JP6919807B2 - 電子機器 - Google Patents

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本発明は、電子機器に関するものである。
ある画像形成装置は、ユーザーのログイン後、ユーザー操作が検出されない無操作時間が所定時間以上になった場合に、自動的に、強制ログアウト処理を行う(例えば、特許文献1参照)。ただし、この画像形成装置は、動画再生中には無操作時間の計測を停止することで、動画再生中である場合には強制ログアウト処理を実行しないようにしている。
特開2015−70584号公報
しかしながら、上述の画像形成装置では、ユーザーが動画を見ている最中に操作しなくても強制ログアウトされることはないが、複雑な設定作業などといった、ユーザーが操作せずに比較的長時間の熟考を要求される作業を行っている際には、作業が完了していないにも拘わらず強制ログアウトされてしまう可能性がある。
本発明は、上記の問題に鑑みてなされたものであり、作業が完了していないにも拘わらずユーザーが強制ログアウトされてしまう可能性を低くする電子機器を得ることを目的とする。
本発明に係る電子機器は、ユーザーに対して操作画面を表示する表示装置と、前記操作画面に対する前記ユーザーのユーザー操作を検出する入力装置と、前記ユーザー操作に従って内部装置を制御する制御部と、(a)前記ユーザー操作に従って前記ユーザーのログイン処理およびログアウト処理を実行するとともに、(b)前記入力装置により前記ユーザー操作が検出されない無操作時間を測定し、前記入力装置により前記ユーザー操作が検出された場合には前記無操作時間をリセットし、前記無操作時間に基づいて強制ログアウト処理を実行するログイン状態管理部とを備える。前記ログイン状態管理部は、(a)前記無操作時間が警告閾値を超えると、延長キーを前記表示装置に表示させ、前記延長キーの表示後、前記無操作時間がログアウト閾値を超えると、前記強制ログアウト処理を実行し、(b)前記延長キーに対するユーザー操作が前記入力装置により検出された場合、前記無操作時間をリセットせずに、前記ログアウト閾値を増加させる。そして、前記ログイン状態管理部は、前記延長キーに対するユーザー操作が検出され、前記ログアウト閾値を増加させた場合において、前記無操作時間が前記ログアウト閾値を超える前に、前記ログアウト処理のためのユーザー操作が前記入力装置により検出されたときには、(a)ただちに前記ログアウト処理を実行し、(b)前記ログアウト処理のためのユーザー操作が前記入力装置により検出された時点のユーザー作業の状態情報を所定の記憶装置に保存し、(c)当該ユーザーの次回ログイン時に、前記状態情報が保存されている場合には、保存した前記状態情報を適用する。
本発明によれば、作業が完了していないにも拘わらずユーザーが強制ログアウトされてしまう可能性を低くする電子機器が得られる。
本発明の上記又は他の目的、特徴および優位性は、添付の図面とともに以下の詳細な説明から更に明らかになる。
図1は、本発明の実施の形態に係る画像形成装置の構成を示すブロック図である。 図2は、図1における操作パネル11を示す正面図である。 図3は、図1および図2における表示装置11aに表示される警告画面の一例を示す図である。 図4は、図1に示す画像形成装置の動作について説明するフローチャートである。 図5は、実施の形態2において表示装置11aに表示される警告画面の一例を示す図である。
以下、図に基づいて本発明の実施の形態を説明する。
実施の形態1.
図1は、本発明の実施の形態に係る画像形成装置の構成を示すブロック図である。なお、ここでは、本発明の電子機器の実施の形態の一例として、画像形成装置を挙げているが、他の種別の電子機器も同様に実施可能である。
図1に示す画像形成装置は、印刷機能、画像読取機能、およびファクシミリ機能を有する複合機であり、操作パネル11、通信装置21、印刷装置22、画像読取装置23、ファクシミリ装置24、記憶装置25、およびコントローラー26を備える。
操作パネル11は、液晶ディスプレイなどの表示装置11a、およびタッチパネルなどの入力装置11bを備える内部装置である。
表示装置11aは、ユーザーに対する操作画面を表示する。入力装置11bは、その操作画面に対するユーザーのユーザー操作を検出する。
図2は、図1における操作パネル11を示す正面図である。図2に示す操作パネル11は、入力装置11bとして、ハードキー51〜55およびタッチパネル56を有する。ハードキー51は、電源キーであり、ハードキー52は、スタートキーであり、ハードキー53は、ストップ/クリアキーであり、ハードキー54は、テンキーであり、ハードキー55は、ログアウトキーを示す。タッチパネル56は、表示装置11a上(つまり表示面上)に配置されている。
例えば、表示装置11aに表示される操作画面は、メッセージやソフトキーを含み、そのソフトキーに対するユーザー操作が、タッチパネル56によって検出される。
図1に戻り、通信装置21は、ネットワークなどを介して図示せぬホスト装置に接続可能であって、所定の通信プロトコルでデータ通信を行う内部装置である。
また、印刷装置22は、例えば電子写真方式で原稿画像を印刷用紙に印刷する内部装置である。
また、画像読取装置23は、原稿から原稿画像を光学的に読み取り、原稿画像の画像データを生成する内部装置である。画像読取装置23は、自動原稿送り器およびプラテンガラスの少なくとも一方を備え、自動原稿送り器またはプラテンガラスに載置された原稿から原稿画像を読み取る。
また、ファクシミリ装置24は、ファクシミリ信号を受信しそのファクシミリ信号を画像データに変換する受信機能と、画像データをファクシミリ信号に変換しそのファクシミリ信号を送信する送信機能とを有する内部装置である。
また、記憶装置25は、ハードディスクドライブ、フラッシュメモリーなどの不揮発性の記憶装置であって、データ、プログラムなどを記憶する。
また、コントローラー26は、図示せぬCPU(Central Processing Unit)、ROM(Read Only Memory)、RAM(Random Access Memory)などを有するコンピューターを有し、ROMまたは記憶装置25に記憶されているプログラムをRAMへロードし、そのプログラムをCPUで実行することにより、各種処理部として動作する。
この実施の形態では、コントローラー26は、制御部31、およびログイン状態管理部32として動作する。
制御部31は、ユーザー操作などに従って、上述の内部装置を制御して、プリントジョブ、コピージョブなどの各種ジョブを実行するとともに、操作パネル11でユーザーインターフェイス処理を行う。具体的には、制御部31は、操作パネル11の表示装置11aに操作画面を表示させるとともに、操作画面に対するユーザー操作を操作パネル11の入力装置11bで検出し、検出したユーザー操作に応じて、表示装置11aに表示される操作画面を遷移させたり、ログイン状態管理部32、上述の内部装置などを動作させたりする。
ログイン状態管理部32は、(a)入力装置11bに対するユーザー操作に従ってユーザーのログイン処理およびログアウト処理を実行するとともに、(b)入力装置11bによりユーザー操作が検出されない無操作時間を測定し、入力装置11bによりユーザー操作が検出された場合には無操作時間をリセットし、無操作時間に基づいて強制ログアウト処理を実行する。
ここで、ログイン処理は、ログインしたユーザーをログイン状態とし、ログイン状態において、ログイン状態のユーザー(以下、ログインユーザーという)(具体的にはユーザーID)に付与されているユーザー権限に基づいて当該画像形成装置の操作を許可したり、ログインユーザーの操作または設定に基づいて実行されるジョブと、そのログインユーザー(具体的にはユーザーID)との関連付けを行ったりする。なお、ログイン処理は、必要に応じて、ユーザー認証を実行し、ユーザー認証に成功した場合には、そのユーザーをログイン状態とするが、ユーザー認証に失敗した場合には、そのユーザーをログイン状態としない。
また、ログアウト処理は、ログインユーザーのログイン状態を破棄するとともに、当該画像形成装置を待機状態にリセットする。例えば、待機状態ではログイン画面が表示され、ユーザーによるユーザーIDの入力が検出されるまで待機する。
なお、以下、単に、「ログアウト処理」とは、ユーザー操作に基づく(つまり、手動の)ログアウト処理のことを指し、「強制ログアウト処理」とは、所定条件が成立した際に自動的に実行されるログアウト処理のことを指す。
図3は、図1および図2における表示装置11aに表示される警告画面の一例を示す図である。
特に、ログイン状態管理部32は、(a)無操作時間が警告閾値T1を超えると、例えば図3に示すように、延長キー101および警告メッセージ102を表示装置11aに表示させ、延長キー101の表示後、無操作時間がログアウト閾値T2(T2>T1)を超えると、強制ログアウト処理を実行し、(b)延長キー101に対するユーザー操作が入力装置11aにより検出された場合、無操作時間をリセットせずに、ログアウト閾値T2を増加させる。つまり、延長キー101に対するユーザー操作が検出された場合でも、無操作時間が、増加後のログアウト閾値T2に到達した時点で、強制ログアウト処理が実行される。
さらに、ログイン状態管理部32は、延長キー101に対するユーザー操作が検出され、ログアウト閾値を増加させた場合において、無操作時間がログアウト閾値T2を超える前に、ログアウト処理のためのユーザー操作(例えば上述のログアウトキー55の押下)が入力装置11bにより検出されたときには、(a)ただちにログアウト処理を実行し、(b)ログアウト処理のためのユーザー操作が入力装置11bにより検出された時点のユーザー作業の状態情報(例えば、現時点の操作画面の識別情報、設定途中である場合には、現時点までに入力した設定値の履歴など)を当該ユーザーに関連付けて所定の記憶装置25に保存し、(c)当該ユーザーの次回ログイン時に、状態情報が保存されている場合には、保存した状態情報を適用することで、強制ログアウト処理時点でのユーザー作業の環境(状態)を復旧し、強制ログアウト処理で中断したユーザー作業を再開可能とする。
また、この実施の形態では、ログイン状態管理部32は、(b)ログアウト処理のためのユーザー操作が入力装置11bにより検出されたときには、状態情報とともに、ログアウト処理のためのユーザー操作が入力装置11bにより検出された時点からログアウト閾値T2までの残り時間を、当該ユーザーの次回ログイン時のログアウト閾値T2として、当該ユーザーに関連付けて保存し、(c)当該ユーザーの次回ログイン時に、ログアウト閾値T2および上述の状態情報が保存されている場合には、保存したログアウト閾値T2を適用し、保存した状態情報を適用する。
さらに、この実施の形態では、ログイン状態管理部32は、延長キー101に対するユーザー操作の回数に比例した時間だけログアウト閾値T2を増加させる。
例えば、ログアウト閾値T2、ログアウト閾値T2と警告閾値T1との差分dT(あるいは警告閾値T1そのもの)、その差分の上限値dTmaxなどが設定データとして記憶装置25などに予め記憶されており、ログイン状態管理部32は、その設定データを読み出して、上述の処理を実行する。
例えば、上述の差分の上限値dTmaxが120秒に設定されている場合、差分dTが10秒単位で0秒から120秒までのいずれかの値に設定される。また、差分dTが0秒に設定されている場合には、上述の延長キー101および警告メッセージ102は表示されない。
なお、設定データには、例えば、延長キー101による延長時間(ログアウト閾値T2の増加幅)の上限値ETmax、延長キー101に対する1回のユーザー操作に対応する延長時間(以下、増加単位時間という)ETなども含まれている。
例えば、上限値ETmaxが500秒と設定され、増加単位時間ETが30秒と設定されている場合、延長キー101が1回押下されると、延長時間が30秒とされ、延長キー101が5回押下されると、延長時間が150秒とされる。
例えば、上限値ETmaxが500秒と設定され、増加単位時間ETが100秒と設定されている場合、延長キー101が1回押下されると、延長時間が100秒とされ、延長キー101が5回以上押下されると、延長時間が500秒とされる。なお、延長キー101が押下された際に、延長時間が上限値ETmax以上になる場合には、延長時間が上限値ETmaxとされ、それ以後の延長キー101の押下は無視される。
次に、当該実施の形態に係る画像形成装置の動作について説明する。図4は、図1に示す画像形成装置の動作について説明するフローチャートである。
ログイン状態管理部32は、ログイン画面に対するユーザーIDなど(例えばユーザーID、あるいはユーザーIDおよびパスワードの対)の入力が検出されると、ログイン処理を実行する(ステップS1)。
ログイン処理後、ログイン状態管理部32は、ログインユーザーの設定データを読み出し、警告閾値T1およびログアウト閾値T2をセットし、無操作時間を計時するタイマーをスタートさせる(ステップS2)。なお、上述の差分dTが設定データに含まれている場合には、ログアウト閾値T2から差分dTを減算して、警告閾値T1が導出される。
その後、ログイン状態管理部32は、ユーザー操作(ログアウトキー55の押下を除く)が検出されたか否か(ステップS3)、ログアウトキー55の押下が検出されたか否か(ステップS4)、およびタイマーの値が警告閾値T1を超えているか否か(ステップS5)を監視する。
ユーザー操作が検出された場合には(ステップS3)、ログイン状態管理部32は、タイマーをゼロにリセットし(ステップS6)、引き続き、上記監視を継続する。
ログアウトキー55の押下が検出された場合には(ステップS4)、ログイン状態管理部32は、ログアウト処理を実行し(ステップS7)、当該ログインユーザーに対する処理を終了する。
タイマーの値が警告閾値T1を超えている場合(ステップS5)、ログイン状態管理部32は、上述の延長キー101などを表示装置11aに表示する(ステップS8)。
そして、延長キー101が表示されている状態で、ログイン状態管理部32は、ログアウトキー55の押下が検出されたか否か(ステップS9)、タイマーの値がログアウト閾値T2を超えているか否か(ステップS10)、および延長キー101の押下が検出されたか否か(ステップS11)を監視する。
延長キー101の押下が検出された場合(ステップS11)、ログイン状態管理部32は、その延長キー101の押下回数に応じた延長時間だけログアウト閾値T2を増加する(ステップS12)。
タイマーの値がログアウト閾値T2を超えている場合(ステップS10)、ログイン状態管理部32は、強制ログアウト処理を実行し(ステップS13)、当該ログインユーザーに対する処理を終了する。
ログアウトキー55の押下が検出された場合には(ステップS9)、ログイン状態管理部32は、ログアウト処理を実行する(ステップS14)。その際、併せて、ログイン状態管理部32は、延長キー101の押下が検出された後(つまり、強制ログアウトが延期された後)にログアウトキー55の押下が検出されたか否かを判定する(ステップS15)。
延長キー101の押下が検出された後にログアウトキー55の押下が検出された場合、ログイン状態管理部32は、現時点のユーザー作業の状態情報を記憶装置25などに保存し(ステップS16)、当該ログインユーザーの次回ログイン時のログアウト閾値T2を上述のようにして特定し記憶装置25などに保存する(ステップS17)。
一方、ログイン状態管理部32は、延長キー101の押下が検出されずにログアウトキー55の押下が検出された場合、ステップS16,S17を実行せずに当該ログインユーザーに対する処理を終了する。
なお、ステップS16,S17において、状態情報および次回ログイン時のログアウト閾値T2が保存された場合、当該ログインユーザーが次回ログインした際に、ログイン状態管理部32は、ログイン処理(ステップS1)において、その状態情報を適用してログイン後の初期状態をセットし、ログイン状態管理部32は、ステップS2において、そのログアウト閾値T2を適用する。
これにより、延長キー101の押下後に手動でログアウトしたユーザーがただちに(例えばログアウト後、所定時間経過内に)再度ログインした場合には、ユーザーが、手動でログアウトした時点の作業を再開できる。
以上のように、上記実施の形態によれば、ログイン状態管理部32は、(a)ユーザー操作に従ってユーザーのログイン処理およびログアウト処理を実行するとともに、(b)入力装置11bによりユーザー操作が検出されない無操作時間を測定し、入力装置11bによりユーザー操作が検出された場合には無操作時間をリセットし、無操作時間に基づいて強制ログアウト処理を自動的に実行する。また、ログイン状態管理部32は、(a)無操作時間が警告閾値T1を超えると、延長キー101を表示装置11aに表示させ、延長キー101の表示後、無操作時間がログアウト閾値T2を超えると強制ログアウト処理を実行し、(b)延長キー101に対するユーザー操作が入力装置11bにより検出された場合、無操作時間をリセットせずに、ログアウト閾値T2を増加させる。そして、ログイン状態管理部32は、延長キー101に対するユーザー操作が検出され、ログアウト閾値T2を増加させた場合において、無操作時間がログアウト閾値T2を超える前に、ログアウト処理のためのユーザー操作が入力装置11bにより検出されたときには、(a)ただちにログアウト処理を実行し、(b)ログアウト処理のためのユーザー操作が入力装置11bにより検出された時点のユーザー作業の状態情報を所定の記憶装置25に保存し、(c)当該ユーザーの次回ログイン時に、状態情報が保存されている場合には、保存した状態情報を適用する。
これにより、延長キー101によって強制ログアウトを遅延させることができるので、作業が完了していないにも拘わらずユーザーが強制ログアウトされてしまう可能性が低くなる。
実施の形態2.
図5は、実施の形態2において表示装置11aに表示される警告画面の一例を示す図である。実施の形態2では、ログイン状態管理部32は、延長キー101が押下されて上述のログアウト閾値を増加させたときに、図5に示すように延長短縮キー121および警告メッセージ122を表示装置11aに表示させ、延長短縮キー121に対するユーザー操作が入力装置11bにより検出された場合、上述のログアウト閾値を減少させる。
この実施の形態では、ログイン状態管理部32は、図5に示すように、延長キー101の隣りに延長短縮キー121を表示させ、警告メッセージ101の隣りに警告メッセージ122を表示させる。
また、この実施の形態では、ログイン状態管理部32は、延長短縮キー121に対するユーザー操作の回数に比例した時間だけログアウト閾値を減少させる。なお、上述のタイマーの値が、減少させたログアウト閾値を超えている場合には、ログイン状態管理部32は、ただちに、強制ログアウト処理を実行し、当該ログインユーザーに対する処理を終了する。
延長短縮キー121に対する1回のユーザー操作につき、ログアウト閾値が、所定の設定値の示す時間だけ減少される。例えばその設定値は、15秒、100秒などとユーザーにより設定される。
なお、実施の形態2に係る画像形成装置のその他の構成および動作については実施の形態1と同様であるので、その説明を省略する。
以上のように、上記実施の形態2によれば、延長短縮キー121が表示され、延長短縮キー121に対するユーザー操作が検出されるとログアウト閾値を減少させる。これにより、例えば、ユーザーは、延長キー101によって強制ログアウトを遅延させた後、作業完了したときにその場からただちに立ち去るために、延長短縮キー121を操作して強制ログアウトを早めることができる。また、ログアウトキーが、図2に示すようなハードキー55であり、表示装置11aの操作画面およびタッチパネル56から離れた位置に配置されている場合、ユーザーは、そのログアウトキーを探すことなく、操作画面上の延長短縮キー121を操作してただちにログアウトさせることができる。
なお、上述の実施の形態に対する様々な変更および修正については、当業者には明らかである。そのような変更および修正は、その主題の趣旨および範囲から離れることなく、かつ、意図された利点を弱めることなく行われてもよい。つまり、そのような変更および修正が請求の範囲に含まれることを意図している。
本発明は、例えば、複合機などの画像形成装置に適用可能である。
11a 表示装置と、
11b 入力装置と、
31 制御部
32 ログイン状態管理部

Claims (6)

  1. ユーザーに対して操作画面を表示する表示装置と、
    前記操作画面に対する前記ユーザーのユーザー操作を検出する入力装置と、
    前記ユーザー操作に従って内部装置を制御する制御部と、
    (a)前記ユーザー操作に従って前記ユーザーのログイン処理およびログアウト処理を実行するとともに、(b)前記入力装置により前記ユーザー操作が検出されない無操作時間を測定し、前記入力装置により前記ユーザー操作が検出された場合には前記無操作時間をリセットし、前記無操作時間に基づいて強制ログアウト処理を実行するログイン状態管理部とを備え、
    前記ログイン状態管理部は、(a)前記無操作時間が警告閾値を超えると、延長キーを前記表示装置に表示させ、前記延長キーの表示後、前記無操作時間がログアウト閾値を超えると、前記強制ログアウト処理を実行し、(b)前記延長キーに対するユーザー操作が前記入力装置により検出された場合、前記無操作時間をリセットせずに、前記ログアウト閾値を増加させ、
    前記ログイン状態管理部は、前記延長キーに対するユーザー操作が検出され、前記ログアウト閾値を増加させた場合において、前記無操作時間が前記ログアウト閾値を超える前に、前記ログアウト処理のためのユーザー操作が前記入力装置により検出されたときには、(a)ただちに前記ログアウト処理を実行し、(b)前記ログアウト処理のためのユーザー操作が前記入力装置により検出された時点のユーザー作業の状態情報を所定の記憶装置に保存し、(c)当該ユーザーの次回ログイン時に、前記状態情報が保存されている場合には、保存した前記状態情報を適用すること、
    を特徴とする電子機器。
  2. 前記ログイン状態管理部は、(b)前記ログアウト処理のためのユーザー操作が前記入力装置により検出されたときには、前記状態情報とともに、前記ログアウト処理のためのユーザー操作が前記入力装置により検出された時点から前記ログアウト閾値までの残り時間を、当該ユーザーの次回ログイン時の前記ログアウト閾値として保存し、(c)当該ユーザーの次回ログイン時に、前記ログアウト閾値および前記状態情報が保存されている場合には、保存した前記ログアウト閾値を適用し、保存した前記状態情報を適用することを特徴とする請求項1記載の電子機器。
  3. 前記ログイン状態管理部は、前記延長キーに対するユーザー操作の回数に比例した時間だけ前記ログアウト閾値を増加させることを特徴とする請求項1または請求項2記載の電子機器。
  4. 前記ログイン状態管理部は、前記ログアウト閾値を増加させたときに、延長短縮キーを前記表示装置に表示させ、前記延長短縮キーに対するユーザー操作が前記入力装置により検出された場合、前記ログアウト閾値を減少させることを特徴とする請求項1から請求項3のうちのいずれか1項記載の電子機器。
  5. 前記ログイン状態管理部は、前記延長キーの隣りに延長短縮キーを表示させることを特徴とする請求項4記載の電子機器。
  6. 前記ログイン状態管理部は、前記延長短縮キーに対するユーザー操作の回数に比例した時間だけ前記ログアウト閾値を減少させることを特徴とする請求項4または請求項5記載の電子機器。
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