JP2018116390A - 画像形成装置および画像形成装置の制御プログラム - Google Patents

画像形成装置および画像形成装置の制御プログラム Download PDF

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Abstract

【課題】消費電力を低減することのできる画像形成装置および画像形成装置の制御プログラムを提供する。【解決手段】画像形成装置100は、操作パネル13と、検知範囲RG1内で人を検知する第1の検知部と、検知範囲RG1よりも狭く、かつ画像形成装置100に対する動作のうち操作パネル13への操作以外の動作を受け付ける部分を含む範囲である検知範囲RG2内で人を検知する第2の検知部と、通常モードと、通常モードよりも消費電力の少ない省電力モードとを含む複数の動作モードの間で、画像形成装置100への電力供給状態を切り替える切替手段とを備える。切替手段は、電力供給状態が省電力モードである状態で、第1の検知部にて人を検知した場合、電力供給状態を通常モードへ復帰させる復帰手段と、通常モードへ復帰させた後で、第2の検知部にて人を検知した場合に、電力供給状態を省電力モードへ移行させる第1の移行手段とを含む。【選択図】図3

Description

本発明は、画像形成装置および画像形成装置の制御プログラムに関する。より特定的には、本発明は、操作パネルを備えた画像形成装置および画像形成装置の制御プログラムに関する。
電子写真式の画像形成装置には、スキャナー機能、ファクシミリ機能、複写機能、プリンターとしての機能、データ通信機能、およびサーバー機能を備えたMFP(Multi Function Peripheral)、ファクシミリ装置、複写機、プリンターなどがある。
近年の環境に対する意識の向上により、画像形成装置には消費電力の低減が要求されている。この要求に応えるべく、人感センサーの検知状態によって電力の供給状態状態を切り替える画像形成装置が提案されている。この画像形成装置は、画像形成装置への人の接近を人感センサーが検知した場合に、省電力モードから通常モードへと電力供給状態を移行させる。これにより、ユーザーの待ち時間を短縮し、利便性の向上を図っている。
なお、消費電力の低減を図るための画像形成装置の従来の技術は、たとえば下記特許文献1および2などに開示されている。下記特許文献1には、排紙センサーが胴内フィニッシャーに排紙された紙を検知しており、第二の人感センサーで物体を検知した場合には、紙を取りに来たユーザーである可能性が高いと判断し、省電力モードから通常モードへの移行を所定時間経過後に実行する画像形成装置が開示されている。この画像形成装置は、排紙センサーが胴内フィニッシャーに排紙された紙を検知しておらず、第二の人感センサーで物体を検知した場合には、紙を取りに来たユーザーである可能性が低いと判断し、通常モードへの移行を所定時間経過前に実行する。
下記特許文献2には、所定の距離内に人物が存在するか否かを検知する人物検知部と、用紙排出部に排出された用紙を検知する用紙検知部と、切替制御部とを備えた画像形成装置が開示されている。切替制御部は、節電モード中に人物の存在が検知されかつ用紙検知部によって用紙が検知されない場合は、通常モードに切り替え、節電モード中に人物の存在が検知されかつ用紙検知部によって用紙が検知された場合において、人物検知時点から想定回収時間が経過するまでの間に、用紙検知部によって用紙が検知されなくなったときは、節電モードのまま維持させる。
特開2014−108606号公報 特開2014−124773号公報
従来の技術では、人感センサーにて人の接近を検知した場合でも、その接近が画像形成装置を使用する目的のものなのか、画像形成装置の付近を通過するだけのものなのかを判断することができなかった。このため、人が使用目的で接近していない場合にも省電力モードから通常モードへ移行することがあった。
そこで、検出範囲の異なる複数のセンサーを搭載することで、画像形成装置に対する動作(行為)が行われる範囲に人が接近したことを判断することで、画像形成装置の付近を通過するだけの人を検出しない技術も提案されている。
しかし、画像形成装置に対する動作が行われる範囲に接近する人の中には、画像形成装置を使用(操作)する目的の人の他、排出された用紙を取る目的の人や、画像形成装置にトナーを補給する目的の人など、画像形成装置を使用する目的以外の人も存在する。このため、従来の技術では、画像形成装置に対する動作が行われる範囲に接近する人が、使用目的の人なのか使用目的以外の人なのかを適切に判別することが難しかった。その結果、省電力モードから通常モードへ不要に復帰する事態を回避することができず、画像形成装置の消費電力を低減することができなかった。
本発明は、上記課題を解決するためのものであり、その目的は、消費電力を低減することのできる画像形成装置および画像形成装置の制御プログラムを提供することである。
本発明の一の局面に従う画像形成装置は、表示部と、ジョブを入力する操作を受け付ける操作部とを含む操作パネルを備えた画像形成装置であって、第1の検知範囲内で人を検知する第1の検知手段と、第1の検知範囲よりも狭く、かつ画像形成装置に対する動作のうち操作パネルへの操作以外の動作を受け付ける部分を含む範囲である第2の検知範囲内で人を検知する第2の検知手段と、第1の電力モードと、第1の電力モードよりも消費電力の少ない第2の電力モードとを含む複数の動作モードの間で、画像形成装置への電力供給状態を切り替える切替手段とを備え、切替手段は、電力供給状態が第2の電力モードである状態で、第1の検知手段にて人を検知した場合、電力供給状態を第2の電力モードから第1の電力モードへ復帰させる復帰手段と、復帰手段にて第1の電力モードへ復帰させた後で、第2の検知手段にて人を検知した場合に、電力供給状態を第1の電力モードから第2の電力モードへ移行させる第1の移行手段とを含む。
上記画像形成装置において好ましくは、第1の電力モードは、表示部を点灯させる点灯モードと、表示部を消灯させる消灯モードとを含み、復帰手段は、電力供給状態が第2の電力モードである状態で、第1の検知手段にて人を検知した場合、電力供給状態を第2の電力モードから消灯モードへ復帰させ、第1の移行手段は、復帰手段にて消灯モードへ復帰させた後で、第2の検知手段にて人を検知した場合に、電力供給状態を消灯モードから第2の電力モードへ移行させる。
上記画像形成装置において好ましくは、第1の検知範囲よりも狭い第3の検知範囲内で、操作パネルへの人の接近を検知する第3の検知手段をさらに備え、切替手段は、電力供給状態が消灯モードである状態で、第2の検知手段にて人を検知する前に第3の検知手段にて操作パネルへの人の接近を検知した場合、電力供給状態を消灯モードから点灯モードへと復帰させる第1の点灯手段をさらに含む。
上記画像形成装置において好ましくは、第1の点灯手段は、電力供給状態が消灯モードである状態で、第3の検知手段にて操作パネルへの人の接近を検知してから第1の時間が経過するまでの間に、第2の検知手段にて人を検知しない場合に、電力供給状態を消灯モードから点灯モードへ復帰させる。
上記画像形成装置において好ましくは、第1および第3の検知手段は、互いに異なる複数の検知範囲を有する赤外線センサーを含み、第1および第3の検知手段の各々は、赤外線センサーの出力に基づいて人を検知する。
上記画像形成装置において好ましくは、第1の検知手段は、複数の検知範囲の各々での出力の変化に基づいて、第1の検知範囲内で人を検知し、第3の検知手段は、複数の検知範囲の各々での出力の変化に基づいて、第3の検知範囲内で操作パネルへの人の接近を検知する。
上記画像形成装置において好ましくは、赤外線センサーは、複数の検知範囲として第1および第3の検知範囲を有しており、第1の検知手段は、赤外線センサーの第1の検知範囲での出力に基づいて第1の検知範囲内で人を検知し、第3の検知手段は、赤外線センサーの第3の検知範囲での出力に基づいて第3の検知範囲内で操作パネルへの人の接近を検知する。
上記画像形成装置において好ましくは、電力供給状態が第2の電力モードである状態であって、第1の検知手段にて人を検知していない状態で第3の検知手段にて操作パネルへの人の接近を検知した場合、電力供給状態を第2の電力モードから点灯モードへ復帰させる復帰点灯手段をさらに備える。
上記画像形成装置において好ましくは、第2の検知範囲は、画像形成装置における印刷前の用紙を収容する部分である給紙カセットを含む範囲であり、第1の移行手段は、復帰手段にて消灯モードへ復帰させた後で、第2の検知手段にて給紙カセットで人を検知してから第2の時間が経過するまで第3の検知手段にて操作パネルへの人の接近を検知しない場合に、電力供給状態を消灯モードから第2の電力モードへ移行させ、切替手段は、復帰手段にて消灯モードへ復帰させた後で、第2の検知手段にて給紙カセットで人を検知してから第2の時間が経過するまで第3の検知手段にて操作パネルへの人の接近を検知した場合に、電力供給状態を消灯モードから点灯モードへ復帰させる第2の点灯手段をさらに含む。
上記画像形成装置において好ましくは、復帰手段にて消灯モードへ復帰させてから第3の時間が経過するまでの間に、第1および第2の検知手段のいずれでも人を検知しない場合に、電力供給状態を消灯モードから第2の電力モードへ移行させる第2の移行手段をさらに備える。
上記画像形成装置において好ましくは、画像形成装置の外部からの要求を受け付ける制御部をさらに備え、第2の電力モードは、第1、第2、および第3の検知手段と、制御部の一部とが少なくとも動作可能な電力供給状態である。
上記画像形成装置において好ましくは、第2の検知範囲は、画像形成装置における印刷後の用紙を排出する部分である排紙部、画像形成装置における印刷前の用紙を収容する部分である給紙カセット、および画像形成装置で使用するトナーを収容するトナーボトルを開閉するカバーのうち少なくとも1箇所を含む範囲である。
上記画像形成装置において好ましくは、第1の移行手段にて第2の電力モードへ移行させた場合、第2の検知手段にて検知した人とは別の人を第1の検知手段にて検知するまで、切替手段は第2の電力モードを維持する。
上記画像形成装置において好ましくは、電力供給状態が第1の電力モードである状態で、第1の検知手段にて人を検知しなくなった場合に、電力供給状態を第1の電力モードから第2の電力モードへ移行させる第3の移行手段をさらに備える。
上記画像形成装置において好ましくは、第1および第2の検知手段は、第1および第2の検知範囲を撮影する同一のカメラを含み、第1および第2の検知手段の各々は、カメラの画像に基づいて人を検知する。
上記画像形成装置において好ましくは、第1の検知手段は、第1の検知範囲を撮影したカメラの画像に基づいて第1の検知範囲内の人を検知し、第2の検知手段は、第2の検知範囲を撮影したカメラの画像に基づいて第2の検知範囲内への人の手の侵入を検知する。
本発明の他の局面に従う画像形成装置の制御プログラムは、表示部と、ジョブを入力する操作を受け付ける操作部とを含む操作パネルを備えた画像形成装置の制御プログラムであって、第1の検知範囲内で人を検知する第1の検知ステップと、第1の検知範囲よりも狭く、かつ画像形成装置に対する動作のうち操作パネルへの操作以外の動作を受け付ける部分を含む範囲である第2の検知範囲内で人を検知する第2の検知ステップと、第1の電力モードと、第1の電力モードよりも消費電力の少ない第2の電力モードとを含む複数の動作モードの間で、画像形成装置への電力供給状態を切り替える切替ステップとをコンピューターに実行させ、切替ステップは、電力供給状態が第2の電力モードである状態で、第1の検知ステップにて人を検知した場合、電力供給状態を第2の電力モードから第1の電力モードへ復帰させる復帰ステップと、復帰ステップにて第1の電力モードへ復帰させた後で、第2の検知ステップにて人を検知した場合に、電力供給状態を第1の電力モードから第2の電力モードへ移行させる第1の移行ステップとを含む。
本発明によれば、消費電力を低減することのできる画像形成装置および画像形成装置の制御プログラムを提供することができる。
本発明の第1の実施の形態における画像形成装置100の外観を模式的に示す図である。 本発明の第1の実施の形態における画像形成装置100の構成を示すブロック図である。 本発明の第1の実施の形態の画像形成装置100における人感センサーの位置および検知範囲を模式的に示す図である。 本発明の第1の実施の形態における省電力モードの電力供給状態を示すブロック図である。 本発明の第1の実施の形態における画像形成装置100の電力供給状態の制御動作を示すフローチャートである。 本発明の第2の実施の形態における消灯モードの電力供給状態を示すブロック図である。 本発明の第2の実施の形態における画像形成装置100の電力供給状態の制御動作を示すフローチャートである。 本発明の第3の実施の形態における画像形成装置100の電力供給状態の制御動作を示すフローチャートである。 本発明の第4の実施の形態における人感センサーの位置および検知範囲を模式的に示す図である。 本発明の第5の実施の形態における人感センサーの位置および検知範囲を模式的に示す図である。 本発明の第5の実施の形態におけるセンサー23の出力の時間変化を模式的に示す図である。
以下、本発明の実施の形態について、図面に基づいて説明する。
以下の実施の形態では、画像形成装置がMFPである場合について説明する。画像形成装置はMFPである場合の他、プリンター、複写機、またはファクシミリなどであってもよい。
[第1の実施の形態]
始めに、画像形成装置の構成について説明する。
図1は、本発明の第1の実施の形態における画像形成装置100の外観を模式的に示す図である。
図1を参照して、本実施の形態における画像形成装置は、MFPであり、ADF(Auto Document Feeder)部11と、スキャナー部12と、操作パネル13と、プリントエンジン部14と、給紙カセット15などを備えている。
ADF部11は、画像形成装置100の上部に設けられている。ADF部11は、原稿トレイ11aに配置された原稿を、スキャナー部12の画像読取位置に送る。
スキャナー部12は、ADF部11の下に設けられている。スキャナー部12は、原稿の画像を読み取る。
操作パネル13は、画像形成装置100の前面に設けられている。操作パネル13は、各種情報を表示し、各種操作を受け付ける。
プリントエンジン部14は、スキャナー部12の下であって、給紙カセット15の上に設けられている。プリントエンジン部14は、画像データに基づいて用紙などへ画像を形成する。プリントエンジン部14は、おおまかに、トナー像形成部、定着装置、および用紙搬送部などで構成される。プリントエンジン部14は、たとえば電子写真方式で用紙に画像を形成する。トナー像形成部は、用紙に画像を形成する。トナー像形成部は、トナー像を現像する現像装置と、トナー像が形成される感光体と、感光体から用紙に画像を転写する転写部などで構成される。定着装置は、加熱ローラーおよび加圧ローラーを有する。定着装置は、加熱ローラーと加圧ローラーとでトナー像が形成された用紙を挟みながら搬送し、その用紙に加熱および加圧を行う。これにより、定着装置は、用紙に付着したトナーを溶融させて用紙に定着させ、用紙に画像を形成する。用紙搬送部は、用紙を給紙カセット15から給紙して、画像形成装置100の筐体の内部で搬送する。また、用紙搬送部は、印刷後の用紙を画像形成装置100の筐体から排紙トレイ17(排紙部の一例)などに排出する。
給紙カセット15は、画像形成装置100の下部に設けられている。給紙カセット15は、画像形成装置100における印刷前の用紙を収容する。
画像形成装置100の前面におけるプリントエンジン部14が設けられている位置には、カバー18が設けられている。プリントエンジン部14におけるカバー18で覆われている部分には、画像形成装置100で使用するトナーを収容するトナーボトルが設置される開口部16が設けられている。カバー18は、開口部16(トナーボトル)を露出した開いた状態と開口部16(トナーボトル)を覆った状態とを実現する。画像形成装置100のユーザーは、カバー18を開閉することで、画像形成装置100内に収容されているトナーボトルを交換する。
図2は、本発明の第1の実施の形態における画像形成装置100の構成を示すブロック図である。
図2を参照して、画像形成装置100は、CPU(Central Processing Unit)101と、記憶部102と、検知部103と、ファクシミリ104と、通信部105と、電源制御部110と、電源部111とをさらに備えている。
CPU101は、スキャンジョブ、コピージョブ、メール送信ジョブ、およびプリントジョブなどの各種ジョブについて、制御プログラムに従って画像形成装置100全体の制御を行う。
記憶部102は、ROM(Read Only Memory)102aと、RAM(Random Access Memory)102bと、HDD(Hard Disk Drive)102cとを含んでいる。ROM102aは、CPU101が実行する各種制御プログラムや、各種固定データなどを記憶する。RAM102bは、CPU101のメインメモリである。RAM102bは、CPU101が制御プログラムを実行するときに必要なデータを一時的に記憶するためなどに用いられる。HDD102cは各種情報を記憶する。
検知部103は、画像形成装置100の周囲の所定の範囲内で人を検知する部分であり、第1の検知部103a(第1の検知手段の一例)と、第2の検知部103b(第2の検知手段の一例)と、第3の検知部103c(第3の検知手段の一例)とを含んでいる。第1の検知部103a、第2の検知部103b、および第3の検知部103cの詳細については後述する。
なお、第3の検知部103cは必要に応じて設けられればよく、省略されてもよい。
ファクシミリ104は、他の機器との間でファクシミリデータの送受信を行う。ファクシミリ104は、他の機器からのファクシミリデータを受信する受信部104aを含んでいる。
通信部105は、CPU101からの指示に従って、TCP/IPなどの通信プロトコルによって、他の機器との通信を行う。
電源制御部110は、CPU101の制御の下で、電源部111から画像形成装置100への電力供給状態を制御する。
操作パネル13は、ディスプレイ13a(表示部の一例)と、タッチパネル13b(操作部の一例)と、電源キー13cとを含んでいる。ディスプレイ13aは、ソフトウェアキーなどの各種情報を表示する。タッチパネル13bは、ジョブを入力する操作などのディスプレイ13a上への各種操作を検知する(受け付ける)。電源キー13cは、画像形成装置100をオンする(画像形成装置100の少なくとも一部に電力供給を行う状態にする)操作またはオフする(画像形成装置100のいずれの部分にも電力供給を行わない状態にする)操作を受け付ける。
図3は、本発明の第1の実施の形態の画像形成装置100における人感センサーの位置および検知範囲を模式的に示す図である。図3(a)は正面図であり、図3(b)は左側面図であり、図3(c)は上面図である。
図3を参照して、画像形成装置100は人感センサーをさらに備えている。第1の検知部103aは、赤外線センサーであるセンサー21aを含んでいる。センサー21aは、操作パネル13の下部に設けられている。これにより、第1の検知部103aは、画像形成装置100前面の広い範囲を検知範囲RG1(第1の検知範囲の一例)として有しており、検知範囲RG1内で人を検知する。
第1の検知部103aは、画像形成装置100の前面で人を検知するものであればよく、第1の検知部103aに含まれるセンサーの設置場所および数は任意である。
第2の検知部103bは、赤外線センサーであるセンサー21b、21c、21d、21e、21f、21g、および21hを含んでいる。センサー21b〜21dは、給紙カセット15の前面に設けられている。センサー21eおよび21fは、カバー18に設けられている。センサー21gおよび21hは、排紙トレイ17内部に設けられている。これにより、第2の検知部103bは、給紙カセット15と排紙トレイ17とカバー18とを含む範囲を検知範囲RG2(第2の検知範囲の一例)として有しており、検知範囲RG2内で人を検知する。検知範囲RG2は検知範囲RG1よりも狭い。
第2の検知部103bの検知範囲RG2は、画像形成装置100に対する動作のうち操作パネル13への操作以外の動作(画像形成装置100に用紙やトナーを補充する動作や、画像形成装置100から印刷後の用紙を取る動作など)を受け付ける部分を含む範囲であればよく、第2の検知部103bに含まれるセンサーの設置場所および数は任意である。検知範囲RG2は、給紙カセット15、排紙トレイ17、およびカバー18のうち少なくとも1箇所を含む範囲であることが好ましい。
検知範囲RG2は、排紙トレイ17全体を含んでいてもよいし、排紙トレイ17の開口部の周囲のみを含んでいてもよい。画像形成装置100が後処置装置を備えている場合には、検知範囲RG2は、後処理装置の排紙トレイ上面を含んでいてもよい。
検知範囲RG2は、給紙カセット15の引き出し用の取っ手の本体外周より内側を含んでいることが好ましい。これにより、画像形成装置100の近傍に人が立った場合に検知しないようすることがきる。また、第2の検知部103cは、給紙カセット15の開閉検知に使用されているセンサーを使用して、給紙カセット15が開けられたことで人を検知するものであってもよい。
検知範囲RG2は、同様に、トナーボトルのセットを行うためのカバー18の取手の本体内側部分を含んでいてもよい。また、第2の検知部103bは、カバー18の開閉検知に使用されているセンサーを使用して、カバー18が開けられたことで人を検知するものであってもよい。
第3の検知部103cは、赤外線センサーであるセンサー21iを含んでいる。センサー21iは、操作パネル13の前面に設けられている。これにより、第3の検知部103cは、操作パネル13を含む範囲を検知範囲RG3(第3の検知範囲の一例)として有しており、検知範囲RG3内で操作パネル13への人の接近を検知する。検知範囲RG3は検知範囲RG1よりも狭い。
なお、第3の検知部103cの検知範囲は、操作パネル13の上面で画像形成装置100本体外周より内側に設定されてもよい。これにより、画像形成装置100の近傍に人が立った場合に第3の検知部103cが検知しないようにすることができる。
第3の検知部103cの検知範囲RG3は、操作パネル13を含む範囲であればよく、第3の検知部103cに含まれるセンサーの設置場所および数は任意である。
本実施の形態において、電源制御部110(切替手段の一例)は、CPU101の制御の下で、通常モード(第1の電力モードの一例)と、通常モードよりも消費電力の少ない省電力モード(第2の電力モードの一例)とを含む複数の動作モードの間で、画像形成装置100への電力供給状態を切り替える。
通常モードでは、画像形成装置100における電力供給が必要な全ての部材に電力が供給される。なお、通常モードは省電力モードよりも消費電力が大きければよく、画像形成装置の一部の部材に電力が供給されていない状態であってもよい。一方、省電力モードでは、画像形成装置100における一部のみに電力が供給される。
図4は、本発明の第1の実施の形態における省電力モードの電力供給状態を示すブロック図である。なお図4では、電力が供給される部材のブロックを無地で示しており、電力が供給されない部材のブロックをハッチングで示している。
図4を参照して、具体的には、省電力モードでは、常に動作する必要がある部材であるCPU101、電源制御部110、検知部103、および通信部105には、通常モードの場合と同様に電力が供給される。記憶部102には、必要な一時記憶データを保持しておく必要のあるRAM102bのみに電力が供給され、それ以外の部材への電力の供給は遮断される。ファクシミリ104には、省電力モードでも外部機器からのファクシミリデータを受信可能とするために受信部104aのみに電力が供給され、それ以外の部材への電力の供給は遮断される。操作パネル13には、省電力モードでもユーザーによる操作を検知可能とするためにタッチパネル13bおよび電源キー13cには電力が供給され、ディスプレイ13aへの電力の供給は遮断される。ADF部11、スキャナー部12、およびプリントエンジン部14への電力の供給は遮断される。
なお、省電力モードは、検知部103と、画像形成装置100の外部からの要求を受け付ける制御部(CPU101、受信部104a、および通信部105)の一部とが少なくとも動作可能な電力供給状態であることが好ましい。
続いて、本実施の形態における画像形成装置100の電力供給状態の制御動作について説明する。
電源制御部110は、CPU101の制御の下で次の動作を行う。電源制御部110は、電力供給状態が省電力モードである状態で、第1の検知部103aにて人を検知した場合、電力供給状態を省電力モードから通常モードへ復帰させる。電源制御部110は、通常モードへ復帰させた後で、第2の検知部103bにて人を検知した場合に、電力供給状態を通常モードから省電力モードへ移行させる。
電源制御部110は、第2の検知部103bにて人を検知して電力供給状態を通常モードから省電力モードへ移行させた場合、第2の検知部103bにて検知した人とは別の人を第1の検知部103aにて検知するまで、省電力モードを維持する。
さらに電源制御部110は、電力供給状態が通常モードである状態で、第1の検知部103aにて人を検知しなくなった場合に、電力供給状態を通常モードから省電力モードへ移行させる。
図5は、本発明の第1の実施の形態における画像形成装置100の電力供給状態の制御動作を示すフローチャートである。なお、図5では、第3の検知部103cが省略された場合(第3の検知部103cを用いない場合)の制御動作を示している。
図5を参照して、CPU101は、必要なタイミングで電力供給状態を省電力モードに移行し(S1)、第1の検知部103aによって検知範囲RG1内で人を検知したか否かを判別する(S3)。第1の検知部103aによって検知範囲RG1内で人を検知したと判別するまで、CPU101はステップS3の処理を繰り返す。
ステップS3において、第1の検知部103aによって検知範囲RG1内で人を検知したと判別した場合(S3でYES)、CPU101は、電力供給状態を通常モードに復帰させる(S5)。続いてCPU101は、第2の検知部103bによって検知範囲RG2内で人を検知したか否かを判別する(S7)。
ステップS7において、第2の検知部103bによって検知範囲RG2内で人を検知したと判別した場合(S7でYES)、CPU101は、第1の検知部103aで検知した人が、画像形成装置100を使用する目的以外(給紙カセット15に用紙を補充する目的、排紙トレイ17から用紙を取る目的、またはカバー18を開いてトナーボトルを交換する目的など)で画像形成装置100に接近したと判断する。この場合、CPU101は、電力供給状態を省電力モードに移行する(S9)。続いてCPU101は、第1の検知部103aによって検知範囲RG1内で新たな人(第2の検知部103bで検知した人とは別の人)を検知したか否かを判別する(S11)。第1の検知部103aによって検知範囲RG1内で新たな人を検知したと判別するまで、CPU101は、ステップS11の処理を繰り返し、省電力モードを維持する。これにより、画像形成装置100を使用する目的以外で接近した人が画像形成装置100の操作領域内にいる間に省電力モードから通常モードに不要に復帰する事態を回避することができる。
ステップS11において、第1の検知部103aによって検知範囲RG1内で新たな人を検知したと判別した場合(S11でYES)、CPU101は、ステップS5の処理へ進み、電力供給状態を通常モードに復帰させる。
ステップS7において、第2の検知部103bによって検知範囲RG2内で人を検知しないと判別した場合(S7でNO)、CPU101は、第1の検知部103aによって検知範囲RG1内で人を検知したか否かを判別する(S13)。
ステップS13において、第1の検知部103aによって検知範囲RG1内で人を検知したと判別した場合(S13でYES)、CPU101は、ステップS7の処理へ進む。
ステップS13において、第1の検知部103aによって検知範囲RG1内で人を検知しないと判別した場合(S13でNO)、CPU101は、第1の検知部103aで検知した人は画像形成装置100の付近を単に通過した人であったと判断する。またはCPU101は、第1の検知部103aで検知した人による画像形成装置100の使用が終了したと判断する。この場合、CPU101は、ステップS1の処理へ進み、電力供給状態を省電力モードに移行する。これにより、画像形成装置100の付近を無関係な人が通過した場合や、画像形成装置の使用を終えた人が省電力モードへ移行するための操作を行わずに画像形成装置から離れた場合にも、省電力モードへ移行させることができる。
本実施の形態によれば、人感システムを搭載した画像形成装置において、複数の人感センサーに異なる検知範囲を持たせることで、それぞれの人感センサーの検知状態に基づいて、画像形成装置へ接近してきた人が画像形成装置を使用する目的なのか、画像形成装置を使用する目的以外なのかを判断することができる。画像形成装置は、画像形成装置へ接近してきた人が画像形成装置を使用する目的であれば、直ちに動作できるように通常モードとし、画像形成装置へ接近してきた人が画像形成装置を使用する目的以外であれば省電力モードとする。これにより、積極的に省電力状態へ移行させることができ、画像形成装置の消費電力を低減することができる。
[第2の実施の形態]
本実施の形態では、通常モードは点灯モード(第1の電力供給状態)と消灯モード(第2の電力供給状態)とを含んでいる。点灯モードでは、第1の実施の形態の通常モードと同様に、画像形成装置100における電力供給が必要な全ての部材に電力が供給され、ディスプレイ13aは点灯される。
図6は、本発明の第2の実施の形態における消灯モードの電力供給状態を示すブロック図である。なお図6では、電力が供給される部材のブロックを無地で示しており、電力が供給されない部材のブロックをハッチングで示している。
図6を参照して、消灯モードでは、ディスプレイ13a(ディスプレイ13aのコントローラー)を除く画像形成装置100における電力供給が必要な全ての部材に電力が供給され、ディスプレイ13aには電力が供給されず、ディスプレイ13aは消灯される。
なお、点灯モードおよび消灯モードは、ディスプレイ13aの点灯状態のみが異なるものであり、画像形成装置の他の部材への電力供給状態は任意である。消灯モードの消費電力は、点灯モードの消費電力よりも少ない。省電力モードの消費電力は、消灯モードの消費電力よりも少ない。
続いて、本実施の形態における画像形成装置100の電力供給状態の制御動作について説明する。
電源制御部110は、CPU101の制御の下で次の動作を行う。電源制御部110は、電力供給状態が省電力モードである状態で、第1の検知部103aにて人を検知した場合、電力供給状態を省電力モードから消灯モードへ復帰させる。電源制御部110は、消灯モードへ復帰させた後で、第2の検知部103bにて人を検知した場合に、電力供給状態を消灯モードから省電力モードへ移行させる。
なお、消灯モードから点灯モードへ復帰させるタイミングは任意であり、たとえばディスプレイ13aへのタッチを検知した場合などであればよい。
図7は、本発明の第2の実施の形態における画像形成装置100の電力供給状態の制御動作を示すフローチャートである。なお、図7では、第3の検知部103cが省略された場合(第3の検知部103cを用いない場合)の制御動作を示している。
図7を参照して、このフローチャートは、ステップS3において、第1の検知部103aによって検知範囲RG1内で人を検知したと判別した場合(S3でYES)、およびステップS11において、第1の検知部103aによって検知範囲RG1内で新たな人を検知したと判別した場合(S11でYES)に、電力供給状態を消灯モードに復帰させる(ステップS21)点において、図5に示す第1の実施の形態におけるフローチャートと異なっている。ステップS21において、電力供給状態を消灯モードに復帰させた後、CPU101はステップS107の処理へ進む。
なお、本実施の形態における画像形成装置の構成および上述以外の動作は、第1の実施の形態の場合と同様であるため、その説明は繰り返さない。
本実施の形態によれば、電力供給状態として消灯モードを設けることで、必要な場合にディスプレイを点灯させることで即時に画像形成装置が動作可能な状態で待機することができ、画像形成装置を使用するユーザーの待ち時間を短縮することできる。
[第3の実施の形態]
本実施の形態においても、第2の実施の形態と同様に、通常モードは点灯モードと消灯モードとを含んでいる。本実施の形態において、電源制御部110は、CPU101の制御の下で次の動作を行う。電源制御部110は、電力供給状態が消灯モードである状態で、第2の検知部103bにて人を検知する前に第3の検知部103cにて操作パネル13への人の接近を検知した場合、電力供給状態を消灯モードから点灯モードへと復帰させる。
電源制御部110は、電力供給状態が消灯モードである状態で、第3の検知部103cにて操作パネル13への人の接近を検知してから第1の時間が経過するまでの間に、第2の検知部103bにて人を検知しない場合に、電力供給状態を消灯モードから点灯モードへ復帰させる。
電源制御部110は、電力供給状態が省電力モードである状態であって、第1の検知部103aにて人を検知していない状態で第3の検知部103cにて操作パネル13への人の接近を検知した場合、電力供給状態を省電力モードから点灯モードへ復帰させる。
電源制御部110は、消灯モードへ復帰させた後で、第2の検知部103bにて給紙カセット15で人を検知してから第2の時間が経過するまで第3の検知部103cにて操作パネル13への人の接近を検知しない場合に、電力供給状態を消灯モードから省電力モードへ移行させる。一方、電源制御部110は、消灯モードへ復帰させた後で、第2の検知部103bにて給紙カセット15で人を検知してから第2の時間が経過するまで第3の検知部103bにて操作パネル13への人の接近を検知した場合に、電力供給状態を消灯モードから点灯モードへ復帰させる。
さらに、電源制御部110は、第1の検知部103aにて人を検知して省電力モードから消灯モードへ復帰させてから第3の時間が経過するまでの間に、第1の検知部103aおよび第2の検知部103bのいずれでも人を検知しない場合に、電力供給状態を消灯モードから省電力モードへ移行させる。
図8は、本発明の第3の実施の形態における画像形成装置100の電力供給状態の制御動作を示すフローチャートである。図8では、第3の検知部103cが設けられた場合(第3の検知部103cを用いる場合)の制御動作を示している。
図8を参照して、CPU101は、必要なタイミングで電力供給状態を省電力モードに移行し(S101)、第1の検知部103aによって検知範囲RG1内で人を検知したか否かを判別する(S103)。
ステップS103において、第1の検知部103aによって検知範囲RG1内で人を検知したと判別した場合(S103でYES)、CPU101は、電力供給状態を消灯モードに復帰させる(S105)。続いてCPU101は、第3の検知部103cによって検知範囲RG3内で操作パネル13への人の接近を検知したか否かを判別する(S107)。
ステップS107において、第3の検知部103cによって検知範囲RG3内で操作パネル13への人の接近を検知したと判別した場合(S107でYES)、CPU101は、所定時間の間に、第2の検知部103bによって検知範囲RG2内で人を検知したか否かを判別する(S109)。
ステップS109において、第2の検知部103bによって検知範囲RG2内で人を検知したと判別した場合(S109でYES)、CPU101は、第3の検知部103cで検知した人が、画像形成装置100を使用する目的以外(給紙カセット15に用紙を補充する目的、排紙トレイ17から用紙を取る目的、またはカバー18を開いてトナーボトルを交換する目的など)で画像形成装置100に接近したと判断する。この場合、CPU101は、ステップS101の処理へ進み、電力供給状態を省電力モードに移行する。
ステップS109において、第2の検知部103bによって検知範囲RG2内で人を検知しないと判別した場合(S109でNO)、CPU101は、所定の時間が経過したか否かを判別する(S111)。
ステップS111における所定の時間は、人の手が第3の検知部103cの検知範囲RG3を通過した後、第2の検知部103bの検知範囲RG2に到達し、排紙トレイ17の用紙を取るまでの時間に基づいて決められることが好ましい。
ステップS111において、所定の時間が経過しないと判別した場合(S111でNO)、CPU101は、ステップS109の処理へ進む。
ステップS111において、所定の時間が経過したと判別した場合(S111でYES)、CPU101は、画像形成装置100を使用する目的の人が操作パネル13を操作しようとしたと判断する。この場合、CPU101は、電力供給状態を点灯モードに復帰させる(S113)。
上述のように、所定時間の間に、第2の検知部103bによって検知範囲RG2内で人を検知したか否かを判別する(S109およびS113)ことで、操作パネル13付近を経由して排紙トレイ17に用紙を取りに来た人によって電力供給状態が省電力モードから不要に復帰する事態を回避することができる。
ステップS103において、第1の検知部103aによって検知範囲RG1内で人を検知しないと判別した場合(S103でNO)、CPU101は、第3の検知部103cによって検知範囲RG3内で操作パネル13への人の接近を検知したか否かを判別する(S115)。
ステップS115において、第3の検知部103cによって検知範囲RG3内で操作パネル13への人の接近を検知しないと判別した場合(S115でNO)、CPU101はステップS103の処理へ進む。
ステップS115において、第3の検知部103cによって検知範囲RG3内で操作パネル13への人の接近を検知したと判別した場合(S115でYES)、CPU101は、ステップS113の処理へ進み、電力供給状態を点灯モードに復帰させる(S113)。これにより、第1の検知部103aの検知範囲RG1を経由せずに画像形成装置100に人が接近してきた場合に、省電力モードから復帰させることができる。
ステップS107において、第3の検知部103cによって検知範囲RG3内で操作パネル13への人の接近を検知しないと判別した場合(S107でNO)、CPU101は、第2の検知部103bによって検知範囲RG2内で人を検知したか否かを判別する(S117)。
ステップS117において、第2の検知部103bによって検知範囲RG2内で人を検知しないと判別した場合(S117でNO)、CPU101は、所定の時間が経過したか否かを判別する(S125)。
ステップS125において、所定の時間が経過しないと判別した場合(S125でNO)、CPU101はステップS107の処理へ進む。
ステップS125において、所定の時間が経過したと判別した場合(S125でYES)、CPU101は、第1の検知部103aにて検知した人は画像形成装置を使用する目的ではないと判断する。この場合、CPU101は、ステップS101の処理へ進み、電力供給状態を省電力モードに移行させる。
ステップS125における所定の時間は、人が第1の検知部103aの検知範囲RG1に進入してから画像形成装置100へ動作を行う領域に到達し、画像形成装置100に対する動作(操作パネル13への操作を含む)を行うまでの時間に基づいて決められることが好ましい。
ステップS117において、第2の検知部103bによって検知範囲RG2内で人を検知したと判別した場合(S117でYES)、CPU101は、第2の検知部103bにて検知した人は給紙カセット15付近に存在するか否かを判別する(S119)。
ステップS119において、第2の検知部103bにて検知した人は給紙カセット15付近に存在しないと判別した場合(S119でNO)、CPU101はステップS101の処理へ進み、電力供給状態を省電力モードに移行させる。
ステップS119において、第2の検知部103bにて検知した人は給紙カセット15付近に存在すると判別した場合(S119でYES)、CPU101は、第3の検知部103cによって検知範囲RG3内で操作パネル13への人の接近を検知したか否かを判別する(S121)。
ステップS121において、第3の検知部103cによって検知範囲RG3内で操作パネル13への人の接近を検知しないと判別した場合(S121でNO)、CPU101は、所定の時間が経過したか否かを判別する(S123)。
ステップS123において、所定の時間が経過したと判別した場合(S123でYES)、CPU101は、第2の検知部103bにて検知した人が、単に給紙カセット15に用紙を給紙したと判断する。この場合、CPU101はステップS101の処理へ進み、電力供給状態を省電力モードに移行する。
ステップS123において、所定の時間が経過しないと判別した場合(S123でNO)、CPU101はステップS121の処理へ進む。
ステップS121において、第3の検知部103cによって検知範囲RG3内で操作パネル13への人の接近を検知したと判別した場合(S121でYES)、CPU101は、第2の検知部103bで検知した人が、給紙カセット15に用紙を補給して直ちに画像形成装置100を使用しようとしていると判断する。この場合CPU101は、電力供給状態を点灯モードに復帰させる(S113)。
ステップS123における所定の時間は、人が給紙カセット15に用紙を補給した後、操作パネル13に対して何らかの操作を行うまでの時間に基づいて決められることが好ましい。
ステップS113にて電力供給状態を点灯モードに復帰させた後、CPU101は、画像形成装置100が所定の条件を満たしているか否かを判別する(S114)。ステップS114における所定の条件は任意であり、たとえば、第1の検知部103a、第2の検知部103b、および第3の検知部103cのいずれも人を検知しないことであってもよい。画像形成装置100が所定の条件を満たしていると判別するまで、CPU101はステップS114の処理を繰り返す。
ステップS114において、画像形成装置100が所定の条件を満たしていると判別した場合(S114でYES)、CPU101はステップS101の処理へ進み、電力供給状態を省電力モードに移行する。
なお、本実施の形態における画像形成装置の構成および上述以外の動作は、第1の実施の形態の場合と同様であるため、その説明は繰り返さない。
本実施の形態によれば、第1〜第3の検知部の各々による検知結果に基づいて、電力供給状態を点灯モード、消灯モード、および省電力モードの間で切り替えるため、消費電力をより効率的に低減することができる。
[第4の実施の形態]
本実施の形態では、画像形成装置100の人感センサーの第1の変形例の構成について説明する。
図9は、本発明の第4の実施の形態における人感センサーの位置および検知範囲を模式的に示す図である。
図9を参照して、第1の検知部103aおよび第2の検知部103bは、人感センサーとして、検知範囲RG1およびRG2を撮影するカメラ22を含んでいる。カメラ22は、画像形成装置100の前面におけるスキャナー部12と排紙トレイ17との間の位置に設けられている。カメラ22は、検知範囲RG1およびRG2の画像を撮影するものであればよく、その設置場所は任意である。
カメラ22は、第1の検知部103aおよび第2の検知部103bによって兼用される。すなわち、第1の検知部103aは、カメラ22で撮影した検知範囲RG1の画像に基づいて検知範囲RG1内の人を検知する。第2の検知部103bは、カメラ22で撮影した検知範囲RG2の画像に基づいて検知範囲RG2内への人の手の進入を検知する。検知範囲RG2は検知範囲RG1の一部となっている。
一例として、第1の検知部103aは、カメラ22で撮影した検知範囲RG1の画像に人体全体を示す特徴が含まれている場合に、検知範囲RG1内で人を検知する。また第2の検知部103bは、カメラ22で撮影した検知範囲RG2(給紙カセット15、排紙トレイ17、またはカバー18の付近)の画像に人の手を示す特徴が含まれている場合に、検知範囲RG2内で人を検知する。
なお、本実施の形態における画像形成装置の上述以外の構成および動作は、第1の実施の形態の場合と同様であるため、その説明は繰り返さない。
本実施の形態によれば、簡素な構成で第1の検知部103aおよび第2の検知部103bを実現することができる。
[第5の実施の形態]
本実施の形態では、画像形成装置100の人感センサーの第2の変形例の構成について説明する。
図10は、本発明の第5の実施の形態における人感センサーの位置および検知範囲を模式的に示す図である。
図10を参照して、第1の検知部103aおよび第3の検知部103cは、人感センサーとして、互いに異なる複数の検知範囲を有する(言い換えれば複眼の)赤外線センサーであるセンサー23を含んでいる。第1の検知部103aおよび第3の検知部103cの各々は、センサー23の出力に基づいて人を検知する。センサー23は、操作パネル13の前面に設けられている。センサー23は、検知範囲RG1内および検知範囲RG3内で人を検知する際に使用されるものであればよく、その設置場所は任意である。
図11は、本発明の第5の実施の形態におけるセンサー23の出力の時間変化を模式的に示す図である。
図10および図11を参照して、センサー23は、主に操作パネル13よりも上部の領域を含む検知範囲である上部検知範囲と、主に操作パネル13よりも下部の領域を含む検知範囲である下部検知範囲とを有している。
人が画像形成装置100に接近して検知範囲RG1内に入った場合、人の身体は主に下部検知範囲に存在している。このため、図10(a)に示すように、センサー23の下部検知範囲の出力が急激に増加し、その後センサー23の上部検知範囲の出力が緩やかに増加する。その結果、下部検知範囲の出力が所定の閾値THを超えてから十分な時間が経過した後で、上部検知範囲の出力は所定の閾値THを超える。
第1の検知部103aは、センサー23の上部検知範囲および下部検知範囲の出力が閾値THを超えるタイミングの差や、センサー23の上部検知範囲および下部検知範囲の出力の時間変化などに基づいて検知範囲RG1内で人を検知する。具体的には、第1の検知部103aは、センサー23の上部検知範囲および下部検知範囲の出力の変化が図10(a)のような挙動を示す場合に、検知範囲RG1内で人を検知する。
一方、人が操作パネル13を操作しようとして検知範囲RG3内に入った場合、人の身体は主に下部検知範囲に存在しており、人の手は上部検知範囲に存在している。このため、図10(b)に示すように、センサー23の上部検知範囲の出力と下部検知範囲の出力とはほぼ同様に増加する。その結果、下部検知範囲の出力が所定の閾値THを超えてるタイミングと、上部検知範囲の出力が所定の閾値THを超えるタイミングとは略等しくなる。
第3の検知部103cは、センサー23の上部検知範囲および下部検知範囲の出力が閾値THを超えるタイミングの差や、センサー23の上部検知範囲および下部検知範囲の出力の時間変化などに基づいて検知範囲RG3内で操作パネル13への人の接近を検知する。具体的には、第3の検知部103cは、センサー23の上部検知範囲および下部検知範囲の出力の変化が図10(b)のような挙動を示す場合に、検知範囲RG3内で操作パネル13への人の接近を検知する。
またセンサー23は、複数の検知範囲として検知範囲RG1と検知範囲RG3とを有していてもよい。この場合、第1の検知部103aは、センサー23の検知範囲RG1での出力に基づいて、検知範囲RG1内で人を検知する。第3の検知部103cは、センサー23の検知範囲RG3での出力に基づいて、検知範囲RG3内で操作パネル13への人の接近を検知する。
なお、本実施の形態における画像形成装置の上述以外の構成および動作は、第1の実施の形態の場合と同様であるため、その説明は繰り返さない。
本実施の形態によれば、簡素な構成で第1の検知部103aおよび第3の検知部103cを実現することができる。
[その他]
上述の実施の形態は、互いに組み合わせることが可能である。たとえば、第4の実施の形態のように共通のカメラを採用した構成や、第5の実施の形態のように共通の赤外線センサーを採用した構成を用いて、第2の実施の形態や第3の実施の形態の制御動作を実現してもよい。
上述の実施の形態における処理は、ソフトウェアにより行っても、ハードウェア回路を用いて行ってもよい。また、上述の実施の形態における処理を実行するプログラムを提供することもできるし、そのプログラムをCD−ROM、フレキシブルディスク、ハードディスク、ROM、RAM、メモリカードなどの記録媒体に記録してユーザーに提供することにしてもよい。プログラムは、CPUなどのコンピューターにより実行される。また、プログラムはインターネットなどの通信回線を介して、装置にダウンロードするようにしてもよい。
上述の実施の形態は、すべての点で例示であって制限的なものではないと考えられるべきである。本発明の範囲は上記した説明ではなくて特許請求の範囲によって示され、特許請求の範囲と均等の意味および範囲内でのすべての変更が含まれることが意図される。
11 ADF(Auto Document Feeder)部
11a 原稿トレイ
12 スキャナー部
13 操作パネル
13a ディスプレイ(表示部の一例)
13b タッチパネル(操作部の一例)
13c 電源キー
14 プリントエンジン部
15 給紙カセット
16 開口部
17 排紙トレイ
18 カバー
21a〜21i,23 センサー
22 カメラ
100 画像形成装置
101 CPU(Central Processing Unit)
102 記憶部
102a ROM(Read Only Memory)
102b RAM(Random Access Memory)
102c HDD(Hard Disk Drive)
103 検知部
103a 第1の検知部(第1の検知手段の一例)
103b 第2の検知部(第2の検知手段の一例)
103c 第3の検知部(第3の検知手段の一例)
104 ファクシミリ
104a 受信部
105 通信部
109 電源部
110 電源制御部(切替手段の一例)
111 電源部
RG1,RG2,RG3 検知範囲(第1、第2、および第3の検知範囲の一例)

Claims (17)

  1. 表示部と、ジョブを入力する操作を受け付ける操作部とを含む操作パネルを備えた画像形成装置であって、
    第1の検知範囲内で人を検知する第1の検知手段と、
    前記第1の検知範囲よりも狭く、かつ前記画像形成装置に対する動作のうち前記操作パネルへの操作以外の動作を受け付ける部分を含む範囲である第2の検知範囲内で人を検知する第2の検知手段と、
    第1の電力モードと、前記第1の電力モードよりも消費電力の少ない第2の電力モードとを含む複数の動作モードの間で、前記画像形成装置への電力供給状態を切り替える切替手段とを備え、
    前記切替手段は、
    前記電力供給状態が前記第2の電力モードである状態で、前記第1の検知手段にて人を検知した場合、前記電力供給状態を前記第2の電力モードから前記第1の電力モードへ復帰させる復帰手段と、
    前記復帰手段にて前記第1の電力モードへ復帰させた後で、前記第2の検知手段にて人を検知した場合に、前記電力供給状態を前記第1の電力モードから前記第2の電力モードへ移行させる第1の移行手段とを含む、画像形成装置。
  2. 前記第1の電力モードは、前記表示部を点灯させる点灯モードと、前記表示部を消灯させる消灯モードとを含み、
    前記復帰手段は、前記電力供給状態が前記第2の電力モードである状態で、前記第1の検知手段にて人を検知した場合、前記電力供給状態を前記第2の電力モードから前記消灯モードへ復帰させ、
    前記第1の移行手段は、前記復帰手段にて前記消灯モードへ復帰させた後で、前記第2の検知手段にて人を検知した場合に、前記電力供給状態を前記消灯モードから前記第2の電力モードへ移行させる、請求項1に記載の画像形成装置。
  3. 前記第1の検知範囲よりも狭い第3の検知範囲内で、前記操作パネルへの人の接近を検知する第3の検知手段をさらに備え、
    前記切替手段は、前記電力供給状態が前記消灯モードである状態で、前記第2の検知手段にて人を検知する前に前記第3の検知手段にて前記操作パネルへの人の接近を検知した場合、前記電力供給状態を前記消灯モードから前記点灯モードへと復帰させる第1の点灯手段をさらに含む、請求項2の画像形成装置。
  4. 前記第1の点灯手段は、前記電力供給状態が前記消灯モードである状態で、前記第3の検知手段にて前記操作パネルへの人の接近を検知してから第1の時間が経過するまでの間に、前記第2の検知手段にて人を検知しない場合に、前記電力供給状態を前記消灯モードから前記点灯モードへ復帰させる、請求項3に記載の画像形成装置。
  5. 前記第1および第3の検知手段は、互いに異なる複数の検知範囲を有する赤外線センサーを含み、
    前記第1および第3の検知手段の各々は、前記赤外線センサーの出力に基づいて人を検知する、請求項3または4に記載の画像形成装置。
  6. 前記第1の検知手段は、前記複数の検知範囲の各々での出力の変化に基づいて、前記第1の検知範囲内で人を検知し、
    前記第3の検知手段は、前記複数の検知範囲の各々での出力の変化に基づいて、前記第3の検知範囲内で前記操作パネルへの人の接近を検知する、請求項5に記載の画像形成装置。
  7. 前記赤外線センサーは、前記複数の検知範囲として前記第1および第3の検知範囲を有しており、
    前記第1の検知手段は、前記赤外線センサーの前記第1の検知範囲での出力に基づいて前記第1の検知範囲内で人を検知し、
    前記第3の検知手段は、前記赤外線センサーの前記第3の検知範囲での出力に基づいて前記第3の検知範囲内で前記操作パネルへの人の接近を検知する、請求項5に記載の画像形成装置。
  8. 前記電力供給状態が前記第2の電力モードである状態であって、前記第1の検知手段にて人を検知していない状態で前記第3の検知手段にて前記操作パネルへの人の接近を検知した場合、前記電力供給状態を前記第2の電力モードから前記点灯モードへ復帰させる復帰点灯手段をさらに備えた、請求項3〜7のいずれかに記載の画像形成装置。
  9. 前記第2の検知範囲は、前記画像形成装置における印刷前の用紙を収容する部分である給紙カセットを含む範囲であり、
    前記第1の移行手段は、前記復帰手段にて前記消灯モードへ復帰させた後で、前記第2の検知手段にて前記給紙カセットで人を検知してから第2の時間が経過するまで前記第3の検知手段にて前記操作パネルへの人の接近を検知しない場合に、前記電力供給状態を前記消灯モードから前記第2の電力モードへ移行させ、
    前記切替手段は、前記復帰手段にて前記消灯モードへ復帰させた後で、前記第2の検知手段にて前記給紙カセットで人を検知してから前記第2の時間が経過するまで前記第3の検知手段にて前記操作パネルへの人の接近を検知した場合に、前記電力供給状態を前記消灯モードから前記点灯モードへ復帰させる第2の点灯手段をさらに含む、請求項3〜8のいずれかに記載の画像形成装置。
  10. 前記復帰手段にて前記消灯モードへ復帰させてから第3の時間が経過するまでの間に、前記第1および前記第2の検知手段のいずれでも人を検知しない場合に、前記電力供給状態を前記消灯モードから前記第2の電力モードへ移行させる第2の移行手段をさらに備えた、請求項2〜9のいずれかに記載の画像形成装置。
  11. 前記画像形成装置の外部からの要求を受け付ける制御部をさらに備え、
    前記第2の電力モードは、前記第1、第2、および第3の検知手段と、前記制御部の一部とが少なくとも動作可能な電力供給状態である、請求項1〜10のいずれかに記載の画像形成装置。
  12. 前記第2の検知範囲は、前記画像形成装置における印刷後の用紙を排出する部分である排紙部、前記画像形成装置における印刷前の用紙を収容する部分である給紙カセット、および前記画像形成装置で使用するトナーを収容するトナーボトルを開閉するカバーのうち少なくとも1箇所を含む範囲である、請求項1〜11のいずれかに記載の画像形成装置。
  13. 前記第1の移行手段にて前記第2の電力モードへ移行させた場合、前記第2の検知手段にて検知した人とは別の人を前記第1の検知手段にて検知するまで、前記切替手段は前記第2の電力モードを維持する、請求項1〜12のいずれかに記載の画像形成装置。
  14. 前記電力供給状態が前記第1の電力モードである状態で、前記第1の検知手段にて人を検知しなくなった場合に、前記電力供給状態を前記第1の電力モードから前記第2の電力モードへ移行させる第3の移行手段をさらに備えた、請求項1〜13のいずれかに記載の画像形成装置。
  15. 前記第1および第2の検知手段は、前記第1および第2の検知範囲を撮影する同一のカメラを含み、
    前記第1および第2の検知手段の各々は、前記カメラの画像に基づいて人を検知する、請求項1〜14のいずれかに記載の画像形成装置。
  16. 前記第1の検知手段は、前記第1の検知範囲を撮影した前記カメラの画像に基づいて前記第1の検知範囲内の人を検知し、
    前記第2の検知手段は、前記第2の検知範囲を撮影した前記カメラの画像に基づいて前記第2の検知範囲内への人の手の侵入を検知する、請求項15に記載の画像形成装置。
  17. 表示部と、ジョブを入力する操作を受け付ける操作部とを含む操作パネルを備えた画像形成装置の制御プログラムであって、
    第1の検知範囲内で人を検知する第1の検知ステップと、
    前記第1の検知範囲よりも狭く、かつ前記画像形成装置に対する動作のうち前記操作パネルへの操作以外の動作を受け付ける部分を含む範囲である第2の検知範囲内で人を検知する第2の検知ステップと、
    第1の電力モードと、前記第1の電力モードよりも消費電力の少ない第2の電力モードとを含む複数の動作モードの間で、前記画像形成装置への電力供給状態を切り替える切替ステップとをコンピューターに実行させ、
    前記切替ステップは、
    前記電力供給状態が前記第2の電力モードである状態で、前記第1の検知ステップにて人を検知した場合、前記電力供給状態を前記第2の電力モードから前記第1の電力モードへ復帰させる復帰ステップと、
    前記復帰ステップにて前記第1の電力モードへ復帰させた後で、前記第2の検知ステップにて人を検知した場合に、前記電力供給状態を前記第1の電力モードから前記第2の電力モードへ移行させる第1の移行ステップとを含む、画像形成装置の制御プログラム。
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