JP3449584B2 - 画像形成装置 - Google Patents

画像形成装置

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JP3449584B2
JP3449584B2 JP31738895A JP31738895A JP3449584B2 JP 3449584 B2 JP3449584 B2 JP 3449584B2 JP 31738895 A JP31738895 A JP 31738895A JP 31738895 A JP31738895 A JP 31738895A JP 3449584 B2 JP3449584 B2 JP 3449584B2
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俊介 渡辺
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  • Liquid Crystal Display Device Control (AREA)
  • Controls And Circuits For Display Device (AREA)
  • Accessory Devices And Overall Control Thereof (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、自動的に電源を遮
断する機能を有する画像形成装置に関する。
【0002】
【従来の技術】近年の省資源化ニーズに伴い、一定時間
装置が使用されなかった場合、装置の電源を遮断する画
像形成装置が知られている。例えば、特開平4−817
74号公報は、所定時間の経過により自動的に電源を接
続/遮断する制御に関するものである。また装置の前の
オペレータの存在をセンサにより検出し、オペレータが
存在するときは電源の遮断時間になっても遮断は行わな
いように制御する技術も提案されている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、装置の
前のオペレータの存在を検出するための人体検知センサ
を装備しない、あるいは装備していたとしても故障して
いる画像形成装置において、所定時間経過後、電源を遮
断させる制御を行うと、装置の前にオペレータが来たに
もかかわらず、突然電源が遮断されてしまうといったケ
ースが発生するおそれがあり、オペレータに対し不快感
を与え兼ねない。
【0004】また、使用するときに電源が遮断されてし
まうと、再度電源を投入しなければならず、操作に手間
がかかり、さらに定着器の立ち上がり時間などのため、
待ち時間が発生するという問題もある。
【0005】本発明は、このような背景に鑑み、オペレ
ータが事前に電源遮断を把握することができる画像形成
装置を提供することを目的とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、第1の発明は、各種情報を表示するタッチパネル式
の表示手段と、前記表示手段でオペレータによるキー操
作があるとリセットされて時間計測を開始し、その後の
オペレータによるキー操作が無い時間を計測するタイマ
と、前記タイマによる計測時間があらかじめ設定された
時間である電源遮断時間に達すると本装置の電源を遮断
する電源遮断手段と、を備え、前記タイマによる計測時
間が前記電源遮断時間に到達前にあらかじめ設定された
時間である通知時間に到達したときは、前記電源の遮断
を実行する旨のメッセージと電源が遮断されるまでの時
間を延長する操作を行うための延長キーとを併せて前記
表示手段上に表示し、前記表示手段に表示された前記延
長キーへのキー操作があったときは、前記タイマは時間
計測をリセットして再び時間計測を開始し、オペレータ
によるキー操作が無い状態で再び前記通知時間に到達し
た時に、前記メッセージと前記延長キーとを再び前記表
示手設上に併せて表示する、ことを特徴とする。
【0007】また第2の発明は、請求項1に記載の画像
形成装置において、前記通知時間をオペレータに設定可
能とした、ことを特徴とする。
【0008】
【発明の実施の形態】本発明は、専用の表示手段あるい
は各種画像形成モード設定画面等の表示を行う表示手段
により、電源が遮断される前にその旨をオペレータに表
示するようにしたものである。
【0009】以下、添付図面を参照しながら具体的に説
明する。図1は画像形成装置の制御系のブロック図であ
る。本装置全体の制御は、CPU2、ROM3、RAM
4、不揮発RAM5、シリアルインターフェース6、タ
イマ7等を内蔵したメイン制御部1により行われるよう
になっている。このメイン制御部1には、感光体を駆動
するためのモータ、給紙ユニット8や両面ユニット9に
おける給紙モータやクラッチなどの各種交流負荷10及
び各種直流負荷11が接続されている。
【0010】また、温度センサ(定着ローラの温度を検
出する)などの各種センサ12の入力が接続されてい
る。自動原稿給紙装置(ADF)13、ソータ等の後処
理装置14や操作部15とはシリアルインターフェース
6を介して接続されている。
【0011】この制御系の電源は商用電源16であり、
電源ユニット17において商用電源16から生成したC
PU2や各種センサ12等のロジック負荷用定電圧
CC、表示器等の軽負荷用定電圧VL 、及びモータ、ク
ラッチ、ヒータ等の重負荷用定電圧VH が各部に供給さ
れる。スイッチ手段であるリレー18,19はドライバ
20を介してオン/オフされ、これにより、VH ,VL
の出力が制御される。
【0012】電源ユニット17と商用電源16とは装置
本体のメインスイッチ21により接続/遮断が行われ
る。メインスイッチ21にはソレノイド22が接続され
ており、メインスイッチ21が手動により接続され、メ
イン制御部1が稼働しているときに、メイン制御部1か
らソレノイド22への吸引出力をドライバ23を介して
行うことによりメインスイッチ21がオフ側に動作し、
メインスイッチ21が遮断するようになっている。これ
により、VH ,VL のみならず全ての負荷用電源の遮断
が可能となる。
【0013】メイン制御部1は、操作部15からのデー
タ入力が行われない時間をタイマ7によりカウントし、
予め不揮発RAM5に格納されている設定時間以上経過
した場合、メインスイッチ21をオフし、電源を遮断す
る。
【0014】図2は操作部の外観図である。操作部15
は、テンキー等のハードキーや、液晶及び液晶上に配置
されたタッチパネルキーにより構成されている。
【0015】テンキー31はコピー枚数などの設定を行
う。液晶表示画面32は、給紙段情報やモードの設定画
面、メッセージ等を表示すると共にタッチパネルが重ね
て配置されている。ガイダンスキー33は機能の説明や
操作の仕方を表示するモードへ移行するときに使用す
る。プログラムキー34はよく使う設定の登録や呼び出
しを行うときに使用する。画面切換キー35は、全ての
モードが表示される標準画面(図示せず)とよく使われ
るモードのみが表示される簡易画面(図示せず)の切り
換えに使用する。
【0016】輝度調整つまみ36は、液晶表示画面32
の明るさを調整するときに使用する。モードクリア・予
熱/タイマキー37は、設定した内容の取り消しや、一
定時間以上の連続押下で予熱状態になる設定を行うとき
に使用する。割り込みキー38は、コピー動作中に割り
込み、別の原稿のコピーをするときに使用する。専用表
示手段39は、電源を遮断するとき、その旨をオペレー
タに通知する。またクリア/ストップキー40も設けて
ある。
【0017】図3はタッチパネル検出回路の構成図であ
る。本回路全体を制御するコントローラ41、アナログ
信号をデジタル信号に変換するA/Dコンバータ42を
備えている。コントローラ41により、検出端子をハイ
状態にし、X1,X2,Y1,Y2を図4に示す組み合
わせ表に基づいて設定する。Y1,Y2の回路はプルア
ップされているので、タッチパネルオフのときはY1は
+5Vになり、オンのときは0Vになる。従って、A/
Dコンバータ42に接続され、座標が算出される。また
Y方向の座標も回路を切り換えて同様に算出され、タッ
チパネルの押下位置が検出される。
【0018】図5は操作部15の制御ブロック図であ
る。本操作部全体を制御するCPU51、アドレスラッ
チ52、ROM53、CPU51に接続されたシステム
リセット54、アドレスデコーダ55、LEDドライバ
56、キーボード57、LCDコントローラ58があ
る。
【0019】また、LCDコントローラ58には、CP
U51からのアドレスバス、データバスの他に、LED
ドライバ56、キーボード57、アナログのタッチパネ
ル59、LCDモジュール60、そして表示データ用の
ROM61、RAM62等が接続されている。またCP
U51には外部とシリアル通信を実行する光トランシー
バ63が接続されている。
【0020】以上の構成において、CPU51からのア
ドレス信号は、アドレスラッチ52に取り込まれ、CP
U51からの信号により制御される。アドレスラッチ5
2を出た信号は、その一部がアドレスデコーダ55に入
力され、ここで各ICへのチップセレクトを作り、メモ
リマップの作成に使用する。またアドレスは、ROM6
1、RAM62等のメモリやLCDコントローラ58に
入り、アドレス指定に使用される。
【0021】一方、CPU51からのデータバスはメモ
リやLCDコントローラ58に接続され、データの双方
向通信が実行される。またLCDコントローラ58は、
キーボード57からの信号やタッチパネル59からの信
号により、ROM61、RAM62の格納データから表
示データを作成し、LCDモジュール60への表示を制
御する。
【0022】図6は液晶表示画面32の各タッチパネル
キー及び表示部のレイアウト図である。液晶表示画面3
2は、「コピーできます」、「おまちください」等のメ
ッセージを表示するメッセージエリア71、上段にセッ
トした枚数、下段にコピーした枚数を表示するコピー枚
数表示部72、画像濃度を自動的に調整する自動濃度キ
ー73、転写紙を自動的に選択する自動用紙選択キー7
4、転写紙サイズに合わせて自動的に拡大/縮小処理を
する用紙指定変倍キー75、コピーを1部ずつページ順
に揃える処理を指定するソートキー76、コピーをペー
ジごとに仕分けする処理を指定するスタックキー77、
ソート処理されたものを一部ずつ綴じる処理を指定する
ステープルキー78、特殊原稿送りキー79、変倍キー
80、両面/ページ連写キー81、消去/移動キー8
2、表紙/合紙キー83を備えている。
【0023】液晶表示画面32内の各種キーは、タッチ
パネル構成(図5のタッチパネル59)となっており、
表示されている画面を指等でタッチすることによって表
示されている項目が入力されるようになっている。
【0024】図7は人体検知センサ91とメイン制御部
1との結線図である。人体検知センサ91は、赤外線発
行ダイオードと赤外線の射出を一定方向に制限する光学
系、及び発射された赤外線の反射光を検知する赤外線受
光センサからなり、センサから一定距離内にある物体
(オペレータ)を検知してメイン制御部1に信号を送る
よう構成されている。
【0025】また、人体検知センサ91の内部には、検
出距離切り換えスイッチがあり、検出距離を2段階に切
り換えることができる。人体検知センサ91を画像形成
装置の前面に配置することにより、装置の前にオペレー
タがいるかどうかを確認することが可能となる。
【0026】図8は本発明の第1の制御例を示すフロー
チャートである。まず、キー操作が行われない時間を検
出するためのタイマ7をリセットする(S1)。タイマ
7をリセットした後はキー操作があるかないかを監視し
(S2)、キー操作があればタイマ7のリセット(S
1)に戻る。もしキー操作がなければカウントを行い
(S3)、カウントの結果が遮断時間でなければ(S4
でN)、残り時間を見て(S5)、オペレータへの通知
時間であれば(ここでは仮に遮断時間の30秒前をオペ
レータへの通知時間とする)、図2に示す専用表示手段
39上へメッセージを表示し、オペレータへの通知を行
う(S6)。
【0027】図9は専用表示手段39の表示例を示す図
である。この図に示すように、オペレータに対し、電源
がもう直ぐ切られることを知らせている。また、オペレ
ータへの通知時間でなければ(S5でN)、再びキー操
作の監視(S2)の前に戻り、この処理を繰り返す。カ
ウントの結果から遮断時間になったら(S4でY)、電
源を遮断して処理を終了する(S7)。
【0028】図10は本発明の第2の制御例を示すフロ
ーチャートである。図8に示す第1の制御例と同一ステ
ップには同一符号を付してある。第1の制御例と異なる
ところはステップS6部分である。即ち、第2の制御例
においては、電源が遮断される旨のメッセージは図2、
図6に示す液晶表示画面32に示される(S6−1)。
【0029】図11は液晶表示画面32の電源遮断表示
の第1の例を示す図である。このように、「もうすぐ電
源が切れます」と文字表示してオペレータに知らせる。
【0030】図12は本発明の第3の制御例を示すフロ
ーチャートである。第1、第2の制御例と同一ステップ
には同一符号を付す。第3の制御例では、電源遮断まで
残り30秒を切ったとき(S5−1でY)、例えば1秒
単位で残り時間も含めてその旨を表示(オペレータに通
知)する(S6−2)ものである。
【0031】図13は液晶表示画面32の電源遮断表示
の第2の例を示す図である。上述したように、例えば電
源遮断まで残り30秒の場合は、液晶表示画面32に
「あと30秒で電源が切れます」という表示を行う。
【0032】図14は本発明の第4の制御例を示すフロ
ーチャートである。上記の制御例と同一ステップには同
一符号を付す。第4の制御例では、電源遮断まで残り3
0秒を切ったとき(S5−1でY)、延長キー表示も含
めてオペレータに通知し(S6−3)、さらに延長キー
が押されると(S6−4でY)、タイマのリセット処理
(S1)の前に戻るようになっている。
【0033】図15は液晶表示画面32の電源遮断表示
の第3の例を示す図である。上述したように、液晶表示
画面32に文字表示するのみならず、タッチパネルによ
る延長キー84を表示するものである。
【0034】図16(a),(b),(c),(d)
は、ユーザープログラムモードの画面展開例を示す図で
ある。オペレータが画像形成装置の設定をカスタマイズ
するために用意されたユーザープログラムモードへは、
同図(a)に示す画面からハードキー操作の組み合わせ
で入ることができる(例えば、モードクリアキー37+
クリア/ストップキー40の連続押下)。同(b),
(c),(d)は各ユーザープログラムの内容を示すも
のであるが、例えば、同図(b)に示す画面において
は、オートクリアの時間設定等を行うオートクリア設定
101、合紙トレイ・表紙トレイ等を設定する特殊トレ
イ設定102、システム時計設定103、ウイクリータ
イマ設定104、操作部表示の仕様を設定する操作部仕
様設定105等の設定項目が表示される。
【0035】図17は操作部仕様設定105のキーを押
下したときの表示画面を示す図である。この画面におけ
る、電源遮断通知時間設定の項目106で、電源が遮断
されることをオペレータに通知する通知時間を設定する
ことができる。ここで設定された時間は、図8、図1
0、図12、図14のフローチャートにおいて、仮に3
0秒とした部分に反映され、電源が遮断されるまでの残
り時間とこの設定時間を比較し(S5,S5−1)、設
定時間になったら、オペレータへの通知メッセージが表
示されることになる(S6,S6−1,S6−2,S6
−3)。
【0036】
【0037】
【発明の効果】請求項記載の発明によれば、専用の表
示手段を設けることなく、電源遮断を通知することがで
きるので、コストダウンを図りながら、オペレータにス
ムーズな対応を取らせることができる。また、オペレー
タが使用したい場合には操作手段を操作することで、電
源を遮断せずに引き続き使用可能状態となり、使い勝手
を良くすることができる効果がある
【0038】
【0039】
【0040】請求項記載の発明によれば、電源が遮断
されることをオペレータに予め通知する際の通知時間を
オペレータにより設定可能であるため、よりオペレータ
の使い勝手に合わせたものとすることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施の形態を示す画像形成装置の制
御系のブロック図である。
【図2】操作部の外観図である。
【図3】タッチパネル検出回路の構成図である。
【図4】タッチパネルのX,Y座標の入力に関する組み
合わせ図表である。
【図5】操作部の制御ブロック図である。
【図6】液晶表示画面の各タッチパネルキー及び表示部
のレイアウト図である。
【図7】人体検知センサとメイン制御部との結線図であ
る。
【図8】本発明の第1の制御例を示すフローチャートで
ある。
【図9】専用表示手段の表示例を示す説明図である。
【図10】本発明の第2の制御例を示すフローチャート
である。
【図11】液晶表示画面の電源遮断表示の第1の例を示
す説明図である。
【図12】本発明の第3の制御例を示すフローチャート
である。
【図13】液晶表示画面の電源遮断表示の第2の例を示
す説明図である。
【図14】本発明の第4の制御例を示すフローチャート
である。
【図15】液晶表示画面の電源遮断表示の第3の例を示
す説明図である。
【図16】ユーザープログラムモードの画面展開例を示
す説明図である。
【図17】操作部仕様設定のキーを押下したときの表示
画面を示す説明図である。
【符号の説明】
1 メイン制御部 15 操作部 32 液晶表示画面 39 専用表示手段
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 堀内 義峯 東京都大田区中馬込1丁目3番6号 株 式会社リコー内 (56)参考文献 特開 昭58−203461(JP,A) 特開 昭59−83536(JP,A) 実開 平2−44744(JP,U) 実開 平5−66656(JP,U) 実開 昭59−35962(JP,U) (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) G03G 21/00 370 - 540 G03G 21/14 G03G 21/02 - 21/04 B41J 29/00 - 29/70

Claims (2)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 各種情報を表示するタッチパネル式の表
    示手段と、 前記表示手段でオペレータによるキー操作があるとリセ
    ットされて時間計測を開始し、その後のオペレータによ
    るキー操作が無い時間を計測するタイマと、 前記タイマによる計測時間があらかじめ設定された時間
    である電源遮断時間に達すると本装置の電源を遮断する
    電源遮断手段と、を備え、 前記タイマによる計測時間が前記電源遮断時間に到達前
    にあらかじめ設定された時間である通知時間に到達した
    ときは、前記電源の遮断を実行する旨のメッセージと電
    源が遮断されるまでの時間を延長する操作を行うための
    延長キーとを併せて前記表示手段上に表示し、前記表示
    手段に表示された前記延長キーへのキー操作があったと
    きは、前記タイマは時間計測をリセットして再び時間計
    測を開始し、オペレータによるキー操作が無い状態で再
    び前記通知時間に到達した時に、前記メッセージと前記
    延長キーとを再び前記表示手設上に併せて表示する、
    像形成装置。
  2. 【請求項2】 前記通知時間をオペレータに設定可能と
    した、請求項1に記載の画像形成装置。
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