JPH09228986A - タイミングを調整できる送風機モータ - Google Patents

タイミングを調整できる送風機モータ

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JPH09228986A
JPH09228986A JP9017966A JP1796697A JPH09228986A JP H09228986 A JPH09228986 A JP H09228986A JP 9017966 A JP9017966 A JP 9017966A JP 1796697 A JP1796697 A JP 1796697A JP H09228986 A JPH09228986 A JP H09228986A
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motor
stator
rotor
brushless
sensor
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JP9017966A
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Donald Glenn Larson
グレン ラーソン ドナルド
Tom Arthur Watson
アーサー ワトソン トム
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SAIMAA Inc
Cymer Inc
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SAIMAA Inc
Cymer Inc
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    • H02P6/00Arrangements for controlling synchronous motors or other dynamo-electric motors using electronic commutation dependent on the rotor position; Electronic commutators therefor
    • H02P6/06Arrangements for speed regulation of a single motor wherein the motor speed is measured and compared with a given physical value so as to adjust the motor speed
    • FMECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
    • F04POSITIVE - DISPLACEMENT MACHINES FOR LIQUIDS; PUMPS FOR LIQUIDS OR ELASTIC FLUIDS
    • F04DNON-POSITIVE-DISPLACEMENT PUMPS
    • F04D27/00Control, e.g. regulation, of pumps, pumping installations or pumping systems specially adapted for elastic fluids
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    • F05INDEXING SCHEMES RELATING TO ENGINES OR PUMPS IN VARIOUS SUBCLASSES OF CLASSES F01-F04
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    • Y02B30/70Efficient control or regulation technologies, e.g. for control of refrigerant flow, motor or heating

Abstract

(57)【要約】 【課題】 レーザ空洞内のガスの循環に使用されるファ
ンを駆動するブラシレスDCモータを提供する。 【解決手段】 タイミングを調整できるブラシレスDC
モータが提供される。タイミングの調整は、ロータ位置
センサの特性及びそれらの位置の個々の変動を補償する
ことにより特定のモータ性能を最適化することができ
る。ロータ位置センサは、モータハウジングの一部分内
でヒートシンクに固定される。ヒートシンクの冷却効率
を改善するために、ヒートシンクが熱接続されたモータ
ハウジングの少なくとも一部分は、能動的又は受動的な
冷却により冷却される。ロータ位置センサは、熱的及び
電気的分離を改善する構造体により包囲される。モータ
の速度を監視及び制御する手段も設けられる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は一般にブラシレスD
Cモータに係り、より詳細には、レーザ空洞内でガスを
循環するのに使用されるブラシレスDCモータ駆動の送
風機型軸流ファンに係る。
【0002】
【従来の技術】集積回路の所望の特徴サイズが小さくな
るにつれて、光学リソグラフィー技術の需要が増大して
いる。これらの需要から、近回折制限光学投影システム
が開発されると共に、種々の照明光源が調査されてい
る。同等の光学システムが与えられた場合に、短い波長
で動作する照明光源の方が、小さな特徴を形成できるた
めに、長い波長で動作する照明光源よりも望ましい。ガ
ス放電レーザ、特にエキシマレーザは、短い放電波長と
高い電力とが組み合わされたものであるため、このよう
な用途に特に適している。例えば、KrFエキシマレー
ザの波長は、約248.4ナノメータである。
【0003】エキシマレーザは、一般に、パルスモード
で動作する。放電領域内のガスに、基底即ち初期熱状態
に復帰させるに充分な時間を与えるためにパルス動作が
必要とされる。静的なガスシステムでは、ガスがこの状
態に到達するのにほぼ1秒の時間を必要とし、従って、
繰り返し率を甚だしく制限する。近代的なレーザシステ
ムは、通常、ガスを循環するための接線方向送風機ファ
ンを用いて、ガス放電領域内のガスを能動的に循環する
ことにより、高い繰り返し率を得ている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】特定の繰り返し率を維
持するのに必要なガスの流量は、次の式を用いて決定す
ることができる。 クリア比=(流量)/〔(放電巾)(繰り返し率)〕 一般に、安定した放電を得るには、クリア比は、3で充
分であると考えられる。しかしながら、パルス対パルス
のエネルギー安定性を保証するためには、クリア比は、
5ないし6であるのが好ましい。約1000ないし20
00Hzの繰り返し率を維持するに必要なクリア比を得
るためには、高いガス流量、ひいては、高い送風機ファ
ン速度が必要とされる。送風機ファンの速度が2倍にな
ると、モータへの入力電力が8倍増加するので、大きな
送風機ファン速度は、一般に、モータ及びモータ連結部
の複雑さを高めると共に、モータの寿命を短くする。モ
ータの予想寿命を短縮する要因となる第1のファクタ
は、モータの運転による発熱の増加である。
【0005】以上の説明から、高い速度で効率的に動作
することのできる改良された送風機ファンモータが要望
されることが明らかである。
【0006】
【課題を解決するための手段】本発明は、調整可能なタ
イミング特徴を備えたブラシレスDCモータを提供す
る。タイミングの調整は、ロータ位置センサの動作特性
の個々の変化及び/又はそれらの位置の変化を補償する
ことにより特定のモータ性能を最適化できるようにす
る。
【0007】本発明の1つの実施形態において、ステー
タハウジングのエンドキャップは、3つのロータ位置セ
ンサを備えている。エンドキャップは、ロータの中心軸
の周りで回転することができ、これにより、ステータに
対してセンサの位置を変更することができる。センサの
位置が最適なものとされると、ステータハウジングに対
する組立体の位置を固定することができる。
【0008】本発明の別の実施形態では、ロータ位置セ
ンサがモータハウジングの一部分内でヒートシンクに固
定される。ヒートシンクの冷却効率を改善するために、
少なくともヒートシンクが熱的に結合されたモータハウ
ジングの部分が冷却される。冷却は、能動的であっても
受動的であってもよい。能動的な冷却技術は、熱電冷却
装置の使用を含む。受動的な冷却技術は、好ましくは冷
却フィンの使用により組立体の冷却領域を増加すること
を含む。
【0009】本発明の更に別の実施形態では、ロータ位
置センサを包囲する構造体を用いてセンサの熱的及び電
気的分離が改善される。
【0010】本発明の更に別の実施形態では、2つのブ
ラシレスDCモータが単一の駆動シャフトに結合され
る。単一のコマンド信号が両方のモータに同時に送ら
れ、このコマンド信号は、モータに付与される駆動電流
を制御する。両方のモータに同じ信号を送ることによ
り、モータ間の負荷の分割がほぼ同じになる。コマンド
信号は、所望の駆動シャフト速度を得るように自動的に
変更される。
【0011】本発明の更に別の実施形態では、駆動シャ
フト速度が連続的に監視され、そしてプリセット最大限
界と比較される。駆動シャフト速度がプリセット限界に
等しいか又はそれを越える場合には、モータが一時的に
ディスエイブルされる。
【0012】
【発明の実施の形態】本発明の特徴及び効果は、添付図
面を参照した以下の詳細な説明より容易に明らかとなろ
う。ブラシレスDCモータは、ガスレーザシステムを含
む種々の用途に使用される。図1は、レーザ空洞内のガ
スを循環するファンを付勢するのにブラシレスDCモー
タが使用されたコンパクトなエキシマレーザを示してい
る。この形式のレーザの詳細な説明については、本発明
の譲受人に譲渡された参考としてここに取り上げる米国
特許第4,959,840号を参照されたい。本発明を
完全に理解するために、本発明の詳細な説明に入る前
に、この特定のレーザ設計の幾つかの設計特徴について
簡単に述べる。しかしながら、本発明は、特にエキシマ
レーザシステムのみに又は一般にレーザシステムのみに
適用されるものではない。
【0013】図1は、特定設計のエキシマレーザの端面
図である。レーザ空洞100は、2つのハウジング半部
分101及び103で形成される。これらハウジング半
部分101及び103は、フッ素又は塩素に耐える材料
のOリング105でシールされる。空洞100内にはカ
ソード107及びアノード109がある。これら電極に
またがって高電圧が印加されると、一般に、クリプトン
(Kr)のような希ガス、フッ素(F)のようなハロゲ
ン、及びヘリウム(He)又はネオン(Ne)のような
緩衝ガスより成るガスの混合物にわたり領域111内に
放電が形成される。希ガス及びハロゲンの励起の結果と
して形成されるエキシマ分子の減衰のために高エネルギ
ーの紫外線パルスが発生するのは、領域111内であ
る。これらパルスは、カソード107とアノード109
との間に位置する軸に沿って発生される。絶縁体113
及び115は、カソード107及び高電圧ライン117
を空洞100の壁101から絶縁する。
【0014】エキシマレーザにおいては、パルス率が通
常はかなり低い。ガスが静的である場合には、放電領域
内のガス体積に、レーザパルスとレーザパルスとの間に
その初期の熱的状態に復帰させるに充分な時間を与えね
ばならない。一般的に、この復帰時間は1秒程度であ
り、従って、静的ガスシステムのパルス率は約1パルス
/秒に制限される。ガスが循環される場合には、パルス
率を増加することができる。レーザを放電できる繰り返
し率は、循環速度と、放電体積内のガス体積が交換され
る率とに基づく。従って、循環速度が高いほど、達成で
きる繰り返し率が高くなる。
【0015】図1に示すようなレーザシステムでは、ガ
スが、ガス流線119に従って空洞100の全体を通し
て循環される。ファン軸125に平行に延びる複数のフ
ァンブレード123より成るファン121は、流線11
9に沿ってガスを強制的に循環させる。ガスが放電領域
111において励起された後に、循環するガスは、熱交
換機127を用いて冷却される。ガスの方向性の流れ
は、1つ以上の制御翼129を用いて制御される。任意
であるが、循環するガスの一部分をサイフォンで吸い出
してフィルタ(図示せず)で純化し、空洞100内に収
容されたガスの寿命を延ばすことができる。
【0016】腐食性のレーザガスにより生じるファンモ
ータの損傷を最小にし、ひいては、このシステム要素の
寿命を延長するために、図1に示すようなエキシマレー
ザにおいてファン121を駆動するのに用いられるモー
タは、空洞100の外部に取り付けられるのが好まし
い。図2は、ファン121を駆動するための外部DCブ
ラシレスモータ200を取り付けるための公知解決策を
示している。
【0017】ファン121は、駆動シャフト201に接
続される。駆動シャフト201の端にロータ203があ
る。シャフト201は、空洞壁103に取り付けられた
ベアリング構造体205を通過する。ロータ203の周
囲には、一連の翼より成るステータ207がある。空洞
100内の腐食性ガスがベアリング構造体205を経て
ステータ組立体207へ通過するのを防止するために、
シール組立体209がロータ203を完全に包囲してい
る。シール組立体209は、ステンレススチールのよう
な防食性材料で構成され、そして防食性Oリング211
で空洞壁103にシールされる。
【0018】ロータ203の至近においてシール組立体
209の次に取り付けられているのは、ホールセンサの
ような少なくとも1つのロータ位置センサ213であ
る。これらのホールセンサは、磁界を感知して、磁界の
強度に比例する出力信号を発生する。ホールセンサは、
本発明への使用について述べるように、Honeywe
ll(登録商標)のような会社から入手できるものであ
る。このようなセンサの動作は、当業者に良く知られて
いる。ホールセンサ213は、ロータ203内の磁石の
回転位置を検出することができ、この検出器の出力信号
は、回路板215へフィードバックされる。回路板21
5は、電力入力コネクタ217からステータ207へ電
力を向ける。モータ組立体は、ステータハウジング21
0及びエンドプレート221と共に位置保持される。
【0019】図3は、本発明によるDCブラシレスモー
タを示す。この構成により与えられる放熱性及び保護性
の改善により、モータ及びそれに関連した電子回路は、
1つの実施形態では、4000RPM以上の速度を持続
することができる。公知のモータ組立体の場合と同様
に、このシステムは、駆動シャフト301、ロータ30
3、シャフトベアリング305、ステータ307、シー
ル素子309、ホールセンサ311、回路板313、及
びステータハウジング315の主要要素を有している。
この構成において、ホールセンサ311は、回路板31
3に直接取り付けられ、回路板313は、エンドキャッ
プ319のヒートシンク部分317に取り付けられる。
エンドキャップ319及びそれに関連したヒートシンク
部分317は、銅又はアルミニウムのような熱伝導率の
高い材料で構成されて、回路板313及びその一体的な
センサ311から熱を効率的に引き出すのが好ましい。
回路板313及びセンサ311は、電気的な短絡を回避
しながら熱接触を最大にするための公知技術を用いて部
分317に取り付けられる。
【0020】ステータ307、ロータ303及びシール
素子309から回路板313及びセンサ311への熱の
流れを最小にするために、本発明の好ましい実施形態に
は、絶縁体ギャップ321が含まれる。この絶縁体キャ
ップ321は、部分317の区分に嵌合し、回路板及び
センサの両方を包囲する。好ましい実施形態では、絶縁
体キャップ321は、良好な電気絶縁特性及び良好な熱
絶縁特性を有するUltem(登録商標)1000樹脂
のようなポリイミド材料で作られる。それ故、この実施
形態では、絶縁体キャップ321は、回路板313及び
センサ311により吸収される熱の量を減少するだけで
なく、回路板313の短絡のおそれも抑制する。
【0021】図4は、好ましい実施形態の分解図であ
る。この図には、回路板313及びホールセンサ311
が明確に示されている。この実施形態では、3つのホー
ルセンサがあり、従って、ロータの位置が独特に定めら
れる。回路板313は、ヒートシンク部分317にボル
ト401で取り付けられる。絶縁体キャップ321は、
部分317に嵌合し、リップ403にのせられ、そして
ボルト405で位置保持される。
【0022】エンドキャップ319及びそれに関連した
ヒートシンク317の冷却容量を最大にするために、キ
ャップ319の区分407がフィン状にされる。これら
のフィンは、キャップ319の表面積を増加し、周囲の
空気へと通り抜ける熱流を増加させる。それ以上の冷却
が必要な場合には、キャップ319を、例えば、熱電冷
却装置(図示せず)又は強制対流により能動的に冷却す
ることができる。
【0023】ロータの位置は、非接触センサ、好ましく
は、少なくとも3つのホールセンサを用いて決定され
る。この位置情報は、ステータへの電力の付与を適切に
タイミングどりし、ひいては、モータの効率を最大にす
るために重要である。しかしながら、最適なモータ制御
を達成するためには、システムを校正しなければならな
い。
【0024】校正は、種々の理由で必要とされる。第1
に、ホールセンサは、製造公差により僅かな性能変動を
有する。第2に、これらセンサの動作及び解除特性は、
温度変化の結果としてシフトする。このシフトが図5の
グラフに示されている。曲線501及び503は、各々
温度が上昇するときの最大及び公称動作特性のシフトを
示している。同様に、曲線505及び507は、各々温
度が上昇するときの公称及び最小解除特性のシフトを示
している。
【0025】ホールセンサの性能変動の影響は、特定の
用途に対しセンサの取付位置によって更に悪化する。例
えば、既に述べたように、エキシマレーザシステムにお
いて送風機ファンを駆動するのに使用されるモータは、
レーザ空洞の外部にしばしば取り付けられる。モータ部
品に対するガスの腐食作用を減少するために、図2、3
に示したように、ロータとステータとの間にシール素子
が挿入される。不都合なことに、シール素子は、センサ
311とロータ303との間の分離距離を増加し、従っ
て、センサの位置における磁界強度を減少させる。この
分離距離は、絶縁キャップ321により更に増加され
る。又、磁界強度は、センサをロータの端に配置するこ
とによっても減少される。更に、センサ311及び回路
板313の取り付けのばらつきも、性能特性の変動を招
くことがある。
【0026】センサの動作特性の変動は、ステータへの
電力の位相を制御する回路を変更することにより考慮す
ることができる。しかしながら、本発明の好ましい実施
形態では、このような変動は、ステータ307の位置に
対するセンサ311の位置を物理的に調整することによ
り考慮される。前記したように、センサ311は、回路
板313にしっかりと固定され、そして回路板は、エン
ドキャップ319にしっかりと固定される。一方、ステ
ータ307は、外壁103にしっかりと保持される。こ
の実施形態では、ステータ307は、ステータハウジン
グ315にしっかりと固定される。ハウジング315
は、シール素子309のフランジに嵌合する。ハウジン
グ315の縁にあるスロット409は、素子309のフ
ランジにあるピン(図示せず)に嵌合する。
【0027】図3及び4に示す構成では、エンドキャッ
プ319及びステータ307/ステータハウジング31
5は、単一の組立ボルト411及び圧縮スプリング41
3によりレーザ空洞に固定される。ボルト411は、エ
ンドキャップ319の中心を通過し、シール素子309
の端部にねじ込まれる。シール素子309は、8本のボ
ルト(図示せず)により空洞の外壁103に取り付けら
れる。エンドキャップ319は、モータ組立体の中心軸
の周りでこれを回転して、モータのタイミングを変えら
れるようにする3つのスロット415を含む。各々のス
ロット415にはボルト417が通過し、これらボルト
は、ハウジング315にねじ込まれる。
【0028】モータのタイミングを調整するために、ボ
ルト411及び417は、キャップ319をステータハ
ウジング315に対して回転できるに充分なほど緩めら
れねばならない。スロット415の長さは、許容回転度
を決定する。エンドキャップ319の外縁は、ゼロ指示
マーク419を含む。ゼロマーク419の各側における
許容回転度は、約10°以内であるのが好ましい。マー
ク419を、ハウジング315の外縁に含まれた1組の
回転度マーク421と比較することにより、オペレータ
は、モータを適切にタイミングどりするのに必要な回転
度を決定することができる。もちろん、調整のための他
の機構も、この説明に基づいて容易に開発されよう。
【0029】図6は、取り付けの準備ができた組み立て
られたモータを示す。この図では、タイミングスロット
415/ボルト417の組合せが、マーク419及び4
21と同様に明確に見ることができる。この実施形態で
は、キャップ319の端部のみが冷却フィン407を含
んでいる。
【0030】図7は、本発明の好ましい実施形態をタイ
ミングどりするのに使用されるフローチャートである。
第1のステップは、モータ組立体に適当な負荷を与える
ことである(ステップ701)。この負荷は、予想され
る負荷に等しいものでなければならない。この負荷は、
例えば、図1に示すようなエキシマレーザを動作するこ
とにより生じる実際の負荷であってもよいし、又は負荷
を模擬してもよい。図3ないし5に示されたモータ組立
体は、多くの理由で模擬負荷の使用に理想的に適してい
る。先ず第1に、ステータ、ステータハウジング、エン
ドキャップ及びそれに関連した全ての電子回路及びセン
サは、単一の組立体内に収容される。第2に、このモー
タの「非接触」設計により、外部のモータ組立体をテス
ト組立体に容易に取り付けることができる。テスト組立
体は、外側の組立体を取り付けることのできる実際のモ
ータ組立体に使用されるものと同じロータ及びシール素
子を必要とするだけである。第3に、モータのタイミン
グは、ロータとは比較的独立しており、従って、外側の
モータ組立体を同じ負荷条件のもとでロータ/シール素
子組合体と共にタイミングどりしそして使用することが
できる。本発明の好ましい実施形態では、適当な速度及
び負荷条件のもとで動作するMagtrol動力計モデ
ルHD−710を用いて負荷が模擬される。
【0031】適当な負荷条件が与えられた後に、モータ
は、上記したセンサの動作/解除特性のシフトを考慮す
るために、その通常の動作温度までウオームアップしな
ければならない(ステップ703)。上記したエキシマ
レーザ送風機ファンの場合には、ステータハウジングに
おいて測定した70℃の動作温度が通常の動作温度と考
えられる。タイミング調整の間に、与えられた負荷が監
視され、それが一定に保たれるようにする(ステップ7
05)と同時に、ステータへの入力電力が監視される
(ステップ707)。次いで、電力入力を最小にするこ
とにより(ステップ711)モータのタイミングが調整
される(ステップ709)。最小のステータ電力入力が
得られたときにタイミング手順が完了となる(ステップ
713)。好ましい実施形態では、タイミング調整は、
ボルト417を緩め、ステータハウジング315に対し
てエンドキャップ319を回転し、そしてボルト417
を締め直して更に別のテストを行えるようにすることに
より実行される。次いで、生産品質の制御の目的で整列
マーク419及び421の位置が記録される。
【0032】図8は、2つのブラシレスDCモータを使
用してエキシマレーザ空洞内の単一の送風機ファンを付
勢する本発明の実施形態を示す。この実施形態では、フ
ァン121の駆動シャフト301が、その各端におい
て、ステータハウジング315/エンドキャップ319
の組立体内のロータ303に直結される。両方のモータ
が同じファンシャフトに直結されているので、一方又は
両方のモータの過剰負荷を回避するためにモータ制御回
路が重要となる。
【0033】図9は、図8に示すような二重モータ駆動
のファンを制御する公知解決策を示すブロック図であ
る。第1モータ901はモータ駆動回路903により駆
動されそして第2モータ905は第2モータ駆動回路9
07により駆動される。モータ901及び905は単一
のファン909を駆動する。又、システムはコントロー
ラ911も含んでいる。レーザ動作中に、コントローラ
911は、両モータ901及び902の電流と、ファン
909の速度を監視する。ファンの速度は、いずれかの
モータ901又は905の速度を監視することにより監
視できる。というのは、両モータが同じファンに直結さ
れているからである。
【0034】送風機ファン909がその所定の動作速度
に到達した後に、コントローラ911は、モータ901
及び905の動作電流を監視する。各モータの動作電流
は、その動作負荷に正比例する。2つのモータの動作電
流がアンバランスであることがコントローラ911によ
り決定されると、コントローラ911により一方又は両
方のモータ駆動回路903及び907へ速度制御信号が
送られる。異なる速度制御信号をモータへ付与すること
により、個々のモータの負荷が変化し、これにより、一
方のモータが他方のモータより大きな負荷をもつことが
防止される。コントローラ911がモータ901及び9
05の動作電流を所定の動作裕度内に合致させると、フ
ァンの速度が再びチェックされる。ファンの速度が所定
の動作裕度内にまだある場合には、モータが選択された
速度で動作を続けることが許されそして3つのパラメー
タ全部が周期的にチェックされてそれらが裕度内に留ま
るよう確保する。ファンの速度が所定の動作裕度内にな
い場合には、コントローラ911は、2つのモータの速
度を調整し、そして2つのモータの動作電流を合致させ
る動作の試みを繰り返す。
【0035】図10は、本発明による送風機速度制御の
実施形態を示す。公知技術の場合と同様に、このシステ
ムは、第1モータ1001、第1モータ駆動回路100
3、第2モータ1005、第2モータ駆動回路100
7、ファン1009、及びコントローラ1011を有し
ている。このシステムにおいて、コントローラ1011
は、いずれかのモータ1001又は1005の速度を監
視することによりファンの速度を監視する。ファンの速
度が正しくない場合には、コントローラ1011がモー
タの駆動電流を増加又は減少させる単一の駆動電流コマ
ンドを送出する。それ故、両方のモータの駆動電流は同
時に変更され、これにより、公知技術のようにモータ負
荷を合致させる必要性が排除される。更に、コントロー
ラ1011は単一の駆動電流コマンドを送出するので、
同じ回路を、図3ないし5のような単一送風機モータに
使用することもできるし又は図8のような二重モータシ
ステムに使用することもできる。
【0036】図11は、図10に示す送風機速度制御シ
ステムの別の実施形態を示す。2つのシステムは同一で
あるが、図11のシステムは、モータがあまりに高い速
度で動作することによるダメージを防止する送風機ファ
ン保護回路1101を有している。この実施形態では、
保護回路1101は、ファンの速度をプリセット最大限
界と連続的に比較する。ファンの速度がプリセット限界
を越えた場合には、ディスエイブル信号がモータ駆動回
路へ送られ、この駆動回路は、ディスエイブル信号が除
去されるまでモータのそれ以上の動作を防止する。好ま
しい実施形態では、ディスエイブル信号が所定の時間中
送られ、その後、モータの動作を再開することができ
る。又、保護回路は、単一モータシステムにも使用でき
る。
【0037】図12ないし19は、本発明の送風機ファ
ンを制御するのに使用されるレーザ制御回路の部分を示
している。コネクタ1201に見られるタコメータ入力
信号(テストポイント1203)は、送風機コントロー
ラからのTTLレベルのパルス列である。周波数は、モ
ータ速度に比例する。IC1205は、ピン10のパル
スをピン13のDC電圧に変換する周波数/電圧コンバ
ータである。このDC電圧は、システムが発振するのを
防止するために、抵抗1207及びキャパシタ1209
の組合せによりほぼ1秒遅延される。比較器1211の
ピン4の遅延された電圧は、ポテンショメータ1213
により送られたピン5の別の電圧と比較される。
【0038】送風機の速度がこの設定点より高くなると
きは、比較器1211の出力のピン2が低レベルとな
り、速度オーバー信号を発生する。この信号はコントロ
ーラにより感知され、コントローラは、次いで、送風機
を遮断し、システムをスタンバイ状態にする。又、この
出力は、単安定タイマーであるIC1215をトリガー
する。このタイマーのピン3は、通常は、低レベルであ
り、これは、ナンドゲート1217により高いTTLレ
ベルに反転される。
【0039】タイマーが速度オーバー信号によりトリガ
ーされたときは、タイマーのピン3が、ポテンショメー
タ1219により調整できる時間中、高レベルとなる。
好ましい実施形態では、この時間は30秒にセットされ
る。タイマーのピン3が高レベルになると、ナンドゲー
ト1217のピン3が低レベルになり、これは、ゲート
1221のピン3を低レベルにする。これは、次いで、
ゲート1223のピン8を低レベルに切り換え、送風機
を30秒間オフにする。この時間中に、コンピュータ
は、送風機をオンにすることができない。30秒のオフ
周期は、ウオッチドッグタイマーとして働き、コントロ
ーラが速度オーバー状態の後に送風機をオンに切り換え
るのを防止する。
【0040】ソフトウェアは、コネクタ1225を経て
制御電圧を送ることにより送風機モータの速度を制御す
る。この電圧は、抵抗1229及びキャパシタ1231
により比較器1227のピン12においてほぼ2秒間遅
延される。この制御電圧は、次いで、IC1205のピ
ン12からの電圧と比較される。この比較の結果、比較
器1233のピン7にコマンド電圧が発生する。送風機
の速度は、ポテンショメータ1235を調整することに
より調整できる。送風機の速度が設定値よりも低下する
と、比較器1233のピン6が比例的に低レベルとな
り、ピン7に増加を生じさせる。これは、送風機の速度
を上昇させ、ポテンショメータ1235及びコンピュー
タからのアナログ制御信号によりセットされた所望の速
度を維持する。送風機の速度が高くなる場合には、同じ
変化が逆方向に生じ、これは、ピン6が高くなりそして
ピン7が低くなることを意味し、送風機の速度を低下さ
せ、システムの変化を補償し、送風機の速度を調整す
る。それ故、速度はソフトウェアによりセットされる
が、速度の制御はハードウェアにより達成される。コン
ピュータからのアナログ制御電圧が、例えば、システム
の機能不良又は送風機の過負荷により増加し、そして送
風機の速度が比例的に増加しない場合には、比較器12
33のピン5の電圧がピン6よりも高くなり、要素12
37のピン6の電圧を増加させる。この電圧は、ポテン
ショメータ1239でセットされた別の電圧と比較され
る。要素1237のピン6の電圧が設定値より高くなる
ときは、ピン1が低くなり、アンドゲート1223のピ
ン9を低くさせ、コネクタ1241を低レベルにもって
いく。これは送風機をオフにする。又、ソフトウェア
は、要素1237のピン1において過剰トルク信号を感
知する。システムが発振するのを防止するために要素1
237のピン6には1秒の遅延が与えられる。抵抗12
43及びキャパシタ1245がこの遅延を与える。又、
要素1233のピン7には5.1ボルトツェナーダイオ
ード1247も設けられ、これは、送風機の速度オーバ
ーを防止する。送風機を始動するために、ソフトウェア
は、コネクタ1251の送風機スタート電圧を高いTT
Lレベルにもっていき、これは、要素1221のピン2
へ送られる。
【0041】当業者であれば、本発明の精神及び範囲か
ら逸脱せずに、本発明を上記とは別の形態で実施できる
ことが明らかであろう。従って、以上の説明は、単に本
発明を示すものに過ぎず、本発明の範囲は、特許請求の
範囲のみによって限定されるものとする。
【図面の簡単な説明】
【図1】レーザ空洞内のガスを循環するファンを付勢す
るのにブラシレスDCモータが使用された公知のコンパ
クトなエキシマレーザを示す図である。
【図2】公知のエキシマレーザの外側に取り付けられた
ファンモータを示す図である。
【図3】本発明のDCブラシレスモータを示す図であ
る。
【図4】本発明の好ましい実施形態の分解図である。
【図5】温度に対するホールセンサの動作及び解除特性
を示すグラフである。
【図6】本発明の組み立てられたモータの外観図であ
る。
【図7】本発明の好ましい実施形態のタイミングどりに
使用する手順を示すフローチャートである。
【図8】2つのブラシレスDCモータが単一の送風機フ
ァン駆動シャフトに結合された本発明の実施形態を示す
図である。
【図9】図8に示すような二重モータ駆動ファンを制御
する公知解決策を示すフローチャートである。
【図10】本発明による送風機速度制御システムの実施
形態を示す図である。
【図11】図10に示す送風機速度制御システムの別の
実施形態を示す図である。
【図12】本発明の送風機ファンを制御するのに用いら
れるレーザ制御回路の一部分を示す図である。
【図13】本発明の送風機ファンを制御するのに用いら
れるレーザ制御回路の一部分を示す図である。
【図14】本発明の送風機ファンを制御するのに用いら
れるレーザ制御回路の一部分を示す図である。
【図15】本発明の送風機ファンを制御するのに用いら
れるレーザ制御回路の一部分を示す図である。
【図16】本発明の送風機ファンを制御するのに用いら
れるレーザ制御回路の一部分を示す図である。
【図17】本発明の送風機ファンを制御するのに用いら
れるレーザ制御回路の一部分を示す図である。
【図18】本発明の送風機ファンを制御するのに用いら
れるレーザ制御回路の一部分を示す図である。
【図19】本発明の送風機ファンを制御するのに用いら
れるレーザ制御回路の一部分を示す図である。
【図20】図12ないし19の配置を示す図である。
【符号の説明】 100 レーザ空洞 200 DCブラシレスモータ 301 駆動シャフト 303 ロータ 305 シャフトベアリング 307 ステータ 309 シール素子 311 ホールセンサ 313 回路板 315 ステータハウジング 317 ヒートシンク部分 319 エンドキャップ 321 絶縁体キャップ 407 冷却フィン 419、421 タイミングマーク

Claims (26)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ロータと、該ロータの中心軸を取り巻く
    ステータと、これらロータ及びステータの付近の位置に
    調整可能に取り付けられた少なくとも1つの非接触のセ
    ンサとを備え、該センサはロータ情報を与え、該ロータ
    情報がモータの位相タイミングを制御するのに使用さ
    れ、上記センサ位置の調整は、上記ステータに対する上
    記センサの位置を変更し、そして上記調整は、上記位相
    タイミングを変えることを特徴とするブラシレスDCモ
    ータ。
  2. 【請求項2】 上記センサ位置の調整は、上記モータの
    運転中に行うことができる請求項1に記載のブラシレス
    DCモータ。
  3. 【請求項3】 上記センサは、ホールセンサである請求
    項1に記載のブラシレスDCモータ。
  4. 【請求項4】 3つのホールセンサが使用され、それら
    ホールセンサの各々が独立したロータ位置情報を与え、
    上記センサの位置情報は、上記ロータ位置を独特に定め
    るように組み合わせることができる請求項3に記載のブ
    ラシレスDCモータ。
  5. 【請求項5】 回転可能なエンドキャップを更に備え、
    上記センサは、このエンドキャップに接続され、上記セ
    ンサ位置の調整は、上記ステータに対してこのエンドキ
    ャップを回転することにより行われる請求項1に記載の
    ブラシレスDCモータ。
  6. 【請求項6】 上記ステータに直結された少なくとも1
    つの位置ピンを更に備え、この位置ピンは、上記エンド
    キャップ内のスロットに相補的に適合される請求項5に
    記載のブラシレスDCモータ。
  7. 【請求項7】 上記位置ピンは、ボルトである請求項6
    に記載のブラシレスDCモータ。
  8. 【請求項8】 ステータハウジングを更に備え、このス
    テータハウジングはその周囲に複数のタイミングマーク
    を有し、これらのタイミングマークは、上記エンドキャ
    ップの単一の指示マークに隣接する請求項5に記載のブ
    ラシレスDCモータ。
  9. 【請求項9】 上記ロータとステータとの間に挿入され
    たシール部材を更に備え、このシール部材は、上記ロー
    タを部分的に包囲する請求項1に記載のブラシレスDC
    モータ。
  10. 【請求項10】 上記シール部材は、ステンレススチー
    ルである請求項9に記載のブラシレスDCモータ。
  11. 【請求項11】 レーザ空洞内でガスを循環するための
    ファンを更に備え、このファンは上記ロータに接続され
    る請求項1に記載のブラシレスDCモータ。
  12. 【請求項12】 上記ロータとステータとの間に挿入さ
    れたシール部材を更に備え、このシール部材は、上記ロ
    ータを部分的に包囲し、このシール部材は、上記レーザ
    空洞の壁にシールされ、そしてこのシール部材は、上記
    ステータが上記ガスに露出されるのを防止する請求項1
    1に記載のブラシレスDCモータ。
  13. 【請求項13】 レーザ空洞と、 上記レーザ空洞内に取り付けられて、レーザ放電領域を
    定める少なくとも2つの放電電極と、 上記レーザ空洞内に取り付けられて、駆動シャフトに接
    続されたファンであって、上記駆動シャフトは、上記レ
    ーザ空洞の外面を通して延び、上記ファンは、上記レー
    ザ放電領域を通して上記レーザ空洞内のガスを循環する
    ファンと、 上記レーザ空洞の上記外面に取り付けられたブラシレス
    DCモータとを備え、該モータは、 上記ファンの駆動シャフトに接続されたロータと、 上記ロータの中心軸を取り巻くステータと、 上記ロータとステータとの間に挿入されたシール部材で
    あって、このシール部材は、上記ロータを部分的に包囲
    し、上記レーザ空洞の外壁にシールされ、そして上記ス
    テータが上記ガスに露出されるのを防止するようなシー
    ル部材と、 上記ロータ及びステータの付近の位置に調整可能に取り
    付けられた少なくとも1つの非接触のセンサとを備え、
    該センサはロータ情報を与え、該ロータ情報がモータの
    位相タイミングを制御するのに使用され、上記センサ位
    置の調整は、上記ステータに対する上記センサの位置を
    変更し、そして上記調整は上記位相タイミングを変える
    ことを特徴とするレーザガス循環システム。
  14. 【請求項14】 ブラシレスDCモータの位相タイミン
    グを調整する方法において、 上記ブラシレスDCモータに負荷を与え、この負荷は、
    所望のモータ速度において予想される負荷状態に等し
    く、 上記ブラシレスDCモータが動作温度に到達するのを許
    し、 上記ブラシレスDCモータへの入力電力レベルを監視
    し、そして上記入力電力レベルを減少するように上記位
    相タイミングを調整する、という段階を備えたことを特
    徴とする方法。
  15. 【請求項15】 上記ブラシレスDCモータはファンに
    接続され、該ファンは、レーザ空洞内でガスを循環する
    請求項14に記載の方法。
  16. 【請求項16】 上記負荷は、動力計を用いて与えられ
    る請求項14に記載の方法。
  17. 【請求項17】 ロータと;上記ロータの中心軸を取り
    巻くステータと;上記ステータを取り巻くステータハウ
    ジングと;上記ステータハウジングの端部に解除可能に
    取り付けられたステータハウジングエンドキャップであ
    って、内部熱経路を有しているエンドキャップと;上記
    ロータ及びステータの付近の位置で上記エンドキャップ
    の上記熱経路に取り付けられた少なくとも1つのセンサ
    であって、ロータ位置情報を与えるセンサと;上記セン
    サと上記ロータ及びステータとの間の絶縁体とを備えた
    ことを特徴とするブラシレスDCモータ。
  18. 【請求項18】 上記ブラシレスDCモータはファンに
    接続され、該ファンはレーザ空洞と一体的であり、そし
    て該ファンは上記レーザ空洞内のガスを循環する請求項
    17に記載のブラシレスDCモータ。
  19. 【請求項19】 上記エンドキャップは、冷却性を向上
    するためにフィン状にされている請求項17に記載のブ
    ラシレスDCモータ。
  20. 【請求項20】 上記絶縁体は、上記ロータ及びステー
    タにより発生された熱から上記センサを熱絶縁する請求
    項17に記載のブラシレスDCモータ。
  21. 【請求項21】 上記絶縁体は、上記ステータに印加さ
    れる電圧から上記センサを電気的に絶縁する請求項17
    に記載のブラシレスDCモータ。
  22. 【請求項22】 上記絶縁体は、上記エンドキャップに
    しっかりと取り付けられたカップであり、このカップ
    は、上記センサを上記ロータ及びステータから分離し、
    そしてこのカップは、ポリイミド材料より成る請求項1
    7に記載のブラシレスDCモータ。
  23. 【請求項23】 レーザ空洞と、 上記レーザ空洞内に取り付けられて、レーザ放電領域を
    定める少なくとも2つの放電電極と、 上記レーザ空洞内に取り付けられて、駆動シャフトに接
    続されたファンであって、上記駆動シャフトは、上記レ
    ーザ空洞の外面を通して延び、上記ファンは、上記レー
    ザ放電領域を通して上記レーザ空洞内のガスを循環する
    ファンと、 上記レーザ空洞の上記外面に取り付けられたブラシレス
    DCモータとを備え、該モータは、 上記ファンの駆動シャフトに接続されたロータと、 上記ロータの中心軸を取り巻くステータと、 上記ロータとステータとの間に挿入されたシール部材で
    あって、このシール部材は、上記ロータを部分的に包囲
    し、上記レーザ空洞の外壁にシールされ、そして上記ス
    テータが上記ガスに露出されるのを防止するようなシー
    ル部材と、 上記ステータを取り巻くステータハウジングと、 上記ステータハウジングの端部に解除可能に取り付けら
    れたステータハウジングエンドキャップであって、冷却
    性を向上するためにフィン状にされているエンドキャッ
    プと、 上記ロータ及びステータの付近の位置で上記エンドキャ
    ップに取り付けられた少なくとも1つのセンサであっ
    て、ロータ位置情報を与えるセンサと、 上記センサと上記ロータ及びステータとの間の絶縁体で
    あって、上記エンドキャップにしっかりと取り付けられ
    る絶縁体とを備えたことを特徴とするレーザガス循環シ
    ステム。
  24. 【請求項24】 レーザ空洞内のガスを循環するための
    送風機ファンの速度を制御する方法において、 駆動電流信号を発生し、この駆動電流信号は、第1及び
    第2のブラシレスDCモータに付与される電流を同時に
    制御し、上記第1のブラシレスDCモータは、駆動シャ
    フトの第1端に接続され、そして上記第2のブラシレス
    DCモータは、駆動シャフトの第2端に接続され、上記
    駆動シャフトは上記送風機ファンに接続され、 上記送風機ファンの速度を監視し、そして上記送風機フ
    ァンの速度が所定の速度範囲内になるまで上記駆動電流
    信号を調整する、という段階を備えたことを特徴とする
    方法。
  25. 【請求項25】 上記送風機ファンの速度をプリセット
    最大速度と比較し、そして上記送風機ファンの速度が上
    記プリセット最大速度を越える場合に、上記第1及び第
    2のブラシレスDCモータを所定時間中ディスエイブル
    する、という段階を更に備えた請求項24に記載の方
    法。
  26. 【請求項26】 上記ディスエイブル段階は、上記第1
    及び第2のブラシレスDCモータへの駆動イネーブル信
    号を遮断することより成り、この駆動イネーブル信号
    は、上記第1及び第2のモータが上記駆動電流信号に応
    答するために必要とされる請求項25に記載の方法。
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