JPH09230754A - 電源遮断機能付画像形成装置 - Google Patents

電源遮断機能付画像形成装置

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JPH09230754A
JPH09230754A JP8058352A JP5835296A JPH09230754A JP H09230754 A JPH09230754 A JP H09230754A JP 8058352 A JP8058352 A JP 8058352A JP 5835296 A JP5835296 A JP 5835296A JP H09230754 A JPH09230754 A JP H09230754A
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JP
Japan
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power
job
power supply
image forming
main
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Application number
JP8058352A
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English (en)
Inventor
Shunsuke Watanabe
俊介 渡辺
Masao Moriya
正夫 守屋
Yoshimine Horiuchi
義峯 堀内
Yasunari Hashimoto
泰成 橋本
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Ricoh Co Ltd
Original Assignee
Ricoh Co Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 省エネと使い勝手との両立をはかるとともに
未使用時には主電源が切れる装置を提供する。 【解決手段】 電源ユニット42と商用電源40とは装
置本体のメインスイッチ41により接続/遮断が行われ
る。メインスイッチ41には、ソレノイド46が接続さ
れており、メインスイッチ41が手動により接続され、
メイン制御部10が稼動しているときに、制御部10か
らソレノイド46への吸引出力をドライバ47を介して
行うことにより、メインスイッチ41がオフ側に動作
し、該メインスイッチ41が遮断するようになってい
る。メイン制御部10は、操作部31からのデータ入力
が行われない時間をタイマー16によりカウントし、あ
らかじめ不揮発RAM14に格納されている設定時間以
上経過した場合に、メインスイッチ41をオフし電源を
遮断する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、電源の遮断を制御
する画像形成装置、より詳細には、主電源(メインスイ
ッチ)を自らOFFすることのできる複写機における省
エネ対応動作に関する。
【0002】
【従来の技術】近年の省資源化に伴い、一定時間の間装
置の使用がなされなかった場合、定着温度を下げたり、
負荷電源を遮断したりして、省電力を実現した画像形成
装置(複写機)が知られている。更に、メインスイッチ
を自動でオフし、消費電力を全く無くす複写機も提案さ
れている。
【0003】一般に、一定時間の間装置の使用がない場
合に、主電源を装置自らが遮断する方式では、操作パネ
ルの操作,コピー動作の終了,人体検知によるオペレー
タの検出等の入力条件より、装置の未使用状態を検出
し、その未使用状態がしばらく継続した場合に主電源を
OFFするという方式である。このしばらくの時間とし
ては、あらかじめ装置ごとに指定した時間を固定的に使
用する。例えば、120分等である。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】上記方式によれば、オ
ペレータは未使用時にこまめに装置のスイッチをOFF
することを意識することなく省エネが実現できるメリッ
トがある。一方、未使用状態を判定するための時間(1
20分)は任意設定としながらも、あまり極端に短い
(1分など数分の設定)と、かえって操作性を悪くする
欠点がある。例えば、2ジョブを行いたい場合に、1ジ
ョブ目を実行中に装置から離れるような使い方をする
と、戻ってきたときにはジョブが終了してスイッチが切
れてしまえば、コピー条件がクリアされてしまう。スイ
ッチOFFしてから時間が経っている場合には、装置の
立上時間に時間がかかってしまうなどの使い勝手の悪さ
が生じてしまう。
【0005】一方、装置においてジョブ実行中にはオペ
レータがメインスイッチを手動で切ってしまうわけにも
いかない。また、装置が未使用であるかどうかオペレー
タが毎回装置の前まで見に行って、こまめにメインスイ
ッチを切ることも非常にわずらわしい。
【0006】本発明は、上述のごとき実情に鑑みてなさ
れたもので、省エネと使い勝手との両立をはかるととも
に未使用時には主電源が切れる装置を提供することを目
的とするものである。請求項1の発明は、電源遮断指示
キーを設け、電源遮断の指示がオペレータにより入力さ
れた場合には、装置がジョブの実行中で動作中であれ
ば、ジョブが終了するまで電源遮断の指示を保留し、ジ
ョブの終了時に電源遮断を実行することにより、装置の
目の前にいることなく未使用時には直ちに装置の主電源
を切れることを可能とし、省エネルギーを実現すること
を目的とする。一般に、人体検知を備えた複写機等で
は、人体の非検出状態では操作パネルの表示を消灯(見
ている人がいないので灯けている必要がない)するよう
にしている。人体検知がない場合には、これが不可能で
ある。
【0007】請求項2の発明は、電源遮断指示キーによ
り電源遮断が指示され、ジョブ後オート電源OFF機能
が働いた場合には、操作部表示を消灯させるようにする
ことで、電源OFF移行までの間の消費エネルギーを抑
えることにより省エネをはかることを目的とする。この
電源遮断指示キー操作は装置から離れてしまうときに有
効となる機能(キー)のため、オペレータが装置前にい
ないことを判定するのに使用司能である。
【0008】請求項3の発明は、ジョブ後オート電源O
FF機能をどういう場合に働かせるかを指示できるよう
にすることにより、使い勝手と省エネとを選択的に実現
できるようにすることを目的とする。ジョブ後オート電
源OFF機能については、動作中のジョブが終了(完了
と中断の双方を含む)したときに、主電源を切ってしま
う機能である。オペレータが装置から離れ、しばらく戻
ってこない場合に、当電源遮断指示キーの操作をするた
め、一連の動作が終了したらそのオペレータが戻るまで
は装置は電源が入ったままの状態が続くことになる。こ
のため、中断(ペーパーエンドやジャムなど)時も切る
ようにすることは有効である(例えば、昼休み前にジョ
ブをスタートさせ、終了したら自動で主電源OFFさせ
る。休み明けに装置に出向いてアウトプットを得るとい
う使い方においては、仮に、ペーパーエンドで終了した
場合でも、休みが終わるまでオペレータが戻らないた
め、この間いたずらに装置が電源ONの状態でいる必要
はない)。
【0009】一方、ジョブの終了予想時間にオペレータ
が装置に戻れる場合には、再度電源を投入してから装置
が立上がるまでに時間を要したりしないよう中断(ジョ
ブが完了しないで一連の動作が終了する)時には、オー
ト電源OFFさせるかどうかの選択があらかじめ指示で
きるように構成されていれば、すぐ装置に戻れるケース
においては、使い勝手の向上をはかることが可能であ
る。ジョブ後オート電源OFF機能により、オートOF
Fが働くと主電源OFFなのでジョブの終了状態が完了
なのか中断なのかがわかりづらくなってしまう。これ
は、省エネを優先させたために使い勝手が悪くなってし
まっている。請求項4の発明は、この使い勝手の悪さを
解決することを目的とする。主電源がOFFとなってい
る状態においても、終了状態を表すことのできる表現手
段を設けることでジョブの終了状態をオペレータに通知
する。
【0010】請求項5の発明は、請求項4の発明と同
様、電源OFF後のジョブの終了状態が完了なのか中断
なのかのわかりづらさを解決することを目的とする。主
電源OFF後のメインスイッチON時にOFF時のジョ
ブの終了状態を操作部上にメッセージ出力することによ
り、ジョブの終了状態をオペレータに通知する。この方
式では、請求項4の発明に対して改めて電源スイッチを
ONする手間がかかるものの専用のジョブの終了状態の
表現手段を設ける必要がない。
【0011】
【課題を解決するための手段】請求項1の発明は、自ら
主電源を遮断する電源遮断手段と、電源遮断を指示する
電源遮断指示キーと、画像形成動作中に、前記電源遮断
指示キーにより電源遮断が指示された場合は、動作中の
ジョブを終了したときに、前記電源遮断手段により自動
的に主電源を遮断することを特徴とし、もって、電源遮
断指示キーを設け、電源遮断の指示がオペレータにより
入力された場合には、装置がジョブの実行中で動作中で
あれば、ジョブが終了するまで電源遮断の指示を保留
し、ジョブの終了時に電源遮断を実行することにより、
装置の目の前にいることなく未使用時には直ちに装置の
主電源が切れることを可能とし、省エネルギーを実現で
きるようにしたものである。また、選択的にジョブ後主
電源OFFを指示できるようにし、ジョブの終了後引き
続き装置を使用したい場合には主電源が勝手にOFFす
ることなく使用可能としたものである。
【0012】請求項2の発明は、自ら主電源を遮断する
電源遮断手段と、電源遮断を指示する電源遮断指示キー
と、画像形成動作中に、前記電源遮断指示キーにより電
源遮断が指示された場合は、動作中のジョブを終了した
ときに、前記電源遮断手段により自動的に主電源を遮断
するジョブ後オート電源OFF機能を有し、ジョブ後オ
ート機能によりオート電源がOFFが受け付けられた場
合には、装置の表示部を消灯させることを特徴とし、も
って、人体検知を備えない複写機等においてもジョブの
実行中において、オペレータのいない間操作パネルの表
示の消灯が実施でき、無駄なエネルギーの消費の防止を
可能としたものである。
【0013】請求項3の発明は、自ら主電源を遮断する
電源遮断手段と、電源遮断を指示する電源遮断指示手段
と、画像形成動作中に、前記電源遮断指示手段により電
源遮断が指示された場合は、動作中のジョブが終了した
ときに、前記電源遮断手段により自動的に主電源を遮断
するジョブ後オート電源OFF機能を有し、前記電源遮
断指示手段としては、ジョブが正常に終了しなかった場
合には、電源遮断をするしかないかを選択的に指示でき
る設定手段を有することを特徴とし、もって、ジョブ後
オート電源OFF機能について、中断(ジョブが完了し
ないで一連の動作が終了する)時には、オート電源OF
Fさせるかどうかの選択があらかじめ指示できるように
構成されていることにより、ジョブの終了予想時間にオ
ペレータが装置に戻れる場合には、中断後の立上がり時
間待ちをなくすことができ、しばらく装置にオペレータ
が戻れない場合には、中断からオペレータの復帰までの
間装置の電力消費を抑えることを可能としたものであ
る。
【0014】請求項4の発明は、自ら主電源を遮断する
電源遮断手段と、電源遮断を指示する電源遮断指示手段
と、画像形成動作中に、前記電源遮断指示手段により電
源遮断が指示された場合は、動作中のジョブが終了した
ときに、前記電源遮断手段により自動的に主電源を遮断
するジョブ後オート電源OFF機能と、正常に終了して
いる第一の状態と異常により中断している第二の状態と
の2つの状態からなるジョブの終了状態として、電源が
遮断されている状態でもジョブの終了状態がオペレータ
に通知可能なジュブ終了状態通知手段とを有し、ジョブ
後オート電源OFF機能により前記電源遮断手段が動作
する場合には、前記ジョブ終了状態通知手段による状態
通知を実行した後に電源遮断を行うように制御すること
を特徴とし、もって、主電源がOFFとなっている状態
においても、終了状態を表すことのできる表現手段を設
けることにより、ジョブの終了状態をオペレータに通知
することで、ジョブ後オート電源OFF機能により、オ
ートOFFが働いた場合でもジョブの終了状態が完了な
のか中断なのかオペレータに正確に伝えることを可能と
したものである。
【0015】請求項5の発明は、自ら主電源を遮断する
電源遮断手段と、電源遮断を指示する電源遮断指示手段
と、画像形成動作中に、前記電源遮断指示手段により電
源遮断が指示された場合は、動作中のジョブが終了した
ときに、前記電源遮断手段により自動的に主電源を遮断
するジョブ後オート電源OFF機能と、正常に終了して
いる第一の状態と異常により中断している第二の状態と
の2つの状態からなるジョブの終了状態を記憶する不揮
発記憶手段とを有し、ジョブ後オート電源OFF機能に
より前記電源遮断手段が動作する場合には、ジョブの終
了状態を前記不揮発記憶手段に記憶し、次の電源投入時
に記憶されたジョブの終了状態に応じてメッセージを表
示するように制御することを特徴とし、もって、専用の
ジョブの終了状態の表現手段を設けることなくジョブの
終了状態をオペレータに通知することを可能としたもの
である。
【0016】
【発明の実施の形態】図1は、本発明による電源遮断機
能付画像形成装置の制御系のブロック図で、本装置全体
の制御は、CPU11,ROM12,RAM13,不揮
発RAM14,シリアルインタフェース15,タイマー
16等を内蔵したメイン制御部10により行われる。こ
のメイン制御部10には、感光体を駆動するためのモー
タ,給紙ユニット21や、両面ユニット22における給
紙モータやクラッチなどの各種交流負荷32、および、
各種直流負荷33が接続されている。また、温度センサ
(定着ローラの温度を検出する)など各種センサ34の
入力が接続されている。自動原稿給紙装置(ADF)2
4,ソータなどの後処理装置23や、操作部31とはシ
リアルI/F15を介して接続されている。また、コピ
ーの終了状態を表示するコピー終了状態表示部35が接
続されている。
【0017】上記制御系の電源は、商用電源40であ
り、電源ユニット42において、商用電源40から生成
したCPUや各種センサ等のロジック負荷用定電圧Vc
c,表示器等の軽負荷用定電圧VL、および、モータ,
クラッチ,ヒータ等の重負荷用定電圧VHが各部に供給
される。スイッチ手段であるリレー43,44は、ドラ
イバ45を介してオン/オフされ、これによりVH,V
Lの出力が制御される。
【0018】電源ユニット42と商用電源40とは装置
本体のメインスイッチ41により接続/遮断が行われ
る。メインスイッチ41には、ソレノイド46が接続さ
れており、メインスイッチ41が手動により接続され、
メイン制御部10が稼動しているときに、該制御部10
からソレノイド46への吸引出力をドライバ47を介し
て行うことにより、メインスイッチ41がオフ側に動作
し、該メインスイッチ41が遮断するようになってい
る。これにより、VH,VLのみならずすべての負荷用
電源の遮断が可能となる。メイン制御部10は、操作部
31からのデータ入力が行われない時間をタイマー16
によりカウントし、あらかじめ不揮発RAM14に格納
されている設定時間以上経過した場合、メインスイッチ
41をオフし電源を遮断する。
【0019】図2(A)および図2(B)は、コピー終
了状態表示部35の一例を示す図で、図中、35Aは表
示窓であり、本装置の操作者から見やすい位置に配置さ
れている。表示窓35Aの下層には表示板35Bがあ
り、表示板35Bは稼動式になっていて、“正常終了”
および“中断終了”の文字が記述されている。メイン制
御部10により表示板35Bを移動させることにより、
表示窓35Aから見て正常終了(図2(A))か中断終
了(図2(B))かどちらかが表示される。この状態は
電源遮断時も保持される。
【0020】図3は、本装置に備わる操作部31の外観
図で、テンキー等のハードキーや液晶上に配置されたタ
ッチパネルキーにより構成されている。31Aはテンキ
ーで、コピー枚数などの設定を行う。31Jはクリア/
ストップキーで入力したコピー枚数などをクリアした
り、コピー動作を一時中断させるために使用する。31
Bは液晶表示画面であり、操作の状態やメッセージを表
示するタッチパネルである。31Cはガイダンスキー
で、機能の説明や操作の仕方を表示するモードへ移動す
るときに使用する。31Dはプログラムキーで、よく使
う設定の登録や呼び出しを行うときに使用する。31E
は輝度調整つまみで、液晶表示画面の明るさを調整する
ときに使用する。31Fはモードクリア/予熱キーで、
設定した内容の取り消しや、一定時間以上の連続押下で
予熱状態になる設定を行うときに使用する。31Gは電
源遮断キーで、本発明に関わる電源遮断モードへ移行す
る時に使用する。31Hはコピー動作の開始を指示する
スタートキーである。
【0021】図4は、表示画面31Bの一例を説明する
ための図で、図中、51は「コピーできます」,「おま
ちください」等のメッセージを表示するメッセージエリ
ア、52は上段にセットした枚数、下段にコピーした枚
数を表示するコピー枚数表示部、53は画像濃度を自動
的に調整する自動濃度キー、54は転写紙を自動的に選
択する自動用紙選択キー、55は転写紙サイズに合わせ
て自動的に拡大/縮小処理をする用紙指示変倍キー、5
6はコピーを一部ずつページ順に揃える処理を指示する
ソートキー、57はコピーをページ毎に仕分けする処理
を指示するスタックキー、58はソート処理されたもの
を一部ずつ綴じる処理を指示するステープルキー、59
は特殊原稿送りキー、60は変倍キー、61は両面/ペ
ージ連写キー、62は消去/移動キー、63は表紙/合
紙キーである。表示画面内の各種キーは、タッチパネル
構成となっており、表示されている画面を指等でタッチ
することによって表示されている項目が入力されるよう
になっている。
【0022】図6は、請求項1の発明の動作を説明する
ためのフロー図で、S1でスタートキーの押下をみてS
2でコピー動作が開始される。S3で図3の電源遮断キ
ー31Gが押下されているかどうか調べる。結果がYE
Sならば、S4で電源遮断フラグをセットする。S5で
ジョブが終了しているかどうか調べる。結果がYESな
らばS6で先ほどの電源遮断フラグを調べる。もし、フ
ラグがセットされていた場合は、S7で電源を遮断して
終了する。フラグがセットされていない場合は、待期中
に戻る
【0023】図7は、請求項2の発明の動作を説明する
ためのフロー図で、S1でスタートキーの押下をみてS
2でコピー動作が開始される。S3で電源遮断キーが押
下されているかどうか調べる。結果がYESならば、S
4で電源遮断フラグをセットする。そして、S5で表示
部を図示せぬ表示部消灯手段によって消灯させる。S6
でジョブが終了しているかどうか調べ、結果がYESな
らばS7で先ほどの電源遮断フラグを調べる。もし、フ
ラグがセットされていた場合は、S8で電源を遮断して
終了する。フラグがセットされていない場合は、待期中
に戻る。
【0024】次に、請求項3の発明の動作について説明
する。図3において、モードクリア/予熱キー31Fの
押下後、クリア/ストップキー31Jを3秒以上押下す
る組み合わせで、ユーザが特定のメモリスイッチを変更
できるユーザプログラムモードへ移行する。この操作を
行うと、図4の表示が、例えば、図5の表示に切り替わ
る。ここで、ユーザはコピー動作が異常で中断してしま
ったときの振る舞い指定できる。
【0025】図8は、請求項3の発明の動作説明をする
ためのフロー図で、S1でスタートキーの押下をみてS
2でコピー動作が開始される。S3で電源遮断キーが押
下されているかどうか調べる。結果がYESならば、S
4で電源遮断フラグをセットする。S5でジョブが中断
したかどうか調べて、結果がNOならばS6でジョブが
終了しているかどうか調べる。結果がYESならばS7
で先ほどの電源遮断フラグを調べる。もし、フラグがセ
ットされていた場合は、S8で電源を遮断して終了す
る。フラグがセットされていない場合は、待期中に戻
る。ところで、S5でジョブが中断した場合は、S9で
電源遮断フラグを調べ、結果がYESならば、S10で
先ほどユーザプログラムモードで指定した異常中断時の
設定をみる。異常中断時にオフする設定の時S8で電源
を遮断して終了する。そうでないときは、待期中に戻
る。
【0026】図9は、請求項4の動作説明をするための
フロー図で、S1でスタートキーの押下をみてS2でコ
ピー動作が開始される。S3で電源遮断キーが押下され
ているかどうか調べる。結果がYESならばS4で電源
遮断フラグをセットする。S5でジョブが中断したかど
うか調べて、結果がNOならばS6でジョブが終了して
いるかどうか調べる。結果がYESならばS7で先ほど
の電源遮断フラグを調べる。もし、フラグがセットされ
ていた場合は、S8でコピー終了状態表示部を正常終了
表示にし、S9で電源を遮断して終了する。フラグがセ
ットされていない場合は、待期中に戻る。ところで、S
5でジョブ中断した場合は、S10で電源遮断フラグを
調べる。もし、フラグがセットされていた場合は、S1
1でコピー終了状態表示部を中断終了表示にし、S9で
電源を遮断して終了する。そうでないときは、待期中に
戻る。
【0027】図10は、請求項5の動作説明をするため
のフロー図で、S1でスタートキーの押下をみてS2で
コピー動作が開始される。S3で電源遮断キーが押下さ
れているかどうか調べる。結果がYESならばS4で電
源遮断フラグをセットする。S5でジョブが中断したか
どうか調べて、結果がNOならばS6でジョブが終了し
ているかどうか調べる。結果がYESならばS7で先ほ
どの電源遮断フラグを調べる。もし、フラグがセットさ
れていた場合は、S8で正常終了フラグをセッットし、
S9で電源を遮断して終了する。フラグがセットされて
いない場合は、待期中に戻る。ところで、S5でジョブ
中断した場合は、S10で電源遮断フラグを調べる。も
し、フラグがセットされていた場合は、S11で中断終
了フラグと中断原因を記憶し、S9で電源を遮断して終
了する。そうでないときは、待期中に戻る。ここで、正
常フラグ、中断終了フラグ、及び、中断原因は、不揮発
RAMに取ることで、電源OFFでも状態は保存され
る。
【0028】図11は、電源ON時の動作説明をするた
めのフロー図で、電源ON(S1)後、S2で正常フラ
グを調べる。もし、正常終了フラグがセットされていた
場合は、S3で正常終了フラグをリセットし、S4で図
12に示すような正常終了画面を表示する。S2で正常
終了フラグがセットされていない場合は、S5で中断終
了フラグを調べる。もし、中断終了フラグがセットされ
ている場合は、S6で中断終了フラグをリセットし、S
7で中断原因に相当した、図13に示すような中断終了
画面を表示する。図13は、用紙ミスフィールドにより
中断した場合の画面である。この正常終了画面及び中断
終了画面は、キャンセルキーの押下により解除される。
【0029】
【発明の効果】請求項1の発明は、自ら主電源を遮断す
る電源遮断手段と、電源遮断を指示する電源遮断指示キ
ーと、画像形成動作中に、前記電源遮断指示キーにより
電源遮断が指示された場合は、動作中のジョブを終了し
たときに、前記電源遮断手段により自動的に主電源を遮
断することを特徴とし、電源遮断指示キーを設け、電源
遮断の指示がオペレータにより入力された場合には、装
置がジョブの実行中で動作中であれば、ジョブが終了す
るまで電源遮断の指示を保留し、ジョブの終了時に電源
遮断を実行するようにしたので、装置の目の前にいるこ
となく未使用時には直ちに装置の主電源が切れることを
可能とし、省エネルギーを実現することができる。ま
た、選択的にジョブ後主電源OFFを指示できるので、
ジョブの終了後引き続き装置を使用したい場合には主電
源が勝手にOFFすることなく使用が可能となる。
【0030】請求項2の発明は、自ら主電源を遮断する
電源遮断手段と、電源遮断を指示する電源遮断指示キー
と、画像形成動作中に、前記電源遮断指示キーにより電
源遮断が指示された場合は、動作中のジョブを終了した
ときに、前記電源遮断手段により自動的に主電源を遮断
するジョブ後オート電源OFF機能を有し、ジョブ後オ
ート機能によりオート電源がOFFが受け付けられた場
合には、装置の表示部を消灯させることを特徴としたの
で、人体検知を備えない複写機等においてもジョブの実
行中において、オペレータのいない間操作パネルの表示
の消灯が実施でき無駄なエネルギーの消費を防止するこ
とができる。
【0031】請求項3の発明は、自ら主電源を遮断する
電源遮断手段と、電源遮断を指示する電源遮断指示手段
と、画像形成動作中に、前記電源遮断指示手段により電
源遮断が指示された場合は、動作中のジョブが終了した
ときに、前記電源遮断手段により自動的に主電源を遮断
するジョブ後オート電源OFF機能を有し、前記電源遮
断指示手段としては、ジョブが正常に終了しなかった場
合には、電源遮断をするしかないかを選択的に指示でき
る設定手段を有することを特徴とし、ジョブ後オート電
源OFF機能について、中断(ジョブが完了しないで一
連の動作が終了する)時には、オート電源OFFさせる
かどうかの選択があらかじめ指示できるように構成した
ので、ジョブの終了予想時間にオペレータが装置に戻れ
る場合には、中断後の立上がり時間待ちをなくすことが
でき、しばらく装置にオペレータが戻れない場合には、
中断からオペレータの復帰までの間装置の電力消費を抑
えることができる。
【0032】請求項4の発明は、自ら主電源を遮断する
電源遮断手段と、電源遮断を指示する電源遮断指示手段
と、画像形成動作中に、前記電源遮断指示手段により電
源遮断が指示された場合は、動作中のジョブが終了した
ときに、前記電源遮断手段により自動的に主電源を遮断
するジョブ後オート電源OFF機能と、正常に終了して
いる第一の状態と異常により中断している第二の状態と
の2つの状態からなるジョブの終了状態として、電源が
遮断されている状態でもジョブの終了状態がオペレータ
に通知可能なジュブ終了状態通知手段とを有し、ジョブ
後オート電源OFF機能により前記電源遮断手段が動作
する場合には、前記ジョブ終了状態通知手段による状態
通知を実行した後に電源遮断を行うように制御すること
を特徴とし、主電源がOFFとなっている状態において
も、終了状態を表すことのできる表現手段を設けたの
で、ジョブの終了状態をオペレータに通知することで、
ジョブ後オート電源OFF機能により、オートOFFが
働いた場合でもジョブの終了状態が完了なのか中断なの
かオペレータに正確に伝えることができる。
【0033】請求項5の発明は、自ら主電源を遮断する
電源遮断手段と、電源遮断を指示する電源遮断指示手段
と、画像形成動作中に、前記電源遮断指示手段により電
源遮断が指示された場合は、動作中のジョブが終了した
ときに、前記電源遮断手段により自動的に主電源を遮断
するジョブ後オート電源OFF機能と、正常に終了して
いる第一の状態と異常により中断している第二の状態と
の2つの状態からなるジョブの終了状態を記憶する不揮
発記憶手段とを有し、ジョブ後オート電源OFF機能に
より前記電源遮断手段が動作する場合には、ジョブの終
了状態を前記不揮発記憶手段に記憶し、次の電源投入時
に記憶されたジョブの終了状態に応じてメッセージを表
示するように制御することを特徴としたので、専用のジ
ョブの終了状態の表現手段を設けることなくジョブの終
了状態をオペレータに通知することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明による電源遮断機能付画像形成装置の
制御系のブロック図である。
【図2】 コピー終了状態表示部の一例を示す図であ
る。
【図3】 操作部の外観表面図である。
【図4】 表示画面の一例を示す図である。
【図5】 表示画面の一例を示す図である。
【図6】 請求項1の発明を説明するためのフロー図で
ある。
【図7】 請求項2の発明を説明するためのフロー図で
ある。
【図8】 請求項3の発明を説明するためのフロー図で
ある。
【図9】 請求項4の発明を説明するためのフロー図で
ある。
【図10】 請求項5の発明を説明するためのフロー図
である。
【図11】 電源ON時の動作を説明するためのフロー
図である。
【図12】 表示画面の一例(正常終了画面)を示す図
である。
【図13】 表示画面の一例(中断終了画面)を示す図
である。
【符号の説明】
10…メイン制御部、11…CPU、12…ROM、1
3…RAM、14…不揮発RAM、15…シリアルI/
F、16…タイマー、21…給紙ユニット、22…両面
ユニット、23…後処理装置、24…自動原稿給紙装
置、31…操作部、32…各種交流負荷、33…各種直
流負荷、34…各種センサ、35…コピー終了状態表示
部、40…商用電源、41…メインスイッチ、42…電
源ユニット、43,44…リレー、45…ドライバ、4
6…ソレノイド、47…ドライバ。
フロントページの続き (72)発明者 橋本 泰成 東京都大田区中馬込1丁目3番6号 株式 会社リコー内

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 自ら主電源を遮断する電源遮断手段と、
    電源遮断を指示する電源遮断指示キーと、画像形成動作
    中に、前記電源遮断指示キーにより電源遮断が指示され
    た場合は、動作中のジョブを終了したときに、前記電源
    遮断手段により自動的に主電源を遮断することを特徴と
    する画像形成装置。
  2. 【請求項2】 自ら主電源を遮断する電源遮断手段と、
    電源遮断を指示する電源遮断指示キーと、画像形成動作
    中に、前記電源遮断指示キーにより電源遮断が指示され
    た場合は、動作中のジョブを終了したときに、前記電源
    遮断手段により自動的に主電源を遮断するジョブ後オー
    ト電源OFF機能を有し、ジョブ後オート機能によりオ
    ート電源がOFFが受け付けられた場合には、装置の表
    示部を消灯させることを特徴とする画像形成装置。
  3. 【請求項3】 自ら主電源を遮断する電源遮断手段と、
    電源遮断を指示する電源遮断指示手段と、画像形成動作
    中に、前記電源遮断指示手段により電源遮断が指示され
    た場合は、動作中のジョブが終了したときに、前記電源
    遮断手段により自動的に主電源を遮断するジョブ後オー
    ト電源OFF機能を有し、前記電源遮断指示手段として
    は、ジョブが正常に終了しなかった場合には、電源遮断
    をするしかないかを選択的に指示できる設定手段を有す
    ることを特徴とする画像形成装置。
  4. 【請求項4】 自ら主電源を遮断する電源遮断手段と、
    電源遮断を指示する電源遮断指示手段と、画像形成動作
    中に、前記電源遮断指示手段により電源遮断が指示され
    た場合は、動作中のジョブが終了したときに、前記電源
    遮断手段により自動的に主電源を遮断するジョブ後オー
    ト電源OFF機能と、正常に終了している第一の状態と
    異常により中断している第二の状態との2つの状態から
    なるジョブの終了状態として、電源が遮断されている状
    態でもジョブの終了状態がオペレータに通知可能なジュ
    ブ終了状態通知手段とを有し、ジョブ後オート電源OF
    F機能により前記電源遮断手段が動作する場合には、前
    記ジョブ終了状態通知手段による状態通知を実行した後
    に電源遮断を行うように制御することを特徴とする画像
    形成装置。
  5. 【請求項5】 自ら主電源を遮断する電源遮断手段と、
    電源遮断を指示する電源遮断指示手段と、画像形成動作
    中に、前記電源遮断指示手段により電源遮断が指示され
    た場合は、動作中のジョブが終了したときに、前記電源
    遮断手段により自動的に主電源を遮断するジョブ後オー
    ト電源OFF機能と、正常に終了している第一の状態と
    異常により中断している第二の状態との2つの状態から
    なるジョブの終了状態を記憶する不揮発記憶手段とを有
    し、ジョブ後オート電源OFF機能により前記電源遮断
    手段が動作する場合には、ジョブの終了状態を前記不揮
    発記憶手段に記憶し、次の電源投入時に記憶されたジョ
    ブの終了状態に応じてメッセージを表示するように制御
    することを特徴とする画像形成装置。
JP8058352A 1996-02-20 1996-02-20 電源遮断機能付画像形成装置 Pending JPH09230754A (ja)

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Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2006184541A (ja) * 2004-12-27 2006-07-13 Sharp Corp 画像形成装置、プログラム、及び記録媒体
JP2014124866A (ja) * 2012-12-27 2014-07-07 Kyocera Document Solutions Inc 画像形成装置
US10645245B2 (en) 2012-05-21 2020-05-05 Canon Kabushiki Kaisha Image forming apparatus for switching a type of an off state to be shifted, depending on time required for shift processing for shifting to the off state, control method for the image forming apparatus, and non-transitory storage medium
JP2020157734A (ja) * 2019-03-28 2020-10-01 セイコーエプソン株式会社 液体吐出装置

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