JPH025691Y2 - - Google Patents

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JPH025691Y2
JPH025691Y2 JP17441182U JP17441182U JPH025691Y2 JP H025691 Y2 JPH025691 Y2 JP H025691Y2 JP 17441182 U JP17441182 U JP 17441182U JP 17441182 U JP17441182 U JP 17441182U JP H025691 Y2 JPH025691 Y2 JP H025691Y2
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JP
Japan
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seedling planting
sensor float
planting device
vehicle body
transmission shaft
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JP17441182U
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JPS5977811U (ja
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Description

【考案の詳細な説明】 本考案は、苗植付装置を駆動装置により昇降自
在に車体に取付け、前記苗植付装置に上下揺動自
在に備えられたセンサーフロートを、その対地姿
勢が設定状態に維持されるように、前記駆動装置
の操作部に機械式連動機構により連動連結し、前
記車体から前記苗植付装置への伝動軸を、前記苗
植付装置の人為的対車体上昇操作に伴つて前記セ
ンサーフロートの先端部に接近する状態で配置し
た乗用田植機に関する。
上記乗用田植機において、センサーフロートの
前後長を長くして、その検出感度を安定化させる
と、苗植付装置の人為対車体上昇時において、セ
ンサーフロートの前端部と伝動軸とが接当干渉す
る問題があつた。そこで、従来、第4図に示すよ
うに、対伝動軸13接当回避用の切欠部23をセ
ンサーフロート8aの前端部に一体形成して、セ
ンサーフロート8aの前後長を長くしていた。
しかしながら、植付走行に伴ないセンサーフロ
ート8aにより泥押された泥土が前記切欠部23
内に盛り上がり、かつ、センサーフロート8aの
上面に乗り上がるために、センサーフロート8a
の検出感度が変化し、その検出結果に基づいた苗
植付装置9の自動昇降に支障を来たす欠点があつ
た。
本考案の目的は、上述従来の実情に鑑みて、セ
ンサーフロートの前後長を長くし、かつ、伝動軸
との接当損傷を回避しなら、センサーフロート上
面への泥の乗り上げを防止する点にある。
本考案の特徴構成は、冒記乗用田植機におい
て、前記センサーフロートが前記伝動軸による押
圧によつて前記苗植付装置に対する自由下降位置
から弾性復元力に抗して相対下降するように構成
した弾性融通部を、前記機械式連動機構に備えさ
せてある事にある。
つまり、苗植付装置の人為対車体上昇時におい
て弾性融通部の作用によりセンサーフロートをそ
の自由下降位置からさらに下降させて伝動軸との
接当損傷を回避するものであるから、従来構成の
如き対伝動軸接当回避用切欠部を省いた状態でセ
ンサーフロートの前後長を長くすることができ
て、センサーフロートの検出感度を一層安定化で
きると共に、検出精度低下の原因となる泥の乗り
上げを防止でき、その結果、苗植付装置の自動昇
降制御を確実にして、極めて良好な苗植付作業を
行なえるに至つた。
また、切欠部を省くことによつて、センサーフ
ロートの形状を簡略化できて、その製作加工を容
易にし得る利点がある。
次に本考案の実施例を例示図に基づいて詳述す
る。
第1図に示すように、左右一対の推進後車輪
1、及び左右一対のステアリング用推進前車輪2
を備えた車体フレーム3に、前部原動部4及び塔
乗運転部6を設けると共に、一定ストロークで横
往復移動する傾斜苗のせ台6、その苗のせ台6に
左右に並べて載置した複数枚のマツト状苗Wの下
端列から順次一株分づつの苗を取出し泥面に植付
ける複数の苗植付爪7、及び、車体左右方向に並
置された複数の整地フロート8,8a等諸装置を
備えた苗植付装置9を、車体フレーム3の後端部
に、リンク機構10を介して油圧シリンダ11に
より対車体昇降操作自在に連結し、もつて、車体
の走行に伴ない順次複数条の苗を植付ける乗用田
植機を構成してある。
前記苗のせ台6、及び、苗植付爪7を駆動する
に、それらを連動連結した植付ミツシヨンケース
12と、本機側原動部4とを、車体左右中央に配
設した伝動軸13により連動連結し、かつ、その
伝動軸13に介装した2個のユニバーサルジヨイ
ント14により伝動軸13の屈折揺動を可能にし
て、苗植付装置9の昇降を許容すべく構成してあ
る。
前記苗植付装置9の対車体昇降操作構造を構成
するに、第2図に示すように、車体左右中央に配
置したセンサーフロート8aを、その後端側横向
き軸芯X周りで上下揺動自在に苗植付装置9に取
付けると共に、センサーフロート8aの揺動前端
部と苗植付装置9とを連結するリンク機構15の
一方のリンク15aと前記昇降油圧シリンダ11
用制御弁16の操作部16aとをワイヤー17を
介して連動連結し、かつ、そのリンク機構15に
付設したスプリング18により前記リンク15a
を介してセンサーフロート8aを弾性下降付勢
し、もつて、植付走行時において、耕盤深さの変
動に起因した苗植付装置9の対地高さ変化をセン
サーフロート8aの揺動により検出し、その検出
結果に基づいて苗植付装置9の対地高さを適正作
業高さに維持すべく制御弁16を自動操作するよ
うに構成してある。
又、前記制御弁16の操作部16aに手動操作
レバー19を連設し、その操作レバー19を自動
操作位置Aに操作保持することにより、前述の如
き苗植付装置9自動昇降制御状態を現出すると共
に、強制上昇位置Uに操作することにより、路上
走行や車体旋回に際して苗植付装置9を強制上昇
させ、また、固定位置Nに操作することにより、
上昇状態の苗植付装置9の下降を阻止し、さら
に、下降位置Dに操作することにより苗植付装置
9の自重下降を許容するように構成してある。
尚、図中20は、前記スプリング18にワイヤ
21を介して連結したセンサー荷重変更用レバー
であり、そのレバー20によりスプリング18の
付勢力を変更調節し、泥面の軟硬に応じてセンサ
ーフロート8aの設定接地荷重を調節するように
構成してある。
前記センサーフロート8aについて詳述する
と、センサーフロート8a前端部を苗植付装置9
に連結するに、前記リンク機構15とセンサーフ
ロート8aとの間に、前記接地荷重設定用スプリ
ング18よりもバネ定数の大きいスプリング22
を介装してあり、第3図に示すように、前記操作
レバー19による苗植付装置9の人為的上昇に伴
なつて接近する前記伝動軸13の揺動部分とセン
サーフロート8a前端部との押圧接当に対して、
スプリング22の弾性融通作用によつてセンサー
フロート8aの前端部をその通常下降位置からさ
らに逃げ下降揺動させ、苗植付装置9の最大上昇
位置までの上昇を許容すべく構成してある。
つまり、スプリング22の弾性融通作用をもつ
てセンサーフロート8aの伝動軸13との接当損
傷を回避するようにしたことによつて、泥面の凹
凸に対してセンサーフロート8aの検出感度を安
定化させるべくその前後長を極力長くし乍らも、
例えば、センサーフロート8aの延設前端部に第
4図に示すような伝動軸13との接当回避用切欠
部23を形成すること無く、前端部の形状を他の
整地フロート8と略同形の泥抵抗の少ない形状に
できるようにし、泥押しによる泥のセンサーフロ
ート8a上面への乗り上げを防止して、センサー
フロート8aの検出精度を良好に維持するように
構成してある。
尚、伝動軸13との押圧接当に対してセンサー
フロート8a前端部をその自由下降位置よりも逃
げ下降させるに、スプリング22をリンク機構1
5とセンサーフロート8aとの間に介装するに代
えて、センサーフロート8aと昇降用制御弁16
とを連動するワイヤ17等各種の機械式連動機構
にスプリング等種々の弾性融通部22を介装して
も良く、それら機械式連動機構17及び弾性融通
部22の具体的構造は、各種の構成変更が可能で
ある。
又、伝動軸13との接当回避用切欠部23を省
いた状態のセンサーフロート8a前端部の形状も
各種の構成変更が可能である。
本考案は、センサーフロート揺動検出タイプの
苗植付装置自動昇降制御機構を備えた各種型式の
乗用田植機を対象とするものである。
【図面の簡単な説明】
図面は本考案に係る乗用田植機の実施例及び従
来例を例示し、第1図は全体側面図、第2図は昇
降操作構造を示す一部断面概略側面図、第3図は
センサーフロート上昇状態を示す一部断面側面
図、第4図は従来におけるセンサーフロート上昇
状態を示す概略斜視図である。 8a……センサーフロート、9……苗植付装
置、11……駆動装置、13……伝動軸、16…
…操作部、17……機械式連動機構、22……弾
性融通部。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 苗植付装置9を駆動装置11により昇降自在に
    車体に取付け、前記苗植付装置9に上下揺動自在
    に備えられたセンサーフロート8aを、その対地
    姿勢が設定状態に維持されるように、前記駆動装
    置11の操作部16に機械式連動機構17により
    連動連結し、前記車体から前記苗植付装置9への
    伝動軸13を、前記苗植付装置9の人為的対車体
    上昇操作に伴つて前記センサーフロート8aの先
    端部に接近する状態で配置した乗用田植機であつ
    て、前記センサーフロート8aが前記伝動軸13
    による押圧によつて前記苗植付装置9に対する自
    由下降位置から弾性復元力に抗して相対下降する
    ように構成した弾性融通部22を、前記機械式連
    動機構17に備えさせてある事を特徴とする乗用
    田植機。
JP17441182U 1982-11-17 1982-11-17 乗用田植機 Granted JPS5977811U (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP17441182U JPS5977811U (ja) 1982-11-17 1982-11-17 乗用田植機

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP17441182U JPS5977811U (ja) 1982-11-17 1982-11-17 乗用田植機

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Publication Number Publication Date
JPS5977811U JPS5977811U (ja) 1984-05-26
JPH025691Y2 true JPH025691Y2 (ja) 1990-02-13

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ID=30379703

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JP17441182U Granted JPS5977811U (ja) 1982-11-17 1982-11-17 乗用田植機

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH0637624Y2 (ja) * 1986-01-24 1994-10-05 ヤンマー農機株式会社 田植機の昇降制御装置

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Publication number Publication date
JPS5977811U (ja) 1984-05-26

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