JPH0921A - 苗移植機 - Google Patents

苗移植機

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Publication number
JPH0921A
JPH0921A JP17291795A JP17291795A JPH0921A JP H0921 A JPH0921 A JP H0921A JP 17291795 A JP17291795 A JP 17291795A JP 17291795 A JP17291795 A JP 17291795A JP H0921 A JPH0921 A JP H0921A
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JP
Japan
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seedling
planting
seedling planting
unit
link
Prior art date
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Pending
Application number
JP17291795A
Other languages
English (en)
Inventor
Tadayuki Shinko
古 忠 之 新
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Yanmar Co Ltd
Original Assignee
Yanmar Agricultural Equipment Co Ltd
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Filing date
Publication date
Application filed by Yanmar Agricultural Equipment Co Ltd filed Critical Yanmar Agricultural Equipment Co Ltd
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Publication of JPH0921A publication Critical patent/JPH0921A/ja
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Abstract

(57)【要約】 [目的] 苗移植部の上昇操作時、苗植付爪などフロ
ーティング構造の苗植付部を強制上昇させてこの安全性
を向上させる。 [構成] 走行車(1)に昇降リンク(27)を介し
苗移植ユニット(8)と昇降自在に装備すると共に、苗
植付爪(16)など有する苗植付部(63)を上下揺動
自在に苗移植ユニット(8)に設ける苗移植機におい
て、苗移植ユニット(8)の昇降動作に連動して苗植付
部(63)を上下動させるフローティング昇降機構(6
4)(71)(72)を設ける。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は走行車に昇降リンクを介
し苗移植ユニットを昇降自在に装備すると共に、苗植付
爪など有する苗植付部を上下揺動自在に苗移植ユニット
に設ける苗移植機に関するものであって、例えば前後方
向に往復移動させる苗載台の苗トレイより苗取出爪によ
り取出した苗を苗植付爪に受継いで苗の移植を行う苗移
植機に関する。
【0002】
【従来の技術】この種苗移植機にあっては、植付部を構
成する苗植付爪や該爪に駆動力を伝達する爪伝動ケース
及び覆土輪などは、畝面に追従させるべく上下方向に自
由に揺動するフローティング構造に設けられている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかし乍ら、このよう
なフローティング構造の場合、旋回時や移動時に植付部
が垂れ下がった状態となって、植付ユニットの揚程(上
昇量)に対し、植付部の揚程(上昇量)が小さく、充分
な地上高を得ることができなかった。
【0004】
【課題を解決するための手段】したがって本発明は、走
行車に昇降リンクを介し苗移植ユニットと昇降自在に装
備すると共に、苗植付爪など有する苗植付部を上下揺動
自在に苗移植ユニットに設ける苗移植機において、苗移
植ユニットの昇降動作に連動して苗植付部を上下動させ
るフローティング昇降機構を設けて、旋回時や移動時に
植付ユニットを上昇操作したときには、苗植付部は自動
的にフローティングの最高点位置まで上昇して、この苗
植付部の最下位置に配備される覆土輪の地上高の一定高
さ以上の確保も図れて、作業性を向上させることができ
ると共に、車体の登板角を増大させてトラックなどに対
する積み込み作業の有利化を図ることができるものであ
る。
【0005】
【実施例】以下、本発明の実施例を図面に基づいて詳述
する。図1は苗移植部の側面図、図2は全体の側面図、
図3は同平面図、図4は同背面図である。図中(1)は
作業者が搭乗する走行車であるトラクタであり、前後輪
(2)(3)と操向ハンドル(4)と運転席(5)など
を備えると共に、前記ハンドル(4)前側のボンネット
(6)両側に左右予備苗台(7)を、またボンネット
(6)内側にエンジンをそれぞれ配設させ、エンジンに
よって前後輪(2)(3)を駆動して前後進させる一
方、操向ハンドル(4)によって前輪(2)を方向転換
させて走行進路を変更するように構成している。
【0006】図5乃至図6に示す如く、トラクタ(1)
後部に左右2つの植付ユニット(8)(8)からなる2
条植え移植部(9)を装備するもので、ユニットフレー
ム(10)と、該フレーム(10)に上下レール(1
1)(12)を介して前後方向に往復摺動させる苗載台
(13)と、苗載台(13)上面の苗トレイ(14)か
ら1株分のポット苗(A)を取出す箸形苗取出爪(1
5)と、該取出爪(15)からポット苗(A)を受取っ
て圃場面に植付けるホッパ形苗植付爪(16)と、植付
爪(16)の苗植付部前方の圃場面を鎮圧する均平ロー
ラ(17)と、植付爪(16)の苗植付部に相当する位
置の畝(B)上面を切開するカッタ(18)と、該カッ
タ(18)と前記ローラ(17)間に設ける均平板(1
9)と、植付爪(16)によって植付けられたポット苗
(A)の覆土を行う左右一対の覆土輪である培土ローラ
(20)(20)と、植付ミッションケース(21)
と、植付爪駆動ケース(22)(23)(24)を前記
各植付ユニット(8)(8)に夫々備えている。
【0007】そして、前記植付ミッションケース(2
1)から各駆動部に駆動力を伝え、取出爪(15)及び
植付爪(16)を所定軌跡上で苗取出及び苗植付の各動
作を夫々行わせると共に、苗載台(13)の前後方向往
復移動による苗横送り並びに苗載台(13)傾斜下端側
への苗トレイ(14)移動による苗縦送りの各動作を夫
々行わせ、所定植付け間隔でポット苗(A)を圃場面に
連続的に植付けるように構成している。
【0008】また、図7乃至図8に示す如く、左右両側
に後輪(3)を有するミッションケース(25)後側に
左右一対の支点板(26)前端側をボルト止め固定さ
せ、支点板(26)に昇降リンクであるロワリンク(2
7)前端の軸(28)を回転自在に連結させ、軸(2
8)を中心にロワリンク(27)後端側を上下に揺動さ
せると共に、T形のギヤケース(29)を左右ロワリン
ク(27)後端にヒッチフレーム(30)を介して固定
させ、ロワリンク(27)及びヒッチフレーム(30)
にリフトリンク(31)を介してミッションケース(2
5)上面に固設する油圧昇降シリンダ(32)のリフト
アーム(33)を連結させる。また、前記ロワリンク
(27)にリンクフレーム(34)下端を連結させ、ト
ップリンクを形成する油圧型リンクシリンダ(35)及
びピストンロッド(36)を介してミッションケース
(25)のリンクヒンジ(37)にリンクフレーム(3
4)上端を連結させると共に、前記ロワリンク(27)
の中間下側縁に四角筒形のツールバー(38)を溶接固
定させ、前記ツールバー(38)の両端を左右方向に延
設させ、左右後輪(3)(3)の間に略水平にツールバ
ー(38)を横架させる。
【0009】さらに、前記ツールバー(38)に締結板
(39)をボルト(40)によって摺動自在に取付け、
締結板(39)を左右摺動させて左右植付ユニット
(8)(8)のオフセット位置調節を行うと共に、前記
締結板(39)に軸受筒体(41)を溶接固定させ、前
記筒体(41)に前記ユニットフレーム(10)の一部
を構成するヒッチ板(42)を回転自在に取付けると共
に、左右の軸受筒体(41)(41)間に前記植付ミッ
ションケース(21)を回転自在に挾持させるもので、
前記ツールバー(38)と略平行な同一直線上に前記ギ
ヤケース(29)と前記軸受筒体(41)…を配置さ
せ、PTO横軸(43)をギヤケース(29)及び軸受
筒体(41)…に回転自在に軸支させ、前記走行ミッシ
ョンケース(25)後面に突出させるPTO軸(44)
に自在継手軸(45)を介してPTO横軸(43)を連
動連結させ、トラクタ(1)のエンジン出力をPTO横
軸(44)に伝え、植付ミッションケース(21)内部
にPTO横軸(43)からのPTO駆動力を伝えるよう
に構成している。
【0010】またさらに、前記ツールバー(38)と平
行に設けるレール(46)をリンクフレーム(34)に
固定させ、前記軸受筒体(41)に設ける規制バー(4
7)上端のローラ(48)を前記レール(46)に移動
自在に係入させ、前記リンクフレーム(34)と規制バ
ー(47)を連動リンク(49)によって連結させ、リ
ンクシリンダ(35)のピストンロッド(36)出入に
よりPTO横軸(43)軸芯を中心にユニットフレーム
(10)を上下に揺動させると共に、左右2条分の締結
板(39)とツールバー(38)間に油圧型スライドシ
リンダ(50)を介設して、該シリンダ(50)の伸縮
動作によって左右植付ユニット(10)(10)を同時
に左右同一方向に位置調節するように構成している。
【0011】また、前記トラクタ(1)機体にユニット
フレーム(10)前側をバネ(51)によって連結さ
せ、ハンドル(52)操作によって高さ調節するゲージ
輪(53)を左右ユニットフレーム(10)(10)後
側の連結部材(54)に設け、ユニットフレーム(1
0)に植付ミッションケース(21)を固定させると共
に、植付ミッションケース(21)に出力軸(55)を
介して前記植付爪駆動ケース(22)を上下に揺動自在
に取付け、該駆動ケース(22)にセンサフレーム(5
6)前端を固定させ、前後方向に延設させるセンサフレ
ーム(56)前端側に平行リンク(57)(57)を介
して均平フレーム(58)を設け、該フレーム(58)
に均平アーム(59)を介して均平ローラ(17)を取
付ける。さらに、前記センサフレーム(56)後端側に
支点軸(60a)を介して覆土アーム(60)前端を回
転自在に連結させ、前後方向に延設させる覆土アーム
(50)中間に培土ローラ(20)を設けると共に、前
記平行リンク(57)と覆土アーム(60)をロッド
(61)によって連結させ、覆土アーム(60)後端の
植深レバー(62)に前記リンク(57)及びアーム
(60)を連結させ、植深レバー(62)操作により各
ローラ(17)(20)を同時に同一方向に昇降させて
植付爪(16)に対する支持高さを変更させるように構
成している。
【0012】即ち、前記植付爪駆動ケース(22)に取
付けられる植付爪(16)及び各ローラ(17)(2
0)など苗植付部(63)は、植付ミッションケース
(21)の出力軸(55)を中心として上下揺動自在な
フローティング構造に設けて、畝(B)上面に各ローラ
(17)(20)を自在に追従させる如く接地させ畝
(B)上面と植付爪(16)の相対位置を一定とさせ
て、植付深さを一定維持させるように構成したものであ
る。
【0013】そして図1、図9、図10に示す如く、前
記ロワリンク(27)にフローティング昇降機構である
ワイヤロープ(64)を介しセンサフレーム(56)の
後端側を連動連結させるもので、植付ミッションケース
(21)上方及びセンサフレーム(56)後端上方のユ
ニットフレーム(10)に固設するブラケット(65)
(66)に回転軸(67)を介し前後一対の滑車(6
8)(69)を取付け、移植部(9)の下降時には前記
ロープ(64)に弛みをもたせる状態で滑車(68)
(69)に巻回させ、ロワリンク(27)を上動させて
の移植部(9)の上昇操作時には、ロワリンク(27)
とユニットフレーム(10)間の相対位置の変化でもっ
てロープ(64)を引張ってセンサフレーム(53)を
引上げ、後輪(3)接地部から最後部の培土ローラ(2
0)までの持上げ角(θ)及び培土ローラ(20)の地
上高さ(H)を強制的に最大とさせるように構成してい
る。
【0014】本実施例は上記の如く構成するものにし
て、旋回時や移動時にあって前記昇降シリンダ(32)
により移植部(9)を上昇操作するときには、通常フロ
ーティング状態で畝(B)上面に支持される植付爪(1
6)及び各ローラ(17)(20)など苗植付部(6
3)が、ロープ(64)の引張り作用によって通常位置
より強制的に引上げられて、最大の持上げ角(θ)及び
地上高さ(H)を確保する状態となって、従来のこれら
垂れ下がりによる接触破損事故などが防止されて、安全
性と作業性の向上が図れる。また持上げ角(θ)を大と
させることによって登板角も大とさせることができてト
ラックなどに対する積み込み作業の有利化を図ることが
できる。
【0015】また、図11は前記ロワリンク(27)と
センサフレーム(56)の後端間をアウタワイヤ(7
0)内を挿通させるフローティング昇降機構であるイン
ナワイヤ(71)で連動連結させて、前述同様移植部
(9)の上昇時植付爪(16)及び各ローラ(17)
(20)など苗植付部(63)を強制引上げするように
構成したものである。
【0016】さらに、図12はユニットフレーム(1
0)に取付けるフローティング昇降機構である電動シリ
ンダ(72)のシリンダロッド(73)先端に上下融通
自在にセンサフレーム(53)を連結させ、移植部
(9)を上昇させる昇降レバー(74)の上昇操作を検
出する上昇スイッチ(75)のオン操作によって、電動
シリンダ(72)を退入動作させて植付爪(16)及び
各ローラ(17)(20)など苗植付部(63)を強制
引上げするように構成したものであって、電動シリンダ
(72)に換え油圧シリンダや油圧或いは電動モータな
ど何れを用いても良い。
【0017】
【発明の効果】以上実施例から明らかなように本発明
は、走行車(1)に昇降リンク(27)を介し苗移植ユ
ニット(8)と昇降自在に装備すると共に、苗植付爪
(16)など有する苗植付部(63)を上下揺動自在に
苗移植ユニット(8)に設ける苗移植機において、苗移
植ユニット(8)の昇降動作に連動して苗植付部(6
3)を上下動させるフローティング昇降機構(64)
(71)(72)を設けたものであるから、旋回時や移
動時に植付ユニット(8)を上昇操作したときには、苗
植付部(63)を自動的にフローティングの最高点位置
まで上昇させて、この苗植付部(63)の最下位置に配
備される例えば覆土輪(20)の地上高の一定高さ以上
の確保も図ることができて、作業性を向上させることが
できると共に、車体の登板角を増大させてトラックなど
に対する積み込み作業の有利化を図ることができるなど
顕著な効果を奏するものである。
【図面の簡単な説明】
【図1】苗移植部の側面図である。
【図2】全体の側面図である。
【図3】全体の平面図である。
【図4】全体の背面図である。
【図5】苗移植部の平面説明図である。
【図6】苗移植機の側面説明図である。
【図7】トラクタと移植部と連結部の側面説明図であ
る。
【図8】トラクタと移植部と連結部の平面説明図であ
る。
【図9】培土ローラ部の背面説明図である。
【図10】苗移植部の上昇説明図である。
【図11】ワイヤによるフローティング昇降説明図であ
る。
【図12】電動シリンダによるフローティング昇降説明
図である。
【符号の説明】
(1) トラクタ(走行車) (8) 移植ユニット (16) 苗植付爪 (27) ロワリンク(昇降リンク) (63) 苗植付部 (64) ワイヤロープ(昇降機構) (71) インナワイヤ(昇降機構) (72) 電動シリンダ(昇降機構)

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 走行車に昇降リンクを介し苗移植ユニッ
    トと昇降自在に装備すると共に、苗植付爪など有する苗
    植付部を上下揺動自在に苗移植ユニットに設ける苗移植
    機において、苗移植ユニットの昇降動作に連動して苗植
    付部を上下動させるフローティング昇降機構を設けたこ
    とを特徴とする苗移植機。
JP17291795A 1995-06-14 1995-06-14 苗移植機 Pending JPH0921A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP17291795A JPH0921A (ja) 1995-06-14 1995-06-14 苗移植機

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP17291795A JPH0921A (ja) 1995-06-14 1995-06-14 苗移植機

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH0921A true JPH0921A (ja) 1997-01-07

Family

ID=15950753

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP17291795A Pending JPH0921A (ja) 1995-06-14 1995-06-14 苗移植機

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPH0921A (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2020202800A (ja) * 2019-06-18 2020-12-24 株式会社クボタ 移植機

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2020202800A (ja) * 2019-06-18 2020-12-24 株式会社クボタ 移植機

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