JPH09219462A - 半導体集積回路装置およびその製造方法 - Google Patents

半導体集積回路装置およびその製造方法

Info

Publication number
JPH09219462A
JPH09219462A JP8022305A JP2230596A JPH09219462A JP H09219462 A JPH09219462 A JP H09219462A JP 8022305 A JP8022305 A JP 8022305A JP 2230596 A JP2230596 A JP 2230596A JP H09219462 A JPH09219462 A JP H09219462A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
thin film
circuit device
element mounting
integrated circuit
semiconductor integrated
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP8022305A
Other languages
English (en)
Inventor
Toshinao Saito
敏直 斉藤
Kazuhito Kusama
一仁 草間
Hiroshi Matsuzaka
浩志 松坂
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
ENZAN SEISAKUSHO KK
Hitachi Ltd
Original Assignee
ENZAN SEISAKUSHO KK
Hitachi Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by ENZAN SEISAKUSHO KK, Hitachi Ltd filed Critical ENZAN SEISAKUSHO KK
Priority to JP8022305A priority Critical patent/JPH09219462A/ja
Publication of JPH09219462A publication Critical patent/JPH09219462A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Classifications

    • HELECTRICITY
    • H01ELECTRIC ELEMENTS
    • H01LSEMICONDUCTOR DEVICES NOT COVERED BY CLASS H10
    • H01L2224/00Indexing scheme for arrangements for connecting or disconnecting semiconductor or solid-state bodies and methods related thereto as covered by H01L24/00
    • H01L2224/01Means for bonding being attached to, or being formed on, the surface to be connected, e.g. chip-to-package, die-attach, "first-level" interconnects; Manufacturing methods related thereto
    • H01L2224/10Bump connectors; Manufacturing methods related thereto
    • H01L2224/15Structure, shape, material or disposition of the bump connectors after the connecting process
    • H01L2224/16Structure, shape, material or disposition of the bump connectors after the connecting process of an individual bump connector
    • H01L2224/161Disposition
    • H01L2224/16151Disposition the bump connector connecting between a semiconductor or solid-state body and an item not being a semiconductor or solid-state body, e.g. chip-to-substrate, chip-to-passive
    • H01L2224/16221Disposition the bump connector connecting between a semiconductor or solid-state body and an item not being a semiconductor or solid-state body, e.g. chip-to-substrate, chip-to-passive the body and the item being stacked
    • H01L2224/16245Disposition the bump connector connecting between a semiconductor or solid-state body and an item not being a semiconductor or solid-state body, e.g. chip-to-substrate, chip-to-passive the body and the item being stacked the item being metallic

Landscapes

  • Encapsulation Of And Coatings For Semiconductor Or Solid State Devices (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 面実装形の半導体集積回路装置の小形化を図
る。 【解決手段】 半導体素子1を搭載する素子搭載面2a
およびこれの反対側の非素子搭載面2bを備えかつ半導
体素子1の電極とバンプ3を介して電気的に接続される
2つの薄膜引出し電極4が素子搭載面2aに形成された
セラミック基板2と、半導体素子1が搭載されたセラミ
ック基板2の素子搭載面2aに接合する接合面5aおよ
びこれの反対側の露出面5bを備えかつ半導体素子1を
封止する封止部5と、セラミック基板2の非素子搭載面
2bおよび封止部5の露出面5bの両面に付着された薄
膜外部端子6と、薄膜引出し電極4と薄膜外部端子6と
を電気的に接続しかつセラミック基板2の側面2cおよ
び封止部5の側面5cの両面に付着された薄膜側面電極
7とからなる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、半導体製造技術に
関し、特に、小形化を図るダイオード(半導体素子を搭
載したダイオード)などの面実装形の半導体集積回路装
置およびその製造方法に関する。
【0002】
【従来の技術】以下に説明する技術は、本発明を研究、
完成するに際し、本発明者によって検討されたものであ
り、その概要は次のとおりである。
【0003】面実装形の半導体集積回路装置の一例であ
る半導体素子を搭載したダイオード(チップダイオード
とも呼ぶ)には、リード線と半導体素子(ペレット)と
ガラススリーブとからなるDHD(ダブルヘットダイオ
ード)と、リードフレーム上に固定した半導体素子の電
極とリードフレームとをワイヤボンディングによって接
続した後樹脂封止した樹脂封止形ダイオードとがある。
【0004】ここで、半導体集積回路装置の製造方法の
一例として、前記樹脂封止形ダイオードの製造方法につ
いて説明する。
【0005】まず、リードフレーム上に、銀ペースト層
あるいは金・シリコン共晶合金層などの導電層を介して
半導体素子をマウンティングする。
【0006】続いて、半導体素子の電極とリードフレー
ムのリード部とを金線あるいはアルミニウム線などの金
属ワイヤによりボンディングする。
【0007】その後、リードフレームを金型にセット
し、エポキシやシリコーンなどの樹脂を封入して全体を
樹脂により成型封止する。
【0008】なお、樹脂封止型の半導体集積回路装置な
どの電子部品については、例えば、株式会社工業調査
会、1980年1月15日発行、「IC化実装技術(日
本マイクロエレクトロニクス協会編)」135〜156
頁に記載されており、そこでは半導体集積回路装置の種
々のパッケージ(封止)方法の説明に関連して、リード
を有する樹脂封止型の半導体集積回路装置が紹介されて
いる。
【0009】ここで、前記DHDや樹脂封止形ダイオー
ドなどの半導体集積回路装置では、その軽薄短小化が進
んでいる(例えば、抵抗モジュールなどでは10mm×
5mmのサイズが最小)。
【0010】
【発明が解決しようとする課題】ところが、前記した技
術におけるDHDや樹脂封止形ダイオードなどの半導体
集積回路装置では、その部品の構造上および製造方法上
の理由により、半導体集積回路装置の軽薄短小化の実現
が困難になってきていることが問題とされる。
【0011】また、部材費や加工費が増加しており原価
低減が厳しくなっていることが問題とされ、さらに、製
品サイズが小さくなってきているため、その耐湿性や気
密性が悪くなることも問題とされる。
【0012】本発明の目的は、小形化を図るダイオード
などの面実装形の半導体集積回路装置およびその製造方
法を提供することにある。
【0013】本発明の前記ならびにその他の目的と新規
な特徴は、本明細書の記述および添付図面から明らかに
なるであろう。
【0014】
【課題を解決するための手段】本願において開示される
発明のうち、代表的なものの概要を簡単に説明すれば、
以下のとおりである。
【0015】すなわち、本発明の半導体集積回路装置
は、半導体素子を搭載した面実装形のものであり、前記
半導体素子を搭載する素子搭載面およびこれの反対側の
非素子搭載面を備えかつ前記半導体素子上の電極とバン
プなどの接続電極を介して電気的に接続される少なくと
も2つの薄膜引出し電極が前記素子搭載面に形成された
素子搭載基板と、前記半導体素子が搭載された前記素子
搭載基板の素子搭載面に接合する接合面およびこれの反
対側の露出面を備えかつ前記半導体素子を封止する封止
部と、前記素子搭載基板の非素子搭載面または前記封止
部の露出面のうちの少なくとも何れか一方の面に付着さ
れた薄膜外部端子と、前記薄膜引出し電極と前記薄膜外
部端子とを電気的に接続しかつ前記素子搭載基板の側面
または前記封止部の側面のうちの何れか一方の側面もし
くは両側面に付着された薄膜側面電極とを有するもので
ある。
【0016】これにより、インナリード部である薄膜引
出し電極を別々の部材によって支持する必要がなくな
り、かつ、アウタリード部である薄膜外部端子を突出さ
せない構造にすることができる。
【0017】その結果、半導体集積回路装置の小形化を
図ることができる。
【0018】また、本発明の半導体集積回路装置は、前
記薄膜引出し電極または前記薄膜外部端子もしくはその
両者がスクリーン印刷によって付着された電極または端
子である。
【0019】さらに、本発明の半導体集積回路装置は、
前記封止部はガラスペーストまたは樹脂ペーストを用
い、かつスクリーン印刷によって形成された部材であ
る。
【0020】なお、本発明の半導体集積回路装置は、前
記接続電極がバンプであり、前記半導体素子が前記素子
搭載基板に搭載された際に前記半導体素子の支持を補助
するダミーバンプが設けられているか、もしくは、前記
バンプが細長い形状からなる長手バンプである。
【0021】また、本発明の半導体集積回路装置の製造
方法は、所定数の素子搭載基板に対応した基板領域を有
する基板部材を準備する工程、前記基板部材の相互に隣
接した素子搭載基板同士の外周部を横断させて前記薄膜
引出し電極を付着する工程、バンプなどの接続電極を前
記薄膜引出し電極に接続して前記半導体素子を前記素子
搭載基板に搭載する工程、前記素子搭載基板に搭載され
た前記半導体素子を封止する工程、前記素子搭載基板の
前記非素子搭載面または前記封止部の前記露出面のうち
の少なくとも何れか一方の面の所定箇所に薄膜外部端子
を付着する工程、前記基板部材および前記封止部を前記
基板部材の前記素子搭載基板ごとに切断することによ
り、隣接した素子搭載基板同士の外周部を横断する前記
薄膜引出し電極を切断する工程、前記素子搭載基板の側
面または前記封止部の側面のうちの何れか一方の側面も
しくは両側面に薄膜側面電極を付着して、前記薄膜引出
し電極と前記薄膜外部端子とを電気的に接続する工程を
有するものである。
【0022】さらに、本発明の半導体集積回路装置の製
造方法は、前記基板部材の各々の素子搭載基板の外周部
に沿って多数の切り欠きが形成され、前記基板部材を切
断して前記素子搭載基板を形成する際に、前記切り欠き
に沿って切断するものである。
【0023】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態を図面
に基づいて詳細に説明する。
【0024】図1は本発明による半導体集積回路装置の
構造の実施の形態の一例を示す斜視図、図2は本発明に
よる半導体集積回路装置の構造の実施の形態の一例を分
解して示す斜視図、図3は本発明の半導体集積回路装置
の製造方法における基板部材の構造の実施の形態の一例
を示す図であり、(a)はその斜視図、(b)は基板部
材における切り欠きの部分拡大断面図、図4は本発明の
半導体集積回路装置の製造方法におけるスクリーン印刷
の実施の形態の一例を示す概念図、図5は本発明の半導
体集積回路装置の製造方法における基板部材の構造の実
施の形態の一例を示す斜視図、図6は本発明の半導体集
積回路装置の製造方法における基板部材の構造の実施の
形態の一例を示す斜視図、図7(a),(b)は本発明の
半導体集積回路装置における半導体素子の構造の実施の
形態の一例を示す斜視図である。
【0025】本実施の形態による半導体集積回路装置
は、半導体素子1を搭載しかつリードフレームを有して
いない面実装形のものであり、ここでは、その一例とし
て、半導体素子1を搭載した2極のダイオード(チップ
ダイオードまたはシリコンダイオードとも呼ぶ)につい
て説明する。
【0026】前記ダイオードの構成は、半導体素子1を
搭載する素子搭載面2aおよびこれの反対側の非素子搭
載面2bを備えかつ半導体素子1上の電極1aと接続電
極であるバンプ3を介して電気的に接続される2つの薄
膜引出し電極4が素子搭載面2aに形成された素子搭載
基板であるセラミック基板2と、半導体素子1が搭載さ
れたセラミック基板2の素子搭載面2aに接合する接合
面5aおよびこれの反対側の露出面5bを備えかつ半導
体素子1を封止する封止部5と、セラミック基板2の非
素子搭載面2bまたは封止部5の露出面5bのうちの少
なくとも何れか一方の面に付着された薄膜外部端子6
と、薄膜引出し電極4と薄膜外部端子6とを電気的に接
続しかつセラミック基板2の側面2cまたは封止部5の
側面5cのうちの何れか一方の側面2c,5cもしくは
両方の側面2c,5cに付着された薄膜側面電極7とか
らなるものである。
【0027】なお、本実施の形態においては、アウタリ
ード部である薄膜外部端子6がセラミック基板2の非素
子搭載面2bの端部2dと封止部5の露出面5bの端部
5dとの両者に付着形成された場合を説明する。ただ
し、薄膜外部端子6は、セラミック基板2の非素子搭載
面2bと封止部5の露出面5bのうちの少なくとも何れ
か一方の面に付着形成されていればよい。
【0028】また、本実施の形態においては、薄膜側面
電極7がセラミック基板2の側面2cと封止部5の側面
5cとの両者に付着形成された場合を説明する。ただ
し、薄膜側面電極7は、薄膜外部端子6がセラミック基
板2の非素子搭載面2bと封止部5の露出面5bのうち
の何れか一方の面にだけ付着形成されている場合には、
セラミック基板2の側面2cと封止部5の側面5cのう
ちの何れか一方の面にだけ付着形成され、インナリード
部である薄膜引出し電極4とアウタリード部である薄膜
外部端子6とを電気的に接続していてもよい。
【0029】ここで、前記素子搭載基板は耐熱性を必要
とされることにより、セラミック基板2が最適である。
【0030】また、薄膜引出し電極4または薄膜外部端
子6は、好ましくは、スクリーン印刷によって付着形成
されるものであり、その際に、ペースト10cとして、
例えば、銀−パラジウムなどを用いる。
【0031】ただし、薄膜引出し電極4または薄膜外部
端子6は、両者ともスクリーン印刷に限らず、蒸着など
によって付着形成してもよく、何れか一方がスクリーン
印刷で他方を蒸着によって付着形成してもよい。
【0032】なお、薄膜側面電極7は、好ましくは、浸
漬(ディップ)方法によって付着形成されるものであ
り、その際にも、例えば、銀−パラジウムなどを用い
る。
【0033】ただし、薄膜側面電極7についても、前記
浸漬方法以外のスクリーン印刷や蒸着などによって付着
形成してもよい。
【0034】また、封止部5は、セラミック基板2と接
合相性の良い材料によって半導体素子1を封止すること
により形成されるものであるが、例えば、ガラスペース
トやエポキシ系などの樹脂ペーストを用いて、スクリー
ン印刷によって形成されることが好ましい。
【0035】ただし、封止部5はスクリーン印刷以外の
方法、例えば、ディスペンサなどを用いた塗布手段によ
って形成してもよく、また、素子搭載基板がセラミック
基板2以外のものである場合には、ガラスペーストやエ
ポキシ系などの樹脂ペースト以外の他の接合相性の良い
材料によって封止されていてもよい。
【0036】ここで、本実施の形態による半導体集積回
路装置は、ダイオードであるため、基本的に半導体素子
1には、図7(a)に示すように、2つのバンプ3がそ
れぞれ電極1a上に搭載されている。しかし、搭載時の
半導体素子1の支持を安定化させるために、図7(b)
に示すように、半導体素子1の支持を補助するダミーバ
ンプ3aが設けられていてもよい。この場合は、ダミー
バンプ3aが1つ設けられているため、合計3つのバン
プ3(1つはダミーバンプ3a)が設けられている。
【0037】なお、ダミーバンプ3aの設置数は、特に
限定されるものではない。
【0038】これにより、半導体素子1は2つのバンプ
3と1つのダミーバンプ3aとを介してセラミック基板
2上に搭載され、前記2つのバンプ3を介して薄膜引出
し電極4と電気的に接続されている。
【0039】次に、本実施の形態による半導体集積回路
装置(ダイオード)の製造方法について説明する。
【0040】まず、図3(a)に示すように、所定数の
セラミック基板2に対応した基板領域8aを有する基板
部材8を準備する。なお、基板部材8において、少なく
とも基板領域8aはセラミック材によって形成され、所
定数かつ所定の大きさのセラミック基板2を切断可能な
ように、各々のセラミック基板2の外周部2eには、図
3(b)に示すように、外周部2eに沿った多数の切り
欠きであるV溝9が形成されている。
【0041】ここで、切り欠きはV溝9に限らず、基板
部材8の切断を容易にするものであれば、他の形状から
なるものであっても良く、また、前記切り欠きは、特
に、形成されていなくても良い。
【0042】続いて、図5に示すように、基板部材8の
相互に隣接したセラミック基板2同士の外周部2eを横
断させて薄膜引出し電極4を素子搭載面2aに付着形成
する。
【0043】この時、薄膜引出し電極4をスクリーン印
刷によって付着形成し、続いて焼成などの熱処理を行
う。
【0044】なお、スクリーン印刷は、図4に示すよう
に、箆であるスキージ10aによって銀−パラジウムな
どのぺースト10cをスクリーン10bを介して転写塗
布するものである。
【0045】ここで、スクリーン10bは、例えば、メ
ッシュ状のステンレス鋼などによって形成され、スクリ
ーン枠10dによって保持されている。
【0046】さらに、スクリーン10bには、乳剤10
eが塗布されており、乳剤10eが塗布された箇所はぺ
ースト10cが通過せず、乳剤10eが塗布されていな
い箇所だけぺースト10cが通過する。
【0047】これにより、薄膜引出し電極4の付着形成
を行うことができる。
【0048】なお、本実施の形態のダイオードは、セラ
ミック基板2の非素子搭載面2bおよび封止部5の露出
面5bの両者に薄膜外部端子6を付着形成するため、薄
膜引出し電極4の付着形成後、セラミック基板2の非素
子搭載面2bに対しての薄膜外部端子6の付着形成を行
う。
【0049】つまり、図6に示すように、基板部材8の
基板領域8aに有した多数のセラミック基板2の非素子
搭載面2bにおいて、各々のセラミック基板2の薄膜引
出し電極4(図5参照)が形成された方向とほぼ直角を
成す方向の端部2d(図2参照)にだけ薄膜外部端子6
をスクリーン印刷によって付着形成し、続いて焼成など
の熱処理を行う。
【0050】したがって、各々のセラミック基板2の非
素子搭載面2bの端部2dにおいて、所定の1方向(薄
膜引出し電極4が形成された方向とほぼ直角を成す方
向)にだけ薄膜外部端子6が付着形成されたことにな
る。
【0051】その後、接続電極であるバンプ3を薄膜引
出し電極4に接続して所定数の半導体素子1をセラミッ
ク基板2上に搭載する。
【0052】つまり、図7(b)に示す半導体素子1上
のバンプ3と薄膜引出し電極4とを導電性ぺーストなど
によって接合する。
【0053】その後、セラミック基板2に搭載された所
定数の半導体素子1をスクリーン印刷によって封止す
る。
【0054】この時、セラミックと接合相性の良いガラ
スペーストなどを2回スクリーン印刷する。ただし、印
刷条件、製品外形寸法などによってスクリーン印刷の実
施回数は、1回でも複数回であってもよい。
【0055】スクリーン印刷後は、その都度、炉などに
より封止部5の乾燥作業を行う。
【0056】その後、封止部5の露出面5bの端部5d
に、スクリーン印刷によって薄膜外部端子6を付着形成
する。
【0057】これは、非素子搭載面2bに付着形成した
薄膜外部端子6と同方法によって、かつ同位置、同方向
(薄膜引出し電極4が形成された方向とほぼ直角を成す
方向の端部5dの位置)に薄膜外部端子6を付着形成す
るものであり、続いて焼成などの熱処理を行う。
【0058】したがって、封止部5の露出面5bの端部
5dにおいて、所定の1方向(薄膜引出し電極4が形成
された方向とほぼ直角を成す方向)にだけ薄膜外部端子
6が付着形成されたことになる。
【0059】その後、基板部材8の各々のセラミック基
板2において、薄膜引出し電極4と直角を成す方向の外
周部2eだけ、セラミック基板2ごとに基板部材8と封
止部5とを切断する第1クラッキングを行う。
【0060】この時、セラミック基板2ごとにその外周
部2eに沿って多数の切り欠きであるV溝9が形成さ
れ、V溝9に沿って切断することにより、作業者がカッ
ターなどの治工具を用いずに、容易に切断することがで
きる。
【0061】これにより、隣接したセラミック基板2同
士の外周部2eを横断する薄膜引出し電極4を切断する
ことができる。
【0062】なお、この時点で、本実施の形態において
は、対向する2つの切断面に複数個の薄膜引出し電極4
の断面が露出し、かつ複数枚のセラミック基板2が繋が
ったスティック状の部材が形成される。
【0063】その後、セラミック基板2の側面2cと封
止部5の側面5cとに浸漬方法によって薄膜側面電極7
を付着形成する。
【0064】これにより、薄膜引出し電極4と、非素子
搭載面2bおよび露出面5bの薄膜外部端子6とを薄膜
側面電極7によって電気的に接続することができる。
【0065】その結果、薄膜外部端子6や薄膜側面電極
7によって、本実施の形態によるダイオードをプリント
基板などの実装基板に実装した際に、実装基板の配線な
どと電気的な接合を図ることができる。
【0066】その後、複数枚のセラミック基板2が繋が
った前記スティック状の部材において、薄膜引出し電極
4と平行な方向の外周部2eを切断する第2クラッキン
グを行う。
【0067】これにより、各々のセラミック基板2ごと
の切断が終了し、ダイオード単体の形状とすることがで
きる。
【0068】その後、切断されたダイオードに電気めっ
き(バレルめっきとも呼ぶ)などのめっき処理を行う。
【0069】これは、銀−パラジウムからなる薄膜外部
端子6および薄膜側面電極7の各々の表面に、Niめっ
き、はんだめっきの順序でめっき処理を行うものであ
る。
【0070】これによって、ダイオードをプリント基板
などの実装基板に実装した際に、ダイオードと実装基板
との接合条件を向上させることができる。
【0071】また、Niめっきを行なうことによって、
はんだの食われ現象を防止することができる。
【0072】その後、ダイオードの特性検査を行い、良
品、不良品の選別を行なう。
【0073】さらに、良品のダイオードをテーピング
し、梱包を行って出荷する。
【0074】なお、本実施の形態によるダイオードは、
第2クラッキングが終了した時点で、それぞれが側面2
cと側面5cとからなる4つの切断面を有し、かつ非素
子搭載面2bおよび露出面5bが四辺形のものであり、
対向する少なくとも2つの前記切断面に薄膜引出し電極
4の断面が露出しているものである。
【0075】また、基板部材8においてセラミック基板
2の外周部2eにV溝9などの切り欠きが形成されてい
ない場合、第1クラッキングまたは第2クラッキング時
には、カッターなどの治工具を用いて切断を行う。
【0076】さらに、前記ダイオードについては、セラ
ミック基板2の非素子搭載面2bおよび封止部5の露出
面5bの両者に薄膜外部端子6を付着形成する場合を説
明した。
【0077】これは、薄膜外部端子6を非素子搭載面2
bと露出面5bとの両面に付着形成することにより、前
記ダイオードをプリント基板などの実装基板に搭載する
際の作業性を向上させるためのものである。
【0078】つまり、薄膜外部端子6が非素子搭載面2
bと露出面5bとの両面に付着形成されていれば、ダイ
オードを搭載する際に、表裏面(非素子搭載面2bと露
出面5bのこと)の何れを前記実装基板側に向けて実装
させてもよい。
【0079】しかし、薄膜外部端子6は、必ずしも非素
子搭載面2bと露出面5bとの両面に付着形成する必要
はなく、何れかの面に付着形成されていればよい。
【0080】例えば、封止部5の露出面5bだけに薄膜
外部端子6を付着形成する場合、前記した本実施の形態
による半導体集積回路装置(ダイオード)の製造方法に
おいて、非素子搭載面2bに薄膜外部端子6を付着形成
する工程は省略することができる。
【0081】さらに、この場合、薄膜側面電極7の付着
形成についても、封止部5の側面5cにだけ付着形成す
ればよく、これにより、薄膜引出し電極4と薄膜外部端
子6とを薄膜側面電極7によって電気的に接続すること
はできる。
【0082】なお、非素子搭載面2bだけに薄膜外部端
子6を付着形成する場合についても、前記した露出面5
bだけに薄膜外部端子6を付着形成する場合と同様であ
ることは言うまでもない。
【0083】本実施の形態の半導体集積回路装置(ダイ
オード)およびその製造方法によれば、以下のような作
用効果が得られる。
【0084】すなわち、セラミック基板2の素子搭載面
2aに半導体素子1上の電極1aと電気的に接続される
薄膜引出し電極4が形成され、かつ素子搭載面2aに半
導体素子1が搭載されることにより、インナリード部で
ある薄膜引出し電極4を別々の部材によって支持する必
要がなくなる。
【0085】さらに、薄膜引出し電極4と電気的に接続
する薄膜外部端子6が、セラミック基板2の非素子搭載
面2bまたは封止部5の露出面5bのうちの少なくとも
何れか一方の面に形成されていることにより、アウタリ
ード部である薄膜外部端子6が突出していない構造とす
ることができる。
【0086】その結果、半導体集積回路装置(ダイオー
ド)の小形化を図ることが可能になる。
【0087】なお、本実施の形態のように、前記半導体
集積回路装置がダイオードの場合においては、図2に示
すように、本体の大きさがその一例として10mm×5
mmの小形サイズで、かつ半導体素子1を搭載したダイ
オードを実現することが可能になる。
【0088】また、インナリード部である薄膜引出し電
極4を別々の部材によって支持する必要がなくなるた
め、部品点数を削減することが可能になる。
【0089】これにより、製造コストを低減することが
できる。
【0090】また、薄膜引出し電極4または薄膜外部端
子6もしくはその両者がスクリーン印刷によって形成さ
れた電極または端子であることにより、製造コストを低
減するとともに、バッチ処理によって薄膜引出し電極4
または薄膜外部端子6を形成することができる。
【0091】なお、封止部5をガラスペーストまたは樹
脂ペーストを用いて、スクリーン印刷によって形成する
ことにより、前記同様、製造コストを低減できる。
【0092】さらに、素子搭載基板がセラミック基板2
であることにより、セラミック基板2と接合相性の良い
ペースト、つまり、ガラスペーストや樹脂ペーストを用
いて封止を行うことにより、封止部5の耐湿性および気
密性を向上させることができる。
【0093】ここで、スクリーン印刷によって薄膜引出
し電極4または薄膜外部端子6を形成し、さらに半導体
素子1の封止を行うことにより、1枚の基板部材8当た
り、数千枚のセラミック基板2のバッチ処理を実現する
ことができる。
【0094】その結果、半導体集積回路装置(ダイオー
ド)の製造スループットを向上させることができる。
【0095】また、半導体素子1とセラミック基板2と
を接続する接続電極がバンプ3であり、半導体素子1が
セラミック基板2に搭載された際に半導体素子1の支持
を補助するダミーバンプ3aが設けられていることによ
り、半導体素子1を支持する箇所が3箇所になるため、
半導体素子1が傾いて搭載されることを低減でき、その
結果、半導体素子1の接合を安定化させることができ
る。
【0096】さらに、基板部材8の各々のセラミック基
板2の外周部2eに沿って切り欠きであるV溝9が形成
されていることにより、基板部材8を切断してセラミッ
ク基板2を形成する際に、カッターなどの切断工具など
を用いることなく、容易に、かつ正確な形状に基板部材
8を切断することができる。
【0097】以上、本発明者によってなされた発明を発
明の実施の形態に基づき具体的に説明したが、本発明は
前記発明の実施の形態に限定されるものではなく、その
要旨を逸脱しない範囲で種々変更可能であることは言う
までもない。
【0098】例えば、前記実施の形態による半導体集積
回路装置(ダイオード)の製造方法においては、セラミ
ック基板を基板部材から切断して形成する場合について
説明したが、セラミック基板は、予め、1つの半導体集
積回路装置に対応した所定の大きさに形成されたもので
あってもよい。
【0099】この場合、予め、1つの半導体集積回路装
置に対応した所定の大きさのセラミック基板を準備し、
その後、前記実施の形態で説明した半導体集積回路装置
の製造方法と同様の製造方法を用いることにより、前記
実施の形態において説明した半導体集積回路装置と同様
のものを製造することができる。
【0100】ここで、前記製造方法において、第1クラ
ッキングおよび第2クラッキングを省略可能であること
は言うまでもない。
【0101】また、前記実施の形態においては、素子搭
載基板がセラミック基板の場合について説明したが、前
記素子搭載基板は耐熱性を有するものであれば、エポキ
シ系の樹脂などによって形成されたプリント基板などで
あってもよい。
【0102】なお、前記実施の形態においては、半導体
素子が素子搭載基板に搭載された際に前記半導体素子の
支持を補助するダミーバンプが設けられている場合を説
明したが、図8に示す他の実施の形態の半導体素子1の
ように、接続電極が細長い形状からなる長手バンプ3b
であってもよい。
【0103】これにより、半導体素子1を支持する面積
が増加するため、半導体素子1が傾いて搭載されること
を低減でき、その結果、半導体素子1の接合を安定化さ
せることができる。
【0104】また、前記実施の形態で説明した半導体集
積回路装置は、図9に示す他の実施の形態の半導体集積
回路装置のような構造を有するものであってもよい。
【0105】ここで、図9に示す半導体集積回路装置
は、封止部5が、素子搭載基板であるセラミック基板2
と一体化された基板補助部材2fによって囲まれた構造
のものである。
【0106】これは、素子搭載基板がセラミックなどの
焼結材料によって形成されたものである場合、素子搭載
基板と同じ焼結材料によって形成された基板補助部材2
fを準備し、予め、薄膜引出し電極4を形成したセラミ
ック基板2と基板補助部材2fとを熱処理することによ
り、両者を一体化させたものである。
【0107】これにより、外観形状を精度良く形成可能
な小形の面実装形の半導体集積回路装置を実現すること
もできる。
【0108】なお、前記実施の形態においては、半導体
集積回路装置が2極の(2つの薄膜外部端子を有した)
ダイオードの場合について説明したが、前記半導体集積
回路装置は3極のトランジスタ、あるいは4極以上の多
数の薄膜外部端子を備えた他の半導体集積回路装置であ
ってもよい。
【0109】
【発明の効果】本願において開示される発明のうち、代
表的なものによって得られる効果を簡単に説明すれば、
以下のとおりである。
【0110】(1).素子搭載基板の素子搭載面に半導
体素子と接続される薄膜引出し電極が形成されているこ
とにより、インナリード部である薄膜引出し電極を別々
の部材によって支持する必要がなくなり、かつ薄膜引出
し電極と電気的に接続する薄膜外部端子が素子搭載基板
の非素子搭載面または封止部の露出面のうちの何れか一
方の面に形成されていることにより、アウタリード部で
ある薄膜外部端子が突出していない構造とすることがで
きる。これにより、半導体集積回路装置の小形化を図る
ことができる。
【0111】(2).インナリード部である薄膜引出し
電極を別々の部材によって支持する必要がなくなるた
め、部品点数を削減することが可能になる。これによ
り、製造コストを低減することができる。
【0112】(3).薄膜引出し電極または薄膜外部端
子もしくはその両者がスクリーン印刷によって形成され
た電極または端子であることにより、製造コストを低減
するとともに、バッチ処理によって薄膜引出し電極また
は薄膜外部端子を形成することができる。
【0113】(4).封止部をガラスペーストまたは樹
脂ペーストを用いて、スクリーン印刷によって形成する
ことにより、製造コストを低減できる。
【0114】(5).素子搭載基板がセラミック基板で
あることにより、セラミック基板と相性の良いペース
ト、つまり、ガラスペーストや樹脂ペーストを用いて封
止を行うことにより、封止部の耐湿性および気密性を向
上させることができる。
【0115】(6).スクリーン印刷によって薄膜引出
し電極または薄膜外部端子を形成し、さらに半導体素子
の封止を行うことにより、1枚の基板部材当たり、数千
枚の素子搭載基板のバッチ処理を実現することができ
る。その結果、半導体集積回路装置の製造スループット
を向上させることができる。
【0116】(7).半導体素子と素子搭載基板とを接
続する接続電極がバンプであり、半導体素子が素子搭載
基板に搭載された際に半導体素子の支持を補助するダミ
ーバンプが設けられているか、もしくは前記バンプが細
長い形状からなる長手バンプであることにより、半導体
素子が傾いて搭載されることを低減でき、その結果、半
導体素子の接合を安定化させることができる。
【0117】(8).基板部材上の各々の素子搭載基板
の外周部に沿って切り欠きが形成されていることによ
り、前記基板部材を切断して素子搭載基板を形成する際
に、切断工具などを用いることなく、容易に、かつ正確
な形状に基板部材を切断することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明による半導体集積回路装置の構造の実施
の形態の一例を示す斜視図である。
【図2】本発明による半導体集積回路装置の構造の実施
の形態の一例を分解して示す斜視図である。
【図3】本発明の半導体集積回路装置の製造方法におけ
る基板部材の構造の実施の形態の一例を示す図であり、
(a)はその斜視図、(b)は基板部材における切り欠
きの部分拡大断面図ある。
【図4】本発明の半導体集積回路装置の製造方法におけ
るスクリーン印刷の実施の形態の一例を示す概念図であ
る。
【図5】本発明の半導体集積回路装置の製造方法におけ
る基板部材の構造の実施の形態の一例を示す斜視図であ
る。
【図6】本発明の半導体集積回路装置の製造方法におけ
る基板部材の構造の実施の形態の一例を示す斜視図であ
る。
【図7】(a),(b)は、本発明の半導体集積回路装置
における半導体素子の構造の実施の形態の一例を示す斜
視図である。
【図8】本発明の他の実施の形態である半導体集積回路
装置における半導体素子の構造の一例を示す斜視図であ
る。
【図9】本発明の他の実施の形態である半導体集積回路
装置の構造の一例を示す断面図である。
【符号の説明】
1 半導体素子 1a 電極 2 セラミック基板(素子搭載基板) 2a 素子搭載面 2b 非素子搭載面 2c 側面 2d 端部 2e 外周部 2f 基板補助部材 3 バンプ(接続電極) 3a ダミーバンプ 3b 長手バンプ(接続電極) 4 薄膜引出し電極 5 封止部 5a 接合面 5b 露出面 5c 側面 5d 端部 6 薄膜外部端子 7 薄膜側面電極 8 基板部材 8a 基板領域 9 V溝(切り欠き) 10a スキージ 10b スクリーン 10c ぺースト 10d スクリーン枠 10e 乳剤
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 松坂 浩志 山梨県塩山市下於曽276番地 株式会社塩 山製作所内

Claims (9)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 半導体素子を搭載した面実装形の半導体
    集積回路装置であって、 前記半導体素子を搭載する素子搭載面およびこれの反対
    側の非素子搭載面を備え、かつ前記半導体素子上の電極
    とバンプなどの接続電極を介して電気的に接続される少
    なくとも2つの薄膜引出し電極が前記素子搭載面に形成
    された素子搭載基板と、 前記半導体素子が搭載された前記素子搭載基板の素子搭
    載面に接合する接合面およびこれの反対側の露出面を備
    え、かつ前記半導体素子を封止する封止部と、 前記素子搭載基板の非素子搭載面または前記封止部の露
    出面のうちの少なくとも何れか一方の面に付着された薄
    膜外部端子と、 前記薄膜引出し電極と前記薄膜外部端子とを電気的に接
    続し、かつ前記素子搭載基板の側面または前記封止部の
    側面のうちの何れか一方の側面もしくは両側面に付着さ
    れた薄膜側面電極とを有することを特徴とする半導体集
    積回路装置。
  2. 【請求項2】 請求項1記載の半導体集積回路装置であ
    って、前記薄膜引出し電極または前記薄膜外部端子もし
    くはその両者がスクリーン印刷によって付着された電極
    または端子であることを特徴とする半導体集積回路装
    置。
  3. 【請求項3】 請求項1または2記載の半導体集積回路
    装置であって、前記封止部はガラスペーストまたは樹脂
    ペーストを用い、かつスクリーン印刷によって形成され
    た部材であることを特徴とする半導体集積回路装置。
  4. 【請求項4】 請求項1,2または3記載の半導体集積
    回路装置であって、前記接続電極がバンプであり、前記
    半導体素子が前記素子搭載基板に搭載された際に前記半
    導体素子の支持を補助するダミーバンプが設けられてい
    るか、もしくは前記バンプが細長い形状からなる長手バ
    ンプであることを特徴とする半導体集積回路装置。
  5. 【請求項5】 請求項1,2,3または4記載の半導体
    集積回路装置であって、前記半導体集積回路装置が半導
    体素子を搭載し、かつ2つの薄膜外部端子を有するダイ
    オードであることを特徴とする半導体集積回路装置。
  6. 【請求項6】 請求項1,2,3,4または5記載の半
    導体集積回路装置の製造方法であって、 所定数の素子搭載基板に対応した基板領域を有する基板
    部材を準備する工程、 前記基板部材の相互に隣接した素子搭載基板同士の外周
    部を横断させて前記薄膜引出し電極を付着する工程、 バンプなどの接続電極を前記薄膜引出し電極に接続して
    前記半導体素子を前記素子搭載基板に搭載する工程、 前記素子搭載基板に搭載された前記半導体素子を封止す
    る工程、 前記素子搭載基板の前記非素子搭載面または前記封止部
    の前記露出面のうちの少なくとも何れか一方の面の所定
    箇所に薄膜外部端子を付着する工程、 前記基板部材および前記封止部を前記基板部材の前記素
    子搭載基板ごとに切断することにより、隣接した素子搭
    載基板同士の外周部を横断する前記薄膜引出し電極を切
    断する工程、 前記素子搭載基板の側面または前記封止部の側面のうち
    の何れか一方の側面もしくは両側面に薄膜側面電極を付
    着して、前記薄膜引出し電極と前記薄膜外部端子とを電
    気的に接続する工程を有することを特徴とする半導体集
    積回路装置の製造方法。
  7. 【請求項7】 請求項6記載の半導体集積回路装置の製
    造方法であって、前記基板部材の各々の素子搭載基板の
    外周部に沿って多数の切り欠きが形成され、前記基板部
    材を切断して前記素子搭載基板を形成する際に、前記切
    り欠きに沿って切断することを特徴とする半導体集積回
    路装置の製造方法。
  8. 【請求項8】 請求項6または7記載の半導体集積回路
    装置の製造方法であって、前記薄膜引出し電極または前
    記薄膜外部端子もしくはその両者をスクリーン印刷によ
    って付着することを特徴とする半導体集積回路装置の製
    造方法。
  9. 【請求項9】 請求項6,7または8記載の半導体集積
    回路装置の製造方法であって、前記半導体素子の封止を
    ガラスペーストまたは樹脂ペーストを用い、かつスクリ
    ーン印刷によって行うことを特徴とする半導体集積回路
    装置の製造方法。
JP8022305A 1996-02-08 1996-02-08 半導体集積回路装置およびその製造方法 Pending JPH09219462A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP8022305A JPH09219462A (ja) 1996-02-08 1996-02-08 半導体集積回路装置およびその製造方法

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP8022305A JPH09219462A (ja) 1996-02-08 1996-02-08 半導体集積回路装置およびその製造方法

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH09219462A true JPH09219462A (ja) 1997-08-19

Family

ID=12079037

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP8022305A Pending JPH09219462A (ja) 1996-02-08 1996-02-08 半導体集積回路装置およびその製造方法

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPH09219462A (ja)

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2006252050A (ja) * 2005-03-09 2006-09-21 Matsushita Electric Ind Co Ltd Icカードモジュール
JP2011220722A (ja) * 2010-04-05 2011-11-04 Seiko Epson Corp 圧力センサー

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2006252050A (ja) * 2005-03-09 2006-09-21 Matsushita Electric Ind Co Ltd Icカードモジュール
JP2011220722A (ja) * 2010-04-05 2011-11-04 Seiko Epson Corp 圧力センサー

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP2520575B2 (ja) 集積回路チップ・パッケ―ジを基板の表面に電気的に且つ機械的に接続する弾力性リ―ド及びこれの製造方法
US8138026B2 (en) Low cost lead-free preplated leadframe having improved adhesion and solderability
JP2001024135A (ja) 半導体装置の製造方法
JPH05129473A (ja) 樹脂封止表面実装型半導体装置
KR20020079449A (ko) 반도체 장치 및 그 제조 방법
US6407333B1 (en) Wafer level packaging
JPH065401A (ja) チップ型抵抗素子及び半導体装置
JP2005294443A (ja) 半導体装置及びその製造方法
KR20020052930A (ko) 반도체장치 및 그 제조방법
EP0384586A2 (en) High reliability plastic package for integrated circuits
JP2569400B2 (ja) 樹脂封止型半導体装置の製造方法
JPH09219462A (ja) 半導体集積回路装置およびその製造方法
JPH03191560A (ja) 樹脂封止型半導体装置
JPH1079461A (ja) 半導体集積回路装置およびその製造方法
JPH06241889A (ja) 半導体装置
JPH0451056B2 (ja)
JPH1070208A (ja) 半導体集積回路装置およびその製造方法
JP3051225B2 (ja) 集積回路用パッケージ
KR200157363Y1 (ko) 연결와이어를 사용하지 않고 칩의 본딩패드와 리드프레임의 리드를 접속한 반도체 장치
JP2734977B2 (ja) 半導体装置並びにその実装構造及び製造方法
JPS63240055A (ja) 半導体装置
JPH09252020A (ja) 半導体装置およびその製造方法
JPH0756886B2 (ja) 半導体パッケージの製造方法
JPH0553310B2 (ja)
JPH0685165A (ja) 半導体装置及び半導体装置の製造方法