JPH09223802A - 半導体装置及びその製造方法 - Google Patents

半導体装置及びその製造方法

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JPH09223802A
JPH09223802A JP8052511A JP5251196A JPH09223802A JP H09223802 A JPH09223802 A JP H09223802A JP 8052511 A JP8052511 A JP 8052511A JP 5251196 A JP5251196 A JP 5251196A JP H09223802 A JPH09223802 A JP H09223802A
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 SOI基板上の2つ以上のMOSFETにS
OI膜下のシリコン半導体基板側から夫々異なる電位の
バックバイアスを与えて2つ以上の異なる所望のしきい
値電圧の制御を可能とする半導体装置及びその製造方法
を提供する。 【解決手段】 SOI基板上に形成され2つ以上の異な
るしきい値電圧を持つMOSFET(T1、T2)の直
下の半導体基板1の表面領域に、各々が電気的に分離さ
れるように不純物拡散領域(61、62)を形成する。
この不純物拡散領域に各々異なる値の印加電圧を加えて
2つ以上の異なるMOSFETのしきい値電圧をバック
バイアス効果によって制御する。SOI膜3に形成され
たMOSFETの直下の半導体基板の不純物拡散領域
は、高加速電圧を印加することが可能なイオン注入装置
を用いてSOI膜を貫通するように導電性不純物のイオ
ン注入を行って形成される。本発明の半導体装置を半導
体メモリに用いることにより、その読み出し/書き込み
の高速化及び安定化を図ることができる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、半導体装置に係
り、とくにSOI(Silicon On Insulator) 構造を有す
る基板(以下、SOI基板という)の上に設けられた半
導体層(以下、SOI膜という)に形成されるMOSF
ETに関する。
【0002】
【従来の技術】SOI基板上のMOSFET素子(以
下、SOI素子という)は、通常のバルクシリコン半導
体基板上の素子と比較してジャンクション容量等の浮遊
容量が小さいため高速動作に優れており、近年さかんに
研究開発が行われている。SOI基板上のMOSFET
のしきい値電圧の制御にはバルク基板上のMOSFET
と同様、チャネル部への導電性不純物(チャネル不純
物)のイオン注入する方法が用いられ、そのドーズ量に
よってコントロールされている。しかし、SOI素子は
バルク素子(バルク半導体基板に形成されたMOSFE
Tなどの半導体素子)よりもチャネル不純物の濃度に強
く影響を受け、特にチャネル形成時にできるチャネル直
下の空乏層幅がチャネル不純物濃度によって変化するた
めそのチャネル直下の空乏層の影響による特性変化とし
きい値電圧の制御を両立させることが困難であった。
【0003】これを解決するためSOI基板上のMOS
FETは、SOI膜下のシリコン半導体基板の電位状態
によってMOSFETのしきい値電圧が変化するいわゆ
るSOI基板上のMOSFETの“バックバイアス効
果”を利用してしきい値電圧を制御する方法も試みられ
ているが、シリコン半導体基板には一律の電位しか与え
ることができないために、この方法で回路上の2つ以上
の異なるしきい値電圧を持つトランジスタを同時に制御
することは不可能であった。本発明は、このような事情
によりなされたものであり、SOI基板上の2つ以上の
MOSFETにSOI膜下のシリコン半導体基板側から
それぞれ異なる電位のバックバイアスを与えることによ
って2つ以上の異なる所望のしきい値電圧の制御を可能
とする半導体装置及びその製造方法を提供する。
【0004】
【課題を解決するための手段】本発明の半導体装置は、
SOI基板上に形成され、2つ以上の異なるしきい値電
圧を持つMOSFETの直下の半導体基板の表面領域
に、各々が電気的に分離されるように不純物拡散領域を
形成し、この不純物拡散領域に各々異なる値の印加電圧
を加えて2つ以上の異なるMOSFETのしきい値電圧
をバックバイアス効果によって制御することを特徴とす
る。SOI膜に形成されたMOSFETの直下の半導体
基板の不純物拡散領域は、高加速電圧を印加することが
可能なイオン注入装置を用いてSOI膜を貫通するよう
に導電性不純物のイオン注入を行って形成される。本発
明の半導体装置を半導体メモリに用いることにより、そ
の読み出し/書き込みの高速度化を図ることができる。
【0005】
【発明の実施の形態】以下、図面を参照して本発明の実
施の形態を説明する。まず、図1乃至図7および図16
を参照して第1の発明の実施の形態を説明する。図1
は、半導体装置の断面図、図2乃至図7は、図1に示す
半導体装置の製造工程断面図である。本発明のSOI基
板は、半導体基板1、半導体基板1上の絶縁膜2及びこ
の絶縁膜2の上に形成された単結晶の半導体層3(SO
I膜)から構成されている。SOI膜3には複数のMO
SFET(T1、T2)が形成されており、これらは素
子分離領域である酸化膜7によって分離されている。S
OI膜の素子領域に形成されている前記MOSFET
は、所定の距離を隔てて配置されたソース/ドレイン領
域10と、ソース/ドレイン領域10の間の上にゲート
酸化膜を介して形成されたゲート電極9から構成されて
いる。このMOSFETの直下の半導体基板1の表面領
域に導電性の不純物拡散領域6が形成されている。MO
SFET(T1)の直下には不純物拡散領域61が形成
され、MOSFET(T2)の直下には不純物拡散領域
62が形成されている。
【0006】半導体基板1には、コンタクト領域となる
p型高濃度不純物拡散領域15が形成され、不純物拡散
領域61には、コンタクト領域となるn型不純物拡散領
域141が形成され、不純物拡散領域62には、コンタ
クト領域となるn型不純物拡散領域142が形成されて
いる。MOSFET及び素子分離領域を被覆するように
これらの上に層間絶縁膜11が形成されている。層間絶
縁膜11にはアルミニウムなどの金属配線16が形成さ
れている。この金属配線16は、層間絶縁膜11及び素
子分離酸化膜7を通して形成された貫通孔を通して内部
のコンタクト領域15、141、142やソース/ドレ
イン領域10に電気的に接続している。不純物拡散領域
61のnコンタクト領域141には、金属配線161
が層間絶縁膜11と素子分離酸化膜7を貫通する貫通孔
を介して電気的に接続されている。MOSFET(T
1)のソース領域には、金属配線162が層間絶縁膜1
1を貫通する貫通孔を介して電気的に接続されている。
MOSFET(T1)のドレイン領域には、金属配線1
63が層間絶縁膜11を貫通する貫通孔を介して電気的
に接続されている。半導体基板1のpコンタクト領域
15には、金属配線164が層間絶縁膜11と素子分離
酸化膜7を貫通する貫通孔を介して電気的に接続されて
いる。
【0007】MOSFET(T2)のソース領域には、
金属配線165が層間絶縁膜11を貫通する貫通孔を介
して電気的に接続され、ドレイン領域には、金属配線1
66が層間絶縁膜11を貫通する貫通孔を介して電気的
に接続されている。不純物拡散領域62のnコンタク
ト領域142には、金属配線167が層間絶縁膜11と
素子分離酸化膜7を貫通する貫通孔を介して電気的に接
続されている。金属配線16は、保護絶縁膜17によっ
て被覆保護されている。この配線に電源電圧を印加する
端子は、保護絶縁膜17に形成した貫通孔を介して所定
の金属配線に接続されている。不純物拡散領域61に接
続されている金属配線161には、第1の電圧供給手段
18が接続されている。不純物拡散領域62に接続され
ている金属配線167には、第2の電圧供給手段19が
接続されている。半導体基板1の高濃度不純物拡散領域
15に接続されている金属配線164には、第3の電圧
供給手段20が接続されている。図1に示すように、M
OSFET(T1)が形成されている素子領域をA領域
とし、MOSFET(T2)が形成されている素子領域
をB領域とする。このような構造のSOI膜に形成され
たMOSFETには、図1のA領域の導電性不純物拡散
領域61とB領域の導電性不純物拡散領域62が電気的
に分離されているため、それぞれ独自の電位を印加する
ことが可能である。したがって、例えば、シリコン半導
体基板1に0V、A領域の導電性不純物拡散領域61に
1V、B領域の導電性不純物拡散領域に2Vというよう
にA領域及びB領域の導電性不純物拡散領域6(61、
62)にそれぞれ異なるバイアス電位を印加すれば、そ
の上に形成されているMOSFETには異なる“バック
バイアス”が印加されるので、A領域とB領域のMOS
FETはチャネル部が同じ不純物濃度に設定されている
にもかかわらず、異なるしきい値電圧を設定することが
可能となりチャネル不純物濃度の変化による寄生的なS
OI素子(MOSFET)の特性劣下を防ぐことができ
る。
【0008】次に、図2乃至図7を参照して本発明の半
導体装置の製造方法を説明する。まず、例えば、抵抗が
4〜6Ωcm程度のp型シリコン半導体基板上1の上に
100nm程度の厚さのSiO2 などからなる埋め込み
酸化膜2を形成する。この埋め込み酸化膜2の上に20
0nm程度の厚さのシリコン半導体層(SOI膜)3を
エピタキシャル成長させる。SOI基板は、これら半導
体基板1、埋め込み酸化膜2及びSOI膜3から構成さ
れている。次に、SOI膜3を10nm程度酸化して保
護酸化膜(SiO2 )4を形成する。保護酸化膜4を形
成してから、この上にフォトレジストを塗布し、パター
ニングしてマスク5を形成する。このマスクを用いて導
電性不純物、例えば、リン等のn型不純物を半導体基板
1の表面領域にイオン注入する。この時、イオン注入装
置は1MeV以上の高い加速電圧が加えられるものを用
いて、不純物がSOI膜3、埋め込み酸化膜2を貫通し
てシリコン基板1に達するように十分に高い加速電圧、
例えば、1MeV程度、ドーズ量が1012cm-2程度で
イオン注入を行う。また、不純物がイオン注入される領
域はその後SOI膜3に形成されるMOSFETのしき
い値電圧を考慮して、異なるしきい値電圧を持つ2つ以
上のMOSFETの直下の不純物拡散領域がそれぞれ電
気的に分離されるように前述のごとくフォトレジストの
パターンニングを行う(図2)。
【0009】次に、フォトレジストのマスク5を除去し
てからN2 雰囲気中で1000℃前後でアニールして導
電性不純物の活性化を行い、バルクシリコン半導体のウ
ェルに相当する導電性の不純物拡散領域6(61、6
2)を形成する(図3)。次にLOCOS法を用いてS
OI膜3の上にSiO2 などの素子分離酸化膜7を形成
する。ここで留意することは、その後のコンタクト開孔
時において、素子分離酸化膜7及び埋め込み酸化膜2を
貫通してシリコン半導体基板1に到達するような孔を開
口する必要があるのでLOCOS形成時の酸化によって
素子分離領域はSOI膜3を完全にSiO2 化しておく
必要がある(図4)。次にしきい値電圧の合わせ込みの
ためにMOSFET形成領域のチャネル部にイオン注入
を行う。次に、保護酸化膜4を取り除いてから熱酸化な
どによりSOI膜3の表面にゲート酸化膜(SiO2
8を形成する。その後リンがドープされたポリシリコン
膜を推積し、パターニングしてゲート電極9をゲート酸
化膜8の上に形成する。ゲート電極9を形成してから、
これをマスクとしてn型不純物、例えば、AsをSOI
膜3の全面にイオン注入し、活性化アニールを行ってn
型ソース/ドレイン領域10を形成してMOSFETを
形成する。不純物拡散領域61の上にはMOSFET
(T1)が形成され、不純物拡散領域62の上にはMO
SFET(T2)が形成される(図5及び図16参
照)。
【0010】次に、SiO2 などの層間絶縁膜11をS
OI膜3及び素子分離酸化膜7の上に堆積する。そし
て、フォトレジストを層間絶縁膜11の上に塗布し、こ
れをパターニングしてマスク12を形成する。このマス
ク12にしたがって層間絶縁膜11及び素子分離酸化膜
7をRIE(Reactive Ion Etching)などによりエッチン
グして所定の領域に複数のコンタクト孔を形成する。こ
れらのコンタクト孔は、それぞれ不純物拡散領域6、半
導体基板1の主面及びソース/ドレイン領域10に到達
するように開口される(図6)。次に、マスク12を取
り除いてから再びフォトレジストを層間絶縁膜11の上
に塗布し、これをパターニングしてマスク13を形成す
る。このマスク13は、半導体基板1主面及びソース/
ドレイン領域10が露出しているコンタクト孔は被覆
し、不純物拡散領域6が露出しているコンタクト孔は被
覆しない。この不純物拡散領域6が露出しているコンタ
クト孔には、リン(P)などのn型不純物をイオン注入
し、マスクを取り除いてから活性化アニールを行って、
不純物拡散領域61、62にn高濃度不純物拡散領域
141、142を形成する。この高濃度不純物拡散領域
を形成することにより金属配線と不純物拡散領域6との
接触抵抗が低減される(図7)。
【0011】次に、半導体基板1を露出させるコンタク
ト孔が露出され、他のコンタクト孔が被覆されるように
フォトレジストをパターニングしてマスク(図示せず)
を形成する。このマスクを介してp型不純物である、例
えば、ボロン(B)をイオン注入し、その後フォトレジ
ストを除去してから活性化アニールを行ってp高濃度
不純物拡散領域15を形成する。次に、アルミニウム膜
を層間絶縁膜11を推積する。そして、パターニングさ
れたフォトレジスト(図示せず)を用いて層間絶縁膜1
1をエッチング加工し、不純物拡散領域61に接続され
る金属配線161、ソース/ドレイン領域10に接続さ
れる金属配線162、163、165、166、高濃度
不純物拡散領域15に接続される金属配線164及び不
純物拡散領域61に接続される金属配線167をそれぞ
れ形成する。次にこれらの金属配線を被覆保護するよう
にSiO2 などの保護絶縁膜17を推積する。この後、
保護絶縁膜17に金属配線とのコンタクト孔を開口し、
金属配線161に接続される第1の電圧供給手段18、
金属配線167に接続される第2の電圧供給手段19及
び金属配線164に接続される第3の電圧供給手段20
をそれぞれ接続して半導体装置を完成させる(図1)。
図16は、図1の概略平面図である。半導体基板1のS
OI膜上にはフィールド酸化膜7に囲まれてnチャネル
MOSFET(T1、T2)が形成されており、その直
下に不純物拡散領域6のn型不純物拡散領域61、62
が半導体基板1の表面領域に形成されている。
【0012】本発明は、図1のA領域の不純物拡散領域
61とB領域の不純物拡散領域62とは電気的に分離さ
れているため、それぞれ独自の電位を印加することが可
能になる。そのため、例えば、シリコン半導体基板1に
0V(V0 )、A領域の不純物拡散領域61に1V(V
1 )、B領域の不純物拡散領域62に2V(V2 )とい
うようにA、B領域の不純物拡散領域にそれぞれ異なる
バイアス電位を印加すれば、その上に形成されているM
OSFETには異なる“バックバイアス”が印加される
ことになるので、A領域のMOSFET(T1)とB領
域のMOSFET(T2)とはチャネル部が同じ不純物
濃度に設定されているにもかかわらず異なるしきい値電
圧(Vth)を設定することが可能となる。したがって、
チャネル不純物濃度の変化による寄生的なSOI素子
(MOSFET)の特性劣下を防ぐことができる。ま
た、本発明を適用するには、シリコン半導体基板1がn
型で不純物拡散領域6がp型である場合、A、B領域の
導電性不純物拡散領域が一方がn型で他方がp型と導電
型が異なる場合などシリコン半導体基板1及びA、B領
域の不純物拡散領域のバイアス電位を不純物拡散領域と
シリコン基板間に順方向電流が生じないような電位状態
に設定すればよい。
【0013】次に、図8を参照して第2の発明の実施の
形態を説明する。図は、半導体装置の断面図である。S
OI基板の上に形成される層間絶縁膜、保護絶縁膜、金
属配線などは、省略する。SOI基板は、p型シリコン
半導体基板1、この半導体基板1上のSiO2 などの絶
縁膜2及びこの絶縁膜2の上に形成された単結晶の半導
体層3(SOI膜)から構成されている。SOI膜3に
は複数のMOSFET(T2、T3)が形成されてお
り、これらはフィールド酸化膜7によって素子分離され
ている。SOI膜の素子領域に形成されているMOSF
ET(T2)は、所定の距離を隔てて配置されたn型ソ
ース/ドレイン領域10と、ソース/ドレイン領域10
の間の上にゲート酸化膜8を介して形成されたポリシリ
コンなどのゲート電極9から構成されている。このMO
SFETが形成されている領域の直下の半導体基板1の
表面領域に導電性のn型不純物拡散領域62が形成され
ている。また、MOSFET(T3)は、SOI膜3に
所定の距離を隔てて形成されたp型ソース/ドレイン領
域14と、ソース/ドレイン領域14の間の上にゲート
酸化膜8を介して形成されたポリシリコンなどのゲート
電極91から構成されている。このMOSFETが形成
されている領域の直下の半導体基板1の表面領域に導電
性のn型不純物拡散領域63が形成され、この不純物拡
散領域63中にp型不純物拡散領域64が形成されてい
る。
【0014】p型不純物拡散領域64には、第1の電圧
供給手段21が接続されている。n型不純物拡散領域6
2には、第2の電圧供給手段19が接続されている。半
導体基板1には、第3の電圧供給手段20が接続されて
いる。また、n型不純物拡散領域63には、第4の電圧
供給手段22が接続されており、これによりこの領域の
電位を安定させている。両MOSFETは、しきい値電
圧を自由に設定することが可能となりチャネル不純物濃
度の変化による寄生的なMOSFETなどのSOI素子
の特性劣下を防ぐことができる。また、この実施例で
は、pチャネルMOSFET(T3)を有し、その直下
には、p型不純物拡散領域64がMOSFET(T3)
に対向するように配置されている。すなわち、半導体基
板に形成される不純物拡散領域は、一方がn型で他方が
p型と導電型が異なるが、電圧供給手段から印加される
半導体基板1及び不純物拡散領域62、64へのバイア
ス電位をこれら不純物拡散領域と半導体基板との間に順
方向電流が生じないような電位状態に設定すれば適宜こ
れらMOSFETのしきい値電圧(Vth)を下げること
ができる。
【0015】次に、図9及び図10を参照して電圧供給
手段が供給する電圧を説明する。図9は、電圧供給手段
に供給される電圧を示し、図10は、図1に示された半
導体基板に供給される電圧の種類を示している。図9
(a)の場合、MOSFET(T1)側の電圧供給手段
18が供給する電圧V1 は、VDDであり、MOSFET
(T2)側の電圧供給手段19が供給する電圧V2 は、
低電位電源VSSである。図9(b)の場合、電圧V1 、
V2 は、いづれもVBBである。図9(c)の場合、電圧
V1 、V2 は、VSS及びVBBのいづれかを選択して供給
される。図9(d)の場合、電圧V1 、V2 は、VSS、
VDD及びVBBのいづれかを選択して供給される。図9
(e)の場合、電圧V1 、V2 は、VSS、VDD、VBL及
びVBBのいづれかを選択して供給される。図10は、V
SS、VDD、VBB、VBL及びVppなどの内部電源電圧と外
部電源電圧VCCとの関係を示す特性図であり、縦軸に内
部電源電圧、横軸に外部電源電圧を示している。図11
の模式図に電源電圧の具体的な大きさ及びその形成方法
を示す。これら電源電圧は、外部電源電圧VCC及びGN
Dに基づいて形成される。VCCを3〜3.5Vとする
と、Vppは、5V、VDDは、3V、VBLは、1.5Vで
ある。また、VSSは、0V、VBBは、−2Vである。
【0016】次に、図12及び図13を参照して本発明
を半導体メモリに適用した第3の発明の実施の形態を説
明する。図12は、DRAMなどの半導体メモリの概略
断面図である。この半導体メモリでは、バックバイアス
効果を利用してMOSFETのしきい値電圧を設定する
半導体基板の表面領域に形成した不純物拡散領域(ウエ
ル)は、メモリセルアレイが形成されたメモリセル領域
では1つの共通した領域になっている。p型半導体基板
1に形成されたセル領域には、MOSFET(T1、T
2、T3)に共通のn型不純物拡散領域66が形成さ
れ、周辺回路領域には、各MOSFET(T4、T5、
T6)のそれぞれに前記しきい値電圧を設定するn型不
純物拡散領域67、68、69が形成されている。半導
体基板1に電圧V0 を供給する電圧供給手段20、不純
物拡散領域66に電圧V1 を供給する電圧供給手段23
及び不純物拡散領域67、68、69にそれぞれ電圧V
2 、V3 、V4 を供給する電圧供給手段24、25、2
6が形成されている。半導体基板に形成される不純物拡
散領域は、電圧供給手段から印加される半導体基板1及
び不純物拡散領域へのバイアス電位をこれら不純物拡散
領域と半導体基板との間に順方向電流が生じないような
電位状態に設定すればMOSFETのしきい値電圧(V
th)を下げることができる。
【0017】セル領域のメモリセルは動作電圧が同じな
ので、不純物拡散領域をセル毎に形成する必要はなく、
共通の不純物拡散領域を用いることによってメモリサイ
ズを小さくできる。セル領域のMOSFETのしきい値
電圧(Vthセル)を周辺回路領域のMOSFETのしき
い値電圧(Vth周辺)より大きくすると(|Vthセル|
>|Vth周辺|)、セルのデータ保存性が高くなると共
に周辺回路による処理の高速化が向上する。図13は、
DRAMなどの半導体メモリの概略断面図である。この
半導体メモリでは、バックバイアス効果を利用してMO
SFETのしきい値電圧を設定する半導体基板の表面領
域に形成した不純物拡散領域(ウエル)は、セル領域に
は形成されていない。p型半導体基板1が形成されたセ
ル領域には、MOSFET(T1、T2、T3)が形成
され、周辺回路領域には、各MOSFET(T4、T
5、T6)のそれぞれにしきい値電圧を設定するn型不
純物拡散領域67、68、69が形成されている。半導
体基板1に電圧V0 を供給する電圧供給手段20及び不
純物拡散領域67、68、69にそれぞれ電圧V2 、V
3 、V4 を供給する電圧供給手段24、25、26が形
成されている。
【0018】半導体基板に形成される不純物拡散領域
は、電圧供給手段から印加される半導体基板1及び不純
物拡散領域へのバイアス電位をこれら不純物拡散領域と
半導体基板との間に順方向電流が生じないような電位状
態に設定すればMOSFETのしきい値電圧(Vth)を
下げることができる。セル領域のメモリセルは動作電圧
が同じであるとともにせる領域のしきい値電圧を下げる
必要はないので、不純物拡散領域を形成する必要はな
く、メモリサイズを小さくできる。セル領域のMOSF
ETのしきい値電圧(Vthセル)を周辺回路領域のMO
SFETのしきい値電圧(Vth周辺)より大きくすると
(|Vthセル|>|Vth周辺|)、セルのデータ保存性
が高くなると共に周辺回路による処理の高速化が向上す
る。
【0019】次に、図14を参照して本発明を半導体メ
モリのメモリセルを選択する回路などの周辺回路に適用
する第4の発明の実施の形態を説明する。図14は、ワ
ード線WL(WL1 、WL2 )及びビット線BL、/B
Lに接続されたセルと、ビット線に接続されたセンスア
ンプと、センスアンプ(S/A)に接続され、入出力線
(DQ、/DQ)が入出力ゲート(DQゲート)を介し
て接続された列デコーダ出力CSLとを有するセル選択
回路であり、入出力線には、センスアンプ(DQS/
A)が接続されている。
【0020】この入出力ゲートには、電圧供給手段27
が接続されている。電圧供給手段27は、入出力ゲート
を構成する1対のnチャネルMOSFETの直下に形成
した半導体基板の表面領域の不純物拡散領域(図示せ
ず)に不純物拡散領域へのバイアス電位を不純物拡散領
域と半導体基板との間に順方向電流が生じないような電
位状態に設定した所定の電圧を印加する。所定の電圧を
印加することによってMOSFETのしきい値電圧(V
th)を下げることができ、MOSFETのしきい値電圧
を適宜変えることによって入出力ゲートが制御する入出
力線に接続されたセンスアンプ(DQS/A)が高速化
される。この電圧供給手段が供給する電源電圧には、V
pp、VDD、VBL、VSSなどがある。
【0021】図15は、図14と同種ロウ系の回路であ
るがVRAM等に用いるため、センスアンプ(S/A)
に加えてテンポラリレジスタなどのレジスタ(TR)と
してCMOSフリップフロップをさらに具備している。
テンポラリレジスタ(TR)は、1対のpチャネルMO
SFET30及び1対のnチャネルMOSFET31か
ら構成されている。このMOSFET30、31には、
電圧供給手段28、29が接続されている。
【0022】電圧供給手段28、29は、MOSFET
の直下に形成した半導体基板の表面領域の不純物拡散領
域(図示せず)に不純物拡散領域へのバイアス電位を不
純物拡散領域と半導体基板との間に順方向電流が生じな
いような電位状態に設定した所定の電圧を印加する。所
定の電圧を印加することによってMOSFETのしきい
値電圧(Vth)を下げることができる。このテンポラリ
レジスタには、データを内部に保持するモードと外部か
ら内部へデータを転送するモードとがある。2つのモー
ドは、両立が難しく、保持し易くしようとすると転送し
難く、転送し易くすると保持が難しくなる。
【0023】この発明の実施の形態では、センスアンプ
のMOSFETのしきい値電圧をデータ転送モード時及
びデータ保持モード時とで変えることによってその両立
を図ることにある。すなわち、データ保持モードではし
きい値電圧の絶対値が小さく、転送モードではしきい値
電圧の絶対値が大きく制御する。上記のことを踏まえ
て、pチャネルMOSFET30の直下の半導体基板に
形成されたp型不純物拡散領域に電圧供給手段28から
供給される電圧は、保持モードのときには、VSS、VD
D、VBLなどの低い電圧が適当であり、転送モードのと
きは、Vpp、VDDなどの高電位電圧が適当である。nチ
ャネルMOSFET31の直下の半導体基板に形成され
たn型不純物拡散領域に電圧供給手段29から供給され
る電圧は、保持モードのときにはVpp、VDD、VBL、V
SSなどの高い電圧が適当であり、転送モードのときには
VSS、VBBなどの低電位電圧が適当である。上記モード
による異なる供給電圧の種類は次表(表1)に示され
る。
【0024】
【表1】
【0025】このテンポラリレジスタは、VRAM用途
に限らずモードを可変できるいかなるレジスタにも適用
できる。
【0026】
【発明の効果】以上のような構造のSOI膜上の複数の
MOSFETにおいて、導電性不純物拡散領域は電気的
に分離されているため、それぞれ独自の電位を印加する
ことが可能である。したがって、それぞれの導電性不純
物拡散領域に互いに異なるバイアス電位を印加すれば、
その上に形成されているMOSFETには異なる“バッ
クバイアス”が印加されることになるので、これらのM
OSFETは、チャネル部が同じ不純物濃度に設定され
ていても、異なるしきい値電圧を設定することが可能と
なり、チャネル不純物濃度の変化による寄生的なSOI
膜上のMOSFETの特性劣下を防ぐことができる。ま
た、本発明を半導体メモリに適用することにより、デー
タ保持モード及びデータ転送モードのいづれのモードに
も優れた半導体メモリを得ることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の半導体装置の断面図。
【図2】図1の半導体装置の製造工程断面図。
【図3】図1の半導体装置の製造工程断面図。
【図4】図1の半導体装置の製造工程断面図。
【図5】図1の半導体装置の製造工程断面図。
【図6】図1の半導体装置の製造工程断面図。
【図7】図1の半導体装置の製造工程断面図。
【図8】本発明の半導体装置の断面図。
【図9】本発明の半導体装置の電圧供給手段の模式図。
【図10】内部電源電圧と外部電源電圧との関係を示す
特性図。
【図11】本発明の電圧供給手段が供給する電圧の関係
を示す模式図。
【図12】本発明の半導体装置の断面図。
【図13】本発明の半導体装置の断面図。
【図14】本発明の半導体メモリのシステム回路図。
【図15】本発明の半導体メモリのシステム回路図。
【図16】図1に示す半導体基板の概略平面図。
【符号の説明】
1・・・シリコン基板、 2・・・埋め込み酸化膜、
3・・・SOI膜、4・・・保護酸化膜、 5、1
2、13・・・フォトレジスト、 6、61、62、
63、64、66、67、68、69・・・不純物拡散
領域、7・・・素子分離酸化膜(フィールド酸化膜)、
8・・・ゲート酸化膜、9、91・・・ゲート電
極、 10、14・・・ソース/ドレイン領域、11
・・・層間絶縁膜、 15・・・p拡散領域、
16、161、162、163、164、165、16
6・・・金属配線、17・・・保護絶縁膜、 18、
19、20、21、22、23、24、25、26、2
7、28、29・・・電圧供給手段、30・・・pチャ
ネルMOSFET、 31・・・nチャネルMOSFE
T、141、142・・・n拡散領域。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.6 識別記号 庁内整理番号 FI 技術表示箇所 H01L 29/78 617N

Claims (8)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 半導体基板と、 前記半導体基板上に形成された絶縁膜と、 前記絶縁膜上に形成された半導体膜と、 前記半導体膜に形成された複数のMOSFETと、 前記各MOSFETが形成されている領域の直下の前記
    半導体基板中に形成された不純物拡散領域とを備え、 前記各不純物拡散領域は、互いに電気的に分離されてお
    り、かつバイアス電位が印加されていることを特徴とす
    る半導体装置。
  2. 【請求項2】 前記半導体基板の前記不純物拡散領域に
    はそれぞれ電圧供給手段が接続されていることを特徴と
    する請求項1に記載の半導体装置。
  3. 【請求項3】 前記半導体膜は、メモリセル領域と周辺
    回路領域とを有し、このメモリセル領域の前記複数のM
    OSFETは、共通の前記不純物拡散領域を備え、前記
    周辺回路領域の前記複数のMOSFETは、それぞれ個
    別の前記不純物拡散領域を備えていることを特徴とする
    請求項1又は請求項2に記載の半導体装置。
  4. 【請求項4】 前記半導体膜はメモリセル領域と周辺回
    路領域とを有し、前記周辺回路領域の前記複数のMOS
    FETにのみ、夫々前記不純物拡散領域が形成されてい
    ることを特徴とする請求項1又は請求項2に記載の半導
    体装置。
  5. 【請求項5】 前記メモリセル領域の前記不純物拡散領
    域がp型の場合には、その上のMOSFETのしきい値
    電圧を高くし、n型の場合には、その上のMOSFET
    のしきい値電圧を低くするように前記不純物拡散領域に
    バイアス電位を印加することにより前記メモリセルのセ
    ルデータの読み出し及び書き込みを速くすることを特徴
    とする請求項3又は請求項4に記載の半導体装置。
  6. 【請求項6】 前記メモリセルのデータを読み出すセン
    スアンプを有し、このセンスアンプを構成するフリップ
    フロップが転送モードのときには、このフリップフロッ
    プを構成するMOSFETの前記不純物拡散領域がp型
    の場合は、その上のMOSFETのしきい値電圧を高く
    し、n型の場合は、その上のMOSFETのしきい値電
    圧を低くし、保持モードのときには、このフリップフロ
    ップを構成するMOSFETの前記不純物拡散領域がp
    型の場合は、その上のMOSFETのしきい値電圧を低
    くし、n型の場合は、その上のMOSFETのしきい値
    電圧を高くすることを特徴とする請求項3又は請求項4
    に記載の半導体装置。
  7. 【請求項7】 前記メモリセルのデータを読み出すセン
    スアンプには前記電圧供給手段を有するテンポラリレジ
    スタが接続され、このテンポラリレジスタを構成するフ
    リップフロップが転送モードのときには、このフリップ
    フロップを構成するMOSFETの前記不純物拡散領域
    がp型の場合、前記電圧供給手段は、このp型不純物拡
    散領域に、フリップフロップが転送モードのときに保持
    モードのときより高い電圧を供給し、前記不純物拡散領
    域がn型の場合、前記電圧供給手段は、このn型不純物
    拡散領域にフリップフロップが転送モードのときに保持
    モードのときより低い電圧を供給することを特徴とする
    請求項3又は請求項4に記載の半導体装置。
  8. 【請求項8】 半導体基板上に絶縁膜を形成する工程
    と、 前記絶縁膜上に半導体膜を形成する工程と、 前記半導体膜に複数のMOSFETを形成する工程と、 前記半導体膜を貫通するように導電性不純物をこの半導
    体膜に形成された前記MOSFETの直下の半導体基板
    の表面領域にイオン注入して不純物拡散領域を形成する
    工程とを備え、 前記不純物拡散領域は、互いに電気的に分離されてお
    り、かつ互いに異なるバイアス電位が印加されるように
    することを特徴とする半導体装置の製造方法。
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