JP2016055550A - 画像形成装置、その制御方法、及びプログラム - Google Patents

画像形成装置、その制御方法、及びプログラム Download PDF

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Abstract

【課題】装置の前の人を検知するとともに、検知された人が装置の使用者であるか否かを好適に判断して省電力状態から復帰するか否か制御する仕組みを提供する。【解決手段】画像形成装置は、周辺に位置する物を検知し、画像形成装置と検知した物と間の距離を検知するとともに、一定時間ごとの当該距離の変化量を測定し、変化量に基づき、検知した物が人であるか否かを判定し、人と判定した場合には、人が画像形成装置の使用者であるか否かを判定し、それらの判定結果に基づいて省電力制御を行う。【選択図】 図11

Description

本発明は、画像形成装置に接近する人を検知するセンサを備えた画像形成装置、その制御方法、及びプログラムに関するものである。
現行の画像形成装置には、センサによって装置の前の人を検知すると、省電力状態から復帰し、ユーザが感じる復帰時間を低減する制御を行うものがある。しかし、このようなセンサでは、装置の前を通過する単なる通行人も検知してしまい、省電力状態から誤って復帰してしまう場合もある。特許文献1には、画像形成装置に設けられたセンサが当該画像形成装置に接近する人を検知した後、画像形成装置の前で人が立ち止ったことを判断して、画像形成装置を省電力状態から復帰させる技術が提案されている。具体的には、人の動きを検知可能な焦電型のセンサが人を検知できなくなった場合に、画像形成装置の前で人が立ち止ったと判断して、画像形成装置を省電力状態から復帰させることが提案されている。
特開2012−114499号公報
しかしながら、上記従来技術には以下に記載する問題がある。例えば、上記従来技術では、画像形成装置の使用者が装置の前で立ち止まったと判断した後から、画像形成装置を省電力状態から復帰させるため、装置の前の当該使用者は、画像形成装置が省電力状態から復帰するまで装置の前で待たなければならない。これでは、ユーザが操作パネル等を操作した後に省電力状態から復帰する場合と復帰時間がほとんど変わらず、当該センサにより人を検知し、前もって省電力状態から復帰する効果を十分に得ることができない。
本発明は、上述の問題に鑑みて成されたものであり、装置の前の人を検知するとともに、検知された人が装置の使用者であるか否かを好適に判断して省電力状態から復帰するか否か制御する仕組みを提供することを目的とする。
本発明は、画像形成装置であって、前記画像形成装置の周辺に位置する物を検知し、該画像形成装置と検知した前記物と間の距離を検知する検知手段と、前記検知手段による検知結果に基づき、一定時間ごとの前記距離の変化量を測定する測定手段と、前記測定手段によって測定された変化量に基づき、検知した前記物が人であるか否かを判定する人判定手段と、前記人判定手段によって前記物が人であると判定されると、該人が前記画像形成装置の使用者であるか否かを判定する使用者判定手段と、前記使用者判定手段によって前記人が前記使用者でないと判定されると、一部の負荷のみに電力を供給する省電力状態から、前記画像形成装置が提供する機能を実現する負荷へ制限した電力を供給する第1復帰状態へ復帰させ、前記使用者判定手段によって前記人が前記使用者であると判定されると、前記省電力状態から、前記第1復帰状態での電力供給に加えて、さらに、前記画像形成装置に指示を入力する操作部へ電力供給した第2復帰状態へ復帰させる電力制御手段とを備えることを特徴とする。
本発明によれば、装置の前の人を検知するとともに、検知された人が装置の使用者であるか否かを好適に判断して省電力状態から復帰するか否か制御することができる。
第1の実施形態に係る画像形成装置の外観図。 第1の実施形態に係る画像形成装置のハードブロック図。 第1の実施形態に係る画像形成装置の電源回路図。 第1の実施形態に係る画像形成装置の状態遷移図。 第1の実施形態に係るスタンバイ状態の画像形成装置を示す図。 第1の実施形態に係る省電力状態の画像形成装置を示す図。 第1の実施形態に係る静音復帰状態の画像形成装置を示す図。 第1の実施形態に係る表示部復帰状態の画像形成装置を示す図。 第1の実施形態に係る操作部の詳細を示す図。 第1の実施形態に係る画像形成装置と使用者との距離に応じた電力制御の遷移を示す図。 第1の実施形態に係る画像形成装置の電力制御フローを示したフローチャート。 第1の実施形態に係る画像形成装置と使用者との距離に応じた画像形成装置の判断を示す図。 第1の実施形態に係る画像形成装置の人検知、使用者検知のフローを示したフローチャート。 第2の実施形態に係る画像形成装置の操作部に手をかざす様子を示す図。
以下、添付図面を参照して本発明の実施形態を詳しく説明する。なお、以下の実施形態は特許請求の範囲に係る本発明を限定するものでなく、また本実施形態で説明されている特徴の組み合わせの全てが本発明の解決手段に必須のものとは限らない。
<第1実施形態>
<画像形成装置の構成>
以下では、図1乃至図13を用いて、本発明の第1の実施形態について説明する。まず、図1を参照して、本実施形態に係る画像形成装置100の外観構成について説明する。
画像形成装置100は、プリント機能、スキャナ機能、コピー機能、FAX機能などの複数の機能を提供するMFP(Multifunction Peripheral)である。画像形成装置100は、画像形成装置100に接近する人を検知するための超音波センサ15を備える。超音波センサ15は、本実施形態では、図1に示すように、画像形成装置100の操作部に設けられている例で説明するが、限定する意図はなく画像形成装置100の周辺の物を検知可能な位置であればどこに設けられてもよい。超音波センサ15が画像形成装置100に接近する人を検知した場合、画像形成装置100は、上記機能の何れかが使用可能なスタンバイ状態よりも消費電力の小さい省電力状態から当該スタンバイ状態に復帰する。
超音波センサ15は、非可聴域の40KHzのパルス波を出力すると共に、物体(人等)で反射した当該パルス波の反射波を受信することにより、画像形成装置の周辺に位置する物を検知することができる。そして、超音波センサ15は、パルス波を出力してから反射波を受信するまでの時間に基づいて、画像形成装置100と物体との間の距離を計測する。計測は時間毎に実施され、時間毎の画像形成装置100と物体との距離の遷移が確認できる。なお、ここでは、超音波センサ15を用いる例について説明したが、人を検知可能なセンサであれば、人から放射される赤外線を受光する赤外線受光センサであってもよい。また、超音波センサ15の代わりに、センサと対象物体との間の静電容量に基づいてセンサと対象物体との間の距離を計測する静電容量センサを用いてもよい。また、超音波センサ15の代わりに、赤外線受光部がライン状又はマトリクス状に配置された赤外線アレイセンサを用いてもよい。また、超音波センサ15は、扇形の検知範囲A1を有する。なお、この超音波センサ15は、机の上に置かれたコンピュータなどの障害物の影響を受けずに人を検知するために、パルス波の出力方向が上方になるように配置してもよい。
次に、図2を参照して、画像形成装置100の制御構成について説明する。画像形成装置100は、コントローラ11、操作部12、スキャナ部13、プリンタ部14、及び超音波センサ15を備える。
コントローラ11は、操作部12、スキャナ部13、及びプリンタ部14と通信可能に接続される。コントローラ11は、CPU301、RAM302、ROM303、電源制御部304、入出力I/F305、及びLANコントローラ306を備える。そして、CPU301、RAM302、ROM303、電源制御部304、入出力I/F305、及びLANコントローラ306は、システムバス307に接続される。また、コントローラ11は、HDD308、画像処理部309、スキャナI/F310及びプリンタI/F311を備える。HDD308、画像処理部309、スキャナI/F310及びプリンタI/F311は、画像バス312に接続される。
CPU301は、ROM303に記憶された制御プログラム等に基づいて接続中の各種デバイスとのアクセスを統括的に制御すると共に、コントローラ11で実行される各種処理についても統括的に制御する。RAM302は、CPU301が動作するためのシステムワークメモリである。このRAM302は、画像データを一時記憶するためのメモリでもある。ROM303には、装置のブートプログラムなどが格納される。
電源制御部304は、画像形成装置100の各部への電力供給を制御する。電源制御部304の詳細については後述する。入出力I/F305は、システムバス307と操作部12とを接続するためのインターフェース部である。この入出力I/F305は、操作部12に表示するための画像データをシステムバス307から受け取って操作部12に出力すると共に、操作部12から入力された情報をシステムバス307へ出力する。LANコントローラ306は、ネットワーク30に接続される外部装置20と情報の送受信を行う。
HDD308は、ハードディスクドライブであり、システムソフトウェアや画像データを格納する。画像処理部309は、RAM302に記憶された画像データを読み出し、JPEG、JBIGなどの拡大又は縮小及び、色調整などの画像処理を行う。当該画像データは、スキャナ部13で読み取った画像や、プリンタ部14で印刷する画像、外部装置20から受信した画像等のデータである。スキャナI/F310は、スキャナ部13のスキャナ制御部331と通信するためのインターフェース部である。プリンタI/F311は、プリンタ部14のプリンタ制御部341と通信するためのインターフェース部である。画像バス312は、画像データをやり取りするための伝送路であり、PCIバスやIEEE1394等のバスで構成される。
スキャナ部13は、原稿から光学的に画像を読み取り画像データを生成する。スキャナ制御部331とスキャナ駆動部332とを有する。スキャナ駆動部332は、原稿を読み取る読取ヘッドを移動させるための駆動部、原稿を読取位置まで搬送するための駆動部などを含む。スキャナ制御部331は、スキャナ駆動部332の動作を制御する。スキャナ制御部331は、スキャナ処理を行う際にユーザによって設定された設定情報をCPU301との通信により受信し、当該設定情報に基づいてスキャナ駆動部332の動作を制御する。
プリンタ部14は、電子写真方式に従って記録媒体(用紙)に画像を形成する。このプリンタ部14は、プリンタ制御部341とプリンタ駆動部342とを有する。プリンタ駆動部342は、感光ドラムを回転させるモータ、定着器を加圧するための機構部、ヒータなどを含む。プリンタ制御部341は、プリンタ駆動部342の動作を制御する。プリンタ制御部341は、プリント処理を行う際にユーザによって設定された設定情報をCPU301との通信により受信し、当該設定情報に基づいてプリンタ駆動部342の動作を制御する。
<電源回路>
次に、図3を参照して、画像形成装置100の電源回路の構成について説明する。画像形成装置100は、第1電源供給部501、第2電源供給部502及び第3電源供給部503を備える。
第1電源供給部501は、プラグPを介して供給される交流電源から約5.0Vの直流電源を生成する。そして、第1電源供給部501は、生成した直流電源をLANコントローラ306、RAM302、超音波センサ15、CPU301、ROM303、HDD308、及び、操作部12の節電ボタン204やマイコン203に供給する。以下、第1電源供給部501から電源の供給を受けるデバイスを、第1電源系統デバイスと称する。
また、第2電源供給部502は、プラグPを介して供給される交流電源から約12.0Vの直流電源を生成する。そして、第2電源供給部502は、生成した直流電源を表示部201、画像処理部309、プリンタ制御部341及びスキャナ制御部331に供給する。以下、第2電源供給部502から電源の供給を受けるデバイスを、第2電源系統デバイスと称する。
また、第3電源供給部503は、プラグPを介して供給される交流電源から約24.0Vの直流電源を生成する。そして、第3電源供給部503は、生成した直流電源をプリンタ駆動部342及びスキャナ駆動部332に供給する。以下、第3電源供給部503から電源の供給を受けるデバイスを、第3電源系統デバイスと称する。
第1電源供給部501と第1電源系統デバイスとの間には、ユーザの操作に応じてオン状態又はオフ状態になるシーソースイッチ510が配置される。また、シーソースイッチ510と並列に、第1電源供給部501によって生成された電力を第1電源系統デバイスに供給するためのリレースイッチ511が配置される。シーソースイッチ510がユーザの操作によってオフ状態になったとしても、リレースイッチ511がオン状態であれば当該リレースイッチ511を介して第1電源供給部501から第1電源系統デバイスに電力が供給される。シーソースイッチ510がオフ状態になったことは、信号Aを介して電源制御部304に通知される。電源制御部304は、シーソースイッチ510がオフ状態になった場合に、CPU301に対してシャットダウン処理を実行するよう指示する。そして、CPU301によってシャットダウン処理が実行されると、電源制御部304はリレースイッチ511をオフ状態にする。これにより、画像形成装置100が完全にオフ状態になる。
また、プラグPと第2電源供給部502との間には、プラグPから第2電源供給部502への電力の供給と遮断とを切り替えるリレースイッチ512が配置される。また、プラグPと第3電源供給部503との間には、プラグPから第2電源供給部502への電力の供給と遮断とを切り替えるリレースイッチ513が配置される。
また、CPU301、ROM303及びHDD308と第1電源供給部501との間には、CPU301、ROM303及びHDD308への電力の供給と停止とを切り替えるスイッチ514が配置される。また、スキャナ制御部331と第2電源供給部502との間には、スキャナ制御部331への電力の供給と停止とを切り替えるスイッチ515が配置される。また、プリンタ制御部341と第2電源供給部502との間には、プリンタ制御部341への電力の供給と停止とを切り替えるスイッチ516が配置される。操作部12の表示部201と第2電源供給部502との間には、表示部201への電力の供給と停止とを切り替えるスイッチ517が配置される。
また、スキャナ駆動部332と第3電源供給部503との間には、スキャナ駆動部332への電力の供給と停止とを切り替えるスイッチ518が配置される。また、プリンタ駆動部342と第3電源供給部503との間には、プリンタ駆動部342への電力の供給と停止とを切り替えるスイッチ519が配置される。なお、スイッチ511−519は、FETスイッチによって構成されてもよい。
続いて、電源制御部304の詳細について説明する。電源制御部304は、回路の書き変えが可能なプログラムの書き換えが可能なロジック回路である。本実施形態の電源制御部304は、CPLD(Complex Programmable Logic Device)である。電源制御部304は、画像形成装置100を省電力状態ST4から復帰させるための復帰要因を検知、検知した復帰要因に応じて、電力制御を行う。復帰要因は、以下の要因を含む。
・シーソースイッチ510がオフ状態からオン状態になったこと(信号A)。
・外部装置20から特定のパケット(たとえば、印刷ジョブ)を受信したこと(信号P)。
・画像形成装置100に人が接近したこと(信号Q)。
・ユーザによって節電ボタン204が押下(操作)されたこと(信号R)。
電源制御部304には、上記復帰要因を示す信号A,P,Q,及びRが入力される。信号Aは、シーソースイッチ510の状態(オン状態/オフ状態)を示し、シーソースイッチ510から出力される。また、信号Pは、LANコントローラ306が外部装置20から特定のパケット(印刷ジョブなど)を受信したことを示し、LANコントローラ306から出力される。また、信号Qは、超音波センサ15が人等の物体を検知したことを示し、超音波センサ15から出力される。また、信号Rは、操作部12の節電ボタン204がユーザによって押下されたことを示し、節電ボタン204から出力される。
また、電源制御部304は、信号B,C,D,E,F,G,H,Iを出力する(信号B,C,D,E,F,G,H,Iの論理を制御する)。信号Bは、リレースイッチ511をオン又はオフに切り替える。信号Cは、リレースイッチ512及び513をオン又はオフに切り替える。信号Dは、スイッチ514をオン又はオフに切り替える。信号Eは、スイッチ515をオン又はオフに切り替える。信号Fは、スイッチ516をオン又はオフに切り替える。信号Gは、スイッチ517をオン又はオフに切り替える。信号Hは、スイッチ518をオン又はオフに切り替える。信号Iは、スイッチ519をオン又はオフに切り替える。
シーソースイッチ510がユーザの操作によってオフ状態になると、信号Aの論理がLowレベルに変化する。電源制御部304は、信号Aの論理がLowレベルになると、CPU301に、画像形成装置100をシャットダウンするように指示する。CPU301は、前記指示に従ってシャットダウン処理を実行する。また、電源制御340は、信号B及び信号Cを制御して、リレースイッチ511、512、513をオフ状態にする。これにより、シャットダウン処理後において、画像形成装置100を適切にオフ状態にすることができる。
LANコントローラ306が外部装置20から特定のパケット(印刷ジョブ)を受信すると、信号Pの論理がHiレベルに変化する。電源制御部304は、信号Pの論理がHiレベルになると、信号C,信号D,信号F及び信号Iを制御して、リレースイッチ512、513、514、516、519をオン状態にする。これにより、プリンタ部14によって印刷ジョブに基づいた印刷が実行される。
超音波センサ15が人などの物体を検知した場合、信号Qの論理がHiレベルに変化する。電源制御部304は、信号Qの論理がHiレベルになると、信号C,D,E,F,H及びIを制御して、スイッチ512−516、518、519をオン状態にする。また、超音波センサ15が人などの物体を検知した場合、電源制御部304は、信号Y及びXの論理をHiレベルにする。さらに、超音波センサ15が人を検知した場合、表示部201を点灯する。
信号Xは、スキャナ制御部331がスキャナ駆動部332の駆動を伴った起動を行うのか、スキャナ駆動部332の駆動を伴わずに起動を行うのかを切り替えるための信号である。スキャナ制御部331に電力が供給されているときに、信号Xの論理がHiレベルの場合には、スキャナ制御部331は、スキャナ駆動部332の駆動を停止させたまま、スキャナ部13の起動を行う(以下、スキャナ部13の静音起動と称する。)。また、スキャナ制御部331に電力が供給されているときに、信号Xの論理がLowレベルの場合には、スキャナ制御部331は、スキャナ駆動部332を駆動させて、スキャナ部13の起動を行う。
信号Yは、プリンタ制御部341がプリンタ駆動部342の駆動を伴った起動を行うのか、プリンタ駆動部342の駆動を伴わずに起動を行うのかを切り替えるための信号である。プリンタ制御部341に電力が供給されたときに、信号Xの論理がHiレベルの場合には、プリンタ制御部341は、プリンタ駆動部342の駆動を停止させたまま、プリンタ部14の起動を行う。また、プリンタ制御部341に電力が供給されたときに、信号Xの論理がLowレベルの場合には、プリンタ制御部341は、プリンタ駆動部342を駆動させて、プリンタ部14の起動を行う(以下、プリンタ部14の静音起動と称する。)。
節電ボタン204がユーザによって押下されると、信号Rの論理がHiレベルに変化する。電源制御部304は、信号Rの論理がHiレベルになると、信号C−Iを制御して、リレースイッチ512−519をオン状態にする。また、節電ボタン204が押下された場合、電源制御部304は、信号Y及びXの論理をHiレベルにする。節電ボタン204が押下された場合、表示部201が点灯する。
<状態遷移>
次に、図4を参照して、画像形成装置100の状態遷移について説明する。画像形成装置100は、スタンバイ状態ST1、表示部復帰状態ST2、静音復帰状態ST3、省電力状態ST4及び電源オフ状態ST5の動作状態を有する。
スタンバイ状態ST1は、スキャナ部13による読取動作や、プリンタ部14による印刷動作を実行することが可能な通常の動作状態である。スタンバイ状態ST1では、操作部12が所定時間操作されず、且つ、外部装置20からジョブを受信しないなど、画像形成装置100が所定時間使用されない場合には、画像形成装置100は当該スタンバイ状態ST1から省電力状態ST4へ移行する。
省電力状態ST4は、スタンバイ状態ST1より消費電力の少ない状態である。省電力状態ST4では、省電力状態ST4から復帰するために必要なデバイス(超音波センサ15やLANコントローラ306など)のみに電力が供給される。省電力状態ST4において、超音波センサ15が人を検知した場合、画像形成装置100は、当該検知結果に従って、静音復帰状態ST3又は表示部復帰状態ST2へ移行する。静音復帰状態ST3又は表示部復帰状態ST2のいずれに遷移するかは、超音波センサ15で検知した時間毎の検知対象との距離の遷移に基づいて決定される。
静音復帰状態ST3では、コントローラ11のCPU301、画像処理部309、HDD308、スキャナ部13及びプリンタ部14が起動される。なお、プリンタ制御部341及びスキャナ制御部331は、プリンタ駆動部342及びスキャナ駆動部332の駆動を制限する。そのため、画像形成装置100は、静かに起動する。上記した起動によって、CPU301や画像処理部(ASIC)308、スキャナ制御部331のCPU及びプリンタ制御部341のCPUは、初期化を行う。
また、省電力状態ST4で、外部装置20からプリンタ部14に印刷を実行させる印刷ジョブを受信した場合には、画像形成装置100はスタンバイ状態ST1へ移行する。なお、省電力状態ST4でユーザによって節電ボタン204が押下されると、表示部復帰状態ST2へ移行する。本実施形態では、節電ボタン204が押下される前に、超音波センサ15によってユーザが検知される筈なので、省電力状態ST4では、節電ボタン204が押下されないものと想定している。
静音復帰状態ST3で、節電ボタン204が押下されると、表示部201が点灯する表示部復帰状態ST2へ移行する。これにより、ユーザは、表示部201に表示されるメインメニュー画面(選択画面)201aを介して、画像形成装置100が提供する機能を選択することができる。メインメニュー画面(選択画面)201aの詳細については、図9を用いて後述する。
表示部復帰状態ST2で表示されるメインメニュー画面201aを介して、画像形成装置100が提供する機能が選択された場合には、選択された機能を実行することが可能なスタンバイ状態ST1へ移行する。例えば、メインメニュー画面201aを介してプリント機能が選択された場合には、プリンタ駆動部342の駆動の制限が解除され、プリンタ駆動部342が駆動する。また、メインメニュー画面201aを介してスキャナ機能が選択された場合には、スキャナ駆動部332の駆動の制限が解除され、スキャナ駆動部332が駆動する。
また、シーソースイッチ510がユーザの操作によってオン状態からオフ状態にされた場合には、画像形成装置100は電源オフ状態へ移行する。
次に、図5乃至図8を参照して、上記した各状態における、画像形成装置100に含まれる各負荷への電力制御について説明する。図5は、スタンバイ状態ST1での電力制御を示す。図5に示すように、スタンバイ状態ST1では、画像形成装置100の各スイッチ510−519がオン状態となり、画像形成装置100の各部に電力が供給される。
図6は、省電力状態ST4での電力制御を示す。図6に示すように、省電力状態ST4では、第1電源系統のデバイスの一部にのみ電力が供給されている。省電力状態ST4では、第1電源供給部501によって生成された電力を供給するためのリレースイッチ511がオン状態になるが、他のスイッチ512−519はオフ状態になる。これにより、省電力状態ST4では、電源制御部304、RAM302、LANコントローラ306、超音波センサ15、節電ボタン204、及びマイコン203に電力が供給されている。なお、マイコン203は、超音波センサ15が人を検知したときに、電力を供給するようにしてもよい。
図7は、静音復帰状態ST3での電力制御を示す。図7に示すように、静音復帰状態ST3では、省電力状態ST4で電力が供給されるデバイスに加えて、CPU301、HDD308、ROM303、画像処理部309、プリンタ部14及びスキャナ部13に電力が供給される。なお、プリンタ制御部341及びスキャナ制御部331は、それぞれプリンタ駆動部342及びスキャナ駆動部332の駆動を制限する。
図8は、表示部復帰状態ST2での電力制御を示す。図8に示すように、表示部復帰状態ST2では、静音復帰状態ST3で電力が供給されるデバイスに加えて、表示部201に電力が供給される。これにより、表示部201が各種の情報を表示することが可能となる。当該表示部を介して指示が入力されると、マイコン203は、スイッチ519やスイッチ520が開状態から閉状態に制御し、プリンタ駆動部342やスキャナ駆動部332の駆動の制限を解除する。これにより、プリンタ駆動部342やスキャナ駆動部332に対して、制限された電力の供給から通常の動作が可能な電力の供給へ切り替えることができる。
<操作部>
次に、図9を参照して、操作部12の詳細について説明する。操作部12は、220に示すように、表示部201と、ボタン類202と、図3に示すマイコン203とを備える。なお、ここでは、操作部12にマイコン203が実装される例について説明するが、本発明はこれに限定されず、マイコン203は他のコンポーネントに実装されていてもよい。
表示部201は、各種の画像を表示する。221に示すように、マイコン203は、コピー機能、プリント機能、及びスキャン機能などを選択するためのメインメニュー画面(選択画面)201aを、表示部201に表示する。また、222に示すように、マイコン203は、メインメニュー画面201aで選択された機能を実行するための設定画面201bを、表示部201に表示する。
220に示すように、電源オフ状態ST5、省電力状態ST4及び静音復帰状態ST3では、表示部201には、画像が表示されない非表示状態となる。この非表示状態は、表示部201に表示するための画像を描写するが、バックライトがオフされている状態であってもよいし、表示部201がオフであって表示部201に画像が描写されない状態であってもよい。これに対して、221及び222に示すように、表示部201に画面が表示される状態を表示状態と称する。
221に示すように、メインメニュー画面201aは、コピー機能を実行するためのコピーアイコン211、プリント機能を実行するためのプリントアイコン212、及び、スキャナ機能を実行するためのスキャンアイコン213を含む。また、メインメニュー画面201aは、HDD308に保存されるファイルを利用するための保存ファイル利用アイコン214、FAX機能を実行するためのFAXアイコン215を含む。また、メインメニュー画面201aは、受信したメールを確認するための受信トレイアイコン216や各種の情報を表示するためのインフォメーションアイコン217を含む。
222に示すように、設定画面201bは、選択されたジョブの実行指示を行うためのスタートボタン218を含む。222では、ここでは、JOB Bが選択されている様子を示す。
ボタン類202は、コピーを開始したり、スキャンを開始したりするための実行指示を行うためのスタートキー206を有する。また、ボタン類202は、節電ボタン204を有する。この節電ボタン204は、画像形成装置100がスタンバイ状態ST1のときにユーザによって押下(操作)されると、画像形成装置100を省電力状態ST4へ移行させることができる。また、節電ボタン204は、画像形成装置100が省電力状態ST4のときにユーザによって押下されると、画像形成装置100をスタンバイ状態ST1へ移行させることができる。また、ボタン類202は、印刷部数などの数値を入力するためのテンキー205を有する。
<電力制御>
次に、図10を参照して、画像形成装置100と使用者との距離に応じた電力制御の遷移について説明する。図10では、1001に画像形成装置100と使用者との距離の関係を示し、1002に1001で示した位置に使用者が存在する場合の画像形成装置100の電力状態を示す。1002では、画像形成装置100の電力状態として、各動作状態において電力供給が行われているコンポーネントと、総供給電力とを示す。
1011に示すように、超音波センサ15の検知範囲A1内に人がいない、検知範囲A1の中に入ったが通行人と判断した場合の状態T1では、画像形成装置100は、省電力状態ST4で待機する。この省電力状態ST4では、超音波センサ15などの限られたデバイスのみに電力が供給されている。具体的には、省電力状態ST4では、LANコントローラ306、RAM302、超音波センサ15、マイコン203及び節電ボタン204に電力が供給されている。
1012は、使用者が超音波センサ15の検知範囲A1に、人の存在を検知した状態T2を示す。しかし、1012では、使用者だと判断していない状態であり、コントローラ11などのみに電力が供給される。具体的には、状態T2では、省電力状態ST4で電力が供給されるデバイスに加えて、スキャナ部13、プリンタ部14、画像処理部309、HDD308及びCPU301に電力が供給される。これにより、コントローラ11、スキャナ部13、及びプリンタ部14の起動が開始される。ただし、スキャナ制御部331は、スキャナ駆動部332の駆動を制限し、且つ、プリンタ制御部341は、プリンタ駆動部342の駆動を制限するため、起動が開始したとしても、プリンタ駆動部342の駆動音がしない状態で、起動が開始する。
なお、本実施形態では、状態T2の時点では、使用者が画像形成装置100を使用する表示部201に電力が供給されない。ただし、状態T2では、画像形成装置100を使用する意思がある人に対して、次に操作すべき箇所を案内するために、節電ボタン204が点滅又は点灯する。
1013は、画像形成装置100に接近したユーザが節電ボタン204を押下するか、範囲内の人が使用者だと判断できた状態T3を示す。状態T3では、表示部201に電力が供給され、表示部201が画面を表示する。使用者は画像形成装置100を使用する意思をもって節電ボタン204を押下するため、本実施形態では、節電ボタン204が押下されたタイミングで表示部201に電力を供給する。節電ボタン204が押下されると、表示部201は、画像形成装置100が提供する機能(コピー、プリント、スキャン、ボックス、FAXなど)を選択するためのメインメニュー画面201aを表示する。
1014は、使用者がメインメニュー画面201aで機能を選択した状態T4を示す。状態T4では、当該機能を実行するために必要な箇所の電力が供給される。ここでは、メインメニュー画面201aに表示されるプリントアイコン212が選択された場合について説明する。メインメニュー画面201aでプリントアイコン212が選択されると、プリンタ制御部341は、プリンタ駆動部342の駆動の制限を解除する。
<処理手順>
次に、図11を参照して、操作部12のマイコン203が実行する処理について説明する。図11は、画像形成装置100が省電力状態ST4からスタンバイ状態ST1に復帰するまでの一連の動作を示す。以下で説明する処理は、操作部12のマイコン203がプログラムを実行することによって実行される。
まず、画像形成装置100は、省電力状態ST4で待機している。S101で、マイコン203は、超音波センサ15の検知範囲A1に人が存在するか否かを判定する。存在する場合はS102に進み、存在しない場合はS101の判定に戻る。具体的には、マイコン203は、超音波センサ15が人を検知した場合に出力する信号を、超音波センサ15から受信し、超音波センサ15の検知範囲A1に人が侵入した(存在する)と判断する。しかし、超音波センサ15と人との距離が検知し始めてからすぐに遠くなったり、短い期間しか検知できなかった場合には侵入したという判断は行わない(S101:No)。
超音波センサ15の検知範囲A1に人が存在すると判断した場合、S102で、マイコン203は、CPU301、HDD308、画像処理部309、プリンタ部14及びスキャナ部13に電力が供給されるように、電源制御部304に指示する。具体的には、信号QがHiレベルになる。指示を受信した電源制御部304は、CPU301、HDD308、画像処理部309、プリンタ部14及びスキャナ部13に電力が供給されるように、信号C,D,E,F,G,H,Iの論理を制御する。電力が供給されたCPU301、HDD308、画像処理部309、プリンタ部14及びスキャナ部13は、起動を開始する。なお、この時点では、表示部201には、電力が供給されていない。また、この時点では、プリンタ駆動部342やスキャナ駆動部332の駆動が制限されているため、上記起動には、プリンタ駆動部342やスキャナ駆動部332の駆動音は、伴わない。
その後、S103で、マイコン203は、超音波センサ15で計測された時間毎の距離の遷移に基づき、検知した人が画像形成装置100の使用者か否かを判断する。判断の方法に関しての詳細は後述する。使用者であると判断できた場合はS107に進み、マイコン203は、表示部201に画面表示を行う。一方、使用者であると判断できない場合はS104に進み、マイコン203は、画面表示を行わず、静音復帰状態ST3に遷移する。
静音復帰状態ST3において、マイコン203は、S104で節電ボタン204が押下(操作)されたか否かを判定する。節電ボタン204が押下されていない場合はS105に進み、押下されている場合はS107に進む。S105で、マイコン203は、S101で検知範囲A1内に人の存在を検知してから、節電ボタン204が押下されないまま所定時間が経過したか否かを判定する。所定時間が経過するとS106に進み、経過していない場合はS104に戻る。
S106で、マイコン203は、CPU301、HDD308、画像処理部309、プリンタ部14及びスキャナ部13への電力供給を停止するよう電源制御部304に指示する。指示を受信した電源制御部304は、CPU301、HDD308、画像処理部309、プリンタ部14及びスキャナ部13への電力供給が停止されるように、信号C,D,E,F,G,H,Iの論理を制御する。これにより、画像形成装置100が省電力状態ST4へ移行する。
一方、節電ボタン204が押下されたと判定した場合にはS107に進み、マイコン203は、表示部201にメインメニュー画面201aを表示する。S108で、マイコン203は、表示したメインメニュー画面201aで、コピーアイコン211がユーザによって選択されたか否かを判定する。コピーアイコン211が選択されたと判定するとS109に進み、そうでない場合はS110に進む。S109で、マイコン203は、コピー機能を実行するのに必要なプリンタ駆動部342及びスキャナ駆動部332の駆動の制限を解除する。これにより、コピー機能が実行可能なスタンバイ状態ST1となる。
一方、S110で、マイコン203は、メインメニュー画面201aで、プリントアイコン212がユーザによって選択されたか否かを判定する。プリントアイコン212が選択された場合はS111に進み、そうでない場合はS112に進む。S111で、マイコン203は、プリント機能を実行するのに必要なプリンタ駆動部342の駆動の制限を解除する。これにより、プリント機能が実行可能なスタンバイ状態ST1となる。
一方、S112で、マイコン203は、メインメニュー画面201aで、スキャンアイコン213がユーザによって選択されたか否かを判定する。スキャンアイコン213が選択されたと判定された場合はS113に進み、そうでない場合はS104に戻る。S113で、マイコン203は、スキャン機能を実行するのに必要なスキャナ駆動部332の駆動の制限を解除する。これにより、スキャナ機能が実行可能なスタンバイ状態ST1となる。
なお、ここでは、メインメニュー画面201aのコピーアイコン211、プリントアイコン212及びスキャンアイコン213が選択される例について説明したが、他のアイコンが選択された場合も同様である。他のアイコンが選択された場合には、当該選択された他のアイコンに対応する機能を実行するために必要な機能部(例えば、FAX部など)に電力が供給される。例えば、メインメニュー画面201aでFAXアイコン215が選択された場合には、FAXを送信するために必要なスキャナ部13に電力が供給される。
<人検知の判断基準>
次に、図12を参照して、図11のS101、S103での人検知(通行人や使用者)の判断基準について説明する。ここでは、操作部12のマイコン203が超音波センサ15で計測された時間毎の距離の遷移からどのように、通行人、画像形成装置100の使用者を判断しているか、図12に示す3つのケース例に説明する。図12は、時間毎の画像形成装置100と人との距離の遷移を示す。図12では、それぞれのケースにおいて、左部分に画像形成装置100と使用者との距離を図示し、右部分に計測した距離と画像形成装置100の判断について表で示す。また、各表の距離の項目については、検知を開始した位置を検知範囲A1の中で”遠”、”中”、”近”の3段階に分けて定義している。
<Case:1>
ケース1は、画像形成装置100に向かって人が近づくケースを示す。操作部12のマイコン203は、T1の時点で検知範囲A1内の遠エリアに物を検知したと判断する。その後、T1からT2の測定結果において、測定距離が減少したため、検知範囲A1に人が存在すると判断する(図11のS101:Yes)。さらに、T1からT4で継続して距離が減少しているため、画像形成装置100に対して継続して近付いている=使用者であると判断する(図11のS103:Yes)。
<Case:2>
ケース2は、人が近距離から近づき、画像形成装置100を使用するケースを示す。操作部12のマイコン203は、T1の時点で検知範囲A1内の近エリアに物を検知したと判断する。T2の時点では物との距離が近づいたため、人が存在すると判断する(図11のS101:Yes)。しかし、T2からT4まで距離の増減(変化量)がないため、人が画像形成装置100を使用する目的で検知範囲A1内に存在するのか判断できない。そのため、T4までは使用者の判断を行わない。一定時間が経過したT5まで連続して近エリアで検知したことをもって、検知された人が画像形成装置100の使用者であると判断する(図11のS103:Yes)。したがって、本ケースでは、T3、T4の時間が経過する間、使用者を待たせてしまうこととなる。このような場合においては、節電ボタンが押下されると(図11のS104)、画面表示(図11のS107)を行うことが可能である。
<Case:3>
ケース3は、人が画像形成装置100の前を通過するケースを示す。操作部12のマイコン203は、T1の時点で検知範囲A1内の近エリアに物を検知したと判断する。しかし、T2の時点では、すぐに距離が離れているため、人が存在しているとは判断しない(図11のS101:No)。T3でも距離が離れ、T4、T5では超音波センサ15に反応がなくなる(図11のS101:No)。
<Case:4>
ケース4は、人が画像形成装置100の横にあるスペースにアクセスするケースを示す。操作部12のマイコン203は、T1の時点で検知範囲A1内の遠エリアに物を検知したと判断する。その後、T2、T3の時点では、測定した距離が減少していることに加え、距離の減少幅を確認する。距離の減少幅が少ない場合、人が存在するとは判断しない。本ケースのように人が本体の横のスペースにアクセスする場合、人は画像形成装置100の前を斜めに通過するため、上記ケース1に比べて距離の減少幅が少なくなる。その減少幅の大小を操作部12のマイコン203は判断し、人として検知しないことを決定する。その後、T4、T5の時点では、検知範囲A1の外に出たため、超音波センサ15に反応がなくなる(図11のS101:No)。
上述した判断基準では、T0、T1、T2・・と人の行動を時間毎に計測している間隔や、検知範囲A1内に人が存在することを検知するまでの時間(人/使用者の判断基準となるパラメータ)を設定することができる。これらの設定値は、使用者に対して、省電力状態からの復帰が速い/遅いであるとか、誤復帰が多い/少ないとかを感じさせる要因となる。また、ケース2のように一定時間、画像形成装置100の前に人が存在することをもって使用者有りと判断する時間の設定に関しても同様である。例えば、画像形成装置100が単独で設置され、使用者しか来ない状況の場合、人が来ればすぐに復帰することが望ましい。また、通路脇に設置された場合は、人が来ても誤検知しないように、検知範囲A1の中に人が来た後、ある程度の時間、人を検知しない方が望ましい。つまり、これらの設定値(人/使用者の判断基準となるパラメータ)は、画像形成装置100が設置される環境や、当該装置の仕様等を考慮して任意に設定されることが望ましい。したがって、これらの設定値を調整するメニューを操作部12に表示し、ユーザ入力に従って変更可能とするようにしてもよい。
<人検知の処理手順>
次に、図13のフローチャートを用いて、図12で説明した人検知(人判定)の判断を行うための、操作部12のマイコン203による処理手順について説明する。また、以下で説明する処理は、物を検知した後に、定期的に行われる距離の測定ごとにマイコン203によって実行される。マイコン203は、時間毎に検知範囲A1に存在する物との距離を測定し、その時間毎の距離データを記憶しており、最新の測定距離と、過去の測定距離とを比較することができる。
まず、S1301で、マイコン203は、検知範囲A1に物が存在するか否かを判定するため、超音波センサ15を用いて当該物との距離を測定する。距離が測定されるとS1302に進み、マイコン203は、S1301で測定された物が検知範囲A1の遠エリアに存在するか否かを判定する。遠エリアに存在する場合はS1303に進み、そうでない場合はS1304に進む。S1303で、マイコン203は、今回と前回の測定距離を比較し、距離が減少しているか否かを判定する。即ち、ここでは、検知した物が画像形成装置100に近づいているか否かを判定している。
前回の距離結果が測定不可だった場合は、減少していないとの判断となる。距離が減少していない場合にはステップS1301に戻る。距離が減少している場合には、S1305に進み、マイコン203は、減少幅が大きいか否か、即ち、所定の閾値以上であるか否かを判定する。減少幅が大きければ(所定の閾値以上であれば)S1306に進み、大きくなければS1301に戻る。S1305により、図12のケース4のように画像形成装置100に対して斜めに近付くような場合に、人の検知が行われなくなる。一方、幅が大きければS1306に進み、マイコン203は、人として検知する。
一方、S1302で人が近エリアに存在すると判断した場合、S1304で、マイコン203は、前回との距離に変化があるかや減少しているか、又はそれら以外であるかを判断する。変化無しや減少している場合はS1306に進み、そうでない場合はS1301に戻る。S1306で、マイコン203は、人として検知する。人として検知した後は、使用者であるか否かの判定に進む。また、人として検知した場合は、画像形成装置100は、図10に示すように、省電力状態ST4から静音復帰状態ST3へ遷移する。
次に、人として検知した人物が使用者であるか否かの検知手順(使用者判定)について説明する。まず、S1310で、マイコン203は、マイコン203内に記憶される変数Nを初期化(N=0)する。続いて、S1311で、マイコン203は、範囲内に物が存在しているか否かを判定する。物が存在していなければS1312で、S1301の人検出へ移行する。物が存在する場合S1313に進み、マイコン203は、検知範囲A1のどこのエリアで人が検知できたかを判定する。当該人を遠いエリアで検知した場合、S1314に進み、マイコン203は、距離が減少しているか否かを判定する。距離が減っている場合はS1315に進み、マイコン203は、使用者として検知し、処理を終了する。一方、S1313で検知範囲が近いエリアであった場合はS1316に進み、マイコン203は、距離が変化無しかや減少しているか、又はそれ以外であるかを判定する。距離が変化無しや減少している場合はS1317に進み、マイコン203は、変数Nの値が3以上(所定回数以上)であるか否かを判定する。変数Nが3未満の場合はS1318で、マイコン203は、Nを1増やしてS1311に戻る。一方、変数Nが3以上の場合はS1315に進み、マイコン203は、使用者と検知する。つまり、ここでは、人検知状態となった後に、近エリアで人を所定の回数(ここでは3回)検知しないと、使用者として検知しないこととしている。図12のケース2で使用者をある一定時間検知した場合に使用者だと判断する制御に相当する。もちろん、本発明は、他の判断基準を適用してもよい。
<第2の実施形態>
以下では、図14を用いて、本発明の第2の実施形態について説明する。上記第1実施形態では、節電ボタン204が押下されたタイミングで表示部201が画面の表示を行う例について説明したが、本発明はこれに限らない。本実施形態では、操作部12に内蔵された静電容量センサ250により、操作部12の近傍に使用者の手がかざされたことを検知して、表示部201にメインメニュー画面201aを表示する。なお、本実施形態は、上記第1の実施形態における超音波センサ15に加えて、さらに静電容量センサ250を設けてもよい。以下では、上記第1の実施形態と異なる制御及び構成についてのみ説明を記載する。
図14は、本実施形態に係る画像形成装置100の表示部201に使用者が手をかざす様子を示す。図14に示すように、本実施形態に係る操作部12には、静電容量センサ(アンテナ)250が設けられる。この静電容量センサ250は、操作部12に接近する人の手と静電容量センサ250との間に構成されるコンデンサの静電容量に応じて、人の接近を検知する。具体的には、マイコン203は、静電容量が一定以上になると、手が操作部にかざされたと判断し、検知している人を使用者と判定する。静電容量センサ250の検知範囲A2に人の手が侵入すると、表示部201に電力が供給されて表示部201にメインメニュー画面201aが表示される。
<変形例>
また、本発明は上記実施形態に限らず様々な変形が可能である。例えば、上記第1の実施形態では、超音波センサ15を用いる例について説明したが、超音波センサ15の代わりにカメラを用いてもよい。また、カメラは、画像形成装置100に設けられるカメラでなく、画像形成装置100が設置される部屋に設けられるカメラ、即ち、画像形成装置100の本体とは離れた位置に設けられたカメラ(例えば、監視カメラ)を用いてもよい。また、静電容量センサを用いて表示部201にメインメニュー画面201aを表示する例について説明したが、静電容量センサの代わりに、表示部201のタッチパネルセンサを用いてもよい。
<その他の実施形態>
また、本発明は、以下の処理を実行することによっても実現される。即ち、上述した実施形態の機能を実現するソフトウェア(プログラム)を、ネットワーク又は各種記憶媒体を介してシステム或いは装置に供給し、そのシステム或いは装置のコンピュータ(又はCPUやMPU等)がプログラムを読み出して実行する処理である。
13:スキャナ部、14:プリンタ部、15:超音波センサ、100:画像形成装置、201:表示部、203:マイコン、301:CPU、304:電源制御部

Claims (20)

  1. 画像形成装置であって、
    前記画像形成装置の周辺に位置する物を検知し、該画像形成装置と検知した前記物と間の距離を検知する検知手段と、
    前記検知手段による検知結果に基づき、一定時間ごとの前記距離の変化量を測定する測定手段と、
    前記測定手段によって測定された変化量に基づき、検知した前記物が人であるか否かを判定する人判定手段と、
    前記人判定手段によって前記物が人であると判定されると、該人が前記画像形成装置の使用者であるか否かを判定する使用者判定手段と、
    前記使用者判定手段によって前記人が前記使用者でないと判定されると、一部の負荷のみに電力を供給する省電力状態から、前記画像形成装置が提供する機能を実現する負荷へ制限した電力を供給する第1復帰状態へ復帰させ、前記使用者判定手段によって前記人が前記使用者であると判定されると、前記省電力状態から、前記第1復帰状態での電力供給に加えて、さらに、前記画像形成装置に指示を入力する操作部へ電力供給した第2復帰状態へ復帰させる電力制御手段と
    を備えることを特徴とする画像形成装置。
  2. 前記人判定手段は、前記検知手段によって前記物が検知されてから、前記測定手段によって測定された前記変化量が減少を示す場合に、検知された前記物を前記人と判定することを特徴とする請求項1に記載の画像形成装置。
  3. 前記使用者判定手段は、前記人判定手段によって前記物が前記人と判定されてから、前記測定手段によって測定された前記変化量がさらに減少を示す場合に、該人を前記使用者と判定することを特徴とする請求項2に記載の画像形成装置。
  4. 前記検知手段によって検知された距離が、前記検知手段によって検知される範囲内において前記画像形成装置から遠い位置であるか近い位置であるかを判断する判断手段をさらに備えることを特徴とする請求項1に記載の画像形成装置。
  5. 前記人判定手段は、
    前記検知手段によって検知された前記物が、前記判断手段によって前記遠い位置であると判断された場合に、前記検知手段によって前記物が検知されてから、前記測定手段によって測定された前記変化量が減少を示す場合に、検知された前記物を前記人と判定し、
    前記検知手段によって検知された前記物が、前記判断手段によって前記近い位置であると判断された場合に、前記検知手段によって前記物が検知されてから、前記測定手段によって測定された前記変化量が無いか又は減少を示す場合に、検知された前記物を前記人と判定することを特徴とする請求項4に記載の画像形成装置。
  6. 前記人判定手段は、
    前記検知手段によって検知された前記物が、前記判断手段によって前記遠い位置であると判断された場合に、前記検知手段によって前記物が検知されてから、前記測定手段によって測定された前記変化量が減少を示し、かつ、該減少の幅が所定の閾値以上であれば、検知された前記物を前記人と判定することを特徴とする請求項4に記載の画像形成装置。
  7. 前記使用者判定手段は、
    前記検知手段によって検知された前記物が、前記判断手段によって前記遠い位置であると判断された場合に、前記人判定手段によって前記物が前記人と判定されてから、前記測定手段によって測定された前記変化量が減少を示す場合に、該人を前記使用者と判定し、
    前記検知手段によって検知された前記物が、前記判断手段によって前記近い位置であると判断された場合に、前記人判定手段によって前記物が前記人と判定されてから、前記測定手段によって測定された前記変化量が無いか又は減少を示す場合に、該人を前記使用者と判定することを特徴とする請求項5又は6に記載の画像形成装置。
  8. 前記使用者判定手段は、
    前記検知手段によって検知された前記物が、前記判断手段によって前記近い位置であると判断された場合に、前記人判定手段によって前記物が前記人と判定されてから、前記測定手段によって測定された前記変化量が無いか又は減少を示す回数が所定回数を超えた場合に、該人を前記使用者と判定することを特徴とする請求項5又は6に記載の画像形成装置。
  9. 人と前記画像形成装置との間の静電容量を検知する静電容量センサをさらに備え、
    前記使用者判定手段は、さらに、前記静電容量センサの静電容量が一定以上となると、前記人を前記使用者と判定することを特徴とする請求項1乃至8の何れか1項に記載の画像形成装置。
  10. 前記電力制御手段は、
    前記第1復帰状態において、さらに、前記操作部に設けられた所定のボタンに電力を供給し、
    前記第1復帰状態において、前記操作部を介して前記所定のボタンが操作されると、前記第2復帰状態へ遷移させることを特徴とする請求項1乃至9の何れか1項に記載の画像形成装置。
  11. 前記電力制御手段は、前記操作部を介して指示が入力されると、当該指示を実現する負荷への電力供給を、前記制限した電力から通常の動作が可能な電力へ切り替えることを特徴とする請求項1乃至10の何れか1項に記載の画像形成装置。
  12. 前記電力制御手段は、前記人判定手段によって前記物が前記人と判定された後に、該人の検知が前記検知手段によって検知されなくなると、前記省電力状態へ遷移することを特徴とする請求項1乃至11の何れか1項に記載の画像形成装置。
  13. 前記人判定手段及び前記使用者判定手段が判定する際に用いる判断基準に関わるパラメータを設定する設定手段をさらに備えることを特徴とする請求項1乃至12の何れか1項に記載の画像形成装置。
  14. 前記検知手段は、超音波センサであることを特徴とする請求項1乃至13の何れか1項に記載の画像形成装置。
  15. 前記検知手段は、前記操作部に設けられていることを特徴とする請求項1乃至14の何れか1項に記載の画像形成装置。
  16. 前記検知手段は、カメラであることを特徴とする請求項1乃至13の何れか1項に記載の画像形成装置。
  17. 前記カメラは、前記画像形成装置の本体と離れた位置に設けられていることを特徴とする請求項16に記載の画像形成装置。
  18. 前記機能は、用紙に画像の印刷を行うプリント機能、及び原稿の読み取りを行うスキャン機能の少なくとも一方を有することを特徴とする請求項1乃至17の何れか1項に記載の画像形成装置。
  19. 画像形成装置の制御方法であって、
    検知手段が、前記画像形成装置の周辺に位置する物を検知し、該画像形成装置と検知した前記物と間の距離を検知する検知工程と、
    測定手段が、前記検知工程による検知結果に基づき、一定時間ごとの前記距離の変化量を測定する測定工程と、
    人判定手段が、前記測定工程で測定された変化量に基づき、検知した前記物が人であるか否かを判定する人判定工程と、
    使用者判定手段が、前記人判定工程で前記物が人であると判定されると、該人が前記画像形成装置の使用者であるか否かを判定する使用者判定工程と、
    電力制御手段が、前記使用者判定工程で前記人が前記使用者でないと判定されると、一部の負荷のみに電力を供給する省電力状態から、前記画像形成装置が提供する機能を実現する負荷へ制限した電力を供給する第1復帰状態へ復帰させ、前記使用者判定手段によって前記人が前記使用者であると判定されると、前記省電力状態から、前記第1復帰状態での電力供給に加えて、さらに、前記画像形成装置に指示を入力する操作部へ電力供給した第2復帰状態へ復帰させる電力制御工程と
    を実行することを特徴とする画像形成装置の制御方法。
  20. 請求項19に記載の画像形成装置の制御方法における各工程をコンピュータに実行させるための該コンピュータで読み取り可能なプログラム。
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