JPH0922550A - 磁気記録再生装置 - Google Patents
磁気記録再生装置Info
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- JPH0922550A JPH0922550A JP7167733A JP16773395A JPH0922550A JP H0922550 A JPH0922550 A JP H0922550A JP 7167733 A JP7167733 A JP 7167733A JP 16773395 A JP16773395 A JP 16773395A JP H0922550 A JPH0922550 A JP H0922550A
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Abstract
回されるリールを回転させるロータを備える磁気記録再
生装置に関し、部品点数の削減、組立工程の削減による
低コスト化を図ることを目的とする。 【解決手段】 テープカセット内で磁気テープが巻回さ
れるリールを回転駆動するロータ35,36を脱落防止
のために押える第1及び第2の押え片41a,41b
と、装着されたテープカセットの高さ方向の位置決めを
行う第1及び第2の位置決め部40a,40bとを一体
に形成したロータ押え部材39をステータ基板32に取
り付ける構成とする。
Description
で磁気テープが巻回されるリールを回転させるロータを
備える磁気記録再生装置に関する。
巻回されたテープカセットを使用する磁気記録再生装置
としてオーディオテープレコーダ、DAT(デジタルオ
ーディオテープレコーダ)、VTR(ビデオテープレコ
ーダ)、ストリーマ等があり、磁気テープの走行は装着
されたテープカセットの各リールをリールモータで回転
駆動させることにより行うものである。
の構成図を示す。図5(A)は平面図、図5(B)は側
面図である。図5(A),(B)において、ステータ基
板11上で各リールシャフト12,13に回転軸14
a,14bが一体に形成されたロータ14,15が着脱
自在に嵌合されて配設されるもので、ロータ14が供給
側となり、ロータ15が巻取側となる。ロータ14,1
5は、凹形状の円盤で形成されて内側にマグネット(図
示せず)が設けられており、該マグネットとステータ基
板11上にそれぞれ対応して設けられたコイル(図示せ
ず)とが微小空隙を介在させて対向配置される。この状
態で組み込まれた装置の搬送等が行われると、ロータ1
4,15が外れたり、又は外れないまでも正規の位置よ
りずれて傾いたりする場合があり、ロータ14,15が
回転できないという事態を生じる。
タ14,15に対応するロータ押え部材16,17が取
り付けられる。このロータ押え部材16,17は、ステ
ータ基板11上に取り付けられるための取着部分と、高
さ方向及びロータ14,15方向に突出する押え片1
8,19で構成され、この押え片18,19が対応する
ロータ14,15の一部上方に該ロータ14,15が回
転可能な位置にストッパとして配置される。これによ
り、装置の搬送等によるロータ14,15の外れや傾斜
を防止することができるものである。
されるテープカセットの高さ方向の位置決めを行う位置
決めシャフト20,21が立設される。ここで、図6
に、図5の位置決めシャフトとテープカセットとの関係
の説明図を示す。図6は正面図を示したもので、カセッ
ト装着脱機構(図示せず)により装着されたテープカセ
ット22は、その磁気テープが巻回されたリールの中心
部にロータ14,15の回転軸14a,15aが嵌合さ
れる。このときに、テープカセット22は位置決めシャ
フト20,21に当接して高さ方向の位置決めが行われ
るものである。
押え部材16,17はステータ基板にネジ込み等により
位置決めされて取り付けられ、位置決めシャフト20,
21はカシメ等により取り付けられる。すなわち、組み
立て工程において4つの部品をそれぞれ取り付けること
から、部品点数や、組み立て工程において低コスト化を
図ることができないという問題がある。
もので、部品点数の削減、組立工程の削減による低コス
ト化を図る磁気記録再生装置を提供することを目的とす
る。
に、請求項1では、記録再生を行う磁気テープがテープ
カセット内で巻回される供給側リール及び巻取側リール
をそれぞれ対応して回転させる供給側ロータ及び巻取側
ロータを備える磁気記録再生装置において、前記供給側
ロータの脱落を防止する第1の押え片、及び前記巻取側
ロータの脱落を防止する第2の押え片が一体に形成され
たロータ押え部材が設けられる磁気記録再生装置が構成
される。
部材の所定位置に、装着される前記テープカセットの位
置決めを行う所定数の位置決め部が一体に形成されてな
る。請求項3では、請求項1又は2記載のロータ押え部
材に、該ロータ押え部材を取り付けるシャーシに対して
位置決めを行うための所定数の突起部が一体に形成され
てなる。
え部材に一体に形成した第1及び第2の押え片で供給側
ローラ及び巻取側ロータをそれぞれ押える。これによ
り、各ロータの脱落防止のための部材が単一で形成さ
れ、部品点数の削減、組立工程の削減による低コスト化
を図ることが可能となる。
さらに所定数の位置決め部が一体に形成され、装着され
るテープカセットの位置決めを行う。これにより、第1
及び第2の押え片と共にテープカセットの位置決めのた
めの位置決め部が単一で形成され、より部品点数の削
減、組立工程の削減による低コスト化を図ることが可能
となる。
定数の突起部を一体に形成して、対応するシャーシに取
り付けられる際の位置決めをさせる。これにより、ロー
タ押え部材を容易に位置決めして取り付けることが可能
となる。
構成図を示す。また、図2に、図1のロータ押え部材の
斜視図を示す。図1(A)はロータ部分の平面図、図1
(B)はその側面図である。図1(A),(B)は記録
再生を行う磁気テープが供給側リール及び巻取側リール
間に巻回されたテープカセットを使用する磁気記録再生
装置としてのオーディオテープレコーダ、DAT、VT
R、ストリーマ等に使用されるリール駆動部を示したも
のである。
部31は、ステータ基板32で回転軸33,34が一体
に形成された供給側ロータ35及び巻取側ロータ36
が、該回転軸33,34をリールシャフト37,38に
着脱自在かつ回転自在に嵌合されて配設される各ロータ
35,36は、前述のように凹形状の円盤で形成されて
内側にマグネット(図示せず)が所定数設けられてお
り、該マグネットにそれぞれ対応するコイル(図示せ
ず)がステータ基板32上に設けられる。
フト37,38に嵌合されたときに、マグネットとコイ
ルが微小間隔で位置され、コイルに電流を流することに
よりロータ35,36が回転する。すなわち、後述する
テープカセットが装着されたときに供給側リール及び巻
取側リールに各ロータ35,36の回転軸33,34が
嵌合して、ロータ35,36の回転で各リールを回転さ
せることによりテープ走行が行われる。
材39が取り付けられる。ロータ押え部材39は、図2
に示すように、板状部材の両端を略垂直に折曲して第1
及び第2の位置決め部40a,40bが一体で形成さ
れ、上記各ロータ35,36の間隔に対応する間隔で略
垂直方向に折曲させて先端部材を外側方向に折曲させた
第1及び第2の押え片41a,41bが一体で形成され
る。
32にネジ込み等で取り付けるための取り付け孔42
a,42bが形成されると共に、裏面に例えば第1及び
第2の押え片41a,41bの近傍に突起部43a,4
3bが一体に形成される。なお、図1(B)に示すよう
に、該突起部43a,43bに対応する孔32a,32
bがステータ基板32に形成される。
ータ押え部材39がステータ基板32にネジ込み等で取
り付けられたときに、第1の押え片41aが供給側ロー
タ35の上方に位置されて該ロータ35を回転自在に押
え、第2の押え片41bが巻取側ロータ36の上方に位
置されて該ロータ36を回転自在に押える。このとき、
ステータ基板32の孔32a,32bに、取り付けられ
るロータ押え部材39の裏面の突起部43a,43bが
嵌合して、該ステータ基板32上で位置決めされる。ま
た、両端の第1及び第2の位置決め部40a,40bが
立設された状態で装着されるテープカセットの高さ方向
の位置決めを行う役割を果す(後述する)。
用される一例のDATの内部構成平面図を示す。図3に
示すDAT51は、シャーシ52上にカセット装着脱機
構53、上記リール駆動部31、回転ドラム54、テー
プローディング機構55等が配設されている。これらの
機構等は全てシャーシ52の上部よりシャーシ52に取
付けることができる構成とされており、組立て工程の簡
易化が図られている。リール駆動部31は図1に示す構
成として破線で示してある。
トを装置51内の所定記録再生処理位置に装着するため
のものであり、本実施例では例えばカセットホルダに対
してローディング機構が昇降するカセット装着脱機構を
用いている。テープカセットは、イジェクト状態におい
てカセットホルダ56に挿入脱され、またカセットホル
ダ56に挿入された状態でローディング機構が上昇して
テープローディングされることによりテープカセットが
装置51内の所定記録再生処理位置に装着される。
セットより磁気テープを引き出し上記の回転ドラム54
に所定角度(本実施例では135°)にわたり巻き付け
るための機構である。このテープローディング機構55
は、所謂Mローディングを採用しており、図示しないリ
ンク機構により一対のローディングベース57a,57
bをガイド溝58a,58bに沿って移動させ、これに
伴い磁気テープをローディング或いはアンローディング
する構成とされている。
の上部にガイドローラ58a,58bと傾斜ポスト59
a,59bを立設した構造とされている。これらのガイ
ドローラ58a,58b及び傾斜ポスト59a,59b
はローディングベース57a,57bの移動に伴い磁気
テープをテープカセットより引き出すと共に、ローディ
ング完了状態において磁気テープが所定のテープパスを
形成させる機能を奏する。図3はローディング完了状態
の装置51を示している。
は、ローディング状態において、シャーシ52に植設さ
れた位置決めピン60a,60bに当接することにより
位置決めが行われる構成となっている。図3はローディ
ングベース57a,57bが位置決めピン60a,60
bに当接した状態を示している。また、位置決めピン6
0a,60bの上部にはテープ脱落防止ポスト61a,
61bが配設されている。
ピンチローラ62によりキャプスタン63に当接され、
キャプスタンモータによってキャプスタン63が反時計
方向(記録モード、再生モード等の定常モード時)又は
時計方向(巻き戻しのリバースモード時)の回転でテー
プ走行が行われるものである。
テープカセットとの関係の説明図を示す。図4におい
て、まず上述のように、第1及び第2の位置決め部40
a,40bと第1及び第2の押え片41a,41bが一
体で形成されたロータ押え部材39がステータ基板32
に、孔32a,32bに突起部43a,43bを嵌合さ
せて位置決めされた状態でネジ込み等により取り付けら
れる。このときに第1及び第2の押え片41a,41b
が供給側ロータ35及び巻取り側ロータ36を回転自在
に押えて搬送時等の脱落を防止している。
ば図3のDAT)に、テープカセット44がカセットホ
ルダ(56)に保持されて装着されたときに、回転軸3
3,34がテープカセット44内の供給側リール及び巻
取側リール(図示せず)に嵌合して回転可能状態とす
る。また、当該カセットホルダ(56)に保持されたテ
ープカセット44は、装着時にロータ押え部材39の位
置決め部40a,40bの先端部と当接して高さ方向の
位置決めがなされるものである。
a,41b及び第1及び第2の位置決め部40a,40
bを単一のロータ押え部材39に形成することから、従
来のように4つの部材が1つとなって部品点数の削減に
よる低コスト化を図ることができるものである。この場
合、例えば第1及び第2の押え片41a,41bのみを
単一のロータ押え部材39に一体に形成しても従来の2
つの部材が1つとすることができるもので、従来と比較
するにあたって低コストとすることができるものであ
る。
工程においても削減されることとなり、ひいてはこれに
伴うコスト軽減を図ることができるものである。また、
ロータ押え部39の裏面に、ステータ基板32の孔32
a,32bに嵌合する突起部43a,43bを形成する
ことで、組み立て時に治具等を必要とせずに容易に位置
決め固定することができるものである。
ば、ロータ押え部材に一体に形成した第1及び第2の押
え片で供給側ローラ及び巻取側ロータをそれぞれ押える
構成とすることにより、各ロータの脱落防止のための部
材が単一で形成され、部品点数の削減、組立工程の削減
による低コスト化を図ることができる。
に、さらに所定数の位置決め部が一体に形成され、装着
されるテープカセットの位置決めを行う構成とすること
により、第1及び第2の押え片と共にテープカセットの
位置決めのための位置決め部が単一で形成され、より部
品点数の削減、組立工程の削減による低コスト化を図る
ことができる。
に所定数の突起部を一体に形成して、対応するシャーシ
に取り付けられる際の位置決めをさせる構成とすること
により、ロータ押え部材を容易に位置決めして取り付け
ることができる。
の内部構成平面図である。
係の説明図である。
関係の説明図である。
Claims (3)
- 【請求項1】 記録再生を行う磁気テープがテープカセ
ット内で巻回される供給側リール及び巻取側リールをそ
れぞれ対応して回転させる供給側ロータ及び巻取側ロー
タを備える磁気記録再生装置において、 前記供給側ロータの脱落を防止する第1の押え片、及び
前記巻取側ロータの脱落を防止する第2の押え片が一体
に形成されたロータ押え部材が設けられることを特徴と
する磁気記録再生装置。 - 【請求項2】 請求項1記載のロータ押え部材の所定位
置に、装着される前記テープカセットの位置決めを行う
所定数の位置決め部が一体に形成されてなることを特徴
とする磁気記録再生装置。 - 【請求項3】 請求項1又は2記載のロータ押え部材
に、該ロータ押え部材を取り付けるシャーシに対して位
置決めを行うための所定数の突起部が一体に形成されて
なることを特徴とする磁気記録再生装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP16773395A JP3613844B2 (ja) | 1995-07-03 | 1995-07-03 | 磁気記録再生装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP16773395A JP3613844B2 (ja) | 1995-07-03 | 1995-07-03 | 磁気記録再生装置 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH0922550A true JPH0922550A (ja) | 1997-01-21 |
JP3613844B2 JP3613844B2 (ja) | 2005-01-26 |
Family
ID=15855141
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP16773395A Expired - Fee Related JP3613844B2 (ja) | 1995-07-03 | 1995-07-03 | 磁気記録再生装置 |
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JP (1) | JP3613844B2 (ja) |
-
1995
- 1995-07-03 JP JP16773395A patent/JP3613844B2/ja not_active Expired - Fee Related
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