JPH09220896A - ボールペン用インキ逆流防止体組成物 - Google Patents
ボールペン用インキ逆流防止体組成物Info
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- JPH09220896A JPH09220896A JP8056724A JP5672496A JPH09220896A JP H09220896 A JPH09220896 A JP H09220896A JP 8056724 A JP8056724 A JP 8056724A JP 5672496 A JP5672496 A JP 5672496A JP H09220896 A JPH09220896 A JP H09220896A
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- C09D11/16—Writing inks
- C09D11/18—Writing inks specially adapted for ball-point writing instruments
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- B43—WRITING OR DRAWING IMPLEMENTS; BUREAU ACCESSORIES
- B43K—IMPLEMENTS FOR WRITING OR DRAWING
- B43K7/00—Ball-point pens
- B43K7/01—Ball-point pens for low viscosity liquid ink
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- B43K—IMPLEMENTS FOR WRITING OR DRAWING
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- B43K7/02—Ink reservoirs; Ink cartridges
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- B43K7/08—Preventing leakage
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Abstract
(57)【要約】
【課題】 粘度の温度依存性が非常に小さく、しかも温
度変化等によって液体分離を起こすことがないため、常
にインキとの界面を維持すると共に、筆記時にはインキ
の消費につれてインキ収容管壁にインキが付着するのを
防止しながら追従し、この挙動はインキが無くなるまで
継続されるという良好な性能を示すボールペン用インキ
逆流防止体組成物を提供する。 【解決手段】 難揮発性液体に珪酸アルミニウムを添加
したボールペン用インキ逆流防止体組成物。
度変化等によって液体分離を起こすことがないため、常
にインキとの界面を維持すると共に、筆記時にはインキ
の消費につれてインキ収容管壁にインキが付着するのを
防止しながら追従し、この挙動はインキが無くなるまで
継続されるという良好な性能を示すボールペン用インキ
逆流防止体組成物を提供する。 【解決手段】 難揮発性液体に珪酸アルミニウムを添加
したボールペン用インキ逆流防止体組成物。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明はボールペン用インキ
逆流防止体組成物に関する。更に詳細には、ボールペン
先端部と、中粘度乃至高粘度又はゲル状のインキが直接
収容されたインキ収容管を備えたボールペンにおける、
前記インキ収容管の開放側インキ端面に充填されるボー
ルペン用インキ逆流防止体組成物に関する。
逆流防止体組成物に関する。更に詳細には、ボールペン
先端部と、中粘度乃至高粘度又はゲル状のインキが直接
収容されたインキ収容管を備えたボールペンにおける、
前記インキ収容管の開放側インキ端面に充填されるボー
ルペン用インキ逆流防止体組成物に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、この種のボールペン用インキ逆流
防止体組成物(液栓又はインキ追従体などと通称されて
いるので、以下、液栓と略記する)として、高粘度の油
性インキを用いたボールペンにおいては、鉱油と金属石
鹸の混合物であるグリースが適用されている。
防止体組成物(液栓又はインキ追従体などと通称されて
いるので、以下、液栓と略記する)として、高粘度の油
性インキを用いたボールペンにおいては、鉱油と金属石
鹸の混合物であるグリースが適用されている。
【0003】又、中粘度或いはゲル状の水性インキを用
いたボールペンについては、前記高粘度の油性ボールペ
ン用液栓ではインキに対する追従不良を起こしたり、温
度変化による粘度変化が大きいため、水性インキの逆流
を抑止できないといった不具合を生じる。従って、前記
水性インキを用いたボールペンにあっては、液状ポリブ
テンに代表される難揮発性有機液体に親油性ゲル化剤を
添加したゲル状体のポリブテン系液栓が多数提案され、
広く実用化されている。尚、前記親油性ゲル化剤として
はジベンジリデンソルビトール、トリベンジリデンソル
ビトール(特公平1−10554号公報)、N−アシル
アミノ酸誘導体(特開昭57−200472号公報)及
び長鎖アルキル基を有するオニウム化合物で表面処理さ
れたクレー(特公平7−17872号公報)等が挙げら
れる。しかしながら、前記ポリブテン系液栓はポリブテ
ンの分子量が小さい、或いはゲル化剤の添加量が少ない
と、経時により液栓の一部が分離(液体分離)する傾向
にあり、このような液栓が適用されたボールペンは先端
部が上向き状態(販売店での陳列ではこの状態となって
いる)で長期間放置された場合、インキの比重よりも軽
い、分離した液栓の一部がインキ収容管壁面を伝って上
昇し、ボールペン先端部に溜まり易い。従って、初期の
書き出し不良をひき起こすことになる。又、ポリブテン
の分子量が大きい、或いはゲル化剤の添加量が多い液栓
を適用したボールペンでは、インキの消費につれてイン
キに追従しなければならない筈の液栓が硬すぎて追従し
なかったり、インキ収容管壁面に付着してインキの消費
と共に移動する液栓の量が減少し、種々の性能に悪影響
をきたす結果となる。更に、これらの現象は温度変化に
も影響を受け易く、ポリブテン系液栓の調製、即ち、好
適な分子量及びゲル化剤の添加量には微妙なコントロー
ルを要し、適切なポリブテン系液栓の適用は難しいこと
であった。更にポリブテン系液栓の問題点は、ボールペ
ン製造工程においてインキ収容管に液栓を充填する際、
液栓にかけられる力により粘性構造が破壊され易く、一
旦破壊された粘性構造は回復しなかったり、回復に非常
に長時間を要したり、又、回復した後は元の粘度より高
粘度となる現象がみられ、このことはボールペンの筆記
性能を著しく低下させる原因となる。
いたボールペンについては、前記高粘度の油性ボールペ
ン用液栓ではインキに対する追従不良を起こしたり、温
度変化による粘度変化が大きいため、水性インキの逆流
を抑止できないといった不具合を生じる。従って、前記
水性インキを用いたボールペンにあっては、液状ポリブ
テンに代表される難揮発性有機液体に親油性ゲル化剤を
添加したゲル状体のポリブテン系液栓が多数提案され、
広く実用化されている。尚、前記親油性ゲル化剤として
はジベンジリデンソルビトール、トリベンジリデンソル
ビトール(特公平1−10554号公報)、N−アシル
アミノ酸誘導体(特開昭57−200472号公報)及
び長鎖アルキル基を有するオニウム化合物で表面処理さ
れたクレー(特公平7−17872号公報)等が挙げら
れる。しかしながら、前記ポリブテン系液栓はポリブテ
ンの分子量が小さい、或いはゲル化剤の添加量が少ない
と、経時により液栓の一部が分離(液体分離)する傾向
にあり、このような液栓が適用されたボールペンは先端
部が上向き状態(販売店での陳列ではこの状態となって
いる)で長期間放置された場合、インキの比重よりも軽
い、分離した液栓の一部がインキ収容管壁面を伝って上
昇し、ボールペン先端部に溜まり易い。従って、初期の
書き出し不良をひき起こすことになる。又、ポリブテン
の分子量が大きい、或いはゲル化剤の添加量が多い液栓
を適用したボールペンでは、インキの消費につれてイン
キに追従しなければならない筈の液栓が硬すぎて追従し
なかったり、インキ収容管壁面に付着してインキの消費
と共に移動する液栓の量が減少し、種々の性能に悪影響
をきたす結果となる。更に、これらの現象は温度変化に
も影響を受け易く、ポリブテン系液栓の調製、即ち、好
適な分子量及びゲル化剤の添加量には微妙なコントロー
ルを要し、適切なポリブテン系液栓の適用は難しいこと
であった。更にポリブテン系液栓の問題点は、ボールペ
ン製造工程においてインキ収容管に液栓を充填する際、
液栓にかけられる力により粘性構造が破壊され易く、一
旦破壊された粘性構造は回復しなかったり、回復に非常
に長時間を要したり、又、回復した後は元の粘度より高
粘度となる現象がみられ、このことはボールペンの筆記
性能を著しく低下させる原因となる。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】本発明は前記した如き
ボールペン用液栓の欠点を解消するものであって、即
ち、水性及び油性インキに対しても良好なインキ追従性
を示し、温度変化による影響を受け難く、しかも生産性
のよいボールペン用インキ逆流防止体組成物を提供する
ものである。
ボールペン用液栓の欠点を解消するものであって、即
ち、水性及び油性インキに対しても良好なインキ追従性
を示し、温度変化による影響を受け難く、しかも生産性
のよいボールペン用インキ逆流防止体組成物を提供する
ものである。
【0005】
【課題を解決するための手段】本発明は、難揮発性液体
に珪酸アルミニウムを添加してなるボールペン用インキ
逆流防止体組成物を要件とする。更には、前記難揮発性
液体がジメチルシリコーン油、メチルフェニルシリコー
ン油或いはアルキル変性シリコーン油の単独又は混合体
からなる、或いは、前記難揮発性液体がポリブテン或い
はαオレフィン−コオリゴマーの単独又は混合体からな
るボールペン用インキ防止体組成物を要件とする。更に
は、前記珪酸アルミニウムの添加量が全組成物中0.1
乃至10重量%であり、更には、シリカを添加してなる
ボールペン用インキ逆流防止体組成物であり、スプレッ
ドメーターでの1分値が25乃至50mm(約20℃)
であるボールペン用インキ逆流防止体組成物等を要件と
する。
に珪酸アルミニウムを添加してなるボールペン用インキ
逆流防止体組成物を要件とする。更には、前記難揮発性
液体がジメチルシリコーン油、メチルフェニルシリコー
ン油或いはアルキル変性シリコーン油の単独又は混合体
からなる、或いは、前記難揮発性液体がポリブテン或い
はαオレフィン−コオリゴマーの単独又は混合体からな
るボールペン用インキ防止体組成物を要件とする。更に
は、前記珪酸アルミニウムの添加量が全組成物中0.1
乃至10重量%であり、更には、シリカを添加してなる
ボールペン用インキ逆流防止体組成物であり、スプレッ
ドメーターでの1分値が25乃至50mm(約20℃)
であるボールペン用インキ逆流防止体組成物等を要件と
する。
【0006】本発明ボールペン用液栓のベースオイルと
して汎用されている難揮発性液体としては、透明性、潤
滑性、耐熱性、耐酸化性等の特性を備えており、且つ水
性インキとは勿論のこと、一般的な油性インキとも混和
しないシリコーン油、例えばジメチルシリコーン油、メ
チルフェニルシリコーン油或いはアルキル変性シリコー
ン油等挙げられる。尚、前記したシリコーン油は前記し
たような親油性ゲル化剤の添加では充分な増粘効果が得
られない。よって、本発明者は鋭意検討した結果、各種
シリコーン油に対して増粘効果をもたらす物質を探すた
めに種々のゲル化剤を検討した結果、珪酸アルミニウム
の添加が前記したシリコーン油を充分に増粘させること
を見いだした。又、前記珪酸アルミニウムはポリブテン
或いはαオレフィン−コオリゴマーのような難揮発性液
体においても充分な粘性を与えることも見いだした。
して汎用されている難揮発性液体としては、透明性、潤
滑性、耐熱性、耐酸化性等の特性を備えており、且つ水
性インキとは勿論のこと、一般的な油性インキとも混和
しないシリコーン油、例えばジメチルシリコーン油、メ
チルフェニルシリコーン油或いはアルキル変性シリコー
ン油等挙げられる。尚、前記したシリコーン油は前記し
たような親油性ゲル化剤の添加では充分な増粘効果が得
られない。よって、本発明者は鋭意検討した結果、各種
シリコーン油に対して増粘効果をもたらす物質を探すた
めに種々のゲル化剤を検討した結果、珪酸アルミニウム
の添加が前記したシリコーン油を充分に増粘させること
を見いだした。又、前記珪酸アルミニウムはポリブテン
或いはαオレフィン−コオリゴマーのような難揮発性液
体においても充分な粘性を与えることも見いだした。
【0007】以下に各種難揮発性液体に珪酸アルミニウ
ムを添加して得た液栓の増粘効果、及び前記液栓のイン
キとの不混合性を示す。
ムを添加して得た液栓の増粘効果、及び前記液栓のイン
キとの不混合性を示す。
【表1】 表中の記号の内容は以下のとおり。 ゲル化剤添加による増粘効果の項 ○:充分な増粘効果が認められる。 △:全く増粘効果を示さない訳ではないが、10重量%
までの添加で充分な増粘効果を示さない。 インキとの不混和性の項 ○:ボールペン用油性及び水性インキのいずれとも混和
しない。 (○):不混和性は○であるが、比重1.26とインキ
より重く、インキ中に沈み込んでしまい液栓適性を欠
く。 ▲:水性インキとは混和しないが油性インキとは部分的
に混和する。 ×:ボールペン用油性及び水性インキのいずれとも部分
混和する。
までの添加で充分な増粘効果を示さない。 インキとの不混和性の項 ○:ボールペン用油性及び水性インキのいずれとも混和
しない。 (○):不混和性は○であるが、比重1.26とインキ
より重く、インキ中に沈み込んでしまい液栓適性を欠
く。 ▲:水性インキとは混和しないが油性インキとは部分的
に混和する。 ×:ボールペン用油性及び水性インキのいずれとも部分
混和する。
【0008】以上のとおり、水性および油性ボールペン
用液栓の難揮発性液体としてジメチルシリコーン油、メ
チルフェニルシリコーン油及びアルキル変性シリコーン
油に珪酸アルミニウムを添加した組み合わせが好適な液
栓の適性を有する。又、水性インキを充填したボールペ
ンであれば、ポリブテン或いはαオレフィン−コオリゴ
マーに珪酸アルミニウムを添加しても液栓の適性を有す
る。又、前記難揮発性液体は、約20℃において500
乃至20000cSt(センチストークス)、好ましく
は1000乃至10000cStの範囲の動粘度を示す
ものが用いられる。動粘度が500cSt未満のものは
温度依存性が大きすぎて実用上問題であり、また粘度2
0000cStを超えるものを用いた液栓はインキへの
追従性が悪くなるといった問題を生じる。
用液栓の難揮発性液体としてジメチルシリコーン油、メ
チルフェニルシリコーン油及びアルキル変性シリコーン
油に珪酸アルミニウムを添加した組み合わせが好適な液
栓の適性を有する。又、水性インキを充填したボールペ
ンであれば、ポリブテン或いはαオレフィン−コオリゴ
マーに珪酸アルミニウムを添加しても液栓の適性を有す
る。又、前記難揮発性液体は、約20℃において500
乃至20000cSt(センチストークス)、好ましく
は1000乃至10000cStの範囲の動粘度を示す
ものが用いられる。動粘度が500cSt未満のものは
温度依存性が大きすぎて実用上問題であり、また粘度2
0000cStを超えるものを用いた液栓はインキへの
追従性が悪くなるといった問題を生じる。
【0009】前記珪酸アルミニウムの添加量は全組成中
0.1乃至10重量%の範囲が適当であり、添加量が
0.1重量%未満では充分な増粘効果が得られないし、
オイルが遊離する等の不具合を生じる。又、添加量が1
0重量%を超えると液栓は硬くなり過ぎてインキへの追
従性が悪く、液栓としての適性を欠く。
0.1乃至10重量%の範囲が適当であり、添加量が
0.1重量%未満では充分な増粘効果が得られないし、
オイルが遊離する等の不具合を生じる。又、添加量が1
0重量%を超えると液栓は硬くなり過ぎてインキへの追
従性が悪く、液栓としての適性を欠く。
【0010】尚、前記した液栓には、更に親水性或いは
親油性シリカを添加することによって、微妙な粘度調整
を行うことができる。よって、種々のインキに対して液
栓としての好適な性能を幅広く付与することができる。
親油性シリカを添加することによって、微妙な粘度調整
を行うことができる。よって、種々のインキに対して液
栓としての好適な性能を幅広く付与することができる。
【0011】尚、前記液栓の硬さ及び流動性等を測定す
る簡便な手段としてスプレッドメーターが適当であり、
スプレッドメーターでの1分値が約20℃で20乃至5
0mmの範囲にあるものが適正な液栓性能を示す。
る簡便な手段としてスプレッドメーターが適当であり、
スプレッドメーターでの1分値が約20℃で20乃至5
0mmの範囲にあるものが適正な液栓性能を示す。
【0012】
【発明の実施の形態】下記の組成の実施例及び比較例の
液栓を調製し、試料液栓とした。 実施例1 ジメチルシリコーン油 98重量部(以下、単に部と記す) 〔信越シリコーン(株)製,商品名;KF−96,粘度3000cSt〕 珪酸アルミニウム 2部 (デグサ社製、商品名;P−820) 以上をディスパーにて30分攪拌して均一に分散してボ
ールペン用インキ逆流防止体組成物を得た。尚、スプレ
ッドメーターでの約20℃における1分値(以下、単に
SM値と略記する)は35mmであった。
液栓を調製し、試料液栓とした。 実施例1 ジメチルシリコーン油 98重量部(以下、単に部と記す) 〔信越シリコーン(株)製,商品名;KF−96,粘度3000cSt〕 珪酸アルミニウム 2部 (デグサ社製、商品名;P−820) 以上をディスパーにて30分攪拌して均一に分散してボ
ールペン用インキ逆流防止体組成物を得た。尚、スプレ
ッドメーターでの約20℃における1分値(以下、単に
SM値と略記する)は35mmであった。
【0013】実施例2 メチルフェニルシリコーン油 97.0部 〔信越シリコーン(株)製,商品名;KF−50,粘度3000cSt〕 珪酸アルミニウム 2.0部 〔日本アエロジル(株)製,商品名;MOX170〕 シリカ 1.0部 〔日本アエロジル(株)製,商品名;アエロジル300〕 以上をディスパーにて30分攪拌して均一に分散してボ
ールペン用インキ逆流防止体組成物を得た。尚、SM値
は32mmであった。
ールペン用インキ逆流防止体組成物を得た。尚、SM値
は32mmであった。
【0014】実施例3 アルキル変性シリコーン油 98.0部 〔信越シリコーン(株)製,商品名;KF−410,粘度1000cSt〕 珪酸アルミニウム 1.0部 (デグサ社製,商品名;P−820) 親水性シリカ 1.0部 〔日本アエロジル(株)製,商品名;アエロジル200〕 以上をディスパーにて30分攪拌して均一に分散してボ
ールペン用インキ逆流防止体組成物を得た。尚、SM値
は40mmであった。
ールペン用インキ逆流防止体組成物を得た。尚、SM値
は40mmであった。
【0015】実施例4 ジメチルシリコーン油 49.0部 〔信越シリコーン(株)製,商品名;KF−96,粘度3000cSt〕 メチルフェニルシリコーン油 49.0部 〔信越シリコーン(株)製,商品名;KF−50,粘度3000cSt〕 珪酸アルミニウム 2.0部 〔日本アエロジル(株)製,商品名;MOX170〕 以上をディスパーにて30分攪拌して均一に分散してボ
ールペン用インキ逆流防止体組成物を得た。尚、SM値
は35mmであった。
ールペン用インキ逆流防止体組成物を得た。尚、SM値
は35mmであった。
【0016】実施例5 液状ポリブテン 97.0部 〔日本石油(株)製,商品名;ポリブテンHV−15,分子量540〕 珪酸アルミニウム 3.0部 (デグサ社製,商品名;P−820) 以上をディスパーにて30分攪拌して均一に分散してボ
ールペン用インキ逆流防止体組成物を得た。尚、SM値
は37mmであった。
ールペン用インキ逆流防止体組成物を得た。尚、SM値
は37mmであった。
【0017】実施例6 液状ポリブテン 96.0部 〔日本石油(株)製,商品名;ポリブテンHV−15,分子量540〕 珪酸アルミニウム 2.0部 (デグサ社製,商品名;P−820) 親油性シリカ 2.0部 〔日本アエロジル(株)製,商品名;アエロジルR972〕 以上をディスパーにて30分攪拌して均一に分散してボ
ールペン用インキ逆流防止体組成物を得た。尚、SM値
は36mmであった。
ールペン用インキ逆流防止体組成物を得た。尚、SM値
は36mmであった。
【0018】比較例1 液状ポリブテン 99.5部 〔日本石油(株)製,商品名;ポリブテンHV−15,分子量540〕 トリベンジリデンソルビトール 0.5部 〔新日本理化(株)製,商品名;ゲルオールT〕 以上を加温、攪拌して完全にゲル化剤を溶解させ、放冷
してボールペン用インキ逆流防止体組成物を得た。
してボールペン用インキ逆流防止体組成物を得た。
【0019】比較例2 液状ポリブテン 99部 〔日本石油(株)製,商品名;ポリブテンHV−35,分子量750〕 アシル化アミノ酸 1部 〔味の素(株)製,商品名;GP−1〕 以上を加温、攪拌して完全にゲル化剤を溶解させ、放冷
してボールペン用インキ逆流防止体組成物を得た。
してボールペン用インキ逆流防止体組成物を得た。
【0020】比較例3 液状ポリブテン 97部 〔日本石油(株)製,商品名;ポリブテンLV−15,分子量540〕 デキストリン脂肪酸エステル 3部 〔千葉製粉(株)製,商品名;レオパールKE〕 以上をディスパーにて30分攪拌して均一に分散し、ボ
ールペン用インキ逆流防止体組成物を得た。
ールペン用インキ逆流防止体組成物を得た。
【0021】比較例4 液状ポリブテン 99部 〔日本石油(株)製,商品名;ポリブテンHV−300,分子量1350〕 アシル化アミノ酸 1部 〔味の素(株)製,商品名;GP−1〕 以上を加温、攪拌して完全にゲル化剤を溶解させ、放冷
してボールペン用インキ逆流防止体組成物を得た。
してボールペン用インキ逆流防止体組成物を得た。
【0022】比較例5 液状ポリブテン 99部 〔日本石油(株)製,商品名;ポリブテンHV−35,分子量750〕 親油性シリカ 1部 〔日本アエロジル(株)製,商品名;アエロジルR972〕 以上をディスパーにて30分攪拌して均一に分散し、ボ
ールペン用インキ逆流防止体組成物を得た。
ールペン用インキ逆流防止体組成物を得た。
【0023】ボールペンの作成 先端にボールペン先端部を備えた内径3.8mmφのポリ
プロピレン製インキ収容管に、20℃における粘度が1
00 mPa・sの水性インキを充填し、開放側インキ端面
に試料液栓を配して試料ボールペンとし、以下の試験を
行った。 (1)試料ペンを螺旋式筆記試験機にセットして、筆記
角度70°、荷重100g、筆記速度4m/分の条件で
筆記し、インキがなくなるまで書ける(書き切り性)、
液栓が最後までインキ/液栓界面を崩さずにインキに追
従する(インキ追従性)、液栓が移動した後の管壁がイ
ンキで汚れる(管壁汚れ)かを観察した。 (2)ボールペン先端部をゴム栓体で気密にシールし、
ペン先上向き状態で50℃,1ケ月放置した後、液栓の
分離(液体分離)、及びインキ逆流の発生がないかを観
察した。 (3)ボールペン先端部をゴム栓体で気密にシールし、
ペン先上向き状態で50℃、1ケ月間放置した後、
(1)と同じ試験を行った。 (4)ボールペン先端部をゴム栓体で気密にシールし、
ペン先上向き状態で80℃,1時間放置した後の状態を
観察した。 (5)注射器に試料液栓を充填し、注射器から加圧、押
し出しすることにより試料液栓に力をかけ、5分後に粘
度を測定して、試験前後での粘度変化を調べた。
プロピレン製インキ収容管に、20℃における粘度が1
00 mPa・sの水性インキを充填し、開放側インキ端面
に試料液栓を配して試料ボールペンとし、以下の試験を
行った。 (1)試料ペンを螺旋式筆記試験機にセットして、筆記
角度70°、荷重100g、筆記速度4m/分の条件で
筆記し、インキがなくなるまで書ける(書き切り性)、
液栓が最後までインキ/液栓界面を崩さずにインキに追
従する(インキ追従性)、液栓が移動した後の管壁がイ
ンキで汚れる(管壁汚れ)かを観察した。 (2)ボールペン先端部をゴム栓体で気密にシールし、
ペン先上向き状態で50℃,1ケ月放置した後、液栓の
分離(液体分離)、及びインキ逆流の発生がないかを観
察した。 (3)ボールペン先端部をゴム栓体で気密にシールし、
ペン先上向き状態で50℃、1ケ月間放置した後、
(1)と同じ試験を行った。 (4)ボールペン先端部をゴム栓体で気密にシールし、
ペン先上向き状態で80℃,1時間放置した後の状態を
観察した。 (5)注射器に試料液栓を充填し、注射器から加圧、押
し出しすることにより試料液栓に力をかけ、5分後に粘
度を測定して、試験前後での粘度変化を調べた。
【0024】試験結果を表に示す。
【表2】
【0025】
【発明の効果】本発明のボールペン用インキ逆流防止体
組成物は、粘度の温度依存性が非常に小さく、しかも温
度変化等によって液体分離を起こすことがないため、常
にインキとの界面を維持する液栓として機能する。又、
筆記時にはインキの消費につれてインキ収容管壁面にイ
ンキが付着するのを防止しながら追従し、この挙動はイ
ンキが無くなるまで継続されるという良好な液栓性能を
示す。又、前記液栓の難揮発性液体として、ジメチルシ
リコーン油、メチルフェニルシリコーン油及びアルキル
変性シリコーン油を用いると、水性インキ及び油性イン
キとは不混和性であり、前記したシリコーン油に珪酸ア
ルミニウムを添加して得た液栓は、粘度の温度依存性が
非常に小さく、しかも強い力を受けても粘性構造が破壊
され難く、もし破壊されてもすぐに回復するためボール
ペンの製造工程における煩雑さを抑制し、筆記性能にも
優れた液栓を提供できる。
組成物は、粘度の温度依存性が非常に小さく、しかも温
度変化等によって液体分離を起こすことがないため、常
にインキとの界面を維持する液栓として機能する。又、
筆記時にはインキの消費につれてインキ収容管壁面にイ
ンキが付着するのを防止しながら追従し、この挙動はイ
ンキが無くなるまで継続されるという良好な液栓性能を
示す。又、前記液栓の難揮発性液体として、ジメチルシ
リコーン油、メチルフェニルシリコーン油及びアルキル
変性シリコーン油を用いると、水性インキ及び油性イン
キとは不混和性であり、前記したシリコーン油に珪酸ア
ルミニウムを添加して得た液栓は、粘度の温度依存性が
非常に小さく、しかも強い力を受けても粘性構造が破壊
され難く、もし破壊されてもすぐに回復するためボール
ペンの製造工程における煩雑さを抑制し、筆記性能にも
優れた液栓を提供できる。
Claims (6)
- 【請求項1】 難揮発性液体に珪酸アルミニウムを添加
してなるボールペン用インキ逆流防止体組成物。 - 【請求項2】 前記難揮発性液体がジメチルシリコーン
油、メチルフェニルシリコーン油或いはアルキル変性シ
リコーン油の単独又は混合体からなる請求項1のボール
ペン用インキ逆流防止体組成物。 - 【請求項3】 前記難揮発性液体がポリブテン或いはα
オレフィン−コオリゴマーの単独又は混合体からなる請
求項1のボールペン用インキ逆流防止体組成物。 - 【請求項4】 前記珪酸アルミニウムの添加量が全組成
物中0.1乃至10重量%である請求項1のボールペン
用インキ逆流防止体組成物。 - 【請求項5】 シリカを添加してなる請求項1乃至4の
ボールペン用インキ逆流防止体組成物。 - 【請求項6】 スプレッドメーターでの1分値が25乃
至50mm(約20℃)である請求項1乃至5のボール
ペン用インキ逆流防止体組成物。
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