JPH09224632A - たばこ加工産業における繊維連続体の密度を測定するための方法および装置 - Google Patents

たばこ加工産業における繊維連続体の密度を測定するための方法および装置

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JPH09224632A
JPH09224632A JP9030832A JP3083297A JPH09224632A JP H09224632 A JPH09224632 A JP H09224632A JP 9030832 A JP9030832 A JP 9030832A JP 3083297 A JP3083297 A JP 3083297A JP H09224632 A JPH09224632 A JP H09224632A
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JP
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continuum
signal
density
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ray
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Withdrawn
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JP9030832A
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English (en)
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Reinhard Hoppe
ラインハルト・ホッペ
Henning Dr Moeller
ヘンニング・メルラー
Andreas Noack
アンドレアス・ノアック
Matthias Overath
マッテイアス・オーベラート
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Koerber Technologies GmbH
Original Assignee
Hauni Maschinenbau GmbH
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    • AHUMAN NECESSITIES
    • A24TOBACCO; CIGARS; CIGARETTES; SIMULATED SMOKING DEVICES; SMOKERS' REQUISITES
    • A24CMACHINES FOR MAKING CIGARS OR CIGARETTES
    • A24C5/00Making cigarettes; Making tipping materials for, or attaching filters or mouthpieces to, cigars or cigarettes
    • A24C5/32Separating, ordering, counting or examining cigarettes; Regulating the feeding of tobacco according to rod or cigarette condition
    • A24C5/34Examining cigarettes or the rod, e.g. for regulating the feeding of tobacco; Removing defective cigarettes
    • A24C5/3412Examining cigarettes or the rod, e.g. for regulating the feeding of tobacco; Removing defective cigarettes by means of light, radiation or electrostatic fields

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Abstract

(57)【要約】 【課題】シガレット連続体の密度を測定するための方法
および装置を提供すること 【手段】 連続体を透過するレントゲン線の強度を多数
の連続体の高さ位置において別個に検出する、検出され
て強度に相応する測定信号を形成する、およびすべての
測定信号を唯一の密度信号に処理する。受光器12が、
多数の連続体の高さ位置における連続体密度を検出する
ためのかつ相当する測定信号S1 〜Sn を形成するため
の多数の列状に設けられているレントゲン線検出器1
4.1〜14.nを備えたリニアアレイ13として構成
されている、および評価機構16が測定信号を密度信号
17に処理するように構成されている

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、連続体を透過する
レントゲン線の強度を検出し、この強度に相当する測定
信号を形成し、この測定信号を連続体の密度を現示する
密度信号に処理して行う、たばこ加工産業における繊維
連続体、特にシガレット連続体の密度を測定するための
方法に関する。
【0002】更に、本発明は、レントゲン線源と連続体
案内部内を運動する連続体を透過するレントゲン線を検
出するためのおよび相当する測定信号を形成するため
の、レントゲン線源方向に整向されて対置されている受
光器とを備えていてかつ連続体案内部に所属している測
定ステーションと、上記受光器と結合されていてかつ測
定信号を連続体密度を現示する密度信号に処理するため
の評価機構とを備えている、たばこ加工産業における繊
維連続体、特にシガレット連続体の密度を測定するため
の装置に関する。
【0003】
【従来の技術】たばこ加工産業における連続体製造機に
あっては、連続体内の物質量と物質配分の均一性を監視
し、可能な限り相応した定まった基準が十分に保証され
るように密度測定装置が使用される。このことは、シガ
レット、両切たばこ、シガリロ等のような喫煙可能なた
ばこ物品を製造するためのたばこ連続体内のたばこ含有
量並びにフイルタ連続体内のフイルタ材料の含有量にも
言えることである。連続体を均一に充填することは公知
の通り連続体から製造される物品の品質を左右する重要
な要素である。連続体の充填状態の尺度、即ち連続体内
のたばこ量或いはフイルタ量の尺度として、密度が検出
される。
【0004】放射線で−一般にストロンチウム90プレ
パラートのベータ線で(米国特許第4,424,443
号参照)−連続体を照射して透過させ、この放射線の連
続体透過の際の強度の衰退を連続体の密度として検出す
る密度測定装置が、現今一般的に知られておりかつ使用
されている。この測定装置により得られた測定結果は高
い信頼性に富んでいることを特徴としているが、必要と
するベータ−線が永続的な作用力を有していることから
機械に安全対策を施されているなければならず、多額の
経費を要する。
【0005】近時には、測定が測定線として赤外線を用
いて行なわれる密度測定装置が知られている(米国特許
第4,805,641号参照)。この装置は、放射性の
光線源を必要としないと言う利点を有しているが、その
信頼性は核性の放射線による密度測定の域にはまだ至っ
ていない。密度測定のための測定光線としてレントゲン
線を使用することも既に提案されている。米国特許第
3,056,026号には、原理上核性の放射線源を備
えている密度測定ヘッドと同様な働きを行う測定装置が
開示されている。連続体を透過するレントゲン線は電離
箱で検出される。この測定はゆっくりと行なわれ、連続
体の長手方向での測定の解析力(Aufloesung)は僅かであ
る。
【0006】米国特許第4,785,830号には、シ
ガレット連続体製造機の測定装置が記載されているが、
この測定装置にあっては未だ被覆されていないたばこ連
続体がたばこ移送路内でレントゲン線により照射され
る。連続体を透過する光線はセンサアレイにより検出さ
れ、これによりシガレット連続体の仕上げ以前に連続体
の部分の異なる高さ位置内における繊維材料の密度が個
別に検出され、このようにして連続体内の密度分布と連
続体構造が認知される。この方法は、連続体構造を最適
なものにする目的での連続体製造への適切な処置を可能
にする。この測定ははまた被覆されているたばこ連続体
(シガレット連続体)に関しても行うことが可能である
が、この場合の測定に関する詳細はこの公報には記載さ
れていない。
【0007】米国特許第4,865,052号には同様
に、連続体製造機からたばこ移送路を経て移送される被
覆されていないたばこ連続体の密度を、連続体を透過す
るレントゲン線により測定する装置が開示されている。
放射線はセンサアレイにより検出される。たばこ移送路
の底部から、センサの測定値は、その総計が所定の基準
値が達せられるまで集計され、これに応じて作業流れ下
流に設けられている過剰量取去り装置が調節され、従っ
てこの場合連続体の重量もしくは密度の予調整が行なわ
れる。この測定様式は、シガレット連続体の測定には意
味がない。
【0008】これらの公知の技術によるレントゲン線を
利用した密度測定は実地にあってはその効果は見られ
ず、工業規模のシガレット製造にあっては実績を達する
には至っていない。従って、連続体密度の検出が信頼性
をもって行なわれ、しかも正確に高い解析精度で作業が
行なわれ、かつ特に作業の安全性の点でも経費も労力も
費えを増すことなく、安易な取扱で適用できる測定技術
を創造することが望まれかつ必要とされている。
【0009】
【発明が解決しようとする課題】本発明の根底をなす課
題は、冒頭に記載した様式の方法および装置を提供する
ことである。
【0010】
【課題を解決するための手段】この課題は本発明による
方法にあって、連続体を透過するレントゲン線の強度を
多数の連続体の高さ位置において別個に検出すること、
検出されて強度に相応する測定信号を形成すること、お
よびすべての測定信号を唯一の密度信号に処理すること
によって解決される。
【0011】本発明による方法の他の有利な構成は、特
許請求の範囲の請求項2から7に記載した。更に、この
課題は本発明による装置にあって、受光器が、多数の連
続体の高さ位置における連続体密度を検出するためのか
つ相当する測定信号を形成するための多数の列状に設け
られているレントゲン線検出器を備えたリニアアレイと
して構成されていること、および評価機構が測定信号を
密度信号に処理するように構成されていることによって
解決される。
【0012】本発明による装置の他の有利な構成は特許
請求の範囲の請求項8から14に記載した。
【0013】
【発明の実施の形態】図1は本発明によるたばこ加工産
業における繊維連続体の密度を測定するための装置の原
理を示した図である。参照符号1で連続的に移動するシ
ガレット連続体を示した。このシガレット連続体はシガ
レット被覆紙から成る被覆2とたばこ繊維から成る充填
部3を有している。この連続体はたばこ加工産業におけ
るフイルタ連続体であっても、或いはシガリロ、葉巻、
両切たばこ等を製造するための連続体であってもよい。
【0014】この連続体は長手方向で、即ち図1の図面
の面に対してほぼ垂直方向で、図面には詳細に図示して
いないシガレット連続体製造機、例えば本出願人の製作
にかかわるProtos100型、の移送区間に沿って
移送され、その際測定ステーション4内で、レントゲン
線に対して透過性のチューブ6を通過する。このチュー
ブは例えば薄いアルミニウム板或いはチタン板から成
る。しかし特に、チューブの材料として肉厚約0,2m
mのポリカーボネート(PC)、例えばバイエル社の
“MACROLON”、或いはポリエチレンエーテルケ
トン(PEEK)が使用される。図面は寸法通りに描か
れておらず、従ってチューブ6の肉厚は厚過ぎるように
見える。
【0015】レントゲン線源7はレントゲン線8を照射
する。図1にはこのレントゲン線は理想的な状態で描か
れている。実際は、レントゲン線はレントゲン線源から
平行に照射されてはいない。レントゲン線8が絞り9と
9aにより制限されることにより、これらの絞りにより
形成される間隙11と11aにより或る放射線割合が連
続体を透過し、この放射線割合の照射経過は少なくとも
測定目的には十分な量で殆ど平行な照射経過をたどる。
レントゲン線源としては産業用レントゲン装置である、
例えばドイツ連邦共和国 D−22926 アーレンス
ブルク在Rich.Seifert & Co.社の製
造にかかわる標準焦点レントゲンチューブを備えている
MF1−30−2型が使用される。
【0016】レントゲン線の強度の測定は、間隙11a
の後方に設けられているレントゲン線受光器12により
行なわれる。このレントゲン線受光器12は、多数のレ
ントゲン線検出器14.1〜14.nを備えているリニ
アアレイ13として形成されており、これらのレントゲ
ン線検出器はリニアアレイ13内に一列に相前後して設
けられている。nはリニアアレイ13内に設けられてい
るレントゲン線検出器14の総数である。図1に図示し
た実施の形態にあっては、n=11である。特に、リニ
アアレイ13内にこのようなレントゲン線検出器、例え
ばCRYSTAL社製のCXM−HS03−16Kを1
6個使用するのが有利である。
【0017】iは1とn間の連続した番号である。レン
トゲン線検出器のレントゲン線に対して感受性の面は例
えば1mmの丈と−即ち連続体方向に対して横方向で見
て−、4mmの幅と−即ち連続体方向で見て−とを備え
ている。間隙11と11aはほぼレントゲン線検出器1
4と等しい幅を有している。レントゲン線検出器14.
1〜14.nはすべて別個に評価機構16に接続されて
おり、これらの評価機構はレントゲン線検出器から発せ
られる測定信号を密度信号17に処理し、この密度信号
は連続体密度を調整するための機器の制御機構18に与
えられる。このような機器はシガレット連続体製造機に
あっては例え過剰量のばたばこを取去るための装置であ
り、この装置によりシガレット連続体中に達するたばこ
の量が調整される。このような機器は公知であり、ここ
では詳細に説明しない。
【0018】リニアアレイ13は連続体自体を透過する
レントゲン線の強度を検出する検出器以外に、少なくと
も一つの付加的なレントゲン線検出器14.2を備えて
おり、このレントゲン線検出器はレントゲン線の連続体
を透過しない部分を検出する。このレントゲン線検出器
の測定信号S2 は参照信号として評価機構16内で処理
される。リニアアレイ13は更に、少なくとももう一つ
のレントゲン線検出器14.1を備えており、このレン
トゲン線検出器はレントゲン線源7から到来する放射線
を絶えず遮蔽する。このもう一つのレントゲン線検出器
14.1はその暗流に相当する信号S1 を絶えず発生
し、この信号は検出器内のドリフト現象を補正するため
に評価機構16で利用される。図面には付加的なレント
ゲン線検出器とこのもう一つのレントゲン線検出器のみ
を図示した。それぞれ多数の検出器が緩衝されないレン
トゲン線を受光し、その暗流に相当する信号を発生する
ように構成された際、測定は更に改善されかつ信頼性に
富むものとなる。
【0019】レントゲン線検出器14.1〜14.nに
より与えられた測定信号S1 からS n を処理する際の評
価機構16の作業様式を図2に示した機能ブロック図を
基として以下に説明する。連続体密度測定を準備するた
めに、測定装置の目盛りを調節するする。この目的のた
め、レントゲン線源7を遮断するか或いは図示していな
いシャッターにより受光器12に対して遮蔽する。ここ
で、レントゲン線検出器14.1〜14.nの測定信号
1 〜Sn はその暗流を現示する。レントゲン線源が遮
断され或いは受光器が遮蔽された際得られる信号S1
n も、暗信号として記録される。レントゲン線検出器
14.2〜14.nの暗信号は、認知を更に良好にする
ためにSD で示されるレントゲン線検出器14.1の暗
信号で補正値jD,2 〜jD,nに処理され、この値は後に
使用する目的で、密度測定の際、評価機構16の記憶領
域19.2〜19.n内に定数として記憶される。引続
きレントゲン線源7が接続されると共に、連続体の存在
していない状態での光線の完全な強度にあって、レント
ゲン線検出器の電流が測定される。レントゲン線検出器
14.2〜14.nのその際生じた測定信号S2 〜Sn
は参照測定値である。この参照測定値S 3 からSn は参
照測定値としての認知を更に良好にするためにSo で示
される付加的なレントゲン線検出器14.2の参照測定
値S2 で補正値jo,3 〜jo,n に処理され、この値は評
価機構16の記憶領域21.3〜21.n内で定数とし
て記憶される。
【0020】密度測定のため、連続体1は測定ステーシ
ョン12内のチューブ6内を通過し、このチューブはレ
ントゲン線検出器に当たる光線をその密度に相応して弱
める。密度に相応して弱められた光線の強度はレントゲ
ン線検出器14.3〜14.nで把握され、これらのレ
ントゲン線検出器は相応する測定信号S3 〜Sn を評価
機構16に与える。この評価機構はこの測定信号を機能
ブロック22.3〜22.n内でレントゲン線検出器1
4.3〜14.nの暗流に相当する、記憶されている補
正値jD,3 〜jD,n で処理する。これらの補正値自体は
計算機構24.3〜24.n内でレントゲン線に対して
絶えず遮蔽されているレントゲン線検出器14.1のそ
の都度のその時点での暗信号SD に依存して修正され、
これによりレントゲン線検出器内で生じるドリフト現象
の補正が行なわれる。従って、レントゲン線検出器の老
化過程の作用或いはレントゲン線検出器の特有の熱変動
の作用が確実に阻止される。比較器22.3〜22.n
は後方に接続されている計算機構23.3〜23.nに
修正された測定信号S3,K 〜Sn,K を与える。これらの
測定信号は、連続体を透過した後レントゲン線検出器1
4.3〜14.nに当たるレントゲン線を現示し、この
レントゲン線は当該レントゲン線検出器によってその都
度検出された連続体の高さ位置における連続体密度に相
当する。
【0021】同時に計算機構23.3〜23.nに参照
信号l3,K 〜ln,K が与えられる。この参照信号は記憶
領域21.3〜21.n内に記憶されている参照値j
o,3 〜jo,n から得られる。これらの参照値は補正機構
25.3〜25.n内で、絶えず完全なレントゲン線に
より照射されているレントゲン線検出器14.2のその
時点での参照測定信号S2 もしくはSO に依存して修正
される。補正機構24.2内で絶えず遮蔽されている受
光器14.1の暗信号SD に依存して修正され、記憶領
域19.2内で定数として記憶されているレントゲン線
検出器14.2の参照値jD,2 と比較機構22.2内で
比較が行なわれることにより、修正信号S 2,K が形成さ
れる。この修正信号は修正機構25.3〜25.n内で
参照値jo, 3 〜jo,n を修正するために利用される。こ
うして、レントゲン線源7の弱められることのない強度
が絶えず受光され、その測定信号S2 が永続的なその時
点での参照信号SO である付加的なレントゲン線検出器
14.2を使用することにより、およびレントゲン線源
7に対して絶えず遮蔽されていてかつ常に補正信号とし
の暗信号SD を与える別のレントゲン線検出器14.1
を使用することにより、レントゲン線源7の強度変動、
レントゲン線検出器の温度変動および老化現象に左右さ
れることのない密度測定が達せられる。
【0022】修正されたS3,K 〜Sn,K は計算機構2
3.3〜23.n内でそれぞれ修正された参照信号l
3,K 〜ln,K で別個の密度信号D3 〜Dn に処理され、
これらの信号はそれぞれ所属する連続体の高さ位置にお
ける密度を現示する。これは参照信号と修正された測定
信号の比(商)を対数計算することによって行なわれ
る。これによって得られる別個の密度信号D3 〜Dn
足し算機構26内で足し算され、密度信号17として接
続されている制御機構18に与えられる。場合によって
は、別個の密度信号D3 〜Dn の平均値が連続体の密度
を現示する密度信号として形成される。計算機構23に
おける個々の測定値の対数計算は積分された密度値の現
今一般的な対数計算に比して、その時点において照射さ
れた連続体部分内の密度に関する、数学的に修正され
た、従って信頼性に富む正確な情報が得られると言う利
点が得られる。
【0023】本発明による他の可能性は、参照信号とそ
れに所属する修正された測定信号のの商が先ず掛け算さ
れ、こうして形成された積が対数計算され、これにより
所望の密度信号が得られることである。レントゲン線検
出器の光線に敏感な面の伸びは特に極めて僅かである。
即ち、現在では、その光線に敏感な面が連続体の長手方
向で約4mmであり、連続体に対して横方向で約1mm
であるレントゲン線検出器が優れている。従って、個々
のレントゲン線検出器は、密度が少なくともほぼ均一で
あると見なすことができる、極めて伸びの小さい連続体
部分を把握する。これは測定結果の精度に著しく寄与す
る。何故なら、個々の強度の対数計算が数学的に正しい
評価機構であり、従って結果の悪化が阻止されるからで
ある。更に、レントゲン線検出器のこの形成が高度の解
析力となるからである。
【0024】レントゲン線の軟らかな光線部分が物質を
透過することによりより著しく吸収されて硬化した光線
となり、従って硬化したレントゲン線の比較的大きな割
合が物質を透過する。この現象は“レントゲン線の硬
化”と称されている。或る照射された物質にとって、測
定された強度(密度信号)に経験的に補正値が所属して
いる。この修正値は密度信号に対する“硬化”の影響を
補正する。このことは本発明による連続体の密度測定を
より良好なものにする。
【0025】
【発明の効果】本発明により、高い解像力の極めて迅速
なかつ正確な密度測定が達せられると言う利点が得られ
る。その際、レントゲン線検出器のドリフト現象或いは
光線源の強度変動が測定結果に影響を与えないと言うこ
とが保証される。即ち、本発明は極めて信頼性に富んだ
連続体の密度測定を提供する。この密度測定にあって
は、放射性のベータ光線源に起因する安全技術上の困難
は生じない。安全技術上に要する経費も僅かで済む。本
発明によるレントゲン線測定ヘッドの寸法は放射線によ
る測定ヘッドの寸法に適合させることが可能であり、従
ってこの測定ヘッドは既存の機械においてレントゲン線
測定ヘッドと交換可能である。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明による測定装置の原理図である。
【図2】測定値の評価のための回路ブロック図である。
【符号の説明】
1 シガレット連続体 2 シガレット被覆紙 3 充填部 4 測定ステーション 6 チューブ 7 レントゲン線源 8 レントゲン線 9,9a 絞り 11,11a 間隙 12 受光器 13 リニアアレイ 14 14.1〜14.n レントゲン線検出器 16 評価機構 17 密度信号 18 制御機構 19.2-19.n 記憶領域 21.3-21.n 記憶領域 22.2-22.n 比較段 23.3-23.n 計算段 24.2-24.n 計算段 25.3-25.n 修正段 26 足し算段
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 アンドレアス・ノアック ドイツ連邦共和国、22159 ハムブルク、 エベルスライエ、102 (72)発明者 マッテイアス・オーベラート ドイツ連邦共和国、21033 ハムブルク、 フオッケンヴアイデ、18

Claims (14)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項01】 連続体を透過するレントゲン線の強度
    を検出し、この強度に相当する測定信号を形成し、この
    測定信号を連続体の密度を現示する密度信号に処理して
    行う、たばこ加工産業における繊維連続体、特にシガレ
    ット連続体の密度を測定するための方法において、連続
    体を透過するレントゲン線の強度を多数の連続体の高さ
    位置において別個に検出すること、検出されて強度に相
    応する測定信号を形成すること、およびすべての測定信
    号を唯一の密度信号に処理することを特徴とするたばこ
    加工産業における繊維連続体の密度を測定するための方
    法。
  2. 【請求項02】 看過し得る密度不均一性もった連続体
    部分を透過する連続体の高さ位置の各々においてレント
    ゲン線の一部分を検出することを特徴とする請求項1に
    記載の方法。
  3. 【請求項03】 レントゲン線の連続体を透過しない部
    分の強度を付加的に参照光線として別個に検出し、相当
    する信号を参照信号として形成すること、およびこの参
    照信号を測定信号と共に密度信号に処理することを特徴
    とする請求項1或いは2に記載の方法。
  4. 【請求項04】 測定信号を総計することにより密度信
    号に処理すること特徴とする請求項1から3までのいず
    れか一つに記載の方法。
  5. 【請求項05】 測定信号を総計する以前に対数計算す
    ることを特徴とする請求項1から4までのいずれか一つ
    に記載の方法。
  6. 【請求項06】 測定信号を掛け算し、積を対数計算す
    ることを特徴とする請求項1から4までのいずれか一つ
    に記載の方法。
  7. 【請求項07】 少なくとも一つのレントゲン線検出器
    をレントゲン線に対して遮蔽すること、遮蔽された検出
    器の暗流を検出し、相当する暗信号を形成すること、お
    よびこの暗信号を他の測定信号から密度信号を形成する
    際にドリフト要素を補正するために利用することを特徴
    とする請求項1から6までのいずれか一つに記載の方
    法。
  8. 【請求項08】 レントゲン線源と連続体案内部内を移
    動する連続体を透過するレントゲン線を検出するための
    および相当する測定信号を形成するための、レントゲン
    線源方向に整向されて対置されている受光器とを備えて
    いてかつ連続体案内部に所属している測定ステーション
    と、上記受光器と結合されていてかつ測定信号を連続体
    密度を現示する密度信号に処理するための評価機構とを
    備えている、たばこ加工産業における繊維連続体、特に
    シガレット連続体の密度を測定するための装置におい
    て、受光器(12)が、多数の連続体の高さ位置におけ
    る連続体密度を検出するためのかつ相当する測定信号
    (S1 からSn )を形成するための多数の列状に設けら
    れているレントゲン線検出器(14.1から14.n)
    を備えたリニアアレイ(13)として構成されているこ
    と、および評価機構(16)が測定信号を密度信号(1
    7)に処理するように構成されていることを特徴とする
    たばこ加工産業における繊維連続体、特にシガレット連
    続体の密度を測定するための装置。
  9. 【請求項09】 リニアアレイ(13)が少なくとも一
    つの付加的なレントゲン線検出器(14.2)を備えて
    おり、このレントゲン線検出器がレントゲン線の連続体
    (1)を透過しない部分を検出し、相当する測定信号
    (S2 )を参照信号(S0 )として形成するように構成
    されていること、および評価機構(16)が測定信号
    (S3 〜Sn )をこの参照信号(S0 )に依存して修正
    するように構成されていることを特徴とする請求項8に
    記載の装置。
  10. 【請求項10】 リニアアレイ(13)が少なくともも
    う一つのレントゲン線検出器(14.1)を備えてお
    り、このレントゲン線検出器がレントゲン線(8)に対
    して遮蔽されており、その暗流に相当する暗信号
    (SD )を形成するように構成されていること、および
    評価機構(16)が測定信号(S3 〜Sn )および/ま
    たは参照信号(S0 )をこの暗信号(SD )に依存して
    ドリフト要素を補正するために修正するように構成され
    ていることを特徴とする請求項8或いは9に記載の装
    置。
  11. 【請求項11】 評価機構(16)が連続体(1)を透
    過するレントゲン線を検出する検出器(14.3〜1
    4.n)の測定信号(S3 〜Sn )から総計を形成し、
    かつこの総計を繊維連続体の密度を現示する密度信号
    (17)に処理するように構成されていることを特徴と
    する請求項8から10までのいずれか一つに記載の装
    置。
  12. 【請求項12】 評価機構(16)が繊維連続体(1)
    を透過するレントゲン線を検出する少なくとも検出器
    (14.3〜14.n)の測定信号を総計を形成する以
    前に対数計算により形成するように構成されていること
    を特徴とする請求項8から11までのいずれか一つに記
    載の装置。
  13. 【請求項13】 評価機構(16)が繊維連続体(1)
    を透過するレントゲン線を検出する少なくとも検出器
    (14.3〜14.n)の測定信号を掛け算し、その積
    を対数計算により形成するように構成されていることを
    特徴とする請求項8から11までのいずれか一つに記載
    の装置。
  14. 【請求項14】 リニアアレイ(13)のレントゲン線
    検出器(14.1〜14.n)が、各々の検出器により
    検出される連続体領域の密度を本質的に均一に現示する
    ように小型に形成されていることを特徴とする請求項8
    から13までのいずれか一つに記載の装置。
JP9030832A 1996-02-15 1997-02-14 たばこ加工産業における繊維連続体の密度を測定するための方法および装置 Withdrawn JPH09224632A (ja)

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