JPH09216027A - トランスファプレス - Google Patents

トランスファプレス

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JPH09216027A
JPH09216027A JP8022864A JP2286496A JPH09216027A JP H09216027 A JPH09216027 A JP H09216027A JP 8022864 A JP8022864 A JP 8022864A JP 2286496 A JP2286496 A JP 2286496A JP H09216027 A JPH09216027 A JP H09216027A
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servo motor
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    • B30B15/287Arrangements for preventing distortion of, or damage to, presses or parts thereof preventing unintended ram movement, e.g. using blocking devices
    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
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    • G01RMEASURING ELECTRIC VARIABLES; MEASURING MAGNETIC VARIABLES
    • G01R27/00Arrangements for measuring resistance, reactance, impedance, or electric characteristics derived therefrom
    • G01R27/02Measuring real or complex resistance, reactance, impedance, or other two-pole characteristics derived therefrom, e.g. time constant
    • G01R27/26Measuring inductance or capacitance; Measuring quality factor, e.g. by using the resonance method; Measuring loss factor; Measuring dielectric constants ; Measuring impedance or related variables
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 停電時におけるプレス装置とフィーダ装置と
の同期運転の確保を極めて安価な構成により実現する。 【解決手段】 フィーダ装置2におけるサーボモータ1
2への給電ラインの途中に、停電時にそのサーボモータ
12に対してエネルギを供給するコンデンサ27を配設
する。また、停電状態を検出する停電検出器32と、こ
の停電検出器32による停電検出時にサーボモータ12
を制御する制御系(フィーダコントローラ23,リレー
ロジック30等)にエネルギを供給する無停電電源装置
31とを設ける。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、トランスファプレ
スに関し、より詳しくはプレス加工すべきワークをサー
ボモータを駆動源として移送するフィーダ装置を備える
トランスファプレスに関するものである。
【0002】
【従来の技術】一般に、トランスファプレスにおいて
は、連続して行われる多工程のプレス加工に連動して加
工すべきワークを加工位置に対して搬入,搬出するため
のフィーダ装置が備えられている。従来、このフィーダ
装置としては、ワーク搬送方向に沿って並設される一対
のフィードバーと、これらフィードバー間に横架される
クロスバーとを備えて、このクロスバーに取り付けられ
るバキュームカップによってワークを真空吸着して搬送
する方式のもの、あるいはフィードバーに取り付けられ
るフィンガーによりワークを両側から把持して搬送する
方式のものなどが知られている。この場合、一対のフィ
ードバーが二次元運動もしくは三次元運動を行うことに
よって互いに隣接するプレス装置の金型間をワークが移
送されるようになっている。
【0003】ところで、このフィードバーの駆動方式と
しては、このフィードバーをカムおよびリンク機構によ
ってプレス装置と連結して駆動する機械的駆動方式が最
も一般的であるが、この方式によれば金型交換時におけ
る調整作業が極めて困難であることから、最近では、こ
のフィードバーをプレス装置とは別個のモータ(サーボ
モータ)によって駆動する単独駆動方式のものが用いら
れてきている。
【0004】このような単独駆動方式のフィーダ装置を
備えるトランスファプレスにおいては、フィードバーの
動作中に停電が発生すると、サーボモータがフリーラン
状態になってクロスバー等と金型とが干渉する危険性が
あるため、このモータを停電時に急停止させるためのシ
ステムが設けられている。
【0005】次に、このシステムを図4によって説明す
る。この図4において、フィードバー(図示せず)を駆
動するためのサーボモータ50(50’)はサーボアン
プ51(51’)およびコンバータ52を介して交流電
源53に接続されている。このサーボアンプ51内に
は、パワー段54に制御信号を出力して前記サーボモー
タ50の回転を制御する制御回路55が設けられ、この
制御回路55は、コントローラ56からの指令信号およ
びリレーロジック57からの起動信号によって駆動され
るようにされている。また、この制御回路55には交流
電源53から制御電源(400V)が供給され、この供
給ライン途中には、停電時の電源バックアップのための
コンデンサ58が接続されている。さらに、前記コンバ
ータ52には、サーボモータ50の制動時に発生する回
生エネルギを熱として消費させるための回生抵抗59が
接続されている。
【0006】このような回路構成において、停電により
交流電源53が喪失した際には、パワーラインへの電力
供給が断たれるとともに、コントローラ56,制御回路
55およびリレーロジック57への電力供給が断たれ
る。このリレーロジック57からの起動信号がダウンす
ると、サーボアンプ51はコントローラ56からの指令
をマスクし、内部ロジックによりモータ停止動作に入
る。すなわち、矢印Eにて示されるように、サーボモー
タ50の制動時に発生する回生エネルギを回生抵抗59
に流し、熱としてエネルギを消費させることにより強制
的にサーボモータ50を停止させる。この回生エネルギ
を流すための制御をサーボアンプ51内の制御回路55
に行わせるために、この制御回路55には停止までの間
コンデンサ58により電源バックアップ(矢印Fにて示
す)がなされる。こうして、サーボモータ50は停電時
においても急停止できるようにされている。
【0007】一方、プレス装置におけるプレススライド
は、停電時には制御電源が供給されないためにブレーキ
がかかって非常停止される。このように、停電時にプレ
ス装置とフィーダ装置とはそれぞれ独立して停止動作が
なされるものである。ここで、プレススライドとフィー
ダ装置とが停電時に同時に非常停止できれば問題はない
が、現実には、プレススライドの方の慣性力が極めて大
きいためにフィーダ装置が先に停止し、プレススライド
が遅れて停止することになる。このとき、フィーダ装置
が非常停止した位置によっては、プレススライドの惰走
によってそのフィーダ装置と干渉し、非常に高価なプレ
ス金型もしくはフィーダ装置を破壊したり、これら金型
等に損傷を与えたりする可能性がある。
【0008】なお、このような問題点に対処するため
に、停電により電力の供給が停止したときに、プレス装
置のフライホイールに連結したメインモータで発生する
回生電力をフィーダ装置におけるサーボモータに供給す
るようにし、停電時においてもプレス装置とフィーダ装
置との同期運転を保持できるようにしたトランスファプ
レスが、例えば特開平5−324027号公報,特開平
6−106271号公報において提案されている。
【0009】
【発明が解決しようとする課題】前述の各公報に開示さ
れているトランスファモータの駆動回路には、直流電圧
を交流のモータ駆動電圧に変換して供給するためのイン
バータが備えられている。ところで、このインバータに
供給されるべき直流電圧はモータの種類によって変化す
るものであるので、この駆動回路においては、この直流
電圧を最適な電圧に変換するための変換装置(DC/D
Cコンバータ)が必須となる。しかしながら、この変換
装置は一般に非常に高価なものであり、このことがこの
種装置の実用化を進める上でのネックになっている。
【0010】本発明は、このような問題点に鑑みてなさ
れたもので、停電時におけるプレス装置とフィーダ装置
との同期運転の確保を極めて安価な構成により実現する
ことのできるトランスファプレスを提供することを目的
とするものである。
【0011】
【課題を解決するための手段および作用・効果】前述の
目的を達成するために、本発明によるトランスファプレ
スは、プレス加工すべきワークをサーボモータを駆動源
として移送するフィーダ装置を備えるトランスファプレ
スにおいて、前記サーボモータへの給電ラインの途中
に、停電時にそのサーボモータに対してエネルギを供給
するコンデンサを配設することを特徴とするものであ
る。
【0012】本発明においては、停電時にプレス装置が
停止するまでフィーダ装置を駆動できるだけのエネルギ
がコンデンサに蓄えられているので、停電により電源か
らの給電ラインに電力の供給が停止しても、このコンデ
ンサからサーボモータに対して引き続きエネルギ(電
力)供給がなされる。したがって、停電時でもプレス装
置の惰走運転に連動してフィーダ装置を駆動することが
でき、これらプレス装置とフィーダ装置との同期運転を
確保することができる。こうして、プレス装置における
金型が下降動作中であってもその金型とフィーダ装置に
おけるクロスバーもしくはフィンガー等とが干渉する事
故の発生を未然に防ぐことができる。本発明によれば、
従来のように高価な変換装置が不要であり、コンデンサ
を追加するだけの安価な構成で所期の目的を達成するこ
とができる。
【0013】本発明においては、更に停電状態を検出す
る停電検出器および、この停電検出器による停電検出時
に前記サーボモータを制御する制御系にエネルギを供給
する無停電電源装置を備えるのが好ましい。このように
することで、停電時に、この無停電電源装置からサーボ
モータの制御系にエネルギが供給されてその制御系が通
常運転されるので、この停電時にサーボモータが通常通
り制御される。
【0014】前記コンデンサは、前記サーボモータの減
速時に発生する回生エネルギを蓄えるとともに、このサ
ーボモータの加速時にその回生エネルギを利用するよう
にされるのが好ましい。このようにすれば、エネルギの
有効利用を図って省エネルギ化を実現することができ
る。
【0015】また、前記コンデンサには、このコンデン
サの容量の低下時に警報を発する容量検出器が付設され
るのが好ましい。これにより、このコンデンサの容量不
足をチェックすることができ、停電時におけるフィーダ
装置の動作不良を回避することができる。
【0016】
【発明の実施の形態】次に、本発明によるトランスファ
プレスの具体的実施例について、図面を参照しつつ説明
する。
【0017】図1は、本発明の一実施例に係るトランス
ファプレスの全体概略斜視図であり、図2は、このトラ
ンスファプレスの制御システムを示すブロック図であ
る。図示のように、本実施例のトランスファプレスは、
ワーク(図示せず)に対してプレス成形を行うために各
加工ステーション毎に分割されてなるプレス本体1と、
このプレス本体1内に配設されてワークをフィード方向
Aに移動させるフィーダ装置2とを備えるものとされて
いる。
【0018】前記プレス本体1においては、各加工ステ
ーション毎に横架されるスライド駆動機構によってプレ
ススライド3が上下動自在に設けられ、このプレススラ
イド3の下面に取り付けられる上型とそのプレススライ
ド3に対向するように設けられるムービングボルスタ4
上の下型との間でプレス成形が行われるようになってい
る。ここで、このスライド駆動機構は、プレスコントロ
ーラ5からの信号によって制御されるメインモータ6
と、このメインモータ6により駆動されるドライブシャ
フト7と、このドライブシャフト7に取り付けられるフ
ライホイールユニット8,クラッチ9およびブレーキ1
0とを備えている。
【0019】一方、前記フィーダ装置2は、ワークのフ
ィード方向Aに沿って並設されるとともに、プレス本体
1に取り付けられるリフト機構によって上方より吊り下
げられてなる一対のフィードバー11を有している。こ
こで、このリフト機構は、サーボモータ12により回転
されるピニオン13とそのピニオン13に噛合するラッ
ク杆14とを有し、これらラック杆14の下端に前記フ
ィードバー11が支持されて、サーボモータ12の駆動
によりそれらフィードバー11がプレス本体1の動作に
同期して上下駆動されるようになっている。また、これ
らフィードバー11等の自重とのバランスを取るため
に、各ラック杆14に隣接してバランスシリンダ15が
配設されている。
【0020】前記フィードバー11の下面には、フィー
ド方向Aに間隔を存して複数のクロスバーキャリア16
がそのフィード方向Aに移動自在に支承されている。そ
して、互いに対向するクロスバーキャリア16,16間
にはフィード方向Aと直交するようにクロスバー17が
横架され、これらクロスバー17にワーク吸着用のバキ
ュームカップ18が取り付けられている。
【0021】フィード方向Aに互いに隣接するクロスバ
ーキャリア16,16間は連結杆により連結されてい
て、これらクロスバーキャリア16が同時にフィード方
向Aへ移動できるようにされている。また、最上流に位
置するクロスバーキャリア16は連結杆19を介してカ
ムレバー20の先端部に接続され、このカムレバー20
の基端部はプレス本体1より取り出される動力にて回転
されるフィードカム21に当接されている。こうして、
フィードカム21が回転されることにより前記カムレバ
ー20が揺動されて各クロスバーキャリア16がフィー
ド方向Aへ駆動できるようになっている。
【0022】前記ドライブシャフト7の回転角度はプレ
ス角度検出器22によって検出され、この検出されるプ
レス角度に応じてフィーダコントローラ23により各サ
ーボアンプ24を介して各サーボモータ12が制御され
る。これによって、プレス本体1の動作に同期してフィ
ーダ装置2におけるクロスバーキャリア16がフィード
方向Aへ往復動され、各クロスバー17に取り付けられ
るバキュームカップ18にてワークが吸着されて各加工
ステーションへ順次搬送される。
【0023】前記フィーダ装置2は、このフィーダ装置
2により搬送されるワークと金型との干渉を避けるため
に、所要のモーションパターンにしたがって駆動され
る。図3には、このモーションパターンの一例が示され
ている。図3(a)に示されるのは、クロスバー17を
X軸方向(フィード方向)およびZ軸方向(リフト方
向)の二次元の運動により移動させる二次元モーション
の例である。この二次元モーションにおいて、ワークは
吸着点Pにて前ステーションの下型内より吸着されてZ
軸方向に持ち上げられた後、次ステーションの下型上ま
でX軸方向に搬送され、この下型内に入れるためにZ軸
方向に下げられて解放点Qにてワークの吸着が解放され
る。次に、前ステーションへ戻るために一旦上方へ持ち
上げられた後下方の待機点Rを通って再度上下動されて
吸着点Pに戻され、1サイクルが終了する。
【0024】次に、停電時におけるプレス本体1とフィ
ーダ装置2との同期運転システムを図2を参照しつつ説
明する。
【0025】図2に示されるように、フィーダ装置2を
駆動するためのサーボモータ12はサーボアンプ24お
よびコンバータ25を介して交流電源26に接続されて
いる。そして、これらサーボアンプ24とコンバータ2
5との間には、停電時にそのサーボアンプ24にエネル
ギを供給するための大容量コンデンサ27が接続されて
いる。このコンデンサ27は、停電時にプレス本体1が
停止するまでフィーダ装置2を駆動できるだけのエネル
ギが蓄えられるような容量(例えば1.2F)に設定さ
れている。また、サーボアンプ24内には、パワー段に
制御信号を出力して前記サーボモータ12の回転を制御
する制御回路28が設けられ、この制御回路28には交
流電源26から制御電源(400V)が供給されるよう
になっている。なお、この制御電源の供給ラインの途中
には、停電時におけるその制御回路28の電源バックア
ップのためのコンデンサ29が接続されている。
【0026】さらに、停電時においてもサーボモータ1
2を通常通りに制御するために、この停電時にフィーダ
コントローラ23,リレーロジック30およびプレス角
度検出器22をバックアップするための無停電電源装置
(UPS)31が設けられ、また停電状態を検出して前
記リレーロジック30および無停電電源装置31に停電
信号を出力する停電検出器32が設けられている。
【0027】前記リレーロジック30は、フィーダコン
トローラ23,サーボアンプ24もしくはコンバータ2
5に異常が発生したときに、この異常信号を受けてサー
ボモータ12に付設のブレーキ33に動作信号を出力す
るようにされている。なお、コンバータ25の異常時に
はその異常信号がフィーダコントローラ23にも入力さ
れ、これによってフィーダコントローラ23においてそ
の異常状態が表示されるようになっている。
【0028】このようなシステム構成において、停電時
には、プレス本体1におけるフライホイールユニット8
とプレススライド3との間に介挿されているクラッチ9
が切断されてフライホイールユニット8からのスライド
駆動エネルギが断たれ、同時にブレーキ10が接続され
ることによりプレススライド3は停止される。
【0029】一方、停電により交流電源26からサーボ
アンプ24へのエネルギ供給も断たれるが、このサーボ
アンプ24にはコンデンサ27からエネルギ供給がなさ
れる(矢印Bにて示す)のでそのサーボアンプ24は一
定時間の間通常運転が可能である。また、この停電時に
フィーダコントローラ23,リレーロジック30および
プレス角度検出器22は無停電電源装置31からのバッ
クアップ電源(矢印C 1 ,C2 にて示す)により通常運
転され、停電の発生から一定時間経過後にそのバックア
ップ電源が遮断されるようになっている。このように前
記停電検出器32からの停電検出信号は無停電電源装置
31の過放電を防ぐためにその無停電電源装置31の遮
断信号として使用されている。また、サーボアンプ24
内の制御回路28には停止までの間コンデンサ29によ
って電源バックアップがなされる(矢印Dにて示す)。
なお、コンバータ25に対する電源供給が途絶えること
によってそのコンバータ25の異常信号がリレーロジッ
ク30に入力されるが、この異常信号は、停電検出器3
2からリレーロジック30に入力される停電信号によっ
てマスクされるので、この停電時にブレーキ33が作動
されることはない。
【0030】こうして、停電時にはプレス本体1のプレ
ススライド3が停止するまでの間、コンデンサ27から
サーボアンプ24に対して引き続きエネルギ供給がなさ
れるので、このプレススライド3の惰走運転に連動して
フィーダ装置2を駆動することができ、これらプレス本
体1とフィーダ装置2との同期運転を確保することがで
きる。したがって、プレススライド3が下降動作中であ
っても金型とフィーダ装置2におけるクロスバー17等
とが干渉する事故の発生を未然に防ぐことができる。ま
た、本実施例によれば、同様の機能を実現するのにDC
/DCコンバータのような高価な変換装置が不要であ
り、コンデンサを追加するだけの安価な構成で所期の目
的を達成することができる。
【0031】本実施例において、パワーラインに接続さ
れるコンデンサ27に、サーボモータ12の減速時に発
生する回生エネルギを蓄えるようにし、このサーボモー
タ12の加速時にその回生エネルギを利用するようにす
るのが好ましい。こうすることで、エネルギの有効利用
を図ることができる。
【0032】また、前記コンデンサ27には、このコン
デンサ27の容量の低下時に警報を発する容量検出器を
付設するのが好ましい。こうすることで、このコンデン
サ27の容量不足をチェックすることができ、停電時に
おけるフィーダ装置2の動作不良を回避することができ
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】図1は、本発明の一実施例に係るトランスファ
プレスの全体概略斜視図である。
【図2】図2は、停電時におけるプレス本体とフィーダ
装置との同期運転システムを示すシステム構成図であ
る。
【図3】図3は、フィーダ装置のモーションパターン例
を説明する図である。
【図4】図4は、従来の停電時におけるフィーダ装置停
止システムを示すシステム構成図である。
【符号の説明】
1 プレス本体 2 フィーダ装置 3 プレススライド 5 プレスコントローラ 6 メインモータ 12 サーボモータ 22 プレス角度検出器 23 フィーダコントローラ 24 サーボアンプ 26 交流電源 27 コンデンサ 28 制御回路 29 コンデンサ 30 リレーロジック 31 無停電電源装置(UPS) 32 停電検出器 33 ブレーキ

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 プレス加工すべきワークをサーボモータ
    を駆動源として移送するフィーダ装置を備えるトランス
    ファプレスにおいて、 前記サーボモータへの給電ラインの途中に、停電時にそ
    のサーボモータに対してエネルギを供給するコンデンサ
    を配設することを特徴とするトランスファプレス。
  2. 【請求項2】 さらに、停電状態を検出する停電検出器
    および、この停電検出器による停電検出時に前記サーボ
    モータを制御する制御系にエネルギを供給する無停電電
    源装置を備えることを特徴とする請求項1に記載のトラ
    ンスファプレス。
  3. 【請求項3】 前記コンデンサは、前記サーボモータの
    減速時に発生する回生エネルギを蓄えるとともに、この
    サーボモータの加速時にその回生エネルギを利用するよ
    うにされていることを特徴とする請求項1または2に記
    載のトランスファプレス。
  4. 【請求項4】 前記コンデンサに、このコンデンサの容
    量の低下時に警報を発する容量検出器が付設されること
    を特徴とする請求項1乃至3のうちのいずれかに記載の
    トランスファプレス。
JP02286496A 1996-02-08 1996-02-08 トランスファプレス Expired - Lifetime JP3719751B2 (ja)

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