JPS61284279A - 電子カ−ド式パチンコ遊技機 - Google Patents

電子カ−ド式パチンコ遊技機

Info

Publication number
JPS61284279A
JPS61284279A JP12492985A JP12492985A JPS61284279A JP S61284279 A JPS61284279 A JP S61284279A JP 12492985 A JP12492985 A JP 12492985A JP 12492985 A JP12492985 A JP 12492985A JP S61284279 A JPS61284279 A JP S61284279A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
electronic card
game
card
pachinko
player
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Granted
Application number
JP12492985A
Other languages
English (en)
Other versions
JPH0566158B2 (ja
Inventor
新山 吉平
伊東 広司
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Sophia Co Ltd
Original Assignee
Sophia Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Sophia Co Ltd filed Critical Sophia Co Ltd
Priority to JP12492985A priority Critical patent/JPS61284279A/ja
Publication of JPS61284279A publication Critical patent/JPS61284279A/ja
Publication of JPH0566158B2 publication Critical patent/JPH0566158B2/ja
Granted legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Pinball Game Machines (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は電子カード式パチンコ遊技機に関し、より詳細
には、パチンコ遊技機の各部を制御するための制御手段
を内蔵する電子カードと接続されることにより遊技可能
になるとともに、上記電子カード内に記憶された電動役
物制御用のソフトウェアの転送を受けて、電動役物の制
御動作を実行できる様になされた新規な電子カード式パ
チンコ遊技機に関する。
〔従来の技術〕
従来より遊技店内におけるパチンコ球の流通経路の簡略
化その他の目的で磁気カード式パチンコ遊技機が提唱さ
れている。
この種の磁気カード式パチンコ遊技機システムの場合、
磁気カードの発行に際して、遊技客の購入金額に対応し
て遊技客の持ち玉数が磁気カードに記録され、パチンコ
遊技機側に設けられた磁気カードリーダ/ライタに磁気
カードが挿入されると、磁気カードに記録された持ち玉
数がパチンコ遊技機側に磁気カートリーダによって読み
こまれ、その持ち玉数の範囲内で通常のパチンコ遊技を
行うことができる。
そして、遊技終了操作がなされると、遊技過程において
増減した遊技客の持ち玉数をパチンコ遊技機側の磁気カ
ードライタによって磁気カードに記録し、パチンコ遊技
機から引き抜いた磁気カードを清算器にセントしてゲー
ム終了時の持ち玉数を読み出し、景品交換を行う。
従って、この種の磁気カード式パチンコ遊技機の場合、
パチンコ球は各パチンコ遊技機内を循環するのみであり
、景品交換所から各島設備にパチンコ球を還元する必要
がないので、遊技店内におけるパチンコ球の流通経路を
大幅に簡略化することが可能になるとともに、景品交換
所におけるカードリーダは集中管理用のコンピュータシ
ステムとの接続が比較的に容易であるので、遊技店の経
営が大幅に合理化される。
〔発明が解決しようとする問題点〕
上記の様に、磁気カード式パチンコ遊技機を使用した場
合、遊技店の経営合理化が容易になるという大きな効果
を期待し得るものであるが、それでも以下に述べる様な
問題がある。
先ず、カード発行機や景品交換機の他に、各パチンコ遊
技機毎に高価な磁気カードリーダ/ライタを設ける必要
がある。
又、磁気カードにはアクセスタイムの制約やリード/ラ
イトに対する耐久性の制約があるので、磁気カード式の
パチンコ遊技機が遊技客の持ち玉数に関するデータをリ
アルタイムで磁気カードに伝送する様にすることは不可
部に近い、従って、遊技客の持ち玉が0になった時や打
止め予定数に達した時以外で遊技終了する場合は遊技客
はスイッチ等によって遊技終了の明示の意思表示をしな
ければならず、このスイッチ操作なしに不用意に磁気カ
ードを引き抜くと磁気カードの記憶内容が破壊される。
又、磁気カードは単なる記録媒体であり、それ自体積極
的な防護機能を持たないので、所謂デートコピーが容易
であり、従来の磁気カード式パチンコ遊技機は磁気カー
ドのデッドコピーに対して有効な防禦手段を取り難い。
更に、近年人気のあるパチンコ遊技機は所謂電動役物を
具備し、ある種の遊技状態の発生に対応して遊技客の利
益状態が大きく変動する様になされていることは周知の
通りである。そして更に、当該ある種の遊技状態の発生
確率や、当該ある種の遊技状態が発生した時に遊技客に
付与される利益内容に関しては地域毎の条令等の規制下
にあることも周知の通りである。
従って、この種の電動役物を備えるパチンコ遊技機の場
合は、条令等の規制に適合させるべく、メーカからの出
荷時点で、又、出荷後に規制内容が変更した場合は、そ
の都度各パチンコ遊技機毎に調整を行うことになる。
しかしながら、これらのことはメーカや遊技店にとって
は少なからぬ負担になるものであり、例えばカードレベ
ルでの調整等より簡単な調整によってこれらの規制に対
応することが望まれるが、従来の磁気カード式パチンコ
遊技機の場合、カードレベルでの調整はその記憶容量の
制約から現実的ではない。
更に、上記の様な電動役物を備えるパチンコ遊技機の場
合、遊技客が最も満足する9Q趣を与えるため、どの程
度の確率でどの程度の利益を遊技客に対して付与すべき
かは遊技店にとって重大な関心事であるが、これは個々
の遊技客の性格や個性に依存する点が多く、仮想的で平
均的な遊技客を対象とした調整しか行われていないのが
、実情である。
C問題点を解決するための手段〕 本発明はこの様な現状に鑑みてなされたものであり、上
記磁気カード式パチンコ遊技機の問題点を一掃すること
ができるとともに、併せて、地域毎に異なる規制や出荷
後の規制内容の変更に各個のパチンコ遊技機の調整をせ
ずに適応することができ、且つ、個々の遊技客の嗜好に
適合させることの容易な新規な電子カード式パチンコ遊
技機を提供することを目的とするものである。
要約すれば、本発明の電子カード式パチンコ遊技機は、
遊技上必要なデータを記憶した不揮発性半導体メモリと
該半導体メモリに記憶されたデータを処理するマイクロ
コンピュータとを具備する電子カードと接続される接続
部と、該接続部を介して遊技上必要なデータを前記マイ
クロコンピュータに与える情報発生源と、前記接続部を
介して前記マイクロコンピュータによって制御される制
御対象部材とを備える電子カード式パチンコ遊技機にお
いて、随時発生する遊技状態に対応して遊技客の利益状
態が変動するプログラム制御の電動役物と、該電動役物
の動作制御用のプログラムを記憶するRAM領域と、前
記接続部を介して前記電子カードから転送され前記RA
M領域に記憶された前記電動役物の動作制御用のプログ
ラムに従って前記電動役物を制御する電動役物制御装置
とを備えている。
〔作用〕
従って、本発明によれば、高価な磁気カードリーダ/ラ
イタ等を必要とせずに、単なる電気的又は光学的な接点
のみでカードとの接続が可能となる。
又、遊技過程で発生する各種の現象(例えば入賞球の発
生やアウト球の発生等)が電子カードが内蔵するマイク
ロコンピュータにリアルタイムで入力されるとともに、
又、例えば打止め時に点灯する完了ランプや発射装置等
の被制御対象部材が電子カード側のマイクロコンピュー
タによって直接制御される様になされているので、特に
遊技客が遊技終了の明示の意思表示をするための特別の
スイッチ等を設ける必要もなくなり、持ち玉がある状態
で遊技客がカードを突然引き抜いても必要なデータはリ
アルタイムでカード側の記憶部に保存さているので、そ
の記憶内容は確実に確保することができる。
更に、本発明ではプログラム制御式の電動役物を制御す
るためのプログラムがカード側に用意され、パチンコ遊
技機側の電動役物制御装置は電子カードとの接続時にこ
れをRAM領域に格納してから電動役物の制御動作を実
行する様になされているので、地域毎に異なる条令等の
規制や出荷後の規制内容の変更にもパチンコ遊技機の調
整を一切せずに対応することができ、更に、カード内に
用意するソフトウェアの調整のみによって個々の遊技客
の嗜好に適合したゲーム内容を提供することも可能とな
る。
〔実施例〕
以下図面を参照して本発明の1実施例を詳細に説明する
先ず、第1図は本発明の1実施例に係る電子カード式パ
チンコ遊技機100の正面図であり、!01はガイドレ
ール、102はガイドレール101に囲まれた遊技盤面
、103は打球装置、103a及び103bは各々打球
装置103を構成する打球ハンドル及び打球杆を各々示
す。
そして、打球装置103によって打ち出されたパチンコ
球はガイドレール101に沿って遊技盤面102内に流
入し、あるものは図示せぬいづれかの入賞領域に入賞し
、又、あるものはアウト孔104に回収される。
そして、この種の電子カード式パチンコ遊技機の場合、
パチンコ球は各遊技台内において循環させればよいので
、いづれかの入賞領域に入賞したパチンコ球は入賞球集
合樋105を介して、又、アウト孔104に回収された
パチンコ球は回収樋106を介して、各々貯留部107
に回収される様になされており、この貯留部107に回
収されたパチンコ球が再度打ち出される。
電子カード式パチンコ遊技機の場合、入賞球の発生やア
ウト球の発生は、電子カード内に記録される持ち玉数の
増減として反映されるので、入賞球等は逐一検出される
ことを必要とし、そこで、本実施例では入賞球の発生に
対して所定数の持ち玉の増加を約束した一般の入賞球装
置301・302・303や後述のその他の入賞領域へ
の入賞球を回収する入賞球集合樋105から貯留部1゜
7に至る流路の途中にセーフ玉センサ108が配置され
る。
又、パチンコ球が打ち出される毎に遊技客の持ち玉数は
減少するので、打球杆103bの近傍には発射球を検出
するための発射玉センサ110が配置される。
更に、打ち出されたパチンコ球が遊技盤面102迄に至
らず、所謂ファール玉になった場合は、そのパチンコ球
は再度打球することができるので、前記発射玉センサ1
10の作動を打ち消すことが必要となり、ファール玉を
貯留部107に回収する回収樋111の途中にファール
玉センサ112が配置される。
又、113は遊技経過によって変動する遊技客の持ち玉
数を表示するデジタル表示器を、114は電子カードの
セントによって点灯する遊技可表示器を、115は打止
め予定数に達した時に点灯する完了ランプを各々示す、
更に、200は本実施例の特徴となる接続部を示し、接
続部200を介して電子カードが接続される。
又、ガイドレール101で囲まれた遊技盤面102内に
は入賞球の発生に対して所定数の持ち玉の増加を約束し
た一般的な入賞球装置301・302・303の他に、
例えば、4桁の7セグメントLEDの組合せ表示によっ
てスロットゲームを行うゲーム装置304、ゲーム装置
304によるゲーム開始の引金となる特定入賞領域30
5・306・307、開成することによって遊技客にと
って入賞しやすい遊技状態を提供する大型の入賞領域で
あるアクツカ308等が配置されている。
そして、その具体的なゲーム内容の1例を説明すれば、
例えば、特定入賞領域305・306・307のいづれ
かにパチンコ球が入賞することによってゲーム装置30
4が作動してスロットゲームが開始され、ゲーム開始後
所定時間が経過した時、又は、上記所定時間経過以前に
遊技客によってストップスイッチ309が押された時に
スロットゲームが終了し、ゲーム終了時の7セグメント
LEDの組合せ表示パターンに対応してアク7カ308
が開成する時間が決定されるとともに、例えばフタフカ
308内の特定の入賞領域に入賞すると所定の回数内に
おいてアタッカ308の開成状態が繰り返される。
この様な電動役物を備えるパチンコ遊技機において遊技
客に対して適正なサービスを提供するためには、ゲーム
装置304のゲーム終了時の表示パターンがアタッカ3
08の開成が約束された特定のパターンになる確率に対
応してアタッカ308の開成時間や繰り返し開成回数を
決定することが要求され、その確率の設定と対応した開
成時間の決定及びアタッカ308の開成を繰り返しを許
容する回数によって、そのパチンコ遊技機の射倖性は高
くも低くもなる。
そして、この射倖性の高低に対する遊技客の嗜好は各遊
技客の性格や個性等によって異なるとともに、地域毎に
異なる条令等の規制下にも置かれており、本実施例では
、この射倖性の高低を遊技客の選択に委ねることを可能
とするとともに、パチンコ遊技機の調整なくして地域毎
に異なる規制や出荷後の規制変更にも対応できる様にし
ている。
即ち、ゲーム装置304のゲーム終了時の表示パターン
が特定のパターンになる確率はソフトウェアによる乱数
発生機能によって決定でき、又、アタッカ308の開成
時間はソフトウェアによるタイマ機能によって決定でき
、更に、アタッカ308の繰り返し開成回数はソフトウ
ェアによるカウンタ機能によって決定できる。
従って、ゲーム装置304やアタッカ308によって構
成される電動役物の制御用のソフトウェアを電子カード
側に用意し、パチンコ遊技機側に設けられたゲーム内容
選択スイッチ310によって遊技客が上記ソフトウェア
を選択する様にすれば、射倖性の高低を遊技客の選択に
委ねることが可能になり、又、地域毎に異なる条令等の
規制や、出荷後に規制内容の変更に対応して上記の電子
カードに書き込むソフトウェアを変更すれば各個のパチ
ンコ遊技機毎の調整なくして規制に対応することが可能
になる。
尚、上記のような電動役物によるゲームを可能とするた
めには、特定入賞領域305・306・307への入賞
球を検出する入賞スイッチ、フタフカ308内の特定領
域(アタッカ308の開成の継続を約束した領域)への
入賞球を検出する継続スイッチ、アタック308を開閉
するアタ、カッレノイド、特定入賞領域305・306
・307への入賞検出時やアタック308の開成時に効
果音を発生するためのスピーカ311等が必要であり、
これらの構成自体は従来より周知のものである。
次ぎに、第2図は本発明の1実施例にかかる電子カード
式パチンコ遊技機100に使用する電子カード1を示し
た概略図であり、電子カード1には記憶部IOと制御部
20が埋設され、電子カードlの端部にはパチンコ遊技
機との接続用の端子群30がプリントされており、制御
部20と端子群30間及び制御部20と記憶部10間と
は相互にプリント配線されている。
より具体的には、記憶部10は近年実現された不揮発性
のICメモリにより構成されており、その記憶内容保存
のための電源は必要ない。
この記憶部10には制御部20が電子カード式パチンコ
遊技機の動作制御をするためのプログラムを記憶する領
域・遊技客の持ち玉数を記憶する領域及び電動役物の制
御用の複数のソフトウェアを記憶する領域が少なくとも
確保されている。
又、制御部20は具体的にはマイクロコンピュータによ
って構成されており、本実施例では端子群30中の1つ
の端子を介して本発明の実施例に係る電子カード式パチ
ンコ遊技機100から電源を供給されることによって作
動可能になり、電子カード式パチンコ遊技機100の制
御動作及びゲーム用ソフトウェアの伝送動作を実行する
更に、第3図は本発明の1実施例にかかる電子カード式
パチンコ遊技機100の接続部200の断面図である。
図中、116は電子カード式パチンコ遊技機前面の基枠
を示し、基枠116の下部前面には支持板201が固着
され、基枠116と支持板201の間隙に電子カード1
を挿入するためのカード挿入溝202が形成される。こ
のカード挿入溝202の内壁の両側には電子カード1を
搬送するためのローラ203・204がそのローラ面を
前記カード挿入溝202内に覗かせる様にして回動自在
に軸支されている。
この内ローラ203はモータ205の回転をベルト20
6を介して伝達されて回転し、ローラ204はこれに倣
い回転する。
又、207a・207bは挟持片であり、挟持片207
a・207bには電子カード1にプリントされた端子群
30と接触する図示せぬ接触子が形成され、各々スプリ
ング208a・208bによって前記端子群30と圧接
される。尚、挟持片207a・207bには電子カード
1が挿入されたことを検出するカード検出器が配設され
、このカード検出器自体は公知の近接センサや光電セン
サ等によって構成される。
又、挟持片207bは図示せぬガイド桟等によって図面
上左右に移動可能に支持され、挟持片207bの下端に
は概ね直角なストッパ209が一体形成されるとともに
、連結杆210を介してストッパソレノイド211と連
結される。
従って、ストッパソレノイド211を消磁した状態では
、電子カード1はその端子群30がスプリング208a
・208bの押圧力によって挟持片207a・207b
に形成された接触子と圧接されるとともにストッパ20
9が電子カードlがそれ以上臭に進入することを防止し
、又、ストッパソレノイド211を励磁した状態では、
挟持片207bとストッパ209はスプリング208b
に抗してストッパソレノイド211によって右方向に移
動するので、電子カード1はその端子群30が挟持片2
07a・207bに形成された接触子との接続を断たれ
るとともに、更に下方に落下することが可能になる。
従って、この落下方向に例えばベルトコンベア等の没収
装置を配置すれば、落下したカード1を回収することが
できる。
そして本実施例の電子カード式パチンコ遊技機100は
第3図に示す接続機構により第2図に構成例を示した電
子カード1と接続されることによって遊技可能となる。
次ぎに、本発明の電子カード式パチンコ遊技機と電子カ
ードとを接続することによって構成されるシステム構成
例を第4図に示す。
爵、第4図において、第1図・第2図及び第3図と同一
の要素に関しては、第1図・第2図及び第4図と同一の
符合を付している。
14図において200は第3図にその具体的な構成を示
した接続部であり、この接続部200によって本実施例
の電子カード式パチンコ遊技機100が電子カード1と
連結される。
即ち、電子カード1の端子群30は電源端子31とデー
タ端子32とを備えており、本実施例の電子カード式パ
チンコ遊技WA100は、内蔵する電源回路220が接
続部200を介して電源端子31と接続され、電子カー
ド1が具備する制御部20に駆動電源を供給するととも
に、そのデータバス230が接続部200を介してデー
タ端子32と接続される。
又、103・10?・109・110・113・114
・115は各々既に説明した発射装置103・セーフ玉
センサ107・ファール玉センサ109・発射玉センサ
110・デジタル表示器113、遊技可表示器114、
完了ランプ115を各々示し、240は発射装置103
・デジタル表示器113・遊技可表示器114・完了ラ
ンプ115を駆動するドライバを示す。
そして、電子カード1が接続部200に接続さされるこ
とによって、上記のセーフ玉センサ107・ファール玉
センサ109・発射玉センサ110・デジタル表示器1
13・遊技可表示器114・完了ランプ115・発射装
置103はバスドライバ250−データバス23〇−接
続部200−データ端子32を介して制御部20と接続
され、これらは電子カードl側の制御部20の直接的な
制御下に置かれる。
更に、第4図において、205・211は既に説明した
搬送装置の一例であるモータ205・スト、パソレノイ
ド211を、又、260はモータ205・ストッパソレ
ノイド211を駆動するドライバを、270はドライバ
260に起動指示を与える没収制御装置を各々示す。そ
して、没収制御装置270は電子カード1が接続部20
0に接続されることによりバスドライバ250−データ
バス23〇−接続部200−データ端子32を介して制
御部20と接続され、この没収制御装置270は遊技客
の持ち玉数が0になった時に制御部20が発生する帰零
信号によって予設定のタイミングでドライバ260に起
動信号を与えて、モータ205・ストッパソレノイド2
11に電子カードの没収動作を実行させる様になされて
いる。
又、221は電子カード1が接続部200に接続された
時にオンするカード検出器を示し、カード検出器221
は、例えばマイクロスイッチや光電センサ等によって構
成される。そしてカード検出器221のメークに応答し
て電源回路220が作動する様になされており、この電
源回路220の出力端は接続部200を介して、電源端
子31と接続される様になされている。
更に、222は遊技店の集中管理用のデータラインと接
続された外部コネクタを、223は外部コネクタ222
を介して伝送されたシリアルデータやシリアル命令をパ
ラレルに変換してバスドライバ250に出力するシリア
ル−パラレル変換器を、224はバスドライバ250を
介して制御部から与えられたデータをシリアルビットに
変換して外部コネクタ222に与えるパラレル−シリア
ル変換器を示す。
次ぎに、第4図において、320は第1図を参照して説
明した電動役物の動作制御をするための電動役物制御装
置であり、電動役物制御装置320はCPU321、電
子カード1から伝送されたスロットゲームの制御のため
のソフトウェアを記憶するゲームソフトRAM322、
スロットゲームの実行中に電動役物制御装置320によ
って制御される被制御対象部材を駆動するためのドライ
バ323とを少なくとも備える。
尚、CPU321はマイクロコンピュータによって構成
され、演算処理をする演算部321a、ゲーム用のソフ
トウェアのロードやその他の基本プログラムを記憶する
ROM領域321b、一時的にデータ(例えば、アタフ
カ308の継続した開成回数やアタッカ308の開成中
におけるアタツカ308内への入賞球数等)を記憶する
RAM領域321Cを備える。
尚、本実施例では電動役物制御装置320による被制御
対象部材の1例として、スロットゲームを行う4桁の7
セグメントLED304、効果音を発生するスピーカ3
11、アク7カ308を開閉するアクツカソレノイド3
12を備え、又、電動役物制御装置320に対する情報
の発生源の1例として、特定入賞領域305・306・
307への入賞時にメータする入賞スイッチ314、遊
技客がスロットゲームを停止させる時に押すストップス
イッチ309、アク7カ308の開成を繰り替えさせる
入賞領域への入賞球を検出する継続スイッチ313等を
備えている。
尚、入賞スイッチ314は特定入賞領域305・306
・307から入賞球集合樋105へ至るパチンコ球の通
過経路上に、又、継続スイッチ313は例えば、アタソ
カ308内の所定領域から入賞球集合樋105へ至るパ
チンコ球の流下経路上に各々配置される。
次ぎに上記事項及び第5図に示すフローチャートを参照
して本実施例の動作を説明しよう。
先ず、遊技客は電子カード1をカード挿入溝202に挿
入する。
そして初期状態ではストッパソレノイド211は消磁さ
れているので、挟持片207b及びストッパ209はス
プリング208bの押圧力によって左方に押され、第3
図に示す状態にある。従って、電子カード1にプリント
された端子群30は挟持片207a・207bに形成さ
れた図示せぬ接触子と圧接される。又、挿入された電子
カードlの先端はストッパ209に当接し、それ以上の
進入を妨げられる。
この様にして電子カード1がセットされ、カード検出器
221が電子カード1のセットを検出すると、カード検
出器221の出力によって電源回路220は作動し、接
続部20〇−電源端子31を介して制御部20に対して
電源が与えられ、制御部20は作動可能になり、記憶部
lOに格納されたプログラムに従って制御動作を実行す
る。
先ず、制御部20は電子カード式パチンコ遊技機と制御
符合の交換を行い、電子カード1の真偽をパチンコ遊技
機に判別せしめる。
この電子カード1の真偽判別のための具体的な手法とし
ては種々の形態が考えられる。
例えば、電源端子31を介して電源が与えられたると、
制御部20は予め記憶部10に用意されている識別符合
を読み出し、この識別符合をデータ端子32−接続部2
00−データバス23〇−バスドライバ250を介して
パラレル−シリアル変換器224に与え、パラレル−シ
リアル変換器224はこれをシリアルビット列に変喚し
、外部コネクタ222を介して、図示せぬ集中管理装置
に送出する。
応答して図示せぬ集中管理装置は制御部20が発生した
識別符合の真偽判別を実行し、識別符合が誤りの時や識
別符合自体が伝送されない場合は、電子カード1が贋物
であると判断し帰零信号と等価の信号を発生する。そし
てこの帰零信号と等価の信号は外部コネクタ222を介
してシリアル−パラレル変換器223に与えられ、シリ
アル−パラレル変換器223はこれをパラレル形式に変
化してバスドライバ250を介して没収制御装置270
に与える 応答して、没収制御装置270はドライバ260に起動
指示を与え、モータ205及びストッパソレノイド21
1を作動させる。先ず、モータ205が作動すると、そ
の回転はベルト206を介してローラ203に伝達され
てローラ203は反時計廻りに回転し、これに連動して
ローラ204は時計廻りに回転するので、電子カード1
はカード挿入口202の更に奥に進入する。この時スト
ッパソレノイド211も励磁されているので、ストッパ
209は挟持片207bとともにスプリング208bの
押圧力に抗して図面で右に移動しており、電子カード1
はストッパ209の位置を通過して下方に落下する。従
って、電子カード1の落下方向に配置された図示せぬベ
ルトコンベア等の搬送機構により、この電子カード1は
回収されることになる。
この様に本発明によれば、制御部20の起動時に電子カ
ードとパチンコ遊技機側で複雑な識別符合の交信により
電子カード1の真偽判別を行う様になされているので、
電子カード1の偽造等を有効に防止することができる。
尚、上記では電子カードI IIの記憶装置10に予め
用意された識別符合を電子カードlの電源投入後直ちに
図示せぬ集中管理装置に伝送する様にした例を示したが
、電子カード1の制御部20はマイクロコンピュータで
構成され、又、集中管理装置も周知の通りコンピュータ
を備えているので、集中管理装置と制御部20間でより
複雑な真偽判別のための交信を二重・三重に行う様にす
ることも可能である。
一方、上記の様な識別符合の交信の結果、電子カード1
が正当なものと判断された場合は、集中管理装置は外部
コネクタ222を介してシリアル−パラレル変換器22
3に電子カードlの作動許可命令を与え、シリアル−パ
ラレル変換1B223はこれをパラレルな形態に変換し
てバスドライバ250−データバス23〇−接続部20
0−データ端子32を介して制御部20に与える。
そしてこの命令を受は付けることによって制御部20は
次段以降のステップに進むことが可能になる。
先ず、制御部20はゲーム選択スイッチ310の作動を
監視し、ゲーム選択スイッチ310がメークすると、そ
の出力をバスドライバ250−データバス230−デー
タ端子32を介して読み込む。
一方、記憶部10内にはスロットゲーム用のゲームソフ
トが複数種類用意されており、制御部20はゲーム選択
スイッチ310の出力に対応してゲームソフトを選択し
、選択されたゲームソフトをデータ端子32−データバ
ス230−バスドライバ250を介して電動役物制御装
置329のCPU321に転送し、cpυ321はRO
M領域321bに用意されたローダによってこのゲーム
ソフトをゲームソフトRAM322に読み込む。
尚、この時のゲームソフトの種類としては、電動役物自
体の基本動作は同一であるが、その射倖性を変化させた
ゲームソフトを例えば3種類用意する。
尚、射倖性を高くするためには、例えば、乱数の発生範
囲を広くしてゲーム装置304の表示バクーンが大当た
りの表示パターンになる確率を低くするとともに、大当
たりが発生した時に遊技客に与える利益内容をより大き
なもの(具体的には、アク7カ308がII続して開成
する回数を計数するカウンタ(1111ち、m続スイッ
チ313の作動回数を計数するカウンタ)の設定値を多
くしたり、アタッカ308の開成時におけるフタツカ3
0B内への入賞球数を計数するカウンタ(即ち、入賞ス
イッチ314の作動回数を計数するカウンタ)・の設定
値を多くしたり、アタッ力ソレノイド312のオン時間
を設定するタイマの設定時間を永くする0等〕とすれば
よい。
逆に射倖性を低くするためには、上記とは逆に乱数の発
生範囲を狭くしてゲーム装置304の表示パターンが大
当たりの表示パターンになる確率を高(するとともに、
大当たりが発生した時に遊技客に与える利益内容をより
小さなものにすればよい。
尚、この時のゲームソフトとしてはそれ自体完成した例
えば3種類の独立したゲームソフトを電子カード1側の
記憶部10に用意して、その内の1つを電動役物制御装
置320内のゲームソフトRAM322に転送する様に
してもよいし、又、一連のゲームソフト中射俸性の高低
にかかわりなく共通する部分に関しては電動役物制御装
置320のROM領域321bに用意するとともに、上
記カウンタやタイマの設定値等射倖性の高低によって変
動する部分に関して電子カード1例の記憶部10から電
動役物制御装置320のゲームソフトRAM322に転
送する様にしてもよい。
尚、このゲームソフトの転送処理は電子カードlの正誤
識別後直ちに実行しなくても、後述の様にして遊技可能
となる以前に実行されれば良い。
さて、記憶部lO内には遊技客の持ち玉数を示すデータ
が電子カード1の発行時に所定の番地(仮にM番地とす
る。)に登録されており、制御部20は所定周期(遊技
動作と比較して十分に短い周期)で上記M番地の内容を
読み出し、読み出された遊技客の持ち玉数を示すデータ
はデータ端子32−接続部20−データバス230−バ
スドライバ250−ドライバ240を介してデジタル表
示器113に与えられ、デジタル表示器113に表示さ
れる。
又、制御部20は、データ端子32−接続部20−デー
タバス230−バスドライバ250を介して、ドライバ
240の発射装置103と遊技可表示器114に対応し
たビットをオン状態にする。
従って、発射装置103には電源が供給されて遊技が可
能になるとともに、遊技可表示器114は点灯して遊技
が可能であることを遊技客に対して表示する。
尚、ドライバ240の発射装置103及び遊技可表示器
114に対応したビットは例えばフリップフロツブやリ
レー接点等の状態記憶手段を備えており、以後バスドラ
イバ250を介してオフ状態に設定されるまで、オン状
態を維持する。
そして以下は記憶部10内に用意されたプログラムに従
って、遊技中の制御動作を実行する。
尚、遊技中に行う制御動作自体はその電子カード式パチ
ンコ遊技機の備える役物の種類や作動態様等によって異
なることはいうまでもなく、又、その遊技中の制御動作
自体は公知のものである。
この様にして遊技が開始されると、その遊技経過に従っ
て遊技客の持ち玉数が刻々と変動するが、本実施例では
遊技客の持ち玉数に関与するセーフ玉センサ107・フ
ァール玉センサ109・発射玉センサ110等がバスド
ライバ250−データバス23〇−接続部200−デー
タ端子32を介して制御部20と直接接続されているの
で、これらのセンサ類が発生した信号はリアルタイムで
制御部20に伝達される。
そして制御部20はこれらのセンサ類の作動に対応して
記憶部10のN番地に記憶された遊技客の持ち玉数を示
すデータを書替える。そして既に説明した様に、記憶部
10のM番地の内容は所定周期で読み出され、読み出さ
れた遊技客の持ち玉数を示すデータはデータ端子32−
接続部20〇−データバス230−バスドライバ250
−ドライバ240を介してデジタル表示器113に与え
られ、デジタル表示器113に表示される様になされて
いるので、上記のセンサ類の作動により、記憶部lOの
M番地に記憶される遊技客の持ち玉数を示すデータが書
き替えられ、この書替えられた内容がデジタル表示器1
13に表示されることになる。
先ず、発射装置103が1回作動すると遊技客の持ち玉
数は1個減少する。
そこで、本実施例では発射装置103の作動を発射玉セ
ンサ110で検出し、発射玉センサ110の検出出力が
バスドライバ250−データバス230−データ端子3
2を介して制御部20に入力されと、制御部20は記憶
部10のM番地内容を1減算する。従って、次ぎに記憶
部10のM番地の内容をデジタル表示器113に表示す
るタイミングにおいてデジタル表示器113の表示は1
減算される。
又、上記の様にして発射装置103が作動することによ
って発射されたパチンコ球が所謂セーフ玉になると予め
設定されたN個(例えば13個)のパチンコ球が遊技客
に対して与えられ、遊技客の持ち玉数は8個増加する。
そこで、本実施例では発射されたパチンコ球がセーフ玉
になったことをセーフ玉センサ107が検出し、その検
出出力がバスドライバ250−データバス230−デー
タ端子32を介して制御装置70に入力されると、制御
部20は記憶部10のM番地の内容をN加算する。従っ
て、次ぎに記憶部10のM番地の内容をデジタル表示器
113に表示するタイミングにおいてデジタル表示器1
13の表示はN加算される。
更に、上記の様にして発射装置103が作動しても、発
射されたパチンコ球が遊技盤面102内に流入すること
なくファール玉になった場合、そのパチンコ球は再度発
射可能であるので、発射玉センサ110の作動による持
ち玉数の減少を打ち消す必要がある。
そこで、本実施例では発射されたパチンコ球がファール
玉になったことをファール玉センサ109が検出し、そ
の検出出力がバスドライバ250−データバス230−
データ端子32を介して制御部20に入力されると、制
御部20は記憶部IOのM番地の内容を17Xi算する
。従って、次ぎに記憶部lOのM番地の内容をデジタル
表示器113に表示するタイミングにおいてデジタル表
示器113の表示は1加算される。
この様にして遊技経過につれて遊技客の持ち玉数が減少
してゆき、その間に遊技客の持ち玉数が0になった時は
、制御部20は以下に述べる電子カード1の没収動作を
行う。
即ち、制御部20は記憶部10のM番地の内容が0にな
ると、データ端子32−データバス230−バスドライ
バ250を介して没収制御装置270に帰零信号を加え
る。従って、没収制御装置270はドライバ260を起
動し、以下既に述べた様にストツバソレノイド211及
びモータ205が作動して電子カード1の回収動作を行
う。
又、遊技経過につれて遊技客の持ち玉数が増加してゆき
、その間に遊技客の持ち玉数が打止め予定数に達した時
は、以下に述べる様にして打止め動作を実行する。
即ち、制御部20は記憶部10のM番地の記憶内容が所
定の打止め予定数に達すると、データ端子32−データ
バス230−バスドライバ250を介してドライバ24
0の遊技可表示器114及び発射装置103に対応した
ビットをオフ状態にし、同様にデータ端子32−データ
バス230−バスドライバ250を介してドライバ24
0の完了ランプ115に対応したビットをオン状態にす
る。
先ず、ドライバ240の発射装置103に対応したビッ
トがオフ状態になることにより発射装置103の電源が
落ちて発射動作ができなくなり、又、ドライバ240の
遊技可表示器114に対応したピントがオフ状態になる
ことにより、遊技可表示器114が消灯する。更に、ド
ライバ240の完了ランプ115に対応したビットがオ
ン状態になることにより、完了ランプ240が点灯し打
止めによって遊技が終了したことを遊技客に知らしめる
そして遊技客によって電子カードlが抜かれたことを確
認して処理を終了する。
又、この様にして遊技客によって電子カード1が抜かれ
ると、電子カードlの制御部20は電源が落ちるので作
動を中止するが、遊技客の持ち玉数は既に説明した様に
記憶部lOにリアルタイムで書き込まれており、又、こ
の記憶部10は不揮発性のICメモリによって構成され
ているので、制御部20の電源が落ちた後もその記憶内
容は保存される。
従って、景品交換所の電子カードリーグによって電子カ
ード1の記憶部10に保存された遊技客の持ち玉数を読
み取ることによって適正金額の景品と交換することがで
きる。
尚、打止め予定数に達するまでに遊技客が電子カード1
を抜いた場合も電子カード1の制御部20の電源は落ち
るが、この場合にも遊技客の持ち玉数は記憶部10にリ
アルタイムで書き込まれており、記憶部10は不揮発性
のICメモリによって構成されているので、制御部20
の電源が落ちた後もその記憶内容は保存される。
この様に本実施例によれば、遊技客の持ち玉数を示すデ
ータはリアルタイムで電子カード1の記憶部10に書き
込まれるので、遊技客1が何時電子カード式パチンコ遊
技機から電子カード1を抜いても遊技客の持ち玉数は記
憶部10に確実に保存され、又、記憶部10が不揮発性
のICメモリで構成されるので、制御部20の電源が落
ちた後もその記憶内容は失われない。又、電子カード1
の装着時には電子カード1 (allの記憶部20に用
意された識別符合により電子カート1の真偽判別を行い
、しかもその真偽判別のための手順を複雑なものにする
ことができるので、識別符合をコピーした偽造電子カー
ドを有効に排除することが可能になる。
又、本実施例によれば、ゲームソフト中の少なくとも射
倖性の高低に直接的に関係する部分に付いては電子カー
ドl側の記憶部10内に用意されるとともに、遊技客の
選択にゲームの射倖性を委ねることができるきで、個々
の遊技客の性格や個性に適合したスロットゲームその他
のゲームを提供することが可能になるとともに、又、地
域毎に異なる条令等の規制や出荷後の規制内容の変更に
対しても、各パチンコ遊技機本体の調整なしに、電子カ
ードlの記憶部10の書替えのみによって対応すること
ができる。
尚、上記では電子カード式パチンコ遊技機側の接続機構
200と電子カード側の端子群30が金属片の接触によ
って電気的に導通する様にした例を示したが、例えば、
第6図に示す様に、電子カード式パチンコ遊技機側の接
続機構200と電子カード側の端子群30がフォトカブ
ラ280によって接続される様にしてもよく、この場合
には電子カード1側の電源は例えば太陽電池290によ
って得ることができ、この様にした場合、電子カード式
パチンコ遊技機と電子カード側の端子群との間の伝送ノ
イズはより低減されよう。
ところで、上記では、電子カード式パチンコ遊技機は電
子カード1が有する制御部20がその記憶部10のM番
地に記憶された持ち玉数の管理及び持ち玉数に基づく管
理(例えば、帰零による電子カード1の没収や打止め終
了等)を行う様にした実施例を示したが、電子カード1
はそれ自体記憶部10やマイクロコンピュータ構成の制
御部20を内蔵しており、又、集中管理装置もコンピュ
ータを備えているので、そのアーキテイクチャによって
分担する処理内容を自由に設定することができる。
例えば、上記では記憶部10のM番地内の持ち玉数が0
になった時のカード没収や、同じく記憶部10のM番地
内の持ち玉数が打止め予定数になった時の打止め終了等
の制御を制御部20が実行したが、外部コネクタ222
−シリアル−パラレル変換器223−バスドライバ25
0−データバ   −ス230−データ端子32を介し
て集中管理装置から周期的に送られるデータ転送命令に
応答して制御部20が記憶部10のM番地に記憶してい
る持ち玉数を示すデータをデータ端子32−データバス
230−バスドライバ250−パラレル−シリアル変換
器224−外部コネクタ222を介して集中管理装置に
伝送する様になすとともに、この様にして伝送された持
ち玉数によって集中管理装置が発生する帰零命令や打止
め命令を上記と逆の経路で制御部20に対して与え、こ
れらの命令に対応して制御部30が上記した帰零処理や
打止め処理をする様にしてもよい。
この様にすれば、その日によって変動する可能性のある
打止め予定数等を電子カード1の発行時に電子カード1
に登録する必要がなくなる。
〔効果〕
以上説明した様に、本発明によれば、例えば単なる電気
的あるいは光学的な接点のみでカードとのインターフェ
ースが可能になるので、カードとのインターフェースの
ために高価な磁気カードリーダ/ライタを各パチンコ遊
技機毎に設ける必要がなくなり、そのコストを大幅に低
減することができ、しかも使用できるカード自体も耐久
性が高いので、全体としてのコストを大幅に低減するこ
とが可能になる。
又、本発明によれば、遊技客の持ち玉数に関与する信号
が電子カード1側の制御装置にリアルタイムで送られる
ので、スイッチ等によって遊技客が遊技終了の明示の意
思表示を行ってから、改めてカードに持ち玉数を書き込
む必要がなくなり、遊技客が突然カードを引き抜いても
持ち玉数を示すデータが破壊されることがない。
又、本発明では通常の磁気カード式パチンコ遊技機と異
なり、使用できるカード1がマイクロコンビニーり機能
を備えているので、カードの装着時にカードとの間で複
雑な識別符合の交換をすることが可能になり、カードの
偽造等の不正行為が極めて困難になる。
又、本発明ではマイクロコンピュータ機能を備えるカー
ドを使用することができるので、電動役物の制御用のソ
フトウェアの記憶や電動役物自体の直接的な制御をカー
ド側に分担させることが可能になり、従って、地域毎に
制定される条令等の規制に適合するために個々のパチン
コ遊技機を調整する必要がなくなり、パチンコ遊技機調
整のためのメーカや遊技店の負担を大幅に低減させるこ
とができる。
更に、本発明によれば、パチンコ遊技に付随して、電動
役物によって行われるゲームの射倖性に関与する要素を
個々の遊技客の選択に委ねることができるので、個々の
遊技客の性格や個性に適合して射倖性を持つゲームを提
供することも可能になる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の電子カード式パチンコ遊技機の一例を
示す外観図、第2図は第1図に示す電子カード式パチン
コ遊技機に使用する電子カードの1例を示す概略図、第
3図は電子カード式パチンコ遊技機側の接続部の断面図
、第4図は本発明の1実施例に係る電子カード式パチン
コ遊技機とこれに使用される電子カードを接続して得ら
れるシステムのブロック図、第5図は制御用のフローチ
ャート、第6図は電子カードの他の例の概略図、1・・
・電子カード    10・・・記憶部20・・・制御
部     30・・・端子群103・・・完了ランプ 107・・・セーフ玉センサ 109・・・ファール玉センサ 110・・・発射玉センサ 113・・・デジタル表示器 114・・・遊技可表示器 115・・・完了ランプ2
05・・・モータ 211・・・ストッパソレノイド 200・・・接続部    280・・・フォトカブラ
290・・・太陽電池 320・・・電動役物制御装置 322・・・ゲームソフトRAM 特許出願人 株式会社 ソフィア 代 理 人 弁理士  村上光用 第1図 第2図

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 遊技上必要なデータを記憶した不揮発性半導体メモリと
    該半導体メモリに記憶されたデータを処理するマイクロ
    コンピュータとを具備する電子カードと接続される接続
    部と、 該接続部を介して遊技上必要なデータを前記マイクロコ
    ンピュータに与える情報発生源と、前記接続部を介して
    前記マイクロコンピュータによって制御される制御対象
    部材とを備える電子カード式パチンコ遊技機において、 随時発生する遊技状態に対応して遊技客の利益状態が変
    動するプログラム制御の電動役物と、該電動役物の動作
    制御用のプログラムを記憶するRAM領域と、 前記接続部を介して前記電子カードから転送され前記R
    AM領域に記憶された前記電動役物の動作制御用のプロ
    グラムに従って前記電動役物を制御する電動役物制御装
    置とを備える電子カード式パチンコ遊技機。
JP12492985A 1985-06-08 1985-06-08 電子カ−ド式パチンコ遊技機 Granted JPS61284279A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP12492985A JPS61284279A (ja) 1985-06-08 1985-06-08 電子カ−ド式パチンコ遊技機

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP12492985A JPS61284279A (ja) 1985-06-08 1985-06-08 電子カ−ド式パチンコ遊技機

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS61284279A true JPS61284279A (ja) 1986-12-15
JPH0566158B2 JPH0566158B2 (ja) 1993-09-21

Family

ID=14897656

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP12492985A Granted JPS61284279A (ja) 1985-06-08 1985-06-08 電子カ−ド式パチンコ遊技機

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPS61284279A (ja)

Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS63168195A (ja) * 1986-12-29 1988-07-12 株式会社ソフイア 携帯式記憶媒体を使用する遊技機のための価値情報追加装置
JPS64984U (ja) * 1987-06-24 1989-01-06
JPH01280489A (ja) * 1987-09-21 1989-11-10 Katsuya Okabe パチンコ遊戯装置
JPH06292763A (ja) * 1993-12-28 1994-10-21 Sophia Co Ltd カード式パチンコ遊技機の制御装置

Citations (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5698279U (ja) * 1979-12-28 1981-08-04
JPS5899975A (ja) * 1981-12-10 1983-06-14 株式会社エ−ス電研 遊技機の制御装置

Patent Citations (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5698279U (ja) * 1979-12-28 1981-08-04
JPS5899975A (ja) * 1981-12-10 1983-06-14 株式会社エ−ス電研 遊技機の制御装置

Cited By (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS63168195A (ja) * 1986-12-29 1988-07-12 株式会社ソフイア 携帯式記憶媒体を使用する遊技機のための価値情報追加装置
JPS64984U (ja) * 1987-06-24 1989-01-06
JPH0524388Y2 (ja) * 1987-06-24 1993-06-21
JPH01280489A (ja) * 1987-09-21 1989-11-10 Katsuya Okabe パチンコ遊戯装置
JPH06292763A (ja) * 1993-12-28 1994-10-21 Sophia Co Ltd カード式パチンコ遊技機の制御装置

Also Published As

Publication number Publication date
JPH0566158B2 (ja) 1993-09-21

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US5816917A (en) Floppy-disk entertainment and gambling system for personal computers
JP3040171B2 (ja) ゲーム機のためのカード読取装置
US9728040B2 (en) Printing and dispensing system for an electronic gaming device that provides an undisplayed outcome
DE3877868T2 (de) On-line-wettsystem mit programmierbaren spielzugangskarten.
JP2005152546A (ja) 遊技システムおよび遊技管理方法
JPH06233867A (ja) 遊技機
JP2002000907A (ja) 弾球遊技機
US20060205495A1 (en) Gaming management system
JPS61284279A (ja) 電子カ−ド式パチンコ遊技機
JPS61238271A (ja) 電子カ−ド式パチンコ遊技機
JP3488264B2 (ja) 遊技場の集中管理装置
JP3527222B2 (ja) 遊技機の賞球貸出球払出装置
JP2001300002A (ja) 遊技用装置
JP3859741B2 (ja) 遊技機
JPS61238270A (ja) 電子カ−ド式パチンコ遊技機
JP3772623B2 (ja) 遊技機
US20230282068A1 (en) Gaming machine and method of operation thereof
JPH0583275B2 (ja)
JP2605020B2 (ja) 弾球遊技機
JPH0615055A (ja) パチンコ機
JP2023086392A (ja) 遊技用装置
JP2767360B2 (ja) パチンコ機
JPH07100258A (ja) カード式遊技機
JPH0966154A (ja) カード式弾球遊技機の制御方法及びカード式弾球遊技機
JP4573283B2 (ja) 遊技用装置

Legal Events

Date Code Title Description
LAPS Cancellation because of no payment of annual fees