JPS6350026B2 - - Google Patents

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JPS6350026B2
JPS6350026B2 JP52144621A JP14462177A JPS6350026B2 JP S6350026 B2 JPS6350026 B2 JP S6350026B2 JP 52144621 A JP52144621 A JP 52144621A JP 14462177 A JP14462177 A JP 14462177A JP S6350026 B2 JPS6350026 B2 JP S6350026B2
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JP
Japan
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time
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winning
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JP52144621A
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Kichihei Niiyama
Koji Ito
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Sophia Co Ltd
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Sophia Co Ltd
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Publication date
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Publication of JPS6350026B2 publication Critical patent/JPS6350026B2/ja
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Description

【発明の詳細な説明】 [産業上の利用分野] 本発明は、予定入賞率の自動調整機能を持つた
パチンコ遊技機に関する。
[従来の技術] 従来、入賞率を調整可能にしたパチンコ遊技機
が、本願出願前に種々提案されている。
例えば特開昭52−105039号公報には、一対の釘
の開度若しくは傾度を、連続的又はランダムに断
続進行するプログムに従つて自動制御できる様に
したパチンコ遊技機が記載されている。
又、特開昭52−105038号公報には、セーフ球受
部の開弁状態(開口角度や開口時間)又は開弁箇
所の指定をマイクロコンピユータを用いて電子制
御できる様にしたパチンコ遊技機が記載されてい
る。
更に、特開昭52−141736号公報には、パチンコ
遊技機本体の傾斜度を変化させたり、或は障害釘
を遊技盤表面から出入りさせたり、又は障害釘の
角度を変化させることで、入賞率を自動的に制御
できる様にしたパチンコ遊技機が記載されてい
る。
[発明が解決しようとする課題] しかし、上記した特開昭52−105039号公報に記
載のものは、釘の開度若しくは傾度を変化させて
いるため、その制御状態が遊技者に簡単に知られ
易く、又、その機構が複雑で組付けも厄介である
ばかりでなく、取付けスペースの確保が困難であ
るという実用上の問題点がある。
又、所望の釘の開度を一定のプログラムに従い
ランダムに制御するだけで、予定入賞率の自動調
整機能を備えていないので、予定入賞率を正確に
且つ確実に調整することが極めて困難であるとい
う問題点がある。
次に、特開昭52−105038号公報に記載のもの
は、セーフ球受部の開弁状態(開口角度や開口時
間)又は開弁箇所の指定を乱数機能を持つたマイ
クロコンピユータを用いて電子制御した際に、セ
ーフ球受部が不自然に開いたり閉じたりするた
め、その制御状態が遊技者に簡単に知られ易く、
又、予定入賞率の自動調整機能を備えていないの
で、予定入賞率を正確に且つ確実に調整すること
が極めて困難であるという実用上の問題点があ
る。
更に、特開昭52−141736号公報に記載のもの
は、パチンコ遊技機本体の取付け傾斜度を変化さ
せたり、或は障害釘を遊技盤表面から出入りさせ
たり、又は障害釘の角度を変化させているので、
その制御状態が遊技者に簡単に知られ易いばかり
でなく、機構的に非常に大掛りで、複雑なもとな
つてしまい実用に供することができない。
本発明は、上記した従来の問題点を解決するも
のであつて、その目的とするところは、制御状態
が遊技者に知れ難く、しかも面倒な外部操作が不
要であつて、正確に且つ確実に予定入賞率となる
様に自動的に調整することのできるパチンコ遊技
機を提供するものである。
[課題を解決するための手段] そこで、本発明は上記目的を達成するためのも
のであり、以下にその内容を図面に示した実施例
を用いて説明する。
本発明は、遊技者にとつて損失となる球数と利
益となる球数とにより算出される入賞率を予め設
定可能な予定入賞率設定手段(例えば主制御装置
16)と、パチンコ遊技の過程において発生する
アウト球に対するセーフ球の発生状態を所定の条
件の下でその時点における入賞率で算出する入賞
率演算手段(例えば入賞率演算部42)と、上記
予定入賞率設定手段により予め設定された予定入
賞率Kと入賞率演算手段により算出された算出入
賞率Hを比較し、算出入賞率Hが予定入賞率Kの
予め設定した上限値K+ΔKと下限K−ΔKの範
囲を逸脱した際に、制御信号を出力する入賞率比
較手段(例えば比較演算部47)と、上記入賞率
比較手段からの制御信号に基づき、駆動源(例え
ば電磁ソレノイド30)の単位駆動時間Tを予め
設定した変化量Δtに基づいて制御する駆動制御
手段(例えば駆動制御部44)とを備え、上記算
出入賞率Hが予定入賞率Kの上限値K+ΔKを上
回つた際には、入賞率比較手段からの制御信号に
基づき、駆動制御手段により単位駆動時間Tに変
化量Δtを差引いた微小時間だけ駆動源の駆動時
間を短くし、逆に算出入賞率Hが予定入賞率Kの
下限値K−ΔKを下回つた際には、入賞比較手段
からの制御信号に基づき、駆動制御手段により単
位駆動時間Tに変化量Δtを加えた微小時間だけ
駆動源に駆動時間を長くし、算出入賞率Hを予定
入賞率Kの上限値K+ΔKと下限値K−ΔKの範
囲内に収束させる様にしたことを特徴とする。
[作用] 先ず、予定入賞率設定手段(例えば主制御装置
16)を通じて予定入賞率Kを予め設定する。
又、予定入賞率Kの上限値K+ΔKと下限値K−
ΔKについても予め設定する。
そして、遊技者がパチンコ遊技機(本体1)で
打球を発射すると、その打球がアウト球となる
か、セーフ球となるかにより遊技を進行する。こ
の遊技の進行に伴い、入賞率演算手段(例えば入
賞率演算部42)により各時点の入賞率が算出さ
れる。この算出された算出入賞率Hは、入賞率比
較手段(例えば比較演算部47)により、先に設
定された予定入賞率Kと比較される。
その結果、算出入賞率Hが予定入賞率Kの予め
設定した上限値K+ΔKと下限値K−ΔKの範囲
を逸脱した際に、入賞率比較手段より駆動制御手
段(例えば駆動制御部44)に制御信号が出力さ
れる。
例えば、算出入賞率Hが予定入賞率Kの上限値
K+ΔKを上回つた際には、入賞率比較手段から
の制御信号に基づき駆動制御手段により単位駆動
時間Tに変化量Δtを差引いた微小時間だけ駆動
源の駆動時間を短くする制御信号が、入賞率比較
手段から駆動制御手段に出力される。
その結果、遊技中に変動入賞装置3の開動変換
条件が達成された際には、駆動制御手段により駆
動源(例えば電磁ソレノイド30)がT−Δt時
間だけ駆動され、変動入賞装置の変換時間は微小
時間だけ短くなる。
これにより、変動入賞装置に打球が比較的入賞
し難くなり、パチンコ遊技機全体としての入賞率
が次第に低下傾向に推移し、算出入賞率Hが予定
入賞率Kの上限値K+ΔKと下限値K−ΔKの範
囲内に収束すると、入賞率比較手段からの制御信
号の出力が停止する。その結果、以後は、駆動制
御手段による駆動源の駆動時間が単位駆動時間T
に戻る。
これに対し、算出入賞率Hが予定入賞率Kの下
限値K−ΔKを下回つた際には、入賞率比較手段
からの制御信号に基づき駆動制御手段により単位
駆動時間Tに変化量Δtを加えた微小時間だけ駆
動源の駆動時間を長くする制御信号が、入賞率比
較手段から駆動制御手段に出力される。
その結果、変動入賞装置3の開動変換条件が達
成された際には、駆動制御手段により駆動源がT
+Δt時間だけ駆動され、変動入賞装置の変換時
間は微小時間だけ逆に長くなる。
これにより、変動入賞装置に打球が比較的入賞
し易くなり、パチンコ遊技機全体としての入賞率
が次第に上昇傾向に推移し、算出入賞率Hが予定
入賞率Kの上限値K+ΔKと下限値K−ΔKの範
囲内に収束すると、入賞率比較手段からの制御信
号の出力が停止する。その結果、以後は、駆動制
御手段による駆動源の駆動時間が単位駆動時間T
に戻る。
こうして、稼動中のパチンコ遊技機の算出入賞
率Hが予定入賞率Kの上限値K+ΔKと下限値K
−ΔKの範囲内に収束する様に自動的に制御され
る。
[実施例] 以下に本発明を図面に示した実施例に基づき説
明する。
第1図において、1はパチンコ遊技機であり、
その遊技盤2には、打球を全く受入れないか又は
受入れ難い第1状態と打球を受入れ易い第2状態
とに変換可能な例えばチユーリツプ等の変動入賞
装置3…と、いずれのセーフ口にも入らなかつた
アウト球が入るアウト口4と、一般的な入賞口
5、ガイドレール6、及び障害釘等が設けられ、
又、下部位置にはパチンコ球供給皿7より打止装
置8及び球送り装置9を介して送られてくるパチ
ンコ球を弾発する弾発ハンドル10が臨み、この
弾発ハンドル10により弾発されたパチンコ球は
ガイドレール6を介して遊技部内に放出され、変
動入賞装置3或いは入賞口5に流入した場合は入
賞球集合樋11により一括されてセーフ球パルス
発生装置12を通過後、樋13を介して球環元機
18に案内され、又、アウト口4に流入した場合
は樋14を介してアウト球パルス発生装置15を
通過後、球還元機18に案内される。上記各パル
ス発生装置12,15からのパルス信号は主制御
装置16に送られる。
シユート17から補給装置19を介して送られ
るパチンコ球は、タンク20で一旦貯留され、傾
斜シユート21を介して流下後、賞球排出装置2
2に案内される。この賞球排出装置22はセーフ
球パルス発生装置12からの信号で動作して、例
えば15個のパチンコ球を排出し、この排出された
賞球は賞球樋23を介して賞球口24より、遊技
者側の利益としてパチンコ球供給皿7へ排出され
る。
変動入賞装置3のうち、特に31は第2図、第
3図に示すように変換機構25の作動により打球
の受入れ状態を変換可能な変動入賞装置により構
成されている。この変動入賞装置31は、軸26
で回動自在に枢着された2個の対向枠体27より
成り、この両枠体27は互いに歯車部分28を介
して機械的に結合し、変換機構25が作動して一
方の枠体27に開口方向の力が与えられると、こ
の歯車部分28を介して他方は必ず同様に開口方
向の力が与えられ、これにより両者は同時に開い
て、打球を受入れ易い第2状態に変換され、例え
ば一定時間が経過すると両枠体27は同時に打球
を受入れないか又は受入れ難い第1状態に復帰す
る。
本実施例の変換機構25では駆動源としての電
磁ソレノイド30の可動部31より突出する突片
32に、アーム33を介して一方の枠体27を接
続する。電磁ソレノイド30を励磁してアーム3
3を下方に引くと、両枠体27は開口し、打球を
受入れ易い第2状態に変換され、逆に電磁ソレノ
イド30を消磁すると、ばね34の付勢力により
突片32は突出し、アーム33は押し上げられ両
枠体27は打球を受入れないか又は受入れ難い第
1状態に復帰される。本実施例においては、各パ
チンコ遊技機に設けた制御装置35からの信号で
電磁ソレノイド30、即ち変換機構25を例えば
第4図aに示すようなタイミングで励磁・消磁す
る。この状態でパチンコ球を弾発して遊技を行え
ば、電磁ソレノイド30が励磁されて枠体27が
開口しているときに該変動入賞装置31に打球が
流入し易くなり、逆の場合は流入し難くなるとい
う変化がもたらされる。
従つて、電磁ソレノイド30の励磁する時間を
長くすれば、枠体27の開口する時間が長くな
り、遊技者への利益が増加して入賞率を高めるこ
とができ、逆に短くすれば、入賞率を低下させる
ことができる。
この様に、電磁ソレノイド30を励磁する時間
を可変すれば入賞率を制御できる。本実施例にお
いて入賞率を上昇する様に制御するには、第4図
bに示す様に、電磁ソレノイド30の励磁時間、
即ちその単位駆動時間Tに予め設定した変化量
Δtを加えた微小時間だけ励磁時間を長くする。
逆に、入賞率を低下する様に制御するには、第4
図cに示す様に、その励磁時間、即ち単位駆動時
間Tに予め設定した変化量Δtを差引いた微小時
間だけ励磁時間を短くする。斯る動作は制御装置
35の出力に依存する。
次に、各パチンコ遊技機1に設置される制御装
置35と、パチンコ遊技店の例えば中央管理室に
設置される予定入賞率設定手段として機能する主
制御装置16との関係を、第5図を用いて説明す
る。
第5図に示す制御装置35の実施例は、駆動源
としての電磁ソレノイド30を励磁する時間、即
ちその駆動時間を制御する駆動制御手段としての
駆動制御部44を内蔵し、セーフ球パルス発生装
置12からの信号が供給されるセーフ球パルス入
力部40と、アウト球パルス発生装置15からの
信号が供給されるアウト球パルス入力部41と、
各セーフ球パルス入力部40、アウト球パルス入
力部41からの信号を受けて例えば次式に基づく
演算を行い、 入賞率H=(賞球数/アウト数)×100% パチンコ遊技機固々の各時点の算出入賞率Hを
算出する入賞率演算手段としての入賞率演算部4
2と、該入賞率演算部42と記憶部43からの信
号を比較して駆動制御部44に制御信号を出力す
る入賞率比較手段としての比較演算部47より構
成され、実施例では更に、所定の打止値を記憶
し、遊技者側の利益が打止値に達したら信号を発
して打止信号を出すと共に、打止表示器45を点
灯する打止記憶部46を有する。
上記駆動制御部44は、電磁ソレノイド30を
第4図aで示す様にランダムな周期で、或は打球
の入賞態様に基づいて励磁、消磁し、この時の単
位駆動時間Tを比較演算部47からの信号に基づ
いて第4図b,cで説明した様に制御する。
主制御装置16は、セーフ球パルス発生装置1
2、アウト球パルス発生装置15からの信号が供
給され且つ打止信号等を送出するパチンコ遊技機
インターフエース79と、球貸機(図示せず)か
らの信号が供給される球貸機インターフエース4
8と、パチンコ球を景品等とを交換する精算機
(図示せず)からの信号が供給される精算機イン
ターフエース49と、球貸機パルス入力装置50
と、精算機パルス入力装置51と、精算球数、貸
球数等を記憶する記憶装置52と、精算球数、貸
球数、及び全パチンコ遊技機のセーフ球数、アウ
ト球数を演算処理してパチンコ店側利益を算出す
る演算装置53と、該演算装置53の出力信号と
記憶装置54の記憶値とを比較し、この比較値に
基づいてコントロール出力装置55を制御する比
較演算装置56と、各パチンコ遊技機機毎に設け
られ、出力装置55の信号で自己の担当するパチ
ンコ遊技機の記憶装置43を制御するパチンコ遊
技機割数コントロールインターフエース59と、
管理者側の操作パネルの操作に対応する信号を記
憶装置54に送出する操作パネルインターフエー
ス57とを備える。尚、58は制御部である。
次に、動作を説明する。
パチンコ遊技機1に設けたセーフパルス発生装
置12、アウト球パルス発生装置15の信号は、
それぞれ制御装置35のセーフ球パルス入力部4
0及びアウト球パルス入力部41に入力され、入
賞率演算部42により算出入賞率Hの計算が行わ
れ、その出力が比較演算部47に送られる。
一方、主制御装置16で当日の遊技店全体の目
標利益が利益指数K′として設定されており、こ
の利益指数K′に基づく各パチンコ遊技機の予定
入賞率Kが記憶部43に伝送されて記憶される。
そして、記憶部43からの信号、即ち予定入賞率
Kは比較演算部47に送られ、入賞率演算部42
からの信号、即ち算出入賞率Hと比較される。
こゝで、算出入賞率Hが、第6図に示す様に、
例えば予定入賞率Kの予め設定された上限値K+
ΔKを越えた場合には、パチンコ遊技機1のその
時点における入賞率が大きくなり過ぎたことを意
味する。そのため、比較演算部47からは駆動制
御部44に、単位駆動時間Tに変化量Δtを差引
いた微小時間だけ変換機構25の電磁ソレノイド
30の励磁時間を短くする制御信号が出力され
る。このため、第4図cに示す様に、電磁ソレノ
イド30は駆動制御部44によりT−Δt時間励
磁され、その励磁時間、即ち単位駆動時間Tが微
小時間だけ短く制御される。
その結果、変動入賞装置3の閉動交換条件が達
成された際には、電磁ソレノイド30はT−Δt
時間励磁され、その励磁時間の間だけ第2状態に
変換する。
従つて、変動入賞装置3の変換時間は微小時間
だけ短くなるので、変動入賞装置3に打球が比較
的入賞し難くなり、パチンコ遊技機全体としての
入賞率が次第に低下傾向に推移し、算出入賞率H
が予定入賞率Kの上限値K+ΔKと下限値K−
ΔKの範囲内に収束すると、比較演算部47から
の制御信号の出力が停止する。その結果、以後
は、駆動制御部44による電磁ソレノイド30の
励磁時間が単位駆動時間Tに戻る。
これに対し、算出入賞率Hが予め設定された下
限値K−ΔKを下回つた場合には、パチンコ遊技
機1のその時点における入賞率が小さくなり過ぎ
たことを意味する。そのため、比較演算部47か
らは駆動制御部44に、単位駆動時間Tに変化量
Δtを加えた微小時間だけ変換機構25の電磁ソ
レノイド30の励磁時間を長くする制御信号が出
力される。このため、第4図bに示す様に、電磁
ソレノイド30は駆動制御部44によりT+Δt
時間励磁され、その励磁時間、即ち単位駆動時間
Tが微小時間だけ長く制御される。
その結果、変動入賞装置3の開動変換条件が達
成された際には、電磁ソレノイド30はT+Δt
時間励磁され、その励磁時間の間だけ第2状態に
変換する。
従つて、変動入賞装置3の変換時間は逆に微小
時間だけ長くなるので、変動入賞装置3に打球が
比較的入賞し易くなり、パチンコ遊技機全体とし
ての入賞率が次第に上昇傾向に推移し、算出入賞
率Hが予定入賞率Kの上限値K+ΔKと下限値K
−ΔKの範囲内に収束すると、比較演算部47か
らの制御信号の出力が停止する。その結果、以後
は、駆動制御部44による電磁ソレノイド30の
励磁時間が単位駆動時間Tに戻る。
こうして、パチンコ遊技機1の算出入賞率Hが
予定入賞率Kの上限値K+ΔKと下限値K−ΔK
の範囲内に収束する様に自動的に制御される。
次に、予定入賞率設定手段として機能する主制
御装置16の動作について説明する。
操作パネルを操作し、例えば本日の利益指数
K′を入力し、その信号を操作パネルインターフ
エース57に送る。この信号は記憶装置54に記
憶され、次いで比較演算装置56で演算装置53
からのパチンコ遊技店側の利益と比較される。こ
の比較演算装置56よりの信号はコントロール出
力装置55、パチンコ遊技機割数コントロールイ
ンターフエース59を介して各パチンコ遊技機の
記憶部43に送られ、そのパチンコ遊技機の予定
入賞率Kとして指示する。この様にしてパチンコ
遊技店の利益指数K′の設定に基づいて各パチン
コ遊技機の予定入賞率Kが個別に決定される。
こゝで本発明においては、第7図に示す様に全
変動入賞装置3に対して電磁ソレノイド30より
なる変換機構25を付加し、各変換機構25を個
別的に制御するための信号を主制御装置16より
送出し、第8図a〜dに示す様に各信号のパルス
幅を必要に応じて変化量Δtだけ変更する様にし
てもよい。
第9図において、60は主制御装置16を備え
るコンピユータ等の中央処理装置で、これには目
標利益指数K′が操作パネル61より入力され、
入力された情報は記憶装置54の主体を成す磁気
テープ62で記憶され、又データはプリンタ63
よりプリントアウトされ、しかも、中央処理装置
60には登録機64、精製機65等からの出力が
供給され、又中央処理装置60からは前述の制御
装置35等を内蔵する端末処理装置66に制御信
号が伝送され、賞球数等が個別的に制御される。
上記登録機64は、例えばパチンコ遊技店の入
口に設置されるもので、コイン入口67を有し、
このコイン入口67に適正なコインが投入される
とコインセレクタ68より信号が発せられて表示
部69が点灯され、又コインはタンク70に収納
され、不適正なコインが投入された場合には返却
口71に返却される。こゝで、ボタン72を押す
と、投入したコインに見合う情報量を含むカード
タンク74内の磁気カードが発行部73より発行
され、遊技者はこの磁気カードを所望のパチンコ
遊技機の具備するカードリーダに投入することに
より、このカードの情報はデータラインを介して
中央処理装置60に読み込まれて記憶され、この
記憶量の分だけ、遊技者は遊技を行うことがで
き、遊技過程においてセーフ、アウト信号が発せ
られると該信号で上記記憶量が加算、減算される
様にし、ゲームを終了するとゲーム結果がカード
ライタより出て来る様にすれば、パチンコ球の運
搬作業が不要となり、極めて便利となる。この場
合、パチンコ球はパチンコ遊技機に封入したもの
として、これが循環するような構成とすればよ
い。又、カードライタよりのゲーム結果が記憶さ
れたカードは、精算機65のリーダー部75に投
入すると、こゝで読み出され、このデータは表示
部76で表示されると共に、ボタン77を操作す
ることにより表示部76の表示に応じたコイン、
景品等が排出される。尚、カードはタンク78で
貯留される。
第10図で説明した機構は本願出願人が先に出
願した内容であるので、詳細な説明は省略する
が、斯る機構と前述の制御装置35とを組み合わ
せることにより、パチンコパ遊技店内の作業の合
計化が図れ、更に経済的となる。
こゝで、本発明において利益指数K′と比較す
べき情報としては貸球数等のパチンコ遊技店の利
益を意味する信号に限定されず、例えば日時、客
の入り、時間帯等の情報をも比較すべき対象とし
てもよい。
尚、本発明における変動入賞装置3は、打球の
受入れ易さを変換できるものであればどのような
構成でもよい。
更に、入賞率は、 H=(賞球数/アウト数+セーフ数)×100% で算出することもできる。
[発明の効果] 以上説明した様に本発明によれば、予定入賞率
設定手段を通じて予定入賞率Kを予め設定するほ
か、予定入賞率Kの上限値K+ΔKと下限値K−
ΔKを予め設定するだけで、パチンコ遊技機の算
出入賞率Hが予定入賞率Kの上限値K+ΔKと下
限値K−ΔKの範囲内に収束する様に自動的に制
御しているので、その操作が非常に簡単であるば
かりでなく、時間軸上で経時的に変化する算出入
賞率Hの変化を的確に捕えて、正確に且つ確実に
予定入賞率となるように自動的に制御することが
できる。
又、遊技過程におけるパチンコ遊技機の入賞率
を調整するにあたつては、変動入賞装置が打球を
受入れ易い第2状態に変換する時間を微小時間だ
け変化させ、しかも算出入賞率Hが予定入賞率K
の上限値K+ΔKと下限値K−ΔKの範囲を逸脱
した場合に限つて制御しているので、その制御状
態を遊技者に非常に知られ難く、それによるパチ
ンコ遊技の興趣を損なうことがない。
更に、変動入賞装置の駆動源の単位駆動時間T
を微小時間だけ変化させればよいので、その採用
に当つても電気的な制御だけで足り、他にメカニ
カルな構成を付加する必要がないため、スペース
を採らず、パチンコ遊技機の内部の機械的な構造
が複雑化したり、組立作業が煩雑になることがな
く、極めて実用的である。
【図面の簡単な説明】
図面は本発明の実施例を示すもので、第1図は
利益指数制御装置の概略構成図、第2図は変動入
賞装置の正面図、第3図は変動入賞装置の断面
図、第4,6,8図は動作を説明するための各波
形図、第5図は制御装置と主制御装置との関係を
示すブロツク図、第7,9,10図は他の実施例
を示す簡略構成図である。 1……パチンコ遊技機、3……変動入賞装置、
4……アウト口、5……入賞口、16……予定入
賞率設定手段としての主制御装置、30……駆動
源としての電磁ソレノイド、42……入賞率演算
手段としての入賞率演算部、44……駆動制御手
段としての駆動制御部、47……入賞率比較手段
としての比較演算部。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1 ガイドレールに囲まれた遊技部内には、入賞
    口、アウト口、電気的駆動源の駆動により打球を
    全く受入れないか又は受入れ難い第1状態から打
    球を受入れ易い第2状態に変換可能な変動入賞装
    置を配設したパチンコ遊技機でおいて、 上記パチンコ遊技機には、遊技者にとつて損失
    となる球数と利益となる球数とにより算出される
    入賞率を予め設定可能な予定入賞率設定手段と、
    パチンコ遊技の過程において発生するアウト球に
    対するセーフ球の発生状態を所定の条件の下でそ
    の時点における入賞率で算出する入賞率演算手段
    と、上記予定入賞率設定手段により予め設定され
    た予定入賞率Kと入賞率演算手段により算出され
    た算出入賞率Hを比較し、算出入賞率Hが予定入
    賞率Kの予め設定した上限値K+ΔKと下限値K
    −ΔKの範囲を逸脱した際に、制御信号を出力す
    る入賞率比較手段と、上記入賞率比較手段からの
    制御信号に基き、駆動源の単位駆動時間Tを予め
    設定した変化量Δtに基づいて制御する駆動制御
    手段とを備え、 上記算出入賞率Hが予定入賞率Kの上限値K+
    ΔKを上回つた際には、入賞率比較手段からの制
    御信号に基づき、駆動制御手段により単位駆動時
    間Tに変化量Δtを差引いた微小時間だけ駆動源
    の駆動時間を短くし、 逆に算出入賞率Hが予定入賞率Kの下限値K−
    ΔKを下回つた際には、入賞比較手段からの制御
    信号に基づき、駆動制御手段により単位駆動時間
    Tに変化量Δtを加えた微小時間だけ駆動源の駆
    動時間を長くし、 算出入賞率Hを予定入賞率Kの上限値K+ΔK
    と下限値K−ΔKの範囲内に収束させる様にした
    ことを特徴とするパチンコ遊技機。
JP14462177A 1977-12-03 1977-12-03 Controller for profit index of pinball machine Granted JPS5478233A (en)

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JPS52141736A (en) * 1976-05-19 1977-11-26 Sofuia Kk Device for controlling rate of winning in pachinko game machine

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