JPH09216545A - エアバッグ装置およびエアバッグ装置の製造方法 - Google Patents

エアバッグ装置およびエアバッグ装置の製造方法

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JPH09216545A
JPH09216545A JP8026586A JP2658696A JPH09216545A JP H09216545 A JPH09216545 A JP H09216545A JP 8026586 A JP8026586 A JP 8026586A JP 2658696 A JP2658696 A JP 2658696A JP H09216545 A JPH09216545 A JP H09216545A
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airbag
mid
locking
inflator
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賢夫 堀池
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光崇 渡辺
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 エアバッグ装置を容易に組み立てる。 【解決手段】 リテーナ14内に、インフレータ15とエア
バッグ17とを収納して助手席乗員用のエアバッグ装置を
構成する。インフレータ15とエアバッグ17との間にミッ
ドリテーナ16を配置する。ミッドリテーナ16に、複数の
ボルト61を一体的に固着する。リテーナ14に、ボルト61
が挿通するリテーナ側取付孔32を形成するとともに、こ
れらリテーナ側取付孔32に向かい、ボルト61を案内する
案内部33を形成する。あらかじめエアバッグ17をボルト
61に係止したミッドリテーナ16を、傾斜してリテーナ14
内に挿入し、ミッドリテーナ16を回動して、リテーナ側
取付孔32にボルト61を挿入する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、例えば、自動車の
インストルメントパネルに装着される助手席乗員用のエ
アバッグ装置およびその製造方法に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、例えば、特開平7−117607
号公報に記載されたエアバッグ装置が知られている。こ
のエアバッグ装置は、自動車の助手席の乗員を保護する
ためにインストルメントパネルなどに装着されるもの
で、ガスを噴射するインフレータと、このガスにより膨
脹展開する袋状のエアバッグと、これらインフレータお
よびエアバッグを収納するリテーナとを備えている。そ
して、このリテーナは、インフレータを収納するロアリ
テーナと、折り畳んだエアバッグを収納するアッパーリ
テーナとの2部材から構成され、あるいは、インフレー
タとエアバッグとを収納する一体型のメインリテーナ
と、このメインリテーナに収納されてインフレータとエ
アバッグとを区画するミッドリテーナとの2部材から構
成されている。そして、これらリテーナを構成する2部
材は、エアバッグの端部を挟持した状態で、それぞれに
複数形成した取付孔にボルトあるいはリベットを挿入し
互いに締め付け固定されている。
【0003】そして、自動車の衝突の際などには、イン
フレータから高圧のガスが噴射され、このガスがロアリ
テーナあるいはミッドリテーナに形成した開口部を介し
てエアバッグの内部に流入し、このエアバッグが膨脹展
開して、助手席の乗員を保護するようになっている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記従
来の構成では、リテーナを構成する2部材とエアバッグ
とに形成した複数の取付孔を互いに位置合わせしてボル
トなどを挿通させる作業が必要で、多数の工程を要し煩
雑であり、特に、リテーナを構成する2部材の間に挟持
されるエアバッグの取付孔が視認しにくく位置合わせが
困難であり、製造コストの低減が困難である問題を有し
ている。
【0005】本発明は、このような点に鑑みなされたも
ので、組み立てが容易で製造コストを低減できるエアバ
ッグ装置およびエアバッグ装置の製造方法を提供するこ
とを目的とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】請求項1記載のエアバッ
グ装置は、ガスを噴射するインフレータと、このインフ
レータが噴射するガスにより膨脹展開するエアバッグ
と、前記インフレータおよび前記エアバッグを収納する
リテーナと、前記インフレータと前記エアバッグとの間
に配設されるミッドリテーナとを具備し、前記リテーナ
には、前記エアバッグ側に向かって縮径し、前記ミッド
リテーナが係止される係止受部と、この係止受部に位置
するリテーナ側取付孔とが設けられ、前記ミッドリテー
ナには、前記係止受部に係止される係止部と、この係止
部から一体的に突設され前記リテーナ側取付孔に挿通し
て締結される締結部とが設けられたものである。
【0007】そして、この構成では、インフレータとエ
アバッグとの間に配置されるミッドリテーナにより、収
納されたエアバッグがインフレータから離間した適切な
位置に保持される。そして、ミッドリテーナは、係止部
が、エアバッグ側に縮径してリテーナに形成された係止
受部に係止されるとともに、この係止部から一体的に突
設した締結部をリテーナに設けたリテーナ側取付孔に挿
通して係止することにより、リテーナに強固に固定され
る。また、締結部はミッドリテーナの係止部に一体的に
突設したため、別体の締結具を用いた場合に必要になる
締結具とミッドリテーナとの位置合わせおよび挿入作業
が不要になるとともに、締結部とリテーナ側取付孔との
位置合わせおよび挿入作業も容易になる。
【0008】請求項2記載のエアバッグ装置は、請求項
1記載のエアバッグ装置において、リテーナには、リテ
ーナ側取付孔に臨み、ミッドリテーナの締結部を案内す
る案内部が設けられたものである。
【0009】そして、この構成では、ミッドリテーナの
締結部が、リテーナのリテーナ側取付孔に容易に挿入さ
れる。
【0010】請求項3記載のエアバッグ装置は、請求項
1または2記載のエアバッグ装置において、エアバッグ
には、リテーナの係止受部とミッドリテーナの係止部と
の間に挟持される取付片部と、この取付片部に位置し締
結部が挿通するエアバッグ側取付孔とが設けられたもの
である。
【0011】そして、この構成では、エアバッグは、取
付片部が、リテーナの係止受部とミッドリテーナの係止
部との間に挟持されるとともに、エアバッグ側取付孔に
締結部を挿通して、強固に取り付けられる。また、ミッ
ドリテーナの締結部を、エアバッグ側取付孔に挿入した
状態で、ミッドリテーナをリテーナ内に挿入することに
より、組立作業が容易になる。
【0012】請求項4記載のエアバッグ装置は、請求項
1ないし3いずれか記載のエアバッグ装置において、エ
アバッグには、ミッドリテーナの係止部の縁部に係止し
て抜け止めされる膨大部が設けられたものである。
【0013】そして、この構成では、エアバッグ展開時
の応力が、膨大部の全長にわたって分散され、エアバッ
グが確実に保持される。
【0014】請求項5記載のエアバッグ装置は、請求項
1ないし4いずれか記載のエアバッグ装置において、ミ
ッドリテーナには、ガスが挿通する開口部と、この開口
部の端部からエアバッグ側に向かって立設された係止片
部とが設けられ、前記エアバッグには、前記開口部を挿
通して前記ミッドリテーナの外側に折り返される第2の
取付片部と、この第2の取付片部に形成され前記係止片
部に係止される係止溝部とが設けられたものである。
【0015】そして、この構成では、エアバッグの第2
の取付片部を、ミッドリテーナの開口部から挿入し、外
側に折り返して、係止溝部を係止片部に係止することに
より、エアバッグが強固に取り付けられる。そして、エ
アバッグの展開時には、第2の取付片部はたるみが引き
伸ばされた状態となり、インフレータから噴射されたガ
スが直接当たる部分が小さくなる。
【0016】請求項6記載のエアバッグ装置の製造方法
は、一端を開口とし中間部に係止受部およびリテーナ側
取付孔を設けこの係止受部の開口側を第1区画室としこ
の係止受部の奥側を第2区画室としたリテーナと、前記
第2区画室に収納されガスを噴射するインフレータと、
前記第1区画室に収納され前記インフレータが噴射する
ガスにより膨脹展開するエアバッグと、これらインフレ
ータとエアバッグとの間に位置して前記リテーナに収納
され前記係止受部に係止される係止部および前記リテー
ナ側取付孔に挿入される締結部を一体的に設けたミッド
リテーナとを用い、前記ミッドリテーナを、前記開口か
ら、前記リテーナに取り付けた状態に対して傾斜させた
状態で、前記開口から第2区画室に挿入し、次いで、前
記締結部を前記リテーナ側取付孔に挿入するとともに前
記ミッドリテーナを回動して前記係止部を前記係止受部
に当接して係止するものである。
【0017】そして、この構成では、締結部を一体的に
設けたミッドリテーナを用い、このミッドリテーナを傾
斜した状態でリテーナ内に挿入し、締結部をリテーナ側
取付孔に挿入するとともにミッドリテーナを回動して係
止部を係止受部に当接して係止することにより、エアバ
ッグ装置が強固かつ容易に組み立てられる。
【0018】請求項7記載のエアバッグ装置の製造方法
は、請求項6記載のエアバッグ装置の製造方法におい
て、リテーナに挿入したミッドリテーナを回動する時
に、前記リテーナに形成した案内部を用いて締結部をリ
テーナ側取付孔に向かって案内するものである。
【0019】そして、この構成では、ミッドリテーナの
締結部が、リテーナのリテーナ側取付孔に容易に挿入さ
れる。
【0020】
【発明の実施の形態】以下、本発明のエアバッグ装置お
よびエアバッグ装置の製造方法の一実施の形態を図面を
参照して説明する。
【0021】図2および図3において、1は自動車の助
手席の前側に位置するインストルメントパネルで、この
インストルメントパネル1の内側に、助手席乗員用のエ
アバッグ装置11が取り付けられている。そして、このエ
アバッグ装置11は、リテーナ14と、このリテーナ14にそ
れぞれ収納された、インフレータ15、ミッドリテーナ1
6、およびエアバッグ17などを備えている。
【0022】そして、このリテーナ14は、図2ないし図
4に示すように、例えば、断面略U字状をなす側板21
と、この側板21の両端部を覆う一対の端板22とをスポッ
ト溶接などして、上側に開口23を形成したいわゆる深絞
り形状に形成されている。
【0023】また、このリテーナ14の側板21には、高さ
方向(深さ方向)の中間位置に、くびれるようにして内
側に向かい凹設された一対の凹設部24が形成され、この
凹設部24間に位置して、リテーナ14の内部に連通部25が
形成されている。そして、この連通部25の上側に、エア
バッグ17を収納する第1区画室26が形成され、連通部25
の下側に、インフレータ15を収納する第2区画室27が形
成されている。
【0024】そして、この凹設部24の下面側は、上側す
なわちエアバッグ17を収納する第1区画室26に向かって
縮径するように傾斜する係止受部31が前後に相対向して
形成されている。また、前後の係止受部31には、長手方
向に沿って所定の間隔で、それぞれリテーナ側取付孔32
が複数、本実施の形態ではそれぞれ3か所ずつ形成され
ている。そして、各リテーナ側取付孔32は、図4に示す
ように、円孔状をなす本体部32a と、この本体部32a の
上側に連接した突出部32b とから、略鍵孔状に形成され
ている。
【0025】さらに、リテーナ14の後側下部の側板21に
は、各リテーナ側取付孔32に臨み、すなわち各リテーナ
側取付孔32に連なって、滑らかな弧状の突条をなして外
側に膨出した案内部33が一体に形成されている。
【0026】また、図2に示すように、リテーナ14の底
部には、ボルト34を固着した取付板35が固着され、自動
車の車体側の部材に固定されるようになっている。そし
て、図3に示すように、リテーナ14の両端板の下部に
は、それぞれインフレータ取付孔36が形成されている。
さらに、図2に示すように、リテーナ14の側板21の前後
の上端部近傍には、それぞれ断面略C字状をなす係止爪
(マウスプレート)37が固着されている。
【0027】そして、これら係止爪37を用いて、リテー
ナ14の上側に、樹脂製のカバー体41が取り付けられ、上
側の開口23が覆われている。また、図2および図3に示
すように、このカバー体41には、インストルメントパネ
ル1とほぼ面一に設けられる上板部42と、この上板部42
の下面側から突設された前後の脚片部43と、取付片部44
となどが一体に形成されている。そして、上板部42の裏
面側には、平面略コの字状をなす肉薄な破断線(テアラ
イン)42a が形成されている。また、前後の脚片部43
は、それぞれリテーナ14の外側に嵌合するとともに、こ
れら脚片部43に形成された通孔45に、リテーナ14の係止
爪37が係止され、カバー体41が固定されている。さら
に、各取付片部44は、インストルメントパネル1の裏面
側などに係止されるようになっている。
【0028】また、インフレータ15は、図3に示すよう
に、ボンベ状の本体部47と、この本体部47の一端に設け
られたガス導出部48とを備え、リード線49を介してコン
トローラ(衝撃センサ)から伝えられる信号に基づき、
このガス導出部48の周面に複数形成したガス噴射口48a
から高温高圧などのガスを噴射するようになっている。
なお、このインフレータ15は、本体部47の内側に、圧縮
ガスを充填したガス貯蔵室と、固体のガス発生剤を充填
したガス発生室とが、破断可能な隔壁を介して配置され
た、いわゆるハイブリッドインフレータであるが、内部
に点火器および推進薬などを収納したガス発生室のみを
備えた構成とすることもできる。また、このインフレー
タ15には、ガス導出部48の先端部に、皿状の蓋部48b が
固着されているとともに、本体部47の底部には、略円筒
状のボルト部47b が形成されている。そこで、このイン
フレータ15は、ボルト部47b を、一方のインフレータ取
付孔36の外側から挿入して、反対側のインフレータ取付
孔36から外側に突出させ、インフレータ取付孔36に蓋部
48b を当接した状態で、ボルト部47b にナット体50を螺
合して締め付けることにより、リテーナ14の第2区画室
27に固定されている。
【0029】そして、ミッドリテーナ16は、図2、図
3、および図5に示すように、平面略矩形状をなす基板
部51と、この基板部51の長手方向に沿った前後部が下方
に向かって傾斜して屈曲された一対の係止部52とが、金
属板を打ち抜き屈曲などして一体に形成されている。そ
して、基板部51は、外周の枠部54を残し、長手方向に所
定の間隔で開口部55が複数形成されているとともに、こ
れら開口部55同士の間には、ガスの噴射方向を調整する
羽根部56が枠部54と一体に形成されている。すなわち、
各羽根部56は、図3に示すように、それぞれリテーナ14
の一端側に位置するガス噴射口48a から噴射されるガス
の方向を規制して、エアバッグ14を所定の方向に突出さ
せるように傾斜されているとともに、上端部が略水平状
に屈曲されている。また、枠部54の長手方向の両端部の
内側部からは、両端の開口部55から立ち上げるようにし
て、上側の幅寸法が大きい略T字状をなす係止片部58が
垂直状に立設されている。さらに、各係止部52には、リ
テーナ14の各リテーナ側取付孔32に対応して、締結部と
してのボルト(ウェルドボルト)61が一体的に固着して
取り付けられている。すなわち、これらボルト61は、図
5に示すように、円板状の頭部61a を係止部52の内側面
に固着するとともに、ねじ溝を形成したねじ部61b を係
止部52に形成した孔部を介して外側に突出している。
【0030】そして、このミッドリテーナ16は、図2に
示すように、各ボルト61をそれぞれリテーナ14のリテー
ナ側取付孔32に挿入し、係止部52を係止受部31に当接し
て係止された状態で、リテーナプレート63を介して各ボ
ルト61にナット(M5ナット)62を螺合して締め付ける
ことにより、リテーナ14内部の連通部25に固定されてい
る。
【0031】一方、エアバッグ17は、図2、図3、図6
および図7に示すように、ミッドリテーナ16に嵌合可能
な略四角状の開口部65を有した袋状をなし、例えば、波
状に折り畳まれたのちに一方向に巻き付けられた状態
で、リテーナ14内側のミッドリテーナ16の上側に位置し
て第1区画室26に収納されている。そして、このエアバ
ッグ17の開口部65の前後の長辺の近傍は取付片部66とな
り、この取付片部66には、リテーナ14の各リテーナ側取
付孔32に対応して、エアバッグ側取付孔66a が複数形成
されているとともに、この取付片部66の端縁部は、折り
返されて袋状に縫い合わされ、内側に円柱状のピン(ロ
ット棒)67が挿入され、開口部65の長手方向のほぼ全長
にわたり、他の部分より厚さ寸法が大きい膨大部68が形
成されている。また、このエアバッグ17の開口部65の両
端の短辺の端縁部は、舌片状に延設され、第2の取付片
部71が形成されているとともに、これら第2の取付片部
71には、それぞれスリット状の係止溝部72が形成されて
いる。さらに、このエアバッグ17には、図示しない両側
一対のガス抜き用の円孔が形成されている。
【0032】そして、このエアバッグ17は、開口部65を
ミッドリテーナ16の上側に被せ、ミッドリテーナ16の各
ボルト61をそれぞれエアバッグ側取付孔66a に挿通する
とともに、第2の取付片部71をミッドリテーナ16の開口
部55に挿入し外側に折り返して係止溝部72を係止片部58
に係止した状態で、このミッドリテーナ16をリテーナ14
に取り付けることにより、取付片部66がリテーナ14の係
止受部31とミッドリテーナ16の係止部52との間に挟持さ
れ、リテーナ14に取り付けられている。さらに、この状
態で、エアバッグ17の第2の取付片部71が係止片部58に
係止されるとともに、エアバッグ17の膨大部68が係止部
52の端縁部に係止されて、確実に抜け止めされるように
なっている。
【0033】そして、このようにして構成されたエアバ
ッグ装置11は、自動車の衝突などの際に、図示しないコ
ントローラがこの衝撃を検出してインフレータ15を作動
させ、このインフレータ15から高温高圧の窒素ガスなど
のガスを噴射させる。すると、このガスは、ミッドリテ
ーナ16の開口部55を介してエアバッグ17を押し上げ、巻
き込まれたエアバッグ17は回転しながらカバー体41に衝
突し、このカバー体41を破断線42a に沿って開裂させ、
エアバッグ17の突出口を形成する。続いてエアバッグ17
の内部にガスが吹き込まれると、このエアバッグ17は、
乗員側に向かって、あるいはフロントガラスに沿って膨
脹し、助手席の乗員の前面に展開して、この乗員を衝撃
から保護するようになっている。
【0034】次に、図1などを参照して、このエアバッ
グ装置11の組み立て方法を説明する。
【0035】まず、図6および図7に示すように、ミッ
ドリテーナ16の各ボルト61をそれぞれエアバッグ17のエ
アバッグ側取付孔66a に挿通するとともに、第2の取付
片部71をミッドリテーナ16の開口部55に挿入し約180
度外側に折り返して係止溝部72を係止片部58に係止し、
ミッドリテーナ16にエアバッグ17を係止して取り付け
る。
【0036】そして、図1(a)に示すように、エアバ
ッグ17を取り付けたミッドリテーナ16を、インフレータ
15などを取り付けていない空のリテーナ14に開口23から
挿入し、傾斜した状態で、連通部25を通過させ、第2区
画室27に挿入する。
【0037】次いで、リテーナ14の案内部33を形成して
いない側の各リテーナ側取付孔32に、ミッドリテーナ16
に一体的に設けた一側のボルト61を挿入する。さらに、
図1(a)および図1(b)に示すように、他側のボル
ト61の先端部分をそれぞれ案内部33に挿入し、この案内
部33に摺接などして案内しながら、他側のボルト61を上
側に引き上げるようにミッドリテーナ16を回動させ、続
いて、ミッドリテーナ16の他側のボルト61を各リテーナ
側取付孔32に挿入する。そして、ミッドリテーナ16の基
板部51をリテーナ14の連通部25と平行にした状態で、ミ
ッドリテーナ16全体を上側に引き上げることにより、図
1(c)に示すように、中間にエアバッグ17の取付片部
66を介して、ミッドリテーナ16の係止部52がリテーナ14
の係止受部31に当接して係止される。そして、この状態
で、図2に示すように、各ボルト61にナット62を螺合し
て締め付けることにより、リテーナ14にミッドリテーナ
16とエアバッグ17とが固定される。
【0038】次いで、エアバッグ17を折り畳んで第1区
画室26に収納し、上側にカバー体41を取り付けて開口23
を覆い、最後に、リテーナ14の第2区画室27にインフレ
ータ15を収納することにより、エアバッグ装置11の組み
立て作業が完了する。
【0039】そして、本実施の形態のエアバッグ装置11
によれば、インフレータ15とエアバッグ17との間に配置
されるミッドリテーナ16により、収納されたエアバッグ
17をインフレータ15から離間した適切な位置に保持でき
るとともに、このミッドリテーナ16は、係止部52が、エ
アバッグ17側に縮径してリテーナ14に形成された係止受
部31に係止されるとともに、この係止部52から一体的に
突設したボルト61をリテーナ14に設けたリテーナ側取付
孔32に挿通して係止することにより、リテーナ14に強固
に固定することができる。
【0040】また、複数のボルト61を、ミッドリテーナ
16の係止部52に一体的に突設したため、ミッドリテーナ
16およびエアバッグ17をリテーナ14に容易に組み付けで
き、製造コストを低減することができる。すなわち、別
体の締結具を用いた場合に必要になる、ミッドリテー
ナ、エアバッグ、およびリテーナにそれぞれ複数形成し
た取付孔を互いに位置合わせしてボルトを挿通させる煩
雑な作業が不要になり、あらかじめ、ボルト61にエアバ
ッグ17のエアバッグ側取付孔66a を挿入した後にミッド
リテーナ16をリテーナ14内に挿入できるため、組立作業
を容易にして、製造コストを低減することができる。
【0041】そして、リテーナ14には、このリテーナ14
の一側のリテーナ側取付孔32に臨み、ミッドリテーナ16
から突設したボルト61を所定位置に案内する案内部33を
設けたため、ミッドリテーナ16に一体的にボルト61を設
けた構成においても、これらボルト61をリテーナ側取付
孔32に容易に挿入でき、組立作業を容易にして、製造コ
ストを低減することができる。
【0042】また、ミッドリテーナ16は、一側(フロン
トガラス側)のボルト61をリテーナ側取付孔32に挿入し
た後、このミッドリテーナ16を回動して他側(乗員側)
のボルト61をリテーナ側取付孔32に挿入する組み立て方
法により、案内部33は、リテーナ14の一側(乗員側)の
みに一般形状から膨出したボルト逃がし形状を形成する
だけで良いため、構造が複雑化せず、製造コストの上昇
を抑制できるとともに、膨出部分を必要最小限として、
エアバッグ装置11の小形化を図ることができる。
【0043】さらに、エアバッグ17は、取付片部66が、
リテーナ14の係止受部31とミッドリテーナ16の係止部52
との間に挟持され、エアバッグ側取付孔66a にボルトが
挿通されるとともに、取付片部66の縁部に設けた膨大部
68をミッドリテーナ16の係止部52の縁部に係止し、さら
に、第2の取付片部71の係止溝部72を係止片部58に係止
して抜け止めし、リテーナ14に強固に取り付けることが
できる。
【0044】そして、エアバッグ17の膨大部68は、エア
バッグ17の開口部65の長手方向の全長にわたって設けた
ため、エアバッグ17の展開時の応力を、開口部65の長手
方向の全長にわたって分散でき、エアバッグ17を確実に
保持することができる。
【0045】また、エアバッグ17の第2の取付片部71
は、ミッドリテーナ16の開口部55から挿入し外側に折り
返して係止溝部72を係止片部58に係止する構成としたた
め、エアバッグ17の展開時には、この第2の取付片部71
はたるみが引き伸ばされた状態となり、インフレータ15
から噴射されたガスが直接当たる部分を最小、すなわ
ち、ミッドリテーナ16の板厚として、エアバッグ17に対
する熱などによる影響を抑制し、エアバッグ17を保護す
ることができる。
【0046】さらに、エアバッグ17の取付片部66は、エ
アバッグ17の突出方向に対して傾斜した係止部52と係止
受部31との間に挟持して面状に締め付けているため、強
固に保持できる一方、エアバッグ17の突出時に大きな衝
撃が加わった際には、挟持された取付片部66が若干移動
することが可能であり、衝撃を緩和してエアバッグ17を
保護することができる。
【0047】なお、上記の実施の形態では、エアバッグ
装置11をインストルメントパネル1の上面に設けた実施
例について説明したが、リテーナ14の開口23を乗員側に
対向して設置してもよく、また、後部座席用のエアバッ
グ装置11などに適用することもできる。
【0048】また、エアバッグ17に形成した膨大部68
は、取付片部66の端縁部を折り返して袋状に縫い合わ
せ、内側に円柱状のピン67を挿入して形成したが、エア
バッグ17自身を重ね縫いして厚さ寸法の大きい膨大部を
形成することもできる。
【0049】
【発明の効果】請求項1記載のエアバッグ装置によれ
ば、インフレータとエアバッグとの間に配置されるミッ
ドリテーナにより、収納されたエアバッグをインフレー
タから離間した適切な位置に保持できる。そして、ミッ
ドリテーナは、係止部が、エアバッグ側に縮径してリテ
ーナに形成された係止受部に係止されるとともに、この
係止部から一体的に突設した締結部をリテーナに設けた
リテーナ側取付孔に挿通して係止することにより、リテ
ーナに強固に固定することができる。また、締結部はミ
ッドリテーナの係止部に一体的に突設したため、別体の
締結具を用いた場合に必要になる締結具とミッドリテー
ナとの位置合わせおよび挿入作業が不要になるととも
に、締結部とリテーナ側取付孔との位置合わせおよび挿
入作業も容易になり、組立作業を容易にして、製造コス
トを低減することができる。
【0050】請求項2記載のエアバッグ装置によれば、
請求項1記載の効果に加え、リテーナのリテーナ側取付
孔に臨み、ミッドリテーナの締結部を案内する案内部を
設けたため、ミッドリテーナの締結部を、リテーナのリ
テーナ側取付孔に容易に挿入でき、組立作業を容易にし
て、製造コストを低減することができる。
【0051】請求項3記載のエアバッグ装置によれば、
請求項1または2記載の効果に加え、エアバッグは、取
付片部が、リテーナの係止受部とミッドリテーナの係止
部との間に挟持されるとともに、エアバッグ側取付孔に
締結部を挿通して、リテーナに強固に取り付けることが
できる。また、ミッドリテーナの締結部を、エアバッグ
側取付孔に挿入した状態で、ミッドリテーナをリテーナ
内に挿入することにより、組立作業を容易にして、製造
コストを低減することができる。
【0052】請求項4記載のエアバッグ装置によれば、
請求項1ないし3いずれか記載の効果に加え、エアバッ
グに、ミッドリテーナの係止部の縁部に係止して抜け止
めされる膨大部を設けたため、エアバッグ展開時の応力
を、膨大部の全長にわたって分散でき、エアバッグを確
実に保持することができる。
【0053】請求項5記載のエアバッグ装置によれば、
請求項1ないし4いずれか記載の効果に加え、エアバッ
グの第2の取付片部を、ミッドリテーナの開口部から挿
入し、外側に折り返して、係止溝部を係止片部に係止す
ることにより、エアバッグを、ミッドリテーナを介して
リテーナに強固に取り付けることができる。そして、エ
アバッグの展開時には、第2の取付片部はたるみが引き
伸ばされた状態となり、インフレータから噴射されたガ
スが直接当たる部分を小さくして、エアバッグを保護す
ることができる。
【0054】請求項6記載のエアバッグ装置の製造方法
によれば、締結部を一体的に設けたミッドリテーナを用
い、このミッドリテーナを傾斜した状態でリテーナ内に
挿入し、締結部をリテーナ側取付孔に挿入するとともに
ミッドリテーナを回動して係止部を係止受部に当接して
係止することにより、エアバッグ装置を強固かつ容易に
組み立てることができ、製造コストを低減することがで
きる。
【0055】請求項7記載のエアバッグ装置の製造方法
によれば、請求項6記載の効果に加え、リテーナに挿入
したミッドリテーナを回動する時に、リテーナに形成し
た案内部を用いて締結部をリテーナ側取付孔に向かって
案内することにより、ミッドリテーナの締結部を、リテ
ーナのリテーナ側取付孔に容易に挿入でき、組立作業を
容易にして、製造コストを低減することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明のエアバッグ装置の一実施の形態を示す
製造工程の説明図である。
【図2】同上エアバッグ装置の断面図である。
【図3】同上エアバッグ装置の断面図である。
【図4】同上エアバッグ装置のリテーナの斜視図であ
る。
【図5】同上エアバッグ装置のミッドリテーナの斜視図
である。
【図6】本発明のエアバッグ装置の製造工程を示す斜視
図である。
【図7】同上図6のI−I断面図である。
【符号の説明】
11 エアバッグ装置 14 リテーナ 15 インフレータ 16 ミッドリテーナ 17 エアバッグ 23 開口 26 第1区画室 27 第2区画室 31 係止受部 32 リテーナ側取付孔 33 案内部 52 係止部 55 開口部 58 係止片部 61 締結部としてのボルト 66 取付片部 66a エアバッグ側取付孔 68 膨大部 71 第2の取付片部 72 係止溝部

Claims (7)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ガスを噴射するインフレータと、 このインフレータが噴射するガスにより膨脹展開するエ
    アバッグと、 前記インフレータおよび前記エアバッグを収納するリテ
    ーナと、 前記インフレータと前記エアバッグとの間に配設される
    ミッドリテーナとを具備し、 前記リテーナには、前記エアバッグ側に向かって縮径
    し、前記ミッドリテーナが係止される係止受部と、この
    係止受部に位置するリテーナ側取付孔とが設けられ、 前記ミッドリテーナには、前記係止受部に係止される係
    止部と、この係止部から一体的に突設され前記リテーナ
    側取付孔に挿通して締結される締結部とが設けられたこ
    とを特徴とするエアバッグ装置。
  2. 【請求項2】 リテーナには、リテーナ側取付孔に臨
    み、ミッドリテーナの締結部を案内する案内部が設けら
    れたことを特徴とする請求項1記載のエアバッグ装置。
  3. 【請求項3】 エアバッグには、リテーナの係止受部と
    ミッドリテーナの係止部との間に挟持される取付片部
    と、この取付片部に位置し締結部が挿通するエアバッグ
    側取付孔とが設けられたことを特徴とする請求項1また
    は2記載のエアバッグ装置。
  4. 【請求項4】 エアバッグには、ミッドリテーナの係止
    部の縁部に係止して抜け止めされる膨大部が設けられた
    ことを特徴とする請求項1ないし3いずれか記載のエア
    バッグ装置。
  5. 【請求項5】 ミッドリテーナには、ガスが挿通する開
    口部と、この開口部の端部からエアバッグ側に向かって
    立設された係止片部とが設けられ、 前記エアバッグには、前記開口部を挿通して前記ミッド
    リテーナの外側に折り返される第2の取付片部と、この
    第2の取付片部に形成され前記係止片部に係止される係
    止溝部とが設けられたことを特徴とする請求項1ないし
    4いずれか記載のエアバッグ装置。
  6. 【請求項6】 一端を開口とし中間部に係止受部および
    リテーナ側取付孔を設けこの係止受部の開口側を第1区
    画室としこの係止受部の奥側を第2区画室としたリテー
    ナと、前記第2区画室に収納されガスを噴射するインフ
    レータと、前記第1区画室に収納され前記インフレータ
    が噴射するガスにより膨脹展開するエアバッグと、これ
    らインフレータとエアバッグとの間に位置して前記リテ
    ーナに収納され前記係止受部に係止される係止部および
    前記リテーナ側取付孔に挿入される締結部を一体的に設
    けたミッドリテーナとを用い、 前記ミッドリテーナを、前記開口から、前記リテーナに
    取り付けた状態に対して傾斜させた状態で、前記開口か
    ら第2区画室に挿入し、 次いで、前記締結部を前記リテーナ側取付孔に挿入する
    とともに前記ミッドリテーナを回動して前記係止部を前
    記係止受部に当接して係止することを特徴とするエアバ
    ッグ装置の製造方法。
  7. 【請求項7】 リテーナに挿入したミッドリテーナを回
    動する時に、前記リテーナに形成した案内部を用いて締
    結部をリテーナ側取付孔に向かって案内することを特徴
    とする請求項6記載のエアバッグ装置の製造方法。
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