JPH09215897A - 吊り下げ具 - Google Patents

吊り下げ具

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JPH09215897A
JPH09215897A JP8028308A JP2830896A JPH09215897A JP H09215897 A JPH09215897 A JP H09215897A JP 8028308 A JP8028308 A JP 8028308A JP 2830896 A JP2830896 A JP 2830896A JP H09215897 A JPH09215897 A JP H09215897A
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Yasuhiro Osugi
泰啓 大杉
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    • D06TREATMENT OF TEXTILES OR THE LIKE; LAUNDERING; FLEXIBLE MATERIALS NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
    • D06FLAUNDERING, DRYING, IRONING, PRESSING OR FOLDING TEXTILE ARTICLES
    • D06F57/00Supporting means, other than simple clothes-lines, for linen or garments to be dried or aired 
    • DTEXTILES; PAPER
    • D06TREATMENT OF TEXTILES OR THE LIKE; LAUNDERING; FLEXIBLE MATERIALS NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
    • D06FLAUNDERING, DRYING, IRONING, PRESSING OR FOLDING TEXTILE ARTICLES
    • D06F57/00Supporting means, other than simple clothes-lines, for linen or garments to be dried or aired 
    • D06F57/12Supporting means, other than simple clothes-lines, for linen or garments to be dried or aired  specially adapted for attachment to walls, ceilings, stoves, or other structures or objects

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  • Textile Engineering (AREA)
  • Supports Or Holders For Household Use (AREA)
  • Holders For Apparel And Elements Relating To Apparel (AREA)
  • Drying Of Solid Materials (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 室内用の小物の物干しとして、嵩張らず、不
使用時にはコンパクトに収納可能であり、しかも所要数
の洗濯物を干すことを可能とする。 【解決手段】 室内の机、窓枠等への取付けが可能な取
付部材1とこれに着脱可能なアーム2とで構成する。取
付部材1にはアーム2の取付位置を選択し得るよう複数
の支持杆12a〜12dを夫々の方向を異ならせて設
け、またアーム2には操作杆25の引出し、押し込み操
作によってアーム2の側方に張り出す使用位置と、アー
ム2内に収容される不使用位置とに選択的に移動し得る
洗濯物の係止部材23,24を設ける。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、主として洗濯後の
衣類を干す室内用の物干しとして用いられる吊り下げ具
に関する。
【0002】
【従来の技術及び発明が解決しようとする課題】この種
の吊り下げ具は、従来より種々提案されているが、例え
ばブラジャー等室外で干すのがためらわれる干し物を室
内で干す専用の物干しがなく、室外用の物干しをそのま
ま室内に持ち込んで、これに干しているため、嵩張り、
また不使用時には邪魔になるため室外に持ち出さねばな
らない等の煩わしさがあった。
【0003】本発明はかかる事情に鑑みなされたもので
あって、その目的とするところは、室内用に適した小型
であって、不使用時に嵩張ることなく収納出来、しかも
洗濯物等複数の被吊り下げ物を一度に支障なく吊り下げ
て干すことが出来るようにした吊り下げ具を提供するに
ある。
【0004】
【課題を解決するための手段】第1の発明に係る吊り下
げ具は、一端部に連結部を備えたアームと、該アームの
連結部をアームの回転が可能なよう連結する複数の被連
結部及び被取付対象部に対し着脱可能に取り付ける取付
部を備えた取付部材と、前記アームの長手方向に間隔を
隔てて設けられ、被吊り下げ物を吊り下げる複数の係止
部材とを備えることを特徴とする。
【0005】第1の発明にあっては、複数の係止部材を
備え、複数の洗濯物を支障なく干すことが出来ることは
勿論、取付部材の取付姿勢に応じて複数の被連結部から
選択してアームを適正な姿勢で取付部材に連結すること
が出来、しかも取付部材に対してアームを回転させるこ
とで、不使用時には邪魔にならない方向にアームを位置
させることが出来る。
【0006】第2の発明に係る吊り下げ具は、取付部材
の複数の被連結部は、夫々異なる方向に向けて備えられ
ていることを特徴とする。
【0007】第2の発明にあっては、取付部材の取付姿
勢に応じ、取付部材の被連結部の一つを選択してアーム
を連結することが出来て、アームを取付部材に対し、常
に適正な姿勢で取り付けることが出来る。
【0008】第3の発明に係る吊り下げ具は、連結部及
び被連結部の一方は凸部、また他方は前記凸部に係入す
る凹部であることを特徴とする。
【0009】第3の発明にあっては、連結部及び被連結
部の一方は凸部、また他方はこれに係合する凹部で構成
することで簡単な構成で、しかも確実な着脱が可能とな
る。
【0010】第4の発明に係る吊り下げ具は、係止部材
がアームの両側に沿って備えられていることを特徴とす
る。
【0011】第4の発明にあっては、アームの両側に係
止部材を備えるから、係止部材の数が多く、複数の洗濯
物等被吊り下げ物を同時的に吊り下げ得る。
【0012】第5の発明に係る吊り下げ具は、係止部材
がアームの両側にアームの長手方向に位置をずらせて備
えられていることを特徴とする。
【0013】第5の発明にあっては係止部材をアームの
両側に互いに位置をずらせて備えるから、被吊り下げ物
間の距離を広く出来て、相互の接触が少なく、洗濯物等
の場合、その乾燥を早め得る。
【0014】第6の発明に係る吊り下げ具は、アームが
その上面にハンガーのフックを係止させる係止凹部を備
えることを特徴とする。
【0015】第6の発明にあってはアームの上面に係合
凹部を設けてあるから、ハンガー等のフックを係止させ
ることで、小物に限らず、各種の洗濯物も干すことが可
能となる。
【0016】第7の発明に係る吊り下げ具は、係止部材
をアームの側方に張り出した使用位置とアーム内に収容
された不使用位置とに移動可能に設けてあることを特徴
とする。
【0017】第7の発明にあっては、係止部材がアーム
の内,外に入,出することで、不使用時には係止部材が
邪魔にならず、収納が容易となる。
【0018】第8の発明に係る吊り下げ具は、アーム
に、前記係止部材をその使用位置と不使用位置とに移動
させる操作杆を備えていることを特徴とする。
【0019】第8の発明にあっては、操作杆の操作で全
ての係止部材を同時的に使用位置、不使用位置へ移動さ
せることが可能となる。
【0020】第9の発明に係る吊り下げ具は、操作杆が
アーム内の長手方向に摺嵌せしめられ、その摘子部はア
ームの先端部から外方に突き出されていることを特徴と
する。
【0021】第9の発明にあっては、操作杆がアーム内
に位置し、摘子部のみが外部に突き出しているため、全
体のコンパクト化が図れる。
【0022】第10の発明に係る吊り下げ具は、操作杆
の周面と各係止部材の基端部とのいずれか一方に係合凹
部を、他方に係合凸部を設けて相互に連繋せしめてある
ことを特徴とする。
【0023】第10の発明にあっては、操作杆と各係止
部材とが係合凹部と係合凸部とを介して相互に連繋せし
めてあるから、連結構造が簡単でよりコンパクト化が可
能となる。
【0024】
【発明の実施の形態】以下本発明をその実施の形態を示
す図面に基づき具体的に説明する。図1は本発明に係る
吊り下げ具の使用状態を示す斜視図、図2は同じくその
正面図、図3は同じくその平面図、図4は同じくその右
側面図、図5は同じくその左側面図、図6は同じくその
下面図、図7は同じくその背面図、図8は不使用時の状
態を示す正面図、図9は同じくその平面図、図10は同
じくその右側面図、図11は同じくその左側面図、図1
2は同じくその下面図、図13は同じくその背面図であ
る。吊り下げ具はこれを窓枠、机等の被取付対象部に固
定する取付部材1と、この取付部材1に着脱可能に装着
されたアーム2とからなり、これらはいずれも合成樹脂
製である。
【0025】図14は取付部材1の正面図、図15は同
じくその平面図、図16は同じくその右側面図(左側面
図はこれと対称に現れる)、図17は同じくその下面
図、図18は同じくその背面図である。取付部材1は、
中空の直方体形をなす基体10の前面上部に、同じく中
空の立方体形をなすヘッド部11を前方に突き出して設
けてある。ヘッド部11の前面,上面、左, 右側面には
アーム2を取付けるための被連結部たる支持杆12a〜
12dが夫々各面に対し直角に突設されている。各支持
杆12a〜12dは略同形等大であって、夫々基端部を
ヘッド部11の各面に直角に固定した杆状部12eの先
端部に球形状をなす抜け止め部12fを設け、各抜け止
め部12fの先端から杆状部12eの基端近傍にわたっ
て割り溝12gが形成され、更に各支持杆12a〜12
dの杆状部12eの周面であって、前記割り溝12gの
向きと直交する方向の2箇所に、アーム2の自由回転を
阻止するための突条12hが設けられている。
【0026】取付部材1はその背面側に上端から下端近
傍にわたって、断面略C形のガイド溝13が形成されて
いる。このガイド溝13の下端には矩形の固定挟持片1
4が後方に張り出して設けてあり、またこれと対向させ
て同じく矩形の可動挟持片15がガイド溝13内に上,
下移動可能に摺嵌されている。
【0027】図19は可動挟持片15の右側面図、図2
0は同じくその平面図、図21は同じくその背面図であ
る。可動挟持片15はその基部に、くびれ部15bを介
在させて直方体形の摺動ブロック15aを備えており、
摺動ブロック15aの下端面には固定ブロック14の上
面に当接して可動挟持片15の下降限を規制する円筒状
のストッパ15cが設けられている。
【0028】前記摺動ブロック15a及びストッパ15
cには、図20に示す如くねじ孔15dが貫通形成され
ており、これには図18に示す如く固定挟持片14を螺
合貫通させた操作螺杆16の先端側が螺合挿通せしめら
れている。操作螺杆16にはその基端部に摘子16aが
設けられており、摘子16aにて操作螺杆16を正,逆
回転させることで、固定挟持片14に対して可動挟持片
15を遠近移動させ、これらの間に窓枠,机等の被取付
対象部を挟持させ、またこれから取り外せるようになし
てある。固定挟持片14と可動挟持片15との対向面に
は夫々滑り止めのためのゴム板14d,15dが接着さ
れている。
【0029】図22はアームの正面図、図23は同じく
その平面図、図24は同じくその左側面図、図25は同
じくその下面図、図26は同じくその背面図、図27は
図23のa−a線による拡大断面図、図28はアームの
分解斜視図、図29は操作杆と係止部材との連結状態を
示す説明図である。アーム2は上,下2部分に分割さ
れ、上部構成部材21と下部構成部材22とからなり、
これら上,下部構成部材21,22間に複数の係止部材
23,24及びこれら係止部材23,24を図1,図3
に示す使用時の位置と、図9に示す不使用時の位置とに
移動させる操作杆25が設けられている。
【0030】下部構成部材22は図28に示す如く基端
部に連結部の一部を構成する厚肉の円筒部22aを備
え、また上部構成部材21との対向面であって、その中
央部に沿って、前記操作杆25を位置させる半円筒形の
ガイド溝22bを備え、また左, 右の外側壁には上部構
成部材21の固定爪21c,21dを係入させるための
係入溝22c,22dが長手方向に一定間隔で複数個設
けられ、各係入溝22c間、22d間には夫々係止部材
23,24の下半部を収容する空所22e,22fが設
けられている。下部構成部材22のガイド溝22bの先
端部には後述する操作杆25のくびれ部25cを抱持し
て抜け止めする段差部22iが形成されている。
【0031】前記各空所22e,22fは、ここに係止
部材23,24を位置させるべく係止部材23,24の
下半部の形状と対応する形状をなし、各空所22e,2
2fの下部壁面であって、アーム2の基端部寄りの位置
には係止部材23,24の軸部23b,24bを係入さ
せる凹孔22gが夫々形成されている。22hは円筒部
22aを上部構成部材21の円筒部21aと一体化する
ための固定爪である。
【0032】一方、上部構成部材21は基端部に同じく
連結部の一部を構成する厚肉の円筒部21aを備え、下
部構成部材22と対向する下面中央に沿って、図27に
示す如く半円筒形をなすガイド溝21bを備え、また両
側には長手方向に所定間隔で下部構成部材22の各係入
溝22c,22dに係合する複数の固定爪21c,21
dを備え、またこれら各固定爪21c間,21d間には
下部構成部材22の空所22e,22f夫々と対応する
位置に、係止部材23,24の上半部を収容するため、
その形状と対応する形状の空所21e,21fが設けら
れ、この各空所21e,21fの壁面には下部構成部材
22の空所22e,22fにおける凹孔22gと対応す
る各位置に凹孔21gが形成されている。
【0033】円筒部21aには前記下部構成部材22の
円筒部22aに突設した固定爪22hを係入させる係止
孔21hが、また円筒部22aの内周面には図3に示す
如く各支持杆12a〜12dの周面に設けた突条12h
が嵌り込む複数の凹条21jが夫々形成されている。ま
た上部構成部材21の上面には図3,図4に示す如くそ
の長手方向の複数箇所に所定間隔で凹所21kを形成す
ると共に、この凹所21kの前,後端には上部構成部材
21の全幅にわたって突条21mを形成してハンガーH
(図1参照)のフック等を掛けることが出来るようにな
っている。
【0034】前記左, 右の空所21e,21fと22
e,22fとの位置はアーム2の長手方向に適長ずらせ
て形成してあり、ここに配設される係止部材23と、2
4との位置もアーム2の長手方向においてずれるように
してある。
【0035】係止部材23,24は断面矩形の杆状をな
し、基端部には図28,図29に示す如く上,下に軸部
23a,23b、24a,24bが突設され、また基端
末には操作杆25と連繋させるための球形突部23c,
24cが基端部の斜め後方に向けて突設され、更に先端
部には被吊り下げ物が滑り落ちるのを防ぐための係止部
23d,24dが形成されている。
【0036】操作杆25は、図27,図28に示す如く
断面円形の杆状に形成され、長手方向に略一定間隔を隔
てて、一組づつの断面円弧状をなす凹溝25a,25b
が複数組形成され、また基端部にはくびれ部25cを隔
てて、摘子部25dが設けられている。各凹溝25aに
は図29に示す如く係止部材23の、また凹溝25bに
は係止部材24の各球形突部23c,24cが係合せし
められ、操作杆25をアーム2内で前,後に移動させる
ことで係止部材23,24が図29(b)に示す使用位
置と、図29(a)に示す不使用位置とに回転移動せし
められるようになっている。操作杆25はそのくびれ部
25cがアーム2の先端部であって、ガイド溝21b,
22bの内周面に形成した段差部21i,22iに係止
されて抜け止めされる。
【0037】このようなアーム2は先ず下部構成部材2
2のガイド溝22b上に操作杆25を配置し、そのくび
れ部25cをガイド溝22bの段差部22iに当接させ
ておく。次に下部構成部材22の各空所22e,22f
内に係止部材23,24をセットする。即ち各係止部材
23,24の下側の軸部23b,24bを下部構成部材
22における各凹孔22gに係入させ、また各係止部材
23,24の球形突部23c,24cを操作杆25の凹
溝25a,25bに夫々係入させる。
【0038】この状態で上部構成部材21の各固定爪2
1c,21dを下部構成部材22の各係入溝22c,2
2dに係合させると同時に、下側構成部材22の固定爪
22hを上部構成部材21の孔21hに係入させて抜け
止めする。これによって操作杆25は上,下構成部材2
1,22のガイド溝21b,22bにて摺動可能に抱持
され、またそのくびれ部25cはガイド溝21b,22
bの段差部21i,22i間にて摺動可能に抱持され
る。同時に各係止部材23,24の上側の軸部23a,
24aも夫々上部構成部材21の凹孔21gに係入し、
係止部材23,24は上,下構成部材23,24の凹孔
21g,22gにて軸支されることとなる。
【0039】次にこのような吊り下げ具の動作及び使用
態様を説明する。先ず図1において、取付部材1の操作
螺杆16の摘子16aを回転させ、可動挟持片15を
上,下移動させ、固定挟持片14との間の間隔を開き、
被取付対象部をこの間に挟み込み、摘子16aを反転し
て被取付対象部を可動挟持片15と固定挟持片14との
間に挟持させ、取付部材1を被取付対象部に固定する。
被取付対象部としては室内の、例えば机の縁,椅子の背
もたれ部、テーブル,茶箪笥の縁等いずれでもよい。
【0040】このとき取付部材1はヘッド部11に設け
てある連結部たる支持杆12a〜12dのいずれかが上
方を向くように取り付けるのが望ましい。上を向いた一
の支持杆12a〜12dにアーム2の基端部に設けてあ
る円筒部21a,22aを嵌め込む。これによって支持
杆12a〜12dの杆状部12e周面に形成してある突
条12hが円筒部21aの内周面に形成してある凹条2
1jに嵌り込み、アーム2の自由回転が阻止される。勿
論、アーム2を支持杆12a〜12dの回りに強く押し
回せば、アーム2の円筒部21aに設けてある他の凹条
21jに支持杆12a〜12dの周面の突条12hが係
合することで、アーム2は所定角度づつ回転位置決めし
得る。
【0041】この状態で操作杆25の摘子部25dを引
張ることで操作杆25が図29(a)に示す位置から図
29(b)に示す如く前方側に引き出され、これに伴っ
て各凹溝25a,25bに球形突部23c,24cが係
合している各係止部材23,24が、軸部23a,23
b、24a,24b回りに回転し、図29(a)に示す
不使用時の収納位置から外方に振り出され、使用位置へ
移動せしめられる。各係止部材23,24に図1に示す
如く洗濯物Gを係止させることで、干すことが可能とな
る。勿論他のハンガーH等に掛けた干し物はハンガーH
のフックをアーム2の上部構成部材21に設けられてい
る突条21m間の凹所21kに係止させることで、干す
ことが出来る。
【0042】不使用時の場合には操作杆25をアーム2
内に押し込めば、操作杆25がアーム2内に退入して、
操作杆25に係合する各係止部材23が空所21e,2
2e、21f,22f内に収容される。アーム2を邪魔
にならないよう支持杆12a〜12d回りに回転させ
て、例えば壁面側に近づけて収納してもよいし、また一
旦アーム2を取付部材1の支持杆12a〜12dから引
き抜いて、他の方向に向いている支持杆に付け変えるこ
とで、より邪魔にならない態様にしておくことも可能で
ある。勿論取付部材1を含めて全体を被取付対象部から
取り外して収納してもよい。
【0043】
【発明の効果】第1の発明にあっては、被取付対象部に
対する取付部材の取付姿勢に応じてアームの連結位置を
選択し、アームを適正な姿勢で取付部材に連結すること
が出来るから、取付対象部を広く選択出来、また係止部
材を備えたアームを取付部材に対して回転させることで
乾燥に適した方向にアームを回転し、不使用時には邪魔
にならない向きにアームを回転させておくことが出来
る。
【0044】第2の発明にあっては、取付部材に対する
アームの連結位置を変えることで、アームの向きを変え
ることが出来るから、被取付対象部に対する取付部材の
取付姿勢に応じた姿勢でアームを適正な向きに連結せし
め得る。
【0045】第3の発明にあっては、連結部,被連結部
のうち、一方は凸部、また他方はこれに係脱する凹部と
することで簡単な構成で確実に取付部材に対しアームを
係脱させることが可能となる。
【0046】第4の発明にあっては、アームの両側に係
止部材を備えるから、係止部材の数が多く、より多くの
被吊り下げ物を吊り下げ得る。
【0047】第5の発明にあってはアームの両側におけ
る係止部材の取付位置をアームの長手方向にずらせてあ
るから、被吊り下げ物相互の間の間隔が広くなり、相互
の接触が少なく、また干し物等の場合には乾燥を早め得
る。
【0048】第6の発明にあってはアームの上面に他の
ハンガーのフック等を掛けることが出来て、小物のみな
らず各種の被吊り下げ物を複数を吊り下げることが可能
となる。
【0049】第7の発明にあっては、係止部材はアーム
の内,外出に出,入し得るように設けてあるから、不使
用時には嵩張らず、コンパクトに出来て収納が容易でス
ペースを取らない。
【0050】第8,第9の発明にあっては、操作杆の操
作によって片手で係止部材を使用位置と不使用位置とに
移動せしめ得て手際よく洗濯物等を干し、また収納する
ことが出来る。
【0051】第10の発明にあっては操作杆と各係止部
材とは係合凸部と係合凹部との嵌め合わせによって連繋
されるから、結合構造が簡単でコンパクト化が可能とな
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係る吊り下げ具の使用時の状態を示す
斜視図である。
【図2】同じくその正面図である。
【図3】同じくその平面図である。
【図4】同じくその右側面図である。
【図5】同じくその左側面図である。
【図6】同じくその下面図である。
【図7】同じくその背面図である。
【図8】不使用時の状態を示す正面図である。
【図9】同じくその平面図である。
【図10】同じくその右側面図である。
【図11】同じくその左側面図である。
【図12】同じくその下面図である。
【図13】同じくその背面図である。
【図14】取付部材の正面図である。
【図15】同じくその平面図である。
【図16】同じくその右側面図である。
【図17】同じくその下面図である。
【図18】同じくその背面図である。
【図19】可動挟持片の右側面図である。
【図20】同じくその平面図である。
【図21】同じくその背面図である。
【図22】アームの正面図である。
【図23】同じくその平面図である。
【図24】同じくその左側面図である。
【図25】同じくその下面図である。
【図26】同じくその背面図である。
【図27】図23のa−a線による拡大断面図である。
【図28】アームの分解斜視図である。
【図29】係止部材と操作杆との連結状態を示す説明図
である。
【符号の説明】
1 取付部材 2 アーム 10 基体 11 ヘッド部 12a〜12d 支持杆 12h 突条 13 ガイド溝 14 固定挟持片 15 可動挟持片 21 上部構成部材 22 下部構成部材 23,24 係止部材 25 操作杆

Claims (10)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 一端部に連結部を備えたアームと、該ア
    ームの連結部をアームの回転が可能なよう連結する複数
    の被連結部及び被取付対象部に対し着脱可能に取り付け
    る取付部を備えた取付部材と、前記アームの長手方向に
    間隔を隔てて設けられ、被吊り下げ物を吊り下げる複数
    の係止部材とを備えることを特徴とする吊り下げ具。
  2. 【請求項2】 前記取付部材の複数の被連結部は、夫々
    異なる方向に向けて備えられていることを特徴とする請
    求項1記載の吊り下げ具。
  3. 【請求項3】 前記連結部及び被連結部の一方は凸部、
    また他方は前記凸部に係入する凹部であることを特徴と
    する請求項1記載の吊り下げ具。
  4. 【請求項4】 前記係止部材は、アームの両側に沿って
    備えられていることを特徴とする請求項1記載の吊り下
    げ具。
  5. 【請求項5】 前記係止部材は、アームの両側にアーム
    の長手方向に位置をずらせて備えられていることを特徴
    とする請求項1記載の吊り下げ具。
  6. 【請求項6】 前記アームはその上面にハンガーのフッ
    クを係止させる係止凹部を備えることを特徴とする請求
    項1記載の吊り下げ具。
  7. 【請求項7】 前記係止部材はアームの側方に張り出し
    た使用位置とアーム内に収容された不使用位置とに移動
    可能に設けられていることを特徴とする請求項1記載の
    吊り下げ具。
  8. 【請求項8】 前記アームには、前記係止部材をその使
    用位置と不使用位置とに移動させる操作杆を備えている
    ことを特徴とする請求項7記載の吊り下げ具。
  9. 【請求項9】 前記操作杆は、アーム内にその長手方向
    に摺嵌せしめられ、その摘子部はアームの先端部から外
    方に突き出されていることを特徴とする請求項8記載の
    吊り下げ具。
  10. 【請求項10】 前記操作杆の周面と、前記各係止部材
    の基端部とのいずれか一方に係合凹部を、他方に係合凸
    部を設けて相互に連繋せしめてあることを特徴とする請
    求項7又は8に記載の吊り下げ具。
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