JPH09228296A - キャストコ−ト紙の製造方法 - Google Patents
キャストコ−ト紙の製造方法Info
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- JPH09228296A JPH09228296A JP6515796A JP6515796A JPH09228296A JP H09228296 A JPH09228296 A JP H09228296A JP 6515796 A JP6515796 A JP 6515796A JP 6515796 A JP6515796 A JP 6515796A JP H09228296 A JPH09228296 A JP H09228296A
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Abstract
(57)【要約】
【課題】 本発明の目的は、湿度変化があってもカ−ル
の発生が少なく、電子写真機上での走行性が極めて優れ
たキャストコ−ト紙の製造方法を提供することにある。 【解決手段】 本発明に係るキャストコ−ト紙は、原紙
の片面に塗被液を乾燥重量が１０〜４０ｇ／ｍ2 となる
ように塗被した後、乾燥工程およびまたは乾燥終了後
に、原紙の裏面にポリエチレングリコ−ルを０．５〜１
０ｇ／ｍ2 塗被したものである。
の発生が少なく、電子写真機上での走行性が極めて優れ
たキャストコ−ト紙の製造方法を提供することにある。 【解決手段】 本発明に係るキャストコ−ト紙は、原紙
の片面に塗被液を乾燥重量が１０〜４０ｇ／ｍ2 となる
ように塗被した後、乾燥工程およびまたは乾燥終了後
に、原紙の裏面にポリエチレングリコ−ルを０．５〜１
０ｇ／ｍ2 塗被したものである。
Description
【０００１】
【発明の属する技術分野】本発明は電子写真時の走行適
性に優れたキャストコ−ト紙の製造方法に関するもので
ある。
性に優れたキャストコ−ト紙の製造方法に関するもので
ある。
【０００２】
【従来の技術】従来のこの種のキャストコ−ト紙は、片
面塗被紙のカ−ル予防対策として、原紙に塗被紙用塗被
組成物を塗被、乾燥後、原紙の裏面に水を塗被すること
により、印刷する際の給紙カ−ルを防止する方法が知ら
れている（「印刷用紙」 紙業タイムス社編 Ｓ５４発
行）。
面塗被紙のカ−ル予防対策として、原紙に塗被紙用塗被
組成物を塗被、乾燥後、原紙の裏面に水を塗被すること
により、印刷する際の給紙カ−ルを防止する方法が知ら
れている（「印刷用紙」 紙業タイムス社編 Ｓ５４発
行）。
【０００３】
【発明が解決しようとする課題】キャストコ−ト紙はそ
の高い平滑、光沢、白色度などの特徴により、従来、雑
誌の表紙、ポスタ−、化粧包装箱用としてオフセット印
刷により広く用いられている。最近ではキャストコ−ト
の特徴を生かしフルカラ−電子写真が行われ、写真印画
と似たような高級感のある複写物を得る手段として用い
られている。しかしながら、キャストコ−ト紙は表裏の
塗被量差が大きく、カ−ルの発生が起こり易い特徴を持
つ。前述の技術でキャストコ−ト紙の製造後、小断ち裁
断して見掛上カ−ルしていなくても、電子写真を実施し
ようとするとカ−ルが発生し、電子写真機の紙送りロ−
ル及びそのガイド等をうまく通過せず、走行トラブルを
生じる場合がある。
の高い平滑、光沢、白色度などの特徴により、従来、雑
誌の表紙、ポスタ−、化粧包装箱用としてオフセット印
刷により広く用いられている。最近ではキャストコ−ト
の特徴を生かしフルカラ−電子写真が行われ、写真印画
と似たような高級感のある複写物を得る手段として用い
られている。しかしながら、キャストコ−ト紙は表裏の
塗被量差が大きく、カ−ルの発生が起こり易い特徴を持
つ。前述の技術でキャストコ−ト紙の製造後、小断ち裁
断して見掛上カ−ルしていなくても、電子写真を実施し
ようとするとカ−ルが発生し、電子写真機の紙送りロ−
ル及びそのガイド等をうまく通過せず、走行トラブルを
生じる場合がある。
【０００４】本発明者らは電子写真機上でのキャストコ
−ト紙の走行性とキャストコ−ト紙のカ−ルについて鋭
意研究、検討した結果、電子写真機の走行性と僅かな湿
度の変化におけるキャストコ−ト紙のカ−ルの間に関係
がある事が明らかとなった。即ち、僅かな湿度変化によ
ってもカ−ルの発生が少ないキャストコ−ト紙が求めら
れることが明らかとなった。
−ト紙の走行性とキャストコ−ト紙のカ−ルについて鋭
意研究、検討した結果、電子写真機の走行性と僅かな湿
度の変化におけるキャストコ−ト紙のカ−ルの間に関係
がある事が明らかとなった。即ち、僅かな湿度変化によ
ってもカ−ルの発生が少ないキャストコ−ト紙が求めら
れることが明らかとなった。
【０００５】
【課題を解決するための手段】本発明は、原紙の片面に
顔料および接着剤を主成分とする水性塗被組成物を乾燥
重量が１０〜４０ｇ／ｍ2 となるように塗被した後、乾
燥中の工程もしくは乾燥終了後において、原紙の裏面に
固形分換算で０．５〜１０ｇ／ｍ2 となるようにポリエ
チレングリコ−ルを塗被することを特徴とするキャスト
コ−ト紙の製造方法である。
顔料および接着剤を主成分とする水性塗被組成物を乾燥
重量が１０〜４０ｇ／ｍ2 となるように塗被した後、乾
燥中の工程もしくは乾燥終了後において、原紙の裏面に
固形分換算で０．５〜１０ｇ／ｍ2 となるようにポリエ
チレングリコ−ルを塗被することを特徴とするキャスト
コ−ト紙の製造方法である。
【０００６】
【作用】本発明者らは、キャストコ−ト紙の電子写真に
おける走行性ついて数多く実験を重ねながら鋭意研究、
検討した結果、カ−ルを大幅に防止しキャストコ−ト紙
の電子写真における走行性を向上させ得る方法を見出し
た。電子写真が施される原紙の片面は顔料および接着剤
を主成分とする水性塗被組成物を乾燥重量が１０〜４０
ｇ／ｍ2 となるように塗被されるべきある。１０ｇ／ｍ
2 未満では写真印画と似たような高級感のある複写物を
得ることが出来ない。反対に４０ｇ／ｍ2 を超えると湿
度が変化した場合カ−ルの発生がより顕著になる一方、
複写物の高級感は向上しない。
おける走行性ついて数多く実験を重ねながら鋭意研究、
検討した結果、カ−ルを大幅に防止しキャストコ−ト紙
の電子写真における走行性を向上させ得る方法を見出し
た。電子写真が施される原紙の片面は顔料および接着剤
を主成分とする水性塗被組成物を乾燥重量が１０〜４０
ｇ／ｍ2 となるように塗被されるべきある。１０ｇ／ｍ
2 未満では写真印画と似たような高級感のある複写物を
得ることが出来ない。反対に４０ｇ／ｍ2 を超えると湿
度が変化した場合カ−ルの発生がより顕著になる一方、
複写物の高級感は向上しない。
【０００７】ポリエチレングリコ−ルは、顔料および接
着剤を主成分とする水性塗被組成物を乾燥重量が１０〜
４０ｇ／ｍ2 となるように塗被した後、乾燥中の工程お
よびまたは乾燥終了後において塗被されるべきである。
顔料および接着剤を主成分とする水性塗被組成物を塗被
する原紙抄造時にすでに、ポリエチレングリコ−ルをサ
イズプレス、ビルブレ−ドコ−タ−、ゲ−トロ−ルコ−
タ−、ブレ−ドコ−タ−等で塗被或いは含浸しても良い
が、塗被液の増粘等のために操業性が損なわれる場合が
あったり、また紙質強度の低下、紙のスリップが起きリ
−ルにうまく巻きつかない等の欠点もあるので、ポリエ
チレングリコ−ルは、水性塗被組成物を塗被した後、乾
燥中の工程およびまたは乾燥終了後に塗被、乾燥させる
ことが望ましい。
着剤を主成分とする水性塗被組成物を乾燥重量が１０〜
４０ｇ／ｍ2 となるように塗被した後、乾燥中の工程お
よびまたは乾燥終了後において塗被されるべきである。
顔料および接着剤を主成分とする水性塗被組成物を塗被
する原紙抄造時にすでに、ポリエチレングリコ−ルをサ
イズプレス、ビルブレ−ドコ−タ−、ゲ−トロ−ルコ−
タ−、ブレ−ドコ−タ−等で塗被或いは含浸しても良い
が、塗被液の増粘等のために操業性が損なわれる場合が
あったり、また紙質強度の低下、紙のスリップが起きリ
−ルにうまく巻きつかない等の欠点もあるので、ポリエ
チレングリコ−ルは、水性塗被組成物を塗被した後、乾
燥中の工程およびまたは乾燥終了後に塗被、乾燥させる
ことが望ましい。
【０００８】ポリエチレングリコ−ルの塗布は０．５〜
１０ｇ／ｍ2 の塗被量であることが重要である。ポリエ
チレングリコ−ルは普通、紙質強度を低下させるが、原
紙の裏面に塗被することから上記範囲では紙質強度の低
下は特に問題とならない。ポリエチレングリコ−ルの塗
被は０．５ｇ／ｍ2 未満では湿度変化に対してのカ−ル
防止効果が少ない。反対に１０ｇ／ｍ2 を超えるとカ−
ル防止効果は大きいが、原紙の裏面に塗被するとはい
え、紙質強度の低下が著しく紙切れ等の問題となる。ポ
リエチレングリコ−ルの作用は明らかではないが、ポリ
エチレングリコ−ルの吸湿性、保湿性が優れているの
で、紙のカ−ル防止が成されるものと考えられる。
１０ｇ／ｍ2 の塗被量であることが重要である。ポリエ
チレングリコ−ルは普通、紙質強度を低下させるが、原
紙の裏面に塗被することから上記範囲では紙質強度の低
下は特に問題とならない。ポリエチレングリコ−ルの塗
被は０．５ｇ／ｍ2 未満では湿度変化に対してのカ−ル
防止効果が少ない。反対に１０ｇ／ｍ2 を超えるとカ−
ル防止効果は大きいが、原紙の裏面に塗被するとはい
え、紙質強度の低下が著しく紙切れ等の問題となる。ポ
リエチレングリコ−ルの作用は明らかではないが、ポリ
エチレングリコ−ルの吸湿性、保湿性が優れているの
で、紙のカ−ル防止が成されるものと考えられる。
【０００９】なお、本発明で用いられるキャストコ−ト
紙用の原紙としては、パルプ組成、叩解条件、填料の種
類と添加量、紙力剤、内添サイズ剤、ｐＨ、表面サイズ
剤度等は特に限定されるものではない。一般の印刷用塗
被紙に用いられる坪量５０〜２００ｇ／ｍ2 のペ−パ−
ベ−スやボ−ドべ−スの原紙が用いられるが、抄紙方法
については特に限定されるものでもない。勿論、高歩留
まりパルプを含む中質紙原紙も使用出来る。また、サイ
ズプレス、ビルブレ−ド等で予備塗工した原紙も使用可
能である。
紙用の原紙としては、パルプ組成、叩解条件、填料の種
類と添加量、紙力剤、内添サイズ剤、ｐＨ、表面サイズ
剤度等は特に限定されるものではない。一般の印刷用塗
被紙に用いられる坪量５０〜２００ｇ／ｍ2 のペ−パ−
ベ−スやボ−ドべ−スの原紙が用いられるが、抄紙方法
については特に限定されるものでもない。勿論、高歩留
まりパルプを含む中質紙原紙も使用出来る。また、サイ
ズプレス、ビルブレ−ド等で予備塗工した原紙も使用可
能である。
【００１０】本発明のキャストコ−ト紙の製造方法にお
いて、原紙の片面にキャスト面を形成するための顔料お
よび接着剤を主成分とする水性塗被組成物は、従来の顔
料および接着剤を主成分とする塗被紙用塗液を適用出来
る。顔料としては、例えばクレ−、カオリン、水酸化ア
ルミニウム、炭酸カルシウム、二酸化チタン、酸化亜
鉛、硫酸バリウム、サチンホワイト、プラスチックピグ
メント等の如き通常の塗被紙用顔料の一種以上が用いら
れる。
いて、原紙の片面にキャスト面を形成するための顔料お
よび接着剤を主成分とする水性塗被組成物は、従来の顔
料および接着剤を主成分とする塗被紙用塗液を適用出来
る。顔料としては、例えばクレ−、カオリン、水酸化ア
ルミニウム、炭酸カルシウム、二酸化チタン、酸化亜
鉛、硫酸バリウム、サチンホワイト、プラスチックピグ
メント等の如き通常の塗被紙用顔料の一種以上が用いら
れる。
【００１１】接着剤としては、例えばカゼイン、大豆タ
ンパク、合成タンパク質類、スチレン・ブタジエン共重
合体、メチルメタクリレ−ト・ブタジエン共重合体等の
共役ジエン系重合体ラテックス、アクリル酸エステル、
及び／又はメタクリル酸エステルの重合体又は、共重合
体等のアクリル系重合体ラテックス、エチレン・酢酸ビ
ニル共重合体等のビニル系共重合体ラテックス、或はこ
れらの各種共重合体ラテックスをカルボキシル基等の官
能基含有単量体で変性したアルカリ溶解或はアルカリ非
溶解性の重合体ラテックス、ポリビニルアルコ−ル、オ
レフィン・無水マレイン酸樹脂、メラミン樹脂などの合
成樹脂系接着剤、陽性化澱粉、酸化澱粉等の澱粉類等の
通常の塗被紙用接着剤の一種以上が選択して用いられ
る。尚、一般に接着剤は顔料１００部に対して５〜５０
重量部の範囲で配合される。塗被液はエア−ナイフコ−
タ−、ロ−ルコ−タ−、リバ−スロ−ルコ−タ−等で塗
被される。
ンパク、合成タンパク質類、スチレン・ブタジエン共重
合体、メチルメタクリレ−ト・ブタジエン共重合体等の
共役ジエン系重合体ラテックス、アクリル酸エステル、
及び／又はメタクリル酸エステルの重合体又は、共重合
体等のアクリル系重合体ラテックス、エチレン・酢酸ビ
ニル共重合体等のビニル系共重合体ラテックス、或はこ
れらの各種共重合体ラテックスをカルボキシル基等の官
能基含有単量体で変性したアルカリ溶解或はアルカリ非
溶解性の重合体ラテックス、ポリビニルアルコ−ル、オ
レフィン・無水マレイン酸樹脂、メラミン樹脂などの合
成樹脂系接着剤、陽性化澱粉、酸化澱粉等の澱粉類等の
通常の塗被紙用接着剤の一種以上が選択して用いられ
る。尚、一般に接着剤は顔料１００部に対して５〜５０
重量部の範囲で配合される。塗被液はエア−ナイフコ−
タ−、ロ−ルコ−タ−、リバ−スロ−ルコ−タ−等で塗
被される。
【００１２】
【実施例】以下に実施例をあげて本発明をより具体的に
説明するが、勿論その範囲に限定されるものではない。
また例中の部および％は特に断らない限りそれぞれ重量
部、重量％を示す。尚、各評価項目の評価方法は下記の
通りである。 キャストコ−ト紙のカ−ル判定 原紙の片面にキャストコ−ト処理をし、原紙の裏処理を
した後、Ａ４判に断裁し、１０枚を重ねて２０℃、６５
％の条件で一定時間放置した後カ−ルを測定する。その
後２０℃、５０％の条件で一定時間放置した後再度カ−
ルを測定する。カ−ルは平らなガラス面からカ−ルした
距離で表す。数値が小さいほど良好である。
説明するが、勿論その範囲に限定されるものではない。
また例中の部および％は特に断らない限りそれぞれ重量
部、重量％を示す。尚、各評価項目の評価方法は下記の
通りである。 キャストコ−ト紙のカ−ル判定 原紙の片面にキャストコ−ト処理をし、原紙の裏処理を
した後、Ａ４判に断裁し、１０枚を重ねて２０℃、６５
％の条件で一定時間放置した後カ−ルを測定する。その
後２０℃、５０％の条件で一定時間放置した後再度カ−
ルを測定する。カ−ルは平らなガラス面からカ−ルした
距離で表す。数値が小さいほど良好である。
【００１３】実施例１ Ｌ−ＢＫＰ８０部、Ｎ−ＢＫＰ２０部からなるパルプ配
合に、パルプに対しバンド１％、重質炭酸カルシウム２
０％、カチオン澱粉０．７％、アルケニル無水コハク酸
０．０７％を添加した調成原料を長網抄紙機で抄紙し、
サイズプレスで酸化澱粉を乾燥固形分量両面に２．６ｇ
／ｍ2 になるように処理し、乾燥米坪８４ｇ／ｍ2 の原
紙を得た。べつにカオリン７０部（商品名ＵＷ−９０／
ＥＭＣ社製）、軽質炭酸カルシウム３０部（商品名ＴＰ
２２２ＨＳ／奥多摩工業社製）とを配合し、ポリアクリ
ル酸ソ−ダ０．１部をくわえてコ−レス分散機で６５％
の顔料スラリ−を調成した。この顔料スラリ−にカゼイ
ン溶解液１０部（固形分）、スチレン−ブタジエン共重
合体ラテックス１０部（固形分）を加え、更に水を加え
て固形分濃度５０％の塗被液を調成した。このようにし
て得た塗被液を前記の原紙に片面塗布量２０ｇ／ｍ2 に
なるようにロ−ルコ−タ−を用いて塗被した後、乾燥
後、再度ロ−ルコ−タ−を用いて原紙の裏面にポリエチ
レングリコ−ル（ＰＥＧ−２００／三洋化成社製）を９
ｇ／ｍ2 （絶乾固形分重量）になるように塗布し、紙水
分が６％の片面キャストコ−ト紙を得た。湿度変化によ
るカ−ル特性、電子写真機での走行性結果を表１に示し
た。
合に、パルプに対しバンド１％、重質炭酸カルシウム２
０％、カチオン澱粉０．７％、アルケニル無水コハク酸
０．０７％を添加した調成原料を長網抄紙機で抄紙し、
サイズプレスで酸化澱粉を乾燥固形分量両面に２．６ｇ
／ｍ2 になるように処理し、乾燥米坪８４ｇ／ｍ2 の原
紙を得た。べつにカオリン７０部（商品名ＵＷ−９０／
ＥＭＣ社製）、軽質炭酸カルシウム３０部（商品名ＴＰ
２２２ＨＳ／奥多摩工業社製）とを配合し、ポリアクリ
ル酸ソ−ダ０．１部をくわえてコ−レス分散機で６５％
の顔料スラリ−を調成した。この顔料スラリ−にカゼイ
ン溶解液１０部（固形分）、スチレン−ブタジエン共重
合体ラテックス１０部（固形分）を加え、更に水を加え
て固形分濃度５０％の塗被液を調成した。このようにし
て得た塗被液を前記の原紙に片面塗布量２０ｇ／ｍ2 に
なるようにロ−ルコ−タ−を用いて塗被した後、乾燥
後、再度ロ−ルコ−タ−を用いて原紙の裏面にポリエチ
レングリコ−ル（ＰＥＧ−２００／三洋化成社製）を９
ｇ／ｍ2 （絶乾固形分重量）になるように塗布し、紙水
分が６％の片面キャストコ−ト紙を得た。湿度変化によ
るカ−ル特性、電子写真機での走行性結果を表１に示し
た。
【００１４】実施例２ 原紙の裏面にロ−ルコ−タ−にてポリエチレングリコ−
ル（ＰＥＧ−２００／三洋化成社製）を５ｇ／ｍ2 （絶
乾固形分重量）になるように塗布した以外は実施例１と
同じ。湿度変化によるカ−ル特性、電子写真機での走行
性結果を表１に示した。
ル（ＰＥＧ−２００／三洋化成社製）を５ｇ／ｍ2 （絶
乾固形分重量）になるように塗布した以外は実施例１と
同じ。湿度変化によるカ−ル特性、電子写真機での走行
性結果を表１に示した。
【００１５】実施例３ 原紙の裏面にロ−ルコ−タ−にてポリエチレングリコ−
ル（ＰＥＧ−２００／三洋化成社製）を０．７ｇ／ｍ2
（絶乾固形分重量）になるように塗布した以外は実施例
１と同じ。湿度変化によるカ−ル特性、電子写真機での
走行性結果を表１に示した。
ル（ＰＥＧ−２００／三洋化成社製）を０．７ｇ／ｍ2
（絶乾固形分重量）になるように塗布した以外は実施例
１と同じ。湿度変化によるカ−ル特性、電子写真機での
走行性結果を表１に示した。
【００１６】比較例１ 原紙の裏面にロ−ルコ−タ−にて水を２０ｇ／ｍ2 塗布
した以外は実施例１と同じ。湿度変化によるカ−ル特
性、電子写真機での走行性結果を表１に示した。
した以外は実施例１と同じ。湿度変化によるカ−ル特
性、電子写真機での走行性結果を表１に示した。
【００１７】比較例２ 原紙の裏面にロ−ルコ−タ−にて酸化澱粉（ＭＳ３８０
０／日本食品加工社製）を１ｇ／ｍ2 塗布した以外は実
施例１と同じ。湿度変化によるカ−ル特性、電子写真機
での走行性結果を表１に示した。
０／日本食品加工社製）を１ｇ／ｍ2 塗布した以外は実
施例１と同じ。湿度変化によるカ−ル特性、電子写真機
での走行性結果を表１に示した。
【００１８】比較例３ 原紙の裏面にロ−ルコ−タ−にてポリビニルアルコ−ル
（ＰＶＡ１１７／クラレ社製）を１ｇ／ｍ2 塗布した以
外は実施例１と同じ。湿度変化によるカ−ル特性、電子
写真機での走行性結果を表１に示した。
（ＰＶＡ１１７／クラレ社製）を１ｇ／ｍ2 塗布した以
外は実施例１と同じ。湿度変化によるカ−ル特性、電子
写真機での走行性結果を表１に示した。
【００１９】比較例４ 原紙の裏面にロ−ルコ−タ−にてポリエチレングリコ−
ル（ＰＥＧ−２００／三洋化成社製）を０．３ｇ／ｍ2
（絶乾固形分重量）になるように塗布した以外は実施例
１と同じ。湿度変化によるカ−ル特性、電子写真機での
走行性結果を表１に示した。
ル（ＰＥＧ−２００／三洋化成社製）を０．３ｇ／ｍ2
（絶乾固形分重量）になるように塗布した以外は実施例
１と同じ。湿度変化によるカ−ル特性、電子写真機での
走行性結果を表１に示した。
【００２０】比較例５ 原紙の裏面にロ−ルコ−タ−にてポリエチレングリコ−
ル（ＰＥＧ−２００／三洋化成社製）を１１ｇ／ｍ2
（絶乾固形分重量）になるように塗布した以外は実施例
１と同じ。湿度変化によるカ−ル特性、電子写真機での
走行性結果を表１に示した。
ル（ＰＥＧ−２００／三洋化成社製）を１１ｇ／ｍ2
（絶乾固形分重量）になるように塗布した以外は実施例
１と同じ。湿度変化によるカ−ル特性、電子写真機での
走行性結果を表１に示した。
【００２１】
【発明の効果】表１の結果から明らかなように、本発明
の方法で得られたキャストコ−ト紙は、湿度の変化があ
ってもカ−ルの発生が少なく、電子写真機上での走行性
が極めて優れたキャストコ−ト紙であった。
の方法で得られたキャストコ−ト紙は、湿度の変化があ
ってもカ−ルの発生が少なく、電子写真機上での走行性
が極めて優れたキャストコ−ト紙であった。
【表１】
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 佐 藤 勤 新潟県長岡市西蔵王３−５−１ 北越製紙 株式会社研究所内 (72)発明者 坂 爪 信 之 新潟県長岡市西蔵王３−５−１ 北越製紙 株式会社研究所内 (72)発明者 田 巻 明 子 新潟県長岡市西蔵王３−５−１ 北越製紙 株式会社研究所内
Claims (1)
- 【請求項１】 原紙の片面に塗被液を乾燥重量が１０〜
４０ｇ／ｍ2 となるように塗被した後、乾燥工程および
または乾燥終了後に、原紙の裏面にポリエチレングリコ
−ルを０．５〜１０ｇ／ｍ2 塗被することを特徴とする
キャストコ−ト紙の製造方法。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP6515796A JPH09228296A (ja) | 1996-02-28 | 1996-02-28 | キャストコ−ト紙の製造方法 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP6515796A JPH09228296A (ja) | 1996-02-28 | 1996-02-28 | キャストコ−ト紙の製造方法 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH09228296A true JPH09228296A (ja) | 1997-09-02 |
Family
ID=13278775
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP6515796A Pending JPH09228296A (ja) | 1996-02-28 | 1996-02-28 | キャストコ−ト紙の製造方法 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH09228296A (ja) |
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2010089343A (ja) * | 2008-10-07 | 2010-04-22 | Daio Paper Corp | 昇華型インクジェット捺染転写紙 |
-
1996
- 1996-02-28 JP JP6515796A patent/JPH09228296A/ja active Pending
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2010089343A (ja) * | 2008-10-07 | 2010-04-22 | Daio Paper Corp | 昇華型インクジェット捺染転写紙 |
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Legal Events
| Date | Code | Title | Description |
|---|---|---|---|
| A02 | Decision of refusal |
Effective date: 20040330 Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02 |