JPH07106258B2 - 携帯式記憶媒体を使用する遊技機のための価値情報追加装置 - Google Patents

携帯式記憶媒体を使用する遊技機のための価値情報追加装置

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JPH07106258B2
JPH07106258B2 JP61312533A JP31253386A JPH07106258B2 JP H07106258 B2 JPH07106258 B2 JP H07106258B2 JP 61312533 A JP61312533 A JP 61312533A JP 31253386 A JP31253386 A JP 31253386A JP H07106258 B2 JPH07106258 B2 JP H07106258B2
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吉平 新山
広司 伊東
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株式会社ソフイア
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Description

【発明の詳細な説明】 【産業上の利用分野】
本発明は例えば電子カード等の携帯式記憶媒体を使用し
て,この携帯式記憶媒体に記憶された例えば持ち玉数等
の価値情報の範囲で例えばパチンコ遊技等の遊技を行う
様になされた携帯式記憶媒体を使用する遊技機のための
価値情報追加装置に関し,特に携帯式記憶媒体に記憶さ
れた持ち玉数等の価値情報が減少し,或いは零になった
場合にパチンコ遊技機から席を離れることなく持ち玉数
等の価値情報を追加することができる様になされた携帯
式記憶媒体を使用する遊技機のための価値情報追加装置
に関する。
【従来の技術】
例えば電子カード式パチンコ遊技機を携帯式記憶媒体を
使用する遊技機の一例として本発明の前提技術を説明す
ると,この種の遊技システムでは,景品交換カウンタの
付近に配置されたカード発行機によって持ち玉数等の価
値情報が記憶されたカード等の携帯式の記憶媒体を購入
し,各パチンコ遊技機毎に設けられたカード保持装置等
にカード等の記憶媒体を挿入すると、,カード等内から
上記の持ち玉数等の価値情報を読み取ってパチンコ遊技
を行い,パチンコ遊技の過程で持ち玉数は増減する。遊
技終了時に残存する持ち玉数等の価値情報は再度カード
等の記憶媒体に記録され,このカード等の記憶媒体から
カード精算機等が持ち玉数等の価値情報を読み取り,読
み取った持ち玉数等の価値情報に対応したレシートを発
行し,このレシートを所望の景品と交換する。
【発明が解決しようとする問題点】
ところで,携帯式記憶媒体を使用する遊技機の場合,遊
技中に持ち玉数等の価値情報が0になると,遊技客は再
度カード等の有価媒体を購入した後に遊技を再開しなけ
ればならず,その都度遊技が中断されるという問題があ
る。
【問題点を解決するための手段】
本発明はこの様な問題点に鑑みてなされたものであり,
携帯式記憶媒体を使用する遊技機から離れることなく,
前記携帯式記憶媒体とは種類が異なる有価媒体(例えば
貨幣やプリペイドカード)により,例えば持ち玉数等の
価値情報を追加することができる様にした携帯式記憶媒
体を使用する遊技機の価値情報追加装置を提供すること
を目的とする。 要約すれば,本発明の携帯式記憶媒体を使用した遊技機
のための価値情報追加装置は,携帯式記憶媒体から受け
取った価値情報を記憶する内部メモリと,遊技過程で随
時発生する価値情報の増加要因及び減少要因に応じて前
記内部メモリ内の価値情報を増減せしめる演算手段とを
具備し,前記携帯式記憶媒体の排出時には遊技過程で増
減した前記内部メモリ内の価値情報を前記携帯式記憶媒
体に記録する様にした遊技機と対応して設けられ,少な
くとも,前記携帯式記憶媒体とは種類が異なる有価媒体
を受け付ける有価媒体受付手段と,該有価媒体受付手段
が受け付けた有価媒体の範囲内で追加される価値情報量
を指定する価値情報指定手段と,該価値情報指定手段に
よって指定された価値情報を前記遊技機の演算手段に対
して価値情報の増加要因の一つとして伝送する伝送手段
とを具備することにより上記目的を達成するものであ
る。
【作用】 即ち,本発明の携帯式記憶媒体を使用する遊技機のため
の価値情報追加装置によれば,遊技中に持ち玉数等の価
値情報の残量が少なくなったり,或いは0になった場合
にも,有価媒体受付手段から例えば通貨等の前記携帯式
記憶媒体とは種類が異なる有価媒体を投入し,価値情報
指定手段から追加すべき価値情報量を指定すれば追加さ
れた価値情報が遊技機側の演算手段に対して価値情報の
増加要因の一つとして伝送されるので,その都度遊技機
から離れて,カード等の携帯式記憶媒体の再発行を受け
る必要がなくなる。
【実施例】
以下図面を参照して本発明の1実施例を詳細に説明す
る。 尚,以下に述べる実施例は携帯式記憶媒体の一例として
不揮発性半導体メモリを有する電子カード20を使用する
とともに遊技機の一例としてパチンコ遊技機を使用する
場合を示すが,持ち玉数等の価値情報が記憶された携帯
式記憶媒体を使用する遊技機のための価値情報追加装置
として本発明は広く適用可能なものである。 先ず,第1図は本発明の実施例において使用する電子カ
ード式のパチンコ遊技機1の正面図,第2図は前記パチ
ンコ遊技機1の前面硝子を外した正面図であり,2はガイ
ドレール,3はガイドレール2に囲まれた遊技盤面,4aは
打球ハンドル,4bは打球杆を各々示し,遊技盤面3には
電動役物5・チューリップ6・入賞具7・風車8等が適
宜配設されることは周知の通りである。 電子カード式パチンコ遊技機においては,パチンコ球は
単一のパチンコ遊技機1内でのみ循環し,パチンコ遊技
機1の外部との間でパチンコ球が流通しない。 そこで,パチンコ遊技機1はパチンコ遊技の臨場感を昴
揚するために,以下の様な構成を有する。 先ず,9は封入球樋であり,封入球樋9は通常のパチンコ
遊技機における受皿に相当する箇所に設けられ,封入球
樋9には打球杆4bにより打発されたパチンコ球の内の入
賞球及びアウト球を回収する回収口9aが臨み,封入球樋
9の先端部分は打球杆4bに至る。そして,封入球樋9内
のパチンコ球は透視窓9bから目視することができる。 又,10は打球動作がなされたことを表示する状態表示器
であり,図示する実施例では状態表示器10は16連のラン
プにより構成されている。そして,状態表示器10は弾発
動作がなされていない時は消灯するが,弾発動作がなさ
れたことにより各ランプが図面上で右から左に向かって
点灯する様になされている。 又,11はパチンコ球が何れかの入賞領域に入賞した時に
点灯するセーフランプ,12は電動役物5が遊技客に対し
て利益をもたらす特定の態様になったときに点灯する特
定態様ランプを示す。 又,13は遊技客の持ち玉数を数値で表示する例えば4桁
の数値表示器,14は例えば9連のランプで構成されて遊
技客の持ち玉数を棒グラフ状に表示するアナログ表示
器,15は打ち止めによって遊技が終了した場合に点灯す
る完了ランプ,16は効果音を発生するためのスピーカを
各々示す。 更に,17は携帯式記憶媒体である電子カード20(第6図
参照)を挿入するカード保持装置,18は食事等によって
遊技を中断する場合に押す中断スイッチ,37は遊技客が
自発的に遊技を終了する時に押す終了スイッチを各々示
す。 又,19は本実施例の特徴となる追加購入表示灯であり,
追加購入表示灯19は遊技客の持ち玉数が零になった時に
点灯して,遊技客に持ち玉の追加購入を促すためのもの
である。 又,第3図は電子カード式パチンコ遊技機の背面図であ
り,入賞球及びアウト球の循環経路を中心に示してい
る。 第3図において,30は全ての入賞領域に入賞したパチン
コ球を回収する入賞球集合樋,31はアウト孔32(第2図
参照)に入賞したパチンコ球を回収するアウト球回収樋
を各々示し,入賞球集合樋30に回収されたパチンコ球は
入賞球センサ33によって検出され,アウト球回収樋31に
回収されたパチンコ球はアウト球センサ34によって検出
される。 そして,入賞球集合樋30に回収されたパチンコ球及びア
ウト球回収樋31に回収されたパチンコ球は第1図に示し
た封入球樋9に還元される。 第4図はこの封入球樋9の背面図であり,2及び9aは第1
図や第2図に示したガイドレール2及び回収孔9aを各々
示し,回収孔9aには第3図に示した入賞球集合樋30に回
収されたパチンコ球及びアウト球回収樋31に回収された
パチンコ球が流入する様になされている。 封入球樋9の末端は打球位置に至っており,封入球樋9
内のパチンコ球は打球杆4bに連動する連動レバー4cによ
って1個宛打球杆4bの直前に送られ,ガイドレール2bに
沿って打ち出される。 又,35は打ち出されたパチンコ球を検出する発射球セン
サ,36は打ち出されはしたが遊技盤面3に流入せずにガ
イドレール2を逆流して封入球樋9内に戻ったパチンコ
球を検出するファール球センサを各々示す。 次に,第5図は本発明の実施例に係る携帯式記憶媒体を
使用する遊技機のための価値情報追加装置100の斜視図
である。価値情報追加装置100はその前面パネル101に,
電子カード20とは種類が異なる有価媒体の一例であるコ
インを投入するコイン投入口102と,電子カード20とは
種類が異なる有価媒体の他の一例である紙幣を挿入する
紙幣挿入口103と,投入された金額を表示する金額表示
器104と,購入する持ち玉数に対応した金額を選択する
価値情報指定手段の一例である金額選択スイッチ105
と,釣銭を排出する釣銭排出口106が配設されるととも
に,更に所望により電子カードを発行するカード発行口
107,追加購入モードを選択する追加購入スイッチ108a,
カードの新規購入モードを選択する新規購入スイッチ10
8b,運転中であることを示すパイロットランプ109が配設
される。尚、価値情報追加装置は有価媒体から価値情報
を追加することを本質とするものであるので,有価媒体
としてはコインや紙幣以外その他のもの,例えばプリペ
イドカード等であっても良い。 又,コイン投入口102の裏側にはコイン選別器110が,紙
幣挿入口103の裏側には紙幣識別器111が各々配置され、
これらは有価媒体受付手段を構成する。又,釣銭排出口
106の裏側には釣銭排出装置112が,カード発行口107の
裏側にはカード発行装置113が各々配置される。 次に,第6図は本発明の価値情報追加装置100とカード
式パチンコ遊技機1と使用される電子カード20を接続し
て得られるシステムのブロック図である。 価値情報追加装置100はマイクロコンピュータを内蔵す
る制御装置114を有し,制御装置114には,金額表示器10
4,金額選択スイッチ105,追加購入スイッチ108a,新規購
入スイッチ108b,パイロットランプ109,コイン選別器11
0,紙幣識別器111,釣銭排出装置112,カード発行装置113
が各々接続される。 この価値情報追加装置100は島設備において連設されて
いる各パチンコ遊技機1の間隙に配置される。 又,第6図において,40はパチンコ遊技機全体を制御す
る制御装置を示し,41は持ち玉数の演算処理やパチンコ
遊技に付随する各種制御を実行する演算部,42はプログ
ラムが格納されたROM,43は演算結果や各種データを記憶
するRAM,44は電子カード20との間でデータの送受信をす
る伝送制御装置,45はパチンコ遊技機の各種情報発生源
が発生した入力信号を記憶する入力ラッチレジスタ,46
はパチンコ遊技機の各種制御対象に対して送出する出力
信号を記憶する出力ラッチレジスタを示す。 又,50は各種情報の発生源が発生した信号を制御装置40
に適合したレベルに変換して入力ラッチレジスタ45に与
えるレベルシフタ,60は出力ラッチレジスタ46から与え
られた各種の制御信号を増幅して各種の制御対象を駆動
するドライバを各々示す。 尚,レベルシフタ50には,遊技終了スイッチ37,カード
保持装置17内に設けられて電子カード20が接続されたこ
とを検出するカードセンサ22の他に,持ち玉数更新信号
の発生源であるセーフ球センサ33・アウト球センサ34・
発射球センサ35・ファール球センサ37や,同じく持ち玉
数更新信号の発生源となる価値情報追加装置100が接続
される。そして、演算部41はこれら各種の持ち玉数更新
信号の発生源の出力に起因して持ち玉数の更新演算を行
う。即ち,演算部41は演算手段の一例となる。 又,70は各種の効果音を発生する音声合成用IC,80は電子
カード20のための電源回路である。 本実施例に使用する電子カード20はマイクロプロセッサ
を有するカード制御部20a,不揮発性ICメモリを有する記
憶部20bを有しており,カード制御部20aの電源は外部か
ら与えられる。 そして,本実施例では,コンタクタ17dと接続される電
子カード20側の外部接続端子20cの一部が電源接続用に
使用され,外部接続端子20c中の電源ラインとして使用
されない部分を使用して,パチンコ遊技機1側の伝送制
御装置44との間で持ち玉数を含むデータの送受信が行わ
れる。 尚,コンタクタ17dはカード保持装置17内に設けられた
接続用の接点を有する。 又,90は持ち玉数の更新演算を行うタイミングを周期的
に発生するインターバルタイマ,91は電子カード20の正
誤判別及び帰零判別のための所要時間を設定するタイマ
である。 さて本実施例では,価値情報追加装置100が電子カード2
0の新規発行機構をも有する例を示すが,価値情報追加
装置100は基本的にはコインや紙幣やその他の有価媒体
から持ち玉数等の価値情報を追加するためのものであ
り,追加された持ち玉数等の価値情報はパチンコ遊技機
1に伝達され,当該パチンコ遊技機1に接続されている
電子カード20の記憶部20bに書き込まれる。 追加購入された持ち玉数等の価値情報をパチンコ遊技機
1に伝達するための手法は種々考えられるが,本実施例
のパチンコ遊技機は各種のセンサから加えられる持ち玉
数更新信号に応答して電子カード20内の記憶部20bに記
憶された持ち玉数を更新する様になされているので,本
実施例では追加購入された持ち玉数等の価値情報も持ち
玉数更新信号としてパチンコ遊技機1側に伝達する。 価値情報追加装置100側の制御装置114の動作の詳細に関
してはフローチャートを参照して後述するが,制御装置
114は追加購入金額が指定されると,追加購入金額に対
応した数値を伝送手段の一例であるシフトレジスタ115
に設定し,シフトレジスタ115は設定値に対応した数の
パルスをレベルシフタ50に送出する様になされている。 次に,上記事項及び第7図,第8図及び第9図のフロー
チャートを参照して本実施例の動作を説明しよう。 尚,本実施例においては,遊技状態の変還や価値情報追
加装置100の作動に伴って増減する持ち玉数は,インタ
ーバルタイマ90が割込信号を発生する毎にパチンコ遊技
機側の演算部41が算出し,更新された持ち玉数を電子カ
ード20側に送出する様になされている。そして,第7図
はパチンコ遊技機の基本フローチャート,第8図は割込
処理用のフローチャート,第9図は価値情報追加装置の
フローチャートを各々示している。 先ず,電源が投入されると,演算部41はRAM43内に用意
された遊技中フラッグをクリアし,遊技中フラッグが0
の場合は演算部41はカードセンサ22の出力を監視する。 又,何れかの遊技客が当該パチンコ遊技機を選択する以
前には数値表示器13には持ち玉数として0が表示され,
又,状態表示器10は例えば周期的に点灯して当該パチン
コ遊技機が客待ち状態であることを表示する。 さて,遊技客がガード保持装置17に電子カード20を挿入
すると,カードセンサ22がオンし,レベルシフタ50を介
して入力ラッチレジスタ45の対応箇所をオンにする。 そして,演算部41はタイマ91を起動してカードセンサ22
のオン時間を計時する。このオン時間が有効と見倣され
る時間を経過するとその電子カード20を取り敢えず有効
なものと見倣して出力ラッチレジスタ46のカード保持装
置17に対応した箇所をセットして当該電子カード20を保
持する。尚,電子カード20の保持は例えば電磁駆動され
るシャッタ機構等によって行われる。 尚,この時点において電子カード20の外部接続端子20c
はパチンコ遊技機1側のコンタクタ17dと電気的に導通
し,電子カード20には電源回路80−コンタクタ17d−外
部接続端子20cを介して制御用の電源が与えられる。 さて,この様にして電子カード20を保持すると,演算部
41は伝送制御装置44−コンタクタ17d−外部接続端子20c
を介して所定の一連の識別信号をカード制御部20aに与
える。 一方,電子カード20は電源投入時より作動を開始し,記
憶部20b内の初期プログラムを実行している。この初期
プログラムは記憶部20b内の所定領域に用意されたアク
セス可能フラッグをセットするための条件を監視するた
めのものであり,所定の一連の識別符号が外部により入
力されると,上記アクセス可能フラッグをセットする様
になされている。そして,このアクセス可能フラッグが
セットされていることが記憶部20b内のデータ領域をア
クセスするための必要条件とされている。 さて,カード制御装置20aはパチンコ遊技機側から送ら
れた所定の一連の識別符号が満足できるものであると,
アクセス可能フラッグをセットし,記憶部20bのデータ
領域内に容易された識別信号を読み出し,これを外部接
続端子20c−コンタクタ17d−伝送制御装置44を介して演
算部41に与える。 そして,演算部41は電子カード20から送られた識別符号
が予め定められた配列であるとRAM43内の遊技中フラッ
グに1をセットする。逆に,この識別信号が予め定めら
れた配列でない場合には,演算部41は出力ラッチレジス
タ46のカード保持装置17に割り当てられた箇所をクリア
し,カード保持装置17は当該電子カード20を排出して客
待ち状態に復帰する。 さて,遊技中フラッグに1がセットされると,演算部41
は電子カード20内の記憶部20bのデータ領域に記入され
ている持ち玉数等の価値情報を読み出して,RAM43内に書
き込むとともに,出力ラッチレジスタ46の発射装置4に
割り当てられた箇所をセットする。そして,ドライバ60
が発射装置4を駆動し,以後打球ハンドル4aを操作する
ことにより打球杆4bによる打球動作が可能になる。 又,演算部41は出力ラッチレジスタ46の数値表示器13・
アナログ表示器14に割り当てられた箇所に遊技客の持ち
玉数をセットし,ドライバ60は数値表示器13に持ち玉数
を表示するとともに,アナログ表示器14に持ち玉数に応
じた棒グラフを表示する。 そして,遊技中フラッグに1がセットされている間は遊
技終了条件を満足するまで,上記動作を繰り返すので,
遊技客の持ち玉数は数値表示器13に表示されるととも
に,その持ち玉数を対応した長さの棒グラフがアナログ
表示器14に表示される。 さて,インターバルタイマ90は電源投入によって定期的
に割込信号を発生しており,演算部41は,遊技中フラッ
グに1がセットされている間は,この割込信号を受け付
ける毎に遊技過程において変化する遊技客の持ち玉数を
算出し,算出した持ち玉数を電子カード20側の記憶部20
b及び自己のRAM43内に書き込む。 具体的には持ち玉数は,セーフ球センサ33・アウト球セ
ンサ34・発射球センサ35・ファール球センサ36・価値情
報追加装置100の出力に応答して更新される。 演算部41はインターバルタイマ90から割込信号が加えら
れると,入力ラッチレジスタ45のセーフ球センサ33・発
射球センサ35・ファール球センサ36・価値情報追加装置
100に割り当てられたエリアの状態を調べ,セーフ球セ
ンサ33・発射球センサ35・ファール球センサ36・価値情
報追加装置100の何れかがオンしていると,RAM43内の持
ち玉数を読み出し,以下に述べる持ち玉数の更新演算を
行った後に入力ラッチレジスタ45の対応エリアをクリア
する。 先ず,打球杆4bによって弾発動作がなされると,パチン
コ球が打ち出され,遊技客の持ち玉数が1減少する。そ
こで,演算部41は入力ラッチレジスタ45中の発射球セン
サ35に割り当てられたエリアがセットされている場合は
RAM43内の持ち玉数から1を減じて新たな持ち玉数を算
出する。又,この時演算部41は出力ラッチレジスタ46の
状態表示器10に対応したエリアをセットする。そして,
ドライバ60は状態表示器10を駆動して弾発動作がなされ
たことを表示する。 又,弾発されたパチンコ球が遊技盤面3に流入せずにガ
イドレール2を逆流して封入球樋9に回収された場合
は,そのパチンコ球に対する弾発動作は無効であるので
この弾発動作を相殺する必要がある。そこで,演算部41
は入力ラッチレジスタ45内のファール球センサ36に割り
当てられたエリアがセットされている場合はRAM43内の
持ち玉数に1を加えて新たな持ち玉数を算出する。 又,弾発されたパチンコ球が遊技盤面3に流入して何れ
かの入賞領域に流入した場合は,一定の賞品球数が支払
われるので,持ち玉数はその賞品球数だけ増加する。そ
こで,演算部41は入力ラッチレジスタ45中のセーフ球セ
ンサ36に割り当てられたエリアがセットされている場合
はRAM43内の持ち玉数に所定の賞品球数(例えば13)を
加えて新たな持ち玉数を算出する。 更に,遊技客が当該パチンコ遊技機に接続された価値情
報追加装置によって持ち玉数の追加購入をした時にも遊
技客の持ち玉数は増加する。そこで,演算部41は入力ラ
ッチレジスタ45中の価値情報追加装置100に割り当てら
れたエリアがセットされている場合はRAM43内の持ち玉
数に1遊技度数当たりの玉数(例えば25)を加えて新た
な持ち玉数を算出する。 そして,この様にして算出された新たな持ち玉数はRAM4
3内に書き込まれるとともに,伝送制御装置44−コンタ
クタ17d−外部接続端子20cを介して電子カード20に与え
られ,記憶部20bのデータ領域に記憶される。 そして,遊技中フラッグに1が立てられている間は,以
下に述べる遊技終了条件を満足する迄は上記の動作が繰
り返され,増減した持ち玉数に対応した数値が出力ラッ
チレジスタ46の数値表示器13及びアナログ表示器14に対
応した箇所にセットされる。そして,ドライバ60が数値
表示器13・及びアナログ表示14を駆動するので,持ち玉
数は更新される毎に数値表示器13及びアナログ表示器14
に表示される。 遊技終了条件としては,遊技客がパチンコ遊技機1の前
面にある遊技終了スイッチ37を押した場合,打ち止め予
定数に達した場合,持ち玉数が0になった場合等があ
る。 先ず,遊技客がパチンコ遊技機前面にある遊技終了スイ
ッチ37を押すと,入力ラッチレジスタ45の遊技終了スイ
ッチ37に割り当てられた箇所がセットされ,演算部41は
これに応答してRAM43内の遊技中フラッグをクリアする
とともに,出力ラッチレジスタ46のカード保持装置17及
び発射装置4に対応する箇所をリセットする。従って,
発射装置4は弾発動作を終了し,又,カード保持装置17
は電子カード20を排出して客待ち状態になる。 又,遊技過程において遊技客の持ち玉数が増加して,RAM
43や電子カード20の記憶部20bに書き込む持ち玉数が打
ち止め予定数に達すると,演算部41は出力ラッチレジス
タ46の完了ランプ15に対応する箇所をセットし,ドライ
バ60は完了ランプ15を点灯する。その後演算部41は,上
記と同様にして,RAM43内の遊技中フラッグをクリアし,
カード保持装置17及び発射装置4の停止をなす。 尚,打ち止め予定数を各パチンコ遊技機毎に設定する場
合には持ち玉数の演算と同様の演算を各パチンコ遊技機
毎に通算して行い,RAM43内に記憶しておけばよい。 更に,遊技客の持ち玉数が0になった場合にも遊技終了
条件を満足する。 ところで,遊技客の持ち玉数が1の時に弾発動作がなさ
れると,発射球センサ35の出力に応答して持ち玉数が0
になるが,この時点ではこの最後に弾発されたパチンコ
球の最終的な運命は不明であり,何れかの入賞領域に入
賞したり,又は,ファール球として還元される可能性が
ある。更に,持ち玉数が0になっても直ちに遊技客が価
値情報の追加操作をした場合にはこの価値情報の追加操
作によって持ち玉数の価値情報が増加する。従って,持
ち玉数が0になったことをもって遊技を続行する権利が
なくなったと即断することはできない。 そこで,本実施例では以下の様にして最終的な帰零判断
を行う。 即ち,演算部41は遊技客の持ち玉数が0になると,RAM43
内の帰零中フラッグに1をセットし,タイマ91を起動し
た後に発射装置4を停止させる。 従って,この時点では弾発動作ができなくなるが,遊技
中フラッグは1にセットされたままであるので,パチン
コ遊技機1側の演算部41はインターバルタイマ90から割
込が加えられる毎に持ち玉数の更新演算を行う。 又,この様にして帰零中フラッグがセットされると,タ
イマ91がタイムアップするまでは演算部41は出力ラッチ
レジスタ46の追加購入表示灯19に対応した箇所をセット
し,追加購入表示灯19を点灯して,価値情報の追加操作
することを遊技客に促す。 ここで価値情報追加装置100の動作を,第9図のフロー
チャートを参照してより詳細に説明する。 価値情報追加装置100において,制御装置114は,電源投
入時より常時そのコイン選別器100及び紙幣識別器111等
の有価媒体処理装置の出力を監視している。そして,遊
技客が追加購入表示灯19の点灯に促されて,又は,遊技
中の任意のタイミングで,コイン投入口102にコインを
投入してコイン選別器110が金額情報を発生し,又は紙
幣挿入口103に紙幣挿入して紙幣識別器111が金額情報を
発生すると,この投入された金額を金額表示器104に表
示して,金額選択スイッチ105が押されるのを待つ。 遊技客が金額選択スイッチ105を押して購入金額を指定
すると、金額選択スイッチ105は金額情報を制御装置114
に加える。そして,制御装置114はコイン選別器110又は
紙幣識別器111から加えられた金額情報から金額選択ス
イッチ105から加えられた金額情報を減じて釣銭金額を
算出し,釣銭排出装置112を作動させて釣銭を排出す
る。 本実施例の価値情報追加装置100はカード発行機能を兼
用しているので,制御装置114は追加購入スイッチ108a
又は新規購入スイッチ108bの何れかが押されることを待
ち,新規購入スイッチ108bが押されると,カード発行装
置113を作動させて,カード発行口107から電子カード20
を発行する。尚,この時に発行された電子カード20には
金額選択スイッチ105によって選択された金額に対応す
る持ち玉数が書き込まれることはいうまでもない。 又,追加購入スイッチ108aが押されると,制御装置114
は,例えば100円を1遊技度数として,金額選択スイッ
チ105によって選択された金額に対応する遊技度数をシ
フトレジスタ115に設定する。 そして,シフトレジスタ115は設定された数値に対応し
た数のパルスを発生し,このパルスがレベルシフタ50を
介して入力ラッチレジスタ45に加えられる。 この様にしてシフトレジスタ115からレベルシフタ50の
対応箇所にパルスが加えられた後は既に説明したパチン
コ遊技機側の制御動作になり,パチンコ遊技機側の演算
部41はシフトレジスタ115からパルスが加えられる毎に
持ち玉数を25個加算する。 この様にしてタイマ91がタイムアップ以前に価値情報の
追加操作がなされると,遊技客の持ち玉数が増加するの
で,発射装置4は作動を再開し,遊技を継続することが
できる。尚,タイマ91がタイムアップする以前に最後に
弾発されたパチンコ球がファール球になるか,又は何れ
かの入賞領域に入賞することにより遊技客の持ち玉数が
1以上になった場合も,そのままパチンコ遊技を続行す
ることができることはいうまでもない。 又,遊技客の持ち玉数が1以上にならないままタイマ91
がタイムアップした場合には,演算部41はRAM43内の遊
技中フラッグをクリアしてカード保持装置17を停止し,
客待ち状態になる。 尚,上記のタイマ91は最後に弾発されたパチンコ球が遊
技盤面2を通過して何れかの入賞領域に入賞したり,又
は,ファール球やアウト球として還元されるのに必要且
つ十分な時間であり,且つ遊技客が価値情報の追加操作
をするのに十分な時間であることはいうまでもない。 又,電子カード20内の持ち玉数が遊技開始当初より0の
場合にも,追加購入表示灯19が点灯し,タイマ91がタイ
ムアップする以前に追加購入操作をすれば,遊技を行う
ことができる。 尚,上記では半導体不揮発性メモリを有する電子カード
を使用して,持ち玉数に関するデータをパチンコ遊技機
からカード側にリアルタイムで伝送する様にした電子カ
ード式のパチンコ遊技機に本発明を適用する例を示した
が,記憶媒体から持ち玉数を読み取り,少なくとも遊技
終了時に残存する持ち玉数を記憶媒体に書き込む方式の
持ち玉記録式パチンコ遊技機であれば,本発明を等しく
適用することができる。 又,上記では価値情報追加装置を島設備内に連設された
パチンコ遊技機の間隙に配列する様にした例を示した
が,カードを新規発行する手段を有さない場合であれ
ば,例えば第10図に示す様に,パチンコ遊技機1の外枠
を一部切り欠いて価値情報追加装置100を嵌め込む等の
一体形成も可能である。 又,上記では遊技客の持ち玉数が0になった時に追加購
入表示灯19を点灯する様にした例を示したが,遊技客の
持ち玉数が一定の数値以下になった時点で追加購入表示
灯を点灯する様にしてもよい。 更に,上記では各パチンコ遊技機毎に価値情報追加装置
を配置する様にした例を示したが,パチンコ遊技機2台
に付き1台の価値情報追加装置を設け,スイッチによっ
て何れかのパチンコ遊技機を選択する様にしてもよい。
【効果】
以上説明した様に本発明によれば遊技中に持ち玉数が0
になっても,その都度パチンコ遊技機から席を外して新
規カードを購入する必要がなくなるので,遊技中断によ
り興趣を削がれることがなくなる。又,本発明によれ
ば,必要に応じて持ち玉数等の価値情報の追加操作をす
ることができるので,当初から高額カードを購入する必
要がなくなり,その時の遊技状態に応じた適切な投資が
できる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明を適用するパチンコ遊技機の一例を示す
正面図,第2図は上記パチンコ遊技機の前面硝子を取り
除いた正面図,第3図は上記パチンコ遊技機の背面図,
第4図は封入玉樋の背面図,第5図は本発明の実施例に
係る価値情報追加装置の斜視図,第6図は本発明の実施
例に係る価値情報追加装置とこの価値情報追加装置を接
続するパチンコ遊技機と電子カードとを接続して得られ
る全体システムのブロック図,第7図・第8図及び第9
図は本発明の制御動作例を示すフローチャート,第10図
は価値情報追加装置の他の配置例を示す図。 1……パチンコ遊技機、19……追加購入表示灯 20……電子カード 100……価値情報追加装置 105……金額選択スイッチ 115……シフトレジスタ

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】携帯式記憶媒体から受け取った価値情報を
    記憶する内部メモリと,遊技過程で随時発生する価値情
    報の増加要因及び減少要因に応じて前記内部メモリ内の
    価値情報を増減せしめる演算手段とを具備し,前記携帯
    式記憶媒体の排出時には遊技過程で増減した前記内部メ
    モリ内の価値情報を前記携帯式記憶媒体に記録する様に
    した遊技機と対応して設けられ, 少なくとも,前記携帯式記憶媒体とは種類が異なる有価
    媒体を受け付ける有価媒体受付手段と,該有価媒体受付
    手段が受け付けた有価媒体の範囲内で追加される価値情
    報量を指定する価値情報指定手段と、該価値情報指定手
    段によって指定された価値情報を前記遊技機の演算手段
    に対して価値情報の増加要因の一つとして伝送する伝送
    手段とを具備することを特徴とする携帯式記憶媒体を使
    用する遊技機のための価値情報追加装置。
  2. 【請求項2】特許請求の範囲第1項記載の携帯式記憶媒
    体を使用する遊技機のための価値情報追加装置におい
    て,前記携帯式記憶媒体がカード状記憶媒体であるとと
    もに,前記有価媒体が通貨であることを特徴とする携帯
    式記憶媒体を使用する遊技機のための価値情報追加装
    置。
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