JPH0511879B2 - - Google Patents

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JPH0511879B2
JPH0511879B2 JP62002915A JP291587A JPH0511879B2 JP H0511879 B2 JPH0511879 B2 JP H0511879B2 JP 62002915 A JP62002915 A JP 62002915A JP 291587 A JP291587 A JP 291587A JP H0511879 B2 JPH0511879 B2 JP H0511879B2
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JP
Japan
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nuclear fuel
fuel rod
pellets
gadolinia
uranium
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JP62002915A
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English (en)
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Yoshitaka Yaginuma
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Mitsubishi Nuclear Fuel Co Ltd
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Mitsubishi Nuclear Fuel Co Ltd
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Publication date
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    • YGENERAL TAGGING OF NEW TECHNOLOGICAL DEVELOPMENTS; GENERAL TAGGING OF CROSS-SECTIONAL TECHNOLOGIES SPANNING OVER SEVERAL SECTIONS OF THE IPC; TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
    • Y02TECHNOLOGIES OR APPLICATIONS FOR MITIGATION OR ADAPTATION AGAINST CLIMATE CHANGE
    • Y02EREDUCTION OF GREENHOUSE GAS [GHG] EMISSIONS, RELATED TO ENERGY GENERATION, TRANSMISSION OR DISTRIBUTION
    • Y02E30/00Energy generation of nuclear origin
    • Y02E30/30Nuclear fission reactors

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  • Investigating Or Analyzing Materials By The Use Of Magnetic Means (AREA)
  • Monitoring And Testing Of Nuclear Reactors (AREA)
  • Analysing Materials By The Use Of Radiation (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】 「産業上の利用分野」 この発明は、ガドリニア(Gd2O3)が添加され
た二酸化ウラン(UO2)核燃料ペレツト(以下、
ペレツトと略称する)を内部に充填してなる核燃
料棒の、前記ペレツトのウラン(235U)濃縮度、
およびガドリニア(Gd2O3)濃度の分布を測定す
る核燃料棒の非破壊検査装置に関する。
「従来の技術」 例えば、発電用原子炉の炉心内部に収納される
核燃料棒は、第3図に示すように、燃料被覆管1
と、その内部に充填された複数個のペレツト2…
と、ペレツト2を押さえるコイルバネ3と、燃料
被覆管2の両端を封止する端栓T1およびT2とか
ら構成されている。上記ペレツト2は、二酸化ウ
ランを円柱状に焼結してなるものであるが、発熱
分布の均一化等の目的で、中性子吸収材であるガ
ドリニウム(Gd)の酸化物のガドリニア
(Gd2O3)が添加される場合がある。
この種の核燃料棒Aの製造工程の最終段階にお
いては、核燃料棒A内部に充填されたペレツト2
…のウラン濃縮度およびガドリニア濃度の分布を
測定し、これらウラン濃縮度およびガドリニア濃
度が規定の範囲内であるか否かを検査する必要が
ある。
ここで、従来、ペレツト2…にガドリニアが添
加されていない場合、核燃料棒A内に充填された
ペレツト2…のウラン濃縮度の測定は、γ(ガン
マ)線走査装置が用いられていた。このγ線走査
装置は、中性子線源を格納した照射室と、γ線測
定装置と照射室とγ線測定装置の間において核燃
料棒Aを移送する搬送装置と、γ線測定装置によ
つて測定されたγ線量に基づいて、ウラン
235U)の量を算出する演算処理装置などから構
成され、中性子線源から放出された中性子を減速
させて核燃料棒A内のペレツト2に照射し、この
ペレツト2のウランに微量の核分裂を発生させ、
この際、放出される遅発γ線の量をγ線測定装置
で測定することにより、ウランの量、すなわちウ
ラン濃縮度が測定されるようになつている。
一方、ペレツト2…にガドリニアが添加されて
いる場合、核燃料棒A内に充填されたペレツト2
…のガドリニア濃度を測定する方法としては、ペ
レツト2に生じる渦電流がガドリニア濃度に依存
していることに着目し、核燃料棒Aが貫通するよ
うに検査コイルを配置し、この検査コイルに交流
電圧を供給し、この際、前記検査コイルに生じる
インピーダンス変化に基づいてペレツト2に生じ
る渦電流を測定する渦電流測定法が知られてい
る。
「発明が解決しようとする問題点」 ところで、従来は、核燃料棒Aの内部に充填さ
れたペレツト2…にガドリニアが添加されている
場合、ペレツト2…のウラン濃縮度とガドリニア
濃度は、ガンマ線走査装置と渦電流測定装置によ
つて別々に測定していた。この場合、ウラン濃縮
度を測定する場合においては、ガドリニア濃度の
分布が均一でかつウラン量を一定と仮定し、逆に
ガドリニア濃度の測定を行う場合においては、ウ
ラン濃度の分布が一定と仮定して測定を行つてい
た。しかしながら、ガドリニアが添加されたペレ
ツト2は、ガドリニアと二酸化ウランの混合物で
あり、二酸化ウランは、数%のウラン(235U)を
含有しており、したがつて、ガドリニア濃度が変
動すると相対的に二酸化ウラン分布が変わるた
め、ウラン濃縮度が同じであつても、γ線走査装
置の測定データが変動しウラン濃縮度が変化して
いるように表れる。また同様に、ウラン濃縮度が
変動すると、ウラン自体常磁性体であるため、渦
電流測定装置の測定データが変動してしまう。
そこで、γ線走査装置の測定データと、渦電流
測定装置の測定データを、演算処理装置内のデー
タ処理過程において、互いに補正することが考え
られる。しかしながら、γ線走査装置によるウラ
ン濃縮度の測定と、渦電流測定装置によるガドリ
ニア濃度の測定とを別々に行つていたため、これ
ら両者の測定スピードやサンプリングタイミング
を一致させることが極めて困難であり、これによ
り、サンプリング位置にずれが生じ、互いに補正
する測定データ間に位置的なずれが生じ、この結
果、補正演算後の測定データにモアレ現象が生じ
てしまう。すなわち、ウラン濃縮度とガドリニア
濃度の2種類の測定データのサンプリング位置が
一致していない場合、これら2種類の測定データ
が互いに対応せず、このような検出位置がずれて
いるような2種類の測定データに対して補正演算
を施すと、相殺効果や相乗効果が生じて、補正演
算後の測定データが過度に大となつたり、小とな
つたりして、いわゆるモアレ現象が生じ、補正演
算後の測定データに誤差が生じてしまう。
この発明は上述した事情に鑑みてなされたもの
で、核燃料棒内に充填されたペレツトのウラン濃
縮度とガドリニア濃度の分布を1回の走査で正確
に測定することができる核燃料棒の非破壊検査装
置を提供することを目的としている。
「問題点を解決するための手段」 この発明は、核燃料ペレツトが充填された核燃
料棒を移送する搬送手段と、この搬送手段に沿つ
て配設され、前記核燃料棒内の核燃料ペレツトに
生じる渦電流を測定する第1の測定手段と、前記
第1の測定手段から前記搬送手段に沿つて所定距
離隔てて配設され、前記核燃料棒内の核燃料ペレ
ツトから放出されるγ線量を測定する第2の測定
手段と、前記第1および第2の測定手段の各測定
結果と、あらかじめ求められている係数とによ
り、各測定量間の干渉を補正して、前記核燃料棒
内の燃料ペレツトのウラン濃縮度およびガドリニ
ア濃度を算出する演算手段とを具備することを特
徴としている。
「作用」 核燃料棒が搬送手段によつて移送されるのに伴
つて、第1の測定手段と第2の測定手段によつて
各々得られる測定結果が順次演算手段へ供給さ
れ、この演算手段において、核燃料棒内に装填さ
れた核燃料ペレツトのガドリニア濃度とウラン濃
縮度が順次算出される。この場合、第1の測定手
段が第2の測定手段に対して所定距離隔てて配置
されており、これらの位置関係が常に一定となつ
ているので、演算手段による演算処理過程におい
て、第1の測定手段と第2の測定手段によつて
各々得られた測定結果の相対的時間遅れを補正す
ることにより、核燃料棒内に充填されたペレツト
のウラン濃縮度とガドリニア濃度の分布を1回の
操作で正確に測定することができる。
「実施例」 以下、図面を参照し、この発明の実施例につい
て説明する。
第1図はこの発明の一実施例の構成を示すブロ
ツク図である。
この図において、4は搬送路に沿つて設けられ
た搬送装置であり、水平軸5a,5a…によつて
各々回転自在に支持されたローラ5,5…と、こ
れらローラ5,5…に掛けられたベルト6と、ロ
ーラ5を定速回転駆動するモータMとから構成さ
れており、ベルト6上に載せられた核燃料棒Aを
矢印F方向へ移送する。この搬送装置4の中央部
には、ベルト6を下方に付勢する押さえローラ5
b,5bが設けられており、これにより凹部4a
が形成されている。この凹部4aの上方は、検出
コイル7およびγ線検出器12が、核燃料棒Aの
移動方向Fへ所定距離Lだけ隔てた状態で、かつ
ベルト6上に載せられて移動する核燃料棒Aが貫
通し得るように各々配置されている。また、S1
核燃料棒Aの前端がγ線検出器12に到達したこ
とを検出するセンサであり、S2は核燃料棒Aの後
端が検出コイル7を通過したことを検出するセン
サであり、これらセンサS1およびS2の検出信号は
演算処理装置15に供給される。
上記検出コイル7は渦電流測定装置8に接続さ
れている。この渦電流測定装置8は検出コイル7
に高周波電流を供給する発振回路と、検出コイル
7のインピーダンス変化を検出する検出回路等か
ら構成されており、核燃料棒Aの内部に充填され
たペレツト2のガドリニア濃度に対応した検出信
号Eを出力する。すなわち、ペレツト2の透磁率
はガドリニア濃度によつて変化するため、検出コ
イル7のインピーダンスはガドリニア濃度に応じ
て変化する。例えば、核燃料棒Aが検出コイル7
の中央部を通過する過程において、渦電流測定装
置8から出力される検出信号Eは第2図イに示す
ように変化する。この図において、ガドリニアが
8%添加されたペレツト2に対しては、検出信号
Eのレベルがl1となり、ガドリニアが12%添加さ
れたペレツト2に対しては検出信号Eのレベルが
l2となり、また、ガドリニアを全く含まないUO2
ペレツト2に対しては検出信号Eのレベルがl3
なる。
一方、上記γ線検出器12は、核燃料棒Aの内
部に充填されたペレツト2のウラン(235U)に対
応した検出信号Pを出力する。すなわち、ペレツ
ト2から自然放出されるγ線の内ウラン(235U)
からの特性γ線のを検出信号Pに変換する。例え
ば、核燃料棒Aがγ線検出器12の中央部を通過
する過程において、このγ検出器12から出力さ
れる検出信号Pは第2図ロおよびハに示すように
変化する。
第2図ハにおいて、ウラン(235U)濃縮度が3
%のペレツト2に対しては、検出信号Pのレベル
がl7となり、ウラン濃縮度が1.8%のペレツト2に
対しては検出信号Pのレベルがl9となり、ウラン
濃縮度3.6%のペレツト2に対しては検出信号P
のレベルl8となる。しかし、ウラン濃縮度が一定
でもガドリニア濃度が第2図イのように変化する
とγ線検出器の検出信号Pは第2図ロに示すよう
に変化する。
上記渦電流測定回路8およびγ線検出器12か
ら各々出力された検出信号EおよびPは、A/D
コンバータ14aおよび14bに各々供給され
る。これらA/Dコンバータ14aおよび14b
は、供給された検出信号EおよびPを、順次所定
のサンプリング周期でサンプリングした後、デジ
タル信号に変換し、これにより得られた検出デー
タEDおよびPDを、演算制御装置15へ各々供給
する。演算処理装置15はCPU(中央処理装置)
と、このCPUで用いられるプログラムが格納さ
れたROM(リードオンリメモリ)と、データ一
時保持用のRAM(ランダムアクセスメモリ)と、
入出力インターフエイス等によつて構成されてい
る。この演算処理装置15は、核燃料棒Aの前端
がγ線検出器12に達したことをセンサS1の検出
信号に基づいて検知した時点で演算処理動作を開
始し、以降、A/Dコンバータ14aおよび14
bから順次供給される検出データEDおよびPDに
基づいて、ウラン濃縮度と、ガドリニア濃度を逐
一算出する。この場合、A/Dコンバータ14a
から順次供給される検出データEDのデータ列を
ED1,ED2,…,EDo,EDo+1,…とし、A/D
コンバータ14bから順次供給される検出データ
PDのデータ列をPD1,PD2,…,PDo,PDo+1
…とした場合、演算処理装置15は、まず検出デ
ータPDoとED1に基づいてウラン濃縮度とガドリ
ニア濃度を算出し、次いで検出データPDo+1
ED2に基づいてウラン濃縮度とガドリニア濃度を
算出し、このように、検出データEDとPDを常に
n個分だけずらして組み合わせてウラン濃縮度と
ガドリニア濃度を算出する。ここで、上記nの値
は、検出コイル7とγ線検出器12との間の所定
距離Lに対応して適宜設定する。これにより、検
出信号Pに対する検出信号Eの相対的時間遅れが
補正される、また、演算処理装置15は算出した
ウラン濃縮度と、ガドリニア濃度の各データを
RAMの所定の記憶領域に順次格納すると共にデ
ジタル記録装置16に順次供給する。このデジタ
ル記録装置16は、演算処理装置15から供給さ
れるウラン濃縮度およびガドリニア濃度の分布
を、記録紙上に順次描くものである。また、演算
処理装置15は、核燃料棒Aの後端が検出コイル
7を通過したことをセンサS2の検出信号に基づい
て検知した時点で、RAM内の所定の記憶領域に
一時格納したウラン濃縮度およびガドリニア濃度
の各データから、最大値、最小値および平均値の
データを各々算出し、これらの各データを外部記
憶装置17に供給して記憶させる。また、18は
ウラン濃縮度異常表示用ランプ、ガドリニア濃度
異常表示用ランプおよび警報ブザーが設けられた
異常表示装置であり、演算処理装置15によつて
算出されたウラン濃縮度およびガドリニア濃度を
常時監視しており、ウラン濃縮度が規定の範囲内
を逸脱した場合、およびガドリニア濃度が規定の
範囲内を逸脱した場合に、各表示ランプを点灯
し、さらにブザーを鳴動して、異常を作業員に知
らせるようになつている。
ここで、演算処理装置15によるウラン濃縮度
およびガドリニア濃度の演算処理過程について説
明する。
まず、ガドリニア含有ペレツト2においては、 Gd2O3(%)=Gd2O3×100/UO2+Gd2O3(%) ……(1)235 U(%)=235U/U×100(%)=235UO2/UO2 ×100(%) ……(2) である。
そして、γ線検出器12の検出信号Pは、235U
の含有量に比例するため、次のように近似でき
る。
P∝(235U(%))∝(UO2(%))∝(1− Gd2O3(%)/100) ……(3) また、渦電流測定装置8の検出信号Eは、次の
ように示される。
E∝(Gd2O3(%)+k・UO2(%)) ……(4) したがつて、上記(1)〜(4)式から明らかなよう
に、 Gd2O3(%)=k11・E−k12・P+β1 ……(5)235 U(%)=k21・P/(1−Gd2O3(%)/100)+β2 ……(6) で近似される。
そして、予め人為的に設定した同一形状の標準
レベルのウラン濃縮度およびガドリニア濃度を有
する複数の標準サンプルのペレツト2から得られ
る検出信号PおよびEから、上記(5),(6)式の相互
補正係数k11,k12,k21,β1,β2を実験的に求め
ておく。これら相互補正係数k11,k12,k21,β1
β2が決定した後においては、検出信号PおよびE
を上記(5)式に代入することにより、ガドリニア濃
度Gd2O3(%)が算出され、また算出したガドリ
ニア濃度Gd2O3(%)と検出信号Pを(6)式に代入
することにより、ウラン濃縮度235U(%)が算出
される。
以上の構成において、核燃料棒Aが前端がγ線
検出器12の近傍に到達すると、これがセンサS1
によつて検出され、演算処理装置15が動作を開
始する。以降、核燃料棒Aが搬送装置4によつて
移送されるのに伴つて、渦電流測定装置8および
γ線検出器12から検出信号EおよびPが各々出
力され、これら検出信号EおよびPがA/Dコン
バータ14で順次検出データEDおよびPDに変換
され、演算処理装置15へ供給される、この場
合、核燃料棒Aのある箇所に関して、渦電流測定
装置8から得られる検出信号Eは、γ線検出器1
2から得られる検出信号Pから、第1図に示す所
定距離Lに対応した時間だけ常に遅れて供給され
る。そこで、演算処理装置15は、上述した時間
遅れに対する補正を行つた後、上記(5),(6)式の補
正演算を行い、ウラン濃縮度およびガドリニア濃
度を算出する。このようにして順次算出されたウ
ラン濃縮度とガドリニア濃度の各データは、
RAM内に一時格納されると共に、デジタル記録
装置16へ順次供給され、これにより、ウラン濃
縮度とガドリニア濃度の分布がデジタル記録装置
16によつて記録紙上に描かれる。また、核燃料
棒Aの後端が検出コイル7を通過すると、これが
センサS2によつて検出され、これにより、演算処
理装置15は、RAMに一時格納したウラン濃縮
度およびガドリニア濃度の各データから、最大
値、最小値および平均値のデータを各々算出し、
これらの各データを外部記憶装置17に供給して
記憶させる。
「発明の効果」 以上説明したように、この発明によれば、核燃
料ペレツトが充填された核燃料棒を移送する搬送
手段と、この搬送手段に沿つて配設され、前記核
燃料棒内の核燃料ペレツトに生じる渦電流を測定
する第1の測定手段と、前記第1の測定手段から
前記搬送手段に沿つて所定距離隔てて配設され、
前記核燃料棒内の核燃料ペレツトから放出される
γ線量を測定する第2の測定手段と、前記第1お
よび第2の測定手段の各測定結果と、あらかじめ
求められている係数とにより、各測定量間の干渉
を補正して、前記核燃料棒内の燃料ペレツトのウ
ラン濃縮度およびガドリニア濃度を算出する演算
手段とを設けたので、演算手段による演算処理過
程において、第1の測定手段と第2の測定手段に
よつて各々得られる測定結果の相対的時間遅れを
補正することにより、核燃料棒内に充填されたペ
レツトのウラン濃縮度とガドリニア濃度の分布を
1回の操作で正確に測定することができるという
効果が得られる。
【図面の簡単な説明】
第1図はこの発明の一実施例の構成を示すブロ
ツク図、第2図イは同実施例の渦電流測定装置8
から出力される検出信号Eとガドリニア濃度との
関係を説明するためのグラフ、第2図ロおよびハ
は同実施例のγ線検出器12から出力される検出
信号Pとウラン濃縮度との関係を説明するための
グラフ、第3図は核燃料棒の一構成例を示す断面
図である。 A……核燃料棒、2……ペレツト、4……搬送
装置、7……検出コイル、8……渦電流測定装
置、12……γ線検出器、14a,14b……
A/Dコンバータ、15……演算処理装置。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 1 核燃料ペレツトが充填された核燃料棒を移送
    する搬送手段と、この搬送手段に沿つて配設さ
    れ、前記核燃料棒内の核燃料ペレツトに生じる渦
    電流を測定する第1の測定手段と、前記第1の測
    定手段から前記搬送手段に沿つて所定間隔隔てて
    配設され、前記核燃料棒内の核燃料ペレツトから
    放出されるγ線量を測定する第2の測定手段と、
    前記第1および第2の測定手段の各測定結果と、
    あらかじめ求められている係数とにより、各測定
    量間の干渉を補正して、前記核燃料棒内の燃料ペ
    レツトのウラン濃縮度およびガドリニア
    (Gd2O3)濃度を算出する演算手段とを具備する
    ことを特徴とする核燃料棒の非破壊検査装置。
JP62002915A 1987-01-09 1987-01-09 核燃料棒の非破壊検査装置 Granted JPS63171395A (ja)

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JP5020559B2 (ja) * 2006-07-19 2012-09-05 三菱原子燃料株式会社 燃料棒検査方法および燃料棒検査装置
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JPS59104594A (ja) * 1982-10-26 1984-06-16 ゼネラル・エレクトリック・カンパニイ 核燃料物質分析装置

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