JPH0922132A - 電子写真感光体 - Google Patents

電子写真感光体

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Publication number
JPH0922132A
JPH0922132A JP17084295A JP17084295A JPH0922132A JP H0922132 A JPH0922132 A JP H0922132A JP 17084295 A JP17084295 A JP 17084295A JP 17084295 A JP17084295 A JP 17084295A JP H0922132 A JPH0922132 A JP H0922132A
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JP
Japan
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group
substituent
general formula
photosensitive layer
compound represented
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JP17084295A
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English (en)
Inventor
Kozo Ishio
耕三 石尾
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Mitsubishi Chemical Corp
Original Assignee
Mitsubishi Chemical Corp
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Publication date
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Publication of JPH0922132A publication Critical patent/JPH0922132A/ja
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 高感度で残留電位の上昇が極めて小さい電子
写真感光体を提供する。 【構成】 導電性基体上に感光層を有する電子写真感光
体において、前記感光層中に、下記一般式(I)で表さ
れるヒドラゾン系化合物を含有することを特徴とする電
子写真感光体。 【化1】

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は電子写真感光体に関する
ものである。さらに詳しくは有機系の光導電性物質を含
有する感光層を有する非常に高感度でかつ高性能の電子
写真感光体に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来、電子写真感光体の感光層にはセレ
ン、硫化カドミウム、酸化亜鉛等の無機系の光導電性物
質が広く用いられていた。しかしながら、セレン、硫化
カドミウムは毒物として回収が必要であり、セレンは熱
により結晶化するために耐熱性に劣り、硫化カドミウ
ム、酸化亜鉛は耐湿性に劣り、また酸化亜鉛は耐刷性が
無いなどの欠点を有しており、新規な感光体の開発の努
力が続けられている。最近は、有機系の光導電性物質を
電子写真感光体の感光層に用いる研究が進み、そのいく
つかが実用化された。有機系の光導電性物質は無機系の
ものに比し、軽量である、成膜が容易である、感光体の
製造が容易である、種類によっては透明な感光体を製造
できる、材料が無害である等の利点を有する。
【0003】最近は、電荷キャリアーの発生と移動の機
能を別々の化合物に分担させる、いわゆる機能分離型の
感光体が高感度化に有効であることから、開発の主流と
なっており、このタイプによる有機系感光体の実用化も
行われている。電荷キャリアー移動媒体としては、ポリ
ビニルカルバゾールなどの高分子光導電性化合物を用い
る場合と低分子光導電性化合物をバインダーポリマー中
に分散溶解する場合とがある。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】特に、有機系の低分子
光導電性化合物は、バインダーとしての皮膜性、可とう
性、接着性などのすぐれたポリマーを選択することがで
きるので容易に機械的特性の優れた感光体を得ることが
できる(例えば特公昭60−34099号公報、特開昭
59−114545号公報、特開昭60−39654号
公報等参照)。しかしながら、高感度かつ残留電位の上
昇が極めて小さい感光体を作るのに適した化合物を見い
だすことが困難であった。
【0005】
【課題を解決するための手段】本発明者らは、これらの
目的を満足し得る有機系の低分子光導電性化合物につい
て鋭意研究したところ特定のヒドラゾン系化合物が好適
である事を見いだし本発明に至った。即ち、本発明の要
旨は、導電性基体上に感光層を有する電子写真感光体に
おいて、前記感光層中に、下記一般式(I)で表される
ヒドラゾン系化合物を含有することを特徴とする電子写
真感光体に存する。
【0006】
【化4】
【0007】(一般式(I)中、Aは置換基を有しても
よいベンゼン環を表し;XはAと共に環構造を形成する
2価の残基を表し;R1 は、水素原子、置換基を有して
もよいアルキル基、置換基を有してもよいアリール基、
置換基を有してもよいアラルキル基、置換基を有しても
よい複素環基または置換基を有してもよい縮合多環基を
表し;R2 ,R3 およびR4 はそれぞれ水素原子、置換
基を有してもよいアルキル基、置換基を有してもよいア
リール基、置換基を有してもよいアラルキル基または置
換基を有してもよい複素環基を表し、これらは互いに同
一でも異なっていてもよく;Qは下記一般式(II)で示
される基を表し;
【0008】
【化5】
【0009】R5 およびR6 はそれぞれ置換基を有して
もよいアルキル基、置換基を有してもよいアリール基、
置換基を有してもよい複素環基、置換基を有してもよい
アラルキル基またはアリル基を表し、またR5 とR6
直接もしくは結合基を介して連結してもよく;nは0ま
たは1以上の整数を表し、nが2以上のとき、各々のR
3 は互いに同一でも異なっていてもよく、各々のR4
又、互いに同一でも異なっていてもよい。)
【0010】以下、本発明を詳細に説明する。本発明の
電子写真感光体は、感光層中に前記一般式(I)で表さ
れるヒトラゾン系化合物を含有する。前記一般式(I)
において、Aは置換基を有してもよいベンゼン環を表
し、ベンゼン環上の置換基としては、メチル基、エチル
基、プロピル基等のアルキル基;メトキシ基、エトキシ
基、ブトキシ基等のアルコキシ基;塩素原子、臭素原
子、ヨウ素原子等のハロゲン原子;フェニル基、ナフチ
ル基等のアリール基;ベンジル基、フェネチル基等のア
ラルキル基;ベンジルオキシ基、フェネチルオキシ基等
のアラルキルオキシ基;スチリル基、ナフチルビニル基
等のアリールビニル基;ジメチルアミノ基、ジエチルア
ミノ基等のジアルキルアミノ基;ジフェニルアミノ基、
ジナフチルアミノ基等のジアリールアミノ基;ジベンジ
ルアミノ基、ジフェネチルアミノ基等のジアラルキルア
ミノ基、また上記のアミノ基の置換基を組み合わせたジ
置換アミノ基等が挙げられる。
【0011】XはAと共に環構造を形成する2価の残基
を表し、メチレン基、エチレン基等のアルキレン基;ヘ
テロ原子;アルキレン基とヘテロ原子を組み合わせた基
等が挙げられる。R1 は、水素原子;メチル基、エチル
基、プロピル基等のアルキル基;フェニル基、ナフチル
基等のアリール基;ベンジル基、フェネチル基等のアラ
ルキル基;チエニル基、フリル基等の複素環基;ピレニ
ル基、アントラセニル基等の縮合多環基を表し、アリー
ル基が好ましい。これらのアルキル基、アリール基、ア
ラルキル基、複素環基、縮合多環基は置換基を有してい
てもよく、置換基としては、メチル基、エチル基、プロ
ピル基等のアルキル基;メトキシ基、エトキシ基、ブト
キシ基等のアルコキシ基;塩素原子、臭素原子、ヨウ素
原子等のハロゲン原子、フェニル基、ナフチル基等のア
リール基;ベンジル基、フェネチル基等のアラルキル
基;ベンジルオキシ基、フェネチルオキシ基等のアラル
キルオキシ基;スチリル基、ナフチルビニル基等のアリ
ールビニル基;ジメチルアミノ基、ジエチルアミノ基等
のジアルキルアミノ基;ジフェニルアミノ基、ジナフチ
ルアミノ基等のジアリールアミノ基;ジベンジルアミノ
基、ジフェネチルアミノ基等のジアラルキルアミノ基、
また上記のアミノ基の置換基を組み合わせたジ置換アミ
ノ基等が挙げられる。
【0012】R2 ,R3 およびR4 は、それぞれ水素原
子;メチル基、エチル基、プロピル基等のアルキル基;
フェニル基、ナフチル基等のアリール基;ベンジル基、
フェネチル基等のアラルキル基;チエニル基、フリル基
等の複素環基を表し、これらは互いに同一でも異なって
いてもよい。これらのアルキル基、アリール基、アラル
キル基、複素環基は置換基を有していてもよく、置換基
としては、メチル基、エチル基、プロピル基等のアルキ
ル基;メトキシ基、エトキシ基、ブトキシ基等のアルコ
キシ基;塩素原子、臭素原子、ヨウ素原子等のハロゲン
原子;フェニル基、ナフチル基等のアリール基;ベンジ
ル基、フェネチル基等のアラルキル基;ベンジルオキシ
基、フェネチルオキシ基等のアラルキルオキシ基;スチ
リル基、ナフチルビニル基等のアリールビニル基;ジメ
チルアミノ基、ジエチルアミノ基等のジアルキルアミノ
基;ジフェニルアミノ基、ジナフチルアミノ基等のジア
リールアミノ基;ジベンジルアミノ基、ジフェネチルア
ミノ基等のジアラルキルアミノ基、また上記のアミノ基
の置換基を組み合わせたジ置換アミノ基等が挙げられ
る。Qは下記一般式(II)で示される基を表す。
【0013】
【化6】
【0014】R5 およびR6 はそれぞれ、メチル基、エ
チル基、プロピル基等のアルキル基;フェニル基、ナフ
チル基等のアリール基;チエニル基、フリル基等の複素
環基;ベンジル基、フェネチル基等のアラルキル基;ま
たは、アリル基を表し、アリール基が好ましい。これら
のアルキル基、アリール基、複素環基は置換基を有して
いてもよく、置換基としては、メチル基、エチル基、プ
ロピル基等のアルキル基;メトキシ基、エトキシ基、ブ
トキシ基等のアルコキシ基;塩素原子、臭素原子、ヨウ
素原子等のハロゲン原子;フェニル基、ナフチル基等の
アリール基;ベンジル基、フェネチル基等のアラルキル
基;ベンジルオキシ基、フェネチルオキシ基等のアラル
キルオキシ基;スチリル基、ナフチルビニル基等のアリ
ールビニル基;ジメチルアミノ基、ジエチルアミノ基等
のジアルキルアミノ基;ジフェニルアミノ基、ジナフチ
ルアミノ基等のジアリールアミノ基;ジベンジルアミノ
基、ジフェネチルアミノ基等のジアラルキルアミノ基、
また上記のアミノ基の置換基を組み合わせたジ置換アミ
ノ基等が挙げられ、ジ置換アミノ基が好ましく、特にジ
アリールアミノ基の場合感度が高くなり、より好まし
い。またR5 とR6 は直接もしくは結合基を介して連結
してもよい。R5 とR6 が連結した場合の好ましい例を
下記一般式(IV) 〜(VII)に示す。
【0015】
【化7】
【0016】式中、DおよびEは、それぞれ、置換基と
して、ハロゲン原子、置換基を有してもよいアルキル
基、置換基を有してもよいアルコキシ基、置換基を有し
てもよいアリール基または置換アミノ基を有してもよい
ベンゼン環を表し、これらは互いに同一でも異なってい
てもよい。これらの有してもよい置換基の具体例として
は、Aが有してもよいとして前記した置換基と同じもの
が挙げられる。nは0または1以上の整数を表し、0,
1,2または3が好ましい。nが2以上の整数のとき、
各々のR3 は互いに同一でも異なっていてもよく、各々
のR4は互いに同一でも異なっていてもよい。一般式
(I)で表されるヒドラゾン系化合物は、特に次の一般
式(III)で表される化合物であることが好ましい。
【0017】
【化8】
【0018】(一般式(III)中、AおよびBは置換基を
有してもよいベンゼン環を表し、これらは互いに同一で
も異なっていてもよく;X,R2 ,R3 ,R4 ,Qおよ
びnは、それぞれ、前記一般式(I)におけると同一の
定義を有する。) 上記式(III)におけるBが有してもよい置換基として
は、Aが有してもよい置換基と同じものが挙げられる。
以下に一般式(I)で表されるヒドラゾン系化合物につ
いて代表例を挙げるが、これらの代表例は例示のために
示されるのであって、本発明に用いるヒドラゾン系化合
物は、これらの代表例に限定されるものではない。
【0019】
【化9】
【0020】
【化10】
【0021】
【化11】
【0022】
【化12】
【0023】
【化13】
【0024】
【化14】
【0025】前記一般式(I)で表されるヒドラゾン系
化合物は、公知の方法を用いて製造できる。好ましい製
造方法について述べると、例えば、公知なスチリル化合
物を用いて、公知なカルボニル導入反応を行ない、次い
で所望の回数公知なwittig反応あるいはWitt
ig−Hornor−Emmons反応および公知なカ
ルボニル導入反応を順次行ない、所望のヒドラジン類と
の脱水反応を行なうことにより、目的の化合物を得る方
法である。この方法についてn=0の場合とn≠0の場
合について詳しく述べる。 n=0の場合
【0026】
【化15】
【0027】1)R2 =Hの場合 一般式(VIII) (一般式(VIII) および(IX)中、A,
X,R1 およびR2 は一般式(I)におけると同一の定
義を有する。)で表されるスチリル化合物をオキシ塩化
リン存在下に、N,N−ジメチルホルムアミド、N−メ
チルホルムアニリド等のホルミル化剤と反応させると一
般式(IX)で表されるアルデヒド体が得られる。ホルミ
ル化剤を大過剰に用いて反応溶媒を兼ねることもできる
が、o−ジクロロベンゼン、ベンゼン等の反応に不活性
な溶媒を用いることもできる。
【0028】2)R2 ≠Hの場合 一般式(VIII) で表されるスチリル化合物を、塩化アル
ミニウム、塩化鉄、塩化亜鉛等のルイス酸触媒下、ニト
ロベンゼン、ジクロロメタン、四塩化炭素等の溶媒中、
一般式Cl−CO−R2 で表される酸塩化物と反応させ
ることにより一般式(IX)で表されるカルボニル化合物
が得られる。〔カルボニル導入反応〕 次いで、一般式(IX)で表されるカルボニル化合物を一
般式H2 N−Qで表されるヒドラジン類と脱水縮合反応
することにより、一般式(1)で表されるヒドラゾン系
化合物が得られる。
【0029】
【化16】
【0030】脱水縮合反応は必要によっては50〜15
0℃の加熱下、メタノール、エタノール、テトラヒドロ
フラン、N,N−ジメチルホルムアミド、トルエン等の
反応に不活性な溶剤中、所望により反応促進剤としてパ
ラトルエンスルホン酸、塩酸、酢酸ナトリウム等の助剤
を用いてもよい。〔ヒドラゾン化反応〕
【0031】 n≠0の場合 先述したカルボニル導入反応によって得られた下記一般
式(X)(一般式(X)中、A,X,R1 およびR3
一般式(I)におけると同一の定義を有する。)で表さ
れるカルボニル化合物と一般式〔R4 −CH2 −PPh
3 + - (wは塩素原子、臭素原子、ヨウ素原子等の
ハロゲン原子を表し、Phはフェニル基を表す。)で表
されるホスホニウム塩または一般式R4 −CH2
(O)(OR)2 (Rはアルキル基を表す)で表される
亜リン酸ジエステルを、ソジウムアルコキシド、ソジウ
ムハイドライド、ポタシウムアルコキシド等の塩基存在
下、N,N−ジメチルホルムアミド、テトラヒドロフラ
ン、1,2−ジメトキシエタン、トルエン等の反応に不
活性な溶媒中で反応させることにより、一般式(XI)
(一般式(XI)中、R1 ,R3 ,R4 ,AおよびXは一
般式(I)におけると同一の定義を有する。)で表され
るビニル化合物が得られる。
【0032】
【化17】
【0033】次いで一般式(XI)で表されるビニル化合
物について、所望の回数、先述したカルボニル導入反応
に次いで先述したWittig反応またはWittig
−Hornor−Emmons反応を行なうことによ
り、一般式(XII)(一般式(XII)中、R1 ,R3
4 ,AおよびXは一般式(I)におけると同一の定義
を有する。)で表されるビニル化合物が得られる。
【0034】
【化18】
【0035】この一般式(XII)で表されるビニル化合物
について、先述したカルボニル導入反応に次いで先述し
たヒドラゾン化反応を行なうことにより一般式(I)で
表されるヒドラゾン系化合物が得られる。これらの反応
において、場合によっては、各工程終了後、あるいは、
全工程終了後、再結晶精製、カラム精製等の公知な精製
手段により、高純度体を得ることも可能である。本発明
の電子写真感光体は、上記一般式(I)で表されるヒド
ラゾン系化合物を1種または2種以上含有する感光層を
有する。一般式(I)で表されるヒドラゾン系化合物は
有機光導電体としてきわめて優れた性能を示す。特に電
荷輸送剤として用いられた場合には高感度で耐久性に優
れた感光体を与える。
【0036】電子写真感光体の感光層の形態としては種
々のものが知られているが、本発明の電子写真感光体の
感光層としてはそのいずれであってもよい。例えばバイ
ンダー中にヒドラゾン系化合物と必要に応じ増感剤とな
る色素や電子吸引性化合物を添加した感光層、光を吸収
すると極めて高い効率で電荷キャリアーを発生する電荷
発生剤粒子とヒドラゾン系化合物をバインダー中に添加
した感光層、ヒドラゾン系化合物とバインダーからなる
電荷輸送層と光を吸収する極めて高い効率で電荷キャリ
アーを発生する電荷発生剤粒子からなるあるいはこれと
バインダーからなる電荷発生層とを積層した感光層等が
挙げられる。
【0037】これらの感光層中には、一般式(I)で表
されるヒドラゾン系化合物と共に、有機光導電体として
すぐれた性能を有する公知の他のアリールアミン系化合
物、ヒドラゾン化合物、スチルベン系化合物等を混合し
てもよい。本発明においては上記一般式(I)で表され
るヒドラゾン系化合物を電荷発生層と電荷輸送層の2層
からなる感光層の電荷輸送層中に用いる場合に、特に感
度が高く残留電位が小さく、かつ、繰り返し使用した場
合に、表面電位の変動や感度の低下、残留電位の蓄積等
が少なく耐久性に優れた感光体を得ることができる。
【0038】本発明の電子写真感光体は常法に従って上
記一般式(I)で表されるヒドラゾン系化合物をバイン
ダーと共に適当な溶剤中に溶解し、必要に応じ光を吸収
すると極めて高い効率で電荷キャリアーを発生する電荷
発生剤粒子、増感染料、電子吸引性化合物、あるいは、
可塑剤、顔料その他の添加剤を添加して得られる塗布液
を導電性支持体上に塗布、乾燥し、通常、数ミクロン〜
数十ミクロン、好ましくは10ミクロン〜40ミクロン
の膜厚の感光層を形成させることにより製造することが
できる。電荷発生層と電荷輸送層の二層からなる感光層
の場合は、電荷発生層の上に上記塗布層を塗布するか、
上記塗布液を塗布して得られる電荷輸送層の上に電荷発
生層を形成させることにより、製造することができる。
【0039】塗布液調整用の溶媒としては、テトラヒド
ロフラン、1,4−ジオキサン等のエーテル類;メチル
エチルケトン、シクロヘキサノン等のケトン類;トルエ
ン、キシレン等の芳香族炭化水素;N,N−ジメチルホ
ルムアミド、アセトニトリル、N−メチルピロリドン、
ジメチルスルホキシド等の非プロトン性極性溶媒;酢酸
エチル、蟻酸メチル、メチルセロソルブアセテート等の
エステル類;ジクロロエタン、クロロホルム等の塩素化
炭化水素などのヒドラゾン系化合物を溶解させる溶剤が
挙げられる。勿論これらの中からバインダーを溶解する
ものを選択する必要がある。また、バインダーとして
は、スチレン、酢酸ビニル、塩化ビニル、アクリル酸エ
ステル、メタクリル酸エステル、ブタジエン等のビニル
化合物の重合体及び共重合体、ポリビニルアセタール、
ポリカーボネート、ポリエステル、ポリスチレン、ポリ
フェニレンオキサイド、ポリウレタン、セルロースエス
テル、セルロースエーテル、フェノキシ樹脂、けい素樹
脂、エポキシ樹脂等スチレン系化合物と相溶性のある各
種ポリマーが挙げられる。バインダーの使用量は通常ヒ
ドラゾン系化合物に対し、0.5〜30重量倍、好まし
くは0.7〜10重量倍の範囲である。
【0040】上記感光層に添加される電荷発生剤粒子、
染料色素、電子吸引性化合物としてはいずれも周知のも
のが使用できる。光を吸収すると極めて高い効率で電荷
キャリアーを発生する電荷発生剤粒子としてはセレン、
セレン−テルル合金、セレン−ヒ素合金、硫化カドミウ
ム、アモルファスシリコン等の無機電荷発生剤粒子;金
属含有フタロシアニン、ペリレン系顔料、チオインジ
ゴ、キナクリドン、ペリレン系顔料、アントラキノン系
顔料、アゾ系顔料、ビスアゾ系顔料、トリスアゾ系顔
料、テトラキス系アゾ顔料、シアニン系顔料等の有機電
荷発生剤粒子が挙げられる。特に、金属含有フタロシア
ニンと組み合わせるとレーザー光に対する感度が向上
し、かつ残留電位の小さい優れた感光体が得られる。
【0041】染料としては、例えばメチルバイオレッ
ト、ブリリアントグリーン、クリスタルバイオレット等
のトリフェニルメタン染料、メチレンブルーなどのチア
ジン染料、キニザリン等のキノン染料及びシアニン染料
やビリリウム塩、チアビリリウム塩、ベンゾビリリウム
塩等が挙げられる。また、ヒドラゾン系化合物と電荷移
動錯体を形成する電子吸引性化合物としては、例えばク
ロラニル、2,3−ジクロロ−1,4−ナフトキノン、
1−ニトロアントラキノン、1−クロロ−5−ニトロア
ントラキノン、2−クロロアントラキノン、フェナント
レンキノン等のキノン類;4−ニトロベンズアルデヒド
等のアルデヒド類;9−ベンゾイルアントラセン、イン
ダンジオン、3,5−ジヒドロベンゾフェノン、2,
4,7−トリニトロフルオレノン、2,4,5,7−テ
トラニトロフルオレノン、3,3′,5,5′−テトラ
ニトロベンゾフェノン等のケトン類;無水フタル酸、4
−クロロナフタル酸無水物等の酸無水物;テトラシアノ
エチレン、テレフタルマロノニトリル、9−アントリル
メチリデンマロノニトリル、4−ニトロベンザルマロノ
ニトリル、4−(p−ニトロベンゾイルオキシ)ベンザ
ルマロノニトリル等のシアノ化合物;3−ベンザルフタ
リド、3−(α−シアノ−p−ニトロベンザル)フタリ
ド、3−(α−シアノ−p−ニトロベンザル)−4,
5,6,7−テトラクロロフタリド等のフタリド類等の
電子吸引性化合物が挙げられる。
【0042】更に、本発明の電子写真感光体の感光層は
成膜性、可撓性、機械的強度を向上させるために周知の
可塑剤を含有していてもよい。そのために上記塗布液中
に添加する可塑剤としては、フタル酸エステル、リン酸
エステル、エポキシ化合物、塩素化パラフィン、塩素化
脂肪酸エステル、メチルナフタレンなどの芳香族化合物
などが挙げられる。ヒドラゾン系化合物を電荷輸送層中
の電荷輸送剤として用いられる場合の塗布液は、前記組
成のものでよいが、電荷発生剤粒子、染料色素、電子吸
引性化合物等は除くか、少量の添加でよい。この場合の
電荷発生層としては上記電荷発生剤粒子と必要に応じバ
インダーポリマーや有機光導電性物質、染料色素、電子
吸引性化合物等の溶媒に溶解ないし分散させて得られる
塗布液を塗布乾燥した薄層、あるいは前記電荷発生剤を
蒸着等の手段により成膜した層が挙げられる。
【0043】また、本発明の電子写真感光体の感光層
は、電気特性あるいは繰り返し使用における耐久性を向
上させるために周知の添加剤を含有していてもよい。そ
のために上記塗布液中に添加する添加剤としては、フェ
ノール系化合物、有機リン系化合物、有機イオウ系化合
物等が挙げられる。このようにして形成される感光体に
はまた、必要に応じ、接着層、中間層、透明絶縁層等を
有していてもよいことはいうまでない。
【0044】感光層が形成される導電性基体としては周
知の電子写真感光体に採用されているものがいずれも使
用できる。具体的には例えば、アルミニウム、ステンレ
ス、銅等の金属ドラム、シートあるいはこれらの金属箔
のラミネート物、蒸着物が挙げられる。更に、金属粉
末、カーボンブラック、ヨウ化銅、高分子電解質等の導
電性物質を適当なバインダーとともに塗布して導電処理
したプラスチックフィルム、プラスチックドラム、紙、
紙管等が挙げられる。また、金属粉末、カーボンブラッ
ク、炭素繊維等の導電性物質を含有し、導電性となった
プラスチックのシートやドラムが挙げられる。
【0045】
【発明の効果】本発明の電子写真感光体は感度が非常に
高く、かつ、かぶりの原因となる残留電位が小さく、と
くに光疲労が少ないために繰り返し使用や強露光による
残留電位の蓄積や、表面電位および感度の変動が小さく
耐久性に優れており、PPC用に適しているだけでな
く、性能の安定性、信頼性が特に要求されるレーザープ
リンタ、液晶シヤッタープリンタ、LEDプリンタ等の
プリンタ用感光体にも適した感光体である。
【0046】
【実施例】次に本発明を実施例により更に具体的に説明
するが、本発明はその要旨を越えない限り、以下の製造
例、実施例に限定されるものではない。なお、実施例中
「部」とあるのは「重量部」を示す。
【0047】〔製造例1〕1−フェニル−3,4−ジヒ
ドロナフタレン25.0gをN,N−ジメチルホルムア
ミド70mlに溶解し、オキシ塩化リン60mlを滴下
し、60℃で4時間反応させた。放冷後、反応液を氷水
200mlに排出し、水酸化ナトリウムにより加水分解
した後、トルエン150mlを加え、トルエン層を常法
により抽出、精製、濃縮することにより下記に示すアル
デヒド体26.7gを得た。
【0048】
【化19】
【0049】次いで、トリフェニルホスフィン14.8
gをN,N−ジメチルホルムアミド38mlに溶解し、
35℃以下に冷却しながらヨウ化メチル11.9gを滴
下しホスホニウム塩を生成させた中へ、上記のアルデヒ
ド体9.5gをN,N−ジメチルホルムアミド28ml
に溶解して添加した後、ソジウムメトキシドの28%メ
タノール溶液20.4gを滴下し55℃で2時間反応さ
せた。放冷後、反応物を氷水200mlに排水し、トル
エン100mlを加え、トルエン層を常法により抽出、
濃縮、精製することにより、下記に示すビニル体8.9
gを得た。
【0050】
【化20】
【0051】得られたビニル体8.5gをN,N−ジメ
チルホルムアミド45mlに溶解し、オキシ塩化リン
4.0mlを滴下した後、60℃で3時間反応させた。
放冷後、反応物を氷水200ml中に排出し、水酸化ナ
トリウムで加水分解し、トルエン100mlを加え、ト
ルエン層を常法により抽出、濃縮、精製することによ
り、下記に示すアルデヒド体9.2gを得た。
【0052】
【化21】
【0053】このアルデヒド体9.0gと1,1−ジフ
ェニルヒドラジン6.8gを酢酸触媒下、テトラヒドロ
フラン20mlとメタノール20mlの混合溶媒中、6
0℃で1時間反応させた。放冷後、反応液を氷水100
ml中に排出し、トルエン50mlを加えトルエン層を
常法により抽出、濃縮、精製を行なうことにより、黄赤
色シロップ12.1gを得た。この化合物は下記表1の
元素分析値、質量分析測定値および赤外吸収スペクトル
図(図1)により前記例示化合物No.10の構造式で
表されるヒドラゾン系化合物であることが判明した。
【0054】
【表1】 (質量分析測定値)C31262 として Mw=426 M+ =426 (実施例1)下記構造式で表されるナフタル酸系ビスア
ゾ顔料1.0部を
【0055】
【化22】
【0056】ジメトキシエタン14部に加え、サンドグ
ライダーで分散処理をした後、ジメトキシエタン14部
と4−メトキシ−4−メチルペンタノン−2(三菱化学
(株)社製)14部を加え希釈し、さらに、ポリビニル
ブチラール(電気化学工業(株)社製、商品名「デンカ
ブチラール」#6000−C)0.5部と、フェノキシ
樹脂(ユニオンカーバイド(株)社製、商品名「UCA
R」(商標登録)PKHH)0.5部をジメトキシエタ
ンが6部と4−メトキシ−4−メチルペンタノン−2が
6部の混合溶媒に溶解した液と混合し、分散液を得た。
この分散液を75μmの膜厚のポリエステルフィルムに
蒸着されたアルミ蒸着層の上に乾燥後の重量が0.4g
/m2 になる様にワイヤーバーで塗布した後、乾燥して
電荷発生層を形成させた。この上に製造例1で製造した
スチリル系化合物90部と下記に示すポリカーボネート
樹脂
【0057】
【化23】
【0058】100部をテトラヒドロフラン585部と
ジオキサン315部の混合溶媒に溶解した塗布液を塗
布、乾燥し、膜厚20μmの電荷輸送層を形成させた。
このようにして得た2層からなる感光層を有する電子写
真感光体に対して感度すなわち半減露光量を測定したと
ころ0.59lux・secであった。半減露光量はま
ず、感光体を暗所で50μAコロナ電流により負帯電さ
せ、次いで1ルックスの白色光で露光し、表面電位が−
450Vから−225Vまで減衰するのに要する露光量
を測定することにより求めた。さらに露光時間を9.9
秒とした時の表面電位を残留電位として測定したとこ
ろ、−4Vであった。この操作を2000回繰り返した
が、残留電位の上昇は認められなかった。 (実施例2)実施例1で用いたナフタル酸系ビスアゾ顔
料の代わりに、下記構造式で
【0059】
【化24】
【0060】表されるナフタル酸系ビスアゾ顔料を用い
る以外は実施例1と同様にして作成した感光体を白色光
で露光し、半減露光量を測定したところ、0.69lu
x・secであった。残留電位は−7Vであった。 (実施例3)実施例1で用いたナフタル酸系ビスアゾ顔
料の代わりに、X線回折スペクトルにおいて、ブラッグ
角(2θ±0.2°)9.3°、10.6°、13.2
°、15.1°、15.7°、16.1°、20.8
°、23.3°、27.1°に強い回折ピークを示すチ
タニウムオキシフタロシアニン顔料を用いる以外は実施
例1と同様にして作成した感光体を780nmの光(光
量500nW)で露光し、半減露光量を測定したとこ
ろ、0.54μJ/cm2 であった。残留電位は−8V
であった。
【0061】(実施例4)実施例3で用いたチタニウム
オキシフタロシアニン顔料の代わりに、X線回折スペク
トルにおいて、ブラッグ角(2θ±0.2°)9.5
°、27.1°、27.3°に強い回折ピークを示すチ
タニウムオキシフタロシアニン顔料を用いる以外は実施
例1と同様にして作成した感光体を780nmの光で露
光し半減露光量を測定したところ、0.28μJ/cm
2 であった。残留電位は−9Vであった。
【0062】(実施例5〜10)実施例1で使用したヒ
ドラゾン系化合物の代わりに、製造例1と同様にして合
成した下記表2に示すスチリル系化合物を用いる以外は
実施例1と同様にして作成した電子写真感光体の感度と
残留電位を表2に示す。
【0063】
【表2】 例 例示化合物No. 感度(lux・sec) 残留電位(V) 5 2 0.62 −7 6 7 0.67 −9 7 13 0.55 −6 8 19 0.57 −8 9 21 0.60 −9 10 25 0.63 −8
【0064】(実施例11〜16)実施例1で使用した
ヒドラゾン系化合物の代わりに、製造例1と同様にして
合成した下記表3に示すヒドラゾン系化合物を用いる以
外は実施例3と同様にして作成した電子写真感光体の感
度と残留電位を表3に示す。
【0065】
【表3】 例 例示化合物No. 感度(μJ/cm2 ) 残留電位(V) 11 2 0.60 −10 12 7 0.65 −9 13 13 0.55 −7 14 19 0.61 −11 15 21 0.63 −10 16 25 0.60 −13
【0066】(比較例)実施例1で使用したヒドラゾン
系化合物の代わりに下記に示すヒドラゾン系化合物を用
いる以外は実施例1と同様にして作成した電子写真感光
体の感度と残留電位および測定を2000回繰り返した
後の感度と残留電位を、実施例1で作成した電子写真感
光体についての値と共に表4に示す。
【0067】
【化25】
【0068】
【表4】 感度(lux・sec) 残留電位(V) 実施例1 1回目 0.59 −4 2000回目 0.59 −4 比較例 1回目 0.70 −13 2000回目 0.73 −21
【図面の簡単な説明】
【図1】製造例1で製造したヒドラゾン系化合物の赤外
吸収スペクトル図

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 導電性基体上に感光層を有する電子写真
    感光体において、前記感光層中に、下記一般式(I)で
    表されるヒドラゾン系化合物を含有することを特徴とす
    る電子写真感光体。 【化1】 (一般式(I)中、Aは置換基を有してもよいベンゼン
    環を表し;XはAと共に環構造を形成する2価の残基を
    表し;R1 は、水素原子、置換基を有してもよいアルキ
    ル基、置換基を有してもよいアリール基、置換基を有し
    てもよいアラルキル基、置換基を有してもよい複素環基
    または置換基を有してもよい縮合多環基を表し;R2
    3 およびR4 はそれぞれ水素原子、置換基を有しても
    よいアルキル基、置換基を有してもよいアリール基、置
    換基を有してもよいアラルキル基または置換基を有して
    もよい複素環基を表し、これらは互いに同一でも異なっ
    ていてもよく;Qは下記一般式(II)で示される基を表
    し; 【化2】 5 およびR6 はそれぞれ置換基を有してもよいアルキ
    ル基、置換基を有してもよいアリール基、置換基を有し
    てもよい複素環基、置換基を有してもよいアラルキル基
    またはアリル基を表し、またR5 とR6 は直接もしくは
    結合基を介して連結してもよく;nは0または1以上の
    整数を表し、nが2以上のとき、各々のR3 は互いに同
    一でも異なっていてもよく、各々のR4 も又、互いに同
    一でも異なっていてもよい。)
  2. 【請求項2】 導電性基体上に感光層を有する電子写真
    感光体において、前記感光層中に、下記一般式(III)で
    表されるヒドラゾン系化合物を含有することを特徴とす
    る電子写真感光体。 【化3】 (一般式(III)中、AおよびBは置換基を有してもよい
    ベンゼン環を表し、これらは互いに同一でも異なってい
    てもよく;X,R2 ,R3 ,R4 ,Qおよびnは、それ
    ぞれ、前記一般式(I)におけると同一の定義を有す
    る。)
  3. 【請求項3】 感光層が電荷発生剤及び電荷輸送剤を含
    有し、電荷輸送剤として一般式(I)または(III)で表
    されるヒドラゾン系化合物を用いることを特徴とする、
    請求項1または2記載の電子写真感光体。
  4. 【請求項4】 感光層が、少なくとも電荷発生剤を含む
    電荷発生層と、電荷輸送剤とバインダー樹脂を含む電荷
    輸送層とを有し、電荷輸送層中の電荷輸送剤として一般
    式(I)または(III)で表されるヒドラゾン系化合物を
    用いることを特徴とする、請求項1ないし3のいずれか
    1項に記載の電子写真感光体。
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