JPH09218893A - 病名入力装置並びに病名の入力方法 - Google Patents
病名入力装置並びに病名の入力方法Info
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- JPH09218893A JPH09218893A JP2251996A JP2251996A JPH09218893A JP H09218893 A JPH09218893 A JP H09218893A JP 2251996 A JP2251996 A JP 2251996A JP 2251996 A JP2251996 A JP 2251996A JP H09218893 A JPH09218893 A JP H09218893A
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- 238000000034 method Methods 0.000 title claims description 10
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- 230000000172 allergic effect Effects 0.000 description 5
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- 208000007107 Stomach Ulcer Diseases 0.000 description 1
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- Management, Administration, Business Operations System, And Electronic Commerce (AREA)
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Abstract
(57)【要約】
【課題】 長い病名をコードを組み合わせて入力する場
合、入力誤りが発生しやすかった。 【解決手段】 診療報酬明細書に出力すべき病名をコー
ドによって入力するようになした装置において、前記コ
ードを組み合わせたコード列を複数種類記憶するテーブ
ルと、コードが入力されたことに応じてそのコードを含
むコード列を前記テーブルから検索する検査手段と、検
索されたコード列の一つを選択する選択手段と、選択さ
れたコード列について、そこに含まれる各々のコードに
対応する名称を組み合わせ、一つの病名にして登録する
登録手段とを設けた。
合、入力誤りが発生しやすかった。 【解決手段】 診療報酬明細書に出力すべき病名をコー
ドによって入力するようになした装置において、前記コ
ードを組み合わせたコード列を複数種類記憶するテーブ
ルと、コードが入力されたことに応じてそのコードを含
むコード列を前記テーブルから検索する検査手段と、検
索されたコード列の一つを選択する選択手段と、選択さ
れたコード列について、そこに含まれる各々のコードに
対応する名称を組み合わせ、一つの病名にして登録する
登録手段とを設けた。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、医療事務計算機に
係り、特に病名の入力を簡単にした同計算機に関する。
係り、特に病名の入力を簡単にした同計算機に関する。
【0002】
【従来の技術】保険医療機関が、支払基金に対して診療
報酬明細書(以下、レセプトと呼ぶ)を提出するときに
は、そのレセプトに患者の病名を記載するように指導さ
れている。そこで、レセプトを発行する為の医療事務計
算機においては、次のような方法で病名を入力してい
た。即ち、 I.コードによる入力 処置や薬剤名等と同じ様に、病名それぞれにコードを付
与しておいて、そのコードを単独または組み合わせて入
力する。
報酬明細書(以下、レセプトと呼ぶ)を提出するときに
は、そのレセプトに患者の病名を記載するように指導さ
れている。そこで、レセプトを発行する為の医療事務計
算機においては、次のような方法で病名を入力してい
た。即ち、 I.コードによる入力 処置や薬剤名等と同じ様に、病名それぞれにコードを付
与しておいて、そのコードを単独または組み合わせて入
力する。
【0003】例えば、図4は病名とコードとの対応を定
義する病名コードファイルである。コード41とその名称
42(この場合病名)が一対一対応に定義されている。そ
こで例えば、病名として「胃潰瘍」を入力したい場合に
は、コード「イカイ」を入力すればよいし、「アレルギ
ー性胃炎」を入力したい場合には、「△」を空白とする
と「アレルキ△イエン」とコードを組み合わせて入力す
ればよい。
義する病名コードファイルである。コード41とその名称
42(この場合病名)が一対一対応に定義されている。そ
こで例えば、病名として「胃潰瘍」を入力したい場合に
は、コード「イカイ」を入力すればよいし、「アレルギ
ー性胃炎」を入力したい場合には、「△」を空白とする
と「アレルキ△イエン」とコードを組み合わせて入力す
ればよい。
【0004】II.漢字変換による直接入力 カルテに書かれた病名を漢字変換機能を使って直接入力
する。病名は極めて多種類あって、医師により表記や組
み合わせも様々であるので、予めコードを用意すること
をあきらめて、直接に漢字変換によって入力するように
している。
する。病名は極めて多種類あって、医師により表記や組
み合わせも様々であるので、予めコードを用意すること
をあきらめて、直接に漢字変換によって入力するように
している。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】多種多様な病名のコー
ドを全部オペレータが記憶することは難しい。特にコー
ドを組み合わせて入力するような場合、それらのコード
全部をオペレータは正確に入力する必要があり、間違い
による修正作業が頻発していた。
ドを全部オペレータが記憶することは難しい。特にコー
ドを組み合わせて入力するような場合、それらのコード
全部をオペレータは正確に入力する必要があり、間違い
による修正作業が頻発していた。
【0006】また、漢字変換機能を使って病名を入力す
るものでは、滅多に使わない長い病名から通常よく使う
病名まですべて、いちいち読みを入力して漢字変換しな
ければならない。それ故、キータッチ数が多くなって、
オペレータにとって極めて負担が多くなると共に作業効
率も悪いものであった。
るものでは、滅多に使わない長い病名から通常よく使う
病名まですべて、いちいち読みを入力して漢字変換しな
ければならない。それ故、キータッチ数が多くなって、
オペレータにとって極めて負担が多くなると共に作業効
率も悪いものであった。
【0007】そこで本願は、従来、コードを組み合わせ
て入力しなければならないような病名の入力に際して
も、単体のコード入力と同様な操作性を実現して、入力
の簡単化を図った病名の入力方法を提供することを目的
とする。
て入力しなければならないような病名の入力に際して
も、単体のコード入力と同様な操作性を実現して、入力
の簡単化を図った病名の入力方法を提供することを目的
とする。
【0008】
【課題を解決するための手段】本発明は、診療報酬明細
書に出力すべき病名をコードによって入力するようにな
した装置において、前記コードを組み合わせたコード列
を複数種類記憶するテーブルと、コードが入力されたこ
とに応じてそのコードを含むコード列を前記テーブルか
ら検索する検索手段と、検索されたコード列の一つを選
択する選択手段と、選択されたコード列について、そこ
に含まれる各々のコードに対応する名称を組み合わせ、
一つの病名にして登録する登録手段とを設けることによ
り、上記課題を解決するものである。
書に出力すべき病名をコードによって入力するようにな
した装置において、前記コードを組み合わせたコード列
を複数種類記憶するテーブルと、コードが入力されたこ
とに応じてそのコードを含むコード列を前記テーブルか
ら検索する検索手段と、検索されたコード列の一つを選
択する選択手段と、選択されたコード列について、そこ
に含まれる各々のコードに対応する名称を組み合わせ、
一つの病名にして登録する登録手段とを設けることによ
り、上記課題を解決するものである。
【0009】
【実施例】図2は、実施例の医療事務用計算機の構成を
示すブロック図であり、処理装置20にファイル装置29
と、入力制御部26を介してキーボード27と、表示制御部
18を介してディスプレイ装置17とが接続された構成であ
る。処理装置20は、全体の制御を行う制御部21と、後述
する病名コードファイル30を検索する病名コード検索部
23と、同じく後述するコード列ファイル40を検索するコ
ード列検索部24と、一時記憶装置であるバッファ25とを
含み、相互にバス22を介して接続されている。また、処
理装置20の外部にはメモリ19が接続されている。さらに
入力制御部26には、ディスプレイ装置17の画面上で直接
位置を指示するためのマウス装置28も接続されている。
示すブロック図であり、処理装置20にファイル装置29
と、入力制御部26を介してキーボード27と、表示制御部
18を介してディスプレイ装置17とが接続された構成であ
る。処理装置20は、全体の制御を行う制御部21と、後述
する病名コードファイル30を検索する病名コード検索部
23と、同じく後述するコード列ファイル40を検索するコ
ード列検索部24と、一時記憶装置であるバッファ25とを
含み、相互にバス22を介して接続されている。また、処
理装置20の外部にはメモリ19が接続されている。さらに
入力制御部26には、ディスプレイ装置17の画面上で直接
位置を指示するためのマウス装置28も接続されている。
【0010】ファイル装置29には、病名とその対応する
コードの組みを複数記憶する病名コードファイル30と、
病名のコードを組み合わせたコード列を記憶するコード
列ファイル40、及び患者の診療データ等を記憶する患者
ファイル50とが記憶されている。
コードの組みを複数記憶する病名コードファイル30と、
病名のコードを組み合わせたコード列を記憶するコード
列ファイル40、及び患者の診療データ等を記憶する患者
ファイル50とが記憶されている。
【0011】図3は、病名コードファイル30の内容を示
しており、見出しとなるコード31と漢字表記の名称32と
属性情報33とから一つのレコードが構成され、このレコ
ードが複数集まってテーブル構造をなしている。ここに
記憶されている名称32は、通常、病気の名前として我々
が使用するもの以外にも、「アレルギー性胃炎」の「ア
レルギー性」等の接頭辞や、「胃炎の疑い」の「の疑
い」等の接尾辞も含まれている。そしてもちろん、コー
ド31は相互にユニークであって、コード31をキーとして
病名コードファイル30を検索し、対応する名称32を読み
出すように病名コード検索部23は構成されている。
しており、見出しとなるコード31と漢字表記の名称32と
属性情報33とから一つのレコードが構成され、このレコ
ードが複数集まってテーブル構造をなしている。ここに
記憶されている名称32は、通常、病気の名前として我々
が使用するもの以外にも、「アレルギー性胃炎」の「ア
レルギー性」等の接頭辞や、「胃炎の疑い」の「の疑
い」等の接尾辞も含まれている。そしてもちろん、コー
ド31は相互にユニークであって、コード31をキーとして
病名コードファイル30を検索し、対応する名称32を読み
出すように病名コード検索部23は構成されている。
【0012】図4は、コード列ファイル40の内容を示し
ている。各レコードは、先頭のレコード番号41に続けて
見出し42と、コードA43からコードD46よりなるコード
列を含んでいる。この見出し42は、コードA43乃至コー
ドD46の内の一つであり、且つ、図3の病名コードファ
イル30に記憶されているコード31の何れかであるが、病
名コードファイル30とは違って、複数のレコードに同じ
コードが記憶されている場合もある。図4の例では、レ
コード番号41が1番から5番までのレコードの見出し42
に、同じ「イエン」が記憶されている。
ている。各レコードは、先頭のレコード番号41に続けて
見出し42と、コードA43からコードD46よりなるコード
列を含んでいる。この見出し42は、コードA43乃至コー
ドD46の内の一つであり、且つ、図3の病名コードファ
イル30に記憶されているコード31の何れかであるが、病
名コードファイル30とは違って、複数のレコードに同じ
コードが記憶されている場合もある。図4の例では、レ
コード番号41が1番から5番までのレコードの見出し42
に、同じ「イエン」が記憶されている。
【0013】そして、見出し42に続くコード列、即ちコ
ードA43乃至コードD46にも、同じく病名のコードが記
憶されていて、このコードの組み合わせがレセプトに記
載する病名を表わしている。例えば、レコード番号41が
1番のレコードには、見出し42として「イエン」、コー
ド列にはコードA43に「イエン」のみが記憶されている
が、これは病名「胃炎」そのものを表わしている。ま
た、次のレコードには、見出し42として同じく「イエ
ン」、コード列にはコードA43に「キユセイ」とコード
B44に「イエン」の二つが記憶されており、これは、図
3から明らかなように病名「急性胃炎」を表わすことに
なる。
ードA43乃至コードD46にも、同じく病名のコードが記
憶されていて、このコードの組み合わせがレセプトに記
載する病名を表わしている。例えば、レコード番号41が
1番のレコードには、見出し42として「イエン」、コー
ド列にはコードA43に「イエン」のみが記憶されている
が、これは病名「胃炎」そのものを表わしている。ま
た、次のレコードには、見出し42として同じく「イエ
ン」、コード列にはコードA43に「キユセイ」とコード
B44に「イエン」の二つが記憶されており、これは、図
3から明らかなように病名「急性胃炎」を表わすことに
なる。
【0014】尚、コードB44乃至コードD46にゼロが記
憶されている場合、そこにはコードがないことを示して
いる。また、本実施例では、コードの組み合わせとして
4つまでを想定しており、そのためコードA43からコー
ドD46迄の4つの記憶域を用意しているが、テーブルサ
イズを大きくすることでそれ以上の組み合わせに対応す
ることが可能である。
憶されている場合、そこにはコードがないことを示して
いる。また、本実施例では、コードの組み合わせとして
4つまでを想定しており、そのためコードA43からコー
ドD46迄の4つの記憶域を用意しているが、テーブルサ
イズを大きくすることでそれ以上の組み合わせに対応す
ることが可能である。
【0015】次に、図5に示す画面表示例を参照しなが
ら、図1のフローチャートを用いて本実施例の動作を説
明する。図5は、病名を入力するための病名入力画面60
を示し、制御部21が表示制御部18を介してディスプレイ
装置17に表示するものである。これは、医療機関の窓口
において主に利用する、窓口業務と呼ばれる業務プログ
ラムに含まれる処理の一つであって、窓口のオペレータ
が、患者のカルテを参照してそこに記載された病名をコ
ードを使って入力するための画面である。
ら、図1のフローチャートを用いて本実施例の動作を説
明する。図5は、病名を入力するための病名入力画面60
を示し、制御部21が表示制御部18を介してディスプレイ
装置17に表示するものである。これは、医療機関の窓口
において主に利用する、窓口業務と呼ばれる業務プログ
ラムに含まれる処理の一つであって、窓口のオペレータ
が、患者のカルテを参照してそこに記載された病名をコ
ードを使って入力するための画面である。
【0016】病名入力画面60には、漢字表記の病名を表
示する病名表示欄61と、病名のコードを入力するための
簡易入力欄62及びコード入力欄63とがある。下側のコー
ド入力欄63は、コードを組み合わせて病名を直接指定す
るときに使用する。アンダーラインで示された4つの入
力欄があり、四つまでのコードの組み合わせを入力でき
る。例えば、「アレルギー性胃炎」と入力したければ、
一つ目の欄に「アレルキ」を入れ、タブキーを使って入
力対象を二つめの欄に移し、「イエン」と入れて入力キ
ーを押せば、その二つのコードに対応する名称を組み合
わせた「アレルギー性胃炎」が、病名表示欄61に表示さ
れるのである。このとき、タブキーの代わりにマウス装
置28を使い、二つめの欄を画面上で直接指示して入力対
象を切り替えることも可能である。
示する病名表示欄61と、病名のコードを入力するための
簡易入力欄62及びコード入力欄63とがある。下側のコー
ド入力欄63は、コードを組み合わせて病名を直接指定す
るときに使用する。アンダーラインで示された4つの入
力欄があり、四つまでのコードの組み合わせを入力でき
る。例えば、「アレルギー性胃炎」と入力したければ、
一つ目の欄に「アレルキ」を入れ、タブキーを使って入
力対象を二つめの欄に移し、「イエン」と入れて入力キ
ーを押せば、その二つのコードに対応する名称を組み合
わせた「アレルギー性胃炎」が、病名表示欄61に表示さ
れるのである。このとき、タブキーの代わりにマウス装
置28を使い、二つめの欄を画面上で直接指示して入力対
象を切り替えることも可能である。
【0017】病名表示欄61は、図5の例では一つしか示
していないが、続けて病名を入力すれば、二つめ三つめ
の病名が数字とともに行を変えて表示される。そして、
簡易入力欄62は、前述した例のようにコードの組み合わ
せで病名を直接指定するのではなく、病名を代表する一
つのコードを入力して、それに関係する病名の一覧から
選択入力する場合に使用する。
していないが、続けて病名を入力すれば、二つめ三つめ
の病名が数字とともに行を変えて表示される。そして、
簡易入力欄62は、前述した例のようにコードの組み合わ
せで病名を直接指定するのではなく、病名を代表する一
つのコードを入力して、それに関係する病名の一覧から
選択入力する場合に使用する。
【0018】そこで、例えば、図5(a)に示す画面
で、オペレータが簡易入力欄62を入力対象にして「イエ
ン」と入力すると、図1のフローチャートに示すように
制御部21は、入力制御部26を介してキーボード27より受
け取ったコードを、一旦バッファ25に記憶しておいて、
それが簡易入力欄62から入力されたものか、又はコード
入力欄63から入力されたものか判定する。そして、簡易
入力欄62から入力されたものならば、そのコードをコー
ド列検索部24に与えて検索の開始を指示する。
で、オペレータが簡易入力欄62を入力対象にして「イエ
ン」と入力すると、図1のフローチャートに示すように
制御部21は、入力制御部26を介してキーボード27より受
け取ったコードを、一旦バッファ25に記憶しておいて、
それが簡易入力欄62から入力されたものか、又はコード
入力欄63から入力されたものか判定する。そして、簡易
入力欄62から入力されたものならば、そのコードをコー
ド列検索部24に与えて検索の開始を指示する。
【0019】コード列検索部24は、コード列ファイル40
にアクセスして、与えられたコードを見出し42に持つレ
コードを検索する。この場合は、「イエン」を見出し42
に持つレコードを検索することになる。図3からわかる
ように、実施例のコード列ファイル40には、レコード番
号41が1番から5番までのレコードに「イエン」の見出
し42があるので、この五つのレコードが検索されること
になる。従って、ステップS104からステップS10
5に進み、コード列検索部24は、レコード番号41が1番
から5番までのレコードを読み出してメモリ19に記憶す
る。
にアクセスして、与えられたコードを見出し42に持つレ
コードを検索する。この場合は、「イエン」を見出し42
に持つレコードを検索することになる。図3からわかる
ように、実施例のコード列ファイル40には、レコード番
号41が1番から5番までのレコードに「イエン」の見出
し42があるので、この五つのレコードが検索されること
になる。従って、ステップS104からステップS10
5に進み、コード列検索部24は、レコード番号41が1番
から5番までのレコードを読み出してメモリ19に記憶す
る。
【0020】すると制御部21は、メモリ19に読み出され
た各々のレコードについて、そのコードA43からコード
D46に記憶されているコードを、順に病名コード検索部
23に与えて検索を指示する。
た各々のレコードについて、そのコードA43からコード
D46に記憶されているコードを、順に病名コード検索部
23に与えて検索を指示する。
【0021】病名コード検索部23は、与えられたコード
により病名コードファイル30を検索し、そのコードに対
応する名称32を読み出して制御部21に引き渡す。制御部
21は、読み出された名称をコードA43からコードD46の
順に組み合わせて、一つの名称にしてメモリ19に記憶す
るとともに、その名称を病名入力画面60の中にウインド
ウ表示する。そして、先にコード列検索部24が検索出力
した全レコードについて、上記ステップS106、S1
07を繰り返すことにより、図5(b)に示すような名
称一覧64を表示する。
により病名コードファイル30を検索し、そのコードに対
応する名称32を読み出して制御部21に引き渡す。制御部
21は、読み出された名称をコードA43からコードD46の
順に組み合わせて、一つの名称にしてメモリ19に記憶す
るとともに、その名称を病名入力画面60の中にウインド
ウ表示する。そして、先にコード列検索部24が検索出力
した全レコードについて、上記ステップS106、S1
07を繰り返すことにより、図5(b)に示すような名
称一覧64を表示する。
【0022】そこで、オペレータは、マウス装置28を使
って画面上で直接、名称を指示するか、又は名称に付さ
れた番号をキーボード27からキー入力することにより、
所望の名称を選択する。
って画面上で直接、名称を指示するか、又は名称に付さ
れた番号をキーボード27からキー入力することにより、
所望の名称を選択する。
【0023】制御部21は、その指示入力を受け取って、
指示され選択された名称をメモリ19から読み出し、それ
を病名表示欄61に表示する。また、その名称に対応する
レコード、即ち、ステップS105においてコード列検
索部24がコード列ファイル40から読み出し、メモリ19に
記憶したレコードのうち、上記選択された名称に対応す
るレコードについて、そのコードA43からコードD46に
記憶されたコードを、コード入力欄63に表示する。
指示され選択された名称をメモリ19から読み出し、それ
を病名表示欄61に表示する。また、その名称に対応する
レコード、即ち、ステップS105においてコード列検
索部24がコード列ファイル40から読み出し、メモリ19に
記憶したレコードのうち、上記選択された名称に対応す
るレコードについて、そのコードA43からコードD46に
記憶されたコードを、コード入力欄63に表示する。
【0024】例えば、図5(b)に示す画面で名称一覧
64の3番目の名称を選択したとすると、同図(c)に示
すように、病名表示欄61には、「急性胃炎の疑い」が表
示され、コード入力欄63には、「キユセイ」、「イエ
ン」及び「ウタカイ」のコードが表示される。このコー
ドは、図4のコード列ファイル40からわかるように、レ
コード番号41が3番のレコードに記憶されている三つの
コードである。
64の3番目の名称を選択したとすると、同図(c)に示
すように、病名表示欄61には、「急性胃炎の疑い」が表
示され、コード入力欄63には、「キユセイ」、「イエ
ン」及び「ウタカイ」のコードが表示される。このコー
ドは、図4のコード列ファイル40からわかるように、レ
コード番号41が3番のレコードに記憶されている三つの
コードである。
【0025】このように、コード入力欄63に三つのコー
ドを入力する従来の方法と同じ結果が得られるのであ
る。この後、オペレータが所定のキー入力によって継続
を指示すれば、制御部21は簡易入力欄62とコード入力欄
63の表示内容をクリアして、次のコードの入力を受け付
けることになる。一方、オペレータが終了を指示すれ
ば、制御部21は、病名表示欄61に表示している名称即ち
病名を、当該患者の病名として患者ファイル50に登録す
る。
ドを入力する従来の方法と同じ結果が得られるのであ
る。この後、オペレータが所定のキー入力によって継続
を指示すれば、制御部21は簡易入力欄62とコード入力欄
63の表示内容をクリアして、次のコードの入力を受け付
けることになる。一方、オペレータが終了を指示すれ
ば、制御部21は、病名表示欄61に表示している名称即ち
病名を、当該患者の病名として患者ファイル50に登録す
る。
【0026】尚、ステップS103における検索で、該
当する見出しを持つコード列が見つからなかった場合
は、ステップS104からはステップS112に進み、
該当するコード列が無い旨のメッセージを表示してか
ら、次のコードの入力を待つことになる。
当する見出しを持つコード列が見つからなかった場合
は、ステップS104からはステップS112に進み、
該当するコード列が無い旨のメッセージを表示してか
ら、次のコードの入力を待つことになる。
【0027】また、最初に入力されたコードが簡易入力
欄62ではなく、コード入力欄63からの入力であった場合
は、ステップS102からステップS111に進み、病
名をコードの組み合わせで直接指定する従来の処理を実
行する。
欄62ではなく、コード入力欄63からの入力であった場合
は、ステップS102からステップS111に進み、病
名をコードの組み合わせで直接指定する従来の処理を実
行する。
【0028】ところで、入力されたコードによって一
度、一般辞書を検索してそこから病名を選択するように
構成することもできる。図8はそのための構成を示し、
図2との違いは、ファイル装置29に一般辞書51を持ち、
処理装置20内に一般辞書51を検索する一般辞書検索部52
と、病名コードファイル30から逆にコードを検索する病
名検索部53とを持っている。
度、一般辞書を検索してそこから病名を選択するように
構成することもできる。図8はそのための構成を示し、
図2との違いは、ファイル装置29に一般辞書51を持ち、
処理装置20内に一般辞書51を検索する一般辞書検索部52
と、病名コードファイル30から逆にコードを検索する病
名検索部53とを持っている。
【0029】そして、オペレータが例えば図6(a)に
示すように、簡易入力欄62に「イエン」と入力すると、
制御部21はそれに応じて、図7に示すフローに沿って動
作する。即ち、入力されたコードを一般辞書検索部52に
与え、一般辞書51を検索するように指示する。一般辞書
検索部52は、与えられたコードと同じ読みを有する語を
一般辞書51から検索し、該当する語があれば読み出して
メモリ19に記憶するので、制御部21はそれらを一覧表示
する。図6(b)はその状態を示す。
示すように、簡易入力欄62に「イエン」と入力すると、
制御部21はそれに応じて、図7に示すフローに沿って動
作する。即ち、入力されたコードを一般辞書検索部52に
与え、一般辞書51を検索するように指示する。一般辞書
検索部52は、与えられたコードと同じ読みを有する語を
一般辞書51から検索し、該当する語があれば読み出して
メモリ19に記憶するので、制御部21はそれらを一覧表示
する。図6(b)はその状態を示す。
【0030】そこで、オペレータが所望の語を選択指示
すると、制御部21は、その語、この場合漢字名称を、今
度は病名検索部53に与えて、病名コードファイル30から
逆にコード31を検索させる。従って、該当の病名があれ
ば、病名検索部53からは唯一つのコードが得られるの
で、それ以降、制御部21は、図1のステップS103以
下の処理を実行する。
すると、制御部21は、その語、この場合漢字名称を、今
度は病名検索部53に与えて、病名コードファイル30から
逆にコード31を検索させる。従って、該当の病名があれ
ば、病名検索部53からは唯一つのコードが得られるの
で、それ以降、制御部21は、図1のステップS103以
下の処理を実行する。
【0031】例えば、図6(b)において、語一覧65の
中から二番目の「胃炎」を選択した場合、病名コードフ
ァイル30からはコード「イエン」が検索されるので、前
述した例と同様の経過をたどって、図6(c)に示すよ
うに名称一覧64が表示されることになる。
中から二番目の「胃炎」を選択した場合、病名コードフ
ァイル30からはコード「イエン」が検索されるので、前
述した例と同様の経過をたどって、図6(c)に示すよ
うに名称一覧64が表示されることになる。
【0032】
【発明の効果】本発明によれば、複数のコードを組み合
わせて構成した複雑な病名でも、オペレータはそれを代
表する一つのコードさえ覚えていればよく、すべてのコ
ードの組み合わせを記憶する必要が無いので、負担が著
しく軽減される。
わせて構成した複雑な病名でも、オペレータはそれを代
表する一つのコードさえ覚えていればよく、すべてのコ
ードの組み合わせを記憶する必要が無いので、負担が著
しく軽減される。
【0033】また、コードを一つだけ入力すればよいの
で、複数のコードを一度に入力する従来方法に比べて、
コードの入力誤りが減少し、作業効率が向上する。そし
て、一覧表示された中から病名を選択することができる
ので、入力と同時に病名の確認も実施できることにな
り、さらに入力誤りの低減に有効である。
で、複数のコードを一度に入力する従来方法に比べて、
コードの入力誤りが減少し、作業効率が向上する。そし
て、一覧表示された中から病名を選択することができる
ので、入力と同時に病名の確認も実施できることにな
り、さらに入力誤りの低減に有効である。
【図1】実施例の処理手順を示すフローチャートであ
る。
る。
【図2】実施例の構成を示すブロック図である。
【図3】実施例の病名コードファイルを示す図である。
【図4】実施例のコード列ファイルを示す図である。
【図5】実施例における病名入力画面の表示例を示す図
である。
である。
【図6】実施例における病名入力画面の表示例を示す図
である。
である。
【図7】他の実施例の処理手順を示すフローチャートで
ある。
ある。
【図8】他の実施例の構成を示すブロック図である。
【符号の説明】 21 制御部 23 病名コード検索部 24 コード列検索部 29 ファイル装置 30 病名コードファイル 40 コード列ファイル 50 患者ファイル 51 一般辞書 52 一般辞書検索部 60 病名入力画面 61 病名表示欄 62 簡易入力欄 63 コード入力欄 64 名称一覧
Claims (4)
- 【請求項1】 診療報酬明細書に出力すべき病名をコー
ドによって入力するようになした装置であって、 前記コードを組み合わせたコード列を複数種類記憶する
テーブルと、コードが入力されたことに応じてそのコー
ドを含むコード列を前記テーブルから検索する検索手段
と、検索されたコード列の一つを選択する選択手段と、
選択されたコード列について、そこに含まれる各々のコ
ードに対応する名称を組み合わせ、一つの病名にして登
録する登録手段とを備えたことを特徴とする病名入力装
置。 - 【請求項2】 診療報酬明細書に出力すべき病名をコー
ドによって入力するようになした装置であって、 複数種類の名称とそれぞれに対応するコードとを記憶す
る第1のテーブルと、前記コードを組み合わせたコード
列を複数種類記憶する第2のテーブルと、前記コードを
入力する入力手段と、入力されたコードにより前記第2
のテーブルを検索する第1の検索手段と、該第1の検索
手段により検索された前記コード列について、そこに含
まれる各々のコードに対応する前記名称を前記第1のテ
ーブルから検索する第2の検索手段と、該第2の検索手
段によって検索された名称を組み合わせて、一つの病名
として登録する登録手段とを設けたことを特徴とする病
名入力装置。 - 【請求項3】 前記第2のテーブルは、各々のコード列
について、そのコード列に含まれるコードの一つを見出
しとして記憶し、前記第1の検索手段は、第2のテーブ
ルの前記見出しをキーとして検索することを特徴とする
請求項1記載の病名入力装置。 - 【請求項4】 複数種類の名称とそれぞれに対応するコ
ードとを記憶する第1のテーブルと、前記コードを組み
合わせたコード列を複数種類記憶する第2のテーブルと
を備え、診療報酬明細書に出力すべき病名をコードによ
って入力するようになした装置において、 入力されたコードを含むコード列を前記第2のテーブル
から検索するステップと、 その検索されたコード列に含まれる各々のコードについ
て、対応する名称を前記第1のテーブルから検索するス
テップと、 その検索された名称を組み合わせて一つの病名にするス
テップと、 その病名を登録するステップとを有することを特徴とす
る病名の入力方法。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2251996A JPH09218893A (ja) | 1996-02-08 | 1996-02-08 | 病名入力装置並びに病名の入力方法 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2251996A JPH09218893A (ja) | 1996-02-08 | 1996-02-08 | 病名入力装置並びに病名の入力方法 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH09218893A true JPH09218893A (ja) | 1997-08-19 |
Family
ID=12085029
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2251996A Pending JPH09218893A (ja) | 1996-02-08 | 1996-02-08 | 病名入力装置並びに病名の入力方法 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH09218893A (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2003256462A (ja) * | 2002-03-04 | 2003-09-12 | Hitachi Ltd | コード化システムおよびコード化プログラム |
-
1996
- 1996-02-08 JP JP2251996A patent/JPH09218893A/ja active Pending
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2003256462A (ja) * | 2002-03-04 | 2003-09-12 | Hitachi Ltd | コード化システムおよびコード化プログラム |
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