JPH09223163A - 配線経路自動作成装置 - Google Patents

配線経路自動作成装置

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Publication number
JPH09223163A
JPH09223163A JP8030755A JP3075596A JPH09223163A JP H09223163 A JPH09223163 A JP H09223163A JP 8030755 A JP8030755 A JP 8030755A JP 3075596 A JP3075596 A JP 3075596A JP H09223163 A JPH09223163 A JP H09223163A
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JP
Japan
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wiring
product
database
electric wire
appliances
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Application number
JP8030755A
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English (en)
Inventor
Satoshi Takigawa
敏 滝川
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Toshiba Corp
Original Assignee
Toshiba Corp
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Publication date
Application filed by Toshiba Corp filed Critical Toshiba Corp
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Publication of JPH09223163A publication Critical patent/JPH09223163A/ja
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 たとえ製品18の種類や組込む器具19の仕
様が変更になったとしても、簡単に製品18の配線経路
が得られる。 【解決手段】 複数の器具19からなる製品18におけ
る各器具19の配置情報20を入力するための配置情報
入力部1と、製品における各器具相互間の接続情報21
を入力するための接続情報入力部2と、各製品毎に該当
製品を構成する各器具相互間の配線方式を記憶する配線
方式データベース12と、配置情報入力部から入力され
た製品に対応する配線方式を配線方式データベースの記
憶内容に基づいて判定する配線方式判定手段3と、配線
方式判定手段で判定された配線方式及び接続情報入力部
から入力された接続情報21に基づいて該当製品におけ
る各器具相互間の配線経路22を作成する配線経路生成
手段4とを備えている。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は複数の器具が組込ま
れた製品における各器具相互間の配線経路を自動的に作
成する配線経路自動作成装置に関する。
【0002】
【従来の技術】例えば、各種計器や継電器やスイッチや
端子台等の多数の電気器具が収納された配電盤におい
て、それぞれ配置された各電気器具相互間を各種の電線
を用いて配線する場合、先ず最初に、予め定められてい
る所定の配線ルールに基づいて、各電気器具相互間をど
のような経路で接続するかを示す配線経路を決定する。
次に。決定された配線経路における各器具相互間の配線
に対してどのような種別の種類の電線を使用するかを決
定する。
【0003】前記配線ルールとしては、例えば、配電盤
内の各器具へ電源を供給する配線経路を求める場合、各
々の電線毎に電線太さの太いものから順に細いものへ1
本に継ながった経路を求め、線太さの同じものについて
は、仮の器具配置情報を基に、最も短くなる経路を決め
る等のルールである。
【0004】そして、この配線経路を例えばコンピュー
タ等の情報処理装置で求める場合は、上述した配線ルー
ルを記憶部内に組込む。そして、異なる種類の配電盤や
配電盤以外の各種の電気機器に組込まれた回路基盤にお
ける配線経路を求める場合においては、その製品毎に、
該当製品に最も適した配線ルールが採用される。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上述し
た配線ルールを用いて各種配電盤や電気機器内の回路基
盤等の複数の器具からなる各製品の配線経路を求める手
法においても、まだ改良すべき次のような課題があっ
た。
【0006】すなわち、前述したように、各製品毎に異
なる配線ルールが用いられるので、配線経路の作成対象
製品が変更になる毎に、配線経路作成のプログラムを該
当配線ルールに合致するように変更する必要がある。ま
た、各製品に組込む各器具の仕様が変更になると、その
都度プログラムを変更する必要がある。このプログラム
変更作業は過大な労力と時間が必要である。したがっ
て、簡単に対象製品及び組込む器具の仕様を変更するこ
とができなかった。
【0007】また、たとえ異なる製品であったとして
も、配線の基本は大幅に変更しないので、配線ルールの
なかにも、各製品に共通するルールも多数存在する筈で
ある。しかし、上述したように、各製品毎に個別の配線
ルールのプロクラムを作成していたので、全ての製品に
亘る共通ルールの抽出等の配線経路作成に関するノウハ
ウ的な技術の蓄積が図られなかった。
【0008】そのために、設計者の経験と勘により配線
ルールを決定しており、この配線経路作成に不慣れな設
計者にとっては、最良の配線経路が得られるまで、多数
回の試行錯誤を繰返す以外に適切な手法がなかった。
【0009】したがって、新規の製品に対する最適の配
線経路を作成するまでに多大の労力と時間とを費やし
た。本発明はこのような事情に鑑みてなされたものであ
り、各製品毎及び各製品に組込む器具毎に配線方式や器
具仕様をデータベースとして記憶保持することによっ
て、たとえ配線経路の作成対象製品が変更になっても、
又各製品に組込む各器具の仕様が変更になったとして
も、特に配線経路作成のプログラムを変更することな
く、簡単に種々の製品及び種々の仕様を有した器具が組
込まれた製品に対する配線経路を簡単に作成できる配線
経路自動作成装置を提供することを目的とする。
【0010】
【課題を解決するための手段】上記課題を解消するため
に本発明の請求項1の配線経路自動作成装置において
は、複数の器具からなる製品における各器具の配置情報
を入力するための配置情報入力部と、製品における各器
具相互間の接続情報を入力するための接続情報入力部
と、各製品毎に該当製品を構成する各器具相互間の配線
方式を記憶する配線方式データベースと、配置情報入力
部から入力された製品に対応する配線方式を配線方式デ
ータベースの記憶内容に基づいて判定する配線方式判定
手段と、この配線方式判定手段で判定された配線方式及
び接続情報入力部から入力された接続情報に基づいて該
当製品における各器具相互間の配線経路を作成する配線
経路生成手段とを備えている。
【0011】また、請求項2の発明は、上述した請求項
1の配線経路自動作成装置において、さらに、各器具間
を接続する電線の種別毎に該当種別の定格等の電線仕様
を記憶する電線仕様データベースと、各器具毎に該当器
具に設けられた各接続端子及び該当接続端子に接続可能
な電線の電線仕様を記憶する器具仕様データベースと、
配線経路生成手段にて作成された配線経路における各器
具相互間を接続する配線に用いる電線の種別を器具仕様
データベース及び電線仕様データベースの各記憶内容に
基づいて判定する電線種別判定手段とを付加している。
【0012】さらに、請求項3の発明は、上述した請求
項2の配線経路自動作成装置において、さらに、配線経
路生成手段にて作成された配線経路における各配線に電
線種別判定手段で判定された種別の電線を組込んで出力
する配線経路出力手段を付加している。
【0013】請求項4のの発明においては、上述した請
求項3の配線経路自動作成装置における線経路出力手段
は、各器具の接続端子、この接続端子相互間を接続する
電線及びその電線種別をグラフッイク表示する。
【0014】また、請求項5の発明は上述した請求項1
乃至4項の配線経路自動作成装置において、さらに、外
部からの設定変更指示に基づいて各データベースの記憶
内容を設定変更するデータベース設定変更手段を付加し
ている。
【0015】このように構成された配線経路自動作成装
置においては、配線方式データベース内には各製品毎に
該当製品を構成する各器具相互間の配線方式が記憶され
ている。そして、外部から配置情報入力部に対して製品
における各器具の配置情報を入力し、かつ接続情報入力
部に対して該当製品における各器具相互間の接続情報を
入力すると、製品に対応する配線方式が配線方式データ
ベースの記憶内容に基づいて自動的に判定される。次
に、判定された配線方式及び接続情報入力部から入力さ
れた接続情報に基づいて該当製品における各器具相互間
の配線経路が自動的に算出される。
【0016】また、請求項2においては、電線仕様デー
タベースに各器具間を接続する電線の種別毎に該当種別
の定格等の電線仕様が記憶され、器具仕様データベース
に器具毎に該当器具に設けられた各接続端子及び該当接
続端子に接続可能な電線の電線仕様が記憶されている。
したがって、先に作成された配線経路における各器具相
互間を接続する電線の種別が自動的に判定される。
【0017】このように、請求項1及び請求項2におい
ては、各データベースには予め各製品の配線方式、各電
線の電線仕様,各器具の器具仕様等が記憶されているの
で、この各データベースに記憶された各種の情報に基づ
いて指定された製品及び指定された接続情報に基づいて
自動的に対応する配線経路が作成される。その結果、各
製品毎に、また各器具毎に配線経路を作成するための専
用のプログラムを作成する必要がない。
【0018】また、請求項3においては、作成された配
線経路における各配線に電線の種別が組込まれて自動的
出力される。そして、請求項4においては、それらがグ
ラフッイク表示される。したがって、操作者にとって非
常に見易いフォーマットで出力される。
【0019】さらに、請求項5においては、各データベ
ースの記憶内容を外部から自由に設定変更可能である。
したがって、新規の製品や新規の器具が開発されると、
これらの情報をデータベースに登録することによって、
直ちに、該当新規製品に対する配線経路を作成すること
ができる。
【0020】
【発明の実施の形態】以下本発明の一実施形態を図面を
用いて説明する。図1は実施形態の配線経路自動作成装
置の概略構成を示すブロック図である。この配線経路自
動作成装置は、コンピュータ等の一種の情報処理装置で
構成されており、アプリケーションプログラム上に形成
された複数の処理部1〜8と、例えばHDD(ハードデ
ィスク装置)内に形成されたルールデータベース9と、
RAM等の主メモリ上に形成された配線経路データメモ
リ10と、例えばCRT表示装置11aとキーボード1
1bとからなるマンマシン装置11とで構成されてい
る。
【0021】さらに、ルールデータベース9内には、配
線方式データベース12,配線ルールデータベース1
3,電線仕様データベース14及び器具仕様テータベー
ス15が形成されている。
【0022】配線方式データベース12内には、図2に
示すように、この配線経路自動作成装置で配線経路の作
成対象となる各配電盤や各機器の電気回路等の各製品の
製品名毎に、該当製品を構成する複数の器具に対する配
線のグループ化方式と、母線方式が記憶されている。
【0023】配線のグループ化方式とは、例えば該当製
品を構成する複数の器具全部に電源を供給する電源線を
配線する場合、この複数の器具を複数のグループに分割
して、各グループ毎に電源を供給する場合がある。この
場合の各器具のグループ分け手法を示す。また、母線方
式とは、例えば電源線の場合、母線となる太い線を敷設
して、この太い線に対して接続された各細い線で各グル
ープに電源を供給するが、この場合の母線の書くグルー
プに対する敷設方式を示す。
【0024】配線ルールデータべース13内には、配線
方式が決定された製品に対する各器具相互間を接続する
配線経路を作成する場合の基本となる共通ルールが記憶
されている。
【0025】電線仕様データベース14内には、図3に
示すように、各製品における各器具相互間を接続する電
線の種別毎に、該当電線の「色」,「太さ」,「定格」
等の電線仕様が記憶されている。例えば種別「DA」の
電線は、電線の色が赤であり、太さが0,5mmであ
り、定格電流はT1 であることを示す。
【0026】器具仕様データベース15内には、図4に
示す端子情報テーブル15aと図5に示す表示方式テー
ブル15bとが形成されている。端子情報テーブル15
aにおいては、例えば、名称「KA」の器具には、端子
番号A1.A2.AEからなる3個の端子が設けられて
おり、各端子の形状はそれぞれK1,K1,KEであ
り、かつ各端子に入出力される電流(電圧)の各定格は
T1,T1,TEであることを示す。
【0027】また、表示方式テーブル15bにおいて
は、名称「KA」,「KB」の各器具には、図8に示す
簡易表示方式H1とシンボル表示方式H2との2種類の
表示方式が設定されている。特に、シンボル表示方式H
2においては、該当器具の概略形状と、該当器具に設け
られた各端子のシンボル画像が記憶されている。
【0028】次に、以上説明したような構成の4つのデ
ータベース12〜15が形成されたルールデータベース
9を有する配線経路自動作成装置の各処理部l〜8の動
作を順番に説明する。
【0029】配置情報入力部1には、例えばCAD装置
の一種である外形図形システム16で作成された、例え
ば図6に示すような製品18を構成する各器具19の配
置を示す配置情報20が入力される。配置情報入力部1
は入力した配置情報20を次の配置方式判定部3へ送出
する。
【0030】また、接続情報入力部2には、例えば外部
の回路形作成システム17から出力された接続情報21
が入力される。この接続情報21には図6に示すよう
に、全体の接続指示と各器具19相互間の端子を含めた
詳細の端子間接続指示とが含まれる。この端子間接続指
示には、例えば、「器具Aの端子A1と器具Bの端子B
1とを接続する、さらに、器具Aの端子A4と器具Bの
端子B2とを接続する」等の指示が含まれる。
【0031】接続情報入力部2は入力した接続情報21
を配線方式判定部3及び配線経路生成部4へ送出する。
配置方式判定部3は、図6に示すように、一つの製品1
8の配置情報20と接続情報21とが入力すると、配線
方式データベース12から指定された製品18に対応す
る製品名称のグループ化方式と母線方式との配線方式デ
ータを読取って、自己の配線方式テータテーブル3aへ
書込む。
【0032】そして、配置方式判定部3は、この配線方
式データ、配置情報20及び接続情報21から該当製品
18の配線方式を判定して、決定した配線方式及び配置
情報20を次の配線経路生成部4へ送出する。
【0033】配線経路生成部4は、図6に示すように、
配置方式判定部3から受領した配線方式及び接続情報入
力部2から入力された詳細な詳細の接続指示、及び配線
ルールデータベース13の配線ルールに従って、一つの
製品18の配置情報20に対する配線経路情報22を生
成する。
【0034】図6を用いて、配線経路情報22の具体的
生成手順を説明する。先ず、この製品18を構成する複
数の器具19を前記配線方式に従って例えば4つのグル
ープ23に分割する。そして、母線24に対して各グル
ープ23を接続する。その後、各グルーブ23内におけ
る各器具19相互間を各器具19の端子どうしを指定し
て接続する。
【0035】図7に配線経路情報22のなかの一つのグ
ループ23内の器具19の接続状態を示す。図示するよ
うに、配線経路情報22内には、各器具19の名称K
A,KBと、各端子24の端子番号A1,B1と、端子
24相互間を接続する配線25とが含まれる。
【0036】配線経路生成部4は作成した配線経路情報
22を次の電線種別判定部5へ送出する。次に、電線種
別判定部5の動作を図7を用いて説明する。配線経路情
報22を受信した電線種別判定部5は、器具仕様データ
ベース15の端子情報テーブル15aから受信した該当
配線経路情報22に含まれる各器具19に対応する仕様
を読出して、自己の器具仕様データテーブル5aへ書込
む。また、電線種別判定部5は電線仕様データベース1
4の各電線仕様を読出して自己の電線仕様データテーブ
ル5bへ書込む。
【0037】そして、電線種別判定部5は、配線経路情
報22における各器具19の各端子24相互間を接続す
る配線25に用いる電線26の種類を判定する。具体的
には、配線経路情報22における各器具19の各端子2
4における端子情報を器具仕様データテーブル5aから
検索して、両方の仕様、具体的には定格を同時に満する
電線仕様を有する電線26の種別を電線仕様データテー
ブル5bから検索する。
【0038】例えば、器具名称KAの器具19の端子番
号A1の端子24と、器具名称KBの器具19の端子番
号B2の端子24とを接続する配線25は、各端子24
の定格T1が同じであるので、この定格T1を有する電
線26は、電線種別「DA」の電線26であることが理
解できる。
【0039】そして、電線種別判定部5は、配線経路情
報22における該当配線25を対応する電線26に書直
して、その電線26近傍に電線種別「DA」を書込む。
そして、図示する修正後の配線経路情報22aを得る。
【0040】配線経路生成部4から受領した配線経路情
報22に含まれる全ての配線25が対応する電線26で
書直された配線経路情報22aは、次の配線経路登録部
6へ送出される。配線経路登録部6は、受領した配線経
路情報22aを配線経路データメモリ10へ書込む。
【0041】配線経路表示部7は、例えばマンマシン装
置11を介して製品名称及び表示方式を指定した表示指
令が入力されると、配線経路データメモリ10に書込ま
れた配線経路情報22aをマンマシン装置11のCRT
表示装置11aに表示出力する。
【0042】次に、この配線経路表示部7の具体的表示
動作を図8を用いて説明する。配線経路表示部7は、製
品名称を指定した表示指令が入力されると、配線情報デ
ータメモリ10に書込まれた配線経路情報22aを読出
す。そして、器具仕様データベース15の表示方式テー
ブル15bの配線経路情報22aに含まれる器具19の
表示方式のデータを読出して、自己の器具仕様データテ
ーブル7aへ書込む。
【0043】そして、配線経路情報22aに含まれる器
具19及び電線26を器具仕様データテーブル7a内の
指定された表示方式に従ってCRT表示装置11aに表
示出力する。
【0044】例えば、簡易表示方式H1が操作者にて指
定された場合は、各器具19毎に、各端子24が相手側
器具19のどの端子24にどの電線種別で接続されるか
の情報がそれぞれ一覧表19aで表示される簡易表示画
面27aとなる。
【0045】また、簡易表示方式H2が操作者にて指定
された場合は、各器具19及び各端子24がシンボルと
して表示され、かつ各端子24相互間を接続する電線2
6も電線種別に対応した線の種類で表示されるシンボル
表示画面27bとなる。
【0046】データベース設定変更部8は、操作者がマ
ンマシン装置11を用いて、ルールデータベース9内の
配線方式データベース12,配線ルールデータベース1
3,電線仕様データベース14及び器具仕様データベー
ス15に設定されている各デーに対する変更指令や追加
設定指令に応じて、各データベース12〜15に対して
新規設定や変更等の処理を実施する。
【0047】このように構成された配線経路自動作成装
置においては、配線方式データベース12内には各製品
18毎に該当製品18を構成する各器具19相互間の配
線方式が記憶されている。配線ルールデータベース13
には配線経路を作成する場合の基本となる共通ルールが
記憶されている。電線仕様データベース14内には各器
具19間を接続する電線26の種別毎に該当種別の定格
等の電線仕様が記憶され、また、器具仕様データベース
15内には、器具19毎に該当器具19に設けられた各
端子24及び該当端子24に接続可能な電線26の電線
仕様を記憶する端子情報テーブル15aと、各器具19
の表示方式を記憶する表示方式テーブル15bとが形成
されている。
【0048】そして、配置情報入力部1から製品18に
おける各器具19の配置情報20が入力され、続情報入
力部2から該当製品18における各器具19相互間の接
続情報21を入力すると、製品18に対応する配線方式
が配線方式データベース12の記憶内容に基づいて自動
的に判定される。次に、配線経路生成部4において、先
に判定された配線方式及び接続情報入力部2から入力さ
れた接続情報21に基づいて該当製品18における各器
具19相互間の配線経路情報22が自動的に算出され
る。
【0049】さらに、電線種別判定部5において、先に
作成された配線経路情報22における各器具19相互間
を接続する電線26の種別が自動的に判定されて、電線
26種別が付加された配線経路情報22aとなる。ま
た、配線経路表示部7において、電線26種別が付加さ
れた配線経路情報22aが操作者の選択に応じて、図8
に示す、簡易表示画面27a又はシンボル表示画面27
bの各表示形式で表示される。
【0050】このように、各データベース12〜15に
は予め各製品18の配線方式、各電線26の電線仕様,
各器具19の器具仕様等が記憶されているので、各製品
18毎に、また各器具19毎に配線経路情報22を作成
するための専用のプログラムを作成する必要がない。
【0051】したがって、この配線経路自動作成装置を
用いることによって、種々の仕様を有した器具19、ま
た種々の仕様を有した電線26を用いた種々の製品18
に対して、何等プログラムを変更することなく、簡単に
該当製品18の配線経路情報22,22aが得られるの
で、例えば、新規製品18の開発期間を大幅に短縮でき
る。
【0052】また、各データベース12〜15に種々の
ルールが既に記憶されているので、たとえ配線経路作成
に不慣れな設計者であっても効率的に配線経路を作成で
きる。
【0053】さらに、作成された配線経路情報22にお
ける各配線25に電線26の種別が組込まれた状態で、
CRT表示装置11aにグラフッイク表示される。した
がって、操作者にとって非常に見易く、使い勝手のよい
配線経路自動作成装置とすることができる。
【0054】さらに、各データベース12〜15の各記
憶内容を外部から自由に設定変更可能である。したがっ
て、新規の製品18や新規の器具19が開発されると、
これらの情報を各データベースに登録することによっ
て、直ちに、新規製品に対する配線経路を作成すること
ができる。
【0055】なお、本発明は上述した実施形態に限定さ
れるものではない。実施形態においては、製品として配
電盤を想定したが、特に配電盤に限定されるものではな
く、例えは、各種の電気機器に組込まれた回路基盤であ
ってもよい。
【0056】
【発明の効果】以上説明したように、本発明の配線経路
自動作成装置においては、各製品毎及び各製品に組込む
器具毎に配線方式や器具仕様をデータベースとして記憶
保持している。したがって、たとえ配線経路の作成対象
製品が変更になっても、又各製品に組込む各器具の仕様
が変更になったとしても、特に配線経路作成のプログラ
ムを変更することなく、簡単に種々の製品及び種々の仕
様を有した器具が組込まれた製品に対する配線経路を簡
単に作成できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明の一実施形態に係わる配線経路自動作
成装置の概略構成を示すブロック図
【図2】 同配線経路自動作成装置の配線方式データベ
ースの記憶内容を示す図
【図3】 同配線経路自動作成装置の電線仕様データベ
ースの記憶内容を示す図
【図4】 同配線経路自動作成装置の器具仕様データベ
ースの記憶内容を示す図
【図5】 同じく同配線経路自動作成装置の器具仕様デ
ータベースの記憶内容を示す図
【図6】 同配線経路自動作成装置の配線方式判定部及
び配線経路生成部の動作を説明するための模式図
【図7】 同配線経路自動作成装置の電線仕様判定部の
動作を説明するための模式図
【図8】 同配線経路自動作成装置の配線経路表示部の
動作を説明するための模式図
【符号の説明】
1…配置情報入力部、2…接続情報入力部、3…配線方
式判定部、4…配線経路生成部、5…電線種別判定部、
6…配線経路登録部、7…配線経路表示部、8…データ
ベース設定変更部、9…ルールデータベース、10…配
線経路データメモリ、11…マンマシン装置、12…配
線方式データベース、13…配線ルールデータベース、
14…電線仕様データベース、15…器具仕様データベ
ース、20…配置情報、21…接続情報、22,22a
…配線経路情報

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 複数の器具からなる製品における前記各
    器具の配置情報を入力するための配置情報入力部と、 前記製品における各器具相互間の接続情報を入力するた
    めの接続情報入力部と、 各製品毎に該当製品を構成する各器具相互間の配線方式
    を記憶する配線方式データベースと、 前記配置情報入力部から入力された製品に対応する配線
    方式を前記配線方式データベースの記憶内容に基づいて
    判定する配線方式判定手段と、 この配線方式判定手段で判定された配線方式及び前記接
    続情報入力部から入力された接続情報に基づいて該当製
    品における各器具相互間の配線経路を作成する配線経路
    生成手段とを備えた配線経路自動作成装置。
  2. 【請求項2】 前記各器具間を接続する電線の種別毎に
    該当種別の定格等の電線仕様を記憶する電線仕様データ
    ベースと、 各器具毎に該当器具に設けられた各接続端子及び該当接
    続端子に接続可能な電線の電線仕様を記憶する器具仕様
    データベースと、 前記配線経路生成手段にて作成された配線経路における
    各器具相互間を接続する配線に用いる電線の種別を前記
    器具仕様データベース及び電線仕様データベースの各記
    憶内容に基づいて判定する電線種別判定手段とを備えた
    ことを特徴とする請求項1記載の配線経路自動作成装
    置。
  3. 【請求項3】 前記配線経路生成手段にて作成された配
    線経路における各配線に前記電線種別判定手段で判定さ
    れた種別の電線を組込んで出力する配線経路出力手段を
    備えたことを特徴とする請求項2記載の配線経路自動作
    成装置。
  4. 【請求項4】 前記配線経路出力手段は、前記各器具の
    接続端子、この接続端子相互間を接続する電線及びその
    電線種別をグラフッイク表示することを特徴とする請求
    項3記載の配線経路自動作成装置。
  5. 【請求項5】 外部からの設定変更指示に基づいて前記
    各データベースの記憶内容を設定変更するデータベース
    設定変更手段を備えた請求項1乃至4項のいずれか一項
    記載の配線経路自動作成装置。
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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2008090479A (ja) * 2006-09-29 2008-04-17 Toshiba Corp 製造検査支援装置、製造検査支援方法およびそのプログラム

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* Cited by examiner, † Cited by third party
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