JP2011121578A - エアバッグモジュール - Google Patents

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Abstract

【課題】サイドカーテンタイプのエアバッグモジュールを耐久性があるように構成する。
【解決手段】車両乗員を保護するためのエアバッグモジュールであって、乗員と車両の内装面との間に展開するように構成された膨張式カーテンエアバッグと、膨張ガスをエアバッグに供給するためのインフレータと、エアバッグを囲むように構成されたハウジングと、エアバッグの膨張及び展開の前にエアバッグをハウジングに保持するように構成されたストラップと、を備え、ストラップの少なくとも一つの端部は、ハウジングに接続されている、ことを特徴とするエアバッグモジュール。
【選択図】なし

Description

関連出願の相互参照
本出願は、2009年11月2日に出願された米国仮出願第61/257,278号に基づく優先権及び利益を主張し、その全体を参照することにより本明細書に組み込む。
本出願は、一般に自動車用エアバッグモジュールの分野に関する。より詳細には、本開示は、改良された輸送機関及び車両用装置に関して耐久性があるように構成されたサイドカーテンタイプのエアバッグモジュールに関する。
本発明の一実施形態は、車両乗員を保護するためのエアバッグモジュールに関する。エアバッグモジュールは、乗員と車両内装面との間に展開するように構成された膨張式カーテンエアバッグと、膨張ガスをエアバッグに供給するためのインフレータと、エアバッグを囲むように構成されたハウジングと、エアバッグの膨張及び展開の前にエアバッグをハウジングに保持するように構成されたストラップと、を備え、ストラップの少なくとも一つの端部は、ハウジングに接続されている。
ハウジングは、ストラップの少なくとも一つの端部が挿通される開口部を有する把持部材を含んでいてもよく、把持部材は、ストラップ上に配置された対応する係合部に当接し、それによって、ハウジングの壁部と平行した位置にストラップを係止するための係合部を含む。ストラップの他端は、ハウジングに一体的に接続されていてもよい。
ハウジングは、一対の開口部を含んでいてもよく、各開口部は、ハウジングの対向側に配置される。ストラップの少なくとも一つの端部は開口部の一つに挿通され、ストラップの他端は他の開口部に挿通される。ストラップの各端部は、ストラップが開口部に挿通された後に、ストラップの端部が開口部から引き出されるのを抑制し、それによって、ストラップをハウジングに対して適切な位置に係止するためにハウジングの壁部と係合する突出部を含む。
ストラップの各端部は、二つの部分に分割されてもよく、各部分は、ハウジングの壁部の開口部に挿通される。各部分は、ストラップの部分が開口部から引き出されるのを抑制し、それによって、ストラップをハウジングに対して適切な位置に係止するためにハウジングの壁部と係合する突出部を含む。
ストラップは、二つの端部と、二つの端部の間に配置され、膨張式カーテンエアバッグの展開時にストラップの二つの端部を分離するように構成された分離機構と、を含んでいてもよい。分離機構は、ストラップの長手方向の長さに対して交差する方向に向いたV字形状の切欠き部として構成されてもよい。ハウジングは、ストラップの開口部と係合するように構成された保持部材を含んでいてもよく、ストラップの二つの端部が分離した後、開口部を有するストラップの端部は、保持部材により保持される。
エアバッグモジュールは、複数のストラップをさらに備えていてもよく、各ストラップは、エアバッグの膨張及び展開の前にエアバッグの一部をハウジングに保持するように構成されており、各ストラップの少なくとも一つの端部は、ハウジングに接続されている。複数のストラップの各ストラップは、分離機構を含んでいてもよく、複数のストラップのうちの一つのストラップの分離機構は、複数のストラップの少なくとも一つの他のストラップにおける離脱力とは異なる離脱力で分離するように構成される。
本発明の別の実施形態は、乗員を保護するために乗員と車両内部との間に展開するように構成された膨張式エアバッグクッションを有するエアバッグモジュール用ハウジングに関する。ハウジングは、薄肉ベース部と、ベース部から離れるように伸長し、ハウジングがエアバッグクッションを実質的に囲むように格納されたエアバッグクッションを受け入れるように構成されたキャビティを形成する二本の薄肉脚部と、エアバッグの膨張及び展開の前にエアバッグをハウジングに保持するように構成されたストラップと、を備え、ストラップの少なくとも一つの端部は、ハウジングに接続している。ハウジングは、ストラップの少なくとも一つの端部が挿通される開口部を有する把持部材をさらに備えていてもよく、把持部材は、ストラップ上に配置された対応する係合部に当接し、それによって、ハウジングの薄肉部の一つと平行した位置にストラップを係止するための係合部を含む。ストラップの他端は、ハウジングに一体的に接続されていてもよい。
ハウジングは、一対の開口部をさらに備えていてもよく、各開口部は、ハウジングの二つの異なる薄肉部に配置される。ストラップの少なくとも一つの端部は開口部の一つに挿通され、ストラップの他端は他の開口部に挿通される。ストラップの各端部は、ストラップが開口部に挿通された後に、ストラップの端部が開口部から引き出されるのを抑制し、それによって、ストラップをハウジングに対して適切な位置に係止するためにハウジングの薄肉部の一つと係合する突出部を含む。
ストラップの各端部は、二つの部分に分割されてもよく、各部分は、ハウジングの薄肉部の一つの開口部に挿通される。各部分は、ストラップの部分が開口部から引き出されるのを抑制し、それによって、ストラップをハウジングに対して適切な位置に係止するためにハウジングの壁部と係合する突出部を含む。ストラップは二つの端部と、二つの端部の間に配置され、膨張式エアバッグクッションの展開時にストラップの二つの端部を分離するように構成された分離機構と、を含んでいてもよい。分離機構は、ストラップの長手方向の長さに対して交差する方向に向いたV字形状の切欠き部として構成されてもよい。
ハウジングは、ハウジングの薄肉部の一つから伸長し、ストラップの開口部と係合するように構成された保持部材をさらに備えていてもよく、ストラップの二つの端部が分離した後、開口部を有するストラップの端部は、保持部材により保持される。保持部材は、ストラップの開口部と係合するように構成されてもよく、膨張式カーテンエアバッグの展開時に開口部を有するストラップの端部は、保持部材により保持される。
展開前の車両のルーフレール内に格納された状態のサイドカーテンエアバッグの例示的実施形態を図示した自動車の斜視図である。 車両乗員を拘束するために折り畳まれていない又は展開された状態のサイドカーテンエアバッグの例示的実施形態を図示した図1の自動車の斜視図である。 折り畳んだり巻き取ったりする前に平面状に示されたエアバッグクッションを有するサイドカーテンエアバッグモジュールの例示的実施形態における側面図である。 格納され、車両(例えば、図1の車両)への取り付け準備ができた状態のサイドカーテンエアバッグモジュールの例示的実施形態における斜視図である。 サイドカーテンエアバッグモジュール(例えば、図4のサイドカーテンエアバッグモジュール)に関する保持機構の例示的実施形態における斜視図である。 ハウジングに結合された状態のサイドカーテンエアバッグモジュールに関する保持機構の別の例示的実施形態における斜視図である。 図6Aにおける保持機構の断面斜視図である。 ハウジングに結合された状態のサイドカーテンエアバッグモジュールに関する保持機構の別の例示的実施形態における斜視図である。 図7Aにおける保持機構の断面斜視図である。 ハウジングに結合された状態のサイドカーテンエアバッグモジュールに関する保持機構の別の例示的実施形態における斜視図である。 図8Aにおける保持機構の別の斜視図である。 図8Aにおける保持機構の断面斜視図である。 ハウジングに結合された状態のサイドカーテンエアバッグモジュールに関する保持機構の別の例示的実施形態における斜視図である。 図9Aにおける保持機構の別の斜視図である。 図9Aにおける保持機構の断面斜視図である。 ハウジングに結合された状態のサイドカーテンエアバッグモジュールに関する保持機構の別の例示的実施形態における斜視図である。 図10Aにおける保持機構の別の斜視図である。 ハウジングに結合された状態のサイドカーテンエアバッグモジュールに関する保持機構の別の例示的実施形態における斜視図である。 図11Aにおける保持機構の別の斜視図である。 図11Aにおける保持機構の断面斜視図である。
(詳細な説明)
サイドカーテンエアバッグ(SCAB)は、動的な車両衝突又は転覆事故時に乗員を負傷から保護するのを補助するために、車両に配置される。サイドカーテンエアバッグモジュール又はシステムは、動的な車両側面衝突事故又は転覆事故時に展開するエアバッグクッションを含んでいてもよい。これにより、膨張ガスは、エアバッグシステムの膨張式クッションに急速に押し込まれる。SCABモジュールは、インフレータをさらに含んでいてもよい。インフレータは、ほぼ瞬時に膨張ガスを発生し、エアバッグシステムの膨張式クッションに高い体積流量でガスを押し込むために点火装置を用いてもよい。サイドカーテンクッション又はエアバッグは、一般に、ドアフレームとルーフとの間に配置される車両の一部である車両のルーフレール内に格納され、展開される。SCABクッションは、典型的には車両のルーフレールの小さい断面に収まるようにするために、エアバッグをコンパクトに折り畳んだり巻き取ったりする工程又は折り畳んだり巻き取ったりする工程の組み合わせにより梱包される。取り付け後、エアバッグモジュールは、車両内部の外観又は美観を改善するために、ルーフライナー又はヘッドライナーの裏側に格納されてもよい。SCABは、展開時に任意の車両における任意の座席の列(例えば、一列目、二列目、三列目)の乗員を保護し、典型的には車体側の乗員を保護するために用いられてもよい。多くの場合、単一のサイドカーテンエアバッグは、複数の乗員を保護するために一つ以上の膨張可能な部分により構成され、異なる座席の列に配置される。
サイドカーテンエアバッグは、ルーフレールの比較的小さい容積(又は断面)に簡単に設置できるようにするために、例えば、図4に図示したように、典型的には折り畳まれた形態で車両のルーフレールに取り付けられる。SCABモジュールは、例えば、ルーフレールアセンブリを構造的に支持する金属薄板構成要素のバリによって、エアバッグクッションが損傷するのを抑制するために、一つ又は複数の保護部材(又はハウジング)を含んでいてもよい。SCABモジュールは、一つ又は複数の取付機構をさらに含んでいてもよい。取付機構は、第1の側部(又は第1の端部)がエアバッグモジュールに、好ましくはハウジングに結合され、第2の側部(又は第2の端部)が車両(例えばルーフレール)に結合されていてもよい。
図1に、室内乗員区画25を含む自動車20の典型的な実施形態を図示する。乗員区画25は、サイドカーテンエアバッグ(SCAB)モジュール30を含んでいてもよい。サイドカーテンエアバッグ(SCAB)モジュール30は、例えば、車両20のルーフレール23内に格納され、展開されてもよい。SCABモジュール30は、エアバッグ展開時に少なくとも一人の乗員に拘束手段という形式で乗員保護を提供してもよい。例示的実施形態によれば、SCABモジュール30は、エアバッグ展開時に車両20の助手席側に位置する少なくとも一人の乗員を拘束するように構成される。別の例示的実施形態によれば、SCABモジュール30は、エアバッグ展開時に車両20の運転席に位置する少なくとも一人の乗員を拘束するように構成される。本願明細書に開示されたエアバッグモジュールは、乗員を含むように構成された任意の車両内に含まれてもよく、任意の乗員(例えば、ドライバ、前部乗員、後部乗員)を拘束及び/又は保護するために用いられてもよいことを当業者なら認識するだろう。本願明細書に開示及び図示されたエアバッグモジュールに限定されない点に留意すべきである。
図2に、車両の動的事象(例えば、転覆又は側面衝突事故)によって、展開又は膨張した形態のSCABモジュール30を有する自動車20を図示する。例示的実施形態によれば、展開されたSCABモジュール30は、乗員が車両20の助手席側に配置されたドアアセンブリ26の内側に接触すること、又は車両20の急減速によって引き起こされた乗員の比較的大きい加速度によって生じる比較的高い力で他の車両構成要素に接触することを実質的に抑制することによって、車両20の助手席側に位置する前部及び後部の乗員を拘束及び/又は保護する。別の例示的実施形態によれば、車両20は、助手席側のルーフレール23内に格納された二つのSCABモジュールを含む。第1のSCABモジュールは、車両20の助手席側に位置する前部乗員を拘束及び/又は保護するために展開するように構成され、第2のSCABモジュールは、車両20の助手席側に位置する後部乗員を拘束及び/又は保護するために展開するように構成される。
例示的実施形態によれば、SCABモジュール30は、膨張式エアバッグクッション33を含む。膨張式エアバッグクッション33は、展開が引き起こされると、インフレータ31により発生し、エアバッグクッションに押し込まれた膨張ガスによって、引き起こされた高い内圧で(クッションが格納されている)ルーフレール23を破断する。エアバッグクッション33は、エアバッグクッションの展開の先端33Aをルーフレール23,インフレータ31及びクッションの展開の後端(すなわち、取付機構によってルーフレールに固定された端部)から、ドアアセンブリ26の内面に沿って実質的に下方に移動させながら膨張及び展開する。例示的実施形態によれば、エアバッグクッション33の最終的な展開位置は、ドアアセンブリ26と乗員(図示せず)との間に定められる。
図3に、SCABモジュール30の例示的実施形態を図示する。SCABモジュール30は、(折り畳み及び/又は巻き取り前の平面状に示された)膨張式エアバッグクッション33と、クッション33を膨張させるために膨張ガスを供給するインフレータ31と、複数の取付機構40と、を含む。インフレータ31は、現在既知である又は今後開発される任意の方法を用いて作製されていてもよく、エアバッグクッション33を膨張させるために膨張ガスを発生する任意の装置(例えば、点火装置)を含んでいてもよい。複数の取付機構40は、SCABモジュール30を車両20に結合し、現在既知である又は今後開発される任意の方法を適切に用いて構成されてもよい。例示的実施形態によれば、取付機構40は、SCABモジュール30(例えば、エアバッグクッション33)に結合するための第1の端部と、車両20のルーフレール23に結合するための第2の端部と、を含むスチール製ブラケットとして構成される。そこにおいて、第2の端部は、締結具を受けるように構成された孔を含む。
エアバッグクッション33は、エアバッグ展開時にインフレータから膨張ガスを受け取るように構成された少なくとも一つの膨張式チャンバ35を形成するために、従来の方法(例えば、縫合)によって、シーム36で結合される一つ以上のエアバッグパネル34から形成されてもよい。エアバッグクッション33を形成するエアバッグパネル34は、従来の強度の高い材料(例えば、ナイロン織物)又は任意の適切な材料で作製されていてもよい。エアバッグクッション33を形成するエアバッグパネル34は、展開時にエアバッグパネルの孔からの膨張ガスの漏出を抑制するために、シール材(例えば、シリコン)で被覆してもよい。例示的実施形態によれば、エアバッグクッションは、展開時に第1の膨張式チャンバが第1の乗員(例えば、最前列の乗員)を拘束及び/又は保護し、第2の膨張式チャンバが第2の乗員(例えば、二列目の乗員)を拘束及び/又は保護するために、二つの膨張式チャンバを形成するように構成される。
図4及び5に、格納された形態で、車両(例えば、車両20)への取り付け準備ができたSCABモジュール130の例示的実施形態を図示する。例示的実施形態によれば、SCABモジュール130は、インフレータ131と、エアバッグクッション133と、複数の保護部材(又はハウジング)150と、複数の取付機構140と、複数の拘束機構(又は保持機構)170と、を含む。別の例示的実施形態によれば、SCABモジュールは、エアバッグクッションと、少なくとも一つのハウジング(又は保護部材)と、少なくとも一つの保持(又は拘束)機構と、を含む。エアバッグクッション133は、折り畳んだり巻き取ったりする工程又は折り畳んだり巻き取ったりする工程の組み合わせにより格納された形態に処理されてもよい。本願明細書に開示されたSCABモジュールは、任意の数のクッション、任意の数のハウジング及び任意の数の保持機構を含むように構成されてもよく、本願明細書に示された実施形態に限定されない点に留意すべきである。
例示的実施形態によれば、ハウジング150は、ポリマー(例えば、ポリプロピレン、ポリプロピレンに加えられるエチレン・プロピレン)から射出成形工程により作製され、比較的薄肉のベース部151から離れるように伸長する二本の比較的薄肉の脚部152によって、実質的にC字形状に形成された断面を有する。例示的実施形態によれば、脚部152は、ベース部から実質的に垂直な方向に離れるように伸長する。他の例示的実施形態によれば、ハウジングは、格納時にエアバッグクッションを保護する任意の適切な断面を有する任意の適切な材料で任意の適切な方法により作製されていてもよい。ハウジング150は、適当な位置に保持機構170を係止又は保持するように構成された一つ以上の把持部材153を含んでいてもよい。
例示的実施形態によれば、保持機構170は、ハウジング150の把持部材153が受け止め、保持することになるストラップ171として構成される。保持機構170は、エアバッグの膨張及び展開の前にハウジング150の一部に格納された(例えば、折り畳まれた及び/又は巻き取られた)エアバッグクッション133の一部を保持するように構成される。例示的実施形態によれば、保持機構170は、エアバッグクッション133が妨げられない方法で適切に展開できるように、展開しているエアバッグクッション133によって引き起こされた所定の張力を受けた時に解放する(又は開裂する又は分離する)ようにさらに構成される。保持機構を解放するように設定される所定の張力は、様々な顧客の要求を満たすように調整されてもよい。
複数の保持機構を有するSCABモジュールは、各保持機構の解放又は分離張力がSCABモジュールの他の保持機構と同じ又は異なるように構成されてもよい。例えば、SCABモジュールのエアバッグクッションは、エアバッグ展開時は常に、インフレータに最も近いクッションの部分がインフレータから最も遠いクッションの部分の中の内圧より大きい内圧を有するように構成されてもよい。これにより、インフレータに最も近いクッションに沿って配置された保持機構は、(インフレータに対して)近い保持機構と遠い保持機構の両方が実質的に同時に解放するように調節するために、インフレータから最も遠いクッションに沿って配置された保持機構の解放張力より高い張力で解放するように構成されてもよい。例示的実施形態によれば、SCABモジュールは、インフレータの両側に一つずつ構成された二つのハウジングと、各ハウジングの長さ方向に沿って三つずつ配置された六つの保持機構と、を含む。インフレータの最も近くに配置された保持機構は、比較的高い解放張力を有するように構成され、インフレータの最も遠くに配置された保持機構は、比較的低い解放張力を有するように構成され、最も近い保持機構と最も遠い保持機構との間に配置された2つの保持機構は、比較的中程度の解放張力を有するように構成される。
本願明細書に開示された保持機構は、組立て、輸送(例えば、組立て場所から取り付け場所への出荷)、車両への取り付けの間にSCABモジュール内に格納されたエアバッグクッションを保持するための丈夫で確実な方法を提供すると共に、エアバッグクッションの展開を遅延させない又は妨げないように、反復可能及び制御された解放又は分離力を提供する。
図6A及び6Bに、SCABモジュール230の別の例示的実施形態の一部を図示する。SCABモジュール230は、エアバッグクッション(明瞭にするために図示せず)と、ハウジング250と、保持機構270と、を含む。保持機構270は、エアバッグの膨張及び展開の前にエアバッグクッション(図示せず)の一部を保持するためにハウジング250に結合されて示されている。
例示的実施形態によれば、保持機構270は、第1の端部272及び第2の端部273を有する可撓性ストラップ271を含む。可撓性ストラップ271は、ポリマー(例えば、ポリプロピレン、ポリプロピレンに加えられるエチレン・プロピレン)又は任意の適切な材料で任意の適切な方法(例えば、射出成形)を用いて作製されてもよい。例示的実施形態によれば、ストラップ271の第2の端部273は、ハウジング250の第1の脚部252から伸長し、これと一体に形成される。ストラップ271の第1の端部272は、自由位置にある時(すなわち、ハウジング内にクッションを保持するために、第1の端部272が、ハウジング250又はハウジング250の把持部材253に結合していない時)、第2の端部273から長手方向に離れるように伸長してもよい。別の例示的実施形態によれば、ストラップ271の第2の端部273は、ハウジング250の第1の脚部252とは別体に形成された後、本願明細書に開示された任意の方法だけでなく、適切な従来の方法又は今後公知となる方法を用いてハウジング250の第1の脚部252に結合される。
保持機構270は、調節可能な係合を有するように構成された係合部(又は調節可能な部材)274をさらに含んでいてもよい。例示的実施形態によれば、係合部274は、一連の隣接した実質的に同様の形状をした歯部275を含む。これにより、二つの隣接した歯部275は、ストラップ271の第1の端部272と係合して保持するために、把持部材253の対応する係合部(又は係止部材)254と係合するように構成された切欠き部を形成する。例示的実施形態によれば、係合部274は、ストラップ271の第1の端部272と一体に形成される。別の例示的実施形態によれば、係合部274は、ストラップ271の第1の端部272とは別体に形成された後、適切な従来の方法又は今後公知となる方法を用いてストラップ271の第1の端部272に結合される。
保持機構270の可撓性ストラップ271は、ハウジング250の保持(又は繋止)部材256を受けるように構成された開口部(又は孔)276をさらに含んでいてもよい。例示的実施形態によれば、開口部276は矩形であり、保持部材256が開口部276と係合できるように、ハウジング250の保持部材256より大きく構成されている。開口部276のスロット長さを変更してもよく、ストラップ271の係合部274と把持部材253の係合部254との間の所望の調整機能に対応するように長く又は短くしてもよい。開口部276は、ストラップ271又はストラップ271の一部が飛散することを抑制するために、保持機構270の解放又は開裂後、保持部材256がストラップ271の第1の端部272を保持できるように構成されてもよい。
例示的実施形態によれば、保持機構270は、エアバッグクッションが保持機構270により保持されないように、エアバッグ展開時に解放するように構成される。保持機構270によって、エアバッグクッションは、妨げられる又は遅延させられることなくハウジング250の外部へ展開できる。例えば、ストラップ271の係合部274又は把持部材253の係合部254の歯部275は、ストラップ271の第1の端部272が把持部材253から分離した状態になるように、所定の応力/圧力で剪断又は破断するように構成されてもよい。
別の例示的実施形態によれば、保持機構270は、保持機構270の張力が所定の閾値張力に達するエアバッグの展開時に、開裂又は分離するように構成された分離(又は破断又は開裂)機構277を含む。このように、分離機構は、ストラップを二つ以上の部分に分離するように構成される。これにより、エアバッグクッションは、保持機構270によって妨げられることも遅延させられることもない方法で、ハウジングの外側に膨張展開してもよい。
例示的実施形態によれば、分離機構277は、ストラップ271の長手方向の長さに対して交差する方向に向いたV字形状の切欠き部として構成されてもよい。V字形状の分離機構277は、ストラップの長手方向の長さに沿って、第2の端部273と把持部材253により保持されたストラップ271の一部との間の任意の位置に設けられてもよい。V字形状の分離機構277によってストラップ271に形成された切欠き部の深さ及び幅は、保持機構の分離機構277がストラップ271を分離する閾値張力を調整するように変更されてもよい。例示的実施形態によれば、切欠き部の深さは、ストラップの全幅より短い任意の長さであってもよい。
他の実施形態によれば、分離機構277は、任意の適切な形状(例えば、半円形、U字形状、細長い穴、スリット)を形成するように構成され、ストラップ271又は保持機構270の全幅以下の任意の長さに伸長してもよい。応力集中部として構成された分離機構は、一貫した分離位置だけでなく、分離が起こる位置に制御された及び反復可能な張力を提供し、分離機構がエアバッグの展開を遅延させる又は妨げるのを抑制する。
例示的実施形態によれば、ハウジング250は、開口キャビティ257を形成するために比較的薄肉のベース部251から離れるように伸長する二本の比較的薄肉の脚部252によって、実質的にC字形状に形成された断面を有する。脚部252は、ベース部251から実質的に垂直に伸長してもよい。開口キャビティ257は、脚部252及びベース251が少なくともクッションの一部を囲むように、格納されたエアバッグクッション(図示せず)を受け入れるように構成される。脚部252とベース部251との交点は、半径又は他の移行機構を含んでいてもよい。ハウジング250は、クッションが格納された形態にある時にハウジング250が囲むエアバッグクッション(図示せず)の長さに合わせて、任意の長さに伸長してもよい。ハウジング250は、直線若しくは実質的に直線方向に伸長するか、又は非直線的な長さで伸長してもよい。
例示的実施形態によれば、ハウジング250は、適当な位置に保持機構270の一部を保持するように構成された把持部材253をさらに含む。例示的実施形態によれば、把持部材253は、ハウジング250の隣接した脚部252と実質的に平行であって、オフセットされた上部255Aと、互いに実質的に平行であって、上部255A(及び隣接した脚部)に対して実質的に垂直である二つの壁部255Bと、を含む。把持部材253の二つの壁部255Bは、ハウジング250の脚部252から把持部材253の上部255Aまで伸長し、ストラップ271の第1の端部272を受けるように構成された実際上の開口部(又は管又はトンネル)を形成してもよい。例示的実施形態によれば、把持部材253とハウジング250の脚部252との間に形成される開口部のサイズは、好ましくは、開口部に挿通されることになるストラップ271の部分の断面よりわずかに大きく構成される。このように、把持部材253の二つの壁部255Bは、少なくともストラップ271の幅に等しい間隔で分離(すなわち、オフセット)されてもよい。把持部材253の上部255Aは、少なくともストラップ271の厚みに等しい間隔でハウジング250の脚部からオフセットされてもよい。
例示的実施形態によれば、把持部材253の上部255Aの底面は、ハウジング250の脚部252の方へ突出した係合部254を含む。例示的実施形態によれば、係合部254は、保持機構270の係合部274に実質的に適合する断面形状を含むように形成される。例えば、把持部材253の係合部254は、選択的に保持機構270の係合部274に結合するように構成された歯部であってもよい。係合部254の噛み合った歯部は、保持機構270の係合部274の歯部275の幅より広くてもよいし、狭くてもよい。
把持部材253の係合部254は、ストラップ271の長手方向に所定の力が加えられるまで、ストラップ271の係合部274を係止することによって、適当な位置にストラップ271を保持する。これにより、ストラップ271の係合部274の歯部275及び/又は把持部材253の係合部254は、ストラップ271の係合部274及びストラップ271の第1の端部272が把持部材253の係合部254に対して交差する方向に移動できる程度に弾性的に変位又は変形できる。ストラップ271の係合部274の形状及び把持部材253の係合部254の形状は、把持部材253(したがって、ハウジング250)に対してストラップ271の係合部274の動きを可能にする(したがって、ストラップ271の動きを可能にする)のに必要となる力を変えるために変更してもよいことを当業者なら認識するだろう。例示的実施形態によれば、必要となる力は、組立て時に手で加えられる程度に弱いが、エアバッグクッションの重さを適当な位置に保つ程度に強い。
例示的実施形態によれば、ハウジング250は、分離機構277の開裂によって、第2の端部273から分離される時に、ストラップの第1の端部272を保持するようにストラップ271の開口部(又は孔)276と係合するための保持部材256をさらに含む。このように、保持部材256により保持されたストラップ271の第1の端部272は、エアバッグ展開時にストラップ271の第1の端部272が飛散物となる可能性をさらに抑制する。例示的実施形態によれば、保持部材256は、L字形状の突出部である。図6Bに示すように、Lのベース部はオフセットされ、ハウジング250の脚部252と実質的に平行である。他の例示的実施形態によれば、保持部材256は、ストラップ271の分離後にストラップ271の第1の端部272又は第2の端部273を保持するのを補助する任意の適切な形状(例えば、円柱、矩形の突出部等)に形成してもよい。
SCABモジュール230の組立て時に、エアバッグクッション(図示せず)は、折り畳んだり、巻き取ったり、又は折り畳んだり巻き取ったりする組み合わせで小さい断面にされてもよく、エアバッグの膨張及び展開の前に格納するためにハウジング250の脚部252とベース251との間に嵌め込まれていてもよい。一旦、折り畳まれたクッションが脚部252とハウジングのベース部251との間に格納されると、ストラップ271の第1の端部272は、把持部材253とハウジング250の脚部252とにより形成された開口部(又は管)に設置されてもよい。これにより、ストラップ271に加えられた力は、ストラップ271の第1の端部272を開口部の一端の方にスライドさせ、係合部274の歯部275が係合部254と係合するまで開口部の他端から離れる方にスライドさせ、適切な位置にストラップ271を保ち、保持する。さらに力を加えることによって、把持部材253の係合部254に対してストラップ271をさらにスライドさせてもよい。ストラップ271がハウジング250及び/又はエアバッグクッションに対して緊張する まで、ストラップ271の第1の端部272はスライドしてもよい。ストラップ271は、更なる組立て、輸送、SCABモジュール230の車両ルーフレールへの取り付けの間、折り畳まれたエアバッグクッションを脚部252とハウジング250のベース部251との間に保持する。
SCABモジュール230のエアバッグクッションの展開時に、インフレータは、膨張ガスをクッションチャンバに圧入し、ハウジングのベース部から実質的に離れた方向にクッションを膨張し、ストラップ271に張力を与える。ストラップ271の張力が所定の力に達する時、分離機構277は解放し(又は開裂し又は破断し)、ストラップ271の第2の端部273から第1の端部272を分離することにより、エアバッグクッションが妨げられることも、遅延させられることもなく展開し続けることができる。
図7A〜8Cは、保持機構370,470の他の例示的実施形態であり、ハウジング350,450に結合されて示される。図7A及び7Bに示された例示的実施形態によれば、保持機構370は、ハウジング350の第1の脚部352に配置された把持部材353と選択的に係合する(すなわち、必要に応じて結合されたり、切り離されたりすることが可能である)ように構成された第1の端部372を有する可撓性ストラップ371と、ハウジング350の第2の脚部352と一体に形成され、ハウジング350の第2の脚部352から伸長している第2の端部373と、を含む。ストラップ371の第1の端部372は、第2の端部373から長手方向に離れるように伸長するが、ストラップ371は柔軟性があるので、例えば、第1の端部372が選択的に把持部材353と係合する時、第2の端部373に対する第1の端部372の方向が変化してもよい。図8A〜8Cに示された例示的実施形態によれば、保持機構470は、ハウジング450の第1の脚部452に配置された把持部材453と選択的に係合するように構成された第1の端部472と、ハウジング450の第2の脚部452に配置された把持部材453と選択的に係合するように構成された第2の端部473と、を有する可撓性ストラップ471を含む。
別の例示的実施形態によれば、ストラップ371,471の自由端372,472,473は、ストラップ371,471がエアバッグクッション(図示せず)を保持するために、対応する把持部材353,453との係合部に係止されるように構成される。例えば、第1の端部372は、把持部材353と係合するように構成された突出部(又は係止部材)378を含む。例示的実施形態によれば、突出部378は傾斜(又はくさび)形状を形成する。これは、傾斜の高さをハウジング350の把持部材353及び脚部352により形成された開口部の高さより高くすることによって、把持部材353との締り嵌めを形成してもよい。突出部378の傾斜によって、ストラップの第1の端部372は、弾性的に突出部378及び/又は把持部材353を変位(又は変形)させながら、突出部378の傾斜が把持部材353を越えて完全に伸長するまで、把持部材353の開口部を通してスライドすることが容易に可能となる。これにより、突出部378及び/又は把持部材353は、元の(すなわち、変形していない又は変位していない)形状に戻る。この結果、ストラップ371の突出部378が、把持部材353により保持されることになる。例えば、突出部378の傾斜の裏側は、把持部材353の当接面と実質的に平行であるように構成された平面であってもよい。これにより、把持部材353は、突出部378がハウジング350の把持部材353及び脚部352により形成された開口部を通って戻ることを抑制する。
可撓性ストラップ371,471は、分離(又は破断又は開裂)機構377,477をさらに含んでいてもよく、本願明細書に記載されるように、エアバッグクッションの展開時にストラップ371,471の第2の端部373,473から第1の端部372,472を分離するように構成されていてもよい。ストラップ371,471は、本願明細書に開示されるように構成されたハウジング350,450の保持(又は繋止)部材356,456と係合するための開口部(又は孔)376,476をさらに含んでいてもよい。
図9A〜9Cは、保持機構570の別の例示的実施形態であり、エアバッグクッション(図示せず)を保持するためにハウジング550に結合されて示される。保持機構570は、第1の端部572及び第2の端部573を有する可撓性ストラップ571を含んでいてもよい。例示的実施形態によれば、ストラップ571の第2の端部573は、ハウジング550の一つの脚部から伸長し、ハウジング550と一体に形成される。これにより、ストラップ571の第1の端部572は、第2の端部573から長手方向に離れるように伸長してもよい。別の例示的実施形態によれば、ストラップ571の第1及び第2の端部572,573は、突出部578を含む。これにより、突出部578は、ハウジング550の脚部の外面上に形成された(例えば、一体に形成された)把持部材553に着脱可能又は選択的に結合するように構成される。
例示的実施形態によれば、ストラップ571の第1の端部572は、ストラップ571の第1の端部572をハウジング550の把持部材553に係止するためのストッパー部材579をさらに含む。例示的実施形態によれば、ストッパー部材579は、(把持部材553と隣接した)傾斜の端部から実質的に把持部材553の幅と同じ間隔だけオフセットされる。ストッパー部材は、様々な間隔(例えば、把持部材の幅より大きい間隔)でオフセットされてもよい。例示的実施形態によれば、ストッパー部材579は、ストラップ571の長手方向に対して交差する方向に延びて伸長する矩形の押出部として構成される。ストッパー部材579は、ストラップ571の第2の端部573から分離される時のストラップ571の第1の端部572の保持を改善する。可撓性ストラップは、破断又は開裂機構をさらに含んでいてもよく、本願明細書に記載されるように、エアバッグクッションの展開時にストラップの第2の端部から第1の端部を分離するように構成されていてもよい。
図10A〜11Cは、保持(又は拘束)機構670,770の他の例示的実施形態であり、ベース部651,751から伸長する二本の脚部652,752を有する実質的にC字形状に形成された断面を有するように構成されたハウジング(又は保護部材)650,750に結合されて示される。保持機構670,770は、第1の端部672,772及び第2の端部673,773を有する可撓性ストラップ671,771を含む。第1の端部672,772及び第2の端部673,773は、保持機構670,770の端部がハウジング650,750により保持されるように、ハウジング650,750と係合する突出部(又はロック部材)678,778を含むように構成されてもよい。
例示的実施形態によれば、ストラップ671の第1及び第2の端部672,673は、二つの部分に分割され、各部分はハウジング650の壁部652の開口部658に挿通される。例示的実施形態によれば、ストラップ671の各部分は、ストラップ671の部分が開口部658から引き出されるのを抑制し、それによって、ハウジング650に対してストラップ671を適切な位置に係止するためにハウジング650の壁部652と係合する突出部678を含む。別の例示的実施形態によれば、ストラップ771の第1及び第2の端部772,773は、一つの突出部778を含む。これにより、各突出部778は、ハウジング750の脚部752の一つの対応する開口部758と係合する。保持機構は、ストラップの一つ以上の端部に任意の数のロック部材を有するストラップを含むように構成されてもよい。これにより、各ロック部材は、ハウジングの対応する開口部又は孔と係合するように構成されてもよい。
例示的実施形態によれば、保持機構670の二つの部分の突出部678は、ストラップの端部から実質的に垂直に伸長する。これにより、突出部は、突出部の一つの側面から傾斜して伸長する傾斜を含む。別の例示的実施形態によれば、保持機構770の突出部778は、ストラップの端部から実質的に垂直に伸長する。これにより、突出部は、突出部の二つの側面から傾斜して伸長する傾斜を含む。傾斜は、突出部が係合するハウジングの部分(例えば、脚部)の厚みと実質的に等しい又はそれ以上の間隔だけオフセットされてもよい。突出部は、突出部がハウジングの対応する孔と係合可能であって、突出部が開口部によって保持可能であるために、突出部の対応する開口部(又は孔)への挿入時に弾性的に変形するように従順性及び弾力性を有していてもよい。ハウジングの開口部は、実質的に突出部の非傾斜部分と同一サイズであってもよい。
突出部をハウジングの対応する開口部へ挿入すると、突出部がハウジングの開口部を通過し続けることができるように、突出部を対応する開口部のサイズ以下である厚みに弾性的に変位又は変形させる圧縮力が生ずる。一旦、突出部の傾斜部分が完全に係合する(すなわち、傾斜部分の長さが、開口部を通過し、ハウジングの脚部の外面を越えて伸長する)と、圧縮力は解放される。これにより、弾力性を有する突出部の弾性的に変位又は変形された部分は、自由な構成(すなわち、変形前の形状)に戻り、これにより、突出部の傾斜は、突出部がハウジングの開口部を通って戻ることを抑制するように作用する。このように、ハウジングに係合する突出部の端部は保持され、ストラップはハウジングに結合される。
可撓性ストラップ671,771は、本願明細書に記載されるように構成され、第1の端部772の突出部778と第2の端部773の突出部778との間に配置された分離(又は破断又は開裂)機構777をさらに含んでいてもよい。例えば、エアバッグクッションが遅延させられる又は妨げられることなく展開し続けることができるために、分離機構777は、エアバッグクッションの展開時に、ストラップの所定の張力でストラップ771の第2の端部773から第1の端部772を分離するように構成されてもよい。
本願明細書に記載された保持機構及びハウジングを有するエアバッグモジュールの実施形態に限定されない点に留意すべきである。エアバッグモジュール用保持機構及びハウジングは、組立て、輸送(例えば、組立て位置から取り付け場所への出荷)、車両への取り付けの間にエアバッグモジュール内に格納されたエアバッグクッションを保持するための丈夫で確実な方法を提供するために、別の実施形態を用いて構成されてもよい。保持機構又はストラップは、エアバッグの膨張及び展開の前にエアバッグをハウジングに保持するように構成されてもよい。保持機構は、エアバッグクッションの展開時に、エアバッグクッションの展開を遅延させる又は妨げることなく解放するために、反復可能及び制御された解除又は離脱力をさらに提供してもよい。
本願明細書で使用される、「およそ」、「約」、「実質的に」、及び同様の用語は、一般常識に即して広い意味をもち、本開示の主題が属する技術分野の当業者によって、慣用表現であると認められることを意図されたものである。これらの用語は、記載され、特許請求されている特定の特徴の範囲を与えられた正確な数値範囲に限定することなく、これらの特徴の説明が可能となるように意図されるものであることを、本開示を検討する当業者なら理解するであろう。したがって、記載され、特許請求された主題に関する実質的でない又は重要でない修正又は変更が、添付の特許請求の範囲に記載された本発明の範囲内であるとみなされるものとして、これらの用語は解釈されるべきである。
なお、本明細書で様々な実施形態について使用される用語「例示的な」は、かかる実施形態が、可能な実施形態の可能な具体例、表現及び/又は説明図であることを示すように意図されたものである(また、この用語は、かかる実施形態が必ずしも特別又は最良の具体例であることを暗示するように意図されたものではない)ことに留意すべきである。
用語「結合された」、「連結された」及び本明細書で使用される類似の用語は、二つの部材を直接的又は間接的に互いに接合することを意味する。かかる接合は、固定式(例えば、永続的)でも可動式(例えば、取外し可能又は解放可能な)でもよい。かかる接合は、二つの部材又は二つの部材と任意に追加される中間部材により単一で単体の物体として一体的に形成してもよい。あるいは、二つの部材又は二つの部材と任意に追加される中間部材を互いに取り付けて形成してもよい。
本明細書における要素(例えば、「上部」、「底部」、「上に」、「下に」等)の位置の言及は、各図面における様々な要素の方向を説明するために使用されるに過ぎない。様々な要素の方向は、その他の例示的実施形態に応じて異なり、このようなバリエーションが本開示に包含されるように意図されたものである点に留意すべきである。
様々な例示的実施形態に示すサイドカーテンエアバッグの構造及び構成は、例示的なものに過ぎない点に留意することが重要である。本開示においては、いくつかの実施形態のみを詳細に説明してきたが、本明細書に開示されている主題の新規な教示及び効果から著しく逸脱することなく多くの変更態様が可能である(例えば、サイズ、寸法、構造、様々な要素の形状及び比率、パラメータの値、取り付け構成、使用される材料、色、方向等におけるバリエーション)ことを、この開示を検討する当業者なら容易に理解するであろう。例えば、一体的に形成されるように示される要素は、複数の部品又は要素で構成してもよく、要素の位置を逆にする又は変更してもよく、個別の要素又は位置の性質又は数は、変更又は変化してもよい。任意のプロセス又は方法ステップの順序又は配列は、代替実施例により変更する又は再配列してもよい。様々な例示的実施形態の設計、動作条件及び構成において、本発明の範囲から逸脱することなく、その他の置換、改変、変更及び省略を行うことが可能である。
30,130,230 サイドカーテンエアバッグ(SCAB)モジュール
31,131 インフレータ
33,133 エアバッグクッション
150,250,350,450,550,650,750 ハウジング
151,251 ベース部
152,252,352,452,652,752 脚部
153,253,353,453,553 把持部材
171,271,371,471,571,671,771 ストラップ
254,274 係合部
255B,652 壁部
256,356,456 保持部材
272,273,372,373,472,473,572,573,672,673、772,773 端部
276,376,476,658,758 開口部
378,578,678,778 突出部
277,377,477,777 分離機構

Claims (20)

  1. 車両乗員を保護するためのエアバッグモジュールであって、
    乗員と前記車両の内装面との間に展開するように構成された膨張式カーテンエアバッグと、
    膨張ガスを前記エアバッグに供給するためのインフレータと、
    前記エアバッグを囲むように構成されたハウジングと、
    前記エアバッグの膨張及び展開の前に前記エアバッグを前記ハウジングに保持するように構成されたストラップと、を備え、
    前記ストラップの少なくとも一つの端部は、前記ハウジングに接続されている、ことを特徴とするエアバッグモジュール。
  2. 前記ハウジングは、前記ストラップの前記少なくとも一つの端部が挿通される開口部を有する把持部材を含み、前記把持部材は、前記ストラップ上に配置された対応する係合部に当接し、それによって、前記ハウジングの壁部と平行した位置に前記ストラップを係止するための係合部を含む、請求項1に記載のエアバッグモジュール。
  3. 前記ストラップの他端は、前記ハウジングに一体的に接続されている、請求項2に記載のエアバッグモジュール。
  4. 前記ハウジングは、一対の開口部を含み、各前記開口部は、前記ハウジングの対向側に配置され、前記ストラップの前記少なくとも一つの端部は前記開口部の一つに挿通され、前記ストラップの他端は他の前記開口部に挿通され、前記ストラップの前記各端部は、前記ストラップが前記開口部に挿通された後に、前記ストラップの前記端部が前記開口部から引き出されるのを抑制し、それによって、前記ストラップを前記ハウジングに対して適切な位置に係止するために前記ハウジングの壁部と係合する突出部を含む、請求項1に記載のエアバッグモジュール。
  5. 前記ストラップの各端部は、二つの部分に分割され、各部分は、前記ハウジングの壁部の開口部に挿通され、各部分は、前記ストラップの前記部分が前記開口部から引き出されるのを抑制し、それによって、前記ストラップを前記ハウジングに対して適切な位置に係止するために前記ハウジングの前記壁部と係合する突出部を含む、請求項1に記載のエアバッグモジュール。
  6. 前記ストラップは、二つの端部と、前記二つの端部の間に配置され、前記膨張式カーテンエアバッグの展開時に前記ストラップの前記二つの端部を分離するように構成された分離機構と、を含む、請求項1に記載のエアバッグモジュール。
  7. 前記分離機構は、前記ストラップの長手方向の長さに対して交差する方向に向いたV字形状の切欠き部として構成される、請求項6に記載のエアバッグモジュール。
  8. 前記ハウジングは、前記ストラップの開口部と係合するように構成された保持部材を含み、前記ストラップの前記二つの端部が分離した後、前記開口部を有する前記ストラップの前記端部は、前記保持部材により保持される、請求項6に記載のエアバッグモジュール。
  9. 前記ハウジングは、前記ストラップの開口部と係合するように構成された保持部材を含み、前記膨張式カーテンエアバッグの展開時に前記開口部を有する前記ストラップの前記端部は、前記保持部材により保持される、請求項1に記載のエアバッグモジュール。
  10. 複数のストラップをさらに備え、各ストラップは、前記エアバッグの膨張及び展開の前に前記エアバッグの一部を前記ハウジングに保持するように構成されており、各ストラップの少なくとも一つの端部は、前記ハウジングに接続されている、請求項1に記載のエアバッグモジュール。
  11. 前記複数のストラップの各ストラップは、分離機構を含み、前記複数のストラップのうつの一つのストラップの前記分離機構は、前記複数のストラップの少なくとも一つの他のストラップにおける離脱力とは異なる離脱力で分離するように構成される、請求項10に記載のエアバッグモジュール。
  12. 乗員を保護するために乗員と車両の内部との間に展開するように構成された膨張式エアバッグクッションを有するエアバッグモジュール用ハウジングであって、
    薄肉のベース部と、
    前記ベース部から離れるように伸長し、前記ハウジングが前記エアバッグクッションを実質的に囲むように格納された前記エアバッグクッションを受け入れるように構成されたキャビティを形成する二本の薄肉の脚部と、
    前記エアバッグの膨張及び展開の前に前記エアバッグを前記ハウジングに保持するように構成されたストラップと、を備え、
    前記ストラップの少なくとも一つの端部は、前記ハウジングに接続されている、ことを特徴とするエアバッグモジュール用ハウジング。
  13. 前記ストラップの前記少なくとも一つの端部が挿通される開口部を有する把持部材をさらに備え、前記把持部材は、前記ストラップ上に配置された対応する係合部に当接し、それによって、前記ハウジングの前記薄肉部の一つと平行した位置に前記ストラップを係止するための係合部を含む、請求項12に記載のハウジング。
  14. 前記ストラップの他端は、前記ハウジングに一体的に接続されている、請求項13に記載のハウジング。
  15. 一対の開口部をさらに備え、各前記開口部は、前記ハウジングの二つの異なる薄肉部に配置され、前記ストラップの前記少なくとも一つの端部は前記開口部の一つに挿通され、前記ストラップの他端は他の前記開口部に挿通され、前記ストラップの各前記端部は、前記ストラップが前記開口部に挿通された後に、前記ストラップの前記端部が前記開口部から引き出されるのを抑制し、それによって、前記ストラップを前記ハウジングに対して適切な位置に係止するために前記ハウジングの前記薄肉部の一つと係合する突出部を含む、請求項12に記載のハウジング。
  16. 前記ストラップの各端部は、二つの部分に分割され、各部分は、前記ハウジングの前記薄肉部の一つの開口部に挿通され、各部分は、前記ストラップの前記部分が前記開口部から引き出されるのを抑制し、それによって、前記ストラップを前記ハウジングに対して適切な位置に係止するために前記ハウジングの前記薄肉部と係合する突出部を含む、請求項12に記載のハウジング。
  17. 前記ストラップは、二つの端部と、前記二つの端部の間に配置され、前記膨張式エアバッグクッションの展開時に前記ストラップの前記二つの端部を分離するように構成された分離機構と、を含む、請求項12に記載のハウジング。
  18. 前記分離機構は、前記ストラップの長手方向の長さに対して交差する方向に向いたV字形状の切欠き部として構成される、請求項17に記載のハウジング。
  19. 前記ハウジングの前記薄肉部の一つから伸長し、前記ストラップの開口部と係合するように構成された保持部材をさらに備え、前記ストラップの前記二つの端部が分離した後、前記開口部を有する前記ストラップの前記端部は、前記保持部材により保持される、請求項17に記載のハウジング。
  20. 前記ハウジングは、前記ストラップの開口部と係合するように構成された保持部材を含み、前記膨張式カーテンエアバッグの展開時に前記開口部を有する前記ストラップの前記端部は、前記保持部材により保持される、請求項12に記載のハウジング。
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