JPH09223572A - 輻射加熱器 - Google Patents

輻射加熱器

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Publication number
JPH09223572A
JPH09223572A JP9032572A JP3257297A JPH09223572A JP H09223572 A JPH09223572 A JP H09223572A JP 9032572 A JP9032572 A JP 9032572A JP 3257297 A JP3257297 A JP 3257297A JP H09223572 A JPH09223572 A JP H09223572A
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JP
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sensor
loop
heater
heating
sensor loop
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Application number
JP9032572A
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English (en)
Inventor
Martin Gros
グロス マルティン
Nils Platt
プラット ニルス
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
EGO Elektro Geratebau GmbH
Original Assignee
EGO Elektro Gerate Blanc und Fischer GmbH
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Publication date
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    • HELECTRICITY
    • H05ELECTRIC TECHNIQUES NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
    • H05BELECTRIC HEATING; ELECTRIC LIGHT SOURCES NOT OTHERWISE PROVIDED FOR; CIRCUIT ARRANGEMENTS FOR ELECTRIC LIGHT SOURCES, IN GENERAL
    • H05B3/00Ohmic-resistance heating
    • H05B3/68Heating arrangements specially adapted for cooking plates or analogous hot-plates
    • H05B3/74Non-metallic plates, e.g. vitroceramic, ceramic or glassceramic hobs, also including power or control circuits
    • H05B3/746Protection, e.g. overheat cutoff, hot plate indicator
    • HELECTRICITY
    • H05ELECTRIC TECHNIQUES NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
    • H05BELECTRIC HEATING; ELECTRIC LIGHT SOURCES NOT OTHERWISE PROVIDED FOR; CIRCUIT ARRANGEMENTS FOR ELECTRIC LIGHT SOURCES, IN GENERAL
    • H05B2213/00Aspects relating both to resistive heating and to induction heating, covered by H05B3/00 and H05B6/00
    • H05B2213/05Heating plates with pan detection means

Abstract

(57)【要約】 【課題】 簡単で頑丈なセンサ構造の場合にも、加熱器
を制御する非常に正確な信号が存在するようにして、能
動センサを有する輻射加熱器を提供する。 【解決手段】 電気輻射加熱器(11)は、1つ又はそ
れ以上の加熱領域(18,19)にスイッチを入れるた
めのポット検出システムを備えて製造される。ポット検
出システム(31)は、共振回路離調原理に従って誘導
的に機能する。センサ(30)は、太いワイヤから形成
される一巻きのみのループから構成され、加熱領域(1
8,19)の近傍では、後者の上において且つガラスセ
ラミックのプレートの直下において位置決めされる。2
回路加熱器の場合、センサループ(30)は、前記加熱
領域内において明瞭に画成される周囲方向領域(37,
38)を備えて形作られるので、当該信号がこれらの領
域の間において階段状の移行部を有し、結果として、加
熱領域に適合するポット寸法の検出が可能になる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、加熱器及び特には
ガラスセラミックのプレートをカバーするホットプレー
ト上における調理容器の位置決めを検出するための能動
センサを備えた電気輻射加熱器に関するものである。
【0002】
【従来の技術】調理容器のその上への配置の直接的な関
数としてのホットプレートに関する自動的なオン・オフ
切替えは長い間の目標であったが、大きな技術的コスト
を払っても必要な信頼性を得られず、これまでは不完全
にしか達成されなかったので、そのようなシステムは、
比較的僅かな実用的用途しか見出すことがなかった。
【0003】この目的のために提案されたシステムは、
センサの性質と配列が通常は決定的である、非常に雑多
な原理に基づくものである。従って、機械的センサ、容
量性センサ、光学的センサ、抵抗センサ、及び誘導セン
サが提案されることになった。誘導センサでは、数回巻
きのコイルと、一巻きのみのものとの両方が提案され
た。これらのコイルは、調理帯域に対して円形且つ同心
的に配列されるか或いは、非円形の調理帯域である後者
の場合にはフレームに対して円形且つ同心的に配列され
る。これらのコイルは、通常、周縁絶縁体の近傍に配置
される(欧州特許出願第490 289 B1号及び欧
州特許出願第442 275 A2号)。
【0004】前述の一巻きのみのポット検出ループは、
ドイツ特許出願第37 11 589A1号から公知で
ある。それは、加熱要素とガラスセラミックプレートの
間に位置決めされる受動的な短絡ループである。それ
は、加熱要素の下に配置される磁場発生器によって外部
的に供給される。周期的な短絡及び対応する減衰測定に
より、その評価回路は付勢される。そのようなシステム
の実用的な用途への導入は、その相当なコストの故に、
更に特には磁場発生器のハウジングに関する必然的に大
きな全体の高さの故に失敗した。
【0005】外側周縁領域(又は加熱されない中央領域
内)内における前述の多数巻きコイルは、熱の問題を引
き起こし、本発明によって認識されたように、そして以
下で説明されるように、敏感な信号発生と検出のために
は余り適当ではない。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】本発明の課題は、簡単
で頑丈なセンサ構造の場合にも、加熱器を制御する非常
に正確な信号が存在するようにして、能動センサを有す
る輻射加熱器を提供することである。
【0007】
【課題を解決するための手段】本発明は、請求項1〜1
1のいずれかに記載の輻射加熱器を要旨とする。
【0008】
【発明の実施の形態】前述の課題は、たとえば、請求項
1の輻射加熱器によって解決される。
【0009】制御装置の誘導的に機能する共振回路の一
部であるセンサは、好ましくは、共振回路の離調を使用
するものであり、加熱領域の近傍において少なくとも部
分的には後者をカバーするようにして廻りに通される導
電材料から成るループの形態を有する。従って、加熱器
の周縁領域の廻りに通されるセンサの場合とは違って、
その信号は、加熱領域のカバー範囲に関して遥かに多く
の情報を提供するものであり、それ故に、検出目的のた
めにはより正確である。周縁領域における相対的な周波
数偏移の形態の信号振幅が特に大きくその後中心に向か
って放物線の様式で急激に降下するので、縁即ち丸枠に
配置されたセンサに拠って、付随する調理容器の寸法が
詳細に正確に検出されるということは、普通には想定さ
れないことである。しかしながら、そのように設定され
たものとして、ここでの問題は、そのような周縁コイル
は、スイッチを入れようとする比較的小さなポットと、
スイッチを入れようとは意図されず加熱面から外される
大きなポットとの間を区別することが、ほとんど不可能
なことである。更に、周縁コイルに拠れば、その問題
は、輻射加熱器が通常は金属薄板のプレート即ちトレー
の中に配置され、その底部及び特には縁部が共振回路を
大きく減衰させるので、常に存在することになった。そ
れ故、当該フィールドは、評価可能な信号を提供する非
常に狭隘な周縁領域にのみ延在するのである。
【0010】このような輻射加熱器に拠れば、金属薄板
プレートの底部が磁場の減衰をもたらすので、後者は、
センサ導体の廻りにおける管のような様式で比較的小さ
な領域にのみ形成され得るという事実が考慮されなけれ
ばならない。
【0011】加熱器の近傍におけるセンサループの配置
に拠れば、スイッチを入れようとするポットの領域にお
けるセンサの非常に大きなカバー範囲と、スイッチを切
ろうとする特定の加熱要素の領域における最小のカバー
範囲とを達成することが可能である。
【0012】従って、正確に中央に位置決めされたと
き、小さなポットでさえも大きな信号を導き出すが、外
されたポットは、そこから明瞭に識別可能である小さな
信号を提供する。それ故、センサループは、最小の直径
範囲内においてその有効直径を有すべきであり、更にこ
れを幾分か超過し、即ちほぼ磁場「管」の範囲において
有することも有益である。外側周縁からの間隔の故に、
同者による大きな減衰は存在せず、いわばポットをシミ
ュレートすることになる。それ故、一巻きのみ又は少数
回巻きのみのセンサループを有することだけが可能であ
るが、以前は、測定する共振回路内における周波数偏移
の形態で十分に大きな信号を達成するためには、数回巻
きのコイルを有することが必要であると考えられてい
た。
【0013】従って、本発明は、そのようなコイルが一
巻きのみ又は少数回巻きのみでそれらの間に空気分離を
備えて構成され、絶縁の必要が存在しないので、加熱領
域の直ぐ近傍に、即ち輻射熱に直接に曝されるようにし
てセンサループを配置することを有益に可能にする。そ
れは、好ましくは中実で頑丈なワイヤである、固定的な
設計で自己支持形の耐熱性導電材料から構成されること
が可能である。
【0014】当該材料は、例えば鉄クロムニッケル合金
のような高合金鋼であっても良い。強磁性体は、キュリ
ー点が超過され得る高い温度が発生して、この点で変化
する磁気特性が、調理容器位置の所望の測定からは完全
に独立し、それ故に結果を誤らせることになる信号を導
き出すので、強磁性体でない材料からの製造が適切であ
る。
【0015】センサループ及び制御装置は、調理容器の
寸法検出のために有益に製造されることが可能である。
この目的のため、センサループは、半径方向に離間配置
される異なった作用領域、例えば、異なった周囲方向領
域における実質的に周囲方向のループ部分を有すること
が可能であり、これらは半径方向の接続部分によって相
互に接続される。これは、例えば、オメガ形状の膨らみ
を備えた円形又は多角形の形状のセンサループを導き出
すことが可能である。このクローバの葉形の形状は、特
に有益なものであると判明した。
【0016】信号の振幅は、主として、調理容器による
センサループのカバー範囲の程度に対応するので、「調
理容器による直径カバー範囲/周波数偏移」特性は、放
物線コースとは対照的に、加熱領域の内部に向かってよ
り多く変位される急坂部分を備えた階段状の構成を有
し、2回路加熱器の場合には2つの直径段階を有するこ
とも可能である。このようにして、信号の曲線即ちコー
スは、理想的な形状に対して更に適合されることが可能
である。これは、1つの加熱領域のみを有する加熱器に
拠れば、周縁領域では平坦であり即ち浅い信号のコー
ス、それでもなおスイッチを入れることになる最小寸法
のポットの直径の近傍における非常に急激な降下、更に
は、その後、加熱領域の中心に向かう平坦で非常に深い
通路ということになる。
【0017】調理器具の寸法の関数として、2つの作用
領域を有するセンサによって、(中央の)1つのみであ
るか又は両方の加熱帯域のいずれかがスイッチを入れら
れることになる2回路加熱器に拠れば、2つの加熱帯域
の分化されたスイッチング・オンを引き起こし得る、2
つの近似の段階を備えた非常に正確な信号曲線が達成さ
れることが可能である。
【0018】頑丈な自己支持形のセンサループを、任意
の加熱器構成に従って位置決めすることは容易である。
後者は、概ね外側の絶縁体の丸枠を有し、2回路加熱器
では任意に仕切りをも有する。後者では、センサループ
を載置することも可能であり、この目的のためにその内
部には凹みが配置され、センサとプレート上における絶
縁丸枠又はそこからの限定的な間隙との間の係合をもた
らす。更に、既存の加熱器設計に拠って、後でポット検
出手段を装備することも可能である。
【0019】センサループの形状、性質及び配列の結果
として、これまでの既知のセンサで発生する非常に貧弱
な信号対雑音比を大きく改善することが可能になるもの
であった。
【0020】これらの特徴と更なる特徴は、請求項、説
明及び図面から収集され得るものであり、個別的な特徴
は、本発明の実施例において及びその他の分野において
単独で更には部分的な組合せの形態の両方で実施される
ことが可能であり、本文において保護が請求される有益
で独立的に保護可能な構造を提示することも可能であ
る。個別的な部分への本願の分割と、その中間的信号と
は、以下で為される陳述の全般的な有効性を、いかなる
意味でも限定するものではない。
【0021】
【実施例】以下、図面を参照して、本発明の実施例を説
明する。
【0022】図1及び図2は、電気ホブ又はその他の輻
射調理器具のガラスセラミックプレート12の下に位置
決めされる電気輻射加熱器11を示している。それは、
平坦な金属薄板のプレート13を有し、その底部14及
び丸枠15は、電気的及び熱的に絶縁性で湿気及び熱に
耐性がある材料から成る底部層16及び丸枠17を受容
する。それは、好ましくは、粉粒体からプレスされる微
孔性の燻蒸したシリカ・エーロゲルの形態を有する。外
側丸枠17は、機械的強度を向上させる理由のために別
体として製造され、プレスされ或いは湿式成型され、そ
の後、乾燥される固着剤などを備えた繊維状材料から構
成される。
【0023】金属薄板の丸枠15は、絶縁丸枠17のよ
うにガラスセラミックプレート12のところまで上へ完
全には延在せず、当該絶縁丸枠17は、前記プレートに
対して下から押圧され、加熱器11は、図示略の圧力バ
ネによって上向きに押圧される。
【0024】当該輻射加熱器は、相互に同心的な2つの
加熱帯域即ち加熱領域18,19を有し、それらは、仕
切り20によって互いに境界を確定されるが、この仕切
りは、ガラスセラミックプレートのところまでは上へ延
在しない。
【0025】両方の加熱領域18,19の中には、薄手
の波形ストリップの形態の電気加熱要素21が固定様式
で設けられ、それらのストリップは、絶縁体16の表面
22上に直立し、その下側に形成され且つストリップの
波形の故にスペード状の形状を有する脚部によってその
絶縁体の内部に固定される。それらは、加熱されない中
央領域59を例外として2つの加熱領域18,19を一
様にカバーし、その中央領域の中には、絶縁底部16の
上向きに指向される突起43が配置される。
【0026】図2は、稲妻状の円形通路内における加熱
要素の配列を示しており、これらの加熱要素は、外側の
加熱領域19が、加熱器の作動の間に、常にスイッチを
入れられる加熱領域18に対して必要に応じて接続され
得るようにして、加熱要素端子23によってサーモスタ
ット24及び別体の接続部材25に対してつながれる。
サーモスタット24は、棒状のセンサ26を有し、この
センサは、ガラスセラミックの下側における許容最大温
度を維持するためのサーモスタット接点として作用し、
更には、加熱器の高温状態をサーモスタット・ヘッド2
7に信号送信する高温表示接点としても作用する。セン
サ26は、絶縁体丸枠17及び仕切り20を貫通して突
出し、加熱要素21の上の平面の中を通るが、大部分は
加熱要素21を免れた通路28の中を通る。
【0027】当該加熱器は、ループ30の形態のセンサ
を有し、これは、加熱器をカバーするホットプレート1
2の上における調理容器の位置を検出するための制御装
置31の一部である。センサループ30は、例えば1か
ら5MHzという比較的高い周波数によって励起され
る、共振回路32のインダクタンスを形成する。その上
に調理容器を配置すると、センサループ30の減衰に変
化が現われ、従って共振回路32の周波数にも変化が現
われる。それは、制御装置31内においてその関数とし
て評価され、制御装置内における機械的か又は電子的な
スイッチ33,33aが作動され、加熱領域18,19
のスイッチを入れる。
【0028】解放される出力の設定に関しては、出力制
御装置34もまた存在しており、これは、制御ノブ35
によって所定の出力レベルに設定されることが可能であ
る。温度調整装置を準備することもまた可能である。調
整装置又は制御装置に関して、それは、概ね調時式の出
力解放であり、即ち断続的な調整装置又は制御装置なの
である。出力制御装置34は、熱機械的に、即ち、バイ
メタル式スイッチ又は好ましくは電子的な構成要素とし
て製造されることが可能であり、制御装置31の中へ任
意に統合されることも可能である。共振回路32から干
渉の影響を遠ざけておくため、センサループ30と共振
回路の残りの要素との間の線路は、可能な限り小さく維
持されなければならない。それらの線路をシールドする
こともまた可能である。調理容器検出手段を包含する制
御装置構成要素36は、任意選択的には、残りの加熱器
制御装置から離して輻射加熱器11に近接して位置決め
されることも可能である。
【0029】センサループ30は、好ましくは約2 mm
である1から4ミリメートルの間の直径を備えた比較的
太くて丸いワイヤから構成され、耐熱性の磁化不能な材
料から形成される。それは、例えば、鉄・クロム・ニッ
ケル合金のような高合金鋼であっても良い。適切な材料
は、例えば、材料第1.4876号の鋼、或いは加熱導
体材料第2.4869号である。
【0030】当該センサは、一方の側面において接地即
ちアースされることが可能である。限定的な接地抵抗
(好ましくは0.1オーム以下)と、その結果としての
必然的に非常に低いセンサのオーム抵抗とを達成するた
め、後者は、それに応じて太く形成されることが可能で
ある。高周波数の付勢によるポット検出センサとしての
その機能に関しては、その表皮効果がその表面において
のみ有効であるので、それは管として製造されることも
可能である。限定的なオーム抵抗の故に、それは、その
後、銅又はその他の高導電性材料を充填されることも可
能であるが、ジャケット材料は、温度耐性とスケール耐
性とを保証する。それは、例えば銀のような高導電性電
着物による構造であるか、或いは例えば非スケーリング
性の電着物を備えた中実な良導体から成る構造を有する
ことが特に有益である。センサループ30の非常に剛直
な構造は、高い熱応力の場合においてさえも、加熱要素
21上への沈下が起こりそうにないものであることを保
証する。
【0031】センサループ30の形状に関する図面が注
目されるべきである。図2では、センサループは、外側
周囲方向部分37が、外側加熱領域19の上を通るが、
外側丸枠17からは比較的大きな半径方向の間隔を置か
れ、また仕切り20からも半径方向の間隙を置かれてお
り、内側周囲方向部分38が、加熱領域18の上を通る
ように成した、一巻きのみのコイルを形成する。
【0032】これらの周囲方向部分は、図2では、接続
部分39によって相互に接続される異なった直径の弧状
部分である。これらの接続部分は実質的に半径方向に走
るものであるが、それらは、外側と内側の周囲方向部分
37,38の角度合計が360度を超過するようにして
傾斜される。センサループ30の平面図は、完全な円形
をほぼ形成する比較的大きな中央領域と、三角形の扇形
又はオメガの形態の3枚の横方向の「葉」とを備えた、
3枚葉のクローバという基本的な形状を有する。寸法及
び制御要件の関数として、より多くの周囲方向部分扇形
が設けられることも可能である。周囲方向部分扇形の1
つ40には、外側に指向される平行なループ材料部分の
形態の接続部即ち端子41が設けられる。
【0033】上述の形状を備えた完全なセンサループ3
0は、平坦であり、比較的太い材料の故に、自己支持形
で寸法的に安定したものである。本件の実施例では、端
子41の近傍における一方の側面において、それは、絶
縁体外側丸枠17の浅い凹みの中に配置され、更にその
接続部分39によって、ガラスセラミックプレートのと
ころまでは上へ延在しない仕切り20の上においてその
他の方法で支持される。従って、センサループは、ガラ
スセラミックプレート12の下側と係合するか或いはそ
こから限定的な間隔を置いて配置され、加熱要素21の
上に間隙を備えて位置決めされる。サーモスタットのセ
ンサ26は、示された構成に拠ればセンサループの下を
一回のみ通り、これは内側周囲方向部分38の近傍であ
ることが理解され得るであろう。この帯域において、そ
れは、加熱要素21との衝突の危険なしで幾分か下側に
位置決めされ得るようにして、通路28の中をも通る。
いずれの場合においても、センサループとの交差が全く
生じないように、温度センサ26の一方の側面において
端子41の一方から出てくることもまた可能である。当
該センサとループは、そのときには、同じ平面に配置さ
れることが可能である。これは、加熱要素21を担持す
る底部16とガラスセラミックプレート12との間にお
ける輻射加熱器の全体の高さを画成する空間42を理想
的に利用することにもなり、当該間隙は高電圧テストの
ために維持されることが可能である。
【0034】図2は2つの同心的な加熱領域18,19
を備えた2回路加熱器を示すものであるが、図4は、細
長い卵形の形状の2回路加熱器を示している。その他の
点では同じ基本的構成に従って、この輻射加熱器11
は、一方の側面に接続されて、仕切り20によって境界
を確定される円形の主要加熱領域18と、半月又は4半
分の月齢の月の形状を有する補助的な加熱領域19とを
有する。サーモスタット24は、主要加熱領域18の上
に傾斜した様式で設けられ、そのセンサ26は、ほぼそ
の中心まで半径方向にのみ突出し、絶縁体底部16の加
熱されない中央領域59において中央突起43の上に載
置される。
【0035】この輻射加熱器のために設けられるセンサ
ループ30は、図1及び図2に拠るものと同じ材料から
形成される。それは、直線的な周囲方向部分から構成さ
れ、加熱器の長手方向の正中面44の近傍において平行
に外側に通される端子41を形成するように成した、矩
形のようにして形作られる。主要加熱領域18の直交す
る横方向平面45の近傍における矩形の両コーナー即ち
角46は、絶縁体外側丸枠17の対応する浅い凹み47
の中ではあるが、金属薄板トレー丸枠15の内側に配置
される。従って、その周囲方向部分38は、外側丸枠か
ら明瞭な間隙を備えた弦の形態で加熱器の大きな表面部
分の上を通り、結果として、加熱領域18の近傍におい
て有効な直径を有することになる。
【0036】長手方向正中面44と仕切り20の交点の
近傍には、即ち、端子に対面する矩形の角には、いずれ
の場合にも、著しい外側への湾曲を備えて、コーナー4
6と同様に絶縁体外側丸枠17の上における対応する凹
みの中に載置され、外側の両コーナー48まで延在する
ように成した、1つの接続部分39が接続される。それ
らは、この実施例では、補助的加熱領域19の実質的な
中心を横断し、長手方向正中面44に直交して通るよう
に成した、直線的な部分37aによって相互に接続され
る。この部分は、補助的加熱領域19の半月形状に対応
して丸く形成されることもまた可能である。従って、セ
ンサループ30は、絶縁体の上における7個の個所にお
いて、即ち、両コーナー46及び48と、端子41と、
仕切り20上における矩形脚部38aと接続部分39の
間の内側の両コーナー49とにおいて載置される。その
基本的な形状は、様式化された魚とほぼ同じである。
【0037】図5から図10において概略的に示される
センサループ形状の中で、図9のものは、図2の形状に
ほぼ対応するが、図2の弧状構成の代わりに真直な周囲
方向部分37,38を具備している。その周囲方向部分
39は、ここでもまた、実質的に半径方向に指向される
が、図2におけるようには逆行的でない。円形(即ちポ
ット形状)の理論的な理想的形状からの逸脱の故に、こ
の実施例は、図2と比べて信号段階の強調は減退してし
まうが、製造は容易である。
【0038】図5から図7に拠る構成は、単一回路の加
熱器、即ち常に結合して作動される唯1つの凝集性の加
熱領域18を有する加熱器のためのものとして意図され
る。図5のセンサループ30は、丸枠17の上に支持さ
れるコーナー即ち角46を備えた正方形の形態である。
サーモスタット24のセンサ46は、センサから境界確
定されるフィールドに関して実質的に対角的に突出す
る。
【0039】図6は、図5に対応する構成を示している
が、ここでは、サーモスタット24のセンサ26は、セ
ンサループ30の真直な部分によって両側を側面形成さ
れている。温度センサ26の自由端部の背後において、
それらは相互に接続される。これは、温度センサとセン
サループを同じ平面に有することを可能にすることにな
り、十分な電気的間隔を付与しつつ、全体の高さを縮小
するために役立つ。
【0040】図7は、丸枠17から離間配置されて、引
き出される平行な端子41と、外側丸枠17上の必要な
担持を保証する外側に指向される猫耳形状のコーナー4
6aとによってのみ中断される完全な円形をほとんど形
成する周囲方向部分37を有するように成した、センサ
ループ30の特に好適な構成を示している。
【0041】図8は、主要加熱領域18とそれを取り囲
む補助的加熱領域19との間における仕切り20の領域
の中に配置されるように成した、2回路加熱器に関する
センサループ30を示している。図5のものと同様に実
質的に正方形であるループの当該構成は、有意に小さい
ものであり、外側のコーナーによって補助的加熱領域の
近傍まで延在するが、周囲方向部分38は外側の主要加
熱領域18を横切る。
【0042】図10は、本質的に一巻きのみのループか
ら構成される他の加熱器とは違って、二重の平行に接続
されるループを形成するように成した、2回路加熱器に
関する構成を示している。それは、一方がもう一方の内
部に配置される2つの正方形の形態であり、その両者
は、同じ端子41に接続され、単にそれらの表面カバー
範囲を増大させるために周囲方向部分を離間配置せしめ
るが、いずれの場合も電気的には一巻きのみのループを
形成する。内側のループは、図8で示されたように仕切
り20の上に載置されるが、外側のループは、図5に従
ってそのコーナーによって外側丸枠80の上に載置され
る。比較的に固定的な設計ではあるが、センサループの
弾力的な構成は、それを例えばスナップ嵌めによって丸
枠内の凹みの中へ確実に嵌合することをも可能にする。
それは、例えば溶接ピンなどを使用して絶縁材料の中へ
差し込むことによって固定することもまた可能である。
【0043】作用 ポット検出システムが従って作用する方式は、ここで、
図1から図3に関連して説明されることになる。
【0044】輻射加熱器11の作動が開始されるべきで
ある場合、所望の出力段階は、制御装置ノブ35におい
て設定され、その結果、制御装置31及び調理容器検出
手段36の作動が開始され得ることになる。この容器検
出システムは、誘導的に機能する。即ち、共振回路32
は、1から5MHzの間の比較的高い周波数で励起さ
れ、結果が以下に説明されるポット検出システムは、本
質的には既知の様式で構成される。詳細に関しては、欧
州特許出願第442,275,A2号が参照されるべき
である。
【0045】センサループ30のワイヤの廻りには、そ
の特性が共振回路の周波数を決定するために役立つ交番
電磁場が形成される。
【0046】ここで、調理容器51がプレート12の上
に配置されると、前記磁場は、変化を受ける。即ち、セ
ンサループが減衰されるので、共振回路32の周波数が
変化する。この周波数変化は、ポット検出構成要素36
において評価され、プリセット閾値に達すると、スイッ
チ33,33aの一方又は両方のスイッチを入れること
になるので、ここで、電流が加熱要素21を介して流
れ、加熱が発生する。
【0047】図3の図表は、直径に対する相対的な周波
数応答df、即ち、調理容器によるホットプレートの直
径カバー範囲の関数、従ってセンサループのカバー範囲
の関数としての測定の間における、最大周波数変化のパ
ーセントとしての周波数変化dfを示している。図1
は、当該図表の下において、加熱器11の断面を示すよ
うに暗示されている。
【0048】当該図表は、丸枠17内に配置される従来
型のセンサコイルを使用する場合には、一点鎖線52で
示されるような直径に対する周波数変化の形状になるこ
とを示している。周囲に関して合計される信号の値は、
周囲方向線のカバー範囲に比例することになる。正確に
中央に設置された大きなポット51a(図1を参照)
は、結果として良好な信号を発生させるが、幾分小さな
ポットは、正確な中央のカバー範囲にも関わらず、使用
可能な信号を導き出すことにはならない。スイッチング
閾値が例えば全信号振幅の50パーセントより十分に下
に設定されるならば、一方では、そのようなセンサ及び
それらの配列に関しては比較的大きいものである信号雑
音が、回路を不確実なものにしてしまい、他方では、電
気的に外されたポット(図2における二点鎖線51b)
が、不都合にスイッチを入れてしまうことになる。
【0049】図3において実線の形態で示された理想的
な曲線は、2つの段階、即ち、両方の加熱領域18,1
9をカバーする大きなポット51aに対応し、両方の領
域18,19のスイッチを入れるべきものである上部の
段階54と、周波数差dfの例えば50パーセントであ
る下部の段階55とを有する。小さめのポット51の直
径に対応する前記段階の近傍では、中央の主要加熱領域
18のみがスイッチを入れられるべきであるが、中央加
熱領域に関する最小ポット直径を提示する段階55の左
側端部では、当該信号は迅速に中断されるべきである。
【0050】センサループ30によって形成される曲線
56は、全般的には実質的に直線的なコースを有し、即
ち、その信号振幅が主としてカバーされた直径に比例す
るものではあるが、理論的な理想曲線53に接近してい
て、当該理想曲線の階段形状に接近する段階を包含する
ものであることが理解され得るであろう。これは、唯1
つのセンサに拠って、大きなポットと小さなポットの間
を確実に区別し、特には、スイッチを入れるべきである
外されたポットと中央主要加熱領域を始動させるように
意図される小さなポットとの間を区別することを可能に
する。
【0051】図3は、スイッチング・ポイント57,5
8を示している。ポイント57(信号レベルS1)にお
いて、中央加熱領域18は、スイッチを入れられること
になり、スイッチング・ポイント58まではそのまま
(スイッチ33が「オン」)にされる。スイッチング・
ポイント58(信号レベルS2)では、外側の加熱領域
19が、その後、接続される(両方のスイッチ33及び
33aが「オン」)。言い換えると、スイッチング・ポ
イント58は、両方の加熱領域によって作動する大きな
ポット51aの最小寸法を表わすが、スイッチング・ポ
イント57は、スイッチを入れることが可能であるポッ
ト51の最小寸法を示すのである。
【0052】スイッチング・ポイント57,58の近傍
では、信号曲線56の勾配は、干渉ファクタを考慮に入
れる場合であっても確実なスイッチングが生じ得るよう
にして、比較的大きいものであることが特に理解され得
るであろう。これは、従来型センサコイルの曲線52で
は可能にならないこともまた理解され得るであろう。
【0053】以下は、センサコイルに関連して生じるこ
とである。図1で示された調理容器51の場合、それ
は、その直径が中央主要加熱領域18のものに対応する
ポットである。それは、加熱領域18の帯域と、センサ
ループ30の対応する帯域、即ち主として内側の周囲方
向部分38とをカバーする。これは、図3の第1段階5
5のほぼ近傍にある信号レベルを導き出す。従って、こ
の信号は、信号値S1及びS2の間にあるので、中央の
主要加熱領域18のみがスイッチを入れられる。
【0054】大きめのポット51aを設置すると、内側
周囲方向部分38に加えて、外側周囲方向部分及び接続
部分39もまたカバーされるので、より著しい信号変化
が存在することになる。図3において示された段階的な
性質は、周囲方向部分37,38の位置に由来するもの
であり、その適用範囲の場合には比較的急激な信号変化
を提示するが、それらの間には理想曲線の段階54及び
55に対応する比較的浅い曲線部分が配置される。
【0055】調理は、出力又は温度のいずれかによって
制御され、更にガラスセラミックプレートを過熱から保
護するサーモスタット24の監視をも補足されるポット
検出システムによっていかなる影響をも受けることなく
行われる。
【0056】同心的な配列に代わる加熱領域の並置を除
けば、その機能が同等である図4の実施例では、対応す
る丸いものであるか或いは細長い調理器具(卵形のロー
スト器具)によるそれらのカバー範囲が、主要加熱領域
18のみか又は補助的加熱領域19をも加えてスイッチ
を入れることになる。ここでもまた、センサループの個
別的部分の配列の故に、所定の段階的な性質が存在す
る。段階的な信号コースの結果として、直径に従属する
様式におけるスイッチングの可能性も存在する。
【0057】図5から図7において示され、単一の加熱
領域18を有する単一回路加熱器の場合、その信号コー
スは、図11のようなものである。その理想曲線は、1
つの段階54のみを有することになり、ここでもまた、
本発明に拠るセンサコイル30の信号曲線56は、スイ
ッチング・ポイント58(実行可能な最小のポット)に
おいて、スイッチをオン・オフするための急勾配の信号
曲線が存在するようにして、前記理想曲線に大きく適合
される。従来型センサコイルの曲線52の場合、当該ス
イッチング・ポイントは、確実なスイッチングが可能で
はないような小さな信号振幅の領域に位置することにな
る。
【0058】従って、本発明は、とりわけ簡単且つ頑丈
で再装備可能なものであるだけでなく、広範囲における
スイッチングのために使用可能である正確な信号をも供
給するように成した、ポット検出センサを備えた輻射加
熱器を提供する。これは、特には、異なった直径のポッ
トが異なった加熱を開始させるようにして、ポット検出
のための数個の作用領域即ち作動領域を導き出すことに
なる。1つのセンサに拠っても、正確な調理容器の寸法
検出が実行可能である。外側及び中間の丸枠内における
2つの従来型センサの構成に比べて構造的な利点と特に
は機能的な利点との両者を導き出すように成した、例え
ば本発明に拠る2つのセンサを使用する2回路加熱器に
拠って、実をいえば大きな構造的な経費を支出して、こ
れを達成することもまた可能である。
【0059】加熱領域の近傍における位置決めの結果と
して、大まかな近似では線形化されるとも呼ばれ得る
が、図3及び図11で示されたような階段関数応答を有
益に有するように成した、スイッチング目的のために使
用可能である変化に拠って、直径に関する成果が達成さ
れるのである。
【図面の簡単な説明】
【図1】直に触れる調理容器を備えた、ガラスセラミッ
クのプレートの下における輻射加熱器を介する中央断面
図である。
【図2】図1の輻射加熱器の平面図である。
【図3】2回路加熱器に拠る周波数応答に関する図表で
ある。
【図4】輻射加熱器の変形例の平面図である。
【図5】概略的な形態における更なる変形例の平面図で
ある。
【図6】概略的な形態における更なるもう1つの変形例
の平面図である。
【図7】概略的な形態における更なるもう1つの変形例
の平面図である。
【図8】概略的な形態における更なるもう1つの変形例
の平面図である。
【図9】概略的な形態における更なるもう1つの変形例
の平面図である。
【図10】概略的な形態における更なるもう1つの変形
例の平面図である。
【図11】単一回路加熱器(図5から図7)に関するセ
ンサの周波数応答の図表である。
【符号の説明】
11 電気輻射加熱器 12 ガラスセラミックプレート 13 プレート 14 底部 15 丸枠 16 底部層 17 丸枠 18、19 加熱領域 20 仕切り 21 加熱要素 24 サーモスタット 26 センサ 27 サーモスタット・ヘッド 28 通路 30 ループ 31 制御装置 32 共振回路 33 スイッチ 34 出力制御装置 35 制御ノブ 38 内側周囲方向部分 39 接続部分 41 端子 42 空間 44 正中面 45 平面 46 角 47 凹み 48 コーナー 51a ポット 53 理想曲線 54、55 段階 56 信号曲線 57、58 スイッチング・ポイント 59 中央領域

Claims (11)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 加熱器をカバーするホットプレート上に
    おける調理容器の位置決めを検出するための能動センサ
    を備えた電気輻射加熱器であって、当該センサは、制御
    手段の誘導的に機能する共振回路の一部であり、且つ電
    気輻射加熱要素によって加熱される少なくとも1つの加
    熱領域の近傍において少なくとも部分的には同者の上に
    係合するようにして位置決めされる導電性材料のループ
    であるように成した、前記電気輻射加熱器。
  2. 【請求項2】 当該センサループは、少数回巻きのみで
    構成され、好ましくは一巻きのみで構成されるように成
    した、請求項1に記載の輻射加熱器。
  3. 【請求項3】 当該センサループは、加熱領域に対する
    同心性から逸脱する形状を有するように成した、請求項
    1又は2に記載の輻射加熱器。
  4. 【請求項4】 当該センサループは、加熱器の丸枠から
    離間配置されるように成し、当該センサループは、半径
    方向において明瞭に画成される差違を備えた磁場配分
    を、加熱領域の近傍において有するように成した、先行
    する請求項のいずれか1つに記載の輻射加熱器。
  5. 【請求項5】 当該センサループ及び制御手段は、特に
    は半径方向に互いに離間配置される異なった作用領域を
    有するセンサループによって、調理容器の異なった寸法
    を検出して識別するために設けられるように成し、当該
    作用領域は、好ましくは、実質的に周囲方向に指向され
    るループ部分であって、数個の接続部分によって相互に
    接続されるように成し、前記ループ部分の形態の少なく
    とも1つは、当該ループのオメガ形状部分の外側部分で
    あるように成した、先行する請求項のいずれか1つに記
    載の輻射加熱器。
  6. 【請求項6】 当該センサループは、異なった予定の底
    部寸法を有する調理容器の検出のための共通のセンサと
    して設けられ、それによって加熱器の異なった加熱領域
    が調理容器の底部寸法に従って付勢され得るように成
    し、異なった調理容器底部寸法を検出するためのセンサ
    ループの異なった作用領域は、好ましくは、加熱器の異
    なった加熱領域に配置されるように成し、当該制御手段
    は、異なった作用領域のセンサ信号を処理し、異なった
    作用領域を付勢させる出力信号を形成するようにして設
    けられるように成した、先行する請求項のいずれか1つ
    に記載の輻射加熱器。
  7. 【請求項7】 当該センサは、調理容器の変化する底部
    寸法に関連して測定されるとき、階段形状に近似する周
    波数偏移特性を有するように成した、先行する請求項の
    いずれか1つに記載の輻射加熱器。
  8. 【請求項8】 当該センサループは、自己支持形であ
    り、且つ耐熱導電性材料から製造されるように成し、当
    該センサループは、好ましくは、太い非絶縁ワイヤから
    形成されるか、或いは、高い導電性を備えた材料を充填
    される耐熱材料の外側層で構成される多層材料から形成
    されるように成した、先行する請求項のいずれか1つに
    記載の輻射加熱器。
  9. 【請求項9】 当該センサループは、好ましくは、加熱
    器の絶縁体丸枠を支持したセンサループ形態担持部分の
    外側指向湾曲によって、加熱器の絶縁体丸枠の上に支持
    されるように成した、先行する請求項のいずれか1つに
    記載の輻射加熱器。
  10. 【請求項10】 当該センサループは、磁化不能な材料
    から形成されるように成した、先行する請求項のいずれ
    か1つに記載の輻射加熱器。
  11. 【請求項11】 当該センサループは、加熱器の加熱要
    素から大きく離間配置されるホットプレートの直下に位
    置決めされるように成した、先行する請求項のいずれか
    1つに記載の輻射加熱器。
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