JPH0922542A - 多層の情報面を有する光ディスク - Google Patents

多層の情報面を有する光ディスク

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JPH0922542A
JPH0922542A JP7169763A JP16976395A JPH0922542A JP H0922542 A JPH0922542 A JP H0922542A JP 7169763 A JP7169763 A JP 7169763A JP 16976395 A JP16976395 A JP 16976395A JP H0922542 A JPH0922542 A JP H0922542A
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JP7169763A
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Shinichiro Chiku
真一郎 知久
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Abstract

(57)【要約】 【目的】情報面に高速にアクセスできる、多層の情報面
を有する光ディスクを提供する。 【構成】透明基板101上に第1番目の情報面108を形成し
て、第1番目の半透明膜102で過不足無く覆う。透明基
板101および第1番目の半透明膜102を、第1番目の透明
膜103で覆う。2からN(Nは3以上の整数)までの整
数値Kの各値について、第(K−1)番目の透明膜上に
第K番目の情報面110を形成する。第K番目の情報面110
を第K番目の光反射性膜106で過不足無く覆う。第(N
−1)番目の透明膜および第N番目の光反射性膜106を
保護層107で覆う。第K番目の情報面110の最内周部を第
(K−1)番目の情報面の最内周部よりも内周側に形成
する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、データが記録もしくは
再生される光ディスク、特に多層の情報面を有する光デ
ィスクに関する。
【0002】
【従来の技術】近年、記録密度をコンパクトディスク
(CD)の約6〜8倍に高めたディジタルビデオディス
ク(DVD)の研究開発が盛んに行われている。現在、
DVDには2つの方式があり、1つはHDMCD(Hi
gh Density Multimedia Com
pact Disk)と呼ばれる規格であり、他の1つ
は、SD(Super Density Disk)と
呼ばれる規格である。
【0003】HDMCDは、厚さ1.2mmの透明基板
の片面に2層の情報面を有する構造となっており、第1
層目の情報面は、窒化シリコン、窒化アルミニウム等の
誘電体から成り、レーザ光の一部を透過し、残りを反射
する半透明膜で覆われている。第2層目の情報面は、ア
ルミニウム、金等の、レーザ光の大半を反射する反射膜
で覆われている。従って、HDMCDは、第1層目情報
面及び第2層目の情報面共に、ディスクの片面から再生
することができる。
【0004】一方、当初SDは、アルミニウム、金等の
反射膜で覆われた情報面を有する厚さ0.6mmの透明
基板2枚を貼りあわせた構造で、両面から再生するタイ
プ(SD−10)が提案されていたが、HDMCDに対
抗するために、一方の透明基板の反射膜を半透明膜とし
て、片面から2つの情報面を再生することができるタイ
プ(SD−9)が提案されている。
【0005】図2は、従来の2層の情報面を有する光デ
ィスクのリードイン部の断面図の一例を示す図である。
この光ディスクは、透明基板201の上に、第1の情報
面206を過不足なく覆う第1の光反射性膜(半透明
膜)202が形成され、第1の光反射性膜202を覆っ
て、透明膜203が形成されている。半透明膜は、使用
される波長の光に対し、反射率、透過率ともに数十パー
セントである。また、透明膜203としては、紫外線硬
化樹脂等を使用することができる。透明膜203の上に
は、第2の情報面207を過不足なく覆う第2の光反射
性膜(反射膜でも半透明膜でも良い)204が形成さ
れ、第2の光反射性膜204を覆って、保護層205が
形成されている。そして、2つの情報面のリードイン部
およびリードアウト部(図2には図示せず)は、このリ
ードイン部およびリードアウト部の透明基板201上へ
の写影が、透明基板201上の同じ位置になるように形
成されている。ここで、半透明の光反射性膜とは、Al
N等の誘電体膜でもよいし、相変化材料や光磁気材料を
光を透過する程度の膜厚に形成した膜でもよい。また、
不透明の光反射性膜とは、アルミニウム、金等の金属膜
でもよいし、相変化材料や光磁気材料を光を透過しない
程度の膜厚に形成した膜でもよい。以後の説明において
も同様の定義とする。
【0006】以上のように、現在、片面から2層の情報
面を再生するタイプの光ディスクが主流であり、今後さ
らに高密度化が進めば、2層以上の多層の情報面をディ
スクの片面から再生する光ディスクが開発されるものと
予想される。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】光ディスクにおいて、
光ディスクのうちのある情報面に情報を記録したり、あ
る情報面から情報を読み出そうとするとき、光ディスク
ドライブのピックアップから出射される光ビームは、前
記ある情報面に焦点が合う、すなわち、光ビームのウエ
ストが、前記ある情報面の位置に存在して、ここで集光
していることが必要である。
【0008】ところで、たとえば透明基板側から数え
て、2層目の情報面に光ビームの焦点を合わせようとす
る場合、上記従来の技術による情報面を有する光ディス
クにおいては、瞬時に焦点を合わせることが難しい。こ
のために、透明基板側から数えて2層目の情報面に光ビ
ームの焦点を合わせようとする場合、透明基板側から数
えて1層目の情報面に光ビームの焦点を合わせ、この後
に、さらに焦点位置を1層目の情報面より深くして、透
明基板側から数えて2層目の情報面に光ビームの焦点を
合わせなければならない。
【0009】もしも、Nを3以上の整数として、N層の
情報面を有する光ディスクで、各情報面のリードイン部
およびリードアウト部の透明基板201上への写影が、
透明基板201上の同じ位置になるように形成されてい
る光ディスクを考えると、N層目の情報面に焦点を合わ
せるためには、透明基板側から数えて1層目の情報面に
光ビームの焦点を合わせ、この後に、さらに焦点位置を
1層目の情報面より深くして、透明基板側から数えて2
層目の情報面に光ビームの焦点を合わせ、…、さらに焦
点位置を(N−1)層目の情報面より深くして、透明基
板側から数えてN層目の情報面に光ビームの焦点を合わ
せなければならない。
【0010】すなわち、透明基板側(レーザ入射面)か
ら遠い情報面ほど、この情報面に焦点を合わせるのに時
間がかかるので、透明基板側から遠い情報面ほど、この
情報面にアクセスするのに時間がかかるという問題点が
ある。
【0011】本発明は、情報面に高速にアクセスするこ
とができる、多層の情報面を有する光ディスクを提供す
ることを目的とする。
【0012】
【課題を解決するための手段】データが記録もしくは再
生される光ディスクにおいて、透明基板上に形成され、
データを記録する第1の情報面と、該第1の情報面を過
不足無く覆って形成され、半透明である半透明膜と、前
記透明基板および前記半透明膜を覆う、透明な透明膜
と、前記透明膜上に形成され、データを記録する第2の
情報面と、該第2の情報面を過不足無く覆って形成さ
れ、半透明または不透明である光反射性膜と、前記透明
膜および前記光反射性膜を覆う、保護層と、を有し、前
記第2の情報面の最内周部は前記第1の情報面の最内周
部よりも内周側に存在する、および/または、前記第2
の情報面の最外周部は前記第1の情報面の最外周部より
も外周側に存在することを特徴とする光ディスクを備え
ることができる。
【0013】また、データが記録もしくは再生される光
ディスクにおいて、透明基板上に形成され、データを記
録する第1番目の情報面と、該第1番目の情報面を過不
足無く覆って形成され、半透明である第1番目の光反射
性膜と、前記透明基板および前記第1番目の半透明の光
反射性膜を覆う、透明な第1番目の透明膜と、2からN
(Nは3以上の整数)までの整数値Kの各値について、
第(K−1)番目の透明膜上に形成され、データを記録
する第K番目の情報面と、2からN−1までの整数値I
の各値について、該第I番目の情報面を過不足無く覆っ
て形成された第I番目の半透明の光反射性膜と、第N番
目の情報面を過不足無く覆って形成された第N番目の半
透明もしくは不透明の第N番目の光反射性膜と、第(N
−1)番目の透明膜および第N番目の光反射性膜を覆
う、保護層とを有し、2からNまでの整数値Kの各値に
ついて、前記第K番目の情報面の最内周部は前記第(K
−1)番目の情報面の最内周部よりも内周側に存在す
る、および/または、前記第K番目の情報面の最外周部
は前記第(K−1)番目の情報面の最外周部よりも外周
側に存在することを特徴とする光ディスクを備えること
もできる。
【0014】
【作用】本発明による光ディスクにおいては、nを2以
上の自然数として、第n番目の情報面の最内周部は第
(n−1)番目の情報面の最内周部よりも内周側に存在
する、および/または、第n番目の情報面の最外周部は
第(n−1)番目の情報面の最外周部よりも外周側に存
在する。これにより、各情報面の最内周部または最外周
部は、透明基板側の外部から、直接に見えるようにな
る。
【0015】そこで、第n番目の情報面に光ビームの焦
点を合わせようとするときには、透明基板側の外部から
直接に見える、第n番目の情報面の最内周部または最外
周部の位置に、光ディスクドライブのピックアップを移
動すればよい。第n番目の情報面の最内周部または最外
周部は、透明基板側の外部から直接に見えるので、第n
番目の情報面の最内周部または最外周部に、光ディスク
ドライブのピックアップの焦点を容易に合わせることが
できる。その後、目的とするトラックまで、第n番目の
情報面に焦点を合わせながら、ピックアップを移動し、
情報の書き込み、情報の読み出しを行うことができる。
【0016】
【実施例】以下、本発明の実施例について説明する。
【0017】図1は、本発明による多層の情報面を有す
る光ディスクのリードイン部の断面図の一例を示す図で
ある。この光ディスクは、透明基板101の上に、第1
の情報面108を過不足無く覆う第1の光反射性膜(半
透明膜)102が形成され、第1の光反射性膜102を
覆って、第1の透明膜103が形成されている。第1の
透明膜103の上には、第2の情報面109を過不足無
く覆う第2の光反射性膜(半透明膜)104が形成さ
れ、第2の光反射性膜104を覆って、第2の透明膜1
05が形成されている。第2の透明膜105の上には、
第3の情報面を過不足無く覆う第3の光反射性膜(半透
明膜。図示せず。)が形成され、第3の光反射性膜を覆
って、第3の透明膜が形成されている。これを繰り返し
て、Nを3以上の整数として、第(N−1)の透明膜の
上に第Nの情報面110を過不足無く覆う第Nの光反射
性膜(反射膜でも半透明膜でも良い)106が形成さ
れ、この第Nの光反射性膜106を覆って、保護層10
7が形成されている。このとき、nを2以上の自然数と
して、第nの情報面のリードイン部を、第(n−1)の
情報面のリードイン部よりも、中心孔側(内周側)に位
置するように形成する。および/または、第nの情報面
のリードアウト部を、第(n−1)の情報面のリードア
ウト部よりも、外周側に位置するように形成する。
【0018】たとえば、第nの情報面のリードイン部
が、第(n−1)の情報面のリードイン部よりも、5m
mだけ中心孔側(内周側)に位置するように形成され、
第nの情報面および第(n−1)の情報面が、それぞれ
リードイン部のさらに内側に幅1mmの鏡面部を有して
いるとすると、第nの情報面は、透明基板101や、
(n−1)個の透明な誘電体膜を通して、4mmだけ直
接に透明基板101側の外部から見ることができる。
【0019】図1の、多層の情報面を有する光ディスク
において、第1の情報面108に情報を記録したり、第
1の情報面108から情報を読み出すことは、通常の一
層の情報面を有する光ディスクと同様に行うことができ
る。
【0020】また、nを2以上の自然数として、第nの
情報面に情報を記録したり、第nの情報面から情報を読
み出すことは、第nの情報面のリードイン部が、透明基
板101や、(n−1)個の透明な透明膜を通して、直
接に透明基板101側の外部から見ることができるの
で、第nの情報面のリードイン部に、光ディスクドライ
ブのピックアップを動かせば良い。第nの情報面に光ビ
ームの焦点を合わせながら、第nの情報面に情報を記録
したり、第nの情報面から情報を読み出すことができ
る。
【0021】または、nを2以上の自然数として、第n
の情報面に情報を記録したり、第nの情報面から情報を
読み出すことは、第nの情報面のリードアウト部が、透
明基板101や、(n−1)個の透明な誘電体膜を通し
て、直接に透明基板101側の外部から見ることができ
るので、第nの情報面のリードアウト部に、光ディスク
ドライブのピックアップを動かしても良い。第nの情報
面に光ビームの焦点を合わせながら、第nの情報面に情
報を記録したり、第nの情報面から情報を読み出すこと
ができる。
【0022】次に、図1に示した多層の情報面を有する
光ディスクの製造方法について、図3から図6を用い
て、詳細に説明する。
【0023】まず、図3(a)に示すように、第1の情
報面2が形成されている第1のスタンパ3を用いて射出
成型を行い、第1の情報面2を有する透明基板1を作成
する。ここで、第1の情報面2は、透明基板1の全面に
形成されているわけではなく、例えば透明基板1の直径
が120mm、中心孔の径が15mmであるとした場
合、第1の情報面2の内径は46mm、外径は116m
mのように、内周部及び外周部に平滑な部分を有するよ
うに形成する。
【0024】次に、図3(b)に示すように、透明基板
1の第1の情報面2の上に、Si23,AlN等の誘電
体から成る第1の半透明膜4を、スパッタリング等で形
成する。このとき、第1の半透明膜4は、透明基板1の
全面に形成されるわけではない。第1の半透明膜4は、
第1の情報面2を過不足無く覆うように、内周部及び外
周部にマスクを設置して形成される。
【0025】さらに、図4(a)に示すように、第1の
半透明膜4及び透明基板1の露出した部分の上に、透明
基板1とほぼ同じ屈折率を有する紫外線硬化樹脂をスピ
ンコートで平滑に塗布し、この面に第2の情報面6が形
成されている第2のスタンパ5を押圧し、透明基板1側
から紫外線を照射して紫外線硬化樹脂を硬化させる。そ
して、第2のスタンパ5を剥離し、第2の情報面6を有
する第1の紫外線硬化樹脂層7を形成する。ここで、第
2の情報面6の最内周部であるリードイン部は第1の情
報面2のリードイン部よりも内側、および/または、第
2の情報面6の最外周部であるリードアウト部は第1の
情報面2のリードアウト部よりも外側に位置するように
する。
【0026】続いて、図4(b)に示すように、第1の
情報面2を第1の半透明膜4で覆ったのと同様に、第2
の情報面6の表面を過不足無く第2の半透明膜8で覆
う。
【0027】そして、図5に示すように、以下同様にし
て、必要な数の層を形成していく。各層の情報面のリー
ドイン部またはリードアウト部の少なくともいずれか1
つは、下の層の情報面のリードイン部よりも内側、また
は、下の層の情報面のリードアウト部よりも外側に位置
するようにする。ただし、最終の層の情報面は、半透明
膜ではなく、アルミニウム、金等からなる反射膜9で覆
うようにしても良い。
【0028】最後に、図6に示すように、反射膜9及び
その下の層の露出している紫外線硬化樹脂層を覆うよう
に紫外線硬化樹脂を塗布し、透明基板1と反対側の面か
ら紫外線を照射し、保護層10を形成する。
【0029】なお、透明基板側(レーザ光入射面)から
遠い情報面ほど、一旦、情報面のリードイン部またはリ
ードアウト部に光ビームの焦点を合わせても、情報面の
情報記録部にレーザ光が移動した場合、当該情報面と透
明基板との間にある情報面の屈折率の影響で、焦点がず
れてしまうという問題が考えられる。この問題を解決す
るために、情報面のリードイン部またはリードアウト部
に、当該情報面の情報記録部の焦点距離、当該情報面と
透明基板との間にある情報面の数、及び、当該情報面と
透明基板との間にある情報面の屈折率等の情報を、予め
記録しておき、当該情報面のリードイン部またはリード
アウト部に光ビームの焦点を合わせるときに、これらの
情報を読み取り、レーザ光が情報面の情報記録部に移動
したときに、これらの情報に基づいて補正して光ビーム
の焦点を合わせるようにしてもよい。
【0030】また、上記情報を、各情報面のリードイン
部またはリードアウト部に形成されているピット列を各
層毎で異なるウォブル周波数でウォブルさせて記録する
こともできる
【0031】
【発明の効果】本発明によれば、情報面に高速にアクセ
スすることができる、多層の情報面を有する光ディスク
を提供することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係る多層の情報面を有する光ディスク
の断面図の一部である。
【図2】従来の2層の情報面を有する光ディスクの断面
図の一部である。
【図3】本発明に係る多層の情報面を有する光ディスク
の製造方法の説明図である。
【図4】本発明に係る多層の情報面を有する光ディスク
の製造方法の説明図である。
【図5】本発明に係る多層の情報面を有する光ディスク
の製造方法の説明図である。
【図6】本発明に係る多層の情報面を有する光ディスク
の製造方法の説明図である。
【符号の説明】
101…透明基板、102…第1の光反射性膜(第1の
半透明膜)、103…第1の透明膜、104…第2の光
反射性膜(第2の半透明膜)、105…第2の透明膜、
106…第Nの光反射性膜、107…保護層、108…
第1の情報面、109…第2の情報面、110…第Nの
情報面。

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 データが記録もしくは再生される光ディ
    スクにおいて、 透明基板上に形成され、データを記録する第1の情報面
    と、 該第1の情報面を過不足無く覆って形成され、半透明で
    ある半透明膜と、 前記透明基板および前記半透明膜を覆う、透明な透明膜
    と、 前記透明膜上に形成され、データを記録する第2の情報
    面と、 該第2の情報面を過不足無く覆って形成され、半透明ま
    たは不透明である光反射性膜と、 前記透明膜および前記光反射性膜を覆う、保護層と、 を有し、前記第2の情報面の最内周部は前記第1の情報
    面の最内周部よりも内周側に存在する、および/また
    は、前記第2の情報面の最外周部は前記第1の情報面の
    最外周部よりも外周側に存在することを特徴とする光デ
    ィスク。
  2. 【請求項2】 データが記録もしくは再生される光ディ
    スクにおいて、 透明基板上に形成され、データを記録する第1番目の情
    報面と、 該第1番目の情報面を過不足無く覆って形成され、半透
    明である第1番目の光反射性膜と、 前記透明基板および前記第1番目の半透明の光反射性膜
    を覆う、透明な第1番目の透明膜と、 2からN(Nは3以上の整数)までの整数値Kの各値に
    ついて、第(K−1)番目の透明膜上に形成され、デー
    タを記録する第K番目の情報面と、 2からN−1までの整数値Iの各値について、該第I番
    目の情報面を過不足無く覆って形成された第I番目の半
    透明の光反射性膜と、 第N番目の情報面を過不足無く覆って形成された第N番
    目の半透明もしくは不透明の第N番目の光反射性膜と、 第(N−1)番目の透明膜および第N番目の光反射性膜
    を覆う、保護層とを有し、 2からNまでの整数値Kの各値について、前記第K番目
    の情報面の最内周部は前記第(K−1)番目の情報面の
    最内周部よりも内周側に存在する、および/または、前
    記第K番目の情報面の最外周部は前記第(K−1)番目
    の情報面の最外周部よりも外周側に存在することを特徴
    とする光ディスク。
  3. 【請求項3】 データが記録もしくは再生される光ディ
    スクの製造方法であって、 透明基板上に、データを記録する第1の情報面を形成
    し、 該第1の情報面を過不足無く覆って、半透明である半透
    明膜を形成し、 前記透明基板および前記半透明膜を、透明な透明膜で覆
    い、 前記透明膜上に、データを記録する第2の情報面を形成
    し、 該第2の情報面を過不足無く覆って形成され、半透明ま
    たは不透明である光反射性膜で、過不足無く覆い、 前記透明膜および前記光反射性膜を保護層で覆い、 前記第2の情報面の最内周部を前記第1の情報面の最内
    周部よりも内周側に存在するように形成する、および/
    または、前記第2の情報面の最外周部を前記第1の情報
    面の最外周部よりも外周側に存在するように形成するこ
    とを特徴とする光ディスクの製造方法。
  4. 【請求項4】 データが記録もしくは再生される光ディ
    スクの製造方法であって、 透明基板上にデータを記録する第1番目の情報面を形成
    し、 該第1番目の情報面を過不足無く覆って、半透明である
    第1番目の光反射性膜を形成し、 前記透明基板および前記第1番目の半透明の光反射性膜
    を、透明な第1番目の透明膜で覆い、 2からN(Nは3以上の整数)までの整数値Kの各値に
    ついて、第(K−1)番目の透明膜上に、データを記録
    する第K番目の情報面を形成し、 2からN−1までの整数値Iの各値について、該第I番
    目の情報面を、第I番目の半透明の光反射性膜により過
    不足無く覆い、 第N番目の情報面を、半透明もしくは不透明の第N番目
    の光反射性膜により過不足無く覆い、 第(N−1)番目の透明膜および第N番目の光反射性膜
    を保護層で覆い、 2からNまでの整数値Kの各値について、前記第K番目
    の情報面の最内周部は前記第(K−1)番目の情報面の
    最内周部よりも内周側に存在するように形成する、およ
    び/または、前記第K番目の情報面の最外周部は前記第
    (K−1)番目の情報面の最外周部よりも外周側に存在
    するように形成することを特徴とする光ディスクの製造
    方法。
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