JPH09216948A - 変性ポリシロキサン及びその製造法 - Google Patents
変性ポリシロキサン及びその製造法Info
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- JPH09216948A JPH09216948A JP8022459A JP2245996A JPH09216948A JP H09216948 A JPH09216948 A JP H09216948A JP 8022459 A JP8022459 A JP 8022459A JP 2245996 A JP2245996 A JP 2245996A JP H09216948 A JPH09216948 A JP H09216948A
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Abstract
ンタブル性に優れる表面処理剤等として有用な新規変性
ポリシロキサン及びその製造法の提供。 【解決手段】 式(I)で表される分子末端に長鎖炭化
水素基を有し、ケイ素−水素結合を有する変性ポリシロ
キサン及びその製造法。 【化1】 (式中、R1, R2, R3は炭素数1〜6のアルキル基、ある
いは炭素数6〜10の芳香族炭化水素基、R4は平均炭素数
16から 600の飽和炭化水素基、aは平均値が0以上3000
以下の数、bは平均値が1以上3000以下の数を示す。)
Description
水素基を有し、ケイ素−水素結合を有する変性ポリシロ
キサン及びその製造法に関する。
−水素結合を有するポリシロキサンはその反応性から、
無機粉体の表面を疎水化するための処理剤として用いら
れている。また、側鎖にアルキル基、ポリエーテル基等
を有する有機変性ポリシロキサンの合成原料として用い
られている。また、長鎖炭化水素基を有するポリシロキ
サンは置換基としてメチル基のみを有するポリジメチル
シロキサンに比べ、結晶性、潤滑性、被膜形成性、炭化
水素材料との混和性に優れているため、化粧品原料、潤
滑剤など広範囲にわたって利用されている。しかし、長
鎖炭化水素基を有し、さらにケイ素−水素結合を有する
ポリシロキサンはこれまで知られていない。
導入するこれまでの合成法は、ケイ素−水素結合を有す
るポリシロキサンに1−オレフィンを反応させる方法を
用いるため、ケイ素−水素結合と長鎖炭化水素基を同一
分子内に正確に導入することは困難であった。
が容易且つ精密であり、原料の残存、副生成物の生成が
なく、さらにケイ素−水素結合と長鎖炭化水素基とを同
時にシロキサンに導入する製造法の開発が望まれてい
た。
を有するポリシロキサンが、正確な構造で、しかも原
料、触媒等の残存、副生成物の生成を抑えて製造できれ
ば、これまでの単なるシリコーン処理に比べ、配合系の
有機原料との相溶性、分散性、ペインタブル性に優れる
表面処理剤として用いることができる。また、ケイ素−
水素結合に、1−オレフィン、置換スチレン、アリルエ
ーテル類とのヒドロシリル化反応、アルコールとの脱水
素反応等を行うことによって容易に有機変性基を導入す
ることが可能であり、アルキル基を有することから油剤
との相溶性を高めたものや長鎖炭化水素基の結晶性か
ら、ワックス、皮膜形成剤、固化剤としての性質を合わ
せ持つ変性シリコーンを合成することができる。
鎖炭化水素基を有し、ケイ素−水素結合を有する変性ポ
リシロキサン及びその製造法を提供することにある。
発明者らは鋭意検討を行った結果、エチレンのリビング
重合の後に得られるリビングポリエチレンに環状シロキ
サンオリゴマーを反応させ、さらに環状あるいは鎖状の
ケイ素−水素結合を有するポリシロキサンを含むポリシ
ロキサンを酸触媒存在下、重合することにより、末端に
長鎖炭化水素基を有し、ケイ素−水素結合を有する変性
ポリシロキサンを再現性よく合成できることを見出し、
本発明を完成した。
分子末端に長鎖炭化水素基を有し、ケイ素−水素結合を
有する変性ポリシロキサンを提供するものである。
アルキル基、あるいは炭素数6〜10の芳香族炭化水素基
を示し、(a+2)個のR1、(a+2)個のR2及びb個
のR3は同一でも異なっていてもよい。 R4:平均炭素数16から 600の直鎖又は分岐の飽和炭化水
素基を示す。 a:平均値が0以上3000以下の数を示す。 b:平均値が1以上3000以下の数を示す。) また、本発明は、下記工程(1) 、(2) 、(3) 及び(4) を
この順に行うことを特徴とする上記式(I)で表される
変性ポリシロキサンの製造法を提供するものである。
ルリチウム/3級ジアミン系開始剤を用いてエチレンを
リビングアニオン重合させる工程。 (2) 上記工程(1) で得られたリビングポリエチレンに式
(II)で表される環状シロキサンオリゴマーを反応させ
た後に、酸処理を行い、式(III) で表される分子末端に
シラノール基を有する変性ポリエチレンを得る工程。
一でも異なっていてもよい。 c:平均値が3以上7以下の数を示す。)
は同一でも異なっていてもよい。 d:平均値が1以上7以下の数を示す。) (3) 上記工程(2) で得られた前述の式(III) で表される
変性ポリエチレンと、次式(IV)で表される1種類以上
の環状ポリシロキサン、次式(V)で表される1種類以
上の鎖状ポリシロキサンのいずれか又はこれらの混合物
を酸触媒存在下、平衡化重合する工程。但し、1種類以
上のケイ素−水素結合を有するポリシロキサンを用い
る。
びf個のR3は同一でも異なっていてもよい。 e:平均値が0以上7以下の数を示す。 f:平均値が0以上7以下の数を示す。
(g+1)個のR2及びh個のR3は同一でも 異なってい
てもよい。 X :水酸基、脱離基又は低級アルキル基を示す。 g, h:それぞれ0以上の整数を示すが、どちらかは必
ず1以上の整数である。) (4) 上記工程(3) で得られた生成物から触媒を除去し、
必要に応じて洗浄、脱水を行う工程。
に説明する。
シロキサンは、分子の両末端に長鎖炭化水素基を有し、
ポリシロキサン部分にケイ素−水素結合を有するもので
ある。
600 の直鎖又は分岐の飽和炭化水素基を示すが、好まし
くは平均炭素数30〜600 、さらに好ましくは平均炭素数
40〜300 であり、分岐鎖を有していても良い。平均炭素
数が16未満であると、長鎖炭化水素基の効果である相溶
性、ペインタブル性が低下し、結晶性に乏しいことか
ら、被膜形成性もなくなる。また600 を越えると、水素
変性ポリシロキサン部分の効果が出なくなり、ポリエチ
レン樹脂状となり、溶媒への分散性、溶解性も乏しくな
り、製品への配合性、反応性が悪くなる。
は、長鎖炭化水素基の末端から数えて5番目までの炭素
原子において、炭素数1〜5の短鎖の分岐を持つものが
好ましい。分岐の具体例としては、2−メチル基、3−
メチル基、2,2 −ジメチル基等が挙げられる。これらの
末端付近の分岐鎖は、アルキル基鎖長の短い場合には生
成物の融点を下げる効果があるが、その他の物性に対し
ては何ら影響を与えない。
ぞれ炭素数1〜6の直鎖又は分岐のアルキル基、あるい
は炭素数6〜10の芳香族炭化水素基を示し、(a+2)
個のR1、(a+2)個のR2及びb個のR3は同一でも異な
っていてもよい。
の具体例としてはメチル基、エチル基、n−プロピル
基、イソプロピル基、n−ブチル基、sec−ブチル
基、tert−ブチル基等が挙げられるが、好ましくは
メチル基である。炭素数6〜10の芳香族炭化水素基の具
体例としては、フェニル基、メチルフェニル基、ナフチ
ル基等が挙げられるが、好ましくはフェニル基である。
以下、bは平均値1以上3000以下、好ましくはどちらも
2000以下の数である。a及びbが3000を超えると長鎖炭
化水素基の効果がでなくなり、潤滑性、溶解時の粘度が
高くなり過ぎて、配合性も乏しくなる。
シロキサンは、前記工程(1) 、(2)、(3) 及び(4) をこ
の順に行うことにより得られる。この製造法は本発明者
らが以前報告した方法に基本的に従って行うことができ
る(特開平7−278309号、特開平7−278310号参照)。
のアルキルリチウム/3級ジアミン系開始剤によるエチ
レンのリビングアニオン重合を行う工程である。このリ
ビングアニオン重合においては、脂肪族炭化水素溶媒が
用いられる。かかる溶媒の具体例としてはn−ペンタ
ン、n−ヘキサン、n−ヘプタン、n−オクタン、シク
ロヘキサン、シクロペンタン等が挙げられる。
チウムとしてはメチルリチウム、エチルリチウム、n−
ブチルリチウム、tert−ブチルリチウム、sec−
ブチルリチウム、イソブチルリチウム等が用いられる。
数が2ないし3個のものが好適に用いられ、2個のもの
が特に好ましい。かかるジアミンの具体例としてはテト
ラメチルエチレンジアミン、ジピペリジノエタン、ジピ
ロリジノエタン、スパルテイン等が挙げられる。これら
3級ジアミンの添加量には特に制限はなく、最適な添加
量はジアミンの種類によっても異なるが、通常アルキル
リチウムに対して0.01〜10当量倍用いられる。3級ジア
ミンの使用量が0.01当量倍より少ないと重合が非常に遅
くなり、10当量倍を超えるとリビング末端が失活し易
く、目的の分子量に到達しないことが多い。
を含む溶液にエチレンを導入することで、エチレンのリ
ビング重合を行う。エチレンの導入圧力には特に制限は
ないが、1kg/cm2〜100 kg/cm2が適当である。1kg/cm2
未満の低圧においては重合反応が遅すぎ、経済的ではな
い。一方、100kg/cm2 を超える高圧においては、重合が
速過ぎて反応の制御が困難である。重合温度には特に制
限はないが、0℃〜150 ℃が適当である。好ましくは30
〜100 ℃である。0℃より低いと重合反応が非常に遅く
なり、生成するリビングポリエチレンが低分子量で沈澱
するため好ましくない。 150℃を超えるとリビング末端
の失活が生じるため好ましくない。重合時間は重合温
度、3級ジアミン濃度、エチレン導入圧力等によって異
なるが、一般に0.1 時間から24時間程度である。ただ
し、重合熱を除去できる限りなるべく短時間であること
がリビング末端の失活を防ぐ点で好ましい。これら重合
条件を変化させることで生成するポリエチレンの平均分
子量を正確に制御することができる。
グポリエチレンに前記式(II)で表される環状シロキサ
ンオリゴマーを反応させ、酸処理により、前記式(III)
で表される分子末端にシラノール基を有する変性ポリエ
チレンを得る工程である。
炭素数1〜6の直鎖又は分岐のアルキル基、あるいは炭
素数6〜10の芳香族炭化水素基であるが、具体例は前述
の式(I)の場合と同じであり、好ましくはメチル基、
あるいはフェニル基である。
600 の直鎖又は分岐の飽和炭化水素基を示すが、好まし
くは平均炭素数30〜600 、さらに好ましくは平均炭素数
40〜300 である。これは式(I)に示す生成物の物性か
ら規定されるものである。式(III) におけるシロキサン
ユニット数(d) は後に述べるように、反応させる式(I
I)で表される環状シロキサンオリゴマーによって異な
るが、最小は1ユニットであり、最大はその環状シロキ
サンオリゴマーのシロキサンユニント数であるが、大環
状のものを用いることによって7以上にすることも原理
的には可能である。分子毎にdは異なってもよいが、平
均値は1以上7以下である。
マーの添加量はシロキサンユニットのモル量がリビング
ポリエチレンのモル量以上であれば特に制限はない。し
かし、副反応の抑制等を考慮すればシロキサンユニット
にして2倍モル以上を用いることが好ましい。式(II)
で表される環状シロキサンオリゴマーは、十分に攪拌し
ながら速やかに行うのであれば、そのままあるいはその
炭化水素溶媒で希釈した溶液として、リビングポリエチ
レンの溶液に添加しても差し支えない。ただし、1つの
ケイ素原子に2つのリビングポリエチレンが反応するよ
うな副反応を避けるために、あらかじめ炭化水素溶媒に
希釈しておいた環状シロキサンオリゴマーに、十分に攪
拌しながら、リビングポリエチレン溶液を徐々に加えて
もよい。
0 ℃が適当である。好ましくは30℃〜100 ℃である。0
℃未満ではリビングポリエチレンが沈澱するため好まし
くなく、150 ℃を越えるとジアミンの分解などの副反
応、着色が生じやすくなるため好ましくない。一般には
エチレンの重合温度付近で行う。この反応は前述の温度
範囲では速やかに起こるが、生成物が沈澱する場合や環
状シロキサンオリゴマーの置換基の種類によっては数時
間を必要とすることがある。通常、10分〜5時間程度行
う。
いて、片末端リチウムシラノレート基変性ポリエチレン
である。そのため、中和を行い、片末端シラノール基変
性ポリエチレンを得る。中和は得られた片末端シラノレ
ート基変性ポリエチレンに使用開始剤量に対し1当量の
酸を加えて中性にし、水洗浄、吸着、再沈殿、再結晶等
によって生成した塩を除去することにより行う。但し、
活性白土、イオン交換樹脂などの固体酸、吸着剤によっ
て中和処理を行った時は濾過によって除去することがで
きる。場合によっては、中和処理の後に、溶媒による洗
浄、再沈澱、再結晶等の精製処理を行ってもよい。ま
た、工程(3) に用いる酸触媒を過剰に用いることで、中
和処理を省略することも可能である。
ン末端にシロキサンユニットを1〜7個有するシラノー
ルであるが、反応条件等によってはその脱水カップリン
グ物が副生することがある。このカップリング物は次の
工程にてシラノールと同様の反応を行うため、合成上、
特に問題にはならないが、必要に応じて加水分解等を行
って、2分子のシラノールに分解しても良い。
式(III)で表される変性ポリエチレンと、前記式(IV)
で表される1種類以上の環状ポリシロキサン、前記式
(V)で表される1種類以上の鎖状ポリシロキサンのい
ずれか又はこれらの混合物を酸触媒存在下、平衡化重合
する工程である。
は炭素数1〜6の直鎖又は分岐のアルキル基、あるいは
炭素数6〜10の芳香族炭化水素基であるが、具体例は前
述の式(I)の場合と同じであり、好ましくはメチル
基、あるいはフェニル基である。
基、あるいはアルコキシ基、アシルオキシ基、ハロゲン
などの脱離基であり、反応系中、あるいは事前に加水分
解し、更に脱水、脱アルコール、脱ハロゲン化水素反応
によって重合を進行させる。X として、脱離基以外の置
換基をもつものも用いることができる。例えば、メチル
基、エチル基等の低級アルキル基等を挙げることができ
る。しかし、末端の長鎖炭化水素基の性質がなくなるこ
とのない程度に、これらは極力少量にとどめる必要があ
り、そのために粘度などの問題がなければなるべく高分
子量のものを用いることが望ましい。
はないが、上記工程(2) で合成した式(III) で表される
変性ポリエチレンと式(IV)で示される環状ポリシロキ
サン及び/又は式(V)で表される鎖状ポリシロキサン
との仕込比率によって、その分子量を任意に決めること
ができるが、この反応は平衡反応であるために、平衡時
点で生じる副生成物である環状シロキサンオリゴマーの
量を過剰に加えることにより、目的とする分子量の生成
物が得られる(参考文献:P.V.Wright and J.A.Semlyen,
Polymer, 11(9), 1970, 462) 。また、酸触媒の具体例
としては、硫酸等の無機酸、メタンスルホン酸等のスル
ホン酸、トリフルオロ酢酸等のカルボン酸、活性白土、
イオン交換樹脂等の固体酸等が好適に用いられる。酸触
媒の添加量には特に制限はないが、シロキサンユニット
のモル数に対して、0.01〜10重量%程度である。
るいは原料同士の相溶性を上げるために、適宜溶媒を加
えてもよい。かかる溶媒の具体例としては、トルエン等
の芳香族炭化水素、n−ヘキサン、n−ペンタン、n−
オクタン、n−ヘプタン、シクロヘキサン等の脂肪族あ
るいは脂環族炭化水素、テトラヒドロフラン、ジエチル
エーテル等のエーテル等が挙げられる。
0 ℃が適当であり、好ましくは60℃〜200 ℃である。20
℃未満では反応系が不均一になり、300 ℃を越えると環
状シロキサンオリゴマー等の揮発、還流によって仕込比
率のずれが生じやすくなるため好ましくない。反応時間
は仕込の原料の量、温度、触媒等の反応条件によってか
なり異なるが、通常、1時間〜7日間程度で行われる。
ら触媒を除去し、必要に応じて洗浄、脱水する工程であ
る。
て抽出を行うことにより除くことができる。この抽出に
よってシラノール基が生成することがあるが、触媒量以
下のため、残存しても影響がないことが多いが、脱水管
を取付けた装置によって加熱、脱水を行い、カップリン
グ反応を起こさせることもできる。脱水反応は生成物が
低分子量であり、粘度が低いときはニートで行われる
が、粘度が高いときはトルエン等の炭化水素溶媒中で還
流させて脱水する。ただし、触媒に固体酸を用いたとき
には濾過によって除去することができる。生成物は溶媒
を留去して得るが、場合によっては水、溶媒による洗
浄、再結晶、再沈澱、分別等の精製を行う。このように
して式(I)で表される分子末端に長鎖炭化水素基を有
し、ケイ素−水素結合を有するポリシロキサンが得られ
る。
明するが、本発明はこれらによって何等限定されない。
プタン(和光純薬(株)製)300ml 、N,N,N’,
N' −テトラメチルエチレンジアミン(花王(株)製:
カオーライザーNo.11) 3.0ml、n−ブチルリチウムヘキ
サン溶液(1.6mol/リットル)(関東化学(株)製)10
0ml (0.16モル)を仕込み、反応系の温度を30〜80℃、
エチレンガス導入圧力を4kg/cm2に保ちながら、エチレ
ンガスを81.0リットル導入して重合を行った。
化学(株)製:LS-9000)30gを前述の重合混合物中に
窒素気流下、滴下した。滴下終了後、80℃で30分反応さ
せた後、反応混合物に活性白土(和光純薬(株)製)50
gを添加した。1時間攪拌した後、熱加圧濾過にて白土
を除去し、濾液を3リットルのセパラブルフラスコに取
り、 130℃/10mmHgで溶媒、環状シロキサンオリゴマー
を減圧留去して、白色ワックス状固体を得た。生成物の
収量は 108g、GPC分析(Waters社、オルトジクロロ
ベンゼン、 135℃、ポリエチレン標準サンプルで較正)
の結果、数平均分子量は 700、分子量分布は1.03であっ
た。
クロロホルム−d、50℃、標準はトリメチルシリル(T
MS)を用いた。)の結果、−0.05ppm(シングレット)
にシリル基に結合しているメチル基、0.4ppm(トリプレ
ット)にシリル基に結合しているメチレン基、0.8ppm
(トリプレット)に開始末端メチル基、1.2ppm付近に主
鎖のメチレン基のシグナルが観察された。各々のシグナ
ルの積分比から、末端シラノール基導入率98%であるこ
とがわかった。また、シロキサンユニットの導入数はポ
リエチレン末端当たり平均 1.1個であった。
チルハイドロジェンポリシロキサンの合成
ブルフラスコに、上記(1) で得られた末端シラノールポ
リエチレン25.7g、オクタメチルシクロテトラシロキサ
ン(信越化学(株)製:LS-8620)95.1g、1,3,
5,7−テトラメチルシクロテトラシロキサン(信越化
学(株)製:LS-8600) 9.8g、n−ヘプタン40gを入
れ、オイルバス上で加熱し、全ての原料が均一に溶解し
たことを確認した後、触媒として活性白土(和光純薬
(株)製)8gを添加した。オイルバス上で加熱し、還
流させながら脱水し、30時間反応を行った。
土を除去し、濾液を1リットルのセパラブルフラスコに
取り、 130℃/1mmHgで溶媒、環状シロキサンオリゴマ
ーを減圧留去して、わずかに弾性を持つワックス状の白
色固体を得た。生成物の収量は98gであった。
クロロホルム−d、50℃、標準はTMSを用いた。)の
結果、−0.05ppm(シングレット) にシロキサン側鎖のメ
チル基、0.4ppm(トリプレット)にケイ素と結合してい
るメチレン基、0.8ppm(トリプレット)に長鎖炭化水素
基末端メチル基、1.2ppm付近に長鎖炭化水素基のメチレ
ン基、4.7ppm( ブロードなシングレット)にケイ素と結
合している水素のシグナルが観察された。各々のシグナ
ルの積分比から、ポリエチレン部分とシロキサン部分の
重量比は21:79、ジメチルシロキサン部分とメチルハイ
ドロジェンシロキサン部分とのモル比は94:6であるこ
とがわかった。図1に得られた生成物の 1H−NMRス
ペクトルを示す 実施例2 コンデンサを取付けた1リットルのセパラブルフラスコ
に、実施例1の(1) で得られた末端シラノールポリエチ
レン25.7g、末端シラノールポリジメチルシロキサン
(Mw=26,000,チッソ(株)製:,PS343)95.2g、n
−ヘプタン40gを入れ、オイルバス上で加熱し、全ての
原料が均一に溶解したことを確認した後、触媒として陽
イオン交換樹脂(オルガノ(株)製:アンバーリスト15
E)6gを添加した。オイルバス上で加熱し、還流させな
がら脱水し、30時間反応を行った。その後、1,3,
5,7, 9−ペンタメチルシクロペンタシロキサン(信
越化学(株)製:LS-8990) 9.8gを添加し、更に10時
間反応を続けた。
去し、ワックス状の白色固体を得た。生成物の収量は 1
00gであった。1H−NMR分析(Bruker社製、200MH
z、クロロホルム−d、50℃、標準はTMSを用い
た。)の結果、ポリエチレン部分とシロキサン部分の重
量比は19:81、ジメチルシロキサン部分とメチルハイド
ロジェンシロキサン部分とのモル比は95:5であった。
に、実施例1の(1) で得られた末端シラノールポリエチ
レン56.0g、デカメチルシクロペンタシロキサン(信越
化学(株)製:LS-9000)44.0g、1,3,5,7−テ
トラメチルシクロテトラシロキサン(信越化学(株)
製:LS-8600) 30.6 g、n−ヘプタン40gを入れ、
オイルバス上で加熱し、全ての原料が均一に溶解したこ
とを確認した後、触媒として活性白土(和光純薬(株)
製)8gを添加した。オイルバス上で加熱し、還流させ
ながら脱水し、30時間反応を行った。
去し、ワックス状の白色固体を得た。生成物の収量は 1
01gであった。1H−NMR分析(Bruker社製、200MH
z、クロロホルム−d、50℃、標準はTMSを用い
た。)の結果、ポリエチレン部分とシロキサン部分の重
量比は47:53、ジメチルシロキサン部分とメチルハイド
ロジェンシロキサン部分とのモル比は51:49であった。
に、実施例1の(1) で得られた末端シラノールポリエチ
レン 5.6g、オクタメチルシクロテトラシロキサン(信
越化学(株)製:LS-8620) 119.2g、1,3,5,7
−テトラメチルシクロテトラシロキサン(信越化学
(株)製:LS-8600) 7.4g、n−ヘプタン40gを入
れ、オイルバス上で加熱し、全ての原料が均一に溶解し
たことを確認した後、触媒としてメタンスルホン酸(和
光純薬(株)製)10gを添加した。オイルバス上で加熱
し、還流させながら脱水し、30時間反応を行った。
去し、ワックス状の白色固体を得た。生成物の収量は99
gであった。1H−NMR分析(Bruker社製、200MHz、
クロロホルム−d、50℃、標準はTMSを用いた。)の
結果、ポリエチレン部分とシロキサン部分の重量比は
5:95、ジメチルシロキサン部分とメチルハイドロジェ
ンシロキサン部分とのモル比は96:4であった。
−水素結合を有するポリシロキサンは、これまでの単な
るシリコーンに比べ、配合系の有機原料との相溶性、分
散性、ペインタブル性に優れる表面処理剤として用いる
ことができる。また、シリコーン側鎖に容易に有機変性
基を導入することが可能であり、長鎖炭化水素基に由来
のワックス、皮膜形成剤、固化剤としての性質や油剤と
の相溶性を高めた変性シリコーンの合成原料として用い
ることができる。また、本発明によれば、長鎖炭化水素
基を有し、ケイ素−水素結合を有するポリシロキサンを
原料、触媒等の残存、副生成物の生成を抑えて、純度よ
く製造できる。
ジメチル−メチルハイドロジェンポリシロキサンの 1H
−NMRスペクトルである。
Claims (4)
- 【請求項1】 式(I)で表される分子末端に長鎖炭化
水素基を有し、ケイ素−水素結合を有する変性ポリシロ
キサン。 【化1】 (式中、 R1, R2, R3:それぞれ、炭素数1〜6の直鎖又は分岐の
アルキル基、あるいは炭素数6〜10の芳香族炭化水素基
を示し、(a+2)個のR1、(a+2)個のR2及びb個
のR3は同一でも異なっていてもよい。 R4:平均炭素数16から 600の直鎖又は分岐の飽和炭化水
素基を示す。 a:平均値が0以上3000以下の数を示す。 b:平均値が1以上3000以下の数を示す。) - 【請求項2】 R4が平均炭素数30から600 の直鎖又は分
岐の飽和炭化水素基である請求項1記載の変性ポリシロ
キサン。 - 【請求項3】 下記工程(1) 、(2) 、(3) 及び(4) をこ
の順に行うことを特徴とする請求項1又は2記載の変性
ポリシロキサンの製造法。 (1) 炭素数1〜6の直鎖又は分岐のアルキルリチウム/
3級ジアミン系開始剤を用いてエチレンをリビングアニ
オン重合させる工程。 (2) 上記工程(1) で得られたリビングポリエチレンに式
(II)で表される環状シロキサンオリゴマーを反応させ
た後に、酸処理を行い、式(III) で表される分子末端に
シラノール基を有する変性ポリエチレンを得る工程。 【化2】 (式中、 R1, R2:前記の意味を示し、c個のR1及びc個のR2は同
一でも異なっていてもよい。 c:平均値が3以上7以下の数を示す。) 【化3】 (式中、 R1, R2, R4:前記の意味を示し、d個のR1及びd個のR2
は同一でも異なっていてもよい。 d:平均値が1以上7以下の数を示す。) (3) 上記工程(2) で得られた前述の式(III) で表される
変性ポリエチレンと、次式(IV)で表される1種類以上
の環状ポリシロキサン、次式(V)で表される1種類以
上の鎖状ポリシロキサンのいずれか又はこれらの混合物
を酸触媒存在下、平衡化重合する工程。但し、1種類以
上のケイ素−水素結合を有するポリシロキサンを用い
る。 【化4】 (式中、 R1, R2, R3:前記の意味を示し、e 個のR1、e 個のR2及
びf個のR3は同一でも異なっていてもよい。 e:平均値が0以上7以下の数を示す。 f:平均値が0以上7以下の数を示す。 【化5】 (式中、 R1, R2, R3:前記の意味を示し、(g+1)個のR1、
(g+1)個のR2及びh個のR3は同一でも 異なってい
てもよい。 X :水酸基、脱離基又は低級アルキル基を示す。 g, h:それぞれ0以上の整数を示すが、どちらかは必
ず1以上の整数である。) (4) 上記工程(3) で得られた生成物から触媒を除去し、
必要に応じて洗浄、脱水を行う工程。 - 【請求項4】 X が、水酸基、あるいはアルコキシ基、
アシルオキシ基又はハロゲン原子から選ばれる脱離基で
ある請求項3記載の製造法。
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