JP3591158B2 - ターボ分子ポンプの電源装置 - Google Patents
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Description
【発明の属する技術分野】
本発明は、半導体製造装置,薄膜製造装置,液晶あるいは液晶装置に関連する装置において、真空状態を形成するために使用するターボ分子ポンプの電源装置に関する。
【0002】
【従来の技術】
一般に、ターボ分子ポンプは種々の機種を備えており、機種に応じてターボ分子ポンプ本体のモータの回転数やモータに印加する電圧,電流等が異なっている。そのため、各機種のターボ分子ポンプ本体のモータを駆動するには、それぞれの特性や条件に対応した電力供給や制御を行うための専用の電源装置を必要としている。
【0003】
また、磁気浮上式のターボ分子ポンプの場合には、ロータ翼の質量や重心位置が機種毎に異なるため、電源装置側にそれぞれの制御特性に対応した専用の磁気浮上制御回路を必要としている。
図5は従来のターボ分子ポンプの構成を説明するための概略ブロック図である。図5において、ターボ分子ポンプは、ターボ分子ポンプ本体1と電源装置2とを備える。ターボ分子ポンプ本体1は、ロータ翼を駆動するモータ14およびモータの回転数を検出する回転センサ13を含む回転数制御系4を備え、ロータを磁気浮上させる場合には磁気軸受のための電磁石12およびロータ位置を検出する変位センサ11を含む磁気軸受制御系3を備え、また、モータやガス経路の温度を検出するための温度検出機構5を備えている。
【0004】
電源装置2は、回転数制御系4の制御を行なうモータ制御部7と、磁気軸受制御系3の制御を行なう磁気軸受制御部6とを備え、ターボ分子ポンプの機種に応じてモータを最適運転させる回転数制御の制御定数や、ロータ翼の質量や重心位置等に応じて最適磁気浮上制御を行なわせる磁気軸受制御の制御定数等の設定値が設定されている。また、温度検出機構5からの検出信号に基づいて、モータ温度の異常検出やヒータの温度制御を行なう温度制御部8を備えている。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】
従来のターボ分子ポンプでは、ターボ分子ポンプ本体と電源装置との組み合わせを機種毎に定めているため、あらかじめ用意すべき電源装置の種類数は、ターボ分子ポンプの種類数だけ必要となり、電源装置は多くの種類を必要とするという問題点がある。この多種の電源装置の必要性は、電源装置の在庫や供給の管理において無駄が生じる要因となる。
【0006】
また、ターボ分子ポンプ本体のモータやロータ翼を設計を変更して新しいモデルを形成する場合には、モータの回転数制御の制御定数や磁気軸受の制御定数を設計変更に合わせて設定した電源装置が新たに必要となるという問題点がある。通常、ターボ分子ポンプの故障に対応するために、ターボ分子ポンプ本体および電源装置の在庫を保有しておく必要があり、ターボ分子ポンプ本体のモデル変更にともなって旧モデルの電源装置についても保有する必要があり、保有し続ける電源装置の種類数も増加することになる。
【0007】
そこで、本発明は前記した従来のターボ分子ポンプの持つ問題点を解決し、複数種類のターボ分子ポンプ本体に対して、電源装置の種類数を減少することを目的とする。
【0008】
【課題を解決するための手段】
本発明は、排気用翼体およびモータを有する回転体を磁気軸受により磁気浮上支持するターボ分子ポンプの電源装置において、ターボ分子ポンプの電気的構成部が備える機種固有の電気的特性を検出し、該電気的特性からターボ分子ポンプの機種を判別する機種判別回路と、ターボ分子ポンプのモータを制御する制御回路の制御定数および又は磁気軸受を制御する制御回路の制御定数を機種判別回路の出力に基づいて設定する制御定数設定回路とを備えるものである。
【0009】
ターボ分子ポンプの電気的構成部は、回転体を回転駆動するモータ,回転体を磁気浮上させる磁気軸受,あるいはターボ分子ポンプ本体に設置する温度センサを含む電気的な動作を行なう構成要素であり、ターボ分子ポンプの機種に応じて電気抵抗やインダクタンス等の電気的特性が異なる。機種判別回路は、このターボ分子ポンプの機種に固有の電気的特性を検出して、ターボ分子ポンプの機種を判別する機種判別信号を出力する回路である。
【0010】
本発明のターボ分子ポンプの電源装置によれば、電源装置をターボ分子ポンプ本体に接続すると、電源装置内の機種判別回路は、ターボ分子ポンプ内のモータ,磁気軸受,あるいは温度センサ等の電気的構成部の抵抗やインダクタンス等の電気的特性を検出する。この電気的構成部のターボ分子ポンプの機種に応じて異なる電気的特性を利用することにより、機種判別回路は検出した電気的特性に基づいてターボ分子ポンプの機種を判別し、さらに、この機種判別信号によって、あらかじめ格納しておいた制御定数の中から機種に適した制御定数を選択して、モータの回転数制御を行なうモータ制御部や磁気軸受を制御する磁気軸受制御部の制御定数を設定する。
【0011】
本発明の第1の実施態様は、機種判別を行なう電気的構成部としてモータの温度異常を検出する温度センサを用いるものであり、ターボ分子ポンプ本体の機種毎に異なる温度センサの抵抗範囲を検出することによって、ターボ分子ポンプ本体の機種判別を行う。また、本発明の第2の実施態様は、機種判別を行なう電気的構成部としてターボ分子ポンプの通路部分の温度制御を行なうための温度センサを用いるものであり、ターボ分子ポンプ本体の機種毎に異なる温度センサの抵抗範囲を検出することによって、ターボ分子ポンプ本体の機種判別を行う。
【0012】
本発明の第3の実施態様は、機種判別を行なう電気的構成部としてモータを用いるものであり、ターボ分子ポンプ本体の機種毎に異なるモータのコイル抵抗あるいはコイルインダクタンスを検出することによって、ターボ分子ポンプ本体の機種判別を行う。また、本発明の第4の実施態様は、機種判別を行なう電気的構成部として磁気軸受を用いるものであり、ターボ分子ポンプ本体の機種毎に異なる磁気軸受のコイル抵抗あるいはコイルインダクタンスを検出することによって、ターボ分子ポンプ本体の機種判別を行う。
【0013】
上記構成によれば、同一機種の電源装置において、接続したターボ分子ポンプ本体の機種に応じた制御定数を設定することができるため、複数種類のターボ分子ポンプ本体に対して、電源装置の種類数を減少することができる。
また、ターボ分子ポンプ本体において、ターボ分子ポンプ本体自体が備えるモータや磁気軸受や温度センサ等の電気的構成部の電気的特性を検出することによって機種判別を行なうため、機種判別のために別個に構成要素や、そのための配線や、電源装置側の機種判別回路との間の接続を行なうケーブルを不要とすることができる。
【0014】
【発明の実施の形態】
以下、本発明の実施の形態を図を参照しながら詳細に説明する。
本発明の実施の形態の構成例について、図1の本発明のターボ分子ポンプの電源装置の第1の実施形態を説明する概略ブロック図を用いて説明する。第1の実施形態は、ターボ分子ポンプの異常温度検出センサが機種毎に固有に備える電気的特性を検出して、ターボ分子ポンプ本体の機種を判別するものである。
【0015】
図1において、ターボ分子ポンプは、前記図5と同様に、ターボ分子ポンプ本体1と電源装置2とを備え、ターボ分子ポンプ本体1の回転数制御系4は、ロータ翼を駆動するモータ14およびモータの回転数を検出する回転センサ13を含み、磁気軸受制御系3は、ロータを磁気浮上させる磁気軸受の電磁石12およびロータ位置を検出する変位センサ11を含み、また、温度検出機構5としてモータの温度異常を検出するための異常温度検出センサ15を備える。異常温度検出センサ15は、例えば固定抵抗器や測温抵抗体やサーミスタ等の温度に応じて抵抗値が変化する抵抗素子を用いることができる。
【0016】
電源装置2は、回転センサ13から回転数信号を求める回転センサ回路23と、モータ14に電力を供給するインバータ回路24と、回転数信号に基づいてインバータ回路24の制御を行う第2制御演算器27と、第2制御演算器27の制御定数の設定,変更を行う回転数制御定数設定回路28とによって、回転数制御系4の制御を行なうモータ制御部7を構成し、また、変位センサ11から変位信号を求める変位センサ回路21と、電磁石12に電力を供給する電力増幅器22と、変位信号に基づいて電力増幅器22の制御を行う第1制御演算器25と、第1制御演算器25の制御定数の設定,変更を行う磁気軸受制御定数設定回路26とによって、磁気軸受制御系3の制御を行なう磁気軸受制御部6を構成する。
【0017】
回転数制御定数設定回路28は、ターボ分子ポンプの機種に応じたモータの回転数制御の制御定数を格納しておき、その制御定数の中から接続したモータに最適な制御定数を選択して設定を行なう回路であり、また、磁気軸受制御定数設定回路26は、ターボ分子ポンプのロータ翼の質量や重心位置等に応じた磁気浮上制御を行なわせる磁気軸受制御の制御定数を格納しておき、その制御定数の中から接続したモータに最適な制御定数を選択して設定を行なう回路である。
【0018】
さらに、本発明の電源装置は機種判別回路31を備える。図1に示す実施形態では、ターボ分子ポンプ本体1側の異常温度検出センサ15から得られる検出信号に基づいてターボ分子ポンプ本体1の機種判別を行う。機種判別回路31の機種判別信号は、回転数制御定数設定回路28および磁気軸受制御定数設定回路26に送られ、機種に対応した制御定数の選択が行なわれる。
また、図1中の温度換算回路32およびインターロック33はモータの温度異常を防止するための構成であり、異常温度検出センサ15からの検出信号に基づいて異常検出および制御を行う。
【0019】
次に、図1の実施形態による制御定数の設定動作について、図2(a)を用いて説明する。ターボ分子ポンプ本体1に設ける異常温度検出センサ15の抵抗素子の抵抗値を機種毎に、重ならないよう異ならせて設定しておく。例えば、ターボ分子ポンプの使用温度範囲20℃〜150℃において、機種Aでは10kΩ〜15kΩとなる抵抗器を用い、機種Bでは20kΩ〜25kΩとなる抵抗器を用いる。
【0020】
機種判別回路31は、電源装置2をターボ分子ポンプ本体1に接続し、電源を投入したとき、異常温度検出センサ15に所定の電流を流して抵抗値に対応した電圧信号を検出し、この電圧信号からセンサの抵抗値を推定して機種Aの判別を行う。機種判別回路31は、機種と抵抗値との関係をRAM等の記憶手段に格納しておき、抵抗値に対応した機種を機種判別信号として出力する構成とすることができる。例えば、検出した抵抗値が10kΩ〜15kΩの範囲内の場合には、接続したターボ分子ポンプ本体は機種Aであると判定し、機種判別信号を磁気軸受制御定数設定回路26および回転数制御定数設定回路28に送り、機種Aに対応した各制御定数の選択および設定を行う。また、検出した抵抗値が20kΩ〜25kΩの範囲内の場合には、接続したターボ分子ポンプ本体は機種Bであると判定し、機種判別信号を磁気軸受制御定数設定回路26および回転数制御定数設定回路28に送り、機種Bに対応した各制御定数の選択および設定を行う。
なお、機種毎に抵抗値を異ならせるために、共通の異常温度検出センサ15に所定の抵抗値の抵抗を接続する構成とすることもできる。
【0021】
制御定数を設定した後、温度換算回路32は異常温度検出センサ15の検出信号を温度に変換し、インターロック33は検出温度が設定した異常温度を越えた場合に第2制御演算器27を制御してモータ14の動作を停止し、モータの温度異常を逓減する動作を行う。図2(b)は異常温度制御を説明するための図である。ターボ分子ポンプの許容温度範囲をa〜bとし、正常温度域をa〜cとし、異常温度となる過温域をc〜bとすると、温度換算回路32は、異常温度検出センサ15からの信号を温度に変換し、インターロック33はこの温度の監視して、過温域c〜bに達した場合には、第2制御演算器27に制御信号を送りモータ14の動作を停止する。これによって、モータ14の温度上昇を抑える。
【0022】
次に、本発明の第2の実施形態について、図3の概略ブロック図を用いて説明する。第2の実施形態は、ヒータ制御用に備える温度センサの機種毎に固有の電気的特性を検出して、ターボ分子ポンプ本体の機種を判別するものである。
図3において、第2の実施形態は第1の実施形態とほぼ同様の構成であり、ターボ分子ポンプ本体1側に磁気軸受制御系3,回転数制御系4を備え、電源装置2側に磁気軸受制御部6,モータ制御部7を備える。第2の実施形態は、ターボ分子ポンプ本体1側にポンプ内のガス経路等への反応生成物の付着を防止するためのヒータ17と、該ヒータ制御のための温度センサ16を備え、電源装置2側に温度センサ16で検出した検出信号に基づいて温度を求める温度換算回路35,および該温度に基づいてヒータ17の制御を行うヒータ制御器36を備える。なお、温度センサ16の設置箇所は、ガス経路の近傍やターボ分子ポンプ本体のベース部とすることができる。ベース部は、通常アルミニウム等の熱伝導性の良好な素材で形成するため、ガス経路部分とほぼ同等の温度検出を行なうことができる。
【0023】
第2の実施形態では、この温度センサ16が機種毎に固有に備える抵抗値等の電気的特性を検出することによって、ターボ分子ポンプ本体1の機種判別を行なう。そのために、電源装置2は温度センサ16と接続する機種判別回路34を備える。機種判別回路34は、第1の実施形態で示した機種判別回路31と同等の構成とすることができ、機種判別信号を回転数制御定数設定回路28および磁気軸受制御定数設定回路26に送ることにより、機種に対応した制御定数の選択を行う。
【0024】
第2の実施形態による制御定数の設定動作は、第1の実施形態と同様に行うことができ、機種判別回路34は、電源装置2をターボ分子ポンプ本体1に接続し、電源を投入したとき、温度センサ16に所定の電流を流して抵抗値に対応した電圧信号を検出し、この電圧信号からセンサの抵抗値を推定してターボ分子ポンプ本体の機種判別を行い、機種判別信号を磁気軸受制御定数設定回路26および回転数制御定数設定回路28に送り、機種に対応した各制御定数の選択および設定を行う。
図2(c)は温度制御を説明するための図である。ターボ分子ポンプの許容温度範囲をa〜bとし、ヒータ制御の設定温度をeとする。ヒータは温度d(<e)までオン状態とし、温度範囲d〜eにおいてオン/オフ制御を行ない、温度e以上ではオフ状態となるよう制御を行う。これによって、ターボ分子ポンプを所定温度に温度制御して、反応生成物の付着を防止する。
【0025】
次に、本発明の第3の実施形態について、図4の概略ブロック図を用いて説明する。第3の実施形態は、ターボ分子ポンプのモータあるいは電磁石の機種毎に固有の電気的特性を検出して、ターボ分子ポンプ本体の機種を判別するものである。
図4において、第3の実施形態は第1,2の実施形態とほぼ同様の構成であるため、相違する部分についてのみ説明する。
【0026】
第3の実施形態では、ターボ分子ポンプ本体1のモータ14あるいは電磁石12が機種毎に固有に備える抵抗値あるいはインダクタンス等の電気的特性を検出することによって、ターボ分子ポンプ本体1の機種判別を行なう。そのために、電源装置2はモータ14あるいは電磁石12と接続する機種判別回路37を備える。機種判別回路37は、第1,2の実施形態で示した機種判別回路31,34と同等の構成とすることができ、機種判別信号を回転数制御定数設定回路28および磁気軸受制御定数設定回路26に送ることにより、機種に対応した制御定数の選択を行う。
【0027】
第3の実施形態による制御定数の設定動作は、第1,2の実施形態と同様に行うことができ、機種判別回路37は、電源装置2をターボ分子ポンプ本体1に接続し、電源を投入したとき、モータ14あるいは電磁石12に所定の電流を流して抵抗値あるいはインダクタンスに対応した電圧信号を検出し、この電圧信号からセンサの抵抗値あるいはインダクタンスを推定してターボ分子ポンプ本体の機種判別を行い、機種判別信号を磁気軸受制御定数設定回路26および回転数制御定数設定回路28に送り、機種に対応した各制御定数の選択および設定を行う。
【0028】
なお、第1の実施態様に温度センサ16を設置する構成とすることもでき、第2の実施態様に異常温度検出センサ15を設置する構成とすることもでき、また、第3の実施態様に温度センサ16,異常温度検出センサ15を設置する構成とすることもできる。
【0029】
本発明の実施態様によれば、複数の種類のターボ分子ポンプ本体に対して同一の電源装置を適用することができ、電源装置の種類の逓減を図ることができる。
【0030】
また、本発明の実施態様によれば、ターボ分子ポンプ本体が備える異常温度検出センサ,温度センサ,モータ,電磁石等の電気的構成部をポンプの機種判別に兼用することができるため、ポンプ内での配線やポンプと電源装置との接続を簡略化することができる。
【0031】
【発明の効果】
以上説明したように、本発明によれば、複数種類のターボ分子ポンプ本体に対して、電源装置の種類数を減少することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明のターボ分子ポンプの電源装置の第1の実施形態を説明する概略ブロック図である。
【図2】本発明のターボ分子ポンプの電源装置の動作を説明するための図である。
【図3】本発明のターボ分子ポンプの電源装置の第2の実施形態を説明する概略ブロック図である。
【図4】本発明のターボ分子ポンプの電源装置の第3の実施形態を説明する概略ブロック図である。
【図5】従来のターボ分子ポンプの構成を説明するための概略ブロック図である。
【符号の説明】
1…ターボ分子ポンプ本体、2…電源装置、3…磁気軸受制御系、4…回転数制御系、5…温度検出機構、6…磁気軸受制御部、7…モータ制御部、8…温度制御部、11…変位センサ、12…電磁石、13…回転センサ、14…モータ、15…異常温度検出センサ、16…温度センサ、17…ヒータ、21…変位センサ回路、22…電力増幅器、23…回転センサ、24…インバータ回路、25…第1制御演算器、26…磁気軸受制御定数設定回路、27…第2制御演算器、28…回転数制御定数設定回路、31,34,37…機種判別回路、32,35…温度換算回路、33…インターロック、36…ヒータ制御器。
Claims (1)
- 排気用翼体およびモータを有する回転体を磁気軸受により磁気浮上支持するターボ分子ポンプの電源装置において、
ターボ分子ポンプを電気的に動作する電気的要素である電気的構成部が備える機種固有の電気的特性を検出し、該電気的特性からターボ分子ポンプ機種を判別する機種判別回路と、
ターボ分子ポンプのモータを制御する制御回路の制御定数および/又は磁気軸受を制御する制御回路の制御定数を、前記機種判別回路の出力に基づいて設定する設定定数設定回路とを備えたことを特徴とするターボ分子ポンプの電源装置。
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