JP2003225498A - 室内用物干し具等に於ける支持部材と吊掛棒の着脱機構 - Google Patents

室内用物干し具等に於ける支持部材と吊掛棒の着脱機構

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JP2003225498A
JP2003225498A JP2002026488A JP2002026488A JP2003225498A JP 2003225498 A JP2003225498 A JP 2003225498A JP 2002026488 A JP2002026488 A JP 2002026488A JP 2002026488 A JP2002026488 A JP 2002026488A JP 2003225498 A JP2003225498 A JP 2003225498A
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Yasuhiro Tochino
康弘(トチノ ヤスヒロ) 栩野
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 室内の天井から懸架するタイプの室内用物干
し具に於ける支持部材と吊掛棒の着脱機構に関するもの
であり、該着脱機構は構成が簡単で安価に製作でき、取
扱が簡単且つ容易である。 【構成】 天井に固着される支持部材4、該支持部材4
に設けられた嵌合孔12及び固定溝19、並びに該支持
部材4の嵌合孔12に装着され勘合するように構成され
た吊掛棒、該吊掛棒5の先端部に球形フック14及び係
止突部15,15’からななる支持部材4への嵌合部を
設けた室内用物干し具等に於ける支持部材と吊掛棒の着
脱機構。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、室内の天井等から
懸架するタイプの室内用物干し具等に於ける支持部材と
吊掛棒の着脱機構に関するものであり、該着脱機構は天
井等に固着された支持部材に吊掛棒又は紐を簡単且つ容
易に取り付け、また取り外しできるもので、前記支持部
材に嵌合される吊掛棒等を介して物干し竿やドライハン
ガーが懸装されて使用されるため、必要時には簡単且つ
容易に取り付け可能で、使用後は支持部材より懸架され
る吊掛棒並びに物干し竿等を、できるだけ目立たなく片
づけることができる室内用物干し具における支持部材と
吊掛棒の新規な着脱機構を提供するものである。
【0002】
【従来の技術】室内の天井に支持具を固着し、該支持具
に吊掛具を着脱自在に係合、懸架することにより物干し
具や観葉植物や絵画等を吊り下げて使用する吊掛装置が
特開平6−121725号に提案されている。
【0003】特開平6−121725号においては、支
持具と吊掛具から成る吊掛装置であって、支持具は、挿
入孔を設けた基体の中に可動の抜止具と、係合部を設け
た伝達具とを有し、該抜止具は、伝達具によって動かさ
れて挿入孔の一部を閉塞する閉塞部を有して成り、吊掛
具は、引掛部を設けると共に、一端部に、挿入孔から挿
入可能な挿入部を設け、該挿入部には、伝達具の係合部
に係合させて回動することによって伝達具を動かすこと
ができる駆動部を設けて成り、吊掛具の駆動部が伝達具
を介して抜止具を動かして挿入孔の一部を閉塞すること
によって挿入部を抜け止めし、吊掛具を支持具に支持で
きるようにして成るか、あるいは、支持具と吊掛具から
成る吊掛装置にあって、支持具は、挿入孔を設けた基体
の中に可動の抜止具を有し、該抜止具は係合部を有する
と共に動くことによって挿入孔の一部を閉塞する閉塞部
を有して成り、吊掛具は、引掛部を設けると共に、一端
部に、挿入孔から挿入可能な挿入部を設け、該挿入部に
は、抜止具の係合部に係合させて回動することによって
抜止具を動かすことができる駆動部を設けて成り、吊掛
具の駆動部が抜止具を動かして挿入孔の一部を閉塞する
ことによって挿入部を抜け止めし、吊掛具を支持具に支
持できるようにして成るものである。
【0004】斯くして、上述の従来装置にあっては、天
井に固着される支持具と吊掛具との着脱機構が複雑で、
部品数が多いため、製作コストが掛かり高価な装置に成
ってしまう。また、室内に設置される物干し具は、にわ
か雨や梅雨時等に臨時の洗濯物干場を提供する意味合い
が大きく、子供からお年寄りまで、必要時には簡単且つ
容易に設置可能で、使用後は、できるだけ目立たなく片
づけることができる室内用物干し具が要望されていた。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】本発明は上述の点に鑑
みてなされたもので、より簡単な機構で壊れにくく、安
価であり且つ、必要時には簡単且つ容易に設置可能で、
使用後は、容易にまたできるだけ目立たなく片づけるこ
とのできる室内用物干し具に於ける支持部材と吊掛棒の
新規な着脱機構を提供することを目的としている。
【0006】
【課題を解決するための手段】上記の目的を達成するた
めに、本発明の室内用物干し具においては、天井にビス
等にて固着された支持部材に、簡単且つ容易に着脱でき
る嵌合部を設け、該嵌合部に吊掛棒の先端部を嵌合、懸
架して、該吊掛棒の下端部に物干し竿等の物干し具を装
架する。
【0007】具体的には、例えば、天井に一対の支持部
材を各々ビス等にて固着する。該支持部材には本発明に
て提案する着脱機構の嵌合部が設けられており、該それ
ぞれの嵌合部に吊掛棒等を懸装して、該吊掛棒間に物干
し竿又は物干し紐を装架する。尚、前記吊掛棒は伸縮自
在な構成とし長さ調整ができ、長さを調整することで物
干し竿の高さを可変とする他、天井に取り付けられた高
い位置にある支持部材の嵌合部に、子供や車椅子利用者
のように低い位置からであっても、吊掛棒の長さを調整
することにより、該吊掛棒の先端部を支持部材の嵌合部
に容易に嵌合することができる。
【0008】また本発明の着脱機構を使用した室内用物
干し具においては、天井支持部材をビスあるいは接着等
任意手段にて固着し、前記支持部材には吊掛棒の先端部
を嵌合することができる嵌合部が設けられているので、
必要ならば該支持部材の嵌合部に吊掛棒を懸架して、該
吊掛棒下端部に、物干し竿に代えて、洗濯バサミが複数
個予め並設されているドライハンガーを一個又は複数個
懸装できる。尚、前記吊掛棒は前述の使用例と同様、長
さを可変とし子供等低い位置からの操作も簡単に行える
ようにもできる。
【0009】
【発明の実施の形態及び実施例】発明の実施の形態を図
1及び図2に基づき使用の態様例から説明する。図1は
本発明の使用の一形態を示す説明図であり、1は天井ス
ラブ、2はスラブ下に懸装された木軸等からなる天井下
地材、3は天井下地材に装着された天井、4,4’は嵌
合部を有する支持部材、5,5’は支持部材に着脱自在
に懸装された伸縮自在の吊掛棒、該吊掛棒5,5’の下
端部にはリング6,6’を介して物干し竿7が保持され
ている。尚8は床を示している。
【0010】前記支持部材4,4’は天井3を介して天
井下地2内に構成される補強用裏打ち材9,9’にそれ
ぞれビスあるいは接着等(図示せず)により固着されて
いる。
【0011】斯くして本使用例においては、天井3に固
着された一対の支持部材4,4’にはそれぞれ吊掛棒
5,5’が着脱自在に懸装されているので、前記吊掛棒
5,5’と物干し竿6は不要時には、支持部材4,5か
ら取り外し片づけることができ、この場合天井3には支
持部材4,4’が残るのみで、室内空間は本来の使用目
的に沿った快適感が維持できる。
【0012】図2は図1と同様本発明使用の他の例を示
す説明図であり、同一符号は同一構成要素を示す。図2
において、吊掛棒5の嵌合部を有した支持部材4は天井
3を介して天井下地2内に構成される補強用裏打ち材9
にビス、接着等(図示せず)により固着されており、該
支持部材4には伸縮自在の吊掛棒5が着脱自在に懸装さ
れており、該吊掛棒5を介して洗濯バサミ10,10,
10・・・が複数個並設されている所謂ドライハンガー
11を懸装している。
【0013】図2の使用例は以上説明の通り、使用する
物干しの形態が、図1の物干し竿7のように必ず一対の
支持部材4,4’を必要とするのに対して、ドライハン
ガー11を使用するものであるから支持部材4は一個で
もまた複数個でもよい。
【0014】図1及び図2にて説明した吊掛棒5の嵌合
部を有する支持部材4,4’の取付位置、即ち天井下地
材2に内に構成される補強用裏打ち材9,9’は、予め
計画された位置に十分に耐重量を考慮して設けられ、施
工者が支持部材4,4’まで取り付けてしまうことや、
前記補強用裏打ち材9,9’を大きな部材として予め製
作しておき、該補強用裏打ち材9,9’の範囲を施工者
が明示しておき、後日、居住者が表示範囲内にて、必要
に応じ、任意に室内用物干し具を一対でも、又、それ以
上でも(物干し竿の場合)、又、一個でも複数個でも
(ドライハンガーの場合)設置できるのみならず、居住
者が耐重量を考慮して室内の任意の場所にビスや接着等
にて簡単に取り付けられことは、言うまでもない。
【0015】而して、本発明は図1及び図2にて説明し
た使用例にて実施され非常に有効な室内用物干し具の支
持部材と吊掛棒の着脱機構に関するもので、以下、図3
乃至図11に本発明の支持部材と吊掛具の嵌合機構を詳
説する。
【0016】図3乃至図5の第一の実施例において、図
3は天井に固着された支持部材4と、該支持部材4に嵌
合する吊掛棒5の形状を示す斜視拡大図、図4は支持部
材4の要部断面拡大図、図5(A)、(B)は着脱機構の
動作説明図を示している。
【0017】図3において、支持部材4はビス(図示せ
ず)等にて天井に固着されており、該支持部材4には嵌
合孔12を有している嵌合部13が設けてある。一方吊
掛棒5上端部には前記嵌合孔12に嵌脱できる球形のフ
ック14が形成され、該球形フック14には係止突部1
5,15’及び位置決め凹部16が穿設されている。
【0018】図4の支持部材4の要部断面図において、
12は嵌合孔、14は球形フック、15,15’は係止
突部、17,17’は板バネ、18,18’は天井にビ
ス等で固着されたベースプレート19’に回転させ前記
支持部材4を固定させるための螺合部である。
【0019】図4によれば、吊掛棒5が嵌合孔12に嵌
合され、90度回転した状態を示しており、球形フック
14の係止突部15,15’は嵌合孔12に嵌合した後
90度回転すると、板バネ17,17’を押しやり規定
位置に固定され、この状態で、支持部材4と吊掛棒5の
嵌合は完了しており、該吊掛棒5の下端部には物干し竿
7やドライハンガー11が懸装できる。
【0020】図5の(A),(B)は支持部材4に吊掛棒5
を着脱する操作を説明する側断面図であり、(A)は図
4のa−a’線断面を示し、(B)は図4のb−b’線断
面を示している。図4(A)は支持部材4に吊掛棒5を
嵌合した状態又は、支持部材4から吊掛棒5を取り外す
状態を示している。前記吊掛棒5の嵌合には、該吊掛棒
5を(A)図の状態で90度回転させることにより、
(B)図の如く嵌合孔12を挟んで設けられた固定溝1
9に球形フック14が係合して、支持部材4と吊掛棒5
の嵌合が図4の如くなされている。
【0021】尚、支持部材4と吊掛棒5の嵌合を取り外
すには、図4(B)図の状態より吊掛棒5を90度回転さ
せ、支持部材4と吊掛棒5の関係を(A)図の状態に戻
した後、吊掛棒5を下方に引くことにより行える。前記
支持部材4と吊掛棒5の着脱操作は吊掛棒5が嵌合孔1
2に挿着されたとき、位置決め凹部16がベースプレー
ト19’上に設けられた凸部20に嵌合することによ
り、正確に行える。
【0022】斯くして、本第一の実施例の室内用物干し
具に於ける支持部材と吊掛棒の着脱機構にあっては、天
井に固着された支持部材4の嵌合孔12に、球形フック
14を有した吊掛棒5を嵌合して、90度回転させるの
みで、前記支持部材4に吊掛棒5を確実に懸装できる。
また、懸装した吊掛棒5を取り外すには、吊掛棒5を更
に90度回転した上で、下方に引くだけで、簡単且つ容
易に行える。
【0023】図6乃至図8は第二の実施例を示すもの
で、図6は天井に固着された支持部材4と、該支持部材
4に嵌合する吊掛棒5の形状を示す斜視拡大図、図7は
支持部材4の要部断面拡大図、図8(A)、(B)、
(C)は着脱機構の動作説明図を示している。
【0024】尚、説明の重複・煩雑さを避けるため、こ
こには第二実施例を変形したもの(円盤形フック21下
部にカム22,22’が設けられているもののみ)を説
明/図示することとし、理解の容易な、該カム22,2
2’を設けず、単に円盤形フック21が係止部23,2
3’に係止され支持部材4と吊掛棒5の嵌合が行われる
だけの形態は、特に説明を加えることはしない。
【0025】図6において、支持部材4はビス(図示せ
ず)等にて天井に固着されており、該支持部材4には嵌
合孔12が穿たれている。一方、吊掛棒5上端部には、
前記嵌合孔12に嵌脱できる円盤形状のフック21、該
円盤形フック21下部にはカム22,22’が設けられ
ている。
【0026】図7の支持部材4の要部断面図において、
12は嵌合孔、21は吊掛棒5の先端に設けられた円盤
形状のフック、22,22’は円盤形状のフック21下
部に位置するカム、23,23’は支持部材4に内蔵さ
れた円盤形状のフック21の係止部であり、該係止部2
3,23’はそれぞれスプリング24,24’にて前記
係止部23,23’を常時押圧しており、円盤形状のフ
ック21の首部分を挟持している。なお18,18’は
天井にビス等にて固着されたベースプレート19’に前
記支持部材4を回転固定させるための螺合部である。
【0027】また、図7は支持部材4に穿たれた嵌合孔
12に嵌合され、スプリング24,24’の押圧作用に
より係止部23,23’にて円盤形状のフック21の首
部分を挟持され、該円盤形状のフック21の円盤部は係
止部23,23’上に突き出て係止されいる状態を示
し、この状態で、支持部材4と吊掛棒5の嵌合は完了し
ており、該吊掛棒5の下端部には物干し竿7やドライハ
ンガー11が懸装できる。
【0028】図8の(A)、(B)、(C)は支持部材4
に吊掛棒5を着脱する操作を説明する側断面図である。
(A)は支持部材4の嵌合孔12に、吊掛棒5を挿入
し、係止部23,23’上に円盤形状のフック21が係
止され、前記図7の状態で支持部材4と吊掛棒5の嵌合
が行われている状態を示す。
【0029】図8(B)、(C)は吊掛棒5を取り外す動
作説明図で、図8(A)の状態より今度は吊掛棒5を9
0度回転させると、円盤形状のフック21下部に設けら
れているカム22,22’が、支持部材4に内蔵された
係止部23,23’を圧縮して(B)、上部に位置する
円盤形状のフック21の狭持を(C)図の如く開放するこ
とになる。
【0030】このように、本実施例の室内用物干し具等
に於ける支持部材と吊掛棒の着脱機構にあっては、天井
に固着された支持部材4の嵌合孔12に円盤形状のフッ
ク21とカム22,22’を有した吊掛棒5を嵌合する
のみで、前記支持部材4に吊掛棒5を簡単且つ容易に懸
装できる。また、懸装した吊掛棒5を取り外すには、吊
掛棒5を90度回転して、下方に引くだけで、簡単且つ
容易に行える。尚、円盤形状のフック21下部に設けら
れているカム22,22’が存することにより、懸装さ
れた吊掛棒5が、支持部材4から、人の意識しない不注
意・不用意な接触程度で簡単に脱落するようなことはな
い。
【0031】図9乃至図11は第三の実施例を示すもの
であって、図9は天井に固着された支持部材4と、該支
持部材4に嵌合する吊掛棒5の形状を示す斜視拡大図、
図10は支持部材4の要部断面拡大図、図11(A)、
(B)は着脱機構の動作説明図を示している。
【0032】図9において、支持部材4はビス(図示せ
ず)等にて天井に固着されており、該支持部材には嵌合
溝25が幅広に刻設されている。一方、吊掛棒5上端部
には円盤形状のフック21が設けられており、該円盤形
状のフック21は前記嵌合溝25に嵌合して、支持部材
4に懸装可能である。
【0033】而して、図10の支持部材4の要部断面図
において、25は嵌合溝、21は円盤形状のフック、1
7,17’は板バネ、18,18’は天井にビス等で固
着されたベースプレート19’に前記支持部材4を回転
させ固定させるための螺合部である。(尚、この板バネ
17,17’の素材は、必ずしも金属に限らず、弾性の
ある合成樹脂等、弾性のある素材であれば特に限定され
る必要はない。)
【0034】図10は嵌合溝25に嵌合され、板バネ1
7,17’を押しやり規定位置に固定された吊掛棒5の
状態を示し、この状態で支持部材4と吊掛棒5の嵌合は
完了しており、該吊掛棒5の下端部には物干し竿7やド
ライハンガー11が懸装できる。
【0035】図11(A)、(B)は支持部材4に吊掛棒5
を着脱する操作を説明する側断面図であり、(A)は支持
部材4の嵌合溝25に吊掛棒5先端部の円盤形状フック
21を挿入して、板バネ17,17’を押しやり規定位
置の固定溝19に係合して、支持部材4と吊掛棒5が嵌
合している状態を示している。
【0036】また、支持部材4と吊掛棒5の嵌合を取り
外すには、(A)の状態にて、吊掛棒5を上部に押し上
げ、(B)の如く吊掛棒5先端部の円盤形状のフック21
を嵌合溝25に沿って嵌合時と逆方向に摺動すること
で、簡単に行える。
【0037】斯くして、本実施例の室内用物干し具等に
於ける支持部材と吊掛棒の着脱機構にあっては、天井に
固着された支持部材4の嵌合溝25に沿って円盤形状の
フック21を有した吊掛棒5を摺動させて、前記支持部
材4の中央部に位置する固定溝19に係合させるのみ
で、前記支持部材4に吊掛棒5を簡単且つ確実に懸装で
きる。また、懸装した吊掛棒5を取り外すには、吊掛棒
5を上部に押し上げ嵌合溝25に沿って移動させること
で、簡単且つ容易に行えることとなる。
【0038】
【発明の効果】本発明は上述したように室内の天井等か
ら懸装するタイプの物干し具等における支持部材と吊掛
棒の着脱機構に関するものであり、本発明の着脱機構は
天井に固定された支持部材に吊掛棒を容易に取り付け、
且つまた容易に取り外しできるもので、前記支持部材に
嵌合される吊掛棒を介して、物干し竿や物干し紐、また
ドライハンガーが懸装されて使用されるため、必要時に
は素早く容易に取り付けが可能で、また使用後は支持部
材より懸架される吊掛棒を素早く又簡単に取り外しでき
ることから、該吊掛棒を介して装架される物干し竿等を
素早く片づけることができるという顕著な効果を有す。
【0039】また、本発明の支持部材と吊掛棒着脱機構
は従来装置に比較して構造が簡単であり、且つ部品数が
少ないため製作コストを安価とすることができ、また取
扱方法も極めて簡単なものに改善された。のみならず、
本発明は、必要に応じては、屋外(例えばベランダ天井
や外壁面)に実施することも可能ではある。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の室内用物干し具使用例説明図である。
【図2】本発明の他の室内用物干し具使用例説明図であ
る。
【図3】乃至
【図5】は本発明の第一の実施例を説明する図であり、
【図3】は斜視拡大図、
【図4】は要部断面図、
【図5】は動作説明図である。
【図6】乃至
【図8】は本発明の第二の実施例を示す説明図であり、
【図6】は斜視拡大図、
【図7】は要部断面図、
【図8】は動作説明図である。
【図9】乃至
【図11】は本発明の第三の実施例を示す説明図であ
り、
【図9】は斜視拡大図、
【図10】は要部断面図、
【図11】は動作説明図である。
【符号の説明】
1 天井スラブ 2 天井下地材 3 天井 4、4’ 支持部材 5,5’ 吊掛棒 6,6’ リング 7 物干し竿 8 床 9 補助用裏打ち材 10 洗濯バサミ 11 ドライハンガー 12 嵌合孔 13 嵌合部 14 球形フック 15,15’係止突部 16 凹部 17,17’板バネ 18,18’螺合部 19 固定溝 19’ベースプレート 20 凸部 21 円盤形状のフック 22,22’ カム 23,23’ 係止部 24,24’ スプリング 25 嵌合溝

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 天井又は壁面に固着される支持部材4
    と、該支持部材4に設けられた嵌合孔12及び固定溝1
    9と、該支持部材4の嵌合孔12に嵌合するように構成
    された吊掛棒5と、該吊掛棒5の先端部に設けられた球
    形フック14並びに係止突部15,15’と、からなる
    支持部材4への嵌合部13、を設けたことを特徴とする
    室内用物干し具等に於ける支持部材と吊掛棒の着脱機
    構。
  2. 【請求項2】 前記嵌合孔12に、吊掛棒5を嵌合する
    に当り、該吊掛棒を略90度回転させることで確実な嵌
    合を可能とすることを特徴とする請求項1記載の室内用
    物干し具等に於ける支持部材と吊掛棒の着脱機構。
  3. 【請求項3】 天井又は壁面に固着される支持部材4
    と、該支持部材4に設けられた嵌合孔12及び該嵌合孔
    12内部に設けられスプリング24,24’にて吊掛棒
    5のフック21の首部分を挟持しうる係止部23,2
    3’と、該支持部材4の嵌合孔12に嵌合するように構
    成された吊掛棒5と、該吊掛棒5の先端部に設けられた
    円盤形状のフック21、とから成ることを特徴とする室
    内用物干し具等に於ける支持部材と吊掛棒の着脱機構。
  4. 【請求項4】 前記吊掛棒5の先端部に設けられた円盤
    形状のフック21に、下方へ連続したカム22,22’
    を設けたことを特徴とする請求項3記載の室内用物干し
    具等に於ける支持部材と吊掛棒の着脱機構。
  5. 【請求項5】 天井又は壁面に固着される支持部材4
    と、該支持部材4に設けられた嵌合溝25及び固定溝1
    9と、該支持部材4の嵌合溝25に嵌合するよう構成さ
    れた吊掛棒5と、該吊掛棒5の先端部に設けられた円盤
    形状のフック21、とから成ることを特徴とする室内用
    物干し具等に於ける支持部材と吊掛棒5の着脱機構。
  6. 【請求項6】 前記支持部材4に設けられた嵌合溝25
    内部に板バネ17,17’が設けられていることで、設
    置使用時の脱落を防止することを可能とすることを特徴
    とする請求項4記載の室内用物干し具等に於ける支持部
    材と吊掛棒の着脱機構。
JP2002026488A 2002-02-04 2002-02-04 室内用物干し具等に於ける支持部材と吊掛棒の着脱機構 Pending JP2003225498A (ja)

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* Cited by examiner, † Cited by third party
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JP2007044220A (ja) * 2005-08-10 2007-02-22 Molitec Steel Co Ltd 過負荷安全装置
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