JPH09220315A - 封入球式遊技機 - Google Patents

封入球式遊技機

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JPH09220315A
JPH09220315A JP3062196A JP3062196A JPH09220315A JP H09220315 A JPH09220315 A JP H09220315A JP 3062196 A JP3062196 A JP 3062196A JP 3062196 A JP3062196 A JP 3062196A JP H09220315 A JPH09220315 A JP H09220315A
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balls
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 制御の負担を軽減すると共に、遊技球発射の
信頼性を向上する。 【解決手段】 遊技機本体内に所定数封入した遊技球
を、発射装置18から遊技領域内に発射して遊技を行
い、その遊技に基づき遊技価値情報の更新を行う一方、
遊技領域を経た遊技球を回収して発射装置18に導い
て、封入球を循環使用する封入球式遊技機において、遊
技の制御等を行う遊技制御手段16のほかに、少なくと
も発射装置18の遊技球の発射制御を分散処理する制御
手段30を設ける。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、封入球式の遊技
機に関する。
【0002】
【従来の技術】カード挿入口にカードを挿入して、その
遊技価値情報(持玉数等)の範囲内において、遊技機本
体内に封入してある遊技球を、発射装置より遊技領域内
に発射して遊技を行い、その遊技に基づいて遊技価値情
報の更新を行う一方、遊技領域を経た遊技球を回収して
発射装置に導いて、循環使用する封入球式の遊技機(パ
チンコ遊技機)がある このような遊技機は、遊技領域に入賞口、画像表示装
置、変動入賞装置等を備えて、発射装置から発射した遊
技球が所定の入賞口に入賞すると、画像表示装置が複数
の識別情報の可変表示等を行い、この結果に基づき変動
入賞装置を遊技球を入賞し易い開状態に変換する等、遊
技者に有利な遊技状態を発生する。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】このような封入球式の
遊技機にあっては、遊技の制御(画像表示装置、変動入
賞装置等の制御)、発射装置の制御を行うと共に、玉貸
処理、遊技球の発射数の計数、回収球の計数、賞球、持
玉数の演算、管理装置への情報送信等を制御するのであ
るが、これらの処理を1つの制御装置が行うのでは、制
御の負担が大きくなってしまう。
【0004】しかし、封入球式の遊技機は、従来の遊技
機のように、発射制御装置等を単独(独立させて)で設
けて遊技機を構成するわけにはいかない。即ち、遊技中
においては、遊技者の玉数を演算値として制御している
ので、発射数、遊技の結果における賞球数等を効率良く
管理する必要があるからである。
【0005】半面、機種を交換する場合、従来通りに、
遊技盤による交換が考えられ、このためそれに即した遊
技機内の各制御装置の構成が必要になる。制御装置を1
つにしていたのでは、遊技盤を交換する際にそれぞれの
制御部を含む制御装置全体を交換しなければならない。
【0006】また、封入球式の遊技機の場合、遊技球を
貯留部から発射装置へ導く一方、回収した遊技球を貯留
部に戻すようになっているが、その貯留部の貯留量は常
に変化しており、このため発射機構にかかる負荷が変動
するので、その球送り等の誤動作につながりやすい。遊
技球の発射等に誤動作を生じたのでは、信頼性を損なう
ことになる。
【0007】この発明は、このような問題点を解決する
と共に、発射動作等の高い信頼性を確保することを目的
としている。
【0008】
【課題を解決するための手段】第1の発明は、遊技機本
体内に所定数封入した遊技球を、発射装置から遊技領域
内に発射して遊技を行い、その遊技に基づき遊技価値情
報の更新を行う一方、遊技領域を経た遊技球を回収して
発射装置に導いて、封入球を循環使用する封入球式遊技
機において、遊技の制御等を行う遊技制御手段のほか
に、少なくとも発射装置の遊技球の発射制御を分散処理
する制御手段を設ける。
【0009】第2の発明は、遊技機本体内に所定数封入
した遊技球を、発射装置から遊技領域内に発射して遊技
を行い、その遊技に基づき遊技価値情報の更新を行う一
方、遊技領域を経た遊技球を回収して発射装置に導い
て、封入球を循環使用する封入球式遊技機において、遊
技の制御等を行う遊技制御手段のほかに、少なくとも遊
技価値情報の更新を分散処理する制御手段を設ける。
【0010】第3の発明は、遊技球の発射を制御する制
御手段に遊技球の発射情報を外部に送信する発射情報送
信手段を備える。
【0011】第4の発明は、発射装置は、発射待機球の
所定量を検出する待機球検出手段と、発射待機球を1個
宛発射位置へ送り出す待機球送り出し手段と、発射位置
へ送り出した遊技球を発射する発射手段とを備える。
【0012】第5の発明は、発射装置は、発射待機球を
貯留する待機球貯留部と、待機球貯留部の貯留量を検出
する貯留量検出手段と、遊技領域を経た遊技球を貯留す
る回収球貯留部と、待機球貯留部の貯留量が所定量未満
のとき、回収球貯留部より待機球貯留部へ遊技球を搬送
する搬送手段とを備える。
【0013】第6の発明は、搬送手段は、遊技球の搬送
の結果、待機球貯留部に至らなかった戻り球を回収球貯
留部へ分別する分別手段を備える。
【0014】第7の発明は、搬送手段は、搬送力を一定
に管理する搬送力管理手段を備える。
【0015】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態を図面
に基づいて説明する。
【0016】図1は遊技機(パチンコ機)の正面図、図
2はその側面図を示す。
【0017】遊技機の外形は、ほぼ全体的に丸形に、下
部が方形に形成されている。この外形を形成する外枠1
に内枠2が収装される。
【0018】外枠1は、丸形部位が筒状に、その筒状部
4の前開口面がいくらか奥方に傾斜するように形成さ
れ、下部は箱状に形成される。
【0019】内枠2は、外枠1の筒状部4の内側に配設
された枠本体12の前面にパネル部3が設けられる。
【0020】パネル部3には、図3のように遊技盤5が
装着され、パネル部3の前面に遊技盤5を覆い、保護す
るカバーガラス部材8がガラス枠6を介して配設され、
カバーガラス部材8の下方のパネル下部7は機前方に膨
出される。
【0021】枠本体12は、パネル部3と共に駆動機構
を介して外枠1に前後方向に移動可能に設けられ、パネ
ル部3は、駆動機構を介して図4のように開閉可能に形
成される。
【0022】遊技盤5の表面には、図5のように遊技領
域の中央に遊技画像等を表示する画像表示装置14が、
その下方に変動入賞装置15等が配設される。画像表示
装置14の中央直上方にはCCDカメラ10が嵌装され
る。
【0023】画像表示装置14には、画面の大きい液晶
等の表示装置が用いられる。変動入賞装置15には、ソ
レノイドによって閉状態から開状態に変換駆動される開
閉扉17が設けられると共に、入賞球を検出するカウン
トセンサ11が配設される。
【0024】遊技盤5の裏面には、図6のように遊技球
を通す誘導樋(ワープ樋)13、および画像表示装置1
4、変動入賞装置15、各装飾ランプ等を制御する役物
制御装置(遊技制御装置)16等が配設される。
【0025】遊技盤5の遊技領域の最下部にはアウト口
22が形成され、その奥底部にアウト球(回収球)を検
出するアウトセンサ19が配設される。
【0026】打球の発射装置18は、図5、図7のよう
に遊技盤5の左上部裏面にて、内枠2のパネル部3に配
置される。
【0027】発射装置18の発射機構80は、図8〜図
10のように球送り機構81から案内通路82を介して
発射位置に送られた球を打ち出す発射杵83と、発射レ
ール84と、発射杵83を駆動する発射ソレノイド85
から構成される。
【0028】案内通路82は、発射位置まで所定の傾斜
角の連続した流路に形成され、上流側に貯留樋25(後
述する)が接続される。
【0029】球送り機構81は、上方より案内通路82
にそれぞれ先端部が連係して交互に進入される係止爪8
6,87と、この係止爪86,87を駆動する球送りソ
レノイド88から構成される。
【0030】係止爪86の先端部が案内通路82に進入
した図9の状態では、その先端部に当接する球Aの流下
が阻止される。この状態より球送りソレノイド88がオ
ンされると、係止爪86が後退して、流下を阻止されて
いた球Aが解放される一方、係止爪87の先端部が案内
通路82に進入して、後続の球Bの流下が阻止される。
これによって、球Aが発射位置89へ送出される。次
に、球送りソレノイド88がオフされると、係止爪86
の先端部が案内通路82に進入する一方、係止爪87が
後退して、後続の球Bが解放され、球Bが係止爪86の
先端部に当接して流下が阻止される。これらの繰り返し
によって、遊技球が1個宛発射位置89に送出される。
【0031】発射位置89の直前の案内通路82には、
球送り機構81によって発射位置89へ送出される遊技
球を検出する門型の発射センサ90が配設される。
【0032】発射レール84は、案内通路82を略直交
する方向に、発射杵83の打ち出し方向に沿って設けら
れると共に、案内通路82の通路壁ならびに発射位置8
9を囲う周壁と一体に形成される。
【0033】発射位置89に送出され、発射杵83によ
って打ち出された遊技球は、遊技盤5の遊技領域を囲う
ガイド壁20に開口された発射口21から遊技領域の上
部に放出される。
【0034】球送り機構81の案内通路82の反対側に
は球抜き取り機構91が設けられる。球抜き取り機構9
1は、球送り機構81の係止爪86,87の対面側にて
案内通路82の通路面を兼ねる抜き取りレバー92と、
抜き取りレバー92を固定するロックアーム93と、球
抜きソレノイド94から構成される。
【0035】球抜きソレノイド94がオンされると、ロ
ックアーム93が後退して、抜き取りレバー92の固定
が解除され、球の重さによって図示しないスプリングに
抗して抜き取りレバー92が下方に開かれる。これによ
って、球送り機構81の係止爪86の先端部に阻止され
ている球を含め、案内通路82の球が下方の球抜き樋2
6(後述する)に排出される。
【0036】内枠2のパネル部3の裏面側には、図4、
図11、図12のように遊技球の循環経路70が設けら
れる。
【0037】循環経路70は、上辺に一定量の遊技球を
貯留すると共に発射装置18の案内通路82に接続され
る貯留樋25が設けられる。貯留樋25は、入口側が弓
状の曲路に形成され、発射装置18側に下り傾斜に設け
られる。
【0038】循環経路70の右側辺(遊技機の前面から
見て)には、移送装置24によって打上げられた遊技球
を貯留樋25に導く移送樋66が設けられる。
【0039】循環経路70の下辺には、図6のように遊
技盤5のアウトセンサ19の下流の回収樋67に接続す
ると共に、移送装置24に下り傾斜して接続される戻り
樋23が設けられる。戻り樋23の回収樋67近くの底
部には、遊技球を外部に排出可能な切替機構68が配設
される。
【0040】循環経路70の左側辺(遊技機の前面から
見て)には、貯留樋25の球抜き口をつまり発射装置1
8の案内通路82に設けられた抜き取りレバー92の排
出口を戻り樋23に接続する球抜き樋26が設けられ
る。球抜き樋26には、途中に外部から遊技球を取入れ
るための取入口69が形成される。
【0041】移送装置24は、図13のように筒状の打
上げ口100を持つ打上げソレノイド(リフタ発射SO
L)95と、球装填機構96が設けられ、戻り樋23か
らの球が球装填機構96によって打上げ口100に送ら
れると共に、打上げソレノイド95の磁力によって移送
樋66から貯留樋25へ打上げられる。
【0042】打上げソレノイド95には、温度補償用に
つまり温度変化による球の打上げ力(磁力)の変動を回
避するために、温度検知センサ101が設けられる。
【0043】球装填機構96は、図13、図14のよう
に入口路102の球を1個ずつ送る装填レバー103
と、入口路102の端部の球渡し位置に球があるか否か
を検知する玉有センサ104と、装填レバー103の初
期位置を検知する原点センサ105と、装填レバー10
3の装填位置を検知する原点センサ(図示しない)と、
これらのセンサ信号にしたがって装填レバー103を揺
動する駆動モータ(リフタ玉装填モータ)106から構
成される。
【0044】打上げ口100の上部には、万一貯留樋2
5に達しなかった球が打上げ口100内に侵入すること
のないように、戻し路107から入口路102に戻す逆
止片108が配置される。
【0045】循環経路70には、遊技店の開店時等に外
部装置から球抜き樋26の取入口69を介して所定数の
遊技球が送られ、封入される。遊技中は、貯留樋25の
所定位置に配置された球検出センサ98等の信号に基づ
いて、貯留樋25に所定数の範囲の遊技球が介在するよ
うに移送装置24が駆動制御され、戻り樋23の遊技球
が移送装置24によって貯留樋25に打上げられる。
【0046】パネル部3の下方のパネル下部7は、パネ
ル部3に一体に取付けられ、図15のように上部が機前
方に段階的に所定角度で下り傾斜する傾斜面27,28
に形成される。
【0047】傾斜面27,28の中央には、遊技を行う
ための第1、第2操作部31,32が配設される。第
1、第2操作部31,32は、液晶等の表示装置33,
34と、その表示面のタッチ位置を検出する座標読取ス
イッチを有するタッチパネル35,36とから形成され
る。第1、第2操作部31,32の裏面側(パネル下部
7の内部)には、図4のように操作表示制御装置37が
設けられる。
【0048】傾斜面28の右部位は途中から切り欠かれ
て、その前端部38に図1のように所定のカードが挿入
される挿入口40が形成される。挿入口40の奥方(外
枠1側)には、図4、図11のように挿入されたカード
の情報を読み取り、またカードに情報を書き込むリーダ
ーライタ41が配置される。
【0049】第1操作部31には、遊技および遊技を実
行するデータの操作画面等が表示される。第2操作部3
2には、画像表示装置14の画像ゲームに参入するため
の操作画面等が表示される。
【0050】図16のように遊技機を収納する収納設備
42には、遊技機の上方に遊技情報ディスプレイユニッ
ト43が備えられる。収納設備42のコーナーにはカー
ドに金額を付加する大型金額付加機39が、遊技機の片
側にはカードに小額の金額を付加する台間金額付加機4
4が配置され、遊技情報ディスプレイユニット43なら
びに大型金額付加機39の上方には図17に示す管理装
置150側との光送受信部45が設けられる。
【0051】図18のように遊技情報ディスプレイユニ
ット43のメインコントロール装置46、役物制御装置
16、操作表示制御装置37、本体制御装置30、カー
ドリーダーライタ制御装置47、台間金額付加機44等
は、電源ラインあるいは専用ラインを用いたネットワー
クによって接続される。
【0052】ネットワークは、ローカルエリアネットワ
ーク(LAN)によって構成され、この場合LANの1
つである、米国エシャロン社によって開発されたLON
(Local Operating Network;
エシャロン社登録商標)という技術が用いられる。
【0053】メインコントロール装置46によって光送
受信部45を介して管理装置150側との情報の授受が
行われ、ネットワークを介してメインコントロール装置
46による役物制御装置16、操作表示制御装置37、
本体制御装置30、カードリーダーライタ制御装置47
等の管理および各装置間の情報の授受が行われる。CR
T48には、遊技店からの情報、遊技機の遊技情報、制
御情報等が表示される。
【0054】本体制御装置30は、図19のようにCP
U56、ROM、RAM、および各センサ、アクチュエ
ータの入出力を行うI/Oプロセッサ57等から構成さ
れる。
【0055】枠モータ、枠オープン検出センサ、枠クロ
ーズ検出センサは、遊技機の内枠2の移動、パネル部3
の開閉用に設けられる。ガラスパネルモータ、ガラスパ
ネルオープン検出センサ、リミットセンサ、ガラスパネ
ルロック解除SOLは、ガラス枠6の自動開閉用に設け
られる。
【0056】発射ボリューム抵抗は、発射ソレノイド8
5の打ち出し力つまり遊技球の発射強弱の徴調整用に設
けられる。遊技球の補給用モータ、補給用ストロークゲ
ートSOL、補給用カウントセンサ、補給用ストックゲ
ートセンサは、外部装置から遊技球を循環経路70に送
るために設けられる。発射中ランプ、賞球ランプは、パ
ネル部3に設けられる。
【0057】本体制御装置30により、発射装置18の
制御、循環経路70の各装置の制御、ならびに遊技機の
内枠2の移動制御、パネル部3の開閉制御、ガラス枠6
の開閉制御等が行われる。
【0058】役物制御装置16は、CPU、ROM、R
AM、画像制御コントローラ、音声コントローラ、イン
ターフェイス回路、ドライブ回路等から構成される。
【0059】役物制御装置16により、遊技盤5に設け
られた各ゲートセンサ50〜53(誘導樋13、遊技領
域に設けられる)、変動入賞装置15に設けられたカウ
ントセンサ11等からの信号に基づいて、画像表示装置
14の画像、変動入賞装置15の開閉扉17、各装飾ラ
ンプ等が制御される。
【0060】画像表示装置14には、遊技が始められる
と(発射装置18から遊技球が発射される)、パチンコ
機の遊技盤等が画像表示されると共に、発射装置18か
ら発射された遊技球が各ゲートセンサ50〜53の検出
信号にしたがってその画像内に画像遊技球として仮想表
示され、その画像遊技球が画像内の遊技領域を転動する
ゲームが行われる。
【0061】この画像内の遊技球の入賞等に基づくゲー
ム(複数の識別情報の可変表示ゲーム等)結果から大当
たりが発生すると、画像表示装置14にファンファーレ
表示等が行われ、所定サイクル毎に変動入賞装置15の
開閉扉17が所定期間開放されて、大量の獲得玉数が得
られる大当たりゲームが行われる。
【0062】変動入賞装置15のカウントセンサ11の
検出信号は賞球信号として、アウトセンサ19の検出信
号は回収信号として、メインコントロール装置46、操
作表示制御装置37等に送信される。
【0063】操作表示制御装置37は、CPU、RO
M、RAM、画像制御コントローラ、タッチパネルコン
トローラ、音声コントローラ、入出力インターフェイス
回路等から構成される。
【0064】操作表示制御装置37により、第1操作部
31の表示が制御される(第2操作部32の表示は役物
制御装置16により制御される)と共に、第1操作部3
1のタッチ信号、第2操作部32のタッチ信号はメイン
コントロール装置46、本体制御装置30、役物制御装
置16等へ送信される。
【0065】第1操作部31には、図41のように“玉
貸金額”、“自動玉貸”、“貯玉金額”、“100
円”、“500円”、“1000円”、“玉貸金額 X
XXXX円”、“貯玉金額 XXXXX円”、“持玉数
XXXXXXコ”、“中断”、“終了”、“発射”、
“弱 ー 強”、“停止”等が表示される。中央部位に
は、遊技、操作のガイド、遊技情報、および各種のメッ
セージ等が表示される。“玉貸金額”、“自動玉貸”、
“貯玉金額”、“100円”、“500円”、“100
0円”、“中断”、“終了”、“発射”、“弱 ー
強”、“停止”がタッチされると、タッチ信号が出力さ
れる。第2操作部32には、図42のような画面が表示
される。
【0066】カードをカードの挿入口40に挿入する
と、該当するデータ(玉貸金額、貯玉金額、持玉数)
が、第1操作部31の“玉貸金額 XXXXX円”、
“貯玉金額XXXXX円”、“持玉数 XXXXXX
コ”の該当箇所に表示される。
【0067】第1操作部31の“玉貸金額”、“自動玉
貸”、“貯玉金額”、“100円”、“500円”、
“1000円”をタッチすると、玉貸しが行われ、該当
金額が減算表示されると共に、該当金額の持玉数が表示
(0でないときは加算表示)される。
【0068】“持玉数 XXXXXXコ”が表示される
と、発射装置18からの遊技球の発射が可能にされ、こ
の状態で“発射”をタッチすると、発射装置18が作動
され、遊技領域に遊技球が発射される。
【0069】発射装置18から遊技球が発射される毎
(発射情報が送られる毎)に“持玉数XXXXXXコ”
が減算表示され、賞球情報が送られると、その賞球数が
“持玉数 XXXXXXコ”に加算表示される。
【0070】“停止”をタッチすると、遊技球の発射が
停止される。“中断”をタッチすると、そのときの遊技
の状態に保留され、カードに玉貸金額、貯玉金額、持玉
数のデータおよび遊技状態として中断中が書き込まれ
る。“終了”をタッチすると、遊技が終了されると共
に、そのときの玉貸金額、貯玉金額、持玉数のデータが
カードに書き込まれ、挿入口40よりカードが送出、返
却される。
【0071】なお、カードリーダーライタ制御装置47
によるカードのデータの読み込み、書き込みは、メイン
コントロール装置46によって制御される。
【0072】次に、本体制御装置30の制御動作を図2
0〜図40のフローチャートに基づいて説明する。
【0073】図20は本体制御装置30のゼネラルフロ
ーで、CPUモード設定、RAMチェック、周辺装置の
初期化の後、「ネットワークボード解析処理」、「人体
検出処理」、「ガラスパネル制御処理」、「枠制御処
理」、「発射制御処理」、「リフタ制御処理」、「ラン
プ演出処理」、「ネットワークボード送信処理」、「傾
斜角度制御処理」、「封入玉交換制御処理」、「封入玉
回収制御処理」、「封入玉補給制御処理」、「7セグ表
示処理」を行う(50.01〜50.16)。
【0074】割り込み処理は、ネットワークボード受信
割り込みによって図21のようにネットワークボードの
デュアルポートRAMのデータをメモリに記憶する。
【0075】1msタイマの割り込み毎に、図22のよ
うに「発射センサ監視(チェック)処理」、「液晶シャ
ッター処理」、「ランプ動作処理」、「出力処理」、
「入力監視処理」等を行う(52.01〜52.0
5)。
【0076】発射センサ監視(チェック)処理は、図2
3のように発射装置18の遊技球の発射要求(メインコ
ントロール装置46および第1操作部31からの信号等
に基づく)があると、球送り機構81から発射位置へ遊
技球を送出したか否かを検出する発射センサ90のオン
を監視して、発射センサ90がオンすると(所定のオフ
後)、送信を要求する送信発射カウンタを更新(+1)
すると共に、発射数を更新する(53.01〜53.0
9)。この発射数は、カードの挿入時あるいは玉貸しを
行った時点よりの累積値を求める。
【0077】ネットワークボード解析処理は、カードの
情報、発射装置18の発射の可否情報、発射の強弱情
報、枠開閉情報、ガラスパネル開閉情報、遊技機ステー
タス情報等の各情報を解析する。
【0078】ガラスパネル制御処理は、ガラスパネルロ
ック解除SOL、ガラスパネルモータ等の駆動によっ
て、ガラス枠6の開制御、閉制御を行う。
【0079】発射制御処理は、図24のように「発射監
視」、「玉有無センサBの監視」、「玉送りSOLオン
終了監視」、「玉移動時間終了監視」、「発射SOLオ
ン終了監視」、「空打ち発射SOLオンスタート監
視」、「空打ち発射SOLオフ終了監視」を分岐して行
うと共に、「発射パケット送信処理」を行う(54.0
1〜54.09)。
【0080】発射監視は、図25のように発射要求(メ
インコントロール装置46および第1操作部31からの
信号等に基づく)があると、玉有無センサB(遊技球の
循環経路70の貯留樋25の球検出センサ97)の監視
に入る(55.01,55.02)。
【0081】玉有無センサBの監視は、図26のように
玉有無センサBに球があれば、玉無しエラーフラグを0
にし、球送り機構81の球送り時間(球送りの動作時
間)を設定し、発射SOL85の通電幅(発射勢を決め
るONパルス幅)を設定し、球送りSOL88をオン
し、玉送りSOLオン終了監視、玉移動時間終了監視、
発射SOLオン終了監視に入る(56.02〜56.0
8)。
【0082】玉有無センサBに球がない場合、玉無し監
視タイマをスタートすると共に、玉無し監視タイマが所
定値(例えば6秒)以内であれば、球送り機構81の球
送り時間(球送りの動作時間)を設定し、発射SOL8
5の通電幅(発射勢を決めるONパルス幅)を設定し、
球送りSOL88をオンし、玉送りSOLオン終了監
視、玉移動時間終了監視、発射SOLオン終了監視に入
る(56.14,56.04〜56.08)。
【0083】玉無し監視タイマが所定値以内の場合、球
送り機構81までの案内通路82に球が有るので、発射
動作を続行する。
【0084】玉送りSOLオン終了監視は、図27のよ
うに球送り時間が経過すると球送りSOL88をオフす
る(57.01〜57.03)。
【0085】玉移動時間終了監視は、図28のように球
送り機構81より球が発射位置まで移動可能な時間が経
過すると、発射SOL85をオンする(58.01〜5
8.03)。
【0086】発射SOLオン終了監視は、図29のよう
に発射SOL85の通電時間が経過すると発射SOL8
5をオフする(59.01〜59.03)。
【0087】図26にて玉有無センサBに球がなく、玉
無し監視タイマが所定値(例えば15秒)を越えた場合
は、玉無しエラーの発生と判断して、玉無しエラー情報
パケットをネットワークボードの送信メモリに設定し、
玉無しエラーフラグを1にセットする(56.09〜5
6.14)。
【0088】玉無し監視タイマが所定値を越えた場合
は、球送り機構81までの案内通路82に球がない玉無
しエラーと判定する。エラーがあった場合、メインコン
トロール装置46が各装置に動作停止を指令すると共
に、エラー情報を管理装置150に送る。
【0089】発射停止要求があったときは、空打ち発射
SOLオンスタート監視、空打ち発射SOLオフ終了監
視に移る(56.15)。
【0090】空打ち発射SOLオンスタート監視、空打
ち発射SOLオフ終了監視は、図30、図31のように
所定の時期に1回のみ発射SOL85をオンして終了す
る(60.01〜60.03,61.01〜61.0
3)。
【0091】発射停止要求があったとき、発射SOL8
5を1回オンするのは、発射位置に球が残らないように
するためである。即ち、発射停止後に発射位置に球が残
っていると、次に遊技を開始したときに発射数が増え
て、制御データに影響するが、このように発射SOL8
5を1回オンすることによって、正確なデータを確保で
きる。
【0092】発射パケット送信処理は、図32のように
送信発射カウンタが0にない場合、即ち発射センサ監視
処理(図23)にて発射センサ90のオンに基づく送信
要求がある場合、送信発射カウンタを−1すると共に、
発射パケットに発射数の合計(累積値)をセットして、
ネットワークボードの送信メモリに設定(メインコント
ロール装置46、操作表示制御装置37等に送信)する
(62.01〜62.03)。
【0093】リフタ制御処理は、遊技球の循環経路70
の貯留樋25(案内通路82から)に玉有無センサA
(球検出センサ98)の位置まで遊技球が介在するよう
に、移送装置24を制御する。これは、図33のように
「モータ原点出し処理」、「玉検出処理」、「リフタオ
ン」、「リフタオフ」を順に行うと共に、「温度検知処
理」、「モータ制御」、「リフタコイル制御」を行う
(63.01〜63.09)。
【0094】モータ原点出し処理は、図34のようにリ
フタ玉装填モータ106の逆転を設定して、原点センサ
105が装填レバー103の初期位置を検知すると、リ
フタ玉装填モータ106を停止する(64.01〜6
4.04)。
【0095】玉検出処理は、図35のように球装填機構
96の入口路102の端部の球渡し位置に球があれば
(玉有センサ104がオン)、リフタ玉装填モータ10
6の正転を設定する(65.01〜65.03)。
【0096】リフタオンは、図36のように原点センサ
が装填レバー103の装填位置を検知すると、リフタ玉
装填モータ106を停止して、循環経路70の貯留樋2
5の玉有無センサAに球がなければ、リフタ発射SOL
95のオンおよびオンタイマを設定する(66.01〜
66.06)。
【0097】リフタオフは、図37のようにリフタ発射
SOL95を停止して、モータ原点出し処理に戻る(6
7.01〜67.02)。
【0098】温度検知処理は、図38のようにリフタ発
射SOL95のオンタイマが終了すると、パルス駆動用
タイマを設定すると共に、温度検知センサ101の検出
値を基に基準データを設定してあるテーブルからリフタ
発射SOL95の駆動パルス幅を読み込む(68.01
〜68.03)。
【0099】モータ制御は、図39のようにまずリフタ
玉装填モータ106のオフデータを設定して、モータの
逆転のときは逆転データテーブルより逆転駆動データ
を、モータの正転のときは正転データテーブルより正転
駆動データを、選択して出力する(69.01〜69.
10)。
【0100】リフタコイル制御は、図40のようにまず
リフタ発射SOL95のオフデータを設定して、リフタ
のオンになると、前記リフタ発射SOL95の駆動パル
ス幅(パルス駆動用タイマに設定)にしたがってオンデ
ータ、オフデータを交互に出力する一方、リフタのオフ
に移ると、オフデータを出力する(70.01〜70.
02)。
【0101】即ち、リフタ発射SOL95の温度が低
く、球の打上げ力が強いときには、その駆動パルス幅を
小さくして、またリフタ発射SOL95の温度が高くな
り、球の打上げ力が減少するときには、その駆動パルス
幅を大きくして、適正な打上げ力を維持するようにして
いる。
【0102】封入玉交換処理は、発射装置18の玉抜き
SOL94、遊技球の循環通路70の切替機構68、補
給用モータ、補給用ストロークSOL等の駆動によっ
て、封入球の交換を行う。封入玉回収制御処理は、遊技
店の閉店時等に回収のみ行う。封入玉補給制御処理は、
遊技店の開店時等に補給のみ行う。
【0103】なお、メインコントロール装置46は、発
射パケットを受けると、その発射数(累積値)の情報を
管理装置150へ送信する。また、第1操作部31に表
示している持玉数等の情報を管理装置150へ送信す
る。また、操作表示制御装置37は、発射パケットを受
けると、その発射数(累積値)を持玉数の初期値(カー
ドの挿入時あるいは玉貸しを行った時点の値)から減算
して第1操作部31の“持玉数 XXXXXXコ”に表
示する。
【0104】このような構成により、遊技機のカードの
挿入口40にカードを挿入すると、メインコントロール
装置46、操作表示制御装置37によって、カードのデ
ータ(玉貸金額、貯玉金額、持玉数)が、第1操作部3
1の“玉貸金額 XXXXX円”、“貯玉金額 XXX
XX円”、“持玉数 XXXXXXコ”の該当箇所に表
示される。
【0105】第1操作部31の“持玉数 XXXXXX
コ”が表示されると、または第1操作部31の“玉貸金
額”、“自動玉貸”、“貯玉金額”、“100円”、
“500円”、“1000円”をタッチして玉貸しを行
い、“持玉数 XXXXXXコ”が表示され、メインコ
ントロール装置46および操作表示制御装置37の指令
により、発射装置18からの遊技球の発射が可能にされ
る。
【0106】この状態で、第1操作部31の“発射”を
タッチすると、本体制御装置30によって、発射装置1
8が作動され、その案内通路82の球送り機構81を介
し送出された遊技球が発射ソレノイド85によって遊技
領域に発射される。発射速度は、“弱ー強”の弱をタッ
チすると弱められ、強をタッチすると強められる。
【0107】発射装置18から遊技球が発射され、遊技
が行われると、役物制御装置16によって、画像表示装
置14にパチンコ機の遊技盤等が画像表示されると共
に、発射装置18から発射された遊技球が、各ゲートセ
ンサ50〜53の検出を基にその画像内に画像遊技球と
して仮想表示されて、画像内の遊技領域を転動するゲー
ムが行われる。
【0108】この画像内の遊技球の入賞等に基づくゲー
ム結果が大当たりであれば、画像表示装置14にファン
ファーレ表示等が行われ、役物制御装置16によって、
所定サイクル毎に変動入賞装置15の開閉扉17が所定
期間開放されて、大量の獲得玉数が得られる大当たりゲ
ームが行われる。
【0109】遊技領域を経て回収された遊技球は、本体
制御装置30によって、循環経路70の移送装置24が
駆動されることによって発射装置18の案内通路82に
つながる貯留樋25に打上げられ、待機される。
【0110】発射装置18からの遊技球の発射数は、本
体制御装置30によって、球送り機構81から発射位置
へ送出される遊技球が発射センサ90により検出される
ことによってカウントされ、その発射(発射数)情報は
操作表示制御装置37に送られて、第1操作部31の
“持玉数 XXXXXXコ”が減算表示される。
【0111】賞球があると、役物制御装置16から賞球
情報が送られて、操作表示制御装置37によって、その
賞球数が第1操作部31の“持玉数 XXXXXXコ”
に加算表示される。
【0112】このように、遊技の制御、発射の制御、玉
貸しの処理、表示、発射数の計数、持玉数の演算、表示
等を、役物制御装置16、メインコントロール装置4
6、本体制御装置30、操作表示制御装置37によって
分散処理するので、各制御装置の負担が軽減され、速や
かな制御を確保できる。
【0113】発射の制御では、メインコントロール装置
46からの指令に基づいて独立して本体制御装置30が
発射情報の送信と、発射装置18の制御、封入球の循環
制御(循環経路70の移送装置24の制御)を集約的に
行うので、的確な制御が得られ、制御の構成、遊技機の
構成が容易になる。
【0114】操作表示制御装置37によって、遊技、玉
貸し等の操作およびこれらのデータ表示等を処理するの
で、種々の操作機構の設定、表示(操作部31等)、玉
貸し、持玉数等の種々のデータ表示を容易に行える。
【0115】したがって、機種を交換する場合、遊技盤
5および役物制御装置16を換えれば良く、遊技盤によ
る交換を簡単に行える。
【0116】一方、発射装置18にて、案内通路82か
ら貯留樋25にかけて所定量の遊技球(発射待機球)が
貯留されているかを貯留樋25の球検出センサ97によ
り監視して、万一球検出センサ97により遊技球が検出
されなくなった場合、すぐには玉無しエラーの判定を行
わないが、未発射の残っている遊技球を発射し終える時
間が経過したときに、玉無しエラーと判定して、球送り
機構81の動作、発射ソレノイド85の駆動が停止され
る。
【0117】このため、封入球式の遊技機における遊技
球発射の玉無しエラーが的確に判定され、またエラー判
定が早すぎて遊技に支障を来すことを回避できる。
【0118】遊技領域を経て循環経路70の戻り樋23
に回収された遊技球は、移送装置24が貯留樋25の球
検出センサ98の信号を基に駆動されることによって、
貯留樋25に打上げられ、常に一定量の遊技球が貯留樋
25に貯留される。
【0119】このため、遊技球の貯留量によって発射機
構にかかる負荷は常に一定となり、球送り機構81等の
安定した作動が得られ、遊技球のスムーズな発射を維持
できる。
【0120】なお、貯留樋25のほか、戻り樋23にも
遊技球が貯留されるので、十分な量の封入球を設定でき
る。
【0121】移送装置24の打上げソレノイド95の駆
動パルス幅を温度に応じて制御するので、適正な球の打
上げ力を維持することができる。このため、打上げ力が
強すぎて、球が貯留樋25の貯留球に激しく衝突した
り、発射機構側に衝撃力が伝わるようなことは防止さ
れ、また球が貯留樋25に達しなかったといった不具合
も防止される。
【0122】打上げによって貯留樋25に達しなかった
球は、移送装置24に設けた逆止片108、戻し路10
7を介して戻り樋23側(移送装置24の入口路10
2)に戻され、このため貯留樋25に達しなかった球が
打上げ口100に侵入して、打上げの動作不良を招くこ
とはなく、良好かつ安定した打上げ動作が確保される。
【0123】また、封入球式の遊技機においては、持玉
数を表示すると共に、発射装置18の遊技球の発射毎に
持玉数を減算表示するのであるが、この場合発射制御側
(本体制御装置30)が、遊技球の発射毎に発射球をカ
ウント(発射センサ90が検出する)して発射数の累積
値(カードの挿入時あるいは玉貸しを行った時点よりの
累積値)を操作表示制御装置37、メインコントロール
装置46等へ送信する。発射数の累積値を受信した操作
表示制御装置37は、これを持玉数の初期値から減算し
て現在の持玉数を求め、第1操作部31に表示する。メ
インコントロール装置46は、発射数の累積値を管理情
報として管理装置150へ送信する。
【0124】このため、発射の制御、玉貸しの処理、表
示、持玉数の演算、表示、管理装置への情報送信等の分
散処理に際して、データの授受、それぞれの処理、制御
の信頼性が高まる。
【0125】即ち、発射制御側(本体制御装置30)か
ら発射の有無の情報を送り、その情報を基に操作表示制
御装置37が持玉数を減算表示するのでは、情報の授受
に取り遅れ等があった場合にデータ、処理に誤差を生じ
る、また取り遅れ等がないように伝送速度を早めなけれ
ばならないが、このように累積情報を送れば、万一情報
の取り遅れ等があっても、受信する累積情報は常に正し
いため、次の累積情報を基に操作表示制御装置37が正
確なデータを得ることができ、処理を的確に行え、持玉
数の正確な表示を行える。また、断線等に対して、カウ
ントした累積データが消失することはない。また、メイ
ンコントロール装置46への情報の授受および管理装置
150への情報の授受も的確に行え、高い信頼性を確保
できる。
【0126】
【発明の効果】以上のようにこの発明によれば、遊技機
本体内に封入した封入球を用いる発射装置の発射制御、
封入球式の遊技の実行のための遊技価値情報の更新を分
散処理するので、それぞれの制御装置の負担を軽減で
き、速やかな制御を確保でき、処理機能を拡大できる。
発射制御、遊技価値情報の更新を的確に行え、機種の交
換を容易に行える。
【0127】遊技球の発射制御手段に発射情報を外部に
送信する送信手段を備えるので、制御および発射情報の
送信を的確に行え、制御の構成、遊技機の構成が容易に
なる。
【0128】発射装置から遊技球を1個ずつ的確に発射
でき、また発射の玉無しエラーの判定を的確に行える。
【0129】発射の待機球貯留部の貯留量を一定に制御
できるため、発射装置の球送り等の安定した作動を保
て、遊技球のスムーズな発射を維持できる。回収球を待
機球貯留部に正確にかつスムーズに搬送できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】遊技機の正面図である。
【図2】遊技機の側面図である。
【図3】遊技機のカバー部材を開いた状態の正面図であ
る。
【図4】遊技機の内枠のパネル部を開いた状態の斜視図
である。
【図5】遊技盤の一部切欠正面図である。
【図6】遊技盤の断面図である。
【図7】遊技盤を外した状態の正面図である。
【図8】発射装置部分の斜視図である。
【図9】発射装置部分の発射側の側面図である。
【図10】発射装置部分の外側面図である。
【図11】遊技機の裏面図である。
【図12】遊技球の循環経路の系統図である。
【図13】移送装置の正面図である。
【図14】移送装置の動作説明図である。
【図15】パネル下部の傾斜面部分の表面図である。
【図16】遊技機収納設備の部分斜視図である。
【図17】管理装置の正面図である。
【図18】制御系の構成図である。
【図19】本体制御装置のブロック構成図である。
【図20】本体制御装置の制御フローチャートである。
【図21】本体制御装置の制御フローチャートである。
【図22】本体制御装置の制御フローチャートである。
【図23】本体制御装置の制御フローチャートである。
【図24】本体制御装置の制御フローチャートである。
【図25】本体制御装置の制御フローチャートである。
【図26】本体制御装置の制御フローチャートである。
【図27】本体制御装置の制御フローチャートである。
【図28】本体制御装置の制御フローチャートである。
【図29】本体制御装置の制御フローチャートである。
【図30】本体制御装置の制御フローチャートである。
【図31】本体制御装置の制御フローチャートである。
【図32】本体制御装置の制御フローチャートである。
【図33】本体制御装置の制御フローチャートである。
【図34】本体制御装置の制御フローチャートである。
【図35】本体制御装置の制御フローチャートである。
【図36】本体制御装置の制御フローチャートである。
【図37】本体制御装置の制御フローチャートである。
【図38】本体制御装置の制御フローチャートである。
【図39】本体制御装置の制御フローチャートである。
【図40】本体制御装置の制御フローチャートである。
【図41】操作部の表示例を示す図である。
【図42】操作部の表示例を示す図である。
【符号の説明】
1 外枠 2 内枠 3 パネル部 5 遊技盤 6 ガラス枠 7 パネル下部 8 カバーガラス部材 10 CCDカメラ 11 カウントセンサ 13 誘導樋 14 画像表示装置 15 変動入賞装置 16 役物制御装置 17 開閉扉 18 発射装置 19 アウトセンサ 21 発射口 23 戻り樋 24 移送装置 25 貯留樋 26 球抜き樋 30 本体制御装置 31 第1操作部 32 第2操作部 33,34 表示装置 35,36 タッチパネル 37 操作表示制御装置 40 挿入口 41 リーダーライタ 42 収納設備 43 遊技情報ディスプレイユニット 45 光送信部 46 メインコントロール装置 47 カードリーダーライタ制御装置 48 CRT 50〜53 ゲートセンサ 66 移送樋 67 回収樋 69 取入口 70 循環経路 80 発射機構 81 球送り機構 82 案内通路 83 発射杵 84 発射レール 85 発射ソレノイド 88 球送りソレノイド 90 発射センサ 91 球抜き取り機構 92 抜き取りレバー 95 打上げソレノイド 96 球装填機構 97,98 球検出センサ 100 打上げ口 101 温度検知センサ 103 装填レバー 104 玉有センサ 105 原点センサ 106 駆動モータ 107 戻し路 108 逆止片

Claims (7)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 遊技機本体内に所定数封入した遊技球
    を、発射装置から遊技領域内に発射して遊技を行い、そ
    の遊技に基づき遊技価値情報の更新を行う一方、遊技領
    域を経た遊技球を回収して発射装置に導いて、封入球を
    循環使用する封入球式遊技機において、 遊技の制御等を行う遊技制御手段のほかに、少なくとも
    発射装置の遊技球の発射制御を分散処理する制御手段を
    設けたことを特徴とする封入球式遊技機。
  2. 【請求項2】 遊技機本体内に所定数封入した遊技球
    を、発射装置から遊技領域内に発射して遊技を行い、そ
    の遊技に基づき遊技価値情報の更新を行う一方、遊技領
    域を経た遊技球を回収して発射装置に導いて、封入球を
    循環使用する封入球式遊技機において、 遊技の制御等を行う遊技制御手段のほかに、少なくとも
    遊技価値情報の更新を分散処理する制御手段を設けたこ
    とを特徴とする封入球式遊技機。
  3. 【請求項3】 遊技球の発射を制御する制御手段に遊技
    球の発射情報を外部に送信する発射情報送信手段を備え
    る請求項1に記載の封入球式遊技機。
  4. 【請求項4】 発射装置は、発射待機球の所定量を検出
    する待機球検出手段と、発射待機球を1個宛発射位置へ
    送り出す待機球送り出し手段と、発射位置へ送り出した
    遊技球を発射する発射手段とを備える請求項1〜3のい
    ずれか1つに記載の封入球式遊技機。
  5. 【請求項5】 発射装置は、発射待機球を貯留する待機
    球貯留部と、待機球貯留部の貯留量を検出する貯留量検
    出手段と、遊技領域を経た遊技球を貯留する回収球貯留
    部と、待機球貯留部の貯留量が所定量未満のとき、回収
    球貯留部より待機球貯留部へ遊技球を搬送する搬送手段
    とを備える請求項1〜4のいずれか1つに記載の封入球
    式遊技機。
  6. 【請求項6】 搬送手段は、遊技球の搬送の結果、待機
    球貯留部に至らなかった戻り球を回収球貯留部へ分別す
    る分別手段を備える請求項5に記載の封入球式遊技機。
  7. 【請求項7】 搬送手段は、搬送力を一定に管理する搬
    送力管理手段を備える請求項5または6に記載の封入球
    式遊技機。
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