マ
イクロコンピュータ、前記バッファ回路及び前記RAM
の動作を制御する制御回路とを備える評価装置におい
て、前記制御回路は、前記出力データを前記マイクロコ
ンピュータから前記バッファ回路に格納させる手段と、
前記バッファ回路に格納された前記出力データを前記R
AMに記憶させるとともに、前記マイクロコンピュータ
の動作を一時停止させる手段と、所定時間経過後、一時
停止した前記マイクロコンピュータを再動作させる手段
とを備えることを特徴とする。
【0007】本発明によれば、制御回路は、マイクロコ
ンピュータの出力データをバッファ回路に記憶させ、バ
ッファ回路の出力データをRAMに書き込み、データの
書き換えを行う。その際、マイクロコンピュータを一時
停止させ、所定時間経過後再動作させる。よって、マイ
クロコンピュータの動作を一時停止させることにより、
RAMにおけるデータの書き換えが所定時間かかったよ
うに見せることができ、RAMをあたかも不揮発性メモ
リーに見せることができる。
【0008】
【発明の実施の形態】図1は本発明の実施の形態を示す
図であり、4は、内部データバス5と、内部データバス
5に接続されたデータテーブル6、内部RAM7、イン
ストラクションレジスタ(IR)8、インストラクショ
ンデコーダ(IDEC)9、プログラムカウンタ(P
C)10とから成る評価用1チップマイコン、12は1
チップマイコン4からのデータが一時格納されるバッフ
ァ回路、13は動作プログラムが記憶されるエバリュエ
ーション用のRAM、14は1チップマイコン4、バッ
ファ回路12及びRAM13の動作を制御する開発支援
用ツールである。
【0009】図1の動作説明を図2のフローチャートを
用いて説明する。まず、RAM13において実際には不
揮発性メモリに書き込まれるべきプログラムが書き込ま
れた領域(以下、不揮発性メモリー領域という)に書き
込まれたプログラムデータに基づき、1チップマイコン
4の動作が制御される。つまり、PC10のカウント値
に基づきPC10からアドレス信号aが出力され、アド
レス信号aに応じてRAM13の不揮発性メモリー領域
がアドレッシングされる。アドレッシングされたアドレ
スに書き込まれたRAM13のプログラムデータがデー
タバス18を介して1チップマイコン4のIR8に一旦
格納される。IR8のプログラムデータはIDEC9に
転送され、所定の命令にデコードされる。所定命令によ
り各種動作が制御され、さらにPC10のカウント値が
更新され、RAM4中の次のアドレスがアドレッシング
される。各種動作の制御及びPC10のカウント値の更
新が繰り返されることにより、1チップマイコン4の動
作が制御される(S1)。
【0010】RAM13のプログラム中において、ID
EC9で1チップマイコン4からRAM13へのデータ
書き込み命令がデコードされると、その命令はバス15
を介して開発支援ツール14に出力される(S2)。書
き込み命令を受けると、1チップマイコン4は、データ
テーブル6に記憶されるデータBをバッファ回路12に
転送する。データBは例えば1ページ(=128バイ
ト)分を有し、バッファ回路12は少なくとも1ページ
分のデータが格納できる容量を備えている(S3)。
尚、バッファ回路12は、テーブルデータを1バイトご
とに順次格納するもので、128バイト分格納したら1
28バイト分のデータをまとめてRAM13へ転送する
ページバッファの役目を有する。実際の不揮発性メモリ
内蔵の1チップマイコンにおいては、通常このようなペ
ージバッファが備えられている。
【0011】1チップマイコン4からの転送終了を示す
信号により、開発支援ツール14は1ページ分のデータ
がバッファ回路12に転送されたことを確認すると、開
発支援ツール14は1チップマイコン4の動作を一時停
止させ、1チップマイコン4を待機状態にさせる。例え
ば、開発支援ツール14は1チップマイコン4へ動作ク
ロックを供給しているので、この動作クロックの供給を
停止させることによって、1チップマイコン4の動作を
一時停止させる(S5)。
【0012】その後、開発支援ツール14はRAM13
へのデータ書き込みを行わせる。書き込みは、開発支援
ツール14がバッファ回路12に格納されるデータを順
次送り出し、開発支援ツール14によって指定されたア
ドレスに前記データが書き込まれることにより行われる
(S6)。尚、1ページ分のデータの書き込みの確認が
できなかった場合、1ページ分のデータの転送が確認さ
れるまで、1チップマイコン4からバッファ回路12へ
のデータの転送が行われる。尚、RAM14にデータを
記憶させるので、RAMの特性により実際のデータの書
き込みは例えば1msec程度の短時間で行われる。
【0013】その後、1チップマイコン4の待機状態を
5msecの時間だけ続ける(S7)。実際の不揮発性
メモリのうち、図4の如きスプリットゲート型フラッシ
ュメモリでは、ドレイン電極Dを接地し、ソース電極S
に12Vの高電圧を印加することにより、データ書き込
み時ドレインとソースとの間にチャンネルを形成し、ゲ
ート電極Gに2Vの電圧を印加して、チャンネルを通過
する電子をフローティングゲートに引き上げ、注入する
ことによってデータの書き込みが行われる。このとき、
所定電荷量の電子をフローティングゲートへの引き上げ
るのに時間を要するので、全体の書き込み時間が5ms
ec程度かかる。そこで、1チップマイコン4の動作を
5msecだけ停止させることによって、RAM2をあ
たかも不揮発性メモリのように見なすことが可能にな
る。
【0014】1チップマイコン4の待機状態が終了する
と、例えば開発支援ツール14は1チップマイコン4に
動作クロックを供給し、1チップマイコン4を再動作さ
せる(S8)。1チップマイコン4の動作が再開される
と、1チップマイコン4はRAM13に書き込まれたプ
ログラムに基づき、1チップマイコン4の動作制御が続
行される(S9)。
【0015】このように、RAM13にデータを書き込
んでから、1チップマイコンを強制的に動作停止させ、
その動作停止を例えば5msecの時間だけ行わせるこ
とにより、RAM13をあたかも不揮発性メモリを使用
しているように見せることができる。
【0016】
【発明の効果】本発明によれば、RAMのデータ書き換
え時、RAMの特定領域にデータを書き込んだとき、意
図的にマイクロコンピュータを待機状態にさせるので、
あたかも不揮発性メモリーを用いたのと同一の動作を行
うことができ、RAM等の既存の回路を用いてマイクロ
コンピュータのプログラムの評価を行うことができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施の形態を示すブロック図である。
【図2】図1の動作を説明するためのフローチャートで
ある。
【図3】従来例を示すブロック図である。
【図4】スプリットゲート型フラッシュメモリの断面図
である。
【符号の説明】
4 1チップマイクロコンピュータ 5 バス 6 データテーブル 7、13 RAM 8 インストラクションレジスタ 9 インストラクションデコーダ 10 プログラムカウンタ 12 バッファ回路 14 開発支援ツール
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) G06F 11/22 - 11/34 G06F 15/78 G11C 17/00 G11C 29/00

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 不揮発性メモリーが内蔵される予定の評
    価用マイクロコンピュータと、前記マイクロコンピュー
    タの出力データを一時格納するバッファ回路と、前記不
    揮発性メモリーに記憶される予定の動作プログラムが記
    憶されたRAMと、前記マイクロコンピュータ、前記バ
    ッファ回路及び前記RAMの動作を制御する制御回路と
    を備える評価装置において、前記制御回路は、 前記出力データを前記マイクロコンピュータから前記バ
    ッファ回路に格納させる手段と、 前記バッファ回路に格納された前記出力データを前記R
    AMに記憶させるとともに、前記マイクロコンピュータ
    の動作を一時停止させる手段と、 所定時間経過後、一時停止した前記マイクロコンピュー
    タを再動作させる手段とを備え、前記RAMの特性を擬
    似的に不揮発性メモリに近似することを特徴とするマイ
    クロコンピュータの評価装置。
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